JPH0612105A - 工業プロセスのシミュレーション方法 - Google Patents
工業プロセスのシミュレーション方法Info
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- JPH0612105A JPH0612105A JP2866893A JP2866893A JPH0612105A JP H0612105 A JPH0612105 A JP H0612105A JP 2866893 A JP2866893 A JP 2866893A JP 2866893 A JP2866893 A JP 2866893A JP H0612105 A JPH0612105 A JP H0612105A
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- YTAHJIFKAKIKAV-XNMGPUDCSA-N [(1R)-3-morpholin-4-yl-1-phenylpropyl] N-[(3S)-2-oxo-5-phenyl-1,3-dihydro-1,4-benzodiazepin-3-yl]carbamate Chemical compound O=C1[C@H](N=C(C2=C(N1)C=CC=C2)C1=CC=CC=C1)NC(O[C@H](CCN1CCOCC1)C1=CC=CC=C1)=O YTAHJIFKAKIKAV-XNMGPUDCSA-N 0.000 claims description 2
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/05—Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
- G05B19/058—Safety, monitoring
-
- G—PHYSICS
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- G05B2219/00—Program-control systems
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-
- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的に、且つ、時間を浪費すること無く実
行することができる工業プロセスのシミュレーション方
法を提供する。 【構成】 工業プロセス(2)は、各物理量Pi 特性の
値が自動制御装置(1)から出力された制御信号(3)
の作用で変化速度V1 で変化し、その状態をモニターす
る個々の物理量Pi の値として出力される状態信号
(4)で自動制御装置(1)へ知らせるようにシミュレ
ーションされる。変化する物理量Pi をモニターするこ
となくその値が変化可能な時間間隔δti が判定され
る。その後、各物理量Pi の値が、対応する変化速度V
i と時間間隔δtの最小のものとの積だけ増分して更新
される。最後に、各物理量Pi をモニターする各センサ
ーを更新し、この方法の反復前にパラメータ化し得る時
間が経過することが許される。
行することができる工業プロセスのシミュレーション方
法を提供する。 【構成】 工業プロセス(2)は、各物理量Pi 特性の
値が自動制御装置(1)から出力された制御信号(3)
の作用で変化速度V1 で変化し、その状態をモニターす
る個々の物理量Pi の値として出力される状態信号
(4)で自動制御装置(1)へ知らせるようにシミュレ
ーションされる。変化する物理量Pi をモニターするこ
となくその値が変化可能な時間間隔δti が判定され
る。その後、各物理量Pi の値が、対応する変化速度V
i と時間間隔δtの最小のものとの積だけ増分して更新
される。最後に、各物理量Pi をモニターする各センサ
ーを更新し、この方法の反復前にパラメータ化し得る時
間が経過することが許される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動制御装置によ
って制御される工業プロセスのシミュレーション方法に
関する。
って制御される工業プロセスのシミュレーション方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、産業設備で実行されるプロセスが
益々複雑化するのに伴い、それらを制御する自動制御装
置は益々複雑化されることが必須となっている。
益々複雑化するのに伴い、それらを制御する自動制御装
置は益々複雑化されることが必須となっている。
【0003】従って、サイトでの主要なデバッギング費
用を回避するためには、自動制御装置の制御の下で産業
設備を運転させる前に、その自動制御装置が布線ロジッ
クとして実行されるか或いは前記工業用プログラム可能
制御装置タイプのプログラムされたロジックとして実行
されるかに拘らず、その自動制御装置を適切な運転のた
めにテストすることが不可欠になる。
用を回避するためには、自動制御装置の制御の下で産業
設備を運転させる前に、その自動制御装置が布線ロジッ
クとして実行されるか或いは前記工業用プログラム可能
制御装置タイプのプログラムされたロジックとして実行
されるかに拘らず、その自動制御装置を適切な運転のた
めにテストすることが不可欠になる。
【0004】自動制御装置の有効性をテストする公知な
方法に、前記自動制御装置を前記産業設備のプロセスを
正確に再現するシミュレーション装置に、一方の各入力
が他方の各出力と通じ、逆もまた同様に通じるように接
続する方法がある。
方法に、前記自動制御装置を前記産業設備のプロセスを
正確に再現するシミュレーション装置に、一方の各入力
が他方の各出力と通じ、逆もまた同様に通じるように接
続する方法がある。
【0005】通常、コンピュータ手段に基づくシステム
であるそのようなシミュレーション装置で使用されるプ
ロセス・シミュレーション方法では、前記シミュレーシ
ョン装置が前記自動制御装置から出力されるコマンドを
受信することによって触発される各時間延引を処理する
ようにされている。実際には、前記産業設備内のセンサ
ーの状態が変化することに相当する或る時間延引が終了
するとき毎に、そのシミュレーション装置が前記自動制
御装置へそのプロセスの状態を知らせる。従って、この
工業プロセスは実時間でシミュレーションされる。
であるそのようなシミュレーション装置で使用されるプ
ロセス・シミュレーション方法では、前記シミュレーシ
ョン装置が前記自動制御装置から出力されるコマンドを
受信することによって触発される各時間延引を処理する
ようにされている。実際には、前記産業設備内のセンサ
ーの状態が変化することに相当する或る時間延引が終了
するとき毎に、そのシミュレーション装置が前記自動制
御装置へそのプロセスの状態を知らせる。従って、この
工業プロセスは実時間でシミュレーションされる。
【0006】そのようなシミュレーション方法の主要な
欠点に、或る時間延引が終了するまで待つ間に時間が掛
り、そのシミュレーションされたプロセスが遅くなるほ
ど浪費される時間の量が大きくなる。
欠点に、或る時間延引が終了するまで待つ間に時間が掛
り、そのシミュレーションされたプロセスが遅くなるほ
ど浪費される時間の量が大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主目
的はプロセスをシミュレーションするための、自動的に
実行することができ、且つ、そのプロセスが行われる上
記実時間を考慮してもそのような時間の浪費を無くする
方法を提供することにある。
的はプロセスをシミュレーションするための、自動的に
実行することができ、且つ、そのプロセスが行われる上
記実時間を考慮してもそのような時間の浪費を無くする
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、工業プロセス
の状態の各物理量特性の値を、自動制御装置から出力さ
れた制御信号の状態の作用として変化させ、且つ、その
状態を、各センサーからそれらがモニターした個々の物
理量の値の作用として出力される状態信号によって前記
自動制御装置へ知らせるように、工業プロセスをシミュ
レーションするためのシミュレーション方法であって、
次の各ステップ、すなわち、 a)前記工業プロセスをモニターするプロセスの機能モ
デルを定義するステップと、 b)プロセス制御の機能モデルを定義するステップと、 c)前記工業プロセスの初期条件を設定するステップ
と、 d)各物理量Pi について前記制御信号の状態の作用で
ある変化速度Vi を計算するステップと、 e)ゼロではない値の変化速度を持つ物理量Pi につい
て、前記各センサーのうちのいずれにもモニターされず
にこの物理量の値Pi が変化することができる時間間隔
δti を判定するステップと、 f)前のステップeで判定された前記時間間隔δti の
最短時間間隔として定義される時間間隔δtを計算する
ステップと、 g)前記物理量Pi の各々の値を、その値に前記時間間
隔δtに対応する変化速度Vi を乗算した積の値を増分
して、更新するステップと、 h)前のステップgで更新された物理量Pi の各値の作
用として、状態が変化している各センサーを判定し、対
応する各状態信号を更新するステップと、 i)本シミュレーション方法を前記ステップdから反復
する前に、待機時間と呼ばれるパラメータ化が可能な時
間の経過をおいてから、本シミュレーション方法を前記
ステップdから反復するステップとを有することを特徴
とする方法によって達成される。
の状態の各物理量特性の値を、自動制御装置から出力さ
れた制御信号の状態の作用として変化させ、且つ、その
状態を、各センサーからそれらがモニターした個々の物
理量の値の作用として出力される状態信号によって前記
自動制御装置へ知らせるように、工業プロセスをシミュ
レーションするためのシミュレーション方法であって、
次の各ステップ、すなわち、 a)前記工業プロセスをモニターするプロセスの機能モ
デルを定義するステップと、 b)プロセス制御の機能モデルを定義するステップと、 c)前記工業プロセスの初期条件を設定するステップ
と、 d)各物理量Pi について前記制御信号の状態の作用で
ある変化速度Vi を計算するステップと、 e)ゼロではない値の変化速度を持つ物理量Pi につい
て、前記各センサーのうちのいずれにもモニターされず
にこの物理量の値Pi が変化することができる時間間隔
δti を判定するステップと、 f)前のステップeで判定された前記時間間隔δti の
最短時間間隔として定義される時間間隔δtを計算する
ステップと、 g)前記物理量Pi の各々の値を、その値に前記時間間
隔δtに対応する変化速度Vi を乗算した積の値を増分
して、更新するステップと、 h)前のステップgで更新された物理量Pi の各値の作
用として、状態が変化している各センサーを判定し、対
応する各状態信号を更新するステップと、 i)本シミュレーション方法を前記ステップdから反復
する前に、待機時間と呼ばれるパラメータ化が可能な時
間の経過をおいてから、本シミュレーション方法を前記
ステップdから反復するステップとを有することを特徴
とする方法によって達成される。
【0009】このシミュレーション方法の最初の特定実
施例では、前記ステップaが、次の一連のステップ、す
なわち、 j)各物理量Pi をモニターする各センサーを定義するス
テップと、 jj)各センサーを状態信号に関連付けるステップと、 jjj)前記物理量Pi が変化することができる範囲を、前
記各センサーのうちのいずれもその状態が変化しない間
に各々が前記物理量Pi の或る範囲と対応する一連の連
続するセクターSi,j に区分するステップと、 jjjj) 前記各セクターSi,j の各々に下限及び上限を関
連付け、さらに前記物理量Pi をモニターする各センサ
ーの前記対応する各状態を関連付けるステップとから成
る。
施例では、前記ステップaが、次の一連のステップ、す
なわち、 j)各物理量Pi をモニターする各センサーを定義するス
テップと、 jj)各センサーを状態信号に関連付けるステップと、 jjj)前記物理量Pi が変化することができる範囲を、前
記各センサーのうちのいずれもその状態が変化しない間
に各々が前記物理量Pi の或る範囲と対応する一連の連
続するセクターSi,j に区分するステップと、 jjjj) 前記各セクターSi,j の各々に下限及び上限を関
連付け、さらに前記物理量Pi をモニターする各センサ
ーの前記対応する各状態を関連付けるステップとから成
る。
【0010】このシミュレーション方法の第二の特定実
施例では、前記ステップbが、次の一連のステップ、す
なわち、 j)各物理量Pi を、その物理量Pi の値を変化させる前
記制御信号に関連付けるステップと、 jj) 前記ステップj で定義された前記各制御信号を、前
記制御信号の二進状態の作用として前記物理量Pi に対
する変化速度に関連付けるステップと、から成る。
施例では、前記ステップbが、次の一連のステップ、す
なわち、 j)各物理量Pi を、その物理量Pi の値を変化させる前
記制御信号に関連付けるステップと、 jj) 前記ステップj で定義された前記各制御信号を、前
記制御信号の二進状態の作用として前記物理量Pi に対
する変化速度に関連付けるステップと、から成る。
【0011】さらに具体的には、上記二つの特定実施例
に基づいて、前記ステップc乃至iが、次の一連のステ
ップ、すなわち、 1)前記待機時間の値を選択するステップと、 2)各物理量Pi について、その物理量Pi の変化の範
囲を構成する前記各セクターから選択された現セクター
Si を選択し、且つ、この現セクターSi の限度内に在
る値pi の初期条件を設定するステップと、 3)各物理量Pi について、前記ステップbのうちのス
テップjjにおいて,その状態の作用として各制御信号
と関連する前記各変化速度に基づいて物理量Pi の変化
速度V1 を計算するステップと、 4)各物理量Pi について、前記時間間隔δti を、前
記現セクターSi の前記限度と、前記各変化速度V1
と、前記物理量の値pi との作用として、判定するステ
ップと、 5)前記ステップfに従って時間間隔δtを計算するス
テップと、 6)前記ステップgに従って各物理量Pi の値を更新す
るステップと、 7)時間間隔δtと等しい時間間隔δti の判定が完了
している各物理量Piについて、新たに現セクターを、
対応する変化速度Vi の符号の作用として計算するステ
ップと、 8)前のステップ7で新たに現セクターが計算された物
理量Pi をモニターする各センサーが前記新たな現セク
ター中にそれが以前の現セクター中に有していた前記状
態とは異なる状態を有するかどうかを判定するステップ
と、 9)前のステップ8での変化として計算されている状態
を有する前記各センサーと対応する前記状態信号を更新
するステップと、 10)前記ステップ1で選択された前記待機時間と対応
する初期値を有する時間の延引を開始し、且つ、本シミ
ュレーション方法が前記ステップ3で自動的に再開され
る前に前記時間延引が終了するまで待機するステップ
と、を使用して自動的に実行される。
に基づいて、前記ステップc乃至iが、次の一連のステ
ップ、すなわち、 1)前記待機時間の値を選択するステップと、 2)各物理量Pi について、その物理量Pi の変化の範
囲を構成する前記各セクターから選択された現セクター
Si を選択し、且つ、この現セクターSi の限度内に在
る値pi の初期条件を設定するステップと、 3)各物理量Pi について、前記ステップbのうちのス
テップjjにおいて,その状態の作用として各制御信号
と関連する前記各変化速度に基づいて物理量Pi の変化
速度V1 を計算するステップと、 4)各物理量Pi について、前記時間間隔δti を、前
記現セクターSi の前記限度と、前記各変化速度V1
と、前記物理量の値pi との作用として、判定するステ
ップと、 5)前記ステップfに従って時間間隔δtを計算するス
テップと、 6)前記ステップgに従って各物理量Pi の値を更新す
るステップと、 7)時間間隔δtと等しい時間間隔δti の判定が完了
している各物理量Piについて、新たに現セクターを、
対応する変化速度Vi の符号の作用として計算するステ
ップと、 8)前のステップ7で新たに現セクターが計算された物
理量Pi をモニターする各センサーが前記新たな現セク
ター中にそれが以前の現セクター中に有していた前記状
態とは異なる状態を有するかどうかを判定するステップ
と、 9)前のステップ8での変化として計算されている状態
を有する前記各センサーと対応する前記状態信号を更新
するステップと、 10)前記ステップ1で選択された前記待機時間と対応
する初期値を有する時間の延引を開始し、且つ、本シミ
ュレーション方法が前記ステップ3で自動的に再開され
る前に前記時間延引が終了するまで待機するステップ
と、を使用して自動的に実行される。
【0012】最後の特定実施例として、本発明はまた、
以下のステップ、すなわち、 A)最初に、前記自動制御装置の予想実行時間より大き
い待機時間で全工業プロセスをシミュレーションし、前
記自動制御装置から出力された各制御信号のロジックの
順序付けを有効にするステップと、 B)前記自動制御装置がまだ正確に前記各制御信号を順
序付けしている最小の待機時間が得られるまで、前記シ
ミュレーションを益々小さい待機時間に反復するステッ
プと、により、テストされるべき工業プロセスを制御す
る自動制御装置の運転を可能にするシミュレーション方
法を提供する。
以下のステップ、すなわち、 A)最初に、前記自動制御装置の予想実行時間より大き
い待機時間で全工業プロセスをシミュレーションし、前
記自動制御装置から出力された各制御信号のロジックの
順序付けを有効にするステップと、 B)前記自動制御装置がまだ正確に前記各制御信号を順
序付けしている最小の待機時間が得られるまで、前記シ
ミュレーションを益々小さい待機時間に反復するステッ
プと、により、テストされるべき工業プロセスを制御す
る自動制御装置の運転を可能にするシミュレーション方
法を提供する。
【0013】
【作用】このシミュレーション方法は、工業用プログラ
ム可能制御装置によって構成される自動制御装置に応用
することができる。このような環境の下で、ステップA
における待機時間の値は前記自動制御装置の繰り返し時
間よりも大きくなるように選ばれる。
ム可能制御装置によって構成される自動制御装置に応用
することができる。このような環境の下で、ステップA
における待機時間の値は前記自動制御装置の繰り返し時
間よりも大きくなるように選ばれる。
【0014】
【実施例】図1から分かるように、本発明の方法は、工
業プロセス2の状態の物理量特性を変化させることによ
り自動制御装置1から出力される制御信号3に応答し、
且つ、その状態を状態信号4によって前記自動制御装置
1へ知らせる工業プロセス2をシミュレーションするこ
とを目的とする。
業プロセス2の状態の物理量特性を変化させることによ
り自動制御装置1から出力される制御信号3に応答し、
且つ、その状態を状態信号4によって前記自動制御装置
1へ知らせる工業プロセス2をシミュレーションするこ
とを目的とする。
【0015】本発明方法を実行する装置は、その各入力
が前記自動制御装置1の各出力へ接続され、逆にまたそ
の各出力が自動制御装置1の各入力へ接続されているコ
ンピュータ・システムである。このような装置は既に良
く知られているので、その詳細説明は省略する。自動制
御装置1は、布線ロジックまたは工業用プログラム可能
制御装置タイプのプログラムされたロジックの形で実行
することができる。この自動制御装置1はまた、工業用
プログラム可能制御装置或いはリレーを包含するコント
ロール・ボックスの運転ロジックをシミュレーションす
るコンピュータ・システムであることもできる。
が前記自動制御装置1の各出力へ接続され、逆にまたそ
の各出力が自動制御装置1の各入力へ接続されているコ
ンピュータ・システムである。このような装置は既に良
く知られているので、その詳細説明は省略する。自動制
御装置1は、布線ロジックまたは工業用プログラム可能
制御装置タイプのプログラムされたロジックの形で実行
することができる。この自動制御装置1はまた、工業用
プログラム可能制御装置或いはリレーを包含するコント
ロール・ボックスの運転ロジックをシミュレーションす
るコンピュータ・システムであることもできる。
【0016】工業プロセスの前記物理量特性は、その種
類が極めて広範囲に亘っている。ここで言及する例に
は、次のもの、すなわち、タンク内の液体のレベル、オ
ーブン内の温度、密閉されたチャンバー内の圧力、例え
ばモータの回転速度のように時間の延引によって実行さ
れる時間長、そして最後に物体の重量が含まれるが、何
らこれらの例に限定されるものではない。
類が極めて広範囲に亘っている。ここで言及する例に
は、次のもの、すなわち、タンク内の液体のレベル、オ
ーブン内の温度、密閉されたチャンバー内の圧力、例え
ばモータの回転速度のように時間の延引によって実行さ
れる時間長、そして最後に物体の重量が含まれるが、何
らこれらの例に限定されるものではない。
【0017】図2は、簡単な産業設備中で実行され、モ
ータ210によって駆動される機械シャフト21や、バ
ルブ220を開栓することによって液体を注入されるタ
ンク22を有する、特定の工業プロセスを示す。この工
業プロセスの状態の物理量特性は、10-2メートル(1
センチ・メートル)の幅を持つカム211によって検出
される機械シャフト21の位置、及び、液体のセンサー
222の位置によって検出されるタンク22内の液体レ
ベルである。
ータ210によって駆動される機械シャフト21や、バ
ルブ220を開栓することによって液体を注入されるタ
ンク22を有する、特定の工業プロセスを示す。この工
業プロセスの状態の物理量特性は、10-2メートル(1
センチ・メートル)の幅を持つカム211によって検出
される機械シャフト21の位置、及び、液体のセンサー
222の位置によって検出されるタンク22内の液体レ
ベルである。
【0018】以下の記載では、前記機械シャフト21の
位置に物理量P1 が指示され、前記液体のレベルに物理
量P2 が指示される。本発明によれば、第一のステップ
でプロセスのモニター動作の機能モデルを定義する(ス
テップa)。或る特定実施例では、これは、先ず、物理
量の各々をモニターするセンサーを定義することによっ
て行われる(ステップa(j))。
位置に物理量P1 が指示され、前記液体のレベルに物理
量P2 が指示される。本発明によれば、第一のステップ
でプロセスのモニター動作の機能モデルを定義する(ス
テップa)。或る特定実施例では、これは、先ず、物理
量の各々をモニターするセンサーを定義することによっ
て行われる(ステップa(j))。
【0019】従って、図2に示される上記特定プロセス
については、機械シャフト21の位置がセンサー212
及び213によってモニターされ、一方、タンク22内
の液体のレベルはセンサー222及び223によってモ
ニターされる。
については、機械シャフト21の位置がセンサー212
及び213によってモニターされ、一方、タンク22内
の液体のレベルはセンサー222及び223によってモ
ニターされる。
【0020】その後、各センサー212、213、22
2及び223には、それらが主力する状態信号41、4
2、43及び44が、それぞれ関連付けられる(ステッ
プa(jj)) 。
2及び223には、それらが主力する状態信号41、4
2、43及び44が、それぞれ関連付けられる(ステッ
プa(jj)) 。
【0021】上記特定プロセスをモニターする各センサ
ー212、213、222及び223は、その産業設備
内でそれらの位置が固定されている。前記各位置や前記
カム211の幅から、状態信号41と42との各状態及
び状態信号43と44との各状態を、物理量P1 及びP
2 のメートル単位で与えられる値の作用として示す図3
及び図4のロジック・ダイヤグラムが容易に演繹され
る。図3のロジック・ダイヤグラムから、センサー21
2及び213が状態を変化すること無く物理量P1 が変
化することができる範囲を容易に定めることができる。
同様に、図4のロジック・ダイヤグラムは、センサー2
22及び223が状態を変化すること無く物理量P2 が
変化することができるそのような範囲を示している。
ー212、213、222及び223は、その産業設備
内でそれらの位置が固定されている。前記各位置や前記
カム211の幅から、状態信号41と42との各状態及
び状態信号43と44との各状態を、物理量P1 及びP
2 のメートル単位で与えられる値の作用として示す図3
及び図4のロジック・ダイヤグラムが容易に演繹され
る。図3のロジック・ダイヤグラムから、センサー21
2及び213が状態を変化すること無く物理量P1 が変
化することができる範囲を容易に定めることができる。
同様に、図4のロジック・ダイヤグラムは、センサー2
22及び223が状態を変化すること無く物理量P2 が
変化することができるそのような範囲を示している。
【0022】従って、物理量P1 が変化することができ
る上記範囲が、一連の連続する各セクターS1,1 、S1,
2 及びS1,3 に区分され、且つ、物理量P2 が変化する
ことができる上記範囲が、一連の連続する各セクターS
2,1 、S2,2 及びS2,3 に区分される(ステップa(jj
j))。
る上記範囲が、一連の連続する各セクターS1,1 、S1,
2 及びS1,3 に区分され、且つ、物理量P2 が変化する
ことができる上記範囲が、一連の連続する各セクターS
2,1 、S2,2 及びS2,3 に区分される(ステップa(jj
j))。
【0023】その後、上記セクターS1,1 には、ゼロメ
ートルの値を持つ下限、0.01メートルの値を持つ上
限、“1”の値を持つ上記センサー212の状態、及
び、“0”の値を持つ上記センサー213の状態が関連
付けられる。同様な手順が物理量P1 の各セクターの各
々に応用される。その後、上記セクターS2,1 には、0
メートルの値を持つ下限、2メートルの値を持つ上限、
“0”の値を持つ上記液面221の状態、及び、“0”
の値を持つ上記センサー223の状態が関連付けられ
る。
ートルの値を持つ下限、0.01メートルの値を持つ上
限、“1”の値を持つ上記センサー212の状態、及
び、“0”の値を持つ上記センサー213の状態が関連
付けられる。同様な手順が物理量P1 の各セクターの各
々に応用される。その後、上記セクターS2,1 には、0
メートルの値を持つ下限、2メートルの値を持つ上限、
“0”の値を持つ上記液面221の状態、及び、“0”
の値を持つ上記センサー223の状態が関連付けられ
る。
【0024】同様な手順が物理量P2 の各セクターの各
々に応用される(ステップa(jjj))。
々に応用される(ステップa(jjj))。
【0025】この一連のステップによって、プロセスの
モニター動作の機能モデルが作られる。この機能モデル
は、モニター・ファイルと呼ばれるコンピュータ・ファ
イルに、次のように記載することができる。
モニター動作の機能モデルが作られる。この機能モデル
は、モニター・ファイルと呼ばれるコンピュータ・ファ
イルに、次のように記載することができる。
【0026】モニター・ファイル 第一物理量:P1 第一センサー:212 状態信号:41 第二センサー:213 状態信号:42 第一セクター:S1,1 下限:0メートル 上限:0.01メートル 状態: 第一センサー:“1” 第二センサー:“0” 第二セクター:S1,2 下限:0.01メートル 上限:1メートル 状態: 第一センサー:“0” 第二センサー:“0” 第三セクター:S1,3 下限:1メートル 上限:1.01メートル 状態: 第一センサー:“0” 第二センサー:“1” 第二物理量:P2 第一センサー:222 状態信号:43 第二センサー:223 状態信号:44 第一セクター:S2,1 下限:0メートル 上限:2メートル 状態: 第一センサー:“0” 第二センサー:“0” 第二セクター:S2,2 下限:2メートル 上限:4メートル 状態: 第一センサー:“1” 第二センサー:“0” 第三セクター:S2,3 下限:4メートル 上限:5メートル 状態: 第一センサー:“1” 第二センサー:“1”。
【0027】この特定実施例では、このモニター・ファ
イルはシミュレーションされるべき上記工業プロセスの
モニター動作に関する全てのデータを包含する。続い
て、これらのデータはその工業プロセスが進行する過程
をシミュレーションするために使用される。上記プロセ
スのモニター動作の機能モデルに対して、同様な実施例
で各セクターについて能動状態(または非能動状態)の
センサーのみを特定することで十分であり、所定のセク
ターには特定されていないセンサーが非能動状態(或い
は場合により能動状態)であることが演繹される。
イルはシミュレーションされるべき上記工業プロセスの
モニター動作に関する全てのデータを包含する。続い
て、これらのデータはその工業プロセスが進行する過程
をシミュレーションするために使用される。上記プロセ
スのモニター動作の機能モデルに対して、同様な実施例
で各セクターについて能動状態(または非能動状態)の
センサーのみを特定することで十分であり、所定のセク
ターには特定されていないセンサーが非能動状態(或い
は場合により能動状態)であることが演繹される。
【0028】第二ステップでは、プロセス制御の機能モ
デル(ステップb)が定義される。
デル(ステップb)が定義される。
【0029】図2から分かるように、工業プロセス工業
プロセス2の制御は、機械シャフト21を駆動するため
に行なうモータ210の制御及びタンク22に液体を注
入するために行なうバルブ220の制御から成る。モー
タ210の動きを制御し、その結果物理量P1 を変化さ
せるモータ210は、自動制御装置1により制御信号3
1及び32によって制御される。同様に、タンク22に
液体を注入し、その結果物理量P2 が変化するようにバ
ルブの開栓制御は前記自動制御装置1により制御信号3
3によって実行される。
プロセス2の制御は、機械シャフト21を駆動するため
に行なうモータ210の制御及びタンク22に液体を注
入するために行なうバルブ220の制御から成る。モー
タ210の動きを制御し、その結果物理量P1 を変化さ
せるモータ210は、自動制御装置1により制御信号3
1及び32によって制御される。同様に、タンク22に
液体を注入し、その結果物理量P2 が変化するようにバ
ルブの開栓制御は前記自動制御装置1により制御信号3
3によって実行される。
【0030】第二の特定実施例では、物理量P1 に制御
信号31及び32が関連付けられ、物理量P2 に制御信
号33が関連付けられる(ステップb(j))。
信号31及び32が関連付けられ、物理量P2 に制御信
号33が関連付けられる(ステップb(j))。
【0031】制御信号31または32が能動状態である
か(すなわち、“1”状態であるか)どうかに依存し
て、モータ210が機械シャフト21を毎秒0.05メ
ートル(m/s)の速度で右方向へ移動するか、または
同じ速度で左方向へ移動する。制御信号31及び32が
共に非能動状態であるときは、モータ210が停止し、
従って機械シャフト21は静止している。同様に、もし
制御信号33が能動状態であれば、バルブ220が開栓
されてタンク22に液体が1m/sの速度で注入され
る。もし制御信号33が非能動状態であれば、そのバル
ブ220が閉栓されてタンク22への液体注入は停止さ
れる。
か(すなわち、“1”状態であるか)どうかに依存し
て、モータ210が機械シャフト21を毎秒0.05メ
ートル(m/s)の速度で右方向へ移動するか、または
同じ速度で左方向へ移動する。制御信号31及び32が
共に非能動状態であるときは、モータ210が停止し、
従って機械シャフト21は静止している。同様に、もし
制御信号33が能動状態であれば、バルブ220が開栓
されてタンク22に液体が1m/sの速度で注入され
る。もし制御信号33が非能動状態であれば、そのバル
ブ220が閉栓されてタンク22への液体注入は停止さ
れる。
【0032】従って、次の関連付け、すなわち:制御信
号31には、その状態が“1”であるか“0”であるか
に依存して、+0.05m/sまたは0m/sの変化速
度を関連付けし;制御信号32には、その状態が“1”
であるか“0”であるかに依存して、−0.05m/s
または0m/sの変化速度を関連付けし;制御信号33
には、その状態が“1”であるか“0”であるかに依存
して、1m/sまたは0m/sの変化速度を関連付けす
る、ことができる(ステップb(jj)) 。
号31には、その状態が“1”であるか“0”であるか
に依存して、+0.05m/sまたは0m/sの変化速
度を関連付けし;制御信号32には、その状態が“1”
であるか“0”であるかに依存して、−0.05m/s
または0m/sの変化速度を関連付けし;制御信号33
には、その状態が“1”であるか“0”であるかに依存
して、1m/sまたは0m/sの変化速度を関連付けす
る、ことができる(ステップb(jj)) 。
【0033】制御信号31及び32の上記各能動状態に
正負の異なる符号が関連付けられている理由は、もし制
御信号31が能動状態である場合は物理量P1 の値が増
加し、もし制御信号32が能動状態である場合は物理量
P1 の値が減少する事実によって説明される。この一連
のステップにより、プロセス制御の機能モデルが作られ
る。この機能モデルは、コントロール・ファイルと呼ば
れるコンピュータ・ファイルに、次のように記載するこ
とができる。
正負の異なる符号が関連付けられている理由は、もし制
御信号31が能動状態である場合は物理量P1 の値が増
加し、もし制御信号32が能動状態である場合は物理量
P1 の値が減少する事実によって説明される。この一連
のステップにより、プロセス制御の機能モデルが作られ
る。この機能モデルは、コントロール・ファイルと呼ば
れるコンピュータ・ファイルに、次のように記載するこ
とができる。
【0034】コントロール・ファイル 第一物理量:P1 第一制御信号:31 速度状態“0”:0m/s 速度状態“1”:+0.05m/s 第二制御信号:32 速度状態“0”:0m/s 速度状態“1”:−0.05m/s 第二物理量:P2 第一制御信号:33 速度状態“0”:0m/s 速度状態“1”:1m/s。
【0035】一旦、プロセスのモニター動作及びプロセ
ス制御の機能モデルが定義された後では、本発明に従
い、その特定の工業プロセスのシミュレーションを開始
することが可能となる。
ス制御の機能モデルが定義された後では、本発明に従
い、その特定の工業プロセスのシミュレーションを開始
することが可能となる。
【0036】このシミュレーションを行なうには、図5
に図示されている初期状態を持つ上記プロセスに初期化
する必要が有る。機械シャフト21は位置0メートルに
在り、タンク22は2メートルのレベルを持つ液体を包
含し、センサー212及び222が“1”の状態にあっ
て、センサー213及び223が“0”の状態にあり、
且つ、物理量P1 及びP2 の値はそれぞれ0メートル及
び2メートルである。
に図示されている初期状態を持つ上記プロセスに初期化
する必要が有る。機械シャフト21は位置0メートルに
在り、タンク22は2メートルのレベルを持つ液体を包
含し、センサー212及び222が“1”の状態にあっ
て、センサー213及び223が“0”の状態にあり、
且つ、物理量P1 及びP2 の値はそれぞれ0メートル及
び2メートルである。
【0037】上記各センサーの状態と物理量P1 及びP
2 の上記値とから、セクターS1,1及びS2,2 が上記の
ように定義されているので、物理量P1 の値がセクター
S1,1 に相当する範囲内に入っており、且つ、物理量P
2 の値がセクターS2,2 に相当する範囲内に入っている
と言うことができる。従って、現セクターS1 、すなわ
ちセクターS1,1 が物理量P1 に対して定義され、現セ
クターS2 、すなわちセクターS2,2 が物理量P2 に対
して定義され、物理量P1 の値p1 が0メートルに初期
化され、物理量P2 の値p2 が2メートルに初期化され
る(ステップ2)。従って、この段階でのシミュレーシ
ョンは、次のとおり、すなわち: 物理量P1 については p1 =0メートル S1 =S1,1 状態信号41の値=“1” 状態信号42の値=“0” 物理量P2 については p2 =2メートル S2 =S2,2 状態信号43の値=“1” 状態信号44の値=“0” である。
2 の上記値とから、セクターS1,1及びS2,2 が上記の
ように定義されているので、物理量P1 の値がセクター
S1,1 に相当する範囲内に入っており、且つ、物理量P
2 の値がセクターS2,2 に相当する範囲内に入っている
と言うことができる。従って、現セクターS1 、すなわ
ちセクターS1,1 が物理量P1 に対して定義され、現セ
クターS2 、すなわちセクターS2,2 が物理量P2 に対
して定義され、物理量P1 の値p1 が0メートルに初期
化され、物理量P2 の値p2 が2メートルに初期化され
る(ステップ2)。従って、この段階でのシミュレーシ
ョンは、次のとおり、すなわち: 物理量P1 については p1 =0メートル S1 =S1,1 状態信号41の値=“1” 状態信号42の値=“0” 物理量P2 については p2 =2メートル S2 =S2,2 状態信号43の値=“1” 状態信号44の値=“0” である。
【0038】本発明により、次のステップでは物理量P
1 とP2 との各々に関連する変化速度が計算され、それ
ぞれV1 、V2 で表わされる(ステップ3)。このステ
ップ3は反復ループの最初のステップである。
1 とP2 との各々に関連する変化速度が計算され、それ
ぞれV1 、V2 で表わされる(ステップ3)。このステ
ップ3は反復ループの最初のステップである。
【0039】図5から分かるように、実線の矢印で表さ
れている制御信号31及び33が能動状態であり、他
方、破線の矢印で表されている制御信号32は非能動状
態である。プロセス制御に関する上記記載部分で説明し
た如く、且つ、各制御信号31、32及び33の状態が
それぞれ与えられているので、変化速度V1 が+0.0
5m/sであり、変化速度V2 が1m/sであることが
容易に演繹される。変化速度V1 を得るには、それぞれ
上記第二の特定実施例に従ってコントロール・ファイル
に特定されている、制御信号31の能動状態に対応する
速度を制御信号32の非能動状態に対応する速度に加え
るだけで十分である。同様に、変化速度V2 は制御信号
33の能動状態に対応する速度である。
れている制御信号31及び33が能動状態であり、他
方、破線の矢印で表されている制御信号32は非能動状
態である。プロセス制御に関する上記記載部分で説明し
た如く、且つ、各制御信号31、32及び33の状態が
それぞれ与えられているので、変化速度V1 が+0.0
5m/sであり、変化速度V2 が1m/sであることが
容易に演繹される。変化速度V1 を得るには、それぞれ
上記第二の特定実施例に従ってコントロール・ファイル
に特定されている、制御信号31の能動状態に対応する
速度を制御信号32の非能動状態に対応する速度に加え
るだけで十分である。同様に、変化速度V2 は制御信号
33の能動状態に対応する速度である。
【0040】その後、物理量P1 について、センサー2
12及び213のいずれの状態変化も無しに変化するこ
とができる時間間隔に対応する時間間隔δt1 が判定さ
れる。同様に、物理量P2 について、センサー222及
び223のいずれの状態変化も無しに変化することがで
きる時間間隔に対応する時間間隔δt2 が判定される。
12及び213のいずれの状態変化も無しに変化するこ
とができる時間間隔に対応する時間間隔δt1 が判定さ
れる。同様に、物理量P2 について、センサー222及
び223のいずれの状態変化も無しに変化することがで
きる時間間隔に対応する時間間隔δt2 が判定される。
【0041】上記第一の特定実施例では、時間間隔δt
1 は、物理量P1 の値p1 をこのp1 が、変化速度V1
が正である場合における現セクターS1 の上限とその変
化速度V1 が負である場合におけるこの現セクターS1
の下限とのいずれかに等しくなるように変化させるため
にこのプロセスで必要とされる時間に相当する。
1 は、物理量P1 の値p1 をこのp1 が、変化速度V1
が正である場合における現セクターS1 の上限とその変
化速度V1 が負である場合におけるこの現セクターS1
の下限とのいずれかに等しくなるように変化させるため
にこのプロセスで必要とされる時間に相当する。
【0042】変化速度V1 が負であれば、 δt1 =[(S1 の下限)−p1 ]/V1 となり、 変化速度V1 が正であれば、 δt1 =[(S1 の上限)−p1 ]/V1 となる。
【0043】変化速度V1 が正であり、p1が0メート
ルであり、且つ、物理量P1 の現セクターS1 が0.0
1メートルの値の上限を持つセクターS1,1 であるとす
ると、時間間隔δt1 は0.2秒に等しくなる。
ルであり、且つ、物理量P1 の現セクターS1 が0.0
1メートルの値の上限を持つセクターS1,1 であるとす
ると、時間間隔δt1 は0.2秒に等しくなる。
【0044】同様に、変化速度V2 が正で且つ1m/s
に等しく、p1が2メートルであり、且つ、物理量P2
の現セクターS2 が4メートルの値の上限を持つセクタ
ーS2,2 であるとすると、時間間隔δt2 は2秒であ
る。
に等しく、p1が2メートルであり、且つ、物理量P2
の現セクターS2 が4メートルの値の上限を持つセクタ
ーS2,2 であるとすると、時間間隔δt2 は2秒であ
る。
【0045】続いて、時間間隔δtが、上記時間間隔δ
t1 とδt2 のうちの小さな方と等しくなるように計算
される(ステップ5)。これにより、時間間隔δtは、
δt1 すなわち0.2秒に等しくなる。
t1 とδt2 のうちの小さな方と等しくなるように計算
される(ステップ5)。これにより、時間間隔δtは、
δt1 すなわち0.2秒に等しくなる。
【0046】続いて、物理量P1 及びP2 の各値が、そ
れらを時間間隔δtに、それぞれ変化速度V1 を掛けた
積と変化速度V2 を掛けた積に対応する値だけ増分され
た値にそれぞれ更新される(ステップ6)。従って、
0.2秒に等しい時間間隔δtの後、0メートルであっ
たp1 が0.01メートルになり、2メートルであった
p2 が2.2メートルになる。この工業プロセスの新し
い状態は図6に図示されている。
れらを時間間隔δtに、それぞれ変化速度V1 を掛けた
積と変化速度V2 を掛けた積に対応する値だけ増分され
た値にそれぞれ更新される(ステップ6)。従って、
0.2秒に等しい時間間隔δtの後、0メートルであっ
たp1 が0.01メートルになり、2メートルであった
p2 が2.2メートルになる。この工業プロセスの新し
い状態は図6に図示されている。
【0047】本発明により、新しい現セクターが物理量
P1 について計算される。この新しい現セクターは、物
理量P1 と関連する各セクターS1,1 、S1,2 及びS1,
3 から自動的に選択され、上記変化速度V1 が正である
かまたは負であるかに依存して、p1 と等しい下限また
は上限を持つセクターが選択される。従って、この例で
は変化速度V1 が正であるから、物理量P1 のこの新し
い現セクターは物理量P1 の新しい値と等しい値の下限
を持つセクターである。この結果、物理量P1のこの新
しい現セクターはセクターS1,2 である(ステップ
7)。
P1 について計算される。この新しい現セクターは、物
理量P1 と関連する各セクターS1,1 、S1,2 及びS1,
3 から自動的に選択され、上記変化速度V1 が正である
かまたは負であるかに依存して、p1 と等しい下限また
は上限を持つセクターが選択される。従って、この例で
は変化速度V1 が正であるから、物理量P1 のこの新し
い現セクターは物理量P1 の新しい値と等しい値の下限
を持つセクターである。この結果、物理量P1のこの新
しい現セクターはセクターS1,2 である(ステップ
7)。
【0048】従って、物理量P1 については、 p1 =0.01メートル S1 =S1,2 であり、物理量P2 については、 p2 =2.2メートル S2 =S2,2 である。
【0049】その後、センサー212と213とのうち
のいずれかが、上記新しい現セクターS1 に関連付けら
れ、以前の現セクターに関連付けられていたその状態と
は相違する状態を持つかどうかが判定される(ステップ
8)。上記モニター・ファイルでは、セクターS1,1 と
関連するセンサー213の状態がセクターS1,2 と関連
するそのセンサー213の状態と同等で“0”に等しい
が、セクターS1,1 と関連するセンサー212の状態は
セクターS1,2 と関連するそのセンサー212の状態と
相違していることを理解することができる。このことか
ら、センサー212のみが状態を変化しており(非能動
状態になっている)、従って、上記コントロール・ファ
イル中のそのセンサー212と関連する状態信号41が
変更されていて、今は“0”の値を持つことを演繹する
ことができる(ステップ9)。
のいずれかが、上記新しい現セクターS1 に関連付けら
れ、以前の現セクターに関連付けられていたその状態と
は相違する状態を持つかどうかが判定される(ステップ
8)。上記モニター・ファイルでは、セクターS1,1 と
関連するセンサー213の状態がセクターS1,2 と関連
するそのセンサー213の状態と同等で“0”に等しい
が、セクターS1,1 と関連するセンサー212の状態は
セクターS1,2 と関連するそのセンサー212の状態と
相違していることを理解することができる。このことか
ら、センサー212のみが状態を変化しており(非能動
状態になっている)、従って、上記コントロール・ファ
イル中のそのセンサー212と関連する状態信号41が
変更されていて、今は“0”の値を持つことを演繹する
ことができる(ステップ9)。
【0050】上記センサー222と223とはいずれ
も、時間間隔δtが時間間隔δt2 よりも小さいので、
状態を変化しない。
も、時間間隔δtが時間間隔δt2 よりも小さいので、
状態を変化しない。
【0051】このシミュレーション方法におけるこの段
階では、 物理量P1 については p1 =0.01メートル S1 =S1,2 V1 =+0.05m/s 状態信号41の値=“0” 状態信号42の値=“0” 物理量P2 については p2 =2メートル S2 =S2,2 V1 =+1m/s 状態信号43の値=“1” 状態信号44の値=“0” である。続いて、自動制御装置1に状態信号41の状態
の変化が知らされる。
階では、 物理量P1 については p1 =0.01メートル S1 =S1,2 V1 =+0.05m/s 状態信号41の値=“0” 状態信号42の値=“0” 物理量P2 については p2 =2メートル S2 =S2,2 V1 =+1m/s 状態信号43の値=“1” 状態信号44の値=“0” である。続いて、自動制御装置1に状態信号41の状態
の変化が知らされる。
【0052】続いて、新しい制御信号31、32または
33が出力されるべきかどうかを上記自動制御装置1が
計算することが可能となるように、時間の延引を開始さ
せる(ステップ11)ことにより、このシミュレーショ
ン方法に休止期間が置かれる。その時間の延引に対して
選ばれた(ステップ11)値は、制御装置の運転をテス
トするためにこのシミュレーション方法を使用するのに
重要な役割りを演じる。この選択についての説明を、以
下で行なう。
33が出力されるべきかどうかを上記自動制御装置1が
計算することが可能となるように、時間の延引を開始さ
せる(ステップ11)ことにより、このシミュレーショ
ン方法に休止期間が置かれる。その時間の延引に対して
選ばれた(ステップ11)値は、制御装置の運転をテス
トするためにこのシミュレーション方法を使用するのに
重要な役割りを演じる。この選択についての説明を、以
下で行なう。
【0053】上記時間の延引がその終了時点に来るとき
(一般的には、数10ミリ秒後)、第一の反復動作が終
了点に達し、上記したようにこのシミュレーション方法
は各変化速度V1 及びV2 を計算することにより反復し
て開始する。このことは上記反復ループの最初のステッ
プと対応する。
(一般的には、数10ミリ秒後)、第一の反復動作が終
了点に達し、上記したようにこのシミュレーション方法
は各変化速度V1 及びV2 を計算することにより反復し
て開始する。このことは上記反復ループの最初のステッ
プと対応する。
【0054】図7及び図8は、どのようにしてこのプロ
セスが第二の反復動作及び第三の反復動作の後に進行し
たかを示している。第二の反復動作では、図7から制御
信号31、32または33が状態を変化しなかったこと
が分かる。ここでは、次のことがやはり応用される。す
なわち、 V1 =+0.05m/sであり、且つ、 V2 =+1m/s である。
セスが第二の反復動作及び第三の反復動作の後に進行し
たかを示している。第二の反復動作では、図7から制御
信号31、32または33が状態を変化しなかったこと
が分かる。ここでは、次のことがやはり応用される。す
なわち、 V1 =+0.05m/sであり、且つ、 V2 =+1m/s である。
【0055】このシミュレーション・プロセスを上記し
たように応用することによって、 δt1 =19.8m/s; δt2 =1.8m/s; δt=δt2 =1.8m/s が得られ、且つ、物理量P1 及びP2 に対して次の新し
い値、すなわち、 p1 =0.01メートル; p2 =4メートル; が演繹される。センサー223のみが状態を変化して能
動状態になる。従って、状態信号41、42及び43の
各値は変化しないで残っている。状態信号44は能動状
態にある。
たように応用することによって、 δt1 =19.8m/s; δt2 =1.8m/s; δt=δt2 =1.8m/s が得られ、且つ、物理量P1 及びP2 に対して次の新し
い値、すなわち、 p1 =0.01メートル; p2 =4メートル; が演繹される。センサー223のみが状態を変化して能
動状態になる。従って、状態信号41、42及び43の
各値は変化しないで残っている。状態信号44は能動状
態にある。
【0056】ここで、図8から、上記自動制御装置1が
状態信号44の状態の変化に応答して非動作状態になっ
ている制御信号33の値を変化させ、その結果、バルブ
220を閉栓してタンク22への液体の注入を停止する
ことを理解することができる。
状態信号44の状態の変化に応答して非動作状態になっ
ている制御信号33の値を変化させ、その結果、バルブ
220を閉栓してタンク22への液体の注入を停止する
ことを理解することができる。
【0057】こうして、上記シミュレーション方法の第
三反復動作が、この工業プロセスを図8に示すような新
しい状態へ進行させることに通じる。この新しい反復動
作に対応する時間間隔δtは1.8秒と等しい。
三反復動作が、この工業プロセスを図8に示すような新
しい状態へ進行させることに通じる。この新しい反復動
作に対応する時間間隔δtは1.8秒と等しい。
【0058】従って、連続的な反復動作によって、工業
プロセスの全体を自動制御装置1から出力された各制御
信号3の作用としてシミュレーションすることができ
る。
プロセスの全体を自動制御装置1から出力された各制御
信号3の作用としてシミュレーションすることができ
る。
【0059】このようなシミュレーション方法の利点
は、この方法がこのプロセスのシミュレーションを実時
間シミュレーションとしてではなく促進するものの、そ
れにも拘らず、各反復動作での時間間隔δtの値によっ
て実時間動作が維持されることである。
は、この方法がこのプロセスのシミュレーションを実時
間シミュレーションとしてではなく促進するものの、そ
れにも拘らず、各反復動作での時間間隔δtの値によっ
て実時間動作が維持されることである。
【0060】プロセス制御及びプロセスのモニター動作
に対する各機能モデルの上記二個の特定実施例により、
そのプロセスを自動的に実行することが可能となる。同
様な結果を達成するために、特に時間間隔δtが自動的
に計算されるようにすることによって、そのプロセスの
制御をモデル化したり、モニターしたりする何らかの他
の方法が、本発明の範囲内で可能である。
に対する各機能モデルの上記二個の特定実施例により、
そのプロセスを自動的に実行することが可能となる。同
様な結果を達成するために、特に時間間隔δtが自動的
に計算されるようにすることによって、そのプロセスの
制御をモデル化したり、モニターしたりする何らかの他
の方法が、本発明の範囲内で可能である。
【0061】さらに、このシミュレーション方法の特定
の実施例は、自動制御装置に接続されたパーソナル・コ
ンピュータのようなコンピュータ手段によって容易に実
行することが可能である。その上、そのようなコンピュ
ータ手段は上記自動プロセス制御装置の運転ロジックを
シミュレーションするためにも適している利益がある。
の実施例は、自動制御装置に接続されたパーソナル・コ
ンピュータのようなコンピュータ手段によって容易に実
行することが可能である。その上、そのようなコンピュ
ータ手段は上記自動プロセス制御装置の運転ロジックを
シミュレーションするためにも適している利益がある。
【0062】本発明方法の別の重要な特性は、待機時間
として以下で言及する時間の延引に対する値の選択にあ
る。以下の説明の目的は、上記特性を使用することによ
って、この方法を布線ロジックまたはプログラムされた
ロジックとして実行することができる自動制御装置の運
転の有効化に適用することを示すことにある。
として以下で言及する時間の延引に対する値の選択にあ
る。以下の説明の目的は、上記特性を使用することによ
って、この方法を布線ロジックまたはプログラムされた
ロジックとして実行することができる自動制御装置の運
転の有効化に適用することを示すことにある。
【0063】自動制御装置1は、状態信号41、42、
43及び44の作用として制御信号31、32及び33
を計算するように構成されているプログラムを有する工
業用プログラム可能制御装置であると想定される。この
工業プロセスが上記工業用プログラム可能制御装置の一
つの全サイクルより短い待機時間を用いている上記工業
用プログラム可能制御装置に関してシミュレーションさ
れる場合に起きる事象の詳細リストを作成することは重
要なことである。もし上記シミュレーション方法がゼロ
の待機時間を応用されている場合には、制御信号31、
32及び33は変化しないから最初の二回の反復動作は
変化しないで残る。逆に、第三の反復動作については、
待機時間がゼロであるために上記工業用プログラム可能
制御装置はタンク22への液体の注入を停止させるため
に制御信号33を非動作状態にする時間を持たない。こ
のことから、上記第三反復動作の終了点では、タンク2
2が引き続いて1m/sの速度で液体の注入を行なわれ
ているから、p2 はもはや4メートルに等しくなく、2
2メートルに等しいことが結論される。このシミュレー
ション方法のこの特性は、工業用プログラム可能制御装
置の形ちの自動制御装置を用いて使用されるとき、待機
時間がその自動制御装置の一サイクル以上の値を持つ必
要があることを意味する。そのようなサイクル中に、そ
の自動制御装置はその全入力を読み込み、すなわち、こ
の自動制御装置はその全入力及び内部ビットに基づいて
その各出力を計算した後で状態信号4を考慮し、最後に
制御信号3の出力と対応するその各出力の状態をリフレ
ッシュする。従って、液体の注入が行なわれているタン
ク22を停止させる制御信号33を更新するように、上
記自動制御装置が状態信号44の最新の変化を考慮する
ことができるようにするためには、少なくとも一サイク
ルが必要である。
43及び44の作用として制御信号31、32及び33
を計算するように構成されているプログラムを有する工
業用プログラム可能制御装置であると想定される。この
工業プロセスが上記工業用プログラム可能制御装置の一
つの全サイクルより短い待機時間を用いている上記工業
用プログラム可能制御装置に関してシミュレーションさ
れる場合に起きる事象の詳細リストを作成することは重
要なことである。もし上記シミュレーション方法がゼロ
の待機時間を応用されている場合には、制御信号31、
32及び33は変化しないから最初の二回の反復動作は
変化しないで残る。逆に、第三の反復動作については、
待機時間がゼロであるために上記工業用プログラム可能
制御装置はタンク22への液体の注入を停止させるため
に制御信号33を非動作状態にする時間を持たない。こ
のことから、上記第三反復動作の終了点では、タンク2
2が引き続いて1m/sの速度で液体の注入を行なわれ
ているから、p2 はもはや4メートルに等しくなく、2
2メートルに等しいことが結論される。このシミュレー
ション方法のこの特性は、工業用プログラム可能制御装
置の形ちの自動制御装置を用いて使用されるとき、待機
時間がその自動制御装置の一サイクル以上の値を持つ必
要があることを意味する。そのようなサイクル中に、そ
の自動制御装置はその全入力を読み込み、すなわち、こ
の自動制御装置はその全入力及び内部ビットに基づいて
その各出力を計算した後で状態信号4を考慮し、最後に
制御信号3の出力と対応するその各出力の状態をリフレ
ッシュする。従って、液体の注入が行なわれているタン
ク22を停止させる制御信号33を更新するように、上
記自動制御装置が状態信号44の最新の変化を考慮する
ことができるようにするためには、少なくとも一サイク
ルが必要である。
【0064】従って、工業用プログラム可能制御装置の
運転をテストするために、その工業用プログラム可能制
御装置によって制御される上記工業プロセス2は最初に
その工業用プログラム可能制御装置のサイクル時間より
大きい待機時間でシミュレーションされる(ステップ
A)。例えば、待機時間は、それが上記工業用プログラ
ム可能制御装置のサイクル時間の5倍の時間に等しいよ
うに選ばれる。
運転をテストするために、その工業用プログラム可能制
御装置によって制御される上記工業プロセス2は最初に
その工業用プログラム可能制御装置のサイクル時間より
大きい待機時間でシミュレーションされる(ステップ
A)。例えば、待機時間は、それが上記工業用プログラ
ム可能制御装置のサイクル時間の5倍の時間に等しいよ
うに選ばれる。
【0065】従って、上記の場合には、工業用プログラ
ム可能制御装置は第三反復動作において新しい制御信号
33を計算するのに十分な時間を有する。一連の反復動
作において、上記工業用プログラム可能制御装置から出
力される各制御信号を解析することによってそれら制御
信号のロジックの順序付けが有効化される。
ム可能制御装置は第三反復動作において新しい制御信号
33を計算するのに十分な時間を有する。一連の反復動
作において、上記工業用プログラム可能制御装置から出
力される各制御信号を解析することによってそれら制御
信号のロジックの順序付けが有効化される。
【0066】一旦そのような有効化が実行された後、こ
のプロセスの総合シミュレーションが、各制御信号のロ
ジックの順序付け中に或る相違が観察されるまで、第二
期間中になるべく小さい待機時間を用いて数回反復され
る。従って、タンクへの液体注入については、結局制御
信号33がもはや非動作状態にされないときにそのよう
な相違が現れる。続いて、上記工業用プログラム可能制
御装置の最大計算時間と対応する最小待機時間を判定す
ることが可能である。
のプロセスの総合シミュレーションが、各制御信号のロ
ジックの順序付け中に或る相違が観察されるまで、第二
期間中になるべく小さい待機時間を用いて数回反復され
る。従って、タンクへの液体注入については、結局制御
信号33がもはや非動作状態にされないときにそのよう
な相違が現れる。続いて、上記工業用プログラム可能制
御装置の最大計算時間と対応する最小待機時間を判定す
ることが可能である。
【0067】この最小待機時間は、通常、上記工業用プ
ログラム可能制御装置及びそのサイクル時間に依存し、
それはまた、そのプログラムの構造、特に中間の計算で
使用するために内部ビットを処理する方法に依存する。
上記のことから、この最小待機時間はせいぜい上記工業
用プログラム可能制御装置の一サイクルであることが分
かる。
ログラム可能制御装置及びそのサイクル時間に依存し、
それはまた、そのプログラムの構造、特に中間の計算で
使用するために内部ビットを処理する方法に依存する。
上記のことから、この最小待機時間はせいぜい上記工業
用プログラム可能制御装置の一サイクルであることが分
かる。
【0068】一定の産業上の応用例では、上記工業用プ
ログラム可能制御装置の実際の計算時間に対するこの最
小待機時間の情報は、安全性または実行されるこの工業
プロセスの精度に多大な重要性を持つと思われる。
ログラム可能制御装置の実際の計算時間に対するこの最
小待機時間の情報は、安全性または実行されるこの工業
プロセスの精度に多大な重要性を持つと思われる。
【0069】プログラム可能制御装置の運転をテストす
るために、このシミュレーション方法を使用するこの特
定実施例は一例として与えられているものである。この
シミュレーション方法はまた、何らかの自動制御装置の
運転を、ステップAで待機時間にその自動制御装置の予
想実行時間より大きい初期値を選択することによって、
有効にするために使用することができる。
るために、このシミュレーション方法を使用するこの特
定実施例は一例として与えられているものである。この
シミュレーション方法はまた、何らかの自動制御装置の
運転を、ステップAで待機時間にその自動制御装置の予
想実行時間より大きい初期値を選択することによって、
有効にするために使用することができる。
【0070】
【発明の効果】従って、本発明によるシミュレーション
方法及びその使用は、自動制御装置が産業設備の仕様に
従って動作することを証明しようとするその産業設備の
自動化の重要なステップに適用可能であることを理解で
きるであろう。従って、本発明によるシミュレーション
方法及びその使用は、上記工業プロセスが実行される前
に、先ず自動制御装置のロジック演算を有効化し、続い
てこの自動制御装置の実行時間を限量化し、従って、所
定の産業設備と関連する一定のタイミング制約との整合
性を証明することを可能とするように、使用することが
できる。
方法及びその使用は、自動制御装置が産業設備の仕様に
従って動作することを証明しようとするその産業設備の
自動化の重要なステップに適用可能であることを理解で
きるであろう。従って、本発明によるシミュレーション
方法及びその使用は、上記工業プロセスが実行される前
に、先ず自動制御装置のロジック演算を有効化し、続い
てこの自動制御装置の実行時間を限量化し、従って、所
定の産業設備と関連する一定のタイミング制約との整合
性を証明することを可能とするように、使用することが
できる。
【図1】自動制御装置から出力される制御信号を受信
し、それに応じて状態信号を出力する工業プロセスを表
わす図である。
し、それに応じて状態信号を出力する工業プロセスを表
わす図である。
【図2】タンク及び機械シャフトを含む産業設備で実行
される或る特定の工業プロセスを表わす図である。
される或る特定の工業プロセスを表わす図である。
【図3】機械シャフトの位置の作用としての状態信号の
ロジック・ダイヤグラムである。
ロジック・ダイヤグラムである。
【図4】タンク内の液体のレベルの作用としての状態信
号のロジック・ダイヤグラムである。
号のロジック・ダイヤグラムである。
【図5】本シミュレーション方法の或る特定例での図2
の工業プロセスを表わす図である。
の工業プロセスを表わす図である。
【図6】本シミュレーション方法の別の特定例での図2
の工業プロセスを表わす図である。
の工業プロセスを表わす図である。
【図7】本シミュレーション方法のさらに別の特定例で
の図2の工業プロセスを表わす図である。
の図2の工業プロセスを表わす図である。
【図8】本シミュレーション方法のさらにまた別の特定
例での図2の工業プロセスを表わす図である。
例での図2の工業プロセスを表わす図である。
1………自動制御装置 2………工業プロセス 3………制御信号 4………状態信号 21……機械シャフト 22……タンク 31……制御信号 32……制御信号 33……制御信号 41……状態信号 42……状態信号 43……状態信号 44……状態信号 210…モータ 211…カム 212…センサー 213…センサー 220…バルブ 221…液面 222…センサー 223…センサー
Claims (6)
- 【請求項1】 工業プロセス(2)の状態を示す各物理
量特性の値を自動制御装置(1)から出力された制御信
号(3)の状態の作用として変化させ、且つ、その状態
を各センサーからそれらがモニターした個々の物理量の
値の作用として出力される状態信号(4)によって前記
自動制御装置(1)へ知らせるように、工業プロセス
(2)をシミュレーションするためのシミュレーション
方法において、この方法が、 a)前記工業プロセス(2)をモニターするプロセスの
機能モデルを定義するステップと、 b)プロセス制御の機能モデルを定義するステップと、 c)前記工業プロセス(2)の初期条件を設定するステ
ップと、 d)各物理量Pi について前記制御信号(3)の状態の
作用である変化速度Vi を計算するステップと、 e)ゼロではない値の変化速度を持つ物理量Pi につい
て、前記各センサーのうちのいずれにもモニターされず
にこの物理量の値Pi が変化することができる時間間隔
δti を判定するステップと、 f)前のステップeで判定された前記時間間隔δti の
最短時間間隔として定義される時間間隔δtを計算する
ステップと、 g)前記物理量Pi の各々の値を、その値Pi に前記時
間間隔δtに対応する変化速度Vi を乗算した積の値を
増分して、更新するステップと、 h)前のステップgで更新された物理量Pi の各値の作
用として、状態が変化している各センサーを判定し、対
応する各状態信号を更新するステップと、 i)本シミュレーション方法を前記ステップdから反復
する前に、待機時間と呼ばれるパラメータ化が可能な時
間の経過をおいてから、本シミュレーション方法を前記
ステップdから反復するステップと、を有することを特
徴とする、工業プロセスのシミュレーション方法。 - 【請求項2】 前記ステップaが、次の一連のステッ
プ、すなわち、 j)各物理量Pi をモニターする各センサーを定義するス
テップと、 jj) 各センサーを状態信号に関連付けるステップと、 jjj)前記物理量Pi が変化することができる範囲を、前
記各センサーのうちのいずれもその状態が変化しない間
に各々が前記物理量Pi の或る範囲と対応する一連の連
続するセクターSi,j に区分するステップと、 jjjj)前記各セクターSi,j の各々に下限及び上限を関
連付け、さらに前記物理量Pi をモニターする各センサ
ーの前記対応する各状態を関連付けるステップと、から
成ることを特徴とする、請求項1記載の工業プロセスの
シミュレーション方法。 - 【請求項3】 前記ステップbが、次の一連のステッ
プ、すなわち、 j)各物理量Pi を、その物理量Pi の値を変化させる前
記制御信号に関連付けるステップと、 jj) 前記ステップj で定義された前記各制御信号を、前
記制御信号の二進状態の作用として前記物理量Pi に対
する変化速度に関連付けるステップと、から成ることを
特徴とする、請求項1または2に記載の工業プロセスの
シミュレーション方法。 - 【請求項4】 前記ステップc乃至iが、次の一連のス
テップ、すなわち、 1)前記待機時間の値を選択するステップと、 2)各物理量Pi について、その物理量Pi の変化の範
囲を構成する前記各セクターから選択された現セクター
Si を選択し、且つ、この現セクターSi の限度内に在
る値pi の初期条件を設定するステップと、 3)各物理量Pi について、前記ステップbのうちのス
テップjjにおいて,その状態の作用として各制御信号
と関連する前記各変化速度に基づいて物理量Pi の変化
速度V1 を計算するステップと、 4)各物理量Pi について、前記時間間隔δti を、前
記現セクターSi の前記限度と、前記各変化速度V1
と、前記物理量の値pi との作用として、判定するステ
ップと、 5)前記ステップfに従って時間間隔δtを計算するス
テップと、 6)前記ステップgに従って各物理量Pi の値を更新す
るステップと、 7)時間間隔δtと等しい時間間隔δti の判定が完了
している各物理量Piについて、新たに現セクターを、
対応する変化速度Vi の符号の作用として計算するステ
ップと、 8)前のステップ7で新たに現セクターが計算された物
理量Pi をモニターする各センサーが前記新たな現セク
ター中にそれが以前の現セクター中に有していた前記状
態とは異なる状態を有するかどうかを判定するステップ
と、 9)前のステップ8での変化として計算されている状態
を有する前記各センサーと対応する前記状態信号を更新
するステップと、 10)前記ステップ1で選択された前記待機時間と対応
する初期値を有する時間の延引を開始し、且つ、本シミ
ュレーション方法が前記ステップ3で自動的に再開され
る前に前記時間延引が終了するまで待機するステップ
と、を使用して、自動的に実行されることを特徴とす
る、請求項2または3に記載の工業プロセスのシミュレ
ーション方法。 - 【請求項5】 工業プロセス(2)を制御する自動制御
装置(1)の運転をテストするためのシミュレーション
方法において、以下のステップ、すなわち、 A)最初に、前記自動制御装置(1)の予想実行時間よ
り大きい待機時間で全工業プロセス(2)をシミュレー
ションし、前記自動制御装置(1)から出力された各制
御信号のロジックの順序付けを有効にするステップと、 B)前記自動制御装置(1)がまだ正確に前記各制御信
号(3)を順序付けしている最小の待機時間が得られる
まで、前記シミュレーションを益々小さい待機時間に反
復するステップと、が実行されることを特徴とする、請
求項1乃至4のいずれかに記載の工業プロセスのシミュ
レーション方法。 - 【請求項6】 工業用プログラム可能制御装置によって
構成されている自動制御装置に応用され、前記ステップ
Aの前記待機時間が前記制御装置の繰り返し時間より大
きくなるように選択されていることを特徴とする、請求
項5に記載の工業プロセスのシミュレーション方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9201137A FR2686714B1 (fr) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Procede de simulation d'un processus industriel et utilisation pour tester le fonctionnement d'un automatisme. |
FR9201137 | 1992-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612105A true JPH0612105A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=9426246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2866893A Pending JPH0612105A (ja) | 1992-01-24 | 1993-01-25 | 工業プロセスのシミュレーション方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5436855A (ja) |
EP (1) | EP0553026B1 (ja) |
JP (1) | JPH0612105A (ja) |
AT (1) | ATE144054T1 (ja) |
CA (1) | CA2087750C (ja) |
DE (1) | DE69305191T2 (ja) |
ES (1) | ES2096226T3 (ja) |
FR (1) | FR2686714B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5818736A (en) * | 1996-10-01 | 1998-10-06 | Honeywell Inc. | System and method for simulating signal flow through a logic block pattern of a real time process control system |
US6056428A (en) * | 1996-11-12 | 2000-05-02 | Invention Machine Corporation | Computer based system for imaging and analyzing an engineering object system and indicating values of specific design changes |
JP3162006B2 (ja) | 1997-11-10 | 2001-04-25 | 核燃料サイクル開発機構 | 抽出系のシミュレーション方法 |
DE59804906D1 (de) * | 1998-10-29 | 2002-08-29 | Endress & Hauser Gmbh & Co Kg | Gerät zur Verwendung in einem industriellen Prozess und Anlage mit solchen Geräten sowie Verfahren zum Simulieren des Betriebs einer solchen Anlage |
FR2788143B1 (fr) * | 1998-12-31 | 2001-05-18 | Renault | Systeme et procede de calibration automatique d'un logiciel de controle |
CA2367763C (en) * | 1999-03-25 | 2008-08-12 | Fluor Corporation | Simulator cart |
FR2875931B1 (fr) | 2004-09-28 | 2006-12-29 | Prosyst Soc Par Actions Simpli | Dispositif et procede d'analyse et de diagnostic d'un system e |
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US7844350B2 (en) | 2006-11-22 | 2010-11-30 | Honeywell International Inc. | Testing of control strategies in a control system controlling a process control plant |
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DE102007043794B4 (de) * | 2007-09-13 | 2010-04-01 | Siemens Ag | Leittechniksystem für eine technische Anlage und Verfahren zum Betreiben eines leittechnischen Systems |
US20090089029A1 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Enhanced execution speed to improve simulation performance |
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US7801710B2 (en) * | 2007-09-28 | 2010-09-21 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Simulation controls for model variability and randomness |
US8548777B2 (en) * | 2007-09-28 | 2013-10-01 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Automated recommendations from simulation |
US20090089031A1 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Integrated simulation of controllers and devices |
US8069021B2 (en) * | 2007-09-28 | 2011-11-29 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Distributed simulation and synchronization |
CN103019102B (zh) * | 2012-11-28 | 2014-10-29 | 河南科技大学东海硅产业节能技术研究院 | 半实物计算机仿真网络实验装置 |
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-
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- 1992-01-24 FR FR9201137A patent/FR2686714B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-01-21 DE DE69305191T patent/DE69305191T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-21 ES ES93400138T patent/ES2096226T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-21 AT AT93400138T patent/ATE144054T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-01-21 CA CA002087750A patent/CA2087750C/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-21 US US08/007,058 patent/US5436855A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-21 EP EP93400138A patent/EP0553026B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-25 JP JP2866893A patent/JPH0612105A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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