JPH061143B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
- Publication number
- JPH061143B2 JPH061143B2 JP15312588A JP15312588A JPH061143B2 JP H061143 B2 JPH061143 B2 JP H061143B2 JP 15312588 A JP15312588 A JP 15312588A JP 15312588 A JP15312588 A JP 15312588A JP H061143 B2 JPH061143 B2 JP H061143B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- partition plate
- shelf
- space
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷気強制循環式の冷却方法を採用する冷却貯蔵
庫に関するものである。
庫に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来技術として、例えば実公昭５６−４３６７０号公報
には、庫内一側壁の中央部に冷却器、上下部に送風機を
備え、前記冷却器及び送風機と対向する位置に吸込口及
び吹出口を夫々形成してなる仕切板を前記側壁に沿って
配設して冷気通路を形成した冷却箱体が開示されてい
る。
には、庫内一側壁の中央部に冷却器、上下部に送風機を
備え、前記冷却器及び送風機と対向する位置に吸込口及
び吹出口を夫々形成してなる仕切板を前記側壁に沿って
配設して冷気通路を形成した冷却箱体が開示されてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術によると、食品等の被冷却物によつて吹
出口や吸込口が塞がれる恐れが多大であり、冷気循環を
良好に行なうことができなかった。また、吹出口からの
吐出冷気がショートサイクルして被冷却物と熱交換され
ず、直接吸込口に戻されて冷却効率を著しく低下させる
問題点があった。
出口や吸込口が塞がれる恐れが多大であり、冷気循環を
良好に行なうことができなかった。また、吹出口からの
吐出冷気がショートサイクルして被冷却物と熱交換され
ず、直接吸込口に戻されて冷却効率を著しく低下させる
問題点があった。
本発明は、斯かる従来技術の問題点に鑑み、冷気のショ
ートサイクルを防止するとともに、被冷却物に万遍無く
冷気を通過させて冷却効果を向上させることを目的とし
た冷却貯蔵庫を提供するものである。
ートサイクルを防止するとともに、被冷却物に万遍無く
冷気を通過させて冷却効果を向上させることを目的とし
た冷却貯蔵庫を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、庫内一側壁側の略
中央部に該側壁と間隔を存して冷却器を配設し、この上
下方に送風機を夫々配設し、前記冷却器と対向する吸込
口を形成するとともに前記上下の送風機と対向する上下
の吹出口を夫々形成した仕切板を前記側壁に沿って配設
して成る冷却貯蔵庫において、前記吸込口及び吹出口の
外側に位置して前記仕切板及び前記側壁と対向する他側
壁の夫々に固設され、上下方向に延びる前後一対の棚支
柱によって、該支柱に支持される棚と前記仕切板間及び
棚と前記他側壁間に空間を形成し、該仕切板側の空間に
は、前記上吹出口の下縁近傍及び前記下吹出口の上縁近
傍に位置して前記仕切板から延出する上下の風向板を設
けて成る冷却貯蔵庫である。
中央部に該側壁と間隔を存して冷却器を配設し、この上
下方に送風機を夫々配設し、前記冷却器と対向する吸込
口を形成するとともに前記上下の送風機と対向する上下
の吹出口を夫々形成した仕切板を前記側壁に沿って配設
して成る冷却貯蔵庫において、前記吸込口及び吹出口の
外側に位置して前記仕切板及び前記側壁と対向する他側
壁の夫々に固設され、上下方向に延びる前後一対の棚支
柱によって、該支柱に支持される棚と前記仕切板間及び
棚と前記他側壁間に空間を形成し、該仕切板側の空間に
は、前記上吹出口の下縁近傍及び前記下吹出口の上縁近
傍に位置して前記仕切板から延出する上下の風向板を設
けて成る冷却貯蔵庫である。
(ホ)作 用 本発明によると、棚支柱(12)を利用して形成された空間
(16A),(16B)によって冷気通路を確保することができる
ため、冷気循環が良好となり、しかも、仕切板(7)側の
空間(16A)に配設された上下の風向板(17),(18)の作用に
より、吐出冷気のショートサイクルを確実に防止するこ
とができる。
(16A),(16B)によって冷気通路を確保することができる
ため、冷気循環が良好となり、しかも、仕切板(7)側の
空間(16A)に配設された上下の風向板(17),(18)の作用に
より、吐出冷気のショートサイクルを確実に防止するこ
とができる。
(ヘ)実施例 以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。(1)は
冷凍庫等の冷却貯蔵庫で、断熱構造の本体(2)の前面に
開閉扉(3)を設けてなり、庫内一側壁(2A)側の略中央部
には、該側壁(2A)と間隔を存して冷却器(4)を配設して
いる。この冷却器(4)の上方及び下方には冷気循環用の
上送風機(5)及び下送風機(6)を配設し、これら冷却器
(4)及び上下の送風機(5),(6)の前方には、前記側壁(2A)
に沿って仕切板(7)を配設している。該仕切板(7)には、
冷却器(4)と対向する位置に複数の縦長スリットを穿設
して吸込口(8)を形成するとともに、上送風機(5)と対向
する位置に上吹出口(9)を形成し、更に、下送風機(6)と
対向する位置に下吹出口(10)を形成している。また、冷
却器(4)の直下には排水管(11A)を有する露受皿(11)が、
その前面を仕切板(7)に当接し後面を側壁(2A)と離間し
て配設されている。そして、前記仕切板(7)の庫内側面
及び側壁(2A)と対向する他側壁(2B)には、上下方向に延
びる前後一対の棚支柱(12)が固設されている。この支柱
(12)は吸込口(8)及び上下の吹出口(9)の外側に位置し、
夫々内側の面には上下方向に間隔を存して棚(13)を挿入
係止するための係止孔(14)が形成されている。この棚(1
3)はＬ字型のレール状を成し、被冷却体(15)は第１図の
二点鎖線で示すように、棚(13)上に出入れ自在に支持さ
れる。なお、棚(13)は線材によって構成したものでもよ
い。
冷凍庫等の冷却貯蔵庫で、断熱構造の本体(2)の前面に
開閉扉(3)を設けてなり、庫内一側壁(2A)側の略中央部
には、該側壁(2A)と間隔を存して冷却器(4)を配設して
いる。この冷却器(4)の上方及び下方には冷気循環用の
上送風機(5)及び下送風機(6)を配設し、これら冷却器
(4)及び上下の送風機(5),(6)の前方には、前記側壁(2A)
に沿って仕切板(7)を配設している。該仕切板(7)には、
冷却器(4)と対向する位置に複数の縦長スリットを穿設
して吸込口(8)を形成するとともに、上送風機(5)と対向
する位置に上吹出口(9)を形成し、更に、下送風機(6)と
対向する位置に下吹出口(10)を形成している。また、冷
却器(4)の直下には排水管(11A)を有する露受皿(11)が、
その前面を仕切板(7)に当接し後面を側壁(2A)と離間し
て配設されている。そして、前記仕切板(7)の庫内側面
及び側壁(2A)と対向する他側壁(2B)には、上下方向に延
びる前後一対の棚支柱(12)が固設されている。この支柱
(12)は吸込口(8)及び上下の吹出口(9)の外側に位置し、
夫々内側の面には上下方向に間隔を存して棚(13)を挿入
係止するための係止孔(14)が形成されている。この棚(1
3)はＬ字型のレール状を成し、被冷却体(15)は第１図の
二点鎖線で示すように、棚(13)上に出入れ自在に支持さ
れる。なお、棚(13)は線材によって構成したものでもよ
い。
而して、前記棚支柱(12)は、仕切板(7)と棚(13)との間
及び他側壁(2B)と棚(13)との間、更に、背面(2C)部に、
夫々空間(16A),(16B),(16C)が形成されるものである。
このうち、仕切板(7)と棚(13)との間の空間(16A)には、
仕切板(7)の庫内面に接するショートサイクル防止用の
上風向板(17)と下風向板(18)が棚支柱(12)に螺着され配
設されており、上風向板(17)は上吹出口(9)の下縁に沿
って水平に配設され、下風向板(18)は下吹出口(10)の上
縁に沿って水平に配設されている。
及び他側壁(2B)と棚(13)との間、更に、背面(2C)部に、
夫々空間(16A),(16B),(16C)が形成されるものである。
このうち、仕切板(7)と棚(13)との間の空間(16A)には、
仕切板(7)の庫内面に接するショートサイクル防止用の
上風向板(17)と下風向板(18)が棚支柱(12)に螺着され配
設されており、上風向板(17)は上吹出口(9)の下縁に沿
って水平に配設され、下風向板(18)は下吹出口(10)の上
縁に沿って水平に配設されている。
以上の構成によると、棚支柱(12)によって、仕切板(7)
と棚(13)間に空間(16A)が確保されるため、棚(13)上に
載置された被冷却体(15)によって、吸込口(8)及び上下
の吹出口(9),(10)が塞がれることなく、上下の吹出口
(9),(10)から吐出した冷気は、被冷却体(15)を通過し、
他側壁(2B)と棚(13)間に確保される空間(16B)を通って
吸込口(8)に戻される。しかも、上下の風向板(17),(18)
によって、上下の吹出口(9),(10)から吐出冷気に直進性
を持たせることができるため、吐出冷気が被冷却体(15)
と熱交換されずに、直接吸込口(8)に戻されるショート
サイクルを確実に防止できるものである。
と棚(13)間に空間(16A)が確保されるため、棚(13)上に
載置された被冷却体(15)によって、吸込口(8)及び上下
の吹出口(9),(10)が塞がれることなく、上下の吹出口
(9),(10)から吐出した冷気は、被冷却体(15)を通過し、
他側壁(2B)と棚(13)間に確保される空間(16B)を通って
吸込口(8)に戻される。しかも、上下の風向板(17),(18)
によって、上下の吹出口(9),(10)から吐出冷気に直進性
を持たせることができるため、吐出冷気が被冷却体(15)
と熱交換されずに、直接吸込口(8)に戻されるショート
サイクルを確実に防止できるものである。
(ト)発明の効果 本発明は以上の様に、棚支柱によって、吸込口及び吹出
口を形成する仕切板と棚の間及び他側壁と棚の間に夫々
空間を確保することにより、被冷却体が吸込口及び吹出
口を塞ぐことなく、庫内への冷気循環を良好に行なうこ
とができる。
口を形成する仕切板と棚の間及び他側壁と棚の間に夫々
空間を確保することにより、被冷却体が吸込口及び吹出
口を塞ぐことなく、庫内への冷気循環を良好に行なうこ
とができる。
また、空間を利用して配設された風向板によって、吐出
冷気のショートサイクルが防止され、吐出冷気と被冷却
体が確実に熱交換されるようになり、冷却効率を著しく
向上させることができる。
冷気のショートサイクルが防止され、吐出冷気と被冷却
体が確実に熱交換されるようになり、冷却効率を著しく
向上させることができる。
第１図は本発明の冷却貯蔵庫の縦断正面図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図、第３図は要部斜視図、第４図は縦
断側面図である。 (2A),(2B)…側壁、(4)…冷却器、(5)…上送風機、(6)…
下送風機、(7)…仕切板、(8)…吸込口、(9)…上吹出
口、(10)…下吹出口、(12)…棚支柱、(13)…棚、(16A),
(16B)…空間、(17)…上風向板、(18)…下風向板。
１図のＡ−Ａ断面図、第３図は要部斜視図、第４図は縦
断側面図である。 (2A),(2B)…側壁、(4)…冷却器、(5)…上送風機、(6)…
下送風機、(7)…仕切板、(8)…吸込口、(9)…上吹出
口、(10)…下吹出口、(12)…棚支柱、(13)…棚、(16A),
(16B)…空間、(17)…上風向板、(18)…下風向板。
Claims (1)
- 【請求項１】庫内一側壁側の略中央部に該側壁と間隔を
存して冷却器を配設し、この上下方に送風機を夫々配設
し、前記冷却器と対向する吸込口を形成するとともに前
記上下の送風機と対向する上下の吹出口を夫々形成した
仕切板を前記側壁に沿って配設して成る冷却貯蔵庫にお
いて、前記吸込口及び吹出口の外側に位置して前記仕切
板及び前記側壁と対向する他側壁の夫々に固設され、上
下方向に延びる前後一対の棚支柱によって、該支柱に支
持される棚と前記仕切板間及び棚と前記他側壁間に空間
を形成し、該仕切板側の空間には、前記上吹出口の下縁
近傍及び前記下吹出口の上縁近傍に位置して前記仕切板
から延出する上下の風向板を設けたことを特徴とする冷
却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15312588A JPH061143B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15312588A JPH061143B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024187A JPH024187A (ja) | 1990-01-09 |
| JPH061143B2 true JPH061143B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15555527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15312588A Expired - Lifetime JPH061143B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061143B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP15312588A patent/JPH061143B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024187A (ja) | 1990-01-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 |