JPH0612459A - 電子書籍装置 - Google Patents

電子書籍装置

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JPH0612459A
JPH0612459A JP4167222A JP16722292A JPH0612459A JP H0612459 A JPH0612459 A JP H0612459A JP 4167222 A JP4167222 A JP 4167222A JP 16722292 A JP16722292 A JP 16722292A JP H0612459 A JPH0612459 A JP H0612459A
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JP
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electronic book
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Pending
Application number
JP4167222A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Musha
正隆 武者
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Hiroyuki Sakai
浩之 坂井
Junji Nakada
順二 中田
Masami Yamagishi
正巳 山岸
Yuji Kimura
祐二 木村
Taminori Tomita
民則 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4167222A priority Critical patent/JPH0612459A/ja
Publication of JPH0612459A publication Critical patent/JPH0612459A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子情報出力装置の使用者の視覚的疲労を軽減
し、操作性を向上させる事により、長時間の連続使用を
可能にする事を目的とする。 【構成】ディスプレイが使用者に見えるか見えないかを
判定する検知手段の出力に従い、表示用メモリの書き換
えを許可或は禁止する。 【効果】使用者の目視可能なディスプレイの書き換えを
自動的に禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報出力装置の使用性向
上に係り、特に長時間使用に好都合な情報出力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】公開特許公報平2−257364記載の
ように、クラムシェル型筐体の内側にディスプレイを備
え書籍を文字列として再生する電子ブックが公知であ
る。該電子ブックは携帯性や頁めくり、アンダーライン
機能等、従来の書籍の機能を向上させている物と考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、前記情
報出力の頁めくりをメンブレン・スイッチなどにより指
示する様に成っているので、少ない動作で頁めくりを可
能としている。
【0004】しかしながら前記指示は、従来の書籍に対
し操作距離が極端に短く、且つ文字列の書換えも瞬時に
行われる可能性が有る。従って、従来の書籍のマンマシ
ン・インタフェイスとの落差が、使用者の読書の欲求や
理解力に影響を与える可能性が有った。
【0005】本発明の目的は上記従来例の問題点を改善
し、従来の書籍のマンマシン・インタフェイスの優れて
いる点を継承し、電子的な処理による利点も備える事で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決し、前
記情報出力装置による使用性を向上させる為に、複数の
表示手段と、可視部の検知手段と、表示の改変の許可手
段を、備える。
【0007】
【作用】前記検知手段で使用者が見る事ができないと判
断された前記表示手段にのみ、前記許可手段で表示書換
えを許可する。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1、図2、図
3、図4を用いて説明する。図1は本発明の情報出力装
置の構成図、図2,図3は本発明の情報出力装置の外観
図、図4は本発明の情報出力装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【0009】まず初めに図1を用い、本発明の情報出力
装置の構成及び動作概要を説明する。図1に示すように
本発明による情報出力装置は供給手段101、選択手段
103、許可手段105、検知手段107、切換手段1
08、出力手段110、ディスプレイ112を主な構成
要素とする。
【0010】前記供給手段101は、要求された情報を
出力可能な場合、目的のファイル状の情報を供給可能
な、蓄積メディア或は通信メディアレシーバのサブシス
テムである。
【0011】前記選択手段103は、メディアから目次
を読み出し、使用者に提示し、使用者の選択を読み込
み、メディアから前記選択に該当する目的のデータを読
み出す、情報制御系である。
【0012】前記許可手段105は基になる複数ビット
の情報を受け取り、該情報に従い外部の情報流を断続す
るスイッチを起動可能な情報制御系である。
【0013】前記検知手段107は、ディスプレイの位
置を感知し、該ディスプレイの内使用者の目視可能な該
ディスプレイの識別番号に相当するビットを”0”、そ
の他のビット領域を”1”にした、ビット列を出力可能
なセンサ系である。
【0014】前記切り換え手段108はマルチプレクサ
で、前記検知手段107の出力するビット列を読み込
み、前記ビット列のうち”0”であるビットに対応する
経路を断続するスイッチを切断し、前記ビット列のう
ち”1”であるビットに対応する経路を断続するスイッ
チを接続する。
【0015】前記出力手段110は、出力情報列を示す
データを受け取り一時的に記憶するテキストメモリ等の
メモリと、該データを表示用走査情報に変換するキャラ
クタ・ジェネレータ等の情報変換系と、前記表示用走査
情報を順次読み出しディスプレイ用の表示信号を生成す
るカソードレイチューブ(以下CRTと略称)・コント
ローラ等を用いた表示制御系を、備える表示サブシステ
ムである。
【0016】前記ディスプレイ112は、表示情報を示
す表示信号を読み込み、目的のイメージを生成する出力
用マンマシン・インタフェイスである。
【0017】次に、図1を用い本発明による情報出力装
置の動作概要を説明する。
【0018】使用者が本発明による情報出力装置の起動
時を想定すると、前記供給手段101に予め書き込まれ
たキャラクタ・データの内、前記供給手段101の差し
替え後初めての起動であれば文頭、前記供給手段101
の差し替え後初めてでなければ前回の使用終了時前記出
力手段110に読み出していた位置の先頭を、始点とす
るの連続する数画面分のキャラクタ・データを前記選択
手段103で選択し、情報転送経路102経由で読み出
す。
【0019】前記数画面分のキャラクタ・データは、画
面に対応する前記出力手段110に、情報転送経路10
4,109、及び前記切り換え手段108を経由し、前
記切り換え手段108の接続を単一とし、前記キャラク
タ・データの改頁に同期して順次昇順に切り換える事に
より、1頁づつ対応する書き込まれ、前記変換後情報転
送経路111経由で前記ディスプレイ112で表示され
る。
【0020】ここで前記使用者が前記ディスプレイ11
2に表示された文書を読むに従い、前記ディスプレイ1
12或は該ディスプレイ112のフレームに頁めくり的
外力を加える事により、前記ディスプレイ112の向き
を変え、既に読まれた頁で使用者に見えない頁の前記デ
ィスプレイ112及び付随する前記出力手段110の系
を、最新の頁とし次の頁のテキストでリライトする。前
記リライトの可否は、前記ディスプレイ112の向きを
前記検知手段107で検知し、前記情報転送経路106
経由で前記許可手段介し前記切換手段108を制御し、
リライトの不要な前記出力手段110をマスクする事に
より行う。具体的には複数の前記ディスプレイ112の
位置関係に従い、現在使用者に見えている前記ディスプ
レイ112から最も前記位置関係の疎遠つまり離れてい
る前記ディスプレイ112及び付随する前記出力手段1
10のマスクを解除する動作を、前記切換手段108の
対応する単一の接続を選択する事で行う。
【0021】次に図2を用い本発明の情報出力装置の外
観、及び機能概要を説明する。
【0022】図2に示すように前記本発明の情報出力装
置は、ディスプレイ112、表紙筐体201、背表紙筐
体204、メディア205、フレーム206を主な構成
要素とする。
【0023】前記ディスプレイ112は、表示情報を示
す表示信号を読み込み、目的の文字207イメージを生
成する出力用マンマシン・インタフェイスである。
【0024】前記表紙筐体201は、前記供給手段10
1、前記選択手段103、前記許可手段105、前記検
知手段107、前記切換手段108、前記出力手段11
0の、本発明の情報出力装置の主要構成のほとんどを筐
体内に含む、本発明の情報出力装置の本体である。
【0025】前記背表紙筐体204は、前記フレーム2
06及び前記表紙筐体201を、機械的及び電気的に接
続する、機械回転部及び電気接続部を備える。
【0026】前記メディア205は、前記供給手段10
1に含まれる供給情報の記憶部で、表に本のタイトル2
02、著者203、裏に接続用の電極208を備えるメ
モリカードで、前記表紙筐体201の所定部にセットす
る事により本のタイトルを明示し、記憶した文書を前記
表紙筐体201に提供可能である。
【0027】前記フレーム206は、前記ディスプレイ
112を前記背表紙筐体204に機械的及び電気的に接
続する、機械回転部及び電気接続部を備える。
【0028】次に図3を用い本発明の情報出力装置の外
観、及び機能概要を説明する。
【0029】図3に示すように前記本発明の情報出力装
置は、表紙筐体201、背表紙筐体204、メディア2
05、フレーム206、多値スイッチ301を主な構成
要素とする。
【0030】前記表紙筐体201は、前記供給手段10
1、前記選択手段103、前記許可手段105、前記検
知手段107、前記切換手段108、前記出力手段11
0の、本発明の情報出力装置の主要構成のほとんどを筐
体内に含む、本発明の情報出力装置の本体である。
【0031】前記背表紙筐体204は、前記表紙筐体2
01及び前記フレーム206を、機械的及び電気的に接
続する、機械回転部及び電気接続部を備える。前記表紙
筐体201の前記機械的接続は、前記表紙筐体201の
厚みが限り無く0に近い2次元物体と仮定した場合の、
前記表紙筐体201の背表紙側の辺の上下方向に備えた
円柱状突起の先端から約2ミリメートル内側に刻んだ円
周方向の溝部を掴み、前記辺を軸とする回転が可能であ
る。前記フレーム206の前記機械的接続は、前記フレ
ーム206の厚みが限り無く0に近い2次元物体と仮定
した場合の、前記フレーム206の背表紙側の辺の上下
方向に備えた円柱状突起の先端から約2ミリメートル内
側に刻んだ円周方向の溝部を掴み、前記辺を軸とする回
転及び楕円軌道のスライドが可能なレースを持ち、前記
表紙筐体201同様の回転に加えクランキング動作をも
可能にする。
【0032】前記メディア205は、前記供給手段10
1に含まれる供給情報の記憶部で、表に本のタイトル2
02、著者203、裏に接続用の電極208を備えるメ
モリカードで、前記表紙筐体201の所定部にセットす
る事により本のタイトルを明示し、記憶した文書を前記
表紙筐体201に提供可能である。
【0033】前記フレーム206は、前記ディスプレイ
112を前記背表紙筐体204に機械的及び電気的に接
続する、機械回転部及び電気接続部を備える。前記機械
的接続は、前記フレーム206の厚みが限り無く0に近
い2次元物体と仮定した場合の、前記フレーム206の
背表紙側の辺の上下方向に備えた円柱状突起の先端から
約2ミリメートル内側に刻んだ円周方向の溝部を掴み、
前記辺を軸とする回転及び楕円軌道のスライドが可能な
レースを持ち、前記表紙筐体201同様の回転に加えク
ランキング動作をも可能にする。前記円柱状突起は回転
軸方向に前記フレーム206内外に位置する回転軸的に
接続された外接平歯車部2枚を備え、前記内側の歯車は
前記フレーム206内に前記辺と直交する2辺方向に向
けて前記フレーム206に固定して備えたラックと嵌合
し、前記外側の歯車は前記背表紙筐体204内に備えた
ギアと嵌合し、前記背表紙筐体204側から動力を供給
する事により前記フレーム206の内使用者から見て影
に位置する物を左右にスライド可能である。
【0034】前記多値スイッチ301は、前記表紙筐体
201の側面部に位置し特に複数頁のスキップ量を前記
選択手段103等に入力する為の入力インタフェイス
で、使用者の手の指の接触或は圧力の、図3右下の半楕
円の実線内の領域の右端に相当する電圧を出力可能なア
ナログ的入力系である。
【0035】次に図4を用い本発明の情報出力装置の動
作を概説する。
【0036】図4のフローチャートに示すように本発明
の情報出力装置は、動作開始後先ず必要に応じ書名/頁
指定を行い、対応頁の内容を順次表示する。使用者は表
示されたテキストを読みながら必要に応じ改頁を指示
し、該改頁数が1なら次頁表示、同じく頁数が複数なら
ばスキップの量の分だけ先の頁を表示する。
【0037】目的の改頁終了後、動作を継続するなら
ば、再びフローチャート中段から繰返す。
【0038】以下本発明の第2の実施例を図5を用いて
説明する。図5は本発明の情報出力装置の構成図であ
る。
【0039】図5を用い、本発明の情報出力装置の構成
及び動作概要を説明する。図5に示すように本発明によ
る情報出力装置は供給手段101、選択手段103、許
可手段105、検知手段107、切換手段108、出力
手段110、ディスプレイ112、現頁バッファ50
1、引算器502、多値スイッチ503、量子化器50
4を主な構成要素とする。
【0040】前記供給手段101は、要求された情報を
出力可能な場合、目的のファイル状の情報を供給可能
な、蓄積メディア或は通信メディアレシーバのサブシス
テムである。
【0041】前記選択手段103は、メディアから目次
を読み出し、使用者に提示し、使用者の選択を読み込
み、メディアから前記選択に該当する目的のデータを読
み出す、或は改頁やスキップ等の要求に応じメディアか
ら前記選択に該当する目的のデータを読み出す情報制御
系である。
【0042】前記許可手段105は基になる複数ビット
の情報を受け取り、該情報に従い外部の情報流を断続す
るスイッチを起動可能な情報制御系である。
【0043】前記検知手段107は、ディスプレイの位
置を感知し、該ディスプレイの内使用者の目視可能な該
ディスプレイの識別番号に相当するビットを”0”、そ
の他のビット領域を”1”にした、ビット列を出力可能
なセンサ系である。
【0044】前記切り換え手段108はマルチプレクサ
で、前記検知手段107の出力するビット列を読み込
み、前記ビット列のうち”0”であるビットに対応する
経路を断続するスイッチを切断し、前記ビット列のう
ち”1”であるビットに対応する経路を断続するスイッ
チを接続する。
【0045】前記出力手段110は、出力情報列を示す
データを受け取り一時的に記憶するテキストメモリ等の
メモリと、該データを表示用走査情報に変換するキャラ
クタ・ジェネレータ等の情報変換系と、前記表示用走査
情報を順次読み出しディスプレイ用の表示信号を生成す
るカソードレイチューブ(以下CRTと略称)・コント
ローラ等を用いた表示制御系を、備える表示サブシステ
ムである。
【0046】前記ディスプレイ112は、表示情報を示
す表示信号を読み込み、目的のイメージを生成する出力
用マンマシン・インタフェイスである。
【0047】前記現頁バッファ501は、前記選択手段
103により読み出し指示され表示中の頁を記憶するメ
モリである。
【0048】前記引算器502は、パラレル信号線上の
信号等で表される2つの数値を読み込み差を出力可能な
情報処理系である。
【0049】前記多値スイッチ503は、使用者の意志
に従いアナログ的な情報を入力可能な入力インタフェイ
スである。
【0050】前記量子化器504は、アナログ的な入力
情報を量子化しディジタル数値情報として出力可能な情
報処理系である。
【0051】次に、図5を用い本発明による情報出力装
置の動作概要を説明する。
【0052】使用者が本発明による情報出力装置の起動
時を想定すると、前記供給手段101に予め書き込まれ
たキャラクタ・データの内、前記供給手段101の差し
替え後初めての起動であれば文頭、前記供給手段101
の差し替え後初めてでなければ前回の使用終了時前記出
力手段110に読み出していた位置の先頭を、始点とす
るの連続する数画面分のキャラクタ・データを前記選択
手段103で選択し、情報転送経路102経由で読み出
す。
【0053】前記数画面分のキャラクタ・データは、画
面に対応する前記出力手段110に、情報転送経路10
4,109、及び前記切り換え手段108を経由し、前
記切り換え手段108の接続を単一とし、前記キャラク
タ・データの改頁に同期して順次昇順に切り換える事に
より、1頁づつ対応する書き込まれ、前記変換後情報転
送経路111経由で前記ディスプレイ112で表示され
る。
【0054】ここで前記使用者が前記ディスプレイ11
2に表示された文書を読むに従い、前記ディスプレイ1
12或は該ディスプレイ112のフレームに頁めくり的
外力を加える事により、前記ディスプレイ112の向き
を変え、既に読まれた頁で使用者に見えない頁の前記デ
ィスプレイ112及び付随する前記出力手段110の系
を、最新の頁とし次の頁のテキストでリライトする。前
記リライトの可否は、前記ディスプレイ112の向きを
前記検知手段107で検知し、前記情報転送経路106
経由で前記許可手段介し前記切換手段108を制御し、
リライトの不要な前記出力手段110をマスクする事に
より行う。具体的には複数の前記ディスプレイ112の
位置関係に従い、現在使用者に見えている前記ディスプ
レイ112から最も前記位置関係の疎遠つまり離れてい
る前記ディスプレイ112及び付随する前記出力手段1
10のマスクを解除する動作を、前記切換手段108の
対応する単一の接続を選択する事で行う。
【0055】また前記使用者が前記ディスプレイ112
に表示された文書を読むに従い、前記表紙筐体201の
多値スイッチ301に頁めくり的外力を加える事によ
り、既に読まれた頁で使用者に見えない頁の前記ディス
プレイ112及び付随する前記出力手段110の系を、
最新の頁とし目的の頁のテキストでリライトする。前記
リライトの可否は、前記ディスプレイ112の向きを前
記検知手段107で検知し、前記情報転送経路106経
由で前記許可手段介し前記切換手段108を制御し、リ
ライトの不要な前記出力手段110をマスクする事によ
り行う。具体的には複数の前記ディスプレイ112の位
置関係に従い、現在使用者に見えている前記ディスプレ
イ112から最も前記位置関係の疎遠つまり離れている
前記ディスプレイ112及び付随する前記出力手段11
0のマスクを解除する動作を、前記切換手段108の対
応する単一の接続を選択する事で行う。
【0056】以下本発明の第3の実施例を図6を用いて
説明する。図6は本発明の情報出力装置の構成図であ
る。
【0057】図6を用い、本発明の情報出力装置の構成
及び動作概要を説明する。図6に示すように本発明によ
る情報出力装置は供給手段101、選択手段103、許
可手段105、検知手段107、切換手段108、出力
手段110、ディスプレイ112、スピーカ601、触
覚情報出力手段602、その他の情報出力手段603を
主な構成要素とする。
【0058】前記供給手段101は、要求された情報を
出力可能な場合、目的のファイル状の情報を供給可能
な、蓄積メディア或は通信メディアレシーバのサブシス
テムである。
【0059】前記選択手段103は、メディアから目次
を読み出し、使用者に提示し、使用者の選択を読み込
み、メディアから前記選択に該当する目的のデータを読
み出す、或は改頁やスキップ等の要求に応じメディアか
ら前記選択に該当する目的のデータを読み出す情報制御
系である。
【0060】前記許可手段105は基になる複数ビット
の情報を受け取り、該情報に従い外部の情報流を断続す
るスイッチを起動可能な情報制御系である。
【0061】前記検知手段107は、ディスプレイの位
置を感知し、該ディスプレイの内使用者の目視可能な該
ディスプレイの識別番号に相当するビットを”0”、そ
の他のビット領域を”1”にした、ビット列を出力可能
なセンサ系である。
【0062】前記切り換え手段108はマルチプレクサ
で、前記検知手段107の出力するビット列を読み込
み、前記ビット列のうち”0”であるビットに対応する
経路を断続するスイッチを切断し、前記ビット列のう
ち”1”であるビットに対応する経路を断続するスイッ
チを接続する。
【0063】前記出力手段110は、出力情報列を示す
データを受け取り一時的に記憶するテキストメモリ等の
メモリと、該データを出力用情報に変換するキャラクタ
・ジェネレータ等の情報変換系と、前記出力用情報を順
次読み出しディスプレイ用の表示信号等を生成するカソ
ードレイチューブ(以下CRTと略称)・コントローラ
等を用いた出力制御系を、備える出力サブシステムであ
る。
【0064】前記ディスプレイ112は、表示情報を示
す表示信号を読み込み、目的のイメージを生成する出力
用マンマシン・インタフェイスである。
【0065】前記スピーカ601は、音声情報を示す音
声信号を与えると、目的の音声を発音する出力用マンマ
シン・インタフェイスである。
【0066】前記触覚情報出力手段602は、触覚情報
を示す触覚信号を与えると、目的の形状を形成する出力
用マンマシン・インタフェイスである。
【0067】前記その他の情報出力手段603は、或る
特定の情報を示す信号を与えると、目的の五感情報を出
力する出力用マンマシン・インタフェイスである。
【0068】次に、図6を用い本発明による情報出力装
置の動作概要を説明する。
【0069】使用者が本発明による情報出力装置の起動
時を想定すると、前記供給手段101に予め書き込まれ
たキャラクタ・データの内、前記供給手段101の差し
替え後初めての起動であれば文頭、前記供給手段101
の差し替え後初めてでなければ前回の使用終了時前記出
力手段110に読み出していた位置の先頭を、始点とす
るの連続する数画面分のキャラクタ・データを前記選択
手段103で選択し、情報転送経路102経由で読み出
す。
【0070】前記数画面分のキャラクタ・データは、希
望の出力形態に対応する前記出力手段110に、情報転
送経路104,109、及び前記切り換え手段108を
経由し、前記切り換え手段108の接続を単一とし、前
記キャラクタ・データの改頁に同期して順次昇順に切り
換える事により、1頁づつ対応する書き込まれ、前記変
換後情報転送経路111経由で対応する出力手段で出力
される。
【0071】ここで前記使用者が前記出力手段で出力さ
れた文書を受け取るに従い、前記選択手段を103操作
する事により、対応する前記出力手段110の系を、次
の頁のテキストでリライトする。前記リライトの可否
は、前記許可手段で前記切換手段108を制御し、リラ
イトの不要な前記出力手段110をマスクする事により
行う。具体的には複数の前記出力手段110に対する使
用者の要求に従い、現在使用者の選択している前記出力
手段110のマスクを解除する動作を、前記切換手段1
08の対応する単一の接続を選択する事で行う。また使
用者が複数のメディアでパラレルに情報享受を望むなら
ば、前記切換手段108の対応する複数の接続を選択す
る事で、同じ情報を同時に複数の前記出力手段110に
転送する事により行う。
【0072】
【発明の効果】本発明を用いた情報出力装置は上記のよ
うに構成され機能するので、以下のような効果を奏す
る。
【0073】使用者が目視可能な表示部の書き換えを禁
止する事により、視覚疲労を軽減し長時間使用を可能に
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報出力装置の構成図である。
【図2】本発明の情報出力装置の外観図である。
【図3】本発明の情報出力装置の外観図である。
【図4】本発明の情報出力装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の情報出力装置の構成図である。
【図6】本発明の情報出力装置の構成図である。
【符号の説明】
101…供給手段、 102,104,106,109,111…情報転送経
路、 103…選択手段、 105…許可手段、 107…検知手段、 106…切り換え手段、 110…出力手段、 112…ディスプレイ、 201…表紙筐体、 202…タイトル、 203…著者名、 204…背表紙筐体、 205…メディア、 206…フレーム、 207…文字、 208…接点、 301…多値スイッチ、 501…現頁バッファ、 502…引き算器、 503…多値スイッチ、 504…量子化器、 601…スピーカ、 602…触覚情報出力手段、 603…その他の情報出力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 坂井 浩之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 中田 順二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 山岸 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 冨田 民則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の供給手段と、情報の選択手段と、情
    報の出力手段を備えた電子書籍装置において、複数の表
    示手段と、可視部の検知手段と、表示の改変の許可手段
    を、備える事を特徴とする電子書籍装置。
  2. 【請求項2】前記選択手段の頁選択時に用いる操作系
    が、スキップ頁数をアナログ的多値情報で入力可能な事
    を特徴とする請求項1記載の電子書籍装置。
  3. 【請求項3】前記供給手段の供給する情報を前記出力手
    段で出力する為の情報変換手段を複数備え、且つ機能す
    る前記情報変換手段を選択する手段を備える事を特徴と
    する請求項1又は2記載の電子書籍装置。
  4. 【請求項4】複数の表示手段と、可視部の検知手段と、
    前記可視部の表示改変を禁止する手段を備える事を特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子書籍装
    置。
  5. 【請求項5】前記複数の表示手段を頁状の筐体の表裏に
    備える事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の電子書籍装置。
  6. 【請求項6】前記複数の表示手段を頁状の筐体の表裏に
    備え、1枚のバックライトのサンドイッチ構造を採る事
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子
    書籍装置。
  7. 【請求項7】前記複数の表示手段を頁状の筐体の表裏に
    備え、1枚の不透明箔版を2枚のバックライトでサンド
    イッチ構造を採った物を、前記表示手段で挟む構造を採
    る事を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    電子書籍装置。
  8. 【請求項8】前記複数の表示手段を頁状の筐体の表裏に
    備え、背表紙部にサイドライトを備える事を特徴とする
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子書籍装置。
  9. 【請求項9】前記複数の表示手段を頁状の筐体の表裏に
    備え、前記頁状の筐体部にサイドライトを備える事を特
    徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子書籍
    装置。
  10. 【請求項10】前記複数の頁状の筐体を備え、前記頁状
    の筐体の読み終えた陰頁を読んでいない先の頁に位置的
    に機械的にスライドさせる頁ローテートを行う手段を備
    える事を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載
    の電子書籍装置。
  11. 【請求項11】前記複数の頁状の筐体を備え、前記頁状
    の筐体の読み終えた陰頁を読んでいない先の頁に内容的
    に書き換える頁書き換えを行う手段を備える事を特徴と
    する請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子書籍装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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FR2807861A1 (fr) * 2000-04-12 2001-10-19 Ass Pour La Promotion Et Le De Dispositif individuel pour l'affichage continu d'une suite de donnees sur un organe d'affichage de dimensions determinees
JP2008299269A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Bridgestone Corp 書籍型情報表示装置
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