JPH06121596A - 発電機の運転方法 - Google Patents
発電機の運転方法Info
- Publication number
- JPH06121596A JPH06121596A JP4296493A JP29649392A JPH06121596A JP H06121596 A JPH06121596 A JP H06121596A JP 4296493 A JP4296493 A JP 4296493A JP 29649392 A JP29649392 A JP 29649392A JP H06121596 A JPH06121596 A JP H06121596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- power
- motor
- prime mover
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商用電源との系統連携は行なわずに簡単な手
続および安価な関連設備で系統連携と同等の効果を得る
こと。 【構成】 電力負荷が原動機2で駆動される発電機1の
最大発電出力値を超えたときは商用電源でモータ3を駆
動し、原動機2に加えてそのモータ3で発電機1を駆動
することにより所定値以上の発電量を得るようにした。
続および安価な関連設備で系統連携と同等の効果を得る
こと。 【構成】 電力負荷が原動機2で駆動される発電機1の
最大発電出力値を超えたときは商用電源でモータ3を駆
動し、原動機2に加えてそのモータ3で発電機1を駆動
することにより所定値以上の発電量を得るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスエンジンなどの原
動機で駆動される発電機の運転方法に関する。
動機で駆動される発電機の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自家発電設備による給電方式には、
(1)最大負荷に対応した設備を用意する必要がある、
(2)発電設備の故障や点検時の停電が避けられない、
(3)電力負荷の増大に対応するために設備の増設が必
要である、などいくつかの問題があるために、以前より
自家発電設備を商用電源と並列運転する方式が提案さ
れ、採用されている。
(1)最大負荷に対応した設備を用意する必要がある、
(2)発電設備の故障や点検時の停電が避けられない、
(3)電力負荷の増大に対応するために設備の増設が必
要である、などいくつかの問題があるために、以前より
自家発電設備を商用電源と並列運転する方式が提案さ
れ、採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】並列運転にも、電力負
荷が自家発電出力を超えたときは商用電源からの給電も
行なうようにし両方から給電する「系統連携」と、電力
負荷が自家発電出力を超えたとき商用電源からの給電に
切り換える「切り換え運転」とがあるが、いずれも関係
する電力会社や関係官庁への手続と認可が必要である
し、電力会社が要求する諸設備(たとえば保護継電器な
どの保護設備や変電所との通信設備)が必要であり、特
に諸設備は自家発電設備の大きさによらず高額であるた
めに、小型の自家発電設備では採算が合わない。
荷が自家発電出力を超えたときは商用電源からの給電も
行なうようにし両方から給電する「系統連携」と、電力
負荷が自家発電出力を超えたとき商用電源からの給電に
切り換える「切り換え運転」とがあるが、いずれも関係
する電力会社や関係官庁への手続と認可が必要である
し、電力会社が要求する諸設備(たとえば保護継電器な
どの保護設備や変電所との通信設備)が必要であり、特
に諸設備は自家発電設備の大きさによらず高額であるた
めに、小型の自家発電設備では採算が合わない。
【0004】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、商用電源との系統連携は行なわずに簡単な手続お
よび安価な関連設備で系統連携と同等の効果が得られる
自家発電用発電機の運転方法を提供することを目的とす
る。
ので、商用電源との系統連携は行なわずに簡単な手続お
よび安価な関連設備で系統連携と同等の効果が得られる
自家発電用発電機の運転方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】電力負荷が原動機により
駆動される発電機の最大発電出力値を超えたときは商用
電源でモータを駆動し、前記原動機に加えて該モータに
より前記発電機を駆動するようにした。
駆動される発電機の最大発電出力値を超えたときは商用
電源でモータを駆動し、前記原動機に加えて該モータに
より前記発電機を駆動するようにした。
【0006】
【作用】原動機で発電機を駆動して運転中に、電力負荷
が増大し、電力負荷が発電機の最大発電出力値以上にな
ったときは商用電源でモータを駆動し、原動機による発
電機の駆動をこのモータにより助けて発電機の発電出力
を増して増大する電力負荷をまかなうようにする。
が増大し、電力負荷が発電機の最大発電出力値以上にな
ったときは商用電源でモータを駆動し、原動機による発
電機の駆動をこのモータにより助けて発電機の発電出力
を増して増大する電力負荷をまかなうようにする。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明による運転方法を実現する発
電系統図を示す。
電系統図を示す。
【0009】図において、1は同期発電機などの発電
機、2はたとえばガスタービンなどの原動機で、燃料を
供給することにより駆動される。3は商用電源により駆
動される誘導電動機または同期電動機などのモータ、4
は電力負荷である。この系には、発電機1の回転数を検
出する回転センサ5と、発電機1の発電出力を計測する
電力計6と、発電出力の周波数を検出する周波数計7と
が設けられ、回転センサ5と電力計6と周波数計7の出
力に基づいて商用電源供給ラインに設けられたスイッチ
9を開閉するコントローラ8が設けられている。なお、
発電機1と原動機2およびモータ3はクラッチCL1お
よびCL2を介して結合されている。
機、2はたとえばガスタービンなどの原動機で、燃料を
供給することにより駆動される。3は商用電源により駆
動される誘導電動機または同期電動機などのモータ、4
は電力負荷である。この系には、発電機1の回転数を検
出する回転センサ5と、発電機1の発電出力を計測する
電力計6と、発電出力の周波数を検出する周波数計7と
が設けられ、回転センサ5と電力計6と周波数計7の出
力に基づいて商用電源供給ラインに設けられたスイッチ
9を開閉するコントローラ8が設けられている。なお、
発電機1と原動機2およびモータ3はクラッチCL1お
よびCL2を介して結合されている。
【0010】さて、上記系における発電機の運転につい
て説明する。
て説明する。
【0011】スイッチ9とクラッチCL1およびCL2
を開状態にして原動機2に燃料を供給し、運転を開始す
る。原動機2が定格速度に近づいたときクラッチCL1
を閉じて発電機1の運転に入る。やがて発電機1が定格
速度に達し定格電力が発電され電力負荷4に給電され
る。このときの発電出力と周波数が電力計6と周波数計
7により検出され、発電機1の回転数が回転センサ5に
より検出される。
を開状態にして原動機2に燃料を供給し、運転を開始す
る。原動機2が定格速度に近づいたときクラッチCL1
を閉じて発電機1の運転に入る。やがて発電機1が定格
速度に達し定格電力が発電され電力負荷4に給電され
る。このときの発電出力と周波数が電力計6と周波数計
7により検出され、発電機1の回転数が回転センサ5に
より検出される。
【0012】運転中電力負荷4は変動するが、いま電力
負荷4が増大し、原動機2による発電機駆動で発電し得
る最大発電出力値を越えたことが回転センサ5、電力計
6、周波数計7の出力からコントローラ8により判断さ
れると、コントローラ8は商用電源供給ラインのスイッ
チ9を閉じる。
負荷4が増大し、原動機2による発電機駆動で発電し得
る最大発電出力値を越えたことが回転センサ5、電力計
6、周波数計7の出力からコントローラ8により判断さ
れると、コントローラ8は商用電源供給ラインのスイッ
チ9を閉じる。
【0013】その結果、モータ3に商用電源から給電さ
れ、モータ3が回転を始め、回転速度を高めていく。モ
ータ3の回転数が所定値に達したときクラッチCL2を
閉じると、発電機1はそれまでの原動機2に加えてモー
タ3により駆動される。その結果、発電機1の発電出力
が増し、増大した電力負荷4への給電が可能になる。コ
ントローラ8による負荷増大の判断は発電機1の回転数
や発電出力または周波数に基づいてなされるが、その方
法はいくつか考えられる。
れ、モータ3が回転を始め、回転速度を高めていく。モ
ータ3の回転数が所定値に達したときクラッチCL2を
閉じると、発電機1はそれまでの原動機2に加えてモー
タ3により駆動される。その結果、発電機1の発電出力
が増し、増大した電力負荷4への給電が可能になる。コ
ントローラ8による負荷増大の判断は発電機1の回転数
や発電出力または周波数に基づいてなされるが、その方
法はいくつか考えられる。
【0014】その後電力負荷4が減少したときは、コン
トローラ8はそのことをやはり回転センサ5、電力計
6、周波数計7の出力に基づいて判別し、スイッチ9を
開くとともにクラッチCL2を開き、モータ4による発
電機1の駆動を切る。その結果、発電機1はもとの原動
機2による駆動だけにもどるため発電出力は次第に低下
し、減少した電力負荷4に合わせることができる。この
とき、モータ4と発電機1との結合は切れているので、
モータ3が原動機2の負荷になることはない。
トローラ8はそのことをやはり回転センサ5、電力計
6、周波数計7の出力に基づいて判別し、スイッチ9を
開くとともにクラッチCL2を開き、モータ4による発
電機1の駆動を切る。その結果、発電機1はもとの原動
機2による駆動だけにもどるため発電出力は次第に低下
し、減少した電力負荷4に合わせることができる。この
とき、モータ4と発電機1との結合は切れているので、
モータ3が原動機2の負荷になることはない。
【0015】さらに電力負荷4が減少したときは原動機
2への燃料供給量を減少することにより発電機1の発電
量を下げて対応させることができる。
2への燃料供給量を減少することにより発電機1の発電
量を下げて対応させることができる。
【0016】上記系において、モータ3として同期電動
機を用いた場合は発電機1と同じ周波数で駆動される
が、誘導電導機を用いた場合は発電機1の定格周波数よ
りやや低い周波数で駆動される。
機を用いた場合は発電機1と同じ周波数で駆動される
が、誘導電導機を用いた場合は発電機1の定格周波数よ
りやや低い周波数で駆動される。
【0017】また、モータ3には商用電源を一旦直流に
変換して駆動される直流電動機を用いることもできる。
変換して駆動される直流電動機を用いることもできる。
【0018】モータ3は本発明の本来の目的である運転
中の発電補助機能のほかに、系始動時の始動用モータと
しても用いることができる。
中の発電補助機能のほかに、系始動時の始動用モータと
しても用いることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、電力負荷が原動機で駆動される発電機の力が最大発
電出力値を超えたときは商用電源でモータを駆動し、原
動機に加えてそのモータで発電機を駆動することにより
所定値以上の発電量を得るようにしたので、従来の商用
電源との系統連携とは形態が異なるため、電力会社や関
係官庁への面倒な手続や認可が必要でなく、さらに、従
来の系統連携の際電力会社が要求するような高価な諸設
備が不要となるため、経済性の高い自家発電設備が構築
できる。自家発電設備として熱電併給発電システム(い
わゆるコージェネ)を採用した場合は、一層高効率運転
が期待できる。
は、電力負荷が原動機で駆動される発電機の力が最大発
電出力値を超えたときは商用電源でモータを駆動し、原
動機に加えてそのモータで発電機を駆動することにより
所定値以上の発電量を得るようにしたので、従来の商用
電源との系統連携とは形態が異なるため、電力会社や関
係官庁への面倒な手続や認可が必要でなく、さらに、従
来の系統連携の際電力会社が要求するような高価な諸設
備が不要となるため、経済性の高い自家発電設備が構築
できる。自家発電設備として熱電併給発電システム(い
わゆるコージェネ)を採用した場合は、一層高効率運転
が期待できる。
【図1】本発明による発電機の運転方法を実現する発電
系統図を示す。
系統図を示す。
1 発電機 2 原動機 3 モータ 4 電力負荷 5 回転センサ 6 電力計 7 周波数計 8 コントローラ 9 スイッチ CL1、CL2 クラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 原動機により駆動される発電機の運転方
法において、電力負荷が原動機による前記発電機の最大
発電出力値を超えたときは商用電源でモータを駆動し、
前記原動機に加えて該モータにより前記発電機を駆動す
ることを特徴とする発電機の運転方法。 - 【請求項2】 前記発電機の発電電力出力量を発電機の
回転数または発電出力値に基づいて検知する請求項1に
記載の発電機の運転方法。 - 【請求項3】 前記発電機が同期発電機であり、前記モ
ータが同期電動機である請求項1に記載の発電機の運転
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296493A JPH06121596A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 発電機の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296493A JPH06121596A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 発電機の運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121596A true JPH06121596A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17834272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296493A Withdrawn JPH06121596A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 発電機の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121596A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5142172B1 (ja) * | 2011-06-30 | 2013-02-13 | 株式会社Quan Japan | 電力変換器 |
JP2019108843A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | 株式会社明電舎 | 発電装置 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4296493A patent/JPH06121596A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5142172B1 (ja) * | 2011-06-30 | 2013-02-13 | 株式会社Quan Japan | 電力変換器 |
JP2019108843A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | 株式会社明電舎 | 発電装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |