JPH0611882U - 配管内清掃ボール - Google Patents

配管内清掃ボール

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JPH0611882U
JPH0611882U JP5033292U JP5033292U JPH0611882U JP H0611882 U JPH0611882 U JP H0611882U JP 5033292 U JP5033292 U JP 5033292U JP 5033292 U JP5033292 U JP 5033292U JP H0611882 U JPH0611882 U JP H0611882U
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JP
Japan
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pipe
cleaning ball
ball
cleaning
open
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Pending
Application number
JP5033292U
Other languages
English (en)
Inventor
雄次 井口
輝男 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Showa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Rubber Co Ltd filed Critical Showa Rubber Co Ltd
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Publication of JPH0611882U publication Critical patent/JPH0611882U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 配管内に通されてこの管内を清掃する球形ボ
ールを、引裂強度が高く、また摩耗したり、配管途中の
継手部等において曲げられても破損する虞れが少ないも
のとする。 【構成】 球形ボールを、中空(又は)の球形コア1の
外表面を、合成ゴム又は天然ゴムを素材とした一定の厚
みの連泡軟質ゴム層2で被覆させて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配管内を清掃するために用いられる清掃ボールに関するものである 。
【0002】
【従来技術】
工場等において、異なる種類の液体を同じ配管に通す場合があるが、この際、 前に通した液体がその後に通す液体に混ざるのを防止する必要のある場合が多く 、このため一般には配管内にピグと称する砲弾型(あるいは球形)の発泡体を圧 送空気で通して残留する液体を押し出し、配管内壁に固形物が付着している場合 にはブラシ等で削る取る等の作業を行なった後、水洗することが行なわれている 。水洗後の配管内付着水は、上記のピグ等を通して水切りするか、特に清掃後に 通す液体が水分の混入を嫌うものである場合には、更に乾燥作業を行なうことも ある。
【0003】 配管内に残留する液体を除去するために使用される発泡体からなる上記ピグに は、通常、ポリウレタン製あるいは架橋ポリエチレン製の軟質のものが多く用い られている。これらは、その易変形性により配管の断面形状に該ピグが密着する ことに適し、また単に液体を押し出すだけでなく、発泡体の内部に液体を取り込 んで清掃効率を向上させることができるからである。
【0004】 また、このようなポリウレタン製のピグは一般に引裂強度が低く、また摩耗し たり、配管途中の継手部等において曲げられて破損することも多いため、表面に 保護表皮を設けて使用される場合もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のポリウレタン製等の軟質発泡体からなるピグは一般に引裂強 度が低く、また摩耗したり、配管途中の継手部等において曲げられて破損するこ とも多い。このため、表面に保護表皮を設けて使用される場合もあるが、このよ うにすると、発泡体の機能が十分に発揮されないという問題がある。
【0006】 このような問題から、例えば、上記ポリウレタン等に比べて材質的に耐引裂強 度が大きく、弾性に富んで、破損し難い合成ゴムや天然ゴムを素材として用いる ことが考えられるが、これらの素材は、径の大きなボールでは均一な発泡体を製 造することが容易でないという製造上の欠点がある。
【0007】 発泡が均一でないと、発泡の粗い部分の強度が十分でなく、また成形時に変形 し易いために球形とならなかったりして、配管をスムースに通らないという不具 合がある。またこの発泡の粗い部分が一部破損すると、この破損部分から圧送空 気が漏れてボールの移動が行なわれないという不具合もある。
【0008】 上記のような合成ゴムや天然ゴムを素材として用いた比較的径の大きな発泡体 において均一な発泡状態が得られない理由は、これらの素材は熱伝導率が低いた めに、例えば球形の表面部分と中心部分の加熱温度が不均一となり易いことに起 因している。
【0009】 このような加熱時の温度の不均一性に由来する問題を避けるためには、例えば 、製造時の加熱温度を低く設定して長時間の加熱を行なう方法が考えられる。し かしこのようにすると、生産性が著しく低下し、製造コストも高くになるという 欠点がある。
【0010】 本考案者は以上のような従来の配管内清掃用のボールにおける問題点を種々検 討し、これらの問題を解消した新規な構造を有する清掃ボールを提供するもので ある。 また本考案の別の目的は、清掃ボールの構造を、その機能が十分に発揮できる ように部分的に分け、これによって生産性に優れ、しかも低コストで、製品間の ばらつきの少ない清掃ボールを提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的達成するためになされた本考案よりなる配管内清掃ボールの特徴は 、中空又は中実の球形コアと、この球形コアの外表面を被覆する一定の厚みの連 泡軟質ゴム層とからなる構成を有することにある。
【0012】 清掃ボールの中空あるいは中実のコアは、材質を特に限定されるものではなく 、硬質のプラスチック材、ゴム材等を用いることも出来るが、好ましくは軟質の プラスチック材、ゴム材等によって形成することがよい。このコアの径は、清掃 ボールの直径寸法にもよるが、一般的には、表面の連泡軟質ゴム層として10〜 30mm程度の厚みを与えるようにしてその内部のコアを形成するものであれば よい。
【0013】 表面の連泡軟質ゴム層は、合成ゴム,天然ゴムであれば特にその材質を限定さ れないが、一般的には天然ゴムが好ましく用いられる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて更に説明する。 図1は、本考案の一実施例の配管内清掃ボールの断面を示し、また図2は、球 形コア1の外表面に固着されて連泡軟質ゴム層2を形成するために、2分割形式 で予め連泡のゴムにより製造された半球形品3を示している。
【0015】 この半球形品3の2個の内面に接着剤を塗布し、その一方の半球形品3に例え ば軟質の中空ボールを上記球形コア1として嵌合させ、これにもう一つの半球形 品3を被せた後、加圧接着して清掃ボールが製造される。
【0016】 実施例1 上記図1の連泡の半球形品3(内径75mm、外径113mm)の2個を、天 然ゴムによって製造し、これに球形コア1として軟質塩化ビニル製の中空ボール (外径75mm)を嵌合させ、加圧接着することで、表面に、厚み19mmの連 泡軟質ゴム層を有する外径113mmの清掃ボールを製造した。
【0017】 この清掃ボールを用いて、内径100mmの水洗した配管の中を通して清掃し た。その結果、ボールの表面には水が吸着されており、また配管内には残留水分 は認められず良好な状態であった。
【0018】 この作業を繰り返して20回行なったが、使用後の清掃ボールの外観には変化 は認められず、更に繰返しの使用が可能であった。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、径の大きな配管内の清掃を行なうのに適した連泡軟質ゴム層 を表面に有する清掃ボールを、該ボールの表面に限定して作成できるので、生産 性に優れ、しかも低コストで、製品間のばらつきの少ない清掃ボールを製造でき るという効果がある。
【0020】 また、本考案の清掃ボールは、その表面を、耐引裂強度が大きく、弾性に富ん で、破損し難い合成ゴムや天然ゴムからなる連泡軟質ゴム層により形成している ので、繰り返し使用が可能であり、しかも連泡の層は水分等の液体を吸収し易い ため高い清掃効率を確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案よりなる配管内清掃ボールの一実施例を
示した断面図、
【図2】同実施例の2分割型の連泡軟質ゴム層の半球形
の一方の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空又は中実の球形コアと、この球形コ
    アの外表面を被覆する一定の厚みの連泡軟質ゴム層と、
    からなることを特徴とする配管内清掃ボール。
JP5033292U 1992-07-17 1992-07-17 配管内清掃ボール Pending JPH0611882U (ja)

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JP5033292U JPH0611882U (ja) 1992-07-17 1992-07-17 配管内清掃ボール

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JP5033292U JPH0611882U (ja) 1992-07-17 1992-07-17 配管内清掃ボール

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JPH0611882U true JPH0611882U (ja) 1994-02-15

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JP5033292U Pending JPH0611882U (ja) 1992-07-17 1992-07-17 配管内清掃ボール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109195504A (zh) * 2017-03-14 2019-01-11 崔荣哲 管状医疗器清洁球及其制造方法

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CN109195504A (zh) * 2017-03-14 2019-01-11 崔荣哲 管状医疗器清洁球及其制造方法
JP2020510449A (ja) * 2017-03-14 2020-04-09 チョイ, ヨン チョルCHOI, Young Chul 管状医療機器用洗浄ボール及びその製造方法
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