JPH06125383A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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Publication number
JPH06125383A
JPH06125383A JP27273192A JP27273192A JPH06125383A JP H06125383 A JPH06125383 A JP H06125383A JP 27273192 A JP27273192 A JP 27273192A JP 27273192 A JP27273192 A JP 27273192A JP H06125383 A JPH06125383 A JP H06125383A
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JP
Japan
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response message
telephone number
caller
user
storage unit
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Application number
JP27273192A
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English (en)
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Shinsaku Honchi
辰作 本地
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答メッセージの選択自由度を一段と高め、
発呼者及び被呼者に対するサービスを向上する。 【構成】 ユーザは、電話番号登録部12、17bによ
って、電話番号と、当該電話番号を有する相手電話装置
から着信があった場合に送信したい応答メッセージとを
直接的又は間接的に対応付けて電話番号記憶部16に記
憶させる。ユーザは不在にする前に当該留守番電話装置
を、着信に対して自動的に応答して所定の応答メッセー
ジを発呼者側に送信する状態にセットする。このような
着信待機状態において、着信があると、送信応答メッセ
ージ決定部17cは、その際の発呼者電話番号を取り込
んで上記電話番号記憶部を検索して、送信する応答メッ
セージを決定する。この決定された応答メッセージが発
呼者側に送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザ不在期間の着信
に対して自動的に応答して所定の応答メッセージを送出
する留守番電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】応答メッセージとして1種類だけ録音で
きる留守番電話装置があるが、不在状況に応じて応答メ
ッセージを変更しようとするとその都度録音し直すこと
を要する。そのため、複数の応答メッセージを録音でき
て不在になる前に送出する応答メッセージを任意に選択
できるようにした留守番電話装置も既に提案されてい
る。図2は、このような従来の留守番電話装置の構成を
示すブロック図である。
【0003】図2において、留守番電話装置は制御部6
を有し、この制御部6には、回線制御部1、操作部2、
表示部3、応答メッセージ記憶部4、用件メッセージ記
憶部5、受話器7、送話器8、スピーカ9及びマイクロ
ホン10がそれぞれ接続されている。
【0004】制御部6は、留守番電話装置を構成する各
部の制御、管理を行なうものである。回線制御部1は、
着信、局線閉結、局線解放等の回線制御処理を行なうも
のである。操作部2はプッシュボタン等からなり、応答
メッセージ記憶部4に応答メッセージを登録したり、用
件メッセージ記憶部5から用件メッセージを読出す等の
操作に用いられるものである。表示部3は、操作部2に
対する操作ガイダンスを表示したり、各種情報を表示す
るためのものである。応答メッセージ記憶部4は、加入
者不在期間の着信に対して発呼者に与える応答メッセー
ジを格納しているものであり、録音処理が指示されたと
きに当該留守番電話装置のユーザが発声した応答メッセ
ージが1個以上格納される。用件メッセージ記憶部5
は、応答メッセージを受領した発呼者が発声した用件メ
ッセージを記憶するものである。受話器7及びスピーカ
9はそれぞれ電気音響変換するものであり、発呼者との
会話時においては発呼者が発声した音声信号を発音出力
し、登録した応答メッセージの確認時や発呼者が発声し
た用件メッセージの確認時にはそれらメッセージを発音
出力するものである。送話器8及びマイクロホン10は
それぞれ音響電気変換するものであり、発呼者との会話
時においては被呼者が発声した音声を捕捉し、応答メッ
セージの登録時にはユーザによるメッセージ音声を捕捉
するものである。スピーカ9及びマイクロホン10はハ
ンズフリー用である。
【0005】以上の構成を有する留守番電話装置におい
て、応答メッセージは、以下のようにして応答メッセー
ジ記憶部4に格納させる。ユーザは、操作部2を操作し
て応答メッセージ番号を入力し、その後、操作部2の録
音キーを押下して録音可能状態にする。そして、送話器
8又はマイクロホン10により応答メッセージを入力
し、制御部6はこれを取り込み、応答メッセージの入力
が終了すると、制御部6は、入力された応答メッセージ
を入力された応答メッセージ番号に対応させて応答メッ
セージ記憶部4に記憶させる。
【0006】ユーザは不在にするときには、当該留守番
電話装置を留守番モードに設定すると共に、その際、例
えば発呼者に与える応答メッセージを応答メッセージ番
号を操作部2に入力することによって選択しておく。こ
のような留守番モードにおいて、回線制御部1が着信を
検出すると、制御部6は事前に選択された応答メッセー
ジを応答メッセージ記憶部4から取出して回線制御部1
を介して発呼者に送信し、その後、回線制御部1を介し
て入力された発呼者による用件メッセージを用件メッセ
ージ記憶部5に記憶し、その受信終了によって局線を解
放して再び着信待機状態に戻る。
【0007】以上のように、予め応答メッセージ記憶部
4に格納させた複数の応答メッセージの中から、その不
在期間の理由等に応じて発呼者に送信する応答メッセー
ジをユーザが選択することができ、使い勝手を高めてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
留守番電話装置において、着信に対する自動応答で発呼
者に送出する応答メッセージをユーザが選択できるとは
言え、一旦選択されるとその不在期間中の全ての着信に
対して同一の応答メッセージが発呼者に送信される。言
い換えると、応答メッセージ記憶部4に複数登録されて
いても、不在期間で送出される応答メッセージは結局1
種類であり、発呼者が誰であろうと同一の応答メッセー
ジが送出されてしまう。このため、応答メッセージとし
ては、特定発呼者を考慮した個別的なものを録音するこ
とができず、常に、不特定発呼者に対応できる事務的な
形式の応答メッセージとなってしまうという問題点があ
った。不在にする前に特定の者から発呼されることが分
かっているような場合もあるが、その場合であっても他
の者からの発呼を考慮すると事務的な形式の応答メッセ
ージしか選択できず、使い勝手上未だ不十分である。
【0009】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、応答メッセージの選択自由度を一段と高める
ことができ、発呼者及び被呼者に対するサービスを向上
できる留守番電話装置を提供しようとしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、ユーザ不在期間の着信に対して
自動的に応答して所定の応答メッセージを発呼者側に送
信する留守番電話装置において、以下の構成を設けた。
【0011】すなわち、電話番号と、当該電話番号を有
する相手電話装置から着信があった場合に送信したい応
答メッセージとを直接的又は間接的に対応付けて記憶す
る電話番号記憶部と、この電話番号記憶部に記憶内容を
登録させる電話番号登録部と、ユーザ不在期間の着信時
に、その際の発呼者電話番号を取り込んで上記電話番号
記憶部を検索して、送信する応答メッセージを決定する
送信応答メッセージ決定部とを設けた。
【0012】
【作用】本発明において、ユーザは、電話番号登録部に
よって、電話番号と、当該電話番号を有する相手電話装
置から着信があった場合に送信したい応答メッセージと
を直接的又は間接的に対応付けて電話番号記憶部に記憶
させる。ユーザは不在にする前に当該留守番電話装置
を、着信に対して自動的に応答して所定の応答メッセー
ジを発呼者側に送信する状態にセットする。このような
着信待機状態において、着信があると、送信応答メッセ
ージ決定部は、その際の発呼者電話番号を取り込んで上
記電話番号記憶部を検索して、送信する応答メッセージ
を決定し、この決定された応答メッセージが発呼者側に
送信される。
【0013】従って、発呼者の電話番号に応じて応答メ
ッセージを自動的に切り替えることができるようにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明による留守番電話装置の一実施
例を図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施
例の留守番電話装置の構成を示すブロック図である。な
お、この実施例の留守番電話装置は、デジタル通信回線
において行なわれている発呼者電話番号通知サービスを
享受できる形式の電話装置である。
【0015】図1において、この実施例の留守番電話装
置も、制御部17を中心とし、制御部17に、回線制御
部11、操作部12、表示部13、応答メッセージ記憶
部14、用件メッセージ記憶部15、受話器18、送話
器19、スピーカ20及びマイクロホン21がそれぞれ
接続されて構成されている。しかし、機能ブロック的に
は、発呼者電話番号記憶部16がさらに制御部17に接
続されている点が従来と異なり、また、従来と同様に設
けられている一部構成の機能も従来から変更されてい
る。
【0016】制御部17は、例えばいわゆるマイコンを
中心として構成されており、当該留守番電話装置を構成
する各部を制御、管理したりするものである。留守番機
能からみれば、制御部17は、応答メッセージ録音部1
7a(図5参照)、発呼者番号登録部17b(図6参
照)及び留守番処理部17c(図7参照)等を備えてい
る。
【0017】操作部12はプッシュボタン等からなり、
応答メッセージ記憶部14に応答メッセージを録音した
り、用件メッセージ記憶部15から用件メッセージを読
み出したりするための操作に用いられるだけでなく、発
呼者電話番号記憶部16に発呼者電話番号を登録するた
めの操作にも利用される。
【0018】表示部13は、操作部12に対する操作ガ
イダンスを表示したり、各種情報(例えば入力された発
呼者電話番号)を表示するためのものである。
【0019】応答メッセージ記憶部14は、ユーザ不在
時の着信に対して発呼者に与える応答メッセージを格納
しているものであり、録音処理時において当該留守番電
話装置のユーザが発声した応答メッセージを1個以上格
納している。
【0020】図3は、この応答メッセージ記憶部14の
構成を示すものであり、各応答メッセージは応答メッセ
ージ番号に対応付けられて格納されている。ここで、応
答メッセージ番号が「1」〜「n」の応答メッセージは
特定発呼者用のものであり、応答メッセージ番号が「n
+1」の応答メッセージ(デフォルトの応答メッセー
ジ)は不特定発呼者用のものである。このような応答メ
ッセージ番号の違いは、操作マニュアル等によってユー
ザに明らかにされている。
【0021】発呼者電話番号記憶部16は、不特定多数
に対する一般的な応答メッセージではなく、所定の応答
メッセージによって応答したい発呼者の電話番号を記憶
するものである。この発呼者電話番号記憶部16が記憶
する発呼者電話番号は、後述するようにユーザによって
入力される。また、発呼者電話番号記憶部16は、ユー
ザ不在中の着信時に検索されるものである。
【0022】図4は、この発呼者電話番号記憶部16の
構成例を示すものである。図4に示すように、特定発呼
者用の応答メッセージ番号「1」〜「n」のそれぞれに
対応して複数の発呼者電話番号を格納できるようになさ
れている。
【0023】回線制御部11、受話器18、送話器1
9、スピーカ20及びマイクロホン21は、従来と同様
なものであり、その説明は省略する。
【0024】次に、以上の構成を有する実施例の留守番
電話装置の動作を、応答メッセージの録音処理、発呼者
電話番号の登録処理及びユーザ不在中の留守番処理の順
に説明する。ここで、図5が応答メッセージの録音処理
を示すフローチャートであり、図6が発呼者電話番号の
登録処理を示すフローチャートであり、図7がユーザ不
在中の留守番処理を示すフローチャートである。
【0025】ユーザが操作部12を操作して応答メッセ
ージの録音処理(録音消去処理を含む)を指示すると、
制御部7(応答メッセージ録音部17a)は図5に示す
処理を開始し、例えば表示部13に応答メッセージ番号
を入力することを表示してユーザにその操作を求め、こ
れに応じてユーザが入力した応答メッセージ番号を取り
込んで制御部17内のバッファメモリに格納する(ステ
ップ101)。ここで、特定発呼者用の応答メッセージ
番号だけでなく不特定発呼者用の応答メッセージ番号も
受付けられるようになされている。
【0026】次に、例えば表示部13に操作部12上の
録音を指示するキー又は録音消去を指示するキーを押下
することを表示してそのような操作をユーザに求め、ユ
ーザがいずれのキーを押下したかを判別する(ステップ
102、103)。
【0027】録音キーの押下を検出すると、表示部3を
介して応答メッセージの発音をユーザに求めると共に内
部を録音可能状態として、ユーザが発音して送話器19
又はマイクロホン21が捕捉した応答メッセージを、そ
の入力が終了していないことを確認しながら制御部17
内のバッファメモリに格納する(ステップ104、10
5)。なお、この際には、音声信号(応答メッセージ)
をアナログ/デジタル変換したり、必要ならば符号化し
たりすることが行なわれる。その後、応答メッセージの
入力終了を検出すると、入力された応答メッセージを入
力された応答メッセージ番号によって定まる応答メッセ
ージ記憶部14のエリアに転送して応答メッセージの録
音処理を終了する(ステップ106)。例えば、応答メ
ッセージの入力終了の検出は、応答メッセージについて
定まっている最大時間の経過の検出や、ユーザによる入
力終了を意味するキー操作に基づいて行なう。また、例
えば、既に応答メッセージが存在する応答メッセージ番
号に対する新たな応答メッセージの入力があると、新た
な応答メッセージを上書きするようにしても良く、また
新たな応答メッセージを受け付けないようにしても良
い。
【0028】他方、録音消去キーの押下を検出すると、
入力された応答メッセージ番号によって定まる応答メッ
セージ記憶部14のエリアに格納されている応答メッセ
ージを消去して応答メッセージの録音処理(録音消去処
理)を終了する(ステップ107)。
【0029】このような図5に示す処理によって、任意
の応答メッセージを記憶したり消去したりすることがで
きる。
【0030】ユーザが操作部12を操作して、所定の応
答メッセージを送信する発呼者の電話番号の登録処理
(登録削除処理を含む)を指示すると、制御部17(発
呼者番号登録部17b)は図6に示す処理を開始し、例
えば表示部13に応答メッセージ番号を入力することを
表示してユーザに応答メッセージ番号を入力することを
求め、これに応じてユーザが入力した応答メッセージ番
号を取り込んで制御部17内のバッファメモリに格納す
る(ステップ201)。ここでは、特定発呼者用の応答
メッセージ番号のいずれかだけを受付けられるようにな
されている。
【0031】次に、例えば表示部13に操作部12上の
登録を指示するキー又は登録消去を指示するキーを押下
することを表示してそのような操作をユーザに求め、ユ
ーザがいずれのキーを押下したかを判別する(ステップ
202、203)。
【0032】ユーザによる登録キーの押下を検出する
と、発呼者電話番号を入力することを表示部13に表示
し、これに応じてユーザが操作部12に対して入力した
発呼者電話番号を取り込んで制御部17内のバッファメ
モリに格納する(ステップ204)。なお、制御部17
に音声認識機能を持たせて送話器19やマイクロホン2
1を介して発呼者電話番号を取り込むようにしても良
い。その後、発呼者電話番号の入力終了を検出すると、
入力された発呼者電話番号を入力された応答メッセージ
番号によって定まる発呼者電話番号記憶部16のエリア
に転送して発呼者電話番号の登録処理を終了する(ステ
ップ205、206)。例えば、発呼者電話番号の入力
終了の検出は、入力桁数が所定桁数になったことの検出
や、ユーザによる入力終了を意味するキー操作に基づい
て行なう。
【0033】なお、1個の応答メッセージ番号に許可さ
れている最大数より多い数の発呼者電話番号の入力を受
け付けないようにしても良く、また、最も古く登録され
た発呼者電話番号に代えて登録するようにしても良い。
また、入力された発呼者電話番号が発呼者電話番号記憶
部16に既に登録されているか否かを確認して登録され
ていない場合にのみ受け付けるようにすることが好まし
い。
【0034】他方、登録消去キーの押下を検出すると、
入力された応答メッセージ番号によって定まる発呼者電
話番号記憶部16のエリアに格納されている発呼者電話
番号を消去して発呼者電話番号の登録処理(登録消去処
理)を終了する(ステップ207)。
【0035】このような図6に示す処理によって、任意
の発呼者電話番号を登録したり消去したりすることがで
きる。
【0036】なお、図5に示す応答メッセージの録音処
理と、図6に示す発呼者電話番号の登録処理とを上述の
ように無関係に処理するようにしても良いが、関係付け
て処理するようにしても良い。例えば、応答メッセージ
の録音がなされていない応答メッセージ番号に対しての
発呼者電話番号を受け付けないようにしても良い。
【0037】ユーザは、不在にする前に操作部12を操
作して当該留守番電話装置を留守番状態にする。なお、
従来とは異なり、この際に応答メッセージを選択するこ
とは不要である。留守番状態に設定されると、制御部1
7(留守番処理部17c)は、図7に示すユーザ不在中
の留守番処理を開始し、まず着信を待機する状態となる
(ステップ301)。
【0038】このような着信待機状態において、回線制
御部11によってある発呼者からの着信が検出される
と、制御部17は、回線制御部11によって局線を閉結
させ、発呼者の電話番号を取り込む(ステップ30
2)。そして、取り込んだ発呼者電話番号をキーとして
発呼者電話番号記憶部16を検索してその電話番号が登
録されているか否かを判別する(ステップ303、30
4)。
【0039】着信に係る発呼者電話番号が発呼者電話番
号記憶部16に登録されていると、その発呼者電話番号
に対応した応答メッセージ番号を取出して内部に設定
し、その応答メッセージ番号をキーとして応答メッセー
ジ記憶部14を検索して応答メッセージが録音されてい
るかを確認する(ステップ305、306)。
【0040】着信に係る発呼者電話番号が発呼者電話番
号記憶部16に登録されていない場合や、登録されてい
るがその発呼者電話番号に対する応答メッセージが録音
されていない場合には、不特定発呼者用の応答メッセー
ジ番号(デフォルト)を内部に設定又は設定し直しする
(ステップ307)。
【0041】そして、設定された応答メッセージ番号の
応答メッセージを、送信終了を確認しながら発呼者(発
呼者電話装置)に送信する(ステップ308、30
9)。応答メッセージの送信を終了すると、発呼者から
送信されてくる用件メッセージを、その受信終了を確認
しながら受信して用件メッセージ記憶部15に記憶させ
る(ステップ310、311)。なお、応答メッセージ
の送信や用件メッセージの受信の際に、制御部17の構
成によっては符号変換等を行なう。
【0042】このようにして用件メッセージの受信、記
憶が終了すると、回線制御部11によって局線を解放さ
せて着信待機状態(ステップ301)に戻る(ステップ
312)。
【0043】なお、図7に示す留守番状態の処理は、図
示は省略するが、ユーザが操作部12に対して留守番状
態の解除キーを押下したときに解除される。
【0044】図7に示す留守番状態の処理によって、ユ
ーザ不在期間に着信があった場合に、その発呼者が電話
番号が登録された者であってその者用の応答メッセージ
が録音されていればその応答メッセージが送信され、電
話番号が登録されていない者や、電話番号は登録されて
いるがその者用の応答メッセージが録音されていないと
きにはデフォルトの応答メッセージが送信される。
【0045】従って、上記実施例によれば、応答メッセ
ージと発呼者電話番号とを対応させて登録しておき、ユ
ーザ不在期間に着信すると、留守番電話装置側で発呼者
電話番号によって定まる応答メッセージを選択して送信
するようにしたので、応答メッセージの選択自由度を従
来より高めることができる。すなわち、同一のユーザ不
在期間に複数の着信があっても、発呼者に送信する応答
メッセージをその発呼者によって変えることができる。
【0046】その結果、当該留守番電話装置のユーザか
らみれば、発呼者に応じた適切な応答メッセージを選択
でき、また、発呼者からみても適切な応答メッセージが
与えられて適切な用件メッセージを送信することがで
き、発呼者及び被呼者に対するサービスを従来より向上
できることになる。
【0047】なお、上記実施例においては、発呼者電話
番号記憶部16として応答メッセージ番号毎に発呼者電
話番号を整理した構成のものを示したが、発呼者電話番
号毎に応答メッセージ番号を格納する構成のものであっ
ても良い。
【0048】また、上記実施例においては、発呼者電話
番号が登録されていない場合に送出する不特定発呼者用
の応答メッセージが1種類のものを示したが、不特定発
呼者用の応答メッセージを複数種類用意して不特定発呼
者用の応答メッセージも選択可能としても良い。また、
特定発呼者用のいずれかの応答メッセージを不特定発呼
者用の応答メッセージとして選択できるようにしても良
い。
【0049】さらに、上記実施例によれば、発呼者電話
番号に応じた応答メッセージの選択を常に行なうものを
示したが、このような動作を行なうか否かをも選択でき
るようにしても良い。
【0050】さらにまた、上記実施例においては、応答
メッセージ記憶部14と発呼者電話番号記憶部16とが
別個の存在のものを示したが、これらを融合して1個の
記憶部とするようにしても良い。例えば、図3における
応答メッセージの欄の右隣に発呼者電話番号の欄を設け
るようにしても良い。このような場合には応答メッセー
ジ番号を省略することもできるが、応答メッセージの変
更や削除操作などを考慮すると応答メッセージ番号を付
加しておく方が良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
不在期間の着信に対して自動的に応答して所定の応答メ
ッセージを発呼者側に送信する留守番電話装置におい
て、電話番号と、当該電話番号を有する相手電話装置か
ら着信があった場合に送信したい応答メッセージとを直
接的又は間接的に対応付けて記憶する電話番号記憶部
と、この電話番号記憶部に記憶内容を登録させる電話番
号登録部と、ユーザ不在期間の着信時に、その際の発呼
者電話番号を取り込んで上記電話番号記憶部を検索し
て、送信する応答メッセージを決定する送信応答メッセ
ージ決定部とを備えたので、応答メッセージの選択自由
度を一段と高めることができ、発呼者及び被呼者に対す
るサービスを向上できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例の応答メッセージ記憶部14の構成を示
す説明図である。
【図4】実施例の発呼者電話番号記憶部16の構成を示
す説明図である。
【図5】実施例の応答メッセージの録音処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】実施例の発呼者電話番号の登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】実施例の留守番処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12…操作部、13…表示部、14…応答メッセージ記
憶部、16…発呼者電話番号記憶部、17…制御部、1
7a…応答メッセージ録音部、17b…発呼者番号登録
部、17c…留守番処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ不在期間の着信に対して自動的に
    応答して所定の応答メッセージを発呼者側に送信する留
    守番電話装置において、 電話番号と、当該電話番号を有する相手電話装置から着
    信があった場合に送信したい応答メッセージとを直接的
    又は間接的に対応付けて記憶する電話番号記憶部と、 この電話番号記憶部に記憶内容を登録させる電話番号登
    録部と、 ユーザ不在期間の着信時に、その際の発呼者電話番号を
    取り込んで上記電話番号記憶部を検索して、送信する応
    答メッセージを決定する送信応答メッセージ決定部とを
    備えたことを特徴とする留守番電話装置。
JP27273192A 1992-10-12 1992-10-12 留守番電話装置 Pending JPH06125383A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061435A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 富士通株式会社 代替処理判定方法、代替処理判定装置、プログラム、及び携帯電話端末

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WO2010061435A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 富士通株式会社 代替処理判定方法、代替処理判定装置、プログラム、及び携帯電話端末
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