JPH06125541A - 画像データ圧縮伝送方法および装置 - Google Patents
画像データ圧縮伝送方法および装置Info
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- JPH06125541A JPH06125541A JP29789892A JP29789892A JPH06125541A JP H06125541 A JPH06125541 A JP H06125541A JP 29789892 A JP29789892 A JP 29789892A JP 29789892 A JP29789892 A JP 29789892A JP H06125541 A JPH06125541 A JP H06125541A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送路のデータレートに合致したデータ量を
定常的に発生させるために、画像データ圧縮装置のデー
タ発生量を制御する。 【構成】 画像データ圧縮装置からFIFOバッファメ
モリにデータを蓄積し、その書き込みアドレスと読み出
しアドレスの差を検出する。この差がバッファメモリの
残容量となるので、しきい値との差によって残量の多少
を判別し、その状況に応じて制御手段によってデータ発
生量を制御する。FIFOメモリを環状構造としてエン
ドレスメモリーに見立てれば、連続的にアドレスの差が
得られる。
定常的に発生させるために、画像データ圧縮装置のデー
タ発生量を制御する。 【構成】 画像データ圧縮装置からFIFOバッファメ
モリにデータを蓄積し、その書き込みアドレスと読み出
しアドレスの差を検出する。この差がバッファメモリの
残容量となるので、しきい値との差によって残量の多少
を判別し、その状況に応じて制御手段によってデータ発
生量を制御する。FIFOメモリを環状構造としてエン
ドレスメモリーに見立てれば、連続的にアドレスの差が
得られる。
Description
【0001】本発明は、符号化された画像データを多重
化、圧縮して伝送するための画像圧縮装置等に利用する
画像データ圧縮伝送方法に係るもので、特に、圧縮デー
タの発生量を制御する方法および装置に関するものであ
る。
化、圧縮して伝送するための画像圧縮装置等に利用する
画像データ圧縮伝送方法に係るもので、特に、圧縮デー
タの発生量を制御する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議/電話等において、画像信号
を符号化し、多重化し圧縮した画像データとして伝送
し、この画像データを復号して画像信号を得る方法、装
置が考えられ、実用の段階になっている。そのような画
像圧縮の標準としてCCITT勧告H.261などの標
準化も進められている。
を符号化し、多重化し圧縮した画像データとして伝送
し、この画像データを復号して画像信号を得る方法、装
置が考えられ、実用の段階になっている。そのような画
像圧縮の標準としてCCITT勧告H.261などの標
準化も進められている。
【0003】このような画像圧縮を行う場合、そのデー
タ発生量を単位時間(例えばフレーム単位)で測定する
と、図4に示したように、画像の内容(空間周波数)と
画像の動きによって大きく変化する。
タ発生量を単位時間(例えばフレーム単位)で測定する
と、図4に示したように、画像の内容(空間周波数)と
画像の動きによって大きく変化する。
【0004】このように不規則に発生する画像データを
固定レートの伝送ラインにそのまま出力することはでき
ない。そこで、出力段に伝送バッファメモリを配置し
て、一定量ずつ画像データを伝送ラインに出力されるよ
うに平滑化することが考えられている。
固定レートの伝送ラインにそのまま出力することはでき
ない。そこで、出力段に伝送バッファメモリを配置し
て、一定量ずつ画像データを伝送ラインに出力されるよ
うに平滑化することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして伝送
バッファメモリを用いて出力レートの平滑化を行ったと
しても、フレーム当たりのデータ量は一定となるが、単
位時間(例えば秒)当たりの発生量は変化するため、平
滑化と同時に、データ発生量の制御が必要となる。
バッファメモリを用いて出力レートの平滑化を行ったと
しても、フレーム当たりのデータ量は一定となるが、単
位時間(例えば秒)当たりの発生量は変化するため、平
滑化と同時に、データ発生量の制御が必要となる。
【0005】本発明は、バッファメモリに蓄積される画
像データの発生量の制御を容易に行うことのできる画像
データ圧縮伝送方法および装置を提供するものである。
像データの発生量の制御を容易に行うことのできる画像
データ圧縮伝送方法および装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、FIFOバッ
ファメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
からバッファメモリの残量を検知し、その結果に応じて
画像データの発生量を制御することによって、上記の課
題を解決するものである。
ファメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
からバッファメモリの残量を検知し、その結果に応じて
画像データの発生量を制御することによって、上記の課
題を解決するものである。
【0007】すなわち、符号化され、圧縮された画像デ
ータをバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送
ラインに送出する画像データ圧縮伝送方法において、バ
ッファメモリにFIFOバッファメモリを使用し、FI
FOバッファメモリに書き込まれているアドレスとFI
FOバッファメモリから読み出されているアドレスの差
を検出してバッファメモリの残りの容量を検出し、その
残りの容量としきい値との差に応じて画像データの発生
量を制御することに特徴を有するものである。
ータをバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送
ラインに送出する画像データ圧縮伝送方法において、バ
ッファメモリにFIFOバッファメモリを使用し、FI
FOバッファメモリに書き込まれているアドレスとFI
FOバッファメモリから読み出されているアドレスの差
を検出してバッファメモリの残りの容量を検出し、その
残りの容量としきい値との差に応じて画像データの発生
量を制御することに特徴を有するものである。
【0008】また、符号化され、圧縮された画像データ
をバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ライ
ンに送出する画像データ圧縮伝送装置において、バッフ
ァメモリがFIFOバッファメモリで構成され、FIF
Oバッファメモリに書き込まれているアドレスと読み出
されているアドレスのデータがそれぞれ入力されてその
差を検出する差分器を具え、差分器の出力としきい値の
大小を比較判定する判定器を具え、判定器の判定結果に
応じて画像データ圧縮装置のデータ発生量制御信号を得
ることに特徴を有するものである。
をバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ライ
ンに送出する画像データ圧縮伝送装置において、バッフ
ァメモリがFIFOバッファメモリで構成され、FIF
Oバッファメモリに書き込まれているアドレスと読み出
されているアドレスのデータがそれぞれ入力されてその
差を検出する差分器を具え、差分器の出力としきい値の
大小を比較判定する判定器を具え、判定器の判定結果に
応じて画像データ圧縮装置のデータ発生量制御信号を得
ることに特徴を有するものである。
【0009】
【作用】環状構造のFIFOバッファメモリの読み出し
アドレスと書き込みアドレスの差分が、そのバッファメ
モリの残りの容量となる。この残量の多少をしきい値と
の差によって判定し、この判定結果によってデータ発生
量を制御する。残量が少なくなればデータ発生量を減少
させ、逆に、残量が増加したときにはデータ発生量を増
加させる。
アドレスと書き込みアドレスの差分が、そのバッファメ
モリの残りの容量となる。この残量の多少をしきい値と
の差によって判定し、この判定結果によってデータ発生
量を制御する。残量が少なくなればデータ発生量を減少
させ、逆に、残量が増加したときにはデータ発生量を増
加させる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例を示すブロック図
である。前処理回路からソース符号化回路を経て符号化
された画像信号は、画像データ圧縮装置11によって定め
られた構造の符号列に多重化され、伝送用のバッファメ
モリ12に蓄積され、一定量のデータが伝送路に送出され
る。本発明においては、バッファメモリ12に環状エンド
レス構造としたFIFOバッファメモリとし、データの
書き込み、読み出しを連続的に行う。
である。前処理回路からソース符号化回路を経て符号化
された画像信号は、画像データ圧縮装置11によって定め
られた構造の符号列に多重化され、伝送用のバッファメ
モリ12に蓄積され、一定量のデータが伝送路に送出され
る。本発明においては、バッファメモリ12に環状エンド
レス構造としたFIFOバッファメモリとし、データの
書き込み、読み出しを連続的に行う。
【0012】FIFOバッファメモリ12の書き込み、読
み出しアドレスはそれぞれカウントされ、それぞれのア
ドレスデータは図1のW、Rで示したデータとして差分
器13によって差が検出される。このW−Rがバッファメ
モリ12の残りの容量に相当する値となる。この差に当た
るデータDは判定器14に入力され、あらかじめ設定され
ているしきい値と比較判定される。それに応じて制御信
号Cが画像データ圧縮装置11に入力され、圧縮された画
像データの発生量Aが制御される。
み出しアドレスはそれぞれカウントされ、それぞれのア
ドレスデータは図1のW、Rで示したデータとして差分
器13によって差が検出される。このW−Rがバッファメ
モリ12の残りの容量に相当する値となる。この差に当た
るデータDは判定器14に入力され、あらかじめ設定され
ているしきい値と比較判定される。それに応じて制御信
号Cが画像データ圧縮装置11に入力され、圧縮された画
像データの発生量Aが制御される。
【0013】バッファメモリ12から伝送路に送出される
データBは固定レートであり、画像データ圧縮装置の出
力データAは可変である。この可変量のデータAを伝送
路の伝送レートに合致したデータ量に制御することにな
る。
データBは固定レートであり、画像データ圧縮装置の出
力データAは可変である。この可変量のデータAを伝送
路の伝送レートに合致したデータ量に制御することにな
る。
【0014】上記のようなデータ発生量の制御を行った
ときの各信号のデータ量の発生状態を示したのが図2で
ある。画像データ圧縮装置11の出力は制御前には、
(a)のように大きく変化するが、制御されると(b)
のようにデータ発生量が一定の範囲に抑えられる。この
データ発生量を制御するために利用されるバッファメモ
リ残量を示すデータDも、同様な形となる。また、これ
によって、伝送路に送出されるデータ量も(a)のよう
に変化していたものが、(b)のように平坦化され、一
定レートで伝送するのに適した状態となる。
ときの各信号のデータ量の発生状態を示したのが図2で
ある。画像データ圧縮装置11の出力は制御前には、
(a)のように大きく変化するが、制御されると(b)
のようにデータ発生量が一定の範囲に抑えられる。この
データ発生量を制御するために利用されるバッファメモ
リ残量を示すデータDも、同様な形となる。また、これ
によって、伝送路に送出されるデータ量も(a)のよう
に変化していたものが、(b)のように平坦化され、一
定レートで伝送するのに適した状態となる。
【0015】上記のように、バッファメモリの残量が少
なくなってDが小さくなると、画像データ圧縮装置11の
データ発生量Aを減少させる。逆にバッファメモリの残
量が多くなってDが大きくなると、画像データ圧縮装置
11のデータ発生量Aを増加させる。これによって、バッ
ファメモリ12から送出されるデータ量を一定に保つこと
ができる。
なくなってDが小さくなると、画像データ圧縮装置11の
データ発生量Aを減少させる。逆にバッファメモリの残
量が多くなってDが大きくなると、画像データ圧縮装置
11のデータ発生量Aを増加させる。これによって、バッ
ファメモリ12から送出されるデータ量を一定に保つこと
ができる。
【0016】バッファメモリの残量を示すデータDを連
続して得るためには、FIFOバッファメモリを図3に
示したような環状バッファ構造として、エンドレスメモ
リーに見立てるとよい。このようなエンドレスメモリ構
造とすることによって、連続して書き込みアドレスデー
タWと読み出しアドレスデータRの差を検出して、残量
データDを得ることができる。
続して得るためには、FIFOバッファメモリを図3に
示したような環状バッファ構造として、エンドレスメモ
リーに見立てるとよい。このようなエンドレスメモリ構
造とすることによって、連続して書き込みアドレスデー
タWと読み出しアドレスデータRの差を検出して、残量
データDを得ることができる。
【0017】本発明は、画像データに限らず可変発生量
データの固定レート伝送が必要な装置にも利用できる
し、書き込み速度に制限がある媒体へのデータ記録等に
も応用可能である。
データの固定レート伝送が必要な装置にも利用できる
し、書き込み速度に制限がある媒体へのデータ記録等に
も応用可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、バッファメモリの容量
の残量を検出し、これを圧縮装置にフィードバックして
データ発生量を制御することが可能となり、一定レート
でのデータ出力が可能となるとともに伝送路のデータレ
ートに合致したデータ量を定常的に出力することができ
る。
の残量を検出し、これを圧縮装置にフィードバックして
データ発生量を制御することが可能となり、一定レート
でのデータ出力が可能となるとともに伝送路のデータレ
ートに合致したデータ量を定常的に出力することができ
る。
【0019】また、判定器に設定するしきい値の設定を
変えることにより、多数の伝送レートに対応することが
できるし、複雑な処理も必要がなく、回路の小型化も容
易となる。
変えることにより、多数の伝送レートに対応することが
できるし、複雑な処理も必要がなく、回路の小型化も容
易となる。
【図1】 本発明の実施例を示すブロック図
【図2】 データ量の制御の説明図
【図3】 FIFOバッファメモリの説明図
【図4】 データ量の時間的変化の説明図
11:画像データ圧縮装置 12:バッファメモリ 13:差分器 14:判定器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、符号化された画像データを多重
化、圧縮して伝送するための画像圧縮装置等に利用する
画像データ圧縮伝送方法に係るもので、特に、圧縮デー
タの発生量を制御する方法および装置に関するものであ
る。
化、圧縮して伝送するための画像圧縮装置等に利用する
画像データ圧縮伝送方法に係るもので、特に、圧縮デー
タの発生量を制御する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議/電話等において、画像信号
を符号化し、多重化し圧縮した画像データとして伝送
し、この画像データを復号して画像信号を得る方法、装
置が考えられ、実用の段階になっている。そのような画
像圧縮の標準としてCCITT勧告H.261などの標
準化も進められている。
を符号化し、多重化し圧縮した画像データとして伝送
し、この画像データを復号して画像信号を得る方法、装
置が考えられ、実用の段階になっている。そのような画
像圧縮の標準としてCCITT勧告H.261などの標
準化も進められている。
【0003】このような画像圧縮を行う場合、そのデー
タ発生量を単位時間(例えばフレーム単位)で測定する
と、図4に示したように、画像の内容(空間周波数)と
画像の動きによって大きく変化する。
タ発生量を単位時間(例えばフレーム単位)で測定する
と、図4に示したように、画像の内容(空間周波数)と
画像の動きによって大きく変化する。
【0004】このように不規則に発生する画像データを
固定レートの伝送ラインにそのまま出力することはでき
ない。そこで、出力段に伝送バッファメモリを配置し
て、一定量ずつ画像データを伝送ラインに出力されるよ
うに平滑化することが考えられている。
固定レートの伝送ラインにそのまま出力することはでき
ない。そこで、出力段に伝送バッファメモリを配置し
て、一定量ずつ画像データを伝送ラインに出力されるよ
うに平滑化することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして伝送
バッファメモリを用いて出力レートの平滑化を行ったと
しても、フレーム当たりのデータ量は一定となるが、単
位時間(例えば秒)当たりの発生量は変化するため、平
滑化と同時に、データ発生量の制御が必要となる。
バッファメモリを用いて出力レートの平滑化を行ったと
しても、フレーム当たりのデータ量は一定となるが、単
位時間(例えば秒)当たりの発生量は変化するため、平
滑化と同時に、データ発生量の制御が必要となる。
【0006】本発明は、バッファメモリに蓄積される画
像データの発生量の制御を容易に行うことのできる画像
データ圧縮伝送方法および装置を提供するものである。
像データの発生量の制御を容易に行うことのできる画像
データ圧縮伝送方法および装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、FIFOバッ
ファメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
からバッファメモリの残量を検知し、その結果に応じて
画像データの発生量を制御することによって、上記の課
題を解決するものである。
ファメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
からバッファメモリの残量を検知し、その結果に応じて
画像データの発生量を制御することによって、上記の課
題を解決するものである。
【0008】すなわち、符号化され、圧縮された画像デ
ータをバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送
ラインに送出する画像データ圧縮伝送方法において、バ
ッファメモリにFIFOバッファメモリを使用し、FI
FOバッファメモリに書き込まれているアドレスとFI
FOバッファメモリから読み出されているアドレスの差
を検出してバッファメモリの残りの容量を検出し、その
残りの容量としきい値との差に応じて画像データの発生
量を制御することに特徴を有するものである。
ータをバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送
ラインに送出する画像データ圧縮伝送方法において、バ
ッファメモリにFIFOバッファメモリを使用し、FI
FOバッファメモリに書き込まれているアドレスとFI
FOバッファメモリから読み出されているアドレスの差
を検出してバッファメモリの残りの容量を検出し、その
残りの容量としきい値との差に応じて画像データの発生
量を制御することに特徴を有するものである。
【0009】また、符号化され、圧縮された画像データ
をバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ライ
ンに送出する画像データ圧縮伝送装置において、バッフ
ァメモリがFIFOバッファメモリで構成され、FIF
Oバッファメモリに書き込まれているアドレスと読み出
されているアドレスのデータがそれぞれ入力されてその
差を検出する差分器を具え、差分器の出力としきい値の
大小を比較判定する判定器を具え、判定器の判定結果に
応じて画像データ圧縮装置のデータ発生量制御信号を得
ることに特徴を有するものである。
をバッファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ライ
ンに送出する画像データ圧縮伝送装置において、バッフ
ァメモリがFIFOバッファメモリで構成され、FIF
Oバッファメモリに書き込まれているアドレスと読み出
されているアドレスのデータがそれぞれ入力されてその
差を検出する差分器を具え、差分器の出力としきい値の
大小を比較判定する判定器を具え、判定器の判定結果に
応じて画像データ圧縮装置のデータ発生量制御信号を得
ることに特徴を有するものである。
【0010】
【作用】環状構造のFIFOバッファメモリの読み出し
アドレスと書き込みアドレスの差分が、そのバッファメ
モリの残りの容量となる。この残量の多少をしきい値と
の差によって判定し、この判定結果によってデータ発生
量を制御する。残量が少なくなればデータ発生量を減少
させ、逆に、残量が増加したときにはデータ発生量を増
加させる。
アドレスと書き込みアドレスの差分が、そのバッファメ
モリの残りの容量となる。この残量の多少をしきい値と
の差によって判定し、この判定結果によってデータ発生
量を制御する。残量が少なくなればデータ発生量を減少
させ、逆に、残量が増加したときにはデータ発生量を増
加させる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例を示すブロック図
である。前処理回路からソース符号化回路を経て符号化
された画像信号は、画像データ圧縮装置11によって定め
られた構造の符号列に多重化され、伝送用のバッファメ
モリ12に蓄積され、一定量のデータが伝送路に送出され
る。本発明においては、バッファメモリ12に環状エンド
レス構造としたFIFOバッファメモリとし、データの
書き込み、読み出しを連続的に行う。
である。前処理回路からソース符号化回路を経て符号化
された画像信号は、画像データ圧縮装置11によって定め
られた構造の符号列に多重化され、伝送用のバッファメ
モリ12に蓄積され、一定量のデータが伝送路に送出され
る。本発明においては、バッファメモリ12に環状エンド
レス構造としたFIFOバッファメモリとし、データの
書き込み、読み出しを連続的に行う。
【0013】FIFOバッファメモリ12の書き込み、読
み出しアドレスはそれぞれカウントされ、それぞれのア
ドレスデータは図1のW、Rで示したデータとして差分
器13によって差が検出される。このW−Rがバッファメ
モリ12の残りの容量に相当する値となる。この差に当た
るデータDは判定器14に入力され、あらかじめ設定され
ているしきい値と比較判定される。それに応じて制御信
号Cが画像データ圧縮装置11に入力され、圧縮された画
像データの発生量Aが制御される。
み出しアドレスはそれぞれカウントされ、それぞれのア
ドレスデータは図1のW、Rで示したデータとして差分
器13によって差が検出される。このW−Rがバッファメ
モリ12の残りの容量に相当する値となる。この差に当た
るデータDは判定器14に入力され、あらかじめ設定され
ているしきい値と比較判定される。それに応じて制御信
号Cが画像データ圧縮装置11に入力され、圧縮された画
像データの発生量Aが制御される。
【0014】バッファメモリ12から伝送路に送出される
データBは固定レートであり、画像データ圧縮装置の出
力データAは可変である。この可変量のデータAを伝送
路の伝送レートに合致したデータ量に制御することにな
る。
データBは固定レートであり、画像データ圧縮装置の出
力データAは可変である。この可変量のデータAを伝送
路の伝送レートに合致したデータ量に制御することにな
る。
【0015】上記のようなデータ発生量の制御を行った
ときの各信号のデータ量の発生状態を示したのが図2で
ある。画像データ圧縮装置11の出力は制御前には、
(a)のように大きく変化するが、制御されると(b)
のようにデータ発生量が一定の範囲に抑えられる。この
データ発生量を制御するために利用されるバッファメモ
リ残量を示すデータDも、同様な形となる。また、これ
によって、伝送路に送出されるデータ量も(a)のよう
に変化していたものが、(b)のように平坦化され、一
定レートで伝送するのに適した状態となる。
ときの各信号のデータ量の発生状態を示したのが図2で
ある。画像データ圧縮装置11の出力は制御前には、
(a)のように大きく変化するが、制御されると(b)
のようにデータ発生量が一定の範囲に抑えられる。この
データ発生量を制御するために利用されるバッファメモ
リ残量を示すデータDも、同様な形となる。また、これ
によって、伝送路に送出されるデータ量も(a)のよう
に変化していたものが、(b)のように平坦化され、一
定レートで伝送するのに適した状態となる。
【0016】上記のように、バッファメモリの残量が少
なくなってDが小さくなると、画像データ圧縮装置11の
データ発生量Aを減少させる。逆にバッファメモリの残
量が多くなってDが大きくなると、画像データ圧縮装置
11のデータ発生量Aを増加させる。これによって、バッ
ファメモリ12から送出されるデータ量を一定に保つこと
ができる。
なくなってDが小さくなると、画像データ圧縮装置11の
データ発生量Aを減少させる。逆にバッファメモリの残
量が多くなってDが大きくなると、画像データ圧縮装置
11のデータ発生量Aを増加させる。これによって、バッ
ファメモリ12から送出されるデータ量を一定に保つこと
ができる。
【0017】バッファメモリの残量を示すデータDを連
続して得るためには、FIFOバッファメモリを図3に
示したような環状バッファ構造として、エンドレスメモ
リーに見立てるとよい。このようなエンドレスメモリ構
造とすることによって、連続して書き込みアドレスデー
タWと読み出しアドレスデータRの差を検出して、残量
データDを得ることができる。
続して得るためには、FIFOバッファメモリを図3に
示したような環状バッファ構造として、エンドレスメモ
リーに見立てるとよい。このようなエンドレスメモリ構
造とすることによって、連続して書き込みアドレスデー
タWと読み出しアドレスデータRの差を検出して、残量
データDを得ることができる。
【0018】本発明は、画像データに限らず可変発生量
データの固定レート伝送が必要な装置にも利用できる
し、書き込み速度に制限がある媒体へのデータ記録等に
も応用可能である。
データの固定レート伝送が必要な装置にも利用できる
し、書き込み速度に制限がある媒体へのデータ記録等に
も応用可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、バッファメモリの容量
の残量を検出し、これを圧縮装置にフィードバックして
データ発生量を制御することが可能となり、一定レート
でのデータ出力が可能となるとともに伝送路のデータレ
ートに合致したデータ量を定常的に出力することができ
る。
の残量を検出し、これを圧縮装置にフィードバックして
データ発生量を制御することが可能となり、一定レート
でのデータ出力が可能となるとともに伝送路のデータレ
ートに合致したデータ量を定常的に出力することができ
る。
【0020】また、判定器に設定するしきい値の設定を
変えることにより、多数の伝送レートに対応することが
できるし、複雑な処理も必要がなく、回路の小型化も容
易となる。
変えることにより、多数の伝送レートに対応することが
できるし、複雑な処理も必要がなく、回路の小型化も容
易となる。
Claims (2)
- 【請求項1】符号化され、圧縮された画像データをバッ
ファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ラインに送
出する画像データ圧縮伝送方法において、バッファメモ
リにFIFOバッファメモリを使用し、FIFOバッフ
ァメモリに書き込まれているアドレスとFIFOバッフ
ァメモリから読み出されているアドレスの差を検出して
バッファメモリの残りの容量を検出し、その残りの容量
としきい値との差に応じて画像データの発生量を制御す
ることを特徴とする画像データ圧縮伝送方法。 - 【請求項2】符号化され、圧縮された画像データをバッ
ファメモリに蓄積し、一定量のデータを電送ラインに送
出する画像データ圧縮伝送装置において、バッファメモ
リがFIFOバッファメモリで構成され、FIFOバッ
ファメモリに書き込まれているアドレスと読み出されて
いるアドレスのデータがそれぞれ入力されてその差を検
出する差分器を具え、差分器の出力としきい値の大小を
比較判定する判定器を具え、判定器の判定結果に応じて
画像データ圧縮装置のデータ発生量制御信号を得ること
を特徴とする画像データ圧縮伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29789892A JPH06125541A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 画像データ圧縮伝送方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29789892A JPH06125541A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 画像データ圧縮伝送方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125541A true JPH06125541A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17852539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29789892A Pending JPH06125541A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 画像データ圧縮伝送方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06125541A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61148987A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-07 | Hitachi Ltd | フレ−ム間符号化モ−ド制御方式 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP29789892A patent/JPH06125541A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61148987A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-07 | Hitachi Ltd | フレ−ム間符号化モ−ド制御方式 |
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