JPH06115561A - コーヒーパック - Google Patents

コーヒーパック

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JPH06115561A
JPH06115561A JP3298574A JP29857491A JPH06115561A JP H06115561 A JPH06115561 A JP H06115561A JP 3298574 A JP3298574 A JP 3298574A JP 29857491 A JP29857491 A JP 29857491A JP H06115561 A JPH06115561 A JP H06115561A
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coffee
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/808Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags
    • B65D85/812Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags with features facilitating their manipulation or suspension

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  • Packages (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コーヒー粉末を封入する濾紙袋の開口部を塞ぐ
蓋部を開放することによって湯の注入口を形成すると同
時に、蓋部を把手として湯の注入時にコーヒーパックの
支持手段とするようにしたコーヒーパックを提供する。 【構成】厚紙製の基板2の裏面にコーヒー粉末を封入す
る濾紙袋1の開口縁部を止着し、閉塞する一方、上記基
板2にはコ字形の切込みを設けて蓋部7を形成し、常に
はこの蓋部7を閉塞状態に保持してコーヒー粉末の零れ
出しを防ぐ一方、使用時には蓋部7の開放によって前記
基板2に湯の注入口を形成すると同時にこの蓋部7を把
手として注入操作時の支持手段とすることができるよう
にしたコーヒーパック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定量のコーヒー粉末
を封入する一方、使用時には湯を注入することで適当濃
度のコーヒー液を抽出することができるコーヒーパック
に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー液の抽出法の一つにドリップ式
がある。周知の様にこのドリップ式は濾布或いは濾紙製
のフィルターに所要量のコーヒー粉末を入れ、これに直
接熱湯を注ぐことでコーヒー液を抽出滴下させるもので
あり、現在最も一般的な抽出法として利用されている。
このドリップ式は通常フィルターを器具で支持し、内部
にコーヒー粉末を投入したのち、この粉末に向けて湯を
注ぐことによってコーヒー液を抽出するが、この場合上
述の様に器具を準備することに加えて求める量に合わせ
てコーヒー粉末の量をその都度調整しなければならない
不便がある。
【0003】そこで、この様な不便を解消するため使い
捨て型のドリップ式のコーヒー濾過器が提案されるに至
った。従来ドリップ式のコーヒー濾過器については数多
くの提案があり、その方法も多岐に亘っているが、大別
するとフィルターを支持する手段、例えばコーヒーカッ
プ上にフィルターを支持する固定手段を一体に備え、上
から注ぐ湯をフィルター内のコーヒー粉末に通すことで
コーヒーカップにコーヒー液を滴下させるタイプのもの
と、コーヒー粉末を収めた濾紙袋を紐で吊るし、上から
注ぐ湯を濾紙袋に通してコーヒー液を抽出するタイプの
ものとがある。前者の例として例えば特開昭57−11
0214号公報に記載の濾過器があり、後者の例として
実開昭57−162166号公報記載のコーヒー、茶等
のバックがある。上記前者の濾過器はコーヒーカップ上
に支持脚片を起立させてコーヒー粉末を収めた濾紙袋を
カップ上に支持し、湯の注入を行うようにしたもので、
一回で使い捨てにするものとなっている。また後者のバ
ックは濾紙袋に止め付けた紐でカップ上に吊り下げ、袋
の開口部から湯を注ぐことでカップにコーヒー液を落と
すようにしたもので、このものも一回の使用で捨てられ
るものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】この様に、従来から
一回の使用で使い捨てにする簡易コーヒー濾過器が多数
提案され、その実用化も図られているが、しかしまだ簡
素化の面で、更に安全性の面で一層の改善が求められて
いる情況にある。即ち、前記前者の濾過器は従来の一般
的なドリップ方式、つまり器具によりフィルターを支持
する方法に比較した場合、フィルターたる濾紙袋と厚紙
等から作られる支持手段が一体をなしており、支持手段
によって直接カップ等に濾紙袋を固定することができ、
また使用後は、この支持手段ごと捨てることができるこ
とからコーヒー液の抽出作業が手軽に且つ安全に行える
一方、後始末が容易に行える利点がある。しかし、この
濾過器においては濾紙袋を支持する手段として左右に一
対の支持脚片を要することから、その分厚紙等の材料を
要し、使い捨てに当たって無駄になる問題がある。ま
た、この濾過器は支持脚片を備えることからその分大型
化し、これに伴って包装形態が大きくなり包装コストを
高くする問題がある。
【0005】一方、前記後者のコーヒーバックは支持脚
片が紐に代わることによって上述した問題点を解消する
ものとなっているが、単に紐で吊るしているに過ぎない
ことから注ぎ込む湯の流入圧で簡単に注入口が移動し、
正確に注ぎ込めないことに併せて危険を伴う問題があっ
た。尚、従来上記コーヒーバックと同様に濾紙袋の内部
にコーヒー粉末を封入し、これを紐で吊るして直接コー
ヒーカップに溜めた熱湯の中に漬けてコーヒー液を抽出
する構造のものが提案されているが、この浸漬方式のコ
ーヒーバックは構造が簡単で取扱が容易である点で簡易
濾過器として好適であるが、反面抽出時にコーヒーの微
粉が遊出して味を損ねる一方、湯とコーヒー粉末との接
触が充分に果されないことから良好なコーヒー液の抽出
ができず、また時間がかかることで主要成分以外の成分
が抽出したり、湯の温度が低下すると言った問題があ
り、ドリップ式のコーヒー濾過器に代わることができな
い欠点がある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上述従来の
コーヒー濾過器、特に簡易使い捨て型に係るドリップ式
のコーヒー濾過器における欠点に鑑み、これを改善する
目的で開発されたものであり、その特徴とするところは
厚紙等所要の剛性を有したシート状基板の一面周縁部に
沿って濾紙袋の開口縁部を止着し内部にコーヒー粉末を
封入する一方、上記基板には一側縁に沿って接続部を設
け、該接続部の両端部近傍からコ字形の切込みを設けて
舌状の蓋部を形成し、常には該蓋部を基板の面に揃えて
閉塞状態に保ち、使用時には前記接続部を基点に折り曲
げ起こして湯の注入口を開設すると共に、該蓋部を把手
とすることを特徴としたコーヒーパックを提供すること
にある。本発明に係る上記コーヒーパックはコーヒー粉
末を封入する濾紙袋と、この濾紙袋の開口部を閉ざすシ
ート状基板を主たる構成体にして、基板に切込みによっ
て形成される蓋部を基板面から起こすことで濾紙袋に対
する注入口を形成し、同時にこの蓋部を基板の一側方に
折り曲げて突き出させることによって把手とすることが
できるもので、特に使用時における簡便さと、構造の簡
素化によってコーヒーバッグの小型化を可能にしたもの
である。
【0007】また本発明は前記基板にコ字形に切込む切
り込みの途中に切断可能な接合点を設けて未使用時に任
意に蓋部が開放し内部のコーヒー粉末が零れ出ないよう
にしたコーヒーパックを提供することにある。
【0008】また、本発明は前記基板にコ字形に切込む
切込みによって形成される舌状の蓋部の自由端隅角部に
基板の表面上に起き上がる摘み部を設けて、この蓋部の
開放時に該摘み部の引上げによって簡単に注入口を開放
できるようにしたコーヒーパックを提供することにあ
る。
【0009】また更に、本発明は前記基板に設けられる
蓋部の表面に該蓋部の周縁部から外方に張り出す補助片
を設けてこれを基板の表面に添わせると共に剥離可能に
貼着し、蓋部を補強すると同時に、不測に開放し濾紙袋
内のコーヒー粉末が零れ出すのを防止するようにしたコ
ーヒーパックを提供することにある。また、本発明は上
記蓋部に対して更に別のコ字形の切込みを設けて舌状の
係止片を形成し、使用時に蓋部の表面側に起こしてコー
ヒーカップの縁に掛け止め固定できるようにしたコーヒ
ーパックを提供することにある。以下、この発明を図示
する実施例について詳述し、その特徴とするところを明
らかにすると共にその他の特徴を併せて説明することに
する。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係るコーヒーパックの斜視図
であり、図2は蓋部を開放した状態の要部の拡大縦断面
図、図3は使用状態を説明する斜視図である。図中の符
号1は内部に所要量のコーヒー粉末Aを収める濾紙袋
で、2は濾紙袋の開口縁部を一面に止着してこの袋の開
口部を塞ぐ基板である。
【0011】基板2は腰のある厚紙等所要の剛性を有し
たシート状物を材料にして成形してあり、ここでは矩形
に形成して一側縁部3を背面側に折り曲げ線4を介して
折り返し、この縁部3と基板背面との間に濾紙袋1の開
口縁部の一辺5を挿入し接着剤等で一体に接合してあ
り、併せて他の三辺を基板の周縁部に沿わせて同じく接
合し一体化してある。そして、この基板2には上記折り
曲げ線4を基点にコ字形、若しくはU字形の切込み6を
設け基板の中央部に蓋部7を形成している。
【0012】上記切込み6は基板2に蓋部7を形成する
と同時に、この基板に湯の注入口8を形成するもので、
ここにおける切込み6は折り曲げ線4に沿う接続部9を
基点にコ字形に形成し、基板の中央部を舌状に切出して
蓋部7としている。尚、図示しないが、上記切込み6の
途中に切離し容易な接続点を1個乃至複数個設けて任意
に蓋部が開放するのを防止することがある。
【0013】蓋部7は未使用時には閉塞した状態に保
ち、注入口8を閉ざして袋内部のコーヒー粉末の零れ出
しを防止するが、この実施例では厚紙の基板2に細い線
状の切込み6を入れて形成することにより、切り口の摩
擦抵抗で自然開放が困難になるようにしてある。そし
て、開放時の操作を基板表面上に起こして摘み上げによ
つて蓋部の開放が容易に行えるようにしてある。尚、濾
紙袋1には袋の中央部と左右両側部のそれぞれに襠1
1,12を設けて偏平な状態から湯の注入時には拡張し
て熱湯とコーヒー粉末との接触が良好になるようにして
ある。
【0014】図3は上記構成に係るコーヒーパックの使
用の実際を示したもので、これにつき説明すると使用に
際しては先ず基板2に設ける蓋部7を接続部9を基点に
折り曲げながら略180度に開放し基板の一側縁から突
き出すようにしてこの蓋部を把手とする。次にこの把手
を摘んで基板2を水平状に保ち、この基板から垂れた濾
紙袋1をコーヒーカップ13等の適宜の容器に差入たの
ち開放した注入口8から熱湯を注ぎコーヒー液の抽出を
行うのである。この場合、カップ内のコーヒー液面の上
昇に伴わせて支持高さを上げ濾紙袋の底部が液面から離
れるように操作するが、濃度の調整によっては濾紙袋の
一部を液中に沈めてコーヒー粉末を浸してもよい。
【0015】この様に本発明コーヒーパックは基板に設
ける蓋部を開放する事で、湯の注入口8を開設すると同
時に、この蓋部を把手にしてパックを支持する手段とし
て利用することができ、しかもこの蓋部は基板と同質の
剛性をもったものであることから安定した支持手段とな
るものであり安全な取扱を保証することになる。
【0016】図4乃至図7は本発明の他の実施例を示し
たもので、図4は斜視図、図5は一部断面とした側面
図、図6は蓋部を開放した状態の斜視図である。この実
施例は前記図1乃至図3に示した第1の実施例における
蓋部を補強すると同時に、閉塞状態を安定化させながら
開封性を良くした実施例を示すものである。
【0017】図面において、21は内部に所要量のコー
ヒー粉末Aを封入した濾紙袋であり、22はこの濾紙袋
の開口縁部を表面に止着し、一体にすると同時に濾紙袋
の開口部を閉ざす基板であり、23は上記基板22の中
央部にコ字形の切込み24を設けることによって形成し
た蓋部であり、25はこの蓋部の表面に貼着した補助片
である。
【0018】濾紙袋21及び基板22は前記実施例のも
のと同種のもので、濾紙袋21には側縁部に襠26が設
けてあり、湯の注入時に充分な広さに拡張できるように
してある。厚紙で形成される基板22は折り返しにした
一側縁27の折り曲げ線28を基点にコ字形に切込み2
4を入れることで蓋部23を設け、上記折り曲げ線に沿
った接続部を基点にして基板の表面側に起こすことによ
って注入口29を開放するようにしてある。此の濾紙袋
21と基板22並びに蓋部23の構造は前記第1の実施
例と略同じであり、補助片25が加わることで相違す
る。
【0019】補助片25はこの実施例では基板22の表
面を被う大きさに形成して蓋部23の表面に一体に貼着
し、蓋部が閉じられるとき、この蓋部の周縁から突き出
す縁部30を基板の表面に接面させられるようにしてあ
る。そして、ここではこの縁部30の表面を基板表面に
容易に剥離できる状態に接着し、蓋部23の閉塞状態を
保持する一方、自由端側の一隅角部を起こして摘み部3
1を設け、この摘み部の引上げによって上記接着部を剥
離し蓋部の開放ができるようにしてある。
【0020】この第2実施例に示すコーヒーパックは前
記第1の実施例と全く同様にして使用し、コーヒー液の
抽出に供されるが、補助片25を備えることによって蓋
部23の確実な閉塞が期待できる一方、開放に伴わせて
この蓋部を把手としたとき、強度が付加されることによ
ってより安定した保持が可能となる。
【0021】図8乃至図11は基板42に設ける蓋部4
3に係止片44を設けたその他の実施例である。ここに
示す実施例は、裏面の周縁部に沿って濾紙袋41の開口
縁部を止着し一体にした基板42に切込み45を設ける
ことによって形成した舌状の蓋部43に、更に第2の切
込み46を設けることによって係止片44を設けるよう
にしてある。
【0022】上記第2の切込み46は図示するように基
板42の一方の縁からコ字形に切込む切込み45の内側
に逆向きのコ字形に切込むことによって設けられてお
り、これにより係止片44は蓋部43の自由端側に接続
部47を設けるものとなっている。
【0023】図中、48は蓋部43の自由端隅部に起こ
した摘み部であり、49は係止片44を起立させるため
同じく自由端の隅部に設けた摘み部である。
【0024】この実施例に示すコーヒーパックは使用に
際して先ず係止片44を起こし、接続部47を基点にそ
の自由端が蓋部の上方に浮き上げるように起立し(図9
参照)、次に蓋部43を折り曲げ線50に沿う接続部を
基点に180度展開する(図10参照)。この蓋部43
の展開によって注入口51を開放したところで図11に
示すように基板と共に濾紙袋41をコーヒーカップ52
に挿入し、蓋部43から切り起こした係止片44をカッ
プの縁に掛け止めて固定したのち注入口51を通して熱
湯を注ぎコーヒー液を抽出するのである。
【0025】起こされた係止片44は素材の復元力が作
用することから、カップの縁に掛け止められたときこの
縁を蓋部43との間で挟持することになり基板42を定
位置に支持して注入口51を安定させることになる。そ
して、注入口を通して注がれた湯は濾紙袋内部のコーヒ
ー粉末Aを湿潤させ、コーヒー成分を抽出しながら袋を
透過しカップ内にコーヒー液を満たすことになる。尚、
この実施例では上述の様に係止片をカップの縁に掛け止
めることによってコーヒーパック全体がカップに収まる
状態となるため、コーヒー液の抽出中濾紙袋41が液中
に埋没し粉末Aが浸漬した状態となるが、適当な時期に
蓋部を持って引上げればよい。勿論、上記係止片44の
使用は任意であって蓋部43を把手として第1実施例と
同様に手で保持しコーヒー液の抽出を行ってもよいこと
は言うまでもない。
【0026】以上本発明のコーヒーパックにつき実施例
を基に説明したが、濾紙袋に封入されるコーヒー粉末A
は一人分或いは二人分と言った大きさの設定に基きその
封入容量を定めればよく、またこれに合わせて濾紙袋自
体の大きさを選択すればよい。また基板に形成する蓋
部、そして蓋部に形成する係止片のそれぞれをコ字形の
切込みによって形成するものとしたが、これらは舌状に
形成されればよく従って切込みはV字形であっても、ま
たU字形であってもよい。尚、図示しないが本発明コー
ヒーパックはコーヒー粉末を保存し、また個々に使用す
ることからパックを単位に気密な包装袋に収めることに
なる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に本発明
によれば、濾紙袋を一体に止着する基板に蓋部を一体に
設け、この蓋部を開放することによって注入口を形成す
ることができると同時に、この蓋部を把手としてコーヒ
ー液の抽出作業時に支持手段とすることができることか
ら極めて便利に使用することができる。そして、上記蓋
部は基板と同質の剛性を有するものであり、しかも把手
として基板を支持擦る際には蓋部を折り返した部分の復
元力が作用して基板を水平に保持することができるた
め、これに形成される注入口を上向きに開放することが
でき、従って湯の注ぎ込みが楽に行えると同時に、基板
を安定した状態で保持することができる。また本発明コ
ーヒーパックは安定した保持が可能であることから安全
に湯を注ぎ込めると共に、係止片によりコーヒーカップ
の縁に掛け止め使用する場合には更に安全に使用するこ
とができる。勿論、本発明のコーヒーパックは偏平に保
つことができ、しかも把手となる蓋部は不使用時には基
板と一体をなしコンパクトな形態となることから取扱が
容易であり、包装袋に封入する際にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコーヒーパックの斜視図。
【図2】蓋部を開放した状態の要部の拡大縦断面図。
【図3】使用状態を説明する斜視図。
【図4】他の実施例を示す斜視図。
【図5】図4の要部を断面とした側面図。
【図6】蓋部を開放した斜視図。
【図7】図6の要部の拡大縦断面図。
【図8】その他の実施例を示す斜視図。
【図9】係止片を起こした状態の要部を断面とした拡大
側面図。
【図10】係止片を起こし、更に蓋部を開放した状態を
示す要部の縦断側面図。
【図11】使用状態を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1,21,41 濾紙袋 2,22,42 基板 6,24,45 切込み 7,23,43 蓋部 8,29,51 注入口 9 接続部 10 摘み部 25 補助片 44 係止片 A コーヒー粉末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚紙等所要の剛性を有したシート状基板
    の一面周縁部に沿って内部にコーヒー粉末を封入する濾
    紙袋の開口縁部を止着する一方、上記基板には一側縁に
    沿って接続部を設け、該接続部の両端部近傍からコ字形
    の切込みを設けて舌状の蓋部を形成し、常には該蓋部を
    基板の面に揃えて閉塞状態に保ち、使用時には前記接続
    部を基点に折り曲げ起こして湯の注入口を開設すると共
    に該蓋部を把手とすることを特徴としたコーヒーパッ
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコーヒーパックにおい
    て、基板に形成するコ字形の切込みの途中には1乃至複
    数個の切断可能な接合点を設けることを特徴としたコー
    ヒーパック。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2に記載のコーヒーパ
    ックにおいて、基板に形成するコ字形の切込みによって
    設けられる舌状の蓋部は自由端の隅角部を基板の表面上
    に起き上げて摘み部を設けることを特徴としたコーヒー
    パック。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコーヒーパックにおい
    て、舌状の蓋部表面には該蓋部の周縁部から外方に張り
    出す補助片を設けて基板の表面に添わせ、且つ該補助片
    を剥離可能に貼着してなることを特徴としたコーヒーパ
    ック。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコーヒーパックにおい
    て、補助片には周縁部に剥離操作用の摘み部を設けてな
    ることを特徴としたコーヒーパック。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のコーヒーパックにおい
    て、蓋部には自由端側に接続部を設けて略コ字形に切込
    む切り込みによって舌状の係止片を設け、常には該係止
    片を蓋部に面一に揃えて一体とする一方、該蓋部を折り
    曲げ開放したとき蓋部の表面側に起立するようにしてな
    ることを特徴としたコーヒーパック。
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