JPH0612049Y2 - 柱石用の詰具 - Google Patents
柱石用の詰具Info
- Publication number
- JPH0612049Y2 JPH0612049Y2 JP3102489U JP3102489U JPH0612049Y2 JP H0612049 Y2 JPH0612049 Y2 JP H0612049Y2 JP 3102489 U JP3102489 U JP 3102489U JP 3102489 U JP3102489 U JP 3102489U JP H0612049 Y2 JPH0612049 Y2 JP H0612049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- stone
- packing
- recessed portion
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建築物における柱の基礎として使用される
柱石に装填使用される柱石用の詰具に関するものであ
る。
柱石に装填使用される柱石用の詰具に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、柱石1は第2〜3図に示すように、その全体形状
が断面四角形をなした台形の石材により形成され、その
上方部分に木材からなる柱2の下端部に形成された嵌合
用の突起部3を収容するための凹入部4が形成されるよ
うになされている。
が断面四角形をなした台形の石材により形成され、その
上方部分に木材からなる柱2の下端部に形成された嵌合
用の突起部3を収容するための凹入部4が形成されるよ
うになされている。
ところで、上記の柱石1に形成されることとなる凹入部
4は、その石材としての性質上、加工に際して、これを
その水平断面、すなわち平面視において四角形として加
工することは能率上難点があり、これを円形として加工
するほうがより加工し易いことから、通常多量生産の工
程においては、これを円形断面のものとして製造してい
るのが現状である。
4は、その石材としての性質上、加工に際して、これを
その水平断面、すなわち平面視において四角形として加
工することは能率上難点があり、これを円形として加工
するほうがより加工し易いことから、通常多量生産の工
程においては、これを円形断面のものとして製造してい
るのが現状である。
一方、柱2の下端部に形成される突起部3においては、
木材加工として通常四角形断面に形成するのが、ノコ引
き加工等の加工手段との関連においても能率的であり、
これが一般的な加工形態とされている。
木材加工として通常四角形断面に形成するのが、ノコ引
き加工等の加工手段との関連においても能率的であり、
これが一般的な加工形態とされている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようにそれぞれの加工上の都合により、必然的に
一方が円形のものとなり、他方が角形のものとなること
から、相互の嵌合部において形状が相異することとな
り、この相異は必ずしも実用上に格別の不都合が生ずる
というものではないとしても、使用者側にあっては、他
面においてこれらが合致した形状のものが望ましいとす
る現実がある。
一方が円形のものとなり、他方が角形のものとなること
から、相互の嵌合部において形状が相異することとな
り、この相異は必ずしも実用上に格別の不都合が生ずる
というものではないとしても、使用者側にあっては、他
面においてこれらが合致した形状のものが望ましいとす
る現実がある。
そこで、この考案は、このような要望に対処するために
提案されたものである。
提案されたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案は、建築物の木
製の柱2を載置し、その基礎部を構成するために用いら
れる石製の柱石1の上部に形成された断面円形の凹入部
4に対し、装填使用される詰具5であって、この詰具5
は、その全体形状が短円柱状6をなすとともに、その内
部に、柱2の下端部に形成された嵌合用の突起部3を収
容する、軸方向に沿った角形の挿入部7が形成されてい
ることを特徴とする詰具である。
製の柱2を載置し、その基礎部を構成するために用いら
れる石製の柱石1の上部に形成された断面円形の凹入部
4に対し、装填使用される詰具5であって、この詰具5
は、その全体形状が短円柱状6をなすとともに、その内
部に、柱2の下端部に形成された嵌合用の突起部3を収
容する、軸方向に沿った角形の挿入部7が形成されてい
ることを特徴とする詰具である。
(作用) 柱石1の凹入部4は従来同様に円形のものであっても、
詰具5に形成された角形の挿入部7の存在により、柱2
の突起部の角形と合致した、それぞれが角形の嵌合部と
して提供することができることとなる。
詰具5に形成された角形の挿入部7の存在により、柱2
の突起部の角形と合致した、それぞれが角形の嵌合部と
して提供することができることとなる。
(実施例) 以下、この考案の実施の一例を図面により説明する。
まず、この考案が施される柱石1の一般的構造は、前記
第2〜3図に示すように、その全体形状が断面四角形を
なした台形の石材により形成され、その上方部分に円形
の凹入部4が形成されている。そして、この凹入部4に
対し、木材からなる柱2の下端部に形成された嵌合用の
角形の突起部3を収容するようになっている。
第2〜3図に示すように、その全体形状が断面四角形を
なした台形の石材により形成され、その上方部分に円形
の凹入部4が形成されている。そして、この凹入部4に
対し、木材からなる柱2の下端部に形成された嵌合用の
角形の突起部3を収容するようになっている。
ところで、この考案の詰具5は、第1図に示すように、
例えば合成樹脂材等により成形され、その全体形状にお
いて短円柱状6をなすとともに、その円柱の外径を上記
凹入部4の内径に適合するような寸法の径となし、さら
にその内部における軸方向に沿って角形の挿入部7が形
成されてなるものである。
例えば合成樹脂材等により成形され、その全体形状にお
いて短円柱状6をなすとともに、その円柱の外径を上記
凹入部4の内径に適合するような寸法の径となし、さら
にその内部における軸方向に沿って角形の挿入部7が形
成されてなるものである。
そして、これを前記の柱石1の上部に形成された断面円
形の凹入部4に対して装填して使用するようになされた
ものである。
形の凹入部4に対して装填して使用するようになされた
ものである。
(考案の効果) 上記のように、この考案によるときは、柱石1の凹入部
4は従来同様に円形のものであっても、この凹入部4に
対して単に詰具5を装填するのみの簡単な操作により、
この詰具5に形成された角形の挿入部7の存在により、
柱2側の突起部3の角形と合致した、角形の嵌合部とし
ての柱石を提供することができることとなり、これによ
って、前述した使用者側の要望に対処することができる
という実用上の実施効果が期待できるものである。
4は従来同様に円形のものであっても、この凹入部4に
対して単に詰具5を装填するのみの簡単な操作により、
この詰具5に形成された角形の挿入部7の存在により、
柱2側の突起部3の角形と合致した、角形の嵌合部とし
ての柱石を提供することができることとなり、これによ
って、前述した使用者側の要望に対処することができる
という実用上の実施効果が期待できるものである。
第1図は、この考案に係る詰具の実施の一例を示し、第
1図(A)は平面図、第1図(B)は側面図、第2〜3
図は従来例の側断面図、および平面図である。 符号 1……柱石 2……柱 3……突起部 4……凹入部 5……詰具 6……短円柱状 7……挿入部
1図(A)は平面図、第1図(B)は側面図、第2〜3
図は従来例の側断面図、および平面図である。 符号 1……柱石 2……柱 3……突起部 4……凹入部 5……詰具 6……短円柱状 7……挿入部
Claims (1)
- 【請求項1】建築物の木製の柱2を載置し、その基礎部
を構成するために用いられる石製の柱石1の上部に形成
された断面円形の凹入部4に対し、装填使用される詰具
5であって、この詰具5は、その全体形状が短円柱状6
をなすとともに、その内部に、柱2の下端部に形成され
た嵌合用の突起部3を収容する、軸方向に沿った角形の
挿入部7が形成されていることを特徴とする柱石用の詰
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102489U JPH0612049Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 柱石用の詰具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102489U JPH0612049Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 柱石用の詰具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120536U JPH02120536U (ja) | 1990-09-28 |
JPH0612049Y2 true JPH0612049Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31256583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3102489U Expired - Lifetime JPH0612049Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 柱石用の詰具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612049Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP3102489U patent/JPH0612049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02120536U (ja) | 1990-09-28 |
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