JPH06115U - 防水用釦 - Google Patents

防水用釦

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JPH06115U
JPH06115U JP4761592U JP4761592U JPH06115U JP H06115 U JPH06115 U JP H06115U JP 4761592 U JP4761592 U JP 4761592U JP 4761592 U JP4761592 U JP 4761592U JP H06115 U JPH06115 U JP H06115U
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JP
Japan
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male
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JP4761592U
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友城 浅野
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スコービル・ジャパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水性の衣服等に使用される釦部材自体の防
水性を向上させること。 【構成】 プラスチック部材16は雄部材10の膨出部
18の内部のほぼ全体に貫入する長さ及び直径を有し、
その頂部が塞がれた中空筒状部分20と雄部材10のフ
ランジ部分22に沿って伸延する薄肉フランジ部分24
とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は釦部材に関し、詳しくはスナップ釦の防水性の改良に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、スポーツ或は作業用に防水性を高めた衣服が開発され使用されてい る。しかしながら、そうした衣服に装着される釦類には特別な防水処理は施され てはいないことから、特に金属製の第1及び第2の2つの部材1、3或は5、7 を生地に穴を開けて相互に嵌着して成る、図5及び図6に示されるような釦部材 9或は11の如きに於ては、この穴を通して、夫々矢印で示される如く生地13 と前記第2部材3との透き間から切欠き部15に(図5)或は第2部材7の先端 孔17から生地13と第1部材5との透き間を通して(図6)夫々水が浸入して しまい、結局、衣服の防水性が損なわれる欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
防水性の衣服等に使用される釦部材自体の防水性を向上させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に従えば、金属製の釦部材と該釦部材を衣服地に止着させるための止着 部材とから構成される釦であって、 前記釦部材及び止着部材の一方の、前記釦部材及び止着部材の他方との係合面 にプラスチック材料が付設されそれにより、前記金属部材と生地との透き間部分 を通しての水の浸入が防止される。
【0005】
【実施例】
以下に図1及び図2を参照して本考案の第1実施例を説明する。 図1には金属製の雄部材及び雌部材から成る2つの釦部材を組み合わせて成る スナップ釦の内の雄部材10が示されている。この雄部材10は、これに生地1 2を貫いて止着部材14(図2参照)を係合させることにより生地12に装着さ れるが、本考案に於ては前記雄部材10の内側に更に、番号16で示されるよう なプラスチック部材が装着される。
【0006】 このプラスチック部材16は、前記雄部材10の膨出部18の内部のほぼ全体 に貫入する長さ及び直径を有し、その頂部が塞がれた中空筒状部分20と雄部材 10のフランジ部分22に沿って伸延する薄肉フランジ部分24とを具備してい る。 こうした構成のプラスチック部材16を嵌着した雄部材10の生地12への止 着に際しては従来と同様の、円筒状部分28及びこの円筒状部分28の付け根部 分から半径方向外側に伸延するフランジ30を有する止着部材32が使用される 。この止着部材32は従来と同様、その頂部が番号33で示されるように開口さ れるが、この開口33は結局、プラスチック部材16によって塞がれることから 、そこを通して従来のように水もれが生じる恐れはなくなる。また好ましくは前 記止着部材32は、従来と同等の止着力を得るために前記円筒状部分28の外径 を前記プラスチック部材16の中空部分26の内径よりも若干大きく形成したも のを使用し得る。
【0007】 次ぎに本考案の第2実施例を図3及び図4を参照して説明する。この第2実施 例では第1実施例で対照とされた別態様のスナップ釦の雌部材34を生地36に 止着するための止着部材38が防水処理の対象とされている。この形式の止着部 材38は一般に、円筒部分40と、この円筒部分40の付け根部分から半径方向 外側に伸延するフランジ部分42と、該フランジ部42に沿ってその周囲部分が 係合するキャップ部材44とから成り立っている。そして前記雌部材34の生地 36への装着に際しては、前記円筒部分40が生地36を貫き、図4に示される ように雌部材34の内部表面46に係合するようになっている。
【0008】 この第2実施例では軟質のゴム状プラスチック部材48が前記円筒部分40及 びフランジ部分42の外側表面に付着されるが、ゴム状プラスチック部材48を 追加的に前記円筒部分40の内側に充填することにより、前記フランジ部分42 に一般に形成される切欠き50を通しての水の浸入に対する防水性を更に向上さ せることが可能である。
【0009】
【考案の効果】
生地に穴を開けて取付ける形式の釦部材の防水性が向上され、結局、こうした 釦部材を装着する防水性衣料の防水性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従う、プラスチック部材を介在して成
るスナップ釦部材の断面図である。
【図2】図1に示されるスナップ釦部材を止着部材を使
用して生地に装着した状態を表す断面図である。
【図3】本考案に従う、プラスチック部材を付着して成
る別態様のスナップ釦部材の止着部材の断面図である。
【図4】図3の止着部材によって生地に取付けられた別
態様のスナップ釦部材の断面図である。
【図5】従来からの釦部材における水の侵入状況を示す
断面図である。
【図6】従来からの釦部材における水の侵入状況を示す
断面図である。
【符号の説明】
10:雄部材 12:生地 16:プラスチック部材 20:中空筒状部分 22:フランジ部分 24:薄肉フランジ部分 28:円筒状部分 32:止着部材 44:キャップ部材 48:ゴム状プラスチック部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の釦部材と該釦部材を衣服地に止
    着させるための止着部材とから構成される釦であって、 前記釦部材及び止着部材の一方の、前記釦部材及び止着
    部材の他方との係合面にプラスチック材料を付設したこ
    とを特徴とする前記釦部材。
  2. 【請求項2】 釦部材は雄部材であり、プラスチック材
    料は、その外側表面が前記雄部材の膨出した内側表面と
    嵌合する形状に成形される請求項1に記載の釦部材。
  3. 【請求項3】 釦部材は雌部材であり、プラスチック材
    料は該止着部材の周囲に付設されている請求項1に記載
    の釦。
  4. 【請求項4】 軟質のゴム状プラスチック材料が一方の
    金属部材の外側表面に付着される請求項1に記載の釦。
JP4761592U 1992-06-16 1992-06-16 防水用釦 Expired - Lifetime JP2580389Y2 (ja)

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JP4761592U JP2580389Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 防水用釦

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JPH06115U true JPH06115U (ja) 1994-01-11
JP2580389Y2 JP2580389Y2 (ja) 1998-09-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177360U (ja) * 1974-12-10 1976-06-18
KR100907627B1 (ko) * 2007-10-29 2009-07-15 박용균 스냅단추용 암스냅의 소켓 고정방법 및 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177360U (ja) * 1974-12-10 1976-06-18
KR100907627B1 (ko) * 2007-10-29 2009-07-15 박용균 스냅단추용 암스냅의 소켓 고정방법 및 구조

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