JPH06126273A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH06126273A
JPH06126273A JP27691392A JP27691392A JPH06126273A JP H06126273 A JPH06126273 A JP H06126273A JP 27691392 A JP27691392 A JP 27691392A JP 27691392 A JP27691392 A JP 27691392A JP H06126273 A JPH06126273 A JP H06126273A
Authority
JP
Japan
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water
cartridge
solenoid valve
flow rate
life
Prior art date
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Pending
Application number
JP27691392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Suematsu
真二 末松
Fumiya Kitayama
文哉 北山
Harumi Higashijima
春己 東島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁の通水時間を積算するのみの簡便な構
成でカートリッジの寿命を正確に検出し表示できる小型
で低コストの浄水器を提供することを目的とする。 【構成】 浄水材を有するカートリッジ3と、このカー
トリッジ3に給水する電磁弁4とを設ける。そしてこの
電磁弁4の開閉動作を制御しかつこの電磁弁4の開時間
を積算する制御回路10と、積算された時間が設定時間
になって前記カートリッジ3の寿命がきたことを表示す
る表示素子9とを設けたものである。また、このカート
リッジ3の通水量を一定量に制御する定流量手段として
の定流量弁11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浄水器に係り、詳しく
は、浄水機能を有するカートリッジの寿命がきたことを
表示できる手段を備えた浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭やオフィスなどで手軽に使用
される小型コンパクトな浄水器が次第に普及してきてい
る。次に図6を参照しながら、従来の浄水器を説明す
る。
【0003】図6は従来の浄水器の構成図である。図に
おいて、1は水道水などの原水を供給する給水管で、こ
の給水管1は通水量を調整するための手動水栓2に接続
されている。この手動水栓2の下流には浄水機能を有す
るカートリッジ3への給水を開閉するための電磁弁4が
設けられている。カートリッジ3は浄水材を有し、電磁
弁4の下流に設けられて水道水などの原水を濾過して浄
水するようになっている。さらにこのカートリッジ3は
通水量を検出する流量スイッチ5に接続され、この流量
スイッチ5の下流は吐出管6に接続されている。一方、
電磁弁4にはこの電磁弁4及び前記流量スイッチ5から
送信されてくる電気信号によってそれぞれ電磁弁4の開
閉及びカートリッジ3の寿命を検出するための制御回路
7が接続され、さらにこの制御回路7には電磁弁4を開
閉動作させるための操作スイッチ8及びLEDなどの表
示素子9が接続されている。
【0004】このように構成された浄水器で浄水を行う
場合は、操作スイッチ8を操作すると電磁弁4が開いて
水道水が給水管1と電磁弁4を通ってカートリッジ3に
入り、このカートリッジ3で混濁物と残留塩素が除去さ
れて水道水は浄水される。そして、カートリッジ3で浄
水された水は流量スイッチ5を通り吐出管6より給水さ
れる。
【0005】このとき、浄水の給水量が適量例えば6
〔リットル/min〕となるように、水量調整用の手動
水栓2で予め水量を調整しておく。そして、カートリッ
ジ3の浄水能力の低下すなわち寿命の検出は、流量スイ
ッチ5で検出された水量が一定の水量以下例えば3〔リ
ットル/min〕以下となった時点でカートリッジ3の
寿命と判定し、その旨表示素子9で表示をしていた。
【0006】この従来の浄水器のタイムチャートを図7
に、また動作のフローチャートを図8に示す。図7にお
いて、(a)に示すように電磁弁4が開状態のとき
(b)に示すように通水され、また(c)に示すように
残留塩素と混濁物はカートリッジ3内で除去されるが、
長期間使用する間にカートリッジ3による残留塩素の除
去率は徐々に低下していき、また水量も次第に低下して
いく。しかし、(c)(d)に示すように残留塩素の除
去率が90%以下になって除カルキ能力の寿命がつきて
も、通水量が設定値以下にならない限り寿命表示はされ
ないようになっている。
【0007】この従来の浄水器で浄水を行うときは、図
8に示すように操作スイッチ8を操作すると電磁弁4が
開き(ステップ1、ステップ2、ステップ3)、混濁物
と残留塩素の含まれた水道水等の原水は給水管1から手
動水栓2を通りこの電磁弁4を通ってカートリッジ3に
送られる。このカートリッジ3には浄水材が装填されて
いるので原水中の混濁物と残留塩素はここで除去される
が、このカートリッジ3に混濁物が蓄積されるにつれて
通水量が徐々に低下して混濁物の除去能力が低下する。
そして通水量が設定値の3〔リットル/min〕となっ
た時点で流量スイッチ5でカートリッジ3の寿命がきた
ことを検出し、制御回路7に信号を送り表示素子9でそ
の旨表示する(ステップ4、ステップ5)。なお、操作
スイッチ8を操作しなければ電磁弁4は閉じた状態にあ
り、通水は行われない(ステップ6)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カート
リッジ3で除去する水道水の成分は混濁物と残留塩素で
あるが、減少した通水量の検出によってカートリッジ3
の浄水能力低下を検出できるのは、混濁物の除去による
浄水能力の低下で場合だけであって、残留塩素の除去に
よる浄水能力の低下すなわちカートリッジ3の寿命の検
出は不可能であった。
【0009】したがって従来手段では、水道水の水質が
混濁物の成分が多く残留塩素の少ない場合はよいが、最
近のように水質の悪化により残留塩素が多くなっている
場合には通水量が減少しないうちに残留塩素の除去能力
が低下してカートリッジ3の浄水寿命(残留塩素の除去
率90%以下)となっているのに、それをカートリッジ
3の寿命と判定しないという不都合が生じていた。
【0010】一方、水道水の水質に関係なく混濁物と残
留塩素とを両方検出できるように浄水器を構成すると、
コストが高くつくうえに大型化し、家庭用としては採用
出来ないという問題点があった。また、水量調整用の手
道水栓2で予め給水量を調整しておいても給水圧の変動
によってカートリッジ3を通る通水量が変動し、浄水が
効率よく行われるための適量の通水量を維持することが
困難であるという問題点もあった。
【0011】そこで本発明は、水道水等の原水に含まれ
る混濁物と残留塩素を除去して浄水するカートリッジの
浄水能力の寿命を確実に検出し、しかも装置を小型化し
低コスト化できる浄水器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、浄水材を有す
るカートリッジと、このカートリッジに給水する電磁弁
とを設ける。そしてこの電磁弁の開閉動作を制御しかつ
この電磁弁の開時間を積算する制御回路と、積算された
時間が設定時間になって前記カートリッジの寿命がきた
ことを表示する表示素子とを設けたものである。また、
このカートリッジの通水量を一定量に制御する定流量手
段を設けたものである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、水道水等の原水に含まれる
残留塩素を除去するカートリッジの除去能力の寿命を制
御回路と表示素子で表示でき、またカートリッジの通水
量を一定量に制御する定流量手段を設けることにより、
カートリッジの浄水機能に最適量の通水を行い浄水効果
をあげることができる。
【0014】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。なお、従来の浄水器と同一部品は同一符号を
付すことにより説明を省略する。
【0015】図1は本発明の一実施例の浄水器の構成を
示す。図においてカートリッジ3は吐出管6に直接接続
されており、従来の浄水器に設けられていた流量スイッ
チは設けられない構成となっている。また、このカート
リッジ3の上流側に設けられた電磁弁4にはこの電磁弁
4の開閉及びカートリッジ3の寿命を検出するための制
御回路10が接続され、さらにこの制御回路10には電
磁弁4を開閉動作させるための操作スイッチ8及びLE
Dなどの表示素子9が接続されている。
【0016】図2はタイムチャートであり、次にこのタ
イムチャートを参照しながら動作を説明する。図2にお
いて、(a)に示すように電磁弁4が開いているときの
み(b)に示すように通水されて(c)に示すようにそ
のタイムがカウント積算され、これにともなって残留塩
素の除去能力は(d)に示すように徐々に低下する。残
留塩素の除去率が90%になった時点がカートリッジ3
の実際の寿命であるが、(e)に示すようにこのカート
リッジ3の実際の寿命より少し以前の時点でその旨表示
できるようにタイマーカウントの設定値(例えば100
0min)を予めセットしておく。
【0017】図3は動作のフローチャートである。水道
水が供給される給水管1側の手動水栓2は、浄水に適量
な6〔リットル/min〕に予め調整され開弁されてい
る。操作スイッチ8を操作すると電磁弁4が開き(ステ
ップ1、ステップ2、ステップ3)、水道水が給水管1
と電磁弁4を流れて制御回路10によりタイムがカウン
トアップされる(ステップ4)。水道水に含まれる混濁
物と残留塩素はこのカートリッジ3に装填された浄水材
によって除去され水道水は浄水される。カートリッジ3
で浄水された水は吐出管6を通って流し台の蛇口から給
水される。
【0018】通水に伴ってカートリッジ3の浄水能力は
徐々に低下し、上記のようにタイマーが設定値1000
minを積算したときに残留塩素の除去率は90%近く
まで低下するので(図2(c)(d)参照)、この時点
でカートリッジ3の寿命がきたことが表示素子9で表示
される(ステップ6)。通水に伴ってカートリッジ3に
は混濁物が蓄積されて通水量が減少するとともに、混濁
物の除去能力も低下するが、一般にカートリッジ3の混
濁物除去能力は残留塩素の除去能力より寿命が長いた
め、残留塩素の除去能力によってカートリッジ3の寿命
を設定しておくとことによりカートリッジ3の寿命を問
題なく検出し表示できる。なお、操作スイッチ8を操作
しないときは電磁弁4は閉じた状態のままである(ステ
ップ7)。
【0019】図4は本発明の他の実施例の構成図、図5
はタイムチャートである。この実施例においては、手動
水栓の代わりに定流量手段としての定流量弁11を設け
ることによって、給水管1の水圧が変動してもまたカー
トリッジ3の通水性が悪くなっても通水量は一定水量に
制御される。したがって、浄水効果に最適の通水量であ
る4〔リットル/min〕となるように通水量を制御で
き、カートリッジ3の浄水能力を向上させることができ
る。図5のタイムチャートにおいて(b)に示すように
通水量は定流量弁11によって浄水効果に最適の通水量
である4〔リットル/min〕に維持されている。
(a)(c)(d)(e)は図2の場合と同様である。
したがって通水量4〔リットル/min〕に維持されて
いる場合はタイマーカウント1000minの時点でカ
ートリッジ3の残留塩素除去率90%となり、したがっ
てこの時点でカートリッジ3の寿命が尽きる。
【0020】本発明においては、従来例と比較した場
合、通水時間を積算カウントする制御回路を設け、ある
いは手動水栓を定流量弁等に置き替えるだけの簡便な構
成となっており、しかも混濁物除去能力の低下を検出す
るための流量スイッチを不要にできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、通水時間を積算する制御回路
を設けるのみの簡便な構成によって、従来必要だった流
量スイッチも不要となり、低コストかつ小型の浄水装置
でカートリッジの浄水寿命を確実に検出し表示する浄水
器を得ることができ、さらには定流量手段を設けること
によって浄水に最適量の通水量を維持できるので、浄水
効果が向上するとともにカートリッジを無駄なく使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浄水器の構成図
【図2】本発明の一実施例に係る浄水器のタイムチャー
【図3】本発明の一実施例に係る浄水器のフローチャー
【図4】本発明の他の実施例に係る浄水器の構成図
【図5】本発明の他の実施例に係る浄水器のタイムチャ
ート
【図6】従来の浄水器の構成図
【図7】従来の浄水器のタイムチャート
【図8】従来の浄水器のフローチャート
【符号の説明】
3 カートリッジ 4 電磁弁 9 表示素子 10 制御回路 11 定流量弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄水材を有するカートリッジと、このカー
    トリッジに給水する電磁弁と、この電磁弁の開閉動作を
    制御しかつこの電磁弁の開時間を積算する制御回路と、
    積算された時間が設定時間になって前記カートリッジの
    寿命がきたことを表示する表示素子とを備えたことを特
    徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】前記カートリッジの通水量を一定量に制御
    する定流量手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の浄水器。
JP27691392A 1992-10-15 1992-10-15 浄水器 Pending JPH06126273A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052531A1 (ja) * 2009-10-27 2011-05-05 パナソニック電工株式会社 水処理装置
CN117804768A (zh) * 2024-03-01 2024-04-02 佛山市芯耀环保科技有限公司 废水阀的寿命测试方法及系统

Cited By (3)

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