JPH06124368A - 非接触媒体 - Google Patents

非接触媒体

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JPH06124368A
JPH06124368A JP4275883A JP27588392A JPH06124368A JP H06124368 A JPH06124368 A JP H06124368A JP 4275883 A JP4275883 A JP 4275883A JP 27588392 A JP27588392 A JP 27588392A JP H06124368 A JPH06124368 A JP H06124368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
battery
circuit
medium
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP4275883A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Maeno
隆司 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4275883A priority Critical patent/JPH06124368A/ja
Publication of JPH06124368A publication Critical patent/JPH06124368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信距離が遠くても媒体処理装置側で大きな電
力を必要とせず、電池の寿命を延ばすことができるよう
にする。 【構成】非接触媒体に備えられる電源装置17におい
て、受信した電力搬送波の電力成分を出力する電源回路
22および電池21をダイオードD1、D2を介して電
源ラインに接続した。電源回路22の出力または電池2
1の出力のいずれか大きい方を電源ラインに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、媒体と媒体処理装置
との間でデータを無線送受信する非接触通信システムに
適用される非接触媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触媒体には、電池が備えられ
ており、この電池から媒体を構成する各電子部品に電力
を供給するものと、電力受信回路を備え、外部の媒体処
理装置から送信された電力搬送波を受信して電力成分を
各電子部品に供給するものとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電池を備えた非接触媒体では、電池の寿命が終わると非
接触媒体が使用できなくなり、電池を交換可能にする
と、非接触媒体の外形寸法が大きくなるとともに耐水性
が悪くなる問題があった。また、電力を伝送する非接触
媒体では、通信範囲を広くすると、媒体処理装置側で電
力伝送のために大きな電力を必要とし、放射する電磁波
も大きくなるため、電波法や人体防護のための制約を受
ける問題があった。
【0004】この発明の目的は、通信範囲を広くしても
媒体処理装置側で大きな電力を必要とせず、電波法や人
体防護の制約等を受けることがない非接触媒体を提供す
ることにある。また、電池の交換を不要にできる非接触
媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の非接触媒体
は、非接触媒体に内蔵された電池と、前記媒体処理装置
から送信された電力搬送波を受信して電力成分を電源回
路に供給する電力受信回路と、外部からの電力供給の有
無を判断する判断手段と、判断手段が判断した外部から
の電力供給の有無に応じて、前記電力受信回路が受信し
た電力または前記電池の電力を電源とする電源切換手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、前記電力受信回路が受信した電力に
より、前記電池を充電する充電手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】この発明の非接触媒体においては、媒体処理装
置から電力搬送波が送信されると、電力受信回路で電力
搬送波が受信され電源回路に電力成分が供給される。判
断手段において、外部から電力の供給があると判断され
た場合には、電力受信回路が受信した電力を電源とする
ように電源切換手段が切り換えられ、外部から電力の供
給がないと判断された場合には電池の電力を電源とする
ように電源切換手段が切り換えられる。したがって、媒
体処理装置の電力搬送波の通信範囲では、非接触媒体は
電力搬送波からの電力供給を受けて動作し、上記範囲外
では内蔵の電池を電源として動作する。このため、上記
範囲が比較的狭い場合にも非接触媒体の動作用電源が確
保される。
【0008】また、充電手段により、非接触媒体の電力
受信回路で受信された電力が電池に充電される。したが
って、電池の電力消費による交換が不要になる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例である非接触媒体
の制御部の構成を示すブロック図である。非接触パスゲ
ートシステム等に使用され、図示しない自動改札機に提
示される定期券1のCPU11には、インタフェース1
4を介して送受信回路15が接続されている。この送受
信回路15はアンテナ16を介して自動改札機の送受信
回路との間でデータの無線送受信を行う。送受信回路1
5は電源装置17に接続されており、アンテナ16にお
いて受信した電力搬送波の電力成分を電源装置17に供
給する。定期券1は例えばICカードによって構成され
ており、ICカードの各回路は自動改札機から送信され
る電力搬送波または電源装置17に含まれる電池21
(図2参照)により電力の供給を受ける。
【0010】CPU11はROM12に予め書き込まれ
ているプログラムに従って通信処理を実行し、この間に
入出力されるデータはRAM13に格納されるととも
に、一部のデータはSRAM18に書き込まれる。この
SRAM18に書き込まれるデータとしては、カードに
固有の認識データおよび通行可能区間や有効期限等の通
行可否判定用データ等がある。このSRAM18は、後
述する電源装置のバッテリによりバックアップされてい
る。このSRAM18を用いることにより、EEPRO
Mを用いる場合に比べて書込時間を短縮できる。
【0011】図2は、非接触媒体における電源装置の詳
細を示す回路図である。電源装置17には、電池21お
よび電源回路22が備えられており、電源回路22には
アンテナ16が接続されている。電源回路22は、アン
テナ16が受信した電力搬送波の電力成分を出力する。
電池21および電源回路22は、それぞれダイオードD
1、D2を介して各回路に対する電源ラインに接続され
ている。したがって、この電源装置17においては、ア
ンテナ16で受信された電力搬送波の電力成分、および
電池21の電力のうち、電圧の高い方から各回路に電力
が供給される。
【0012】電力伝送により供給される電力は、定期券
1と自動改札機のアンテナとの距離および向き等によっ
て変わり、一般に両者が近づくと大きくなる。したがっ
て、定期券1が自動改札機に近づくに従って電源回路2
2から出力される電力受信電源の電圧が上がり、各回路
に供給する電力も増加する。
【0013】図3は、この発明の他の実施例である電源
装置の詳細を示す回路図である。この回路は、図2に示
した回路図におけるダイオードD1、D2の電圧降下
(ロス)を無くして効率を上げる回路である。即ち、電
池21および電源回路22の出力をコンパレータCMP
1のそれぞれの入力端子に入力し、コンパレータCMP
1の順出力および反転出力は、それぞれトランジスタT
R1およびTR2のベース端子に導かれる。電池21お
よび電源回路22の出力はまた、トランジスタTR3、
TE4を介して電源ラインに接続されている。このトラ
ンジスタTR3、TR4は、それぞれトランジスタTR
1、TR2により駆動される。この構成により、電池2
1および電源回路22の電源のうち、電圧が高い方をコ
ンパレータCMP1で検出し、電圧が高い方から各回路
へ電力を供給する。この際、トランジスタTR3、TR
4の飽和時(0.2V以下)オン電圧は、ダイオードの
順電圧(0.6〜0.7V)に比べて小さいためロスが
小さい。なお、ダイオードD3、D4は、コンパレータ
CMP1の出力が変化した瞬間における電源ラインへの
電力供給を補償する。
【0014】図4は、電力搬送波の電力成分により電池
を充電するための回路図である。即ち、図2に示した回
路において、さらに電源回路22をダイオードD5を介
して電池21に接続したものである。この構成により、
電源回路22の出力電圧が、電池21の電圧VB とダイ
オードD5の順電圧VD との和を超えた際に電源回路2
2の出力により電池21が充電される。
【0015】以上のように、この実施例によれば、内蔵
された電池21の電圧およびアンテナ16によって受信
された電力搬送波の電力成分のうち、電圧が高い方の電
源から各回路に電力が供給されるとともに、受信した電
力搬送波の電力成分により電池21が充電される。した
がって、非接触媒体1において、通信距離が遠い場合に
は電池21から電力が供給され、通信距離が近い場合に
は媒体処理装置から送信された電力搬送波によって電力
が供給される。
【0016】なお、自動改札機等の媒体処理装置では、
非接触媒体1との間の距離は比較的遠く、これに比べて
非接触媒体1の発行処理を行うリーダ/ライタ等の媒体
処理装置では比較的短い。したがって、自動改札機等の
パスゲートシステムでは非接触媒体1の内部電池を用
い、リーダ/ライタ等の装置との通信には電力搬送波に
よる電力供給を受けるように切り換えることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、通信距離が遠い場合
には媒体処理装置からの電力伝送が行われないため、媒
体処理装置側で大きな電力を必要とせず、電波法や人体
防護のための制約を受けることがなくなる。また、電池
の使用を限定し、かつ充電を行うことにより、内蔵した
電池の電力消費量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である非接触媒体の構成を示
す図である。
【図2】同非接触媒体における電源装置の詳細を示す図
である。
【図3】この発明の別の実施例である非接触媒体におけ
る電源装置の詳細を示す図である。
【図4】この発明のさらに別の実施例である非接触媒体
における電源装置の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1−定期券 16−アンテナ 17−電源装置 21−電池 22−電源回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用データを記憶するとともに、前記
    データに基づく処理を実行する媒体処理装置との間で前
    記データを無線送受信する非接触媒体において、 前記非接触媒体に内蔵された電池と、前記媒体処理装置
    から送信された電力搬送波を受信して電力成分を電源回
    路に供給する電力受信回路と、外部からの電力供給の有
    無を判断する判断手段と、判断手段が判断した外部から
    の電力供給の有無に応じて、前記電力受信回路が受信し
    た電力または前記電池の電力を電源とする電源切換手段
    と、を備えたことを特徴とする非接触媒体。
  2. 【請求項2】 前記電力受信回路が受信した電力によ
    り、前記電池を充電する充電手段を備えた請求項1に記
    載の非接触媒体。
JP4275883A 1992-10-14 1992-10-14 非接触媒体 Pending JPH06124368A (ja)

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JP4275883A JPH06124368A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 非接触媒体

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JP4275883A JPH06124368A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 非接触媒体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133500A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP2008305966A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Seiko Epson Corp 半導体集積回路及びその検査方法
US7554383B2 (en) 2001-03-02 2009-06-30 Sony Corporation Chip for non-contact reader/writer having power-supply management function
JP2017074002A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 松山株式会社 農作業機の給電システム

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