JP3073687U - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

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JP3073687U
JP3073687U JP2000003704U JP2000003704U JP3073687U JP 3073687 U JP3073687 U JP 3073687U JP 2000003704 U JP2000003704 U JP 2000003704U JP 2000003704 U JP2000003704 U JP 2000003704U JP 3073687 U JP3073687 U JP 3073687U
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憲司 中村
興司 中村
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憲司 中村
興司 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布部における芯部材を必要とせず、柄
部材に対して塗布部材を直接装着が容易にでき、塗布部
を綺麗に洗浄できるような化粧用塗布具を提供する。 【解決手段】 柄部材1と塗布部材2とから成り、柄部
材1の先端部に塗布部材2の基部22を嵌合支持するた
めの穴11が設けられており、塗布部材2は全体がポリ
ウレタン発泡体から成り、塗布部材2の基部22は横断
面の形状が略円形であり、塗布部材2の塗布部21の最
大径よりも小さな径で且つ柄部材1の穴11の径と同一
または僅かに大きな径であるように加熱圧縮絞り成形さ
れており、塗布部材2の基部22が塗布部21よりも硬
くなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアイシャドー、マスカラー、アイライナーなどの部分化粧を施すため の化粧用塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からアイシャドーやアイライナー、マスカラーなどの部分化粧を行うため に、塗布部がチップ状である柄付きの化粧用塗布具が使用されている。このよう なチップ状化粧用塗布具は、通常その塗布部に芯が存在しているものである。例 えば、特公昭59−48089号公報に開示のものでは、柄の先端部を加熱圧縮 して偏平板状に成形して塗布部の芯部とし、その上に多孔質シートを接着剤を介 して貼付け、チップ形状に多孔質シートを打抜き、チップ状塗布部を形成してい る。
【0003】 また、特公昭57−4324号公報に開示されている塗布具では、柄の部分と 塗布部の芯とを別体としており、同じく多孔質シートを接着剤により芯部材に貼 付けてチップ形状に打抜き、芯部材の基部を柄部材に取付けて塗布具としている 。
【0004】 また、実公昭54−23483号公報に開示の塗布具は、芯部材に対して発泡 ウレタン樹脂等の塗布部材を外装接着しており、この芯部材の根元を柄部材に装 着しているものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のチップ状塗布具においては、前述したように塗布部の中に芯が入ってい るものであり、塗布部表面はソフトであるが、芯があるために全体としては硬い ものである。しかるに、アイシャドー、アイライナー等塗布する対象である目の 周囲の肌は柔らかく非常に敏感であり、そのため化粧料塗布部はできるだけソフ トな感触が必要であるが、従来のものでは芯が入っているため硬い感じがしてい た。このため、化粧料を塗布する際に塗布具で強く擦ったり押さえたりすること は問題があった。
【0006】 また、塗布部が化粧料により汚れてくると、塗布部を洗浄する必要がある。し かし、従来の塗布部は芯の部分に接着剤により固着されているため、洗い難く充 分に洗浄することが困難である。
【0007】 更に、従来のものでは前述したように、柄部材に発泡体からなる塗布部材を装 着するには、塗布部材が柔らかであるため直接取付けることができず、接着剤に より塗布部材を芯に固着し、その芯を柄部材に装着しなければならず、そのため 製造に手間が掛かっていた。
【0008】
【考案の目的】
本考案は、このように従来の問題を解決し、塗布部における芯部材を必要とせ ず、しかも柄部材に対して装着が容易である化粧料塗布部材を有する化粧用塗布 具を提供することを目的とする。
【0009】 また、本考案では化粧用塗布具の塗布部を綺麗に洗浄できるような化粧用塗布 具を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、柄部材と塗布部材とから成り、柄部材の先端部に塗布部材の 基部を嵌合支持するための穴が設けられており、前記塗布部材は全体がポリウレ タン発泡体から成り、該塗布部材の基部は塗布部材の塗布部の最大径よりも小さ な径で且つ前記柄部材の穴の径と同一または僅かに大きな径であるように加熱圧 縮絞り成形されていることを特徴とする化粧用塗布具により、前記目的を達成し た。
【0011】
【実施例】
本考案の塗布具は図1(a)に示すように柄部材1と塗布部材2とから構成さ れる。
【0012】 柄部材はその材質は特に限定されないが、プラスチックの成形品が安価である 。柄部材1の先端部には塗布部材を取付けるため図1(b)に示すように軸方向 の穴11が設けられている。図1(b)に示した実施例では、柄部材1がチュー ブ状であるが、端部に軸方向の穴を設けた中実の棒状部材でもよい。
【0013】 化粧料塗布部材2は全体がポリウレタン発泡体から構成されている。塗布部材 2は、図1(c)に示すように、塗布部21と基部22からなっており、塗布部 21の先端部21aは先細り状態に研磨されている。
【0014】 塗布部材2の基部22は、図2(a)においてその横断面を示すように、ほぼ 円形の形状となっている。この塗布部材2の基部22は塗布部材2を加熱圧縮絞 り成形することにより形成されるものであり、基部22の直径は柄部材1の穴1 1と同じか、ほんの僅かに大きな直径である。基部22の外径は塗布部21の最 大径から柄1の穴11の径と同じ位まで圧縮されて、小さなものとなっている。 塗布部材2が発泡ポリウレタンであるため加熱状態で圧縮することにより圧縮状 態に固定される。このように、基部22は絞り圧縮してあることにより、硬さが 塗布部21よりも増しており、柄部材1の穴11に挿入する際にある程度の硬さ があるために挿入し易くなっている。
【0015】 このような状態であるため、塗布部材2を柄部材1に取付ける際には、基部2 2を柄部材1の穴11に押込むだけでよく、簡単に押込むことができる。この際 、塗布部材2の基部22は、その径が柄部材1の穴11よりも僅かに大きくても ポリウレタン発泡体からなっているものであるから圧縮して小さくすることがで き、柄部材1の穴11に押込むことができる。
【0016】 図2(b)および図2(c)は前述した図2(a)とは別の態様を示すもので あり、図2(b)は図2(a)と同じII−II線断面図である。図2(c)は図2 (b)に示した塗布具の平面図である。この実施例においては、基部22の箇所 に突起部23が形成されている点で前述した実施例と異なっている。その他の点 は同じである。
【0017】 突起部23は、図2(b)に示すように、基部22の周囲にほぼ等配的に設け られ、図2(c)に示すように、軸方向に延びていることが好ましい。
【0018】 この実施例では筋状の突起部23を形成しているので、突起部23が変形する ことができ、基部22を柄部材1の穴11に挿入し易く、また挿入した後はこの 突起部23により穴11の周囲と密着して抜け難くなるものである。
【0019】 塗布部材2の塗布部2は発泡ポリウレタンそのままでもよいし、或いは少なく とも塗布部2に植毛を施してもよい(なお、図2(c)では塗布部2に植毛を施 した状態を示している)。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、塗布部材を発泡ポリウレタンとして、その基部を加熱圧縮絞 り成形して、元の太さよりも細くし、硬さを増しているので、柄部材に取付ける 場合に穴の中に塗布部材の基部を押込むことが容易に行える。。
【0021】 本考案によれば、塗布部材には芯が入っていない状態で柄部材に取付けられる ので塗布部の当りが極めてソフトであり、目の周りなどの皮膚が敏感な箇所にア イシャドー等の化粧料を塗布するのに適している。
【0022】 また、本考案の塗布具においては、塗布部に芯が入っていないので、綺麗に洗 浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)は正面図、
(b)は柄部材の断面図、(c)は塗布部材の正面図で
ある。
【図2】(a)は図1(c)のII−II線断面図、(b)
は別の実施態様の同様の断面図である。(c)は(b)
に示した実施態様の正面図である。
【符号の説明】
1 柄部材 2 塗布部材 11 柄部材の穴 21 塗布部 22 塗布部材の基部 23 基部に形成した突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番41 号 株式会社タイキ淡路工場内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄部材と塗布部材とから成り、柄部材の
    先端部に塗布部材の基部を嵌合支持するための穴が設け
    られており、前記塗布部材は全体がポリウレタン発泡体
    から成り、該塗布部材の基部は塗布部材の塗布部の最大
    径よりも小さな径で且つ前記柄部材の穴の径と同一また
    は僅かに大きな径であるように加熱圧縮絞り成形されて
    いることを特徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 塗布部材の基部はその横断面の形状が略
    円形であることを特徴とする請求項1記載の化粧用塗布
    具。
  3. 【請求項3】 前記塗布部材の基部はその外周面に突起
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載の化粧
    用塗布具。
JP2000003704U 2000-05-31 2000-05-31 化粧用塗布具 Expired - Lifetime JP3073687U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128508A (ja) * 2012-12-29 2014-07-10 Kao Corp 化粧料塗布具

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