JPH0612261B2 - 光フアイバジヤイロスコ−プのコイル形成方法及び該方法によつて形成される光フアイバコイル - Google Patents

光フアイバジヤイロスコ−プのコイル形成方法及び該方法によつて形成される光フアイバコイル

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JPH0612261B2
JPH0612261B2 JP61144708A JP14470886A JPH0612261B2 JP H0612261 B2 JPH0612261 B2 JP H0612261B2 JP 61144708 A JP61144708 A JP 61144708A JP 14470886 A JP14470886 A JP 14470886A JP H0612261 B2 JPH0612261 B2 JP H0612261B2
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    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は、ジャイロスコープのリングを構成する光ファ
イバコイルを形成する方法に係わる。公知のジャイロス
コープには、サニャック(SAGNAC)干渉計とも称される
リング干渉計がある。
上記のような干渉計は主に、通常レーザによって構成さ
れる光エネルギ源と、複数個のミラーかあるいは光ファ
イバの巻き重ねによって構成される、導波器として機能
する光学デバイスと、光を分割し、また会合させるデバ
イスと、信号を検出して処理するデバイスとを含む。
この干渉計では分割デバイスから二つの波が現われ、こ
れらの波は同一の光路を反対方向へ進むことが公知であ
る。
リング干渉計の一基本特徴は相反性(reciprocity)で
あり、即ち光路の乱れの二つの波に対する影響は、該影
響の及ぶ時点も方向も二つの波の間で相違するにもかか
わらず常に同様である。
しかし、上記相反性を損う2種の乱れが存在する。
一つは波が干渉計の光路沿いに伝播されるのに掛る時間
に匹敵する時間経過において時と共に変化する乱れであ
り、もう一つはいわゆる“非相反的な(non-reciproca
l)”乱れ、即ち波が光路に沿って何れの方向に伝搬さ
れるかによって該波に別様に影響する乱れである。上記
影響とは、波を伝搬する媒質の対称性を損う物理的影響
である。
二つの公知効果が、上記のうち後者の種類の乱れを惹起
する。
−ファラデー効果もしくは共線的磁気光学効果。この効
果によって、磁場が光学材料の電子のスピンの優先方向
を創出する。
−サニャック効果もしくは相対論的慣性効果。この効果
において干渉計のガリレイ基準に関する回転が、伝搬時
間の対称性を損う。この効果は特にジャイロスコープの
製造に利用される。
本発明は、上述の分野に適用される。
“非相反的な”乱れが存在しなければ、光路を辿った後
分割及び会合デバイスで再び会合する二つの波の位相差
(以後、記号△φで示す)はゼロである。上記乱れが存
在する場合、即ちシステムが慣性空間で回転する場合
は、位相差は関係 に従い、この関係においてfは光波の周波数、Cは真空
中での光の速度である。
位相偏移△φは、リングを構成するファイバコイルの見
掛け表面ベクトルと回転ベクトルとのスカラー積に
従属する。従ってシステムは、コイルを通る回転ベクト
ルの流れに対して鋭敏である。
見掛け表面ベクトルは、関係 によって定義され、この関係において記号は光がファ
イバ沿いに辿る経路によって規定される閉曲線における
積分を表わし、またMは前記閉曲線上の任意の点、 は進行差ベクトルである。
ベクトルの方向はコイルの対称軸に平行である。従っ
てシステムは、上記対称軸周囲への回転を検出し、直交
軸周囲への回転は感知しない。進行方向調整への数多い
適用では、コイルの対称軸の方向が非常に安定であるこ
とが根本的に重要である。いわゆる“照準(laying)”の
この安定性は、ファイバコイルの個々の巻きの変位によ
って影響される恐れがある。
コイルの巻き層が一重である場合は、問題は簡単に解決
する。コイルを支持するチューブにファイバの直径より
大きいピッチを有するねじ山状の螺旋溝を形成し、この
溝の中にファイバを巻くことが可能である。困難は2重
目の巻き層を形成する場合に生じる。2重目の巻き層は
1重目の時と同一の巻付け方向において支持チューブ沿
いに巻き戻ることによって形成され得るが、その際螺旋
の形成される方向が1重目の時と逆になる。即ち2重目
ではファイバーは一巻き毎に、1重目の巻き層によって
規定された溝を離れて1重目の層の1個の巻きを乗越
え、次の溝の中に再び収まる。このような構成は、例え
ば米国特許第3,102,953号の特に第2図に開示されてい
る。上記乗越えの起こる点は確定せず、特に温度との関
連で変化し得る(膨張現象)。このことは、巻きの向き
を変えて照準安定性に影響を及ぼし、特にファイバが熱
サイクルの間に正しい位置に戻らない場合ヒステリシス
を惹起する。コイルの巻付け方向を反転すれば、1重目
の巻き層によって規定された溝の中にファイバを巻いて
2重目の巻き層を形成することができるが、その場合巻
付けに起因するサニャック効果は電磁コイルの自己イン
ダクタンスが相殺されるのと同様に相殺される。
本発明は、ジャイロスコープのリングを構成する光ファ
イバコイルを形成する方法であって、前記コイルの照準
安定性を改善する形成方法の提供を目的とする。
[発明の概要] 本発明は、光ファイバの多重巻きコイルから成るリング
を含むサニャック干渉計型ジャイロスコープを形成する
方法であって、少なくとも −前記コイルの形成に必要な長さの光ファイバを少なく
とも1個の中間スプールに巻く予備工程、 −前記中間スプールから解いた光ファイバを横断面が円
形である中央孔を有するシリンダ形支持体上に、一定ピ
ッチの螺旋上コイルを形成するべく巻いて1重目の巻き
層を形成する第一の工程、 −中間スプールを前記シリンダ形支持体の中央孔内に導
入し、中央孔内面に沿って前記1重目の層の巻きと同一
方向に巻いた1個の巻きを螺旋状に形成した後該中間ス
プールを支持体中央孔から、導入端部とは反対の側の端
部を経て除去する第二の工程、及び −光ファイバを下の層の巻きと同一方向に巻くことによ
って次の巻き層を形成し、その際下の層の巻き同士の間
のスペースを光ファイバの案内及び位置決定用溝として
用いる第三の工程 を含む形成方法を提供する。
本発明はまた、上記形成方法によって得られる光ファイ
バコイルにも係わる。
以下の記述並びに添付図面から本発明の他の特徴及び利
点が明らかとなり、本発明はより良く理解されよう。
[好ましい具体例の説明] 本発明の方法は、1個の巻き層を形成した後光ファイバ
を支持チューブ内部に、前記層の巻きと同じ方向に巻い
た螺旋状に通すことから成る。チューブ他端から出てき
た光ファイバは前の層の時と同一方向に巻付けられて次
の巻き層を構成し得、その際該光ファイバは前の巻き層
によって規定された溝を辿る。この方法は、支持チュー
ブに容易に通され得るよう前記チューブの内径より小さ
い外径を有する中間スプールにファイバの全部を巻付け
ることを必要とする。光ファイバを支持チューブに通す
作業は複数回繰返し得る。n個の巻きの層は次の巻き層
のファイバを受容し得るn−1個のファイバ間スペース
を規定し、即ち異なる層の巻き同士は互いに違いに位置
する。個々の巻きが前の層の巻き間スペースによって横
方向に保持され、その結果巻きの位置がはるかに安定
し、熱ヒステリシス効果は減少する。
第1図に、完全な巻き層を形成する作業の全体を概略的
に示す。
この作業ではまず光ファイバFOの全部を、直径が小さ
く、かつ前記ファイバ全部を保有するのに十分な長さを
有する中間スプール2に緩く巻付ける。スプール2に巻
かれたファイバは支持チューブ1に、該ファイバの直径
より大きいピッチで巻き直される。1重目の巻き層の形
成が終了するとスプール2は支持チューブ1内部に通さ
れ、それによって前記支持チューブ1内部にフアイバが
螺旋状に配置される。続いて2重目の巻き層が、1重目
の層の巻き間スペース内にファイバを巻くことによって
形成され得る。このような手続が各巻き層毎に繰返され
る。
第1図において、1重目の層の巻きを記号SP11〜S
1nで示す。同様に、2重目の層の巻きをSP21
示す。シリンダ形支持体1は、光ファイバFOを巻付け
られたスプール2の外径20より大きい直径の中央孔10を
有する。
巻き層を重ねて形成された光ファイバFOのコイルBの
軸を△で示す。
第1図でスプール2の辿る経路を、記号Tで示す。
巻付けは、第1図の支持体1の左方部分から開始し、n
回巻いた後前記支持体1の他端即ち図中右方部分で終了
するものとする。このためスプール2は軸△に平行に左
から右へ移動し、一方支持体1は軸△周囲に回転する。
左から右へ移動し終えたスプール2は支持体1の中央孔
10内に導入され、左方から出てくる。スプール2が中央
孔10を通り抜ける間に光ファイバFOは螺旋状に巻かれ
て、中央孔10の壁面に沿った内部巻きSPIを構成す
る。巻き層1個につき1個の内部巻きが形成される。
巻付け作業が継続され、1重目の巻き層の巻き間スペー
ス内に2重目の巻き層の巻きが収納される。第1図に
は、2重目の巻き層の最初の巻きSP21のみを示し
た。
所要個数の巻き層を形成するべく、作業サイクルは繰返
し再開される。
第2図〜第5図に、連続する2個の巻き層、この例では
1重目及び2重目の巻き層を形成する作業の4工程を詳
細に示す。
第2図に、巻きSP11〜SP1nから成る完全な巻き
層が形成された後のコイルの状態を示す。
次にスプール2が支持体1内部に挿入され、左方から出
てくる(第3図)。
そこで、第4図に示した(巻きSP21〜SP23}よ
うに、2重目の巻き層を形成する作業が始まる。
最後に、第5図に示したように2重目の巻き層が完全に
形成された(巻きSP21〜SP2n−1)後、スプー
ル2(第5図には図示せず)は再び支持体1内部に通さ
れる。
当然ながら、コイルBはその形成の最終工程において3
個以上の巻き層を有するものとする。そうでない場合
は、巻き層形成作業は第5図に示した工程で終了され
る。
巻付けピッチについては制約が存在する。
実際、巻付けピッチは当然ファイバの直径より大きくな
ければならないが、3重目の巻き層が1重目の巻き層に
触れないようにする場合にはファイバ直径の√倍より
小さくなければならない。
第6図及び第7図に、二つの可能な状態を示す。
第6図はコイルBの細部の縦断面図である。
1重目の巻き層は巻きSP1m,SP1m+1,SP
1m+2を含み、ここでmは1からnまでの任意の数で
ある。2重目の巻き層は特に1重目の層の巻き間スペー
スによって構成された溝の中に巻かれた2個の巻きSP
2m,SP2m+1を含む。同様に、3重目の巻き層の
巻きSP3mは巻きSP2mとSP2m+1との間のス
ペースによって構成された溝の中に配置される。
ここに図示した例では、連続する2個の巻きの横断面の
中心O及びO′間の距離eで表わされ得る巻付けピッチ
が先に述べた2条件を同時に満足する、即ち e>d (3) 及び (dは光ファイバFOの、保護外皮を含めた外径)であ
るものとした。
第7図は、距離eが より大きい場合を示す。
3重目の巻き層の巻きSP3mが1重目の層の巻きSP
1m+1に触れているのが知見され得る。従って巻きS
3mの、2重目の層の巻きSP2m及びSP2m+1
間のスペース内での位置は厳密には規定されない。
第6図に示した重なりのみが本発明によって要求される
安定性を有し、即ち個々の巻きが下の層の2個の巻きに
よって、横方向に変位し得ないように保持されている。
1重目の巻き層の巻きの位置を正確に規定するために、
支持チューブ1はねじ山状の螺旋溝を有し得る。先行技
術にもみられる上記の可能な一構成を、第8図に示す。
第8図には、1重目の巻き層の3個の巻きSP1m〜S
1m+2を示す。支持体1は、例えば通常V字形であ
る螺旋溝100,を具え、この溝100の中に光ファイバFO
が、1重目の巻き層の巻きSP1m〜SP1m+2を構
成するべく配置される。
別の例では、支持チューブの可能な機械加工欠陥がファ
イバの光学的挙動に影響する(マイクロベンド、偏光結
合等に起因する損失)のを回避するべく、独立の予備巻
き層を形成し得る。
その場合、第6図の1重目の層の巻きSP1m〜SP
1m+2が、コイルを構成するその他の巻き層を上に形
成される仮りの巻き層を構成する。
支持チューブの材料については、特別の制約は無い。前
記材料は、機械加工の容易さと、熱的安定性と、非磁性
と軽さとの兼合いで選択される。自己支持型コイルを得
るべく溶融性ワックスを用いることも考慮され得る。
光ファイバは、例えば紫外線に晒されると硬化する接着
剤のような適当な物質中に埋込まれ得る。前記のような
物質の一例に、パナコル(PANACOL)のコマーシ
ャル(Commerciale)6154として市販されている生成物
がある。硬化が起こるとマンドレルが除去され、自己支
持型コイルが得られる。
上述した本発明方法は、更に改良することができる。
コイルに付与される熱勾配の経時変化が光ファイバジャ
イロスコープにおいて寄生移相を惹起し得ることが確認
されてるい。ファイバをその中央で二分し、得られる2
部分を前記中央から巻いて交互に巻き層となし、こうし
てコイルの対称部分同士を近接させて配置することが、
“アプライドオプティックス(pAplied Optics)”,n
゜19,654-655頁,1980年に公表されたシュープ(SC
HUPE)の論文“光ファイバ干渉計において熱的に誘
導される非相反性(Thermally induced non-reciproci
ty in the fiber-opticinterferometer)”において示
唆されている。
本発明の方法は、幾分改良を加えれば、上記方策とも両
立し得る。ファイバは2個の中間スプールに1/2ず
つ、初めは前記2個のスプールの間に位置する該ファイ
バの中央から解かれ得るように巻かれなければならな
い。一方の中間スプールからファイバを解き、支持チュ
ーブに巻付けることによって1重目の巻き層が形成さ
れ、その際他方の中間スプールは支持チューブに固定さ
れたままで、該チューブと共に回転する。1重目の巻き
層の形成が終了すると、2個のスプールは支持チューブ
に通され、その位置を交換される。続いて第二のスプー
ルから解かれるファイバを巻付けることによって2重目
の巻き層が形成され、このような手続が繰返される。コ
イルは、最後の完全な層の形成によって完成し得、その
際ファイバの中央は、巻き層の個数が偶数であれば1重
目の巻き層の始まりに位置し、層数が奇数であれば1重
目の巻き層の中央に位置する。2個の中間スプール各々
からのファイバによって巻き層を1/2ずつ形成するこ
とも有利であり得、この方法は、層の両端それぞれを速
やかに形成することが必要である場合にそれを可能にす
る。この場合ファイバの中央は、巻き層の個数が偶数で
あれば1重の巻き層の終わりに、奇数であれば中央に位
置する。
第9図〜第12図に、本発明の巻き層形成方法の諸工程
を、上記方策の上述した諸変形例の一つによって示す。
光ファイバFOは、2個の中間スプール2及び3に分け
て巻付けられる。コイル形成後ジャイロスコープのリン
グを構成する光ファイバFOの中央Miは、第9図に示
した例では1重目の巻き層の始まり、即ち支持体1の最
左方に位置する巻きに配置される。第9図は、支持体1
左側に位置し、該支持体1と共に回転するスプール2
と、支持体1右側において1重目の巻き層の終わりに位
置するスプール3とを概略的に示す。スプール3は、1
重目の巻き層を形成するこの工程において左から右へ移
動した。
次に、第10図に示したように、スプール2及び3はその
位置を交換される。スプール2及び3は支持体1に通さ
れる。
続いて第11図に示したように2重目の巻き層が、1重目
の時と同一の巻き付け方向において形成され、その最ス
プール2は左方へ移動し、またスプール3は支持体1と
共に回転する。
第11図はこの工程の終了を示す。
次いで新たな巻き層が、右へ動くスプール3からのファ
イバによって形成される。
第12図はこの工程の終了を示す。この終了の時点におい
て2個のスプールは、支持体1に通すことにより再び位
置を交換される。
先に述べた例同様、作業は所要個数の巻き層が得られる
まで繰返される。
スプールが支持体1に通される度、光ファイバは支持体
1の内面に沿って螺旋状に巻かれ、1個の内部巻きを構
成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による巻き層形成方法の全体を示す説明
図、第2図〜第5図は連続する2個の巻き層を形成する
諸工程を示す説明図、第6図〜第8図は本発明方法によ
って形成された光ファイバコイルの細部を示す説明図、
第9図〜第12図は本発明方法の一変形例を示す説明図で
ある。 1……支持チューブ、2,3……中間スプール、 10……中央孔、20……外径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フイリツプ・グランドルジエ フランス国、78470・マニー・レ・アモー、 スカール・デ・ジユネ・ヴレスリー、2 (72)発明者 エルヴエ・ルフエーヴル フランス国、75012・パリ、リユ・ロツタ ンブール、30 (56)参考文献 特開 昭60−242315(JP,A) 米国特許4699451(US,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバの多重巻きコイルから成るリン
    グを含むサニャック干渉計型ジャイロスコープのコイル
    形成方法であって、少なくとも −前記コイルの形成に必要な長さの光ファイバを少なく
    とも1個の中間スプールに巻く予備工程、 −前記中間スプールから解いた光ファイバを横断面が円
    形である中央孔を有するシリンダ形支持体上に、一定ピ
    ッチの螺旋状コイルを形成するべく巻いて1重目の巻き
    層を形成する第一の工程、 −中間スプールを前記シリンダ形支持体の中央孔内に導
    入し、中央孔内面に沿って前記1重目の層の巻きと同一
    方向に巻いた1つの巻きを螺旋状に形成した後該中間ス
    プールを支持体中央孔から、導入端部とは反対の側の端
    部を経て除去する第二の工程、及び −光ファイバを下の層の巻きと同一方向に巻くことによ
    って次の巻き層を形成し、その際下の層の巻き同士の間
    のスペースを光ファイバの案内及び位置決定用溝として
    用いる第三の工程 を含む形成方法。
  2. 【請求項2】3以上の所与個数の巻き層を有するコイル
    を形成すべく第二及び第三の工程を繰返す工程を更に含
    む特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ピッチを光ファイバの外径より大き
    く、かつ前記外径の より小さい値に選択することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記支持体の外面に前記一定ピッチの螺旋
    状のV字形溝を設け、この溝の中に光ファイバを、1重
    目の巻き層を形成すべく巻くことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】第一の工程で形成する1重目の巻き層を独
    立の予備層とし、この予備層上にコイルを構成する複数
    個の巻き層を形成し、その際予備層の巻き同士の間のス
    ペースによって前記一定ピッチを規定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】自己支持型の多重巻きコイルを形成すべく
    前記支持体を溶融材料製とすることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記コイルの形成に必要な長さの光ファイ
    バを二等分して、得られる二つの部分を第一及び第二の
    中間スプールに巻くことを予備工程として実施し、前記
    第一及び第二の中間スプールから交互に光ファイバを解
    くことによって、並びにコイルを構成する前記光ファイ
    バの中央が1重目の巻き層に位置するようにして該層を
    形成した後は2個の巻き層を形成する度に第一及び第二
    の中間スプールを前記中央孔に通してその位置を交換す
    ることによってコイルの複数個の巻き層を連続的に形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】コイルの巻き層の個数が偶数であり、コイ
    ルを構成する光ファイバの中央は1重目の巻き層の始ま
    りに位置することを特徴とする特許請求の範囲第7項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】コイルの巻き層の個数が奇数であり、コイ
    ルを構成する光ファイバの中央は1重目の巻き層の中央
    に位置することを特徴とする特許請求の範囲第7項に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】サニャック干渉計型ジャイロスコープ用
    の光ファイバコイルであって、横断面が円形である中央
    孔を有するシリンダ形支持体と、光ファイバの多重巻き
    コイルからなるリングを形成するように前記支持体に一
    定ピッチで螺旋状に巻き付けられた光ファイバとを有し
    ており、 光ファイバを下の層の巻きと同一方向に巻き且つ下の層
    の巻き同士の間のスペースを光ファイバの案内及び位置
    決定用溝として用いることにより次の巻き層が形成され
    ており、下の巻き層の終端と上の巻き層の始端との間の
    部分が前記支持体の中央口の内面に沿った1つの螺旋状
    の巻きを形成している光ファイバコイル。
JP61144708A 1985-06-21 1986-06-20 光フアイバジヤイロスコ−プのコイル形成方法及び該方法によつて形成される光フアイバコイル Expired - Fee Related JPH0612261B2 (ja)

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