JPH0611449B2 - 環状カツタ− - Google Patents

環状カツタ−

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JPH0611449B2
JPH0611449B2 JP6961985A JP6961985A JPH0611449B2 JP H0611449 B2 JPH0611449 B2 JP H0611449B2 JP 6961985 A JP6961985 A JP 6961985A JP 6961985 A JP6961985 A JP 6961985A JP H0611449 B2 JPH0611449 B2 JP H0611449B2
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輝史 町田
俊雄 御器谷
豊 田中
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NITSUTO KOKI KK
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NITSUTO KOKI KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • B23P15/28Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass cutting tools
    • B23P15/34Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass cutting tools milling cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/04Drills for trepanning
    • B23B51/0473Details about the connection between the driven shaft and the tubular cutting part; Arbors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は中心部を切削しないで環状の孔を穿つことに
より貫通孔を穿設するのに使用する環状カッターの新規
な構造に関するものである。
<従来の技術> 貫通孔を加工するための環状カッターには1列として、
第7図に示すようなものが知られている。
この種の環状カッターには高価な高速度工具鋼材が用い
られているが、この場合、中実の工具鋼材(母材)の中
心をくり抜いて円筒状に形成されているために、この環
状カッターは製造工程において母材の2/3程度が切粉
となり、きわめて不経済であった。しかも上記のような
加工は工数を増やす原因にもなり、生産コストが昂騰す
るおそれがある。
そこで、先端の刃物部に高速度工具鋼のパイプ材を使用
し、シャンク部には別の材料を使用して、両者をシーム
溶接で継いだり、先端刃物部に高速度工具鋼材を使用
し、シャンク部に当該刃物部と性質の似ている安いダイ
ス鋼などを用いて両者を摩擦溶接で継いだりすることが
考えられるが、異質の材料を継いで環状カッターに形成
すると、コストの低減を図ることは可能でも、焼入れ条
件の異なる刃物部とシャンク部を溶接した後に焼入れし
なければならず、刃物部とシャンク部との接合部が破損
する等の事故がしばしば起こり、問題となっていた。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は従来の環状カッターが様々な問題点を有してい
る点に鑑み、先端刃物部とシャンク部との接合強度を極
めて強力なものとし、あわせて材料費の大巾な節約と量
産化を図ることを解決課題とするものである。
<問題点を解決するための手段> 環状刃物部の材料として円筒または環状の高速度工具鋼
材を、またシャンク部の材料として一端にフランジ部を
具え、クロモリブデン鋼等の安価な材料を使用し、両者
を別々に予め熱処理および所要の加工をしたものをシェ
ービング接合法によって一体に接合したことを特徴とす
るもので、刃付け(研磨)はシェービング接合後に行う
ようにしたものである。
<実施例> 第1図、第2図は本発明に係る環状カッターの1例を示
したもので、環状刃物部1とシャンク部2は異質の材料
が使用され、環状刃物部1には高速度工具鋼の円筒母材
1′が、シャンク部2には一端にフランジ部2aを有す
るクロムモリブデン鋼の小径円筒母材2′が用いられ、
両者1,2は符号3で示す部分でいわゆるシェービング
接合で一体に接合されている。
なお、環状刃物部母材1′としては高速度工具鋼のほか
にセラミックスも用いられるが、母材1′が工具鋼であ
る場合には刃形付加工もしくは超硬チップや切粉排出用
溝付加工は下記シェービング接合前に行われることが望
ましい。
因にシェービング接合法とは、加熱基材の孔に異質材を
プレスで押込むことにより基材と異質材とを接合する方
法で、その基本手順は次の1)〜4)からなっている。
1)基材に、機械加工その他の方法で下穴を開けてお
く。2)その穴縁を、例えば高周波誘導加熱法等で局部
加熱する。これは穴縁を軟化させると同時に、穴を熱膨
張させるためである。しかし、この局部加熱は必ずしも
不可欠の条件ではない。3)その穴に、接合しようとす
る異質材を合わせて、軸心方向からプレスする。このと
き、異質材の縁の鋭い隅角により、加熱された穴縁がシ
ェービング(軽い切削)される。4)所定の深さまで穴
の内面をシェービングした時点で、プレスを除荷して接
合作業を終え、基材の穴に異質材がそのまゝ嵌め込まれ
て残る。
また、円筒材によって形成される環状刃物部の母材1′
の直径(外径)をd、口径(内径)をd、シャンク
部2のフランジ部2aの直径をdとすると、d,d
,dの関係は、第1図に示す如く、d>d>d
であり、1/2(d−d)=Aがシェービング代
である。
シャンク部2のフランジ部2aの端面には点対称の放射
溝5として正十字溝が形成されている。また、該フラン
ジ部2aの外周面には無端溝6が設けられている。
上記母材1′と、溝5,6を形成後の母材2′には予め
熱処理がされている。
第 図は環状刃物母材1′とシャンク部母材2′とをシ
ェービング接合するための装置の要部を示したもので、
8は環状刃物部母材1′を載せるテーブル、9はテーブ
ル8上に突設したセンター突起で、この突起9に環状刃
物部母材1′を先ず嵌め込み、次いで同母材1′の上面
にシャンク部母材2′を載せる。この状態では、先に述
べた如く、シェービング代Aが存在するので、環状刃物
部母材1′上にシャンク部母材2′は載置されるのみで
未だ両者は嵌合していない。
上記のような環状刃物部母材1′とシャンク部母材2′
を高周波誘導加熱装置7により接合部3を局部加熱す
る。次にプレス機でシャンク部母材2′を上方から軸心
方向に押圧すると、シャンク部母材2′の下部が環状刃
物部母材1′の中に強制的に押し込まれ、シェービング
代Aの部分が削られ、母材1′の内周に設けた無端溝4
と母材2′のフランジ部2aの端面に設けた正十字溝5
および外周に設けた無端溝6内に充填されて一体とな
り、両者1′,2′はシェービング接合される。
母材1′,2′の局部加熱は直接通電加熱や赤外線によ
る輻射加熱によっても、あるいは電気炉内で移送させな
がら行ってもよいが、上記高周波誘導加熱の温度は環状
刃物部母材1′側をシャンク部母材2′側より若干高目
にするとシェービング接合は強固になる。
また、ツイストドリルの直径が多種多様であるのと同様
に、環状カッターの直径も多種多様で、現在では15〜
100m/mの範囲で幾種類もあるが、この発明ではた
とえば上記寸法の範囲における小口径、中口径、大口径
に属する多種類の環状刃物部母材1′に対して、フラン
ジ部2aの直径が2〜3種類のシャンク部母材2′を準
備し、環状カッターの需要に応じて、環状刃物部母材
1′の口径に適応する直径のフランジ部2a a持つシ
ャンク部母材2′を環状刃物部1とシェービング接合し
ようとするものである。
この場合、使用するシャンク部母材2′のフランジ部2
aの直径dと環状刃物部母材1′の口径dの関係が
>>dである場合には、1/2(d3−d)が
所定のシェービング代Aとなるように、シャンク部母材
2′のフランジ部2aの直径dを環状刃物部1の寸法
に応じて機械加工で削りとって小さくする。
このようにして、予め同一寸法のシャンク部母材2′を
大量にストックしておき、需要に応じてこのストック母
材2′を取り出し、フランジ部2aの直径を機械加工で
所要の直径として、環状刃物母材1′とシェービング接
合によって両母材1′,2′を一体に接合し、刃付加工
(研磨)はシェービング接合後に行うことにより、完成
された環状カッターとなる。
なお、シャンク部母材は上記小径円筒状の母材2′に限
らず、中実体からなる中実シャンク部母材2″(第6
図)とすることもできる。
<発明の効果> 本発明の環状カッターは高価な環状刃物部と、一端にフ
ランジ部を持つこれより安価なシャンク部を別々に構成
し、これら異質部材を別々に熱処理したものを、シュー
ビング接合によって一体に接合したもので、従来のごと
く、予め接合したものをあとから熱処理した環状カッタ
ーに比べると、切れ味が頗る良好となり、また、環状刃
物部とシャンク部との接合部で破壊が起こることがな
い。
しかも、高価な材料で形成した部分は環状刃物部にとど
まり、また当該環状刃物部が当初から円筒または環状材
によって形成されたものであるので、生産工程で切削に
よる大量の切粉が出ることがなく極めて経済的である。
その上、環状刃物部に対して、一端にフランジ部を有す
るシャンク部を用い、このシャンク部の直径の異なるも
のを幾種類か予め用意するこによって、低コストで大小
様々な口径の環状カッターを得ることができる。その
上、機械的強度はシェービング接合による機械的結合で
十二分にカバーすることができるので、この発明の環状
カッターは切れ味の面、コスト面、高度面で理想的であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施例を示したもので、第1図は環
状カッターの断面図。 第2図は同じく斜視図。 第3図はシェービング接合前の環状刃物部母材とシャン
ク部母材を示す斜視図。 第4図はシェービング接合前の環状刃物部母材とシャン
ク部母材を示す斜視図。 第5図はシェービング接合直前の環状刃物部母材とシャ
ンク部母材を加熱手段と共に示す説明図。 第6図はシェービング接合装置の一例を示す縦断正面
図。 第7図は従来の環状カッターの一部縦断側面である。 図において、 A……シェービング代 1……環状刃物部 1′……環状刃物部母材 2……シャンク部 2′……シャンク部母材 2″……中実シャンク部母材 3……シェービング接合部 4……無端溝 5……放射溝(正十字溝) 6……無端溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め熱処理した円筒または環状部材よりな
    る環状刃物部と、同じく予め熱処理した一端にフランジ
    を具えたシャンク部の2部材とからなり、当該2部材相
    互の軸心を一致させてシェービング接合を以て一体に結
    合してなり、環状刃物部にはシャンク部のフランジ部周
    縁との接合部にシェービング代を具え、シャンク部のフ
    ランジ部には外周に無端溝を、同フランジ部の端面部に
    放射状に溝を形成したことを特徴とする環状カッター。
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