JPH06116672A - 高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材 - Google Patents
高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材Info
- Publication number
- JPH06116672A JPH06116672A JP28958492A JP28958492A JPH06116672A JP H06116672 A JPH06116672 A JP H06116672A JP 28958492 A JP28958492 A JP 28958492A JP 28958492 A JP28958492 A JP 28958492A JP H06116672 A JPH06116672 A JP H06116672A
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- Japan
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- sintered alloy
- temperature strength
- alloy member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材を提供
する。 【構成】 Ａｌ焼結合金部材が、重量％で、（１）Ｓ
ｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．１
〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：０．５〜８
％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、（２）Ｓｉ：１５
〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．１〜３％、
希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：０．５〜８％、Ｚ
ｒ：０．１〜２％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、の
組成を有する圧粉体または仮焼結体の熱間塑性加工材か
らなる。
する。 【構成】 Ａｌ焼結合金部材が、重量％で、（１）Ｓ
ｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．１
〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：０．５〜８
％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、（２）Ｓｉ：１５
〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．１〜３％、
希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：０．５〜８％、Ｚ
ｒ：０．１〜２％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、の
組成を有する圧粉体または仮焼結体の熱間塑性加工材か
らなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、高温強度のすぐれた
Ａｌ焼結合金部材に関するものである。
Ａｌ焼結合金部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開平２−６１０２３号公
報に記載されるように、重量％で（以下、％は重量％を
示す）、Ｓｉ：５〜３５％、 Ｆｅ：１〜１
５％、Ｍｎ：０．３〜１０％、 Ｃｅ：０．１〜
５％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、の組成を有する
溶湯を急冷凝固法により粉末やフレーク、さらにリボン
などに成形し、これらのいずれも初晶Ｓｉ、およびＡｌ
と上記合金成分とのＡｌ系複合化合物がＡｌ素地に分散
晶出した組織を有する粉末、フレーク、およびリボン
を、師分や粉砕を施して粒度調整した状態で圧粉体にプ
レス成形し、必要に応じて前記圧粉体を仮焼結し、つい
で前記圧粉体または仮焼結体に，熱間鍛造加工や熱間押
出し加工などの熱間塑性加工を施して所定形状に成形し
てなるＡｌ焼結合金部材が、内燃機関のロッカーアーム
やコンプレッサのベーンなどとして実用に供されている
ことは良く知られるところである。
報に記載されるように、重量％で（以下、％は重量％を
示す）、Ｓｉ：５〜３５％、 Ｆｅ：１〜１
５％、Ｍｎ：０．３〜１０％、 Ｃｅ：０．１〜
５％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、の組成を有する
溶湯を急冷凝固法により粉末やフレーク、さらにリボン
などに成形し、これらのいずれも初晶Ｓｉ、およびＡｌ
と上記合金成分とのＡｌ系複合化合物がＡｌ素地に分散
晶出した組織を有する粉末、フレーク、およびリボン
を、師分や粉砕を施して粒度調整した状態で圧粉体にプ
レス成形し、必要に応じて前記圧粉体を仮焼結し、つい
で前記圧粉体または仮焼結体に，熱間鍛造加工や熱間押
出し加工などの熱間塑性加工を施して所定形状に成形し
てなるＡｌ焼結合金部材が、内燃機関のロッカーアーム
やコンプレッサのベーンなどとして実用に供されている
ことは良く知られるところである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の各種機械
装置の高性能化および高速化はめざましく、これに伴な
い、例えばコンプレッサや内燃機関の使用環境は一段と
苛酷さを増し、特にこれらの構造部材であるベーンやロ
ッカーアームなどは高温環境での実用が予儀なくされる
が、これら構造部材を上記の従来Ａｌ焼結合金部材で構
成した場合、高温強度不足が原因で、これらの高温環境
での実用に十分満足に対応することができないのが現状
である。
装置の高性能化および高速化はめざましく、これに伴な
い、例えばコンプレッサや内燃機関の使用環境は一段と
苛酷さを増し、特にこれらの構造部材であるベーンやロ
ッカーアームなどは高温環境での実用が予儀なくされる
が、これら構造部材を上記の従来Ａｌ焼結合金部材で構
成した場合、高温強度不足が原因で、これらの高温環境
での実用に十分満足に対応することができないのが現状
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高温強度のすぐれたＡｌ焼結合
金部材を開発すべく研究を行なった結果、上記の従来Ａ
ｌ焼結合金部材において、その組成を、 （１） Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、
Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、
Ｎｉ：０．５〜８％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、 （２） Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、
Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、
Ｎｉ：０．５〜８％、 Ｚｒ：０．１〜２％、
Ａｌおよび不可避不純物：残り、 上記（１）または（２）で構成すると、Ａｌ素地に初晶
Ｓｉと、Ａｌ−Ｓｉ−Ｆｅ−Ｍｎ−希土類元素系複合化
合物のほかに、Ａｌ−Ｎｉ系化合物、Ａｌ−Ｚｒ系化合
物、さらにＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合物が晶出した組織を
もつようになり、特に上記のＡｌ−Ｎｉ系化合物、Ａｌ
−Ｚｒ系化合物、およびＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合物の晶
出によってすぐれた高温強度をもつようになるという研
究結果を得たのである。
上述のような観点から、高温強度のすぐれたＡｌ焼結合
金部材を開発すべく研究を行なった結果、上記の従来Ａ
ｌ焼結合金部材において、その組成を、 （１） Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、
Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、
Ｎｉ：０．５〜８％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、 （２） Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、
Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、
Ｎｉ：０．５〜８％、 Ｚｒ：０．１〜２％、
Ａｌおよび不可避不純物：残り、 上記（１）または（２）で構成すると、Ａｌ素地に初晶
Ｓｉと、Ａｌ−Ｓｉ−Ｆｅ−Ｍｎ−希土類元素系複合化
合物のほかに、Ａｌ−Ｎｉ系化合物、Ａｌ−Ｚｒ系化合
物、さらにＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合物が晶出した組織を
もつようになり、特に上記のＡｌ−Ｎｉ系化合物、Ａｌ
−Ｚｒ系化合物、およびＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合物の晶
出によってすぐれた高温強度をもつようになるという研
究結果を得たのである。
【０００５】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、 （１） Ｓｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍ
ｎ：０．１〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：
０．５〜８％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、 （２） Ｓｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍ
ｎ：０．１〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：
０．５〜８％、Ｚｒ：０．１〜２％、の組成を有する圧
粉体または仮焼結体の熱間塑性加工材で構成してなる高
温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材に特徴を有するもの
である。
なされたものであって、 （１） Ｓｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍ
ｎ：０．１〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：
０．５〜８％、Ａｌおよび不可避不純物：残り、 （２） Ｓｉ：１５〜３５％、Ｆｅ：０．５〜３％、Ｍ
ｎ：０．１〜３％、希土類元素：０．５〜８％、Ｎｉ：
０．５〜８％、Ｚｒ：０．１〜２％、の組成を有する圧
粉体または仮焼結体の熱間塑性加工材で構成してなる高
温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材に特徴を有するもの
である。
【０００６】つぎに、この発明のＡｌ焼結合金部材にお
いて、成分組成を上記の通りに限定した理由を説明す
る。 （ａ） Ｓｉ Ｓｉ成分には、Ａｌ素地に微細な初晶Ｓｉとして分散晶
出して、部材の耐摩耗性を向上させるほか、熱膨張係数
を低く抑制する作用があるが、その含有量が１５％未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量
が３５％を越えると強度および靭性が低下するようにな
ることから、その含有量を１５〜３５％と定めた。
いて、成分組成を上記の通りに限定した理由を説明す
る。 （ａ） Ｓｉ Ｓｉ成分には、Ａｌ素地に微細な初晶Ｓｉとして分散晶
出して、部材の耐摩耗性を向上させるほか、熱膨張係数
を低く抑制する作用があるが、その含有量が１５％未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量
が３５％を越えると強度および靭性が低下するようにな
ることから、その含有量を１５〜３５％と定めた。
【０００７】（ｂ） Ｆｅ，Ｍｎ、および希土類元素 これらの成分には、ＡｌおよびＳｉと結合してＡｌ素地
に微細に分散晶出するＡｌ−Ｓｉ−Ｆｅ−Ｍｎ−希土類
元素系複合化合物を形成し、部材の高温強度を向上させ
る作用があるが、その含有量がそれぞれＦｅ：０．５％
未満、Ｍｎ：０．１％未満および希土類元素：０．５％
未満では所望の高温強度を確保することができず、一方
その含有量がそれぞれＦｅ：３％、Ｍｎ：３％および希
土類元素：８％を越えると靭性が低下するようになるこ
とから、その含有量をＦｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．
１〜３％、希土類元素：０．５〜８％と定めた。
に微細に分散晶出するＡｌ−Ｓｉ−Ｆｅ−Ｍｎ−希土類
元素系複合化合物を形成し、部材の高温強度を向上させ
る作用があるが、その含有量がそれぞれＦｅ：０．５％
未満、Ｍｎ：０．１％未満および希土類元素：０．５％
未満では所望の高温強度を確保することができず、一方
その含有量がそれぞれＦｅ：３％、Ｍｎ：３％および希
土類元素：８％を越えると靭性が低下するようになるこ
とから、その含有量をＦｅ：０．５〜３％、Ｍｎ：０．
１〜３％、希土類元素：０．５〜８％と定めた。
【０００８】（ｃ） Ｎｉ Ｎｉ成分には、Ａｌと結合してＡｌ素地に微細に分散晶
出するＡｌ−Ｎｉ系化合物を形成し、上記Ａｌ−Ｓｉ−
Ｆｅ−Ｍｎ−希土類元素系複合化合物との共存において
高温強度を一段と向上させる作用があるが、その含有量
が０．５％未満では高温強度は所望の向上結果が得られ
ず、一方その含有量が８％を越えると延性が低下するよ
うになることから、その含有量を０．５〜８％と定め
た。
出するＡｌ−Ｎｉ系化合物を形成し、上記Ａｌ−Ｓｉ−
Ｆｅ−Ｍｎ−希土類元素系複合化合物との共存において
高温強度を一段と向上させる作用があるが、その含有量
が０．５％未満では高温強度は所望の向上結果が得られ
ず、一方その含有量が８％を越えると延性が低下するよ
うになることから、その含有量を０．５〜８％と定め
た。
【０００９】（ｄ） Ｚｒ Ｚｒ成分にも、Ｎｉ成分と同様にＡｌ素地に微細に分散
晶出するＡｌ−Ｚｒ系化合物やＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合
物を形成して、さらに一層高温強度を向上させる作用が
あるので、必要に応じて含有されるが、その含有量が
０．１％未満では所望の高温強度向上効果が得られず、
一方その含有量が２％を越えると靭性の低下が著しくな
ることから、その含有量を０．１〜２％と定めた。
晶出するＡｌ−Ｚｒ系化合物やＡｌ−Ｎｉ−Ｚｒ系化合
物を形成して、さらに一層高温強度を向上させる作用が
あるので、必要に応じて含有されるが、その含有量が
０．１％未満では所望の高温強度向上効果が得られず、
一方その含有量が２％を越えると靭性の低下が著しくな
ることから、その含有量を０．１〜２％と定めた。
【００１０】
【実施例】つぎに、この発明のＡｌ焼結合金部材を実施
例により具体的に説明する。通常の溶解法により、それ
ぞれ表１，２に示される組成をもったＡｌ合金溶湯を調
整し、ついで、 （ａ） 溶湯を液相発生温度より１００℃高い温度から
アトマイズ法にて１０3 ℃／sec の冷却速度で冷却し
て、８０μｍの平均粒径を有し、かつ初晶Ｓｉの平均粒
径が５μｍのＳｉ合金粉末とする。 （ｂ） 溶湯を液相発生温度より１００℃高い温度で、
直径：１mmφのノズルから２４ｍ／sec の周速で回転す
る水冷銅ロールの表面に０．３kgf ／cm2 の圧力で噴出
して幅：４mm×厚さ：６０μｍの寸法をもったリボンを
形成し、この場合の冷却速度は１０6 ℃／sec であり、
このリボンにおける初晶Ｓｉの平均粒径は３μｍであ
り、このリボンをボールミルで５時間粉砕して平均粒
径：８０μｍのＡｌ合金粉末とする。 （ｃ） 同じく溶湯を液相発生温度より１００℃高い温
度で、直径：０．６mmのノズルから０．５kgf ／cm2 の
圧力で１２ｍ／sec の周速で回転する水冷銅ロールの表
面に衝突させて（この場合のアトマイズ圧力は８kgf ／
cm2 、冷却速度は１０5 ℃／sec ）、平面：５mmφ×厚
さ：６０μｍの寸法をもったＡｌ合金フレークとする。
以上（ａ）〜（ｃ）のいずれかの粉末形成手段により粉
末またはフレーク（以下、これら両者をまとめて粉末と
いう）とし、これら粉末を原料として用い、 （１） 上記粉末を６ton ／cm2 の圧力でプレス成形し
て平面：１１mm×５７mm、厚さ：２０mmの寸法をもった
圧粉体とし、ついでこの圧粉体を５００℃に加熱して脱
ガスを行なった状態で、これに８ton ／cm2 の圧力で１
次熱間鍛造加工を施して平面：１１．１mm×５７．１m
m、厚さ：１６mmの寸法とし、引続いて同じく８ton ／c
m2 の圧力で２次熱間鍛造加工を施して平面：１４mm×
６０mm、厚さ：１２mmの寸法を有するＡｌ焼結合金部材
とする。 （２） 上記粉末を純Ａｌ缶に充填し、プレス成形にて
直径６０mmφ×長さ：１００mmの寸法とし、これを真空
引きしながら５００℃に加熱した状態で、押出比：１２
の条件で熱間押出し加工を施すことにより直径：１８mm
の丸棒状Ａｌ焼結合金部材とする。以上（ａ）または
（ｂ）の熱間塑性加工手段にて本発明Ａｌ焼結合金部材
１〜１９および従来Ａｌ焼結合金部材１〜３をそれぞれ
製造した。
例により具体的に説明する。通常の溶解法により、それ
ぞれ表１，２に示される組成をもったＡｌ合金溶湯を調
整し、ついで、 （ａ） 溶湯を液相発生温度より１００℃高い温度から
アトマイズ法にて１０3 ℃／sec の冷却速度で冷却し
て、８０μｍの平均粒径を有し、かつ初晶Ｓｉの平均粒
径が５μｍのＳｉ合金粉末とする。 （ｂ） 溶湯を液相発生温度より１００℃高い温度で、
直径：１mmφのノズルから２４ｍ／sec の周速で回転す
る水冷銅ロールの表面に０．３kgf ／cm2 の圧力で噴出
して幅：４mm×厚さ：６０μｍの寸法をもったリボンを
形成し、この場合の冷却速度は１０6 ℃／sec であり、
このリボンにおける初晶Ｓｉの平均粒径は３μｍであ
り、このリボンをボールミルで５時間粉砕して平均粒
径：８０μｍのＡｌ合金粉末とする。 （ｃ） 同じく溶湯を液相発生温度より１００℃高い温
度で、直径：０．６mmのノズルから０．５kgf ／cm2 の
圧力で１２ｍ／sec の周速で回転する水冷銅ロールの表
面に衝突させて（この場合のアトマイズ圧力は８kgf ／
cm2 、冷却速度は１０5 ℃／sec ）、平面：５mmφ×厚
さ：６０μｍの寸法をもったＡｌ合金フレークとする。
以上（ａ）〜（ｃ）のいずれかの粉末形成手段により粉
末またはフレーク（以下、これら両者をまとめて粉末と
いう）とし、これら粉末を原料として用い、 （１） 上記粉末を６ton ／cm2 の圧力でプレス成形し
て平面：１１mm×５７mm、厚さ：２０mmの寸法をもった
圧粉体とし、ついでこの圧粉体を５００℃に加熱して脱
ガスを行なった状態で、これに８ton ／cm2 の圧力で１
次熱間鍛造加工を施して平面：１１．１mm×５７．１m
m、厚さ：１６mmの寸法とし、引続いて同じく８ton ／c
m2 の圧力で２次熱間鍛造加工を施して平面：１４mm×
６０mm、厚さ：１２mmの寸法を有するＡｌ焼結合金部材
とする。 （２） 上記粉末を純Ａｌ缶に充填し、プレス成形にて
直径６０mmφ×長さ：１００mmの寸法とし、これを真空
引きしながら５００℃に加熱した状態で、押出比：１２
の条件で熱間押出し加工を施すことにより直径：１８mm
の丸棒状Ａｌ焼結合金部材とする。以上（ａ）または
（ｂ）の熱間塑性加工手段にて本発明Ａｌ焼結合金部材
１〜１９および従来Ａｌ焼結合金部材１〜３をそれぞれ
製造した。
【００１１】つぎに、この結果得られた各種のＡｌ焼結
合金部材について、高温強度を評価する目的で２００℃
での高温引張強さを測定し、この測定結果を表１，２に
示した。なお、表１，２には室温引張強さも示した
合金部材について、高温強度を評価する目的で２００℃
での高温引張強さを測定し、この測定結果を表１，２に
示した。なお、表１，２には室温引張強さも示した
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】
【発明の効果】表１，２に示される結果から、本発明Ａ
ｌ焼結合金部材１〜１９は、いずれも従来Ａｌ焼結合金
部材１〜３に比してすぐれた高温強度をもつことが明ら
かである。上述のように、この発明のＡｌ焼結合金部材
は、すぐれた高温強度を有するので、これを例えば各種
内燃機関やコンプレッサなどの構造部材として適用した
場合、特に熱発生を伴なう苛酷な条件下での使用でも長
期に亘ってすぐれた性能を発揮するのである。
ｌ焼結合金部材１〜１９は、いずれも従来Ａｌ焼結合金
部材１〜３に比してすぐれた高温強度をもつことが明ら
かである。上述のように、この発明のＡｌ焼結合金部材
は、すぐれた高温強度を有するので、これを例えば各種
内燃機関やコンプレッサなどの構造部材として適用した
場合、特に熱発生を伴なう苛酷な条件下での使用でも長
期に亘ってすぐれた性能を発揮するのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 通 埼玉県大宮市北袋町１−297 三菱マテリ アル株式会社中央研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 重量％で、 Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、 Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、 Ｎｉ：０．５〜８％、 Ａｌおよび不可避不純物：残り、の組成を有する圧粉体
または仮焼結体の熱間塑性加工材で構成したことを特徴
とする高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材。 - 【請求項２】 重量％で、 Ｓｉ：１５〜３５％、 Ｆｅ：０．５〜３％、 Ｍｎ：０．１〜３％、 希土類元素：０．５〜８％、 Ｎｉ：０．５〜８％、 Ｚｒ：０．１〜２％、 Ａｌおよび不可避不純物：残り、の組成を有する圧粉体
または仮焼結体の熱間塑性加工材で構成したことを特徴
とする高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28958492A JPH06116672A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28958492A JPH06116672A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06116672A true JPH06116672A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17745130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28958492A Pending JPH06116672A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 高温強度のすぐれたＡｌ焼結合金部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06116672A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002077308A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Alliage d'aluminium resistant a la chaleur et au fluage, et son procede de fabrication |
| JP2015105392A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 住友電工焼結合金株式会社 | アルミニウム合金、およびアルミニウム合金の製造方法 |
| WO2018191695A1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-10-18 | Arconic Inc. | Aluminum alloys having iron and rare earth elements |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP28958492A patent/JPH06116672A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002077308A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Alliage d'aluminium resistant a la chaleur et au fluage, et son procede de fabrication |
| EP1371740A4 (en) * | 2001-03-23 | 2004-07-21 | Sumitomo Electric Industries | HEAT AND CRACKING RESISTANT ALUMINUM ALLOY, BLOCK MADE THEREOF AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
| US6962673B2 (en) | 2001-03-23 | 2005-11-08 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Heat-resistant, creep-resistant aluminum alloy and billet thereof as well as methods of preparing the same |
| JP2015105392A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 住友電工焼結合金株式会社 | アルミニウム合金、およびアルミニウム合金の製造方法 |
| WO2018191695A1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-10-18 | Arconic Inc. | Aluminum alloys having iron and rare earth elements |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001114 |