JPH0612192Y2 - オイルク−ラの取付け構造 - Google Patents

オイルク−ラの取付け構造

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JPH0612192Y2
JPH0612192Y2 JP1987106580U JP10658087U JPH0612192Y2 JP H0612192 Y2 JPH0612192 Y2 JP H0612192Y2 JP 1987106580 U JP1987106580 U JP 1987106580U JP 10658087 U JP10658087 U JP 10658087U JP H0612192 Y2 JPH0612192 Y2 JP H0612192Y2
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JP
Japan
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oil cooler
flange portion
tank body
mounting structure
surface side
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Application number
JP1987106580U
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English (en)
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JPS6411320U (ja
Inventor
多加司 伊神
Original Assignee
東洋ラジエ−タ−株式会社
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用ラジエータの下部タンクに内装される
オイルクーラの取付け構造に関する。
〔従来技術〕
従来、オイルクーラはその長手方向両端部にオイル出入
口を形成する一対の短管状のボス部が突設されている。
そして、該ボス部の付け根にフランジ部が形成されると
共に、その端面にOリング嵌着用の溝が設けられてい
る。そして該溝にOリングを嵌着した状態で、タンク本
体の内面側からタンクの取付け孔にボス部を挿通し、該
ボス部の外面側からナットで締結することによりボス部
とタンク本体とをOリングを介して液密に固定してい
た。
このような取付け構造は、Oリングを必要とし、部品点
数が多くなると共に、組立工数が多くなる欠点があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は以上の問題点を取り除いたオイルクーラ
の取付け構造を提供することを目的とし、その構成は次
のとおりである。
即ち、合成樹脂製のタンク本体1の側面にその長手方向
へ互いに離間して一対の孔2を形成する。そして該タン
ク本体1に内装されるオイルクーラ本体3の長手方向両
端部に金属製のボス部6を筒状に突設する。そしてその
外周面に外ネジ5を螺刻すると共に、付け根部にフラン
ジ部4を形成する。そしてフランジ部4の端面にその中
心に対して夫々同心円にわずかに突設した複数の環状リ
ブ7を設ける。そして該環状リブ7の横断面を三角に形
成する。このような、ボス部6をタンク本体1の内面側
より孔2に挿通すると共に、ボス部6の外ネジ5に外面
側よりナット8を螺着締結することにより、フランジ部
4の端面を孔2の内面側の孔縁部に押圧したものであ
る。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明する。
第1図は本オイルクーラの取付け構造を示す要部縦断面
図である。そして第2図はそのボス部6の要部縦断面
図、第3図は同斜視略図である。この実施例のオイルク
ーラは、両端が閉塞された二重管からなり内部にインナ
ーフィン13を有し、その外周面の長手方向両端部にオイ
ル出入口を形成する筒状のボス部6を突設したものであ
る。このボス部6はその外周面に外ネジ5が螺刻される
と共に、オイルクーラ本体3との付け根部にフランジ部
4が形成される。そしてこのフランジ部4の外面側端面
には第2図及び第3図に示す如く同心円状に複数の環状
リブ7が設けられている。この環状リブ7の高さtは0.
3〜0.5mm位が好ましい。そして環状リブ7の横断面を三
角に形成する。又、外ネジ5とフランジ部4との間には
第2図の如く段付き面が形成されると共に、そのコーナ
に面取り部14が形成される。この面取り部14は第1図に
示す如くタンク本体1の孔2に嵌着する際に、コーナー
部がタンク本体1の孔縁部を削り取る虞れを防止するも
のである。なお、オイルクーラ本体3及びフランジ部4
は黄銅等の金属材料からなる。そして、フランジ部4と
オイルクーラ本体3との間が液密にろう付け固定され
る。
しかして、ボス部6を合成樹脂製のタンク本体1の内面
側からその孔2に夫々挿通する。なお、この実施例では
一方のボス部6のみを示したが、オイルクーラ本体3の
軸線方向の他端部にもこのボス部6が設けられている。
次に、第1図の如くパッキン10を介しナット8をボス部
6の外ネジ5にその外面側から螺着締結する。すると、
フランジ部4の環状リブ7がタンク本体1の孔縁部に咬
着して、タンク本体1とフランジ部4との間の液密構造
を形成する。なぜならば、タンク本体1はナイロン等の
合成樹脂成形体からなり、ある程度の弾性を有するの
で、フランジ部4の環状リブ7が容易にタンク本体1に
咬着して、両者を馴染ませることができるからである。
次に、外ネジ5の先端にパイプ9の裾部12を接触させ、
カップリングナット11を外ネジ5に螺着締結することに
より、本取付け構造を完成する。そして一方のパイプ9
よりオイルを流通させ、それを他方の図示しないパイプ
9へ流出させる。又、タンク本体1内には冷却水が流通
し、該本体1に内装されたオイルクーラ本体3のオイル
との間で熱交換が行われるものである。
〔考案の効果〕
本考案の取付け構造は、以上のような構成からなり次の
効果を有する。
本オイルクーラの取付け構造は、ボス部6のフランジ部
4端面に複数の環状リブ7が形成され、そのフランジ部
4端面が締結されたとき、環状リブ7が樹脂タンク内面
に咬着し、フランジ部4と合成樹脂製のタンク本体1と
の間が液密に形成される。それにより、従来この接触面
に必要とされていたOリングを省略することができ、部
品点数の少ない取付け構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のオイルクーラの取付け構造を示す要部
縦断面図、第2図は同取付け構造のボス部6の要部縦断
面図、第3図は同斜視略図。 1…タンク本体、2…孔 3…オイルクーラ本体 4…フランジ部、5…外ネジ 6…ボス部、7…環状リブ 8…ナット、9…パイプ 10…パッキン、11…カップリングナット 12…裾部、13…インナーフィン 14…面取り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製タンク本体(1)と、該本体(1)の
    側壁にその長手方向へ互いに離間して形成された一対の
    孔(2)と、該タンク本体(1)に内装されるオイルクーラ本
    体(3)と、該本体(3)の長手方向両端部に夫々筒状に突設
    され、その付け根部にフランジ部(4)が形成され且つ、
    外周面に外ネジ(5)が螺刻された一対の金属製のボス部
    (6)と、前記フランジ部(4)の端面にその中心に対して夫
    々同心円にわずかに突設され、その横断面が三角に形成
    された複数の環状リブ(7)と、を具備し、前記ボス部(6)
    を前記タンク本体(1)の内面側より前記孔(2)に挿通する
    と共に、該ボス部(6)の前記外ネジ(5)にタンク外面側よ
    りナット(8)を螺着締結することにより前記フランジ部
    (4)の前記端面を前記孔(2)の内面側の孔縁部に押圧した
    ことを特徴とするオイルクーラの取付け構造。
JP1987106580U 1987-07-11 1987-07-11 オイルク−ラの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0612192Y2 (ja)

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JPS6411320U JPS6411320U (ja) 1989-01-20
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JPS5484427U (ja) * 1977-11-28 1979-06-15
JPS56121817A (en) * 1980-03-03 1981-09-24 Nippon Denso Co Ltd Heat-exchanger
JPS5843668U (ja) * 1981-09-11 1983-03-24 株式会社東芝 ソレノイドクラツチの駆動回路

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