JPH06125925A - 歯科診療室における歯科器具用滅菌システム - Google Patents

歯科診療室における歯科器具用滅菌システム

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JPH06125925A
JPH06125925A JP27706392A JP27706392A JPH06125925A JP H06125925 A JPH06125925 A JP H06125925A JP 27706392 A JP27706392 A JP 27706392A JP 27706392 A JP27706392 A JP 27706392A JP H06125925 A JPH06125925 A JP H06125925A
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道夫 戸田
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正治 吉川
Koji Yamane
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Abstract

(57)【要約】 【目的】歯科診療室内における歯科用器具に対する滅菌
を移動可能な滅菌手段により滅菌することができる新規
な滅菌システムに関する。 【構成】診療室内を移動できる滅菌装置Dを、待機位置
から所定のドクターテーブルBの位置まで移動し、歯科
用器具を取付けたホルダーをホルダー装着部31から取
外し、歯科用器具を滅菌し、滅菌終了後、ホルダーをホ
ルダー装着部31に装着し、滅菌装置Dは待機位置に移
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科診療室における歯
科器具用滅菌システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、歯科用器具の使用の後、この歯科
用器具、例えば、ハンドピース等を介するエイズ菌等の
病原菌の感染を防止するための種々の考慮が払われてい
る。このための滅菌手段としては、極めて古典的であ
り、例えば、診療室の隅に、煮沸可能な容器を配置した
り、紫外線照射ランプを備えたガラス容器滅菌器を配置
している。よって、消毒に際して、歯科用器具を単品毎
に前記消毒位置まで持ち運び、滅菌可能な状態とした容
器内に該歯科用器具を投入して滅菌している。
【0003】従来、このような滅菌をする上において、
テーブルから個々に歯科用器具の取外し、取外した歯科
用器具を診療室の隅迄の持ち運び、歯科用器具を消毒容
器内に単品毎に投入して、しかも、確実な滅菌をするに
は、時間をかけ、容器の中で移動する等の作業を行い、
歯科用器具を全ての部分にわたって滅菌効果が挙がるよ
うな措置を講じる必要があった。
【0004】特に、歯科用器具に関する消毒がエイズ菌
等との関係で注目されており、前の患者の治療に使用さ
れ、ドクター又はアシスタントテーブルに装着されてい
る全てのハンドピースが、滅菌処理装置において、一括
して滅菌されること手段を有することは次の患者にとっ
て安心して治療を受ける要因の一つとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら歯科
用器具の滅菌システムとして、複数の診療区画を有する
診療室内に一台に移動用滅菌装置を配置し、歯科用器具
を単品毎でなく、適当数まとめて滅菌消毒が可能であ
り、しかも、滅菌装置を移動できるため、持ち運びを不
要とし、且つ滅菌装置のホルダー装着部には、ドクター
又はアシスタントテーブル等に装着されている器具取付
可動ホルダーを装着するだけ、器具の滅菌を確実になし
うる手段を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、診療室内を移動可能な移動用滅菌装置を
設け、該移動用滅菌装置を滅菌される歯科用器具の設置
テーブル近傍に移動させ、ホルダーを介して前記設置テ
ーブルに取付けられた歯科用器具を、ホルダーと一体に
前記設置テーブルから取外し、前記ホルダーを移動用滅
菌装置のホルダー装着部に取付け、歯科用器具を滅菌消
毒することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、移動用滅菌装置は診療室
の各診療区画に設けられた歯科用器具を装着するテーブ
ル位置まで移動可能に構成されており、所定の診療区画
からの要求により、該診療区画に移動し、移動位置にお
いて歯科用器具を滅菌消毒し、使用後、不使用状態とな
る退避位置まで移動されることを特徴とするものであ
る。
【0008】更に、本発明は、前記移動用滅菌装置は、
各診療区画に設置された送信部からの信号を受け、診療
室の床面に設けられた誘導路により、所定の診療区画の
テーブル位置に移動することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の構成により、医者又は助手の指示によ
り、移動用滅菌装置は所定の診療区画のテーブル位置ま
で移動し、該テーブルから歯科用器具を固定した状態で
ホルダーを取り外し、このホルダーを移動用滅菌装置の
ホルダー装着部に取付け、移動用滅菌装置内において、
歯科用器具の回りを回転駆動される紫外線照射ランプに
より、歯科用器具は全域にわたり滅菌消毒ができる。そ
して、滅菌消毒された歯科用器具は所定のテーブルに固
定されると共に、移動用滅菌装置は移動し、狭いスペー
スを有効に使用することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の歯科診療室における歯科用器
具の滅菌装置移動システムを説明すると共に、この滅菌
システムに使用するに適した歯科用器具ホルダーの着脱
機構、歯科用移動形式の滅菌装置について、添付した図
面に基づいて説明する。歯科用器具としては、ドクター
テーブルの端部に支持されているハンドピースを例に
し、該ハンドピースとハンドピース取付可動ホルダー、
該ハンドピース取付可動ホルダーとドクターデーブルと
の関連について説明する。
【0011】図1はこの発明を適用した歯科用器具の滅
菌装置移動システムの概略を示す説明図である。図1に
おいて、3つの歯科診療装置AA,BB,CCは、衝立
1 ,E2 ,E 3 ,E4 と、この衝立E1 ,E2
3 ,E4 に取り付けられたカウンターG1,G2 ,G
3 ,G4 と、衝立E1 ,E2 ,E3 に取り付けられたス
ピットンC1,C2 ,C3 と、衝立E1 ,E2 ,E3
リンク機構H1 ,H2 ,H3 を介して取り付けられた照
明装置F1 ,F2 ,F3 と、カウンターG1 ,G2 ,G
4 にリンク機構などで移動可能に取り付けられたドクタ
ーテーブルB1 ,B2 ,B3 と、隣り合う衝立E1 ,E
2 ,E3 ,E4 に囲まれるように配置され、患者が着座
する患者用椅子A1 ,A2 ,A3 とで構成されている。
【0012】そして、ドクターテーブルB1 ,B2 ,B
3 の前面には、診療に使用する歯科用機器を係止する脱
着可能なホルダーを取付けることができるホルダー装着
部31a,31b,31cが設けられ、他の部分、例え
ば上面の一部に後述する滅菌装置Dを目的位置に移動さ
せるための信号を送信部から送信するための操作部9
a,9b,9cが設けられている。なお、送信部はドク
ターテーブルB1 ,B2 ,B3 の下面側に設けられてい
る。
【0013】このような診療室内には、内部に滅菌機構
を備えた、一台の移動可能な滅菌装置Dが配置されてお
り、且つ診療室の床面には、滅菌装置Dを誘導するため
の誘導路11が形成されている。この誘導路11は、直
線状に並んだ歯科診療装置AA,BB,CCに沿って直
線状に延びる幹線路11aと、この幹線路11aから各
ドクターテーブルB1 ,B2 ,B3 の近傍まで直交して
直線状に延びる支線路11b1 ,11b2 ,11b
3 と、この支線路11b1 ,11b2 ,11b3 の先端
から離して設けた確認点19a,19b,19cとで構
成されている。
【0014】そして、幹線路11aと支線路11b1
11b2 ,11b3 との交差部分を分岐点20a,20
b,20cという。なお、滅菌装置3が退避する退避位
置(ホームポジッション)は幹線路11aの左端部分で
ある。
【0015】図2は滅菌装置Dが移動するための駆動機
構の概略構成を示すブロック図である。図1または図2
において、受信部21aは送信されてきた信号を受信し
て出力するものであり、例えば滅菌装置Dのドラム状本
体21に設けられた基板22の下面に設けられている。
また、入力部21bは移動する目的位置を指定するため
のものであり、滅菌装置Dのドラム状本体21上部に設
けられている。
【0016】さらに、センサ21cは誘導路11を検出
した信号を出力するものであり、誘導路11と対向する
ように滅菌装置Dの基板22の下面に設けられている。
そして、制御部36はマイクロコンピュータなどで構成
され、モータ43L,43R,44,45L,45Rを
制御するものである。
【0017】モータ43L,43Rは滅菌装置Dを幹線
路11aに沿って移動させるためのものであり、モータ
45L,45Rは滅菌装置Dを支線路11b1 ,11b
2 ,11b3 に沿って移動させるためのものである。モ
ータ44は車軸45xf,45xbを垂直方向に移動さ
せ、車輪43lf,43lb,43rf,43rbを接
地させて車輪45lf,45lb,45rf,45rb
を浮かせたり、車輪45lf,45lb,45rf,4
5rbを接地させて車輪43lf,43lb,43r
f,43rbを浮かせたりするためのものである。
【0018】図3は誘導路に対する滅菌装置のセンサお
よび車輪の配置を示す説明図である。図3において、図
2に示すモータ43Lによって駆動される車輪43l
f,43lbは車軸43xf,43xbの同一側に取り
付けられ、モータ43Rによって駆動される車輪43r
f,43rbは車軸43xf,43xbの車輪43l
f,43lbと反対側に取り付けられている。
【0019】また、モータ45Lによって駆動される車
輪45lf,45lbは車軸45xf,45xbの同一
側に取り付けられ、モータ45Rによって駆動される車
輪45rf,45rbは車軸45xf,45xbの車輪
45lf,45lbと反対側に取り付けられている。
【0020】図4および図5は滅菌装置を目的位置に移
動させるためのフローチャートである。次に、滅菌装置
がホームポジションから目的位置に移動する動作につい
て説明する。まず、車輪43lf,43lb,43r
f,43rbを接地させて滅菌装置Dが誘導路11を構
成する幹線路11aの左端であるホームポジションに位
置している退避状態で、制御部36は移動する目的位置
の信号が入力されるのを待機する(ステップST1)。
【0021】この状態で、例えば滅菌装置Dを歯科診療
装置AAの近傍まで移動させるためにドクターテーブル
1 ,B2 またはドクターテーブルB3 に設けられてい
る操作部9a,9b,9cの所定のキーを操作すると、
送信部からは目的位置を示す周波数またはコードの信号
が所定時間送信されるので、受信部21aは信号を受信
して制御部36に出力する。
【0022】そして、受信部21aから信号を受け取っ
た制御部36は、目的位置が歯科診療装置AAであるか
を判定し(ステップST2)、目的位置が歯科診療装置A
Aであれば、モータ43L,43Rを正転方向に動作さ
せて滅菌装置Dを幹線路11aに沿って移動させる(ス
テップST3)。
【0023】なお、このように滅菌装置Dが幹線路11
aまたは支線路11b1 ,11b2,11b3 に沿って
移動するとき、図3に示すようにセンサ21cの中心に
誘導路11が位置しなくなると、すなわち進行方向と誘
導路11が平行でなければ、例えばモータ43L,45
Lをモータ43R,45Rに対して速くまたは遅く回転
させることにより、進行方向と誘導路11を平行にした
後、モータ43L,43Rまたはモータ45L,45R
の回転数を同じにする。
【0024】次に、メモリの分岐点数Fをゼロとした後
(ステップST4)、センサ21cの出力が分岐点になる
のを待機し(ステップST5)、センサ21cの出力が分
岐点になると、分岐点数Fに1を加算した後(ステップ
ST6)、センサ21cの出力が分岐点でなくなるのを待
機する(ステップST7)。
【0025】そして、センサ21cの出力が分岐点でな
くなると、分岐点数Fが2であるかを判定し(ステップ
ST8)、分岐点数Fが2でなければ、ステップST5に戻
る。また、ステップST8の判定で分岐点数Fが2であれ
ば、センサ21cの出力が分岐点になるのを待機し(ス
テップST9)、センサ21cの出力が分岐点になると、
モータ43L,43Rを停止させ、モータ44を制御し
て車輪45lf,45lb,45rf,45rbを接地
させて車輪43lf,43lb,43rf,43rbを
浮かせる進行方向を変更し(ステップST10)、モータ4
5L,45Rを正転方向に動作させて滅菌装置Dを支線
路11b1 に沿って移動させ(ステップST11)、センサ
21cの出力が確認点(20a)になるのを待機し(ス
テップST12)、センサ21cの出力が確認点(20a)
になると、モータ45L,45Rを停止させる(ステッ
プST13)。
【0026】次に、ステップST2の判定で目的位置が歯
科診療装置AAでなければ、目的位置が歯科診療装置B
Bであるかを判定し(ステップST14)、目的位置が歯科
診療装置BBであれば、モータ43L,43Rを正転方
向に動作させて滅菌装置Dを幹線路18aに沿って移動
させ(ステップST15)、センサ21cの出力が分岐点に
なるのを待機し(ステップST16)、センサ21cの出力
が分岐点になると、センサ21cの出力が分岐点でなく
なるのを待機する(ステップST17)。
【0027】そして、センサ21cの出力が分岐点でな
くなると、ステップST9に進む。さらに、ステップST14
の判定で目的位置が歯科診療装置BBでなければ、目的
位置は歯科診療装置CCであるので、モータ43L,4
3Rを正転方向に動作させて滅菌装置Dを幹線路11a
に沿って移動させた後(ステップST18)、ステップST9
に進む。
【0028】次に、滅菌装置が目的位置からホームポジ
ションに移動する動作について説明する。まず、車輪4
5lf,45lb,45rf,45rbを接地させて滅
菌装置Dが目的位置に位置している状態で、制御部36
はホームポジションに退避する信号が入力されるのを待
機する(ステップST21)。
【0029】この状態で、滅菌装置Dをホームポジショ
ンまで移動させるために入力部21bの所定のキーを操
作すると、入力部21bからはホームポジションを示す
信号を制御部36に出力されるので、制御部36はモー
タ45L,45Rを逆転方向に動作させて滅菌装置Dを
支線路11b1 ,11b2 または支線路11b3 に沿っ
て移動させる(ステップST22)。
【0030】そして、センサ21cの出力が分岐点にな
るのを待機し(ステップST23)、センサ21cの出力が
分岐点になると、モータ45L,45Rを停止させ、モ
ータ44を制御して車輪43lf,43lb,43r
f,43rbを接地させて車輪45lf,45lb,4
5rf,45rbを浮かせる進行方向を変更し(ステッ
プST24)、モータ43L,43Rを逆転方向に動作させ
て滅菌装置Dを幹線路11aに沿って移動させ(ステッ
プST25)、センサ21cの出力がホームポジションであ
る終端になるのを待機し(ステップST26)、センサ21
cの出力が終端になると、モータ43L,43Rを停止
させる(ステップST27)。
【0031】上記した例において、ドクターテーブルB
1 ,B2 ,B3 の操作部9a,9b,9cに滅菌装置D
をホームポジションに退避させるための信号を送信する
ためのキーを設けたり、各アシスタントテーブルに同様
な操作部を設けてもよい。また、滅菌装置Dの入力部2
1bにもホームポジションのみならず、全ての目的位置
に対応したキーを設けてもよい。
【0032】さらに、滅菌装置Dをホームポジションと
歯科診療装置AA,BB,CCとの間を往復する例で説
明したが、滅菌装置Dを歯科診療装置AA,BB,CC
の間で移動させてもよい。また、滅菌装置Dを移動させ
る駆動機構は、所期の目的を達成できれば、前述した機
構でなくてもよい。又、滅菌装置が幹線路と支線路とを
移動させるため、実施例では4つのモータを用いている
が、2つのモータの制御でもよい。
【0033】次に、前記診療室内の滅菌システムに使用
するに好適な歯科用滅菌装置について説明する。この歯
科用滅菌装置には、歯科用器具を支持したホルダーを取
付けるホルダー装着部を備えている形式のものである。
【0034】図6には、本発明に係わりのある診療室の
一部を示すものであり、患者用椅子Aの一方側に、ドク
ターテーブルBが位置し、該ドクターテーブルBの端面
には、適当数のハンドピース2を支持した、該端面に着
脱可能なハンドピース取付可動ホルダー1が取付けられ
ている。患者用椅子Aの他方側には、スピットンC等が
示されている。
【0035】図6において、治療に使用されたハンドピ
ース2はハンドピース取付可動ホルダー1毎、ドクター
テーブルBの端面から取り外されて、例えば、ハンドピ
ース2の滅菌のために、本発明の滅菌装置D内に入れら
れ、紫外線照射により、複数のハンドピース2は一緒に
滅菌処理されることを例示している。
【0036】次に、前記ハンドピース取付可動ホルダー
1を使用して、ハンドピース2を滅菌するに好適な滅菌
装置について説明する。本発明における歯科用滅菌装置
としては、個々のハンドピースを単独に滅菌する形式で
はなく、ハンドピース取付可動ホルダー1に保持された
状態において、複数個のハンドピース2を効率よく、滅
菌することのできる歯科用滅菌装置である。
【0037】本発明の滅菌装置の全体的な外形の概略の
構成が図6に示されている。滅菌装置Dは、ドラム状本
体21を有し、ドラム状本体21の上部に入力部21b
を備え、そのドラム状本体21の底部側には基板22を
設け、該基板22には、前述したように、受信部21
a、誘導路18を検出するセンサ21c、制御部36及
び車輪を駆動するモータが配置されており、基板22の
下部には、診療室内を移動可能とする車輪35を備えて
いる。
【0038】図6の滅菌装置Dのa−a断面における滅
菌装置Dの内部の要部構成が、図7に示され、図7にお
いて、後述するホルダー装着部をドラム状本体内部から
引出した状態を図8に示し、図9は図7のb−b断面を
示し、図10は滅菌装置Dの正面側から見た内部の要部
構成を示した図面である。
【0039】ドラム状本体21の内部には、紫外線殺菌
ランプ24a,24b,24cを取付け、モータ23の
駆動により回転される円筒状部25を備えた滅菌照射手
段Aと、紫外線殺菌ランプ24a,24b,24cを取
付けた前記円筒状部25の略中央において、水平に移動
可能に配置され、ハンドピース取付可動ホルダー1の着
脱時には、ドラム状本体21に設けた開閉扉26を開放
し、ドラム状本体21の外部に移動し、ハンドピース取
付可動ホルダー1の装着後には、ドラム状本体21に設
けた開閉扉26を閉止しながら、ドラム状本体21の内
部に移動し、回転する円筒状部25を備えた滅菌照射手
段Aの中央に配置される扉開閉制御兼ホルダー装着手段
Bとからなっている。
【0040】前記滅菌照射手段A、扉開閉制御兼ホルダ
ー装着手段Bの夫々の詳細について図7〜図10により
説明する。先ず、滅菌照射手段Aは、回転駆動される円
筒状部25と、該円筒状部25の内面には、円筒状部2
5の中心位置に向けて均一に紫外線を照射できる適当数
(実施例では3個)の紫外線殺菌ランプ24a,24
b,24cと、円筒状部25の一端に形成された回転軸
27と、該回転軸27を駆動するモータ23と、モータ
23と回転軸27とを伝達する駆動ベルト28と、基板
29側に接続されている電源からの電流を回転側に導出
し、前記ランプに電流を供給する公知の回転給電器30
とから構成される。
【0041】又、扉開閉制御兼ホルダー装着手段Bは、
図7、図8の夫々に示されたドラム状本体21の内部で
ある滅菌照射位置とドラム状本体21の外部においてハ
ンドピース取付可動ホルダー1の取付け・取外しを行う
ことができる位置との間に移動できるホルダー装着部3
1と、該ホルダー装着部31の両側に起立し、ホルダー
装着部31の移動と共に前記開閉扉26の一端に形成し
た係合部材32と係合し、該開閉扉26を開閉させるこ
とができる扉係合片33と、前記ホルダー装着部31の
移動を案内するガイド部材34と、ホルダー装着部31
の出入により開閉させる開閉扉26とから構成される。
【0042】ホルダー装着部31は、ハンドピース取付
可動ホルダー1に取付けたハンドピース2を水平状態に
配置するに適した構成からなり、このため、ハンドピー
ス取付可動ホルダー1に形成した位置決め凹部5と係合
する位置決め突出部35を備えている。
【0043】そして、ホルダー装着部31が図7に示す
滅菌照射位置と図8に示すハンドピース取付可動ホルダ
ー1を取付け又は取外し位置との間を、移動させる手段
として、公知の係止・係止解除手段としてのホルダー係
止部38が、ホルダー装着部31の後端部31aと当接
する位置に設けられている。
【0044】よって、ホルダー装着部31が図7に示す
滅菌照射位置に配置される状態において、該ホルダー装
着部31を滅菌照射位置から図8に示す前記取付け・取
外し位置に移動させるため、開閉扉26の下部に位置す
るホルダー装着部31の先端に設けられた操作部37
を、一回のプッシュ動作を与えることにより、ホルダー
装着部31の後端に位置するホルダー係止部38との係
止を解除し、図示されていないスプリングにより、ホル
ダー装着部31は取付け・取外し位置に移動する。そし
て、この取付け・取外し位置から滅菌照射位置へのホル
ダー装着部31の押し込みにより、ホルダー装着部31
の後端部31aは、ホルダー係止部38に係止される。
【0045】該ホルダー係止部38は、ドラム状本体2
1の内部の両側に位置する基枠39より、突出して設け
られた水平な基枠40に、ホルダー装着部31の端面に
対向した停止位置に配設されている。
【0046】このホルダー装着部31の移動は、ホルダ
ー装着部31の両側に起立して設けられた扉係合片33
の両側に配置されたガイド部材34を、前記基枠39に
形成した案内溝39aに嵌合させて移動する。そして、
扉係合片33の上面は、開閉扉26の一端に設けられた
溝付き係合部材32と係合して案内される。
【0047】扉係合片33の上面の形状は、図7から明
らかなように、左端部33aが開閉扉26側の溝付き係
合部材32と当接した状態において、開閉扉26が閉止
した位置を取りうる高さにあり、この低い位置から右側
に向かって、開閉扉26の開きの程度を徐々に大きくす
る部分33bを設け、右端部33cは開閉扉26を所定
の開放状態に維持する高さに形成されている。
【0048】この傾斜した上面を有する扉係合片33の
移動は、開閉扉26の開閉動作を行わせる。この場合、
扉係合片33の上面と係合している溝付き係合部材32
は、開閉扉26に一体的であるため、開閉扉26は上下
の開閉動作を与えられる。その際、開閉扉26の略中央
に形成された、前記溝付き係合部材32と直交する方向
の溝付き案内部材41が、ドラム状本体21側に固定さ
れた基枠42に案内されることにより、開閉扉26の左
右方向の振れを規制し、開閉扉26の上下方向の正確な
移動は保証される。
【0049】以上の本発明の構成からなる滅菌装置Dに
おいて、ハンドピース2を滅菌処理するには、ハンドピ
ース2はハンドピース取付可動ホルダー1に取付けた状
態で実施する。先ず、滅菌装置Dのドラム状本体21の
正面に位置する開閉扉26を開放するため、開閉扉26
の下側に位置するホルダー装着部31に設けられた操作
部37を1回プッシュすると、ホルダー装着部31は、
ホルダー係止部38と係止を解除されて、図示されてい
ないスプリング等の手段により、ハンドピース取付可動
ホルダー1を装着できる位置に移動する。このホルダー
装着部31の移動は、扉係合片33を介して開閉扉26
を開放する。
【0050】この位置において、ハンドピース取付可動
ホルダー1はホルダー装着部31の位置決め突出部35
に位置決め凹部5と係合して取付け、取付け後、スプリ
ングに抗してホルダー装着部31の操作部37をドラム
状本体21の内部に押圧することにより、ホルダー装着
部31はホルダー係止部38に保持される。この際、開
閉扉26はホルダー装着部31の移動により、前記同様
に扉係合片33の作動により閉止される。
【0051】この状態において、モータ23が駆動され
ると、紫外線殺菌ランプ24を備えた円筒状部25が回
転を開始する。この際、ホルダー装着部31から突出し
て水平状態に並べられた各ハンドピース2は、この円筒
状部25の中央位置にあるため、回動する紫外線殺菌ラ
ンプ24の紫外線照射により、360度の方向からの均
一な照射を受け、短時間で効率のよい滅菌を可能とす
る。
【0052】ハンドピース2に対する滅菌処理を終える
と、モータ23の駆動を停止し、ホルダー装着部31の
端部に設けられた操作部37を1回プッシュすると、ホ
ルダー装着部31はホルダー係止部38からの保持が解
除され、ホルダー装着部31はスプリングによって、ド
ラム状本体21の外部に移動する。よって、ホルダー装
着部31からハンドピース取付可動ホルダー1を取外
し、滅菌消毒されたハンドピース2を支持したハンドピ
ース取付可動ホルダー1は、ドクターテーブルBに装着
される。
【0053】次に、本発明において、歯科用器具をホル
ダーに支持した状態において、滅菌装置やドクターテー
ブルに着脱しうる機構を備えており、ドクターテーブル
の端部に支持されているハンドピースを例にし、該ハン
ドピースとハンドピース取付可動ホルダー、該ハンドピ
ース取付可動ホルダーとドクターデーブルとの関連につ
いて、この歯科用器具ホルダーの着脱機構について説明
する。
【0054】図11〜図14において、ハンドピース取
付可動ホルダーの着脱機構の具体的構成を示している。
図11はハンドピース取付可動ホルダー1とドクターテ
ーブルBの取付受け具3との係合部を、ドクターテーブ
ルBの上側から見て、ハンドピース取付可動ホルダーを
断面で示した図面であり、図12は、ロック解除用ハン
ドルの操作機構が位置する、図11のc−c断面を示す
図面であり、(a)はロック係止位置、(b)はロック
係止解除位置を夫々示す。図13は図12(b)のd−
d断面を示す図面である。図14はハンドピースをハン
ドピース取付可動ホルダーに固定することができる構成
を示す図面である。
【0055】本発明のハンドピース取付可動ホルダー1
の形状は、図面から明らかなように、ドクターテーブル
Bと相対向する面には、位置決め凹部5が形成されてお
り、この位置決め凹部5はドクターテーブルB側の端面
に設けられた取付受け具3の位置決め突出部4と嵌合
し、ハンドピース取付可動ホルダー1を取付受け具3に
位置決めすることができる。ハンドピース取付可動ホル
ダー1の表面側には、複数本のハンドピース2を保持す
ることができるように、ハンドピース2の形状に合致し
たハンドピース支持部6を設けている。
【0056】図6のハンドピース取付可動ホルダー1に
は、明らかにされていないが、そのハンドピース取付可
動ホルダー1の長手方向の一端部には、図11、図14
に明らかなように、図12、図13に詳細に示されるよ
うな、ハンドピース取付可動ホルダー1をドクターテー
ブルBの端面の取付受け具3に対して、ロック係止する
ことができる手段、及び前記ロック係止手段を解除する
手段が設けられている。
【0057】図11、図14に示されているように、ハ
ンドピース取付可動ホルダー1は、中央に位置するハン
ドピース2の支持部分とその両側に形成されるロック係
止部とハンドピース係合用軸部を付勢するスプリング取
付部の三つの部分からなり、この三つの部分は結合され
て一体化されている。
【0058】先ず、ハンドピース取付可動ホルダー1を
取付受け具3にロック係止する手段について説明する。
ハンドピース取付可動ホルダー1を取付受け具3にロッ
ク係止する位置において、取付受け具3には、係合突子
7がハンドピース取付可動ホルダー1側に突出して設け
られており、ハンドピース取付可動ホルダー1側にはこ
の係合突子7を包囲する形状の嵌合凹部8が形成されて
いる。係合突子7と嵌合凹部8とを係合した状態におい
て、係合突子7に形成した凹溝7aと嵌合凹部8に形成
した環状溝8aに嵌入することができる係合球体10
が、嵌合凹部8の外周に軸方向に摺動できる環状リング
体12の内面により、嵌入位置となる係合位置と、非嵌
入位置となる取外し位置とに切替えられる。
【0059】嵌合凹部8の外周に配置された環状リング
体12は、その内周段部12aと嵌合凹部8の外周段部
8bとの間にスプリング13が設けられ、該スプリング
13の伸長力により、環状リング体12を右側に移動し
ている(図12(a)の位置)。そして、伸長したスプ
リング13は係合球体10を環状溝8aを介して係合突
子7の凹溝7aに係合させている。この環状リング体1
2の位置が、ハンドピース取付可動ホルダー1をドクタ
ーテーブルBの取付受け具3に係止する位置である。
【0060】この環状リング体12の作動により、環状
溝8aと凹溝7aに係止された係合球体10のロック係
止を解除する手段として、ロック解除用ハンドルを備え
た操作機構14が設けられている。このロック解除用ハ
ンドルを備えた操作機構14は、軸部15を中心に回動
可能に支持され、上方に操作ハンドル14bを突出さ
せ、下方の回動端に、前記環状リング体12の外周面に
形成した切込み状段部12bと係合する切替え操作部の
係合子14aを形成している。
【0061】したがって、ロック係止位置に配置された
前記環状リング体12は、ロック解除用ハンドルを備え
た操作機構14の水平に位置する操作ハンドル14b
を、軸部15を中心に時計方向に回動させることによ
り、図12(a)に示すロック係止位置から図12
(b)に示すロック係止解除位置に移動させることがで
きる。
【0062】すなわち、環状リング体12が図12
(a)に示したロック係止位置においては、操作機構1
4の操作ハンドル14bが水平位置にあり、この水平位
置にある操作ハンドル14bが軸部15を中心に時計方
向に回動されると、操作機構14の係合子14aは切込
み状段部12bを介し、環状リング体12を図12
(b)に示されるように、左方向に移動させる。環状リ
ング体12の左側への移動により、同時にスプリング1
3も圧縮されて左側に移動し、係合球体10の押圧が解
除される結果、係合球体10による環状溝8aと凹溝7
aとの係止は解除される。
【0063】よって、ハンドピース取付可動ホルダー1
をドクターテーブルBから取り外す場合、両手でハンド
ピース取付可動ホルダー1を両側を挟持した状態で、操
作機構14の操作ハンドル14bを時計方向に回動させ
ながら、ハンドピース取付可動ホルダー1を取付受け具
3の端面と反対方向に力を与えることで、ハンドピース
取付可動ホルダー1は取付受け具3から引き抜くことが
できる。
【0064】本発明の構成において、取付受け具3に取
付けられた状態におけるハンドピース取付可動ホルダー
1に対して、ハンドピース2が挿脱可能に構成されると
共に更に、一旦、取付受け具3から取り外される際に、
ハンドピース2をハンドピース取付可動ホルダー1に確
実に保持される手段が備えられている。
【0065】このため、取付受け具3から取り外された
ハンドピース取付可動ホルダー1に対して、ハンドピー
ス2は確実に保持され、滅菌装置等への移動を容易に行
うことができる。本発明の実施例では、前記操作機構1
4における操作ハンドル14bの操作により、ハンドピ
ース取付可動ホルダー1に対するハンドピース2の保持
の切替えを行うことができる手段を有している。
【0066】ハンドピース2をハンドピース取付可動ホ
ルダー1に固定する手段は、図11、図14に示されて
いる。前記操作機構14の係合子14aの側面には、段
部を有する係止突部14cが形成され、該係止突部14
cの位置は、ハンドピース取付可動ホルダー1が取付受
け具3に係止状態にあるときは、後述するハンドピース
係合用軸部16と対向する位置にあり、ハンドピース取
付可動ホルダー1が取付受け具3から解除状態に切り替
わると、ハンドピース係合用軸部16と対向する位置か
ら外れる位置にあるように、操作機構14の移動と共に
変位する。
【0067】ハンドピース係合用軸部16は、ハンドピ
ース取付可動ホルダー1の一端に設けられたスプリング
17により、ハンドピース取付可動ホルダー1の他端に
形成された操作機構14側に付勢されている。そして、
ハンドピース2が取付けられる位置には、夫々ハンドピ
ース固定部18が設けられている。
【0068】したがって、操作機構14の操作ハンドル
14bが水平位置にあって、ハンドピース取付可動ホル
ダー1が取付受け具3に係止されている時には、操作機
構14に設けた段部を有する係止突部14cがハンドピ
ース係合用軸部16の端部16aと当接し、ハンドピー
ス固定部18はハンドピース2をハンドピース取付可動
ホルダー1に対する固定位置から避退している。
【0069】そして、操作機構14の操作ハンドル14
bが水平位置から回動されると同時に、操作機構14に
設けた段部を有する係止突部14cも回動し、ハンドピ
ース係合用軸部16はその係止突部14cの厚みだけ、
スプリング17により移動し、ハンドピース固定部18
はハンドピース2側へ移動し、ハンドピース2をハンド
ピース取付可動ホルダー1に固定する。
【0070】以上のように、ハンドピース取付可動ホル
ダー1を取付受け具3から取り外すために、操作機構1
4が回動操作されると、ハンドピース係合用軸部16
は、図11において右方向に移動し、したがって、ハン
ドピース固定部18はハンドピース2との係止位置に移
動し、ハンドピース2は確実にハンドピース取付可動ホ
ルダー1に固定され、この状態において、ハンドピース
取付可動ホルダー1はドクターテーブルBから取り外さ
れる。
【0071】したがって、ハンドピース2を固定保持し
たハンドピース取付可動ホルダー1は、ハンドピース2
を滅菌するため、ドクターテーブルBの近傍まで移動し
てきた滅菌装置Dに収納されて滅菌処理を施される。
【0072】
【発明の効果】本発明の構成により、ドクターは患者の
診療が終了すると、操作スイッチの操作で滅菌装置を待
機場所から診療室の所定位置まで移動させることがで
き、ドクターは動くことなく、歯科機器を滅菌処理する
ことができる効果を有し、しかも、滅菌装置を待機位置
から診療を受ける患者の近傍の目的位置まで移動させる
ことができるので、患者の前でその患者に対して使用す
る歯科機器を滅菌装置から取り出すことにより、歯科機
器が滅菌されていることを患者自身に確認させることが
できるため、患者に安心感を与えることができる。ま
た、1台の滅菌装置を所期の目的を達成させながら複数
台の歯科診療装置で共用して使用できるので、滅菌装置
を効率よく稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した歯科機器用の滅菌システム
の概略を示す説明図である。
【図2】滅菌装置が移動するための駆動機構の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】誘導路に対する滅菌装置のセンサおよび車輪の
配置を示す説明図である。
【図4】滅菌装置をホームポジションから目的位置に移
動させるためのフローチャートである。
【図5】滅菌装置を目的位置からホームポジションに移
動させるためのフローチャートである。
【図6】本発明のハンドピース取付可動ホルダー及び滅
菌装置の概要を示す診療室内の斜視図である。
【図7】本発明の図6の歯科用滅菌装置のa−a方向の
断面を示し、開閉扉が閉止した状態における内部構成を
示す図面である。
【図8】図2において、開閉扉が開き、ホルダー装着部
が外部に移動した状態を示す図面である。
【図9】図7のb−b方向の断面を示し、ホルダー装着
部がドラム状本体内部に位置した状態を示す。
【図10】本発明の歯科用滅菌装置の正面側から見た要
部断面図であり、回転しうる殺菌照射手段及びホルダー
装着部との関係を示している。
【図11】本発明のハンドピース取付可動ホルダーと取
付受け具との関連を示す上面図であり、ハンドピース取
付可動ホルダー側を一部断面で示している。
【図12】本発明のロック解除用ハンドルの操作機構が
位置する、図11のc−c断面を示す図面であり、
(a)はロック係止位置、(b)はロック係止解除位置
を夫々示す。
【図13】図12(b)のd−d断面を示す図面であ
る。
【図14】本発明のハンドピースをハンドピース取付可
動ホルダーに固定することができる構成を示す図面であ
る。
【符号の説明】
AA,BB,CC 歯科診療装置 B1 ,B2 ,B3 ドクターテーブル D 移動用滅菌装置 1 ハンドピース取付可動ホルダ
ー 2 ハンドピース 3 取付受け具 11 誘導路 21 ドラム状本体 21a 受信部 21b 入力部 21c センサ 24 紫外線殺菌ランプ 25 円筒状部 26 開閉扉 31 ホルダー装着部 36 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診療室内を移動可能な移動用滅菌装置を
    設け、該移動用滅菌装置を滅菌される歯科用器具の設置
    テーブル近傍に移動させ、ホルダーを介して前記設置テ
    ーブルに取付けられた歯科用器具を、ホルダーと一体に
    前記設置テーブルから取外し、前記ホルダーを移動用滅
    菌装置のホルダー装着部に取付け、歯科用器具を滅菌消
    毒することを特徴とする歯科診療室における歯科器具用
    滅菌システム。
  2. 【請求項2】 移動用滅菌装置は診療室の各診療区画に
    設けられた歯科用器具を装着するテーブル位置まで移動
    可能に構成されており、所定の診療区画からの要求によ
    り、該診療区画に移動し、移動位置において歯科用器具
    を滅菌消毒し、使用後、不使用状態となる退避位置まで
    移動されることを特徴とする歯科診療室における歯科器
    具用滅菌システム。
  3. 【請求項3】 前記移動用滅菌装置は、各診療区画に設
    置された送信部からの信号を受け、診療室の床面に設け
    られた誘導路により、所定の診療区画のテーブル位置に
    移動することを特徴とする請求項2記載の歯科診療室に
    おける歯科器具用滅菌システム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140929A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 Copal Co Ltd 外部測光式露出制御装置
JPS63252155A (ja) * 1987-04-09 1988-10-19 株式会社 吉田製作所 治療器具殺菌装置
JPH02206456A (ja) * 1989-02-03 1990-08-16 Morita Mfg Co Ltd 歯科診療用インスツルメントの収納装置

Patent Citations (3)

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