JPH0612559Y2 - 放射線監視装置 - Google Patents

放射線監視装置

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JPH0612559Y2
JPH0612559Y2 JP5952787U JP5952787U JPH0612559Y2 JP H0612559 Y2 JPH0612559 Y2 JP H0612559Y2 JP 5952787 U JP5952787 U JP 5952787U JP 5952787 U JP5952787 U JP 5952787U JP H0612559 Y2 JPH0612559 Y2 JP H0612559Y2
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JP
Japan
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radiation
radiation source
support member
bellows
detector
Prior art date
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JP5952787U
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JPS63167279U (ja
Inventor
嘉久 渡邊
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
この考案は、放射線源の放射線強度を検出して監視する
放射線監視装置に関し、特に、放射線強度の校正手段を
改良した放射線監視装置に関するものである。
【従来の技術】
第2図は従来の放射線監視装置を示す断面図、第3図は
その放射線監視装置にセットされる放射線源保持手段の
正面図である。 図において、1は暗室形成用のハウジング、2はそのハ
ウジング1で形成された暗室、3はその暗室2内に配置
されたポール状の放射線源支持部材、4は上記放射線源
支持部材3を上記ハウジング1の内底壁中心部に着脱可
能に締付け固定している取付ネジ、5は上記放射線源支
持部材3の上端に保持された放射線源、6は上記ハウジ
ング1に上端壁に設けられた放射線測定用の穴、7は上
記ハウジング1の上端壁に据付け固定され、上記放射線
源5が発する放射線強度を測定する放射線検出器、8は
上記ハウジング1の側壁部に設けられた放射線源取替用
の窓穴、9はその窓穴8の開閉蓋、10はその開閉蓋9
を着脱可能に締付け固定している取付ネジ、3aは上記
放射線源支持部材3と取替えられる高さの異なった別の
放射線源支持部材である。 次に動作について説明する。 放射線源5から発せられた放射線強度が放射線検出器7
によって測定される。ここで、上記放射線強度を校正す
る場合、上記放射線検出器7による測定条件を変える必
要があり、この測定条件は上記放射線源5の保持位置、
即ち上記放射線検出器7と上記放射線源5との間の距離
(L)の変化によって変わる。 そこで、上記測定条件を変える場合、放射線源支持部材
3を高さの異なった別の放射線源支持部材3aと取り替
える必要がある。 その取替えに際しては、まず、開閉蓋9の取付ネジ10
を取り外すことによって、上記開閉蓋9を開ける。 次いで、上記放射線源支持部材3の取付ネジ4を外すこ
とにより、上記放射線源支持部材3をハウジング1の内
底部から取り外して別の放射線源支持部材3aと取り替
え、この放射線源支持部材3を上記取付ネジで再び上記
ハウジング1の内底部に締付け固定する。 もって、上記放射線源支持部材3を別の放射線源支持部
材3aと取り替えセットした後、上記開閉蓋9を再び上
記取付ネジ10で締付けて窓穴8を閉じる。 そして、上述のように取り替えられた上記放射線源支持
部材3a上の放射線源5の放射線強度が上記放射線検出
器7によって再度測定される。 このように、上記放射線源支持部材3の取り替えによっ
て上記放射線源5の保持位置を変え、それぞれの保持位
置における放射線強度を上記放射線検出器7で測定する
ことにより、その放射線強度が校正される。
【考案が解決しようとする問題点】
従来の放射線監視装置は以上のように構成されているの
で、放射線強度校正のために放射線源5の保持位置を変
える際、その都度、放射線源支持部材3を取り替えねば
ならず、しかも、その取り替え時には、開閉蓋9の取付
ネジ10と放射線源支持部材3の取付ネジ4を順次取り
外し、かつ、それらの取付ネジ10,を再度取付けねば
ならず、このようなネジ脱着作業は多くの手数がかかっ
て頗る面倒であり、このため、上記放射線源5の取り替
えに相当の時間を費やすという問題点があった。 また、上記放射線源5の保持位置を変えるために、それ
ぞれ高さの異なった複数の放射線源支持部材を予め用意
しておかなければならないという問題点もあった。 この考案は上記問題点を解決するためになされたもの
で、放射線源保持手段を取り替えることなく、放射線源
の保持位置を簡単に移動変位させることができ、その異
なった放射線源保持位置で放射線強度を容易に測定する
ことができるる放射線監視装置を得ることを目的とす
る。
【問題点を解決するための手段】
この考案に係る放射線監視装置は、放射線検出器を有す
る放射線監視用の暗室内に、上記放射線検出器との対向
位置でその放射線検出器との距離可変方向に移動可能な
放射線源保持手段を設け、この放射線源保持手段を送り
機構で動作させるようにしたものである。
【作用】
この考案における放射線監視装置は、送り機構で放射線
源保持手段を動作させることにより、この放射線源保持
手段に保持された放射線源の保持位置が可変調整され、
この放射線源と放射線検出器との距離が変化することに
より、上記放射線源の種々の保持位置においてその放射
線強度が放射線検出器で容易に測定される。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図はこの考案の一実施例に係る放射線監視装置の断面図
であり、第2図との同一または相当部分には同一符号を
付す。 図において、11は取付基台、12はその取付基台11
上に立てられた複数の支え棒、13はその支え棒12の
上端に取付け固定された検出器据付け用の固定支持台で
あり、この固定支持台13上に放射線検出器7が支持固
定され、かつ、この放射線検出器7の下方対向位置に放
射線源支持部材(放射線源保持手段)3が昇降可能に配
置されている。14は上記固定支持台13の下面に上端
が連結されて垂下し、この固定支持台13の放射線測定
用穴6に連通して上下方向に伸縮する蛇腹であり、この
蛇腹14の内部が暗室2を形成している。15は上記上
記蛇腹14の下端に取付けられた底板、16はその底板
15の中心部に設けられ、上記放射線源支持部材3上の
放射線源5を上記蛇腹14内に下方から挿入させるため
の開口17は上記取付基台11上に設けられて上記放射
線源支持部材3を昇降動作させるための送り機構であ
り、この送り機構17は手動式や電動式を問わず、その
据付位置で上記放射線源支持部材3を昇降動作させ得る
ものであれば如何なる構成のものでもよい。18は上記
放射線源支持部材3の上端側近傍に設けられ、上記蛇腹
14内に上記放射線源5が挿入された位置で上記底板1
5の下面に当接する押上板である。 次に動作について説明する。 放射線源支持部材3の下降位置(第1図中の1点鎖線参
照)では、その押上板18が蛇腹14の底板15から下
方に離れ、この底板15が1点鎖線で示す位置に自重下
降し、その底板15に追従して上記蛇腹14が下方に伸
びた状態となる。 この状態から、送り機構17で上記放射線源支持部材3
を上昇させると、この放射線源支持部材3上の放射線源
5が上記底板15の開口16を介して上記蛇腹14内に
下方から挿入される。その挿入後に、上記放射線源支持
部材3と一体に上昇した上記押上板18が上記底板15
の下面に当接することにより、その押上板18で上記開
口16が閉塞されると同時に、上記底板15が押し上げ
られて上記蛇腹14が上方に短縮する。 従って、上記放射線源支持部材3の昇降動作に追従して
上記蛇腹14が伸縮することにより、その蛇腹14の伸
縮に伴った暗室2が形成され、かつ、この暗室2内にお
ける上記放射線源5の保持位置は、上記送り機構17で
上記放射線源支持部材3の上昇ストロークを制御するこ
とにより、種々可変調整される。 このようにして、上記放射線源5の保持位置が設定され
たのち、その放射線強度が放射線検出器7で測定され
る。そして、その測定は、上記放射線源5のそれぞれ異
なった保持位置で行われることにより、上記放射線強度
の校正が成される。 尚、上記暗室2は、上記蛇腹14で形成されるものに限
らず、例えば第2図のハウジング1やその他の手段で形
成されたものでもよく、要するに、上記放射線源5の保
持位置を手動または電動等による外部からの操作入力で
移動調整し得る暗室であればよい。
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、暗室内において放射
線源保持手段を送り機構で移動変位させる構成としたの
で、放射線源の保持位置を変えるために従来のような手
数のかかる面倒な作業を一切必要とせず、上記暗室内に
おける上記放射線源の保持位置を容易に可変することが
でき、放射線検出器による放射線強度の測定を上記放射
線源のそれぞれ異なった保持位置で容易に行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る放射線監視装置の断
面図、第2図は従来の放射線監視装置を示す断面図、第
3図はその放射線監視装置にセットされる放射線源保持
手段の正面図である。 図において、2は暗室、3は放射線源保持手段、5は放
射線源、17は送り機構である。 尚、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線監視用の暗室を有し、この暗室に放
    射線検出器と放射線源とを対向配置した放射線監視装置
    において、上記放射線源を上記放射線検出器との距離可
    変方向に移動可能に保持する放射線源保持手段と、この
    放射線源保持手段を上記距離可変方向に動作させる送り
    機構とを備えた放射線監視装置。
  2. 【請求項2】上記暗室は、上記放射線検出器の固定支持
    台の上端に連結されて垂下する蛇腹で形成され、かつ、
    上記放射線源保持手段は、上記送り機構による上昇動作
    時に上記放射線源を上記蛇腹内に下方から挿入してその
    蛇腹の下端開口を閉塞する構成になっていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の放射線監視
    装置。
JP5952787U 1987-04-20 1987-04-20 放射線監視装置 Expired - Lifetime JPH0612559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5952787U JPH0612559Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 放射線監視装置

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JP5952787U JPH0612559Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 放射線監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167279U JPS63167279U (ja) 1988-10-31
JPH0612559Y2 true JPH0612559Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=30891101

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