JPH061142Y2 - 包囲カバー装置 - Google Patents

包囲カバー装置

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JPH061142Y2
JPH061142Y2 JP12782889U JP12782889U JPH061142Y2 JP H061142 Y2 JPH061142 Y2 JP H061142Y2 JP 12782889 U JP12782889 U JP 12782889U JP 12782889 U JP12782889 U JP 12782889U JP H061142 Y2 JPH061142 Y2 JP H061142Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
screw
cover device
fixing
cover frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12782889U
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English (en)
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JPH0364626U (ja
Inventor
久直 中野
誠一 吉田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は例えば手術台の昇降機構を有する支柱部を包囲
する包囲カバー装置に関するものである。
B.従来の技術 手術台の場合、第6図に示すように上方に患者を乗載す
るテーブルTがあり、下方の基台Dに対して支柱部CV
によって支承されている。この支柱部CVには通常昇降
機構が設置されているが、機器の破損等を防止するた
め、その周囲がカバーC、C・・・などで包囲され
ている。支柱部CVの昇降のための伸縮を可能にするた
めに、このカバーC、Cは図示のように複数段が連
接された形となっており、それぞれの包囲口径が異なら
しめられている。
このカバー装置の各カバーは、第7図に示すとおり2分
割形のカバー枠C、Cを組み合わせて形成されてい
る。これは分解可能形にして昇降機構の修理点検などを
保証するためである。そして包囲形成するためには2個
のカバー枠C、Cを突き合わせて内方面より当接板
Tをあてがい、ねじNで4所ずつ計8個のねじ止めを
行なうようにしている。
C.考案が解決しようとする課題 包囲するカバー枠が分割形で、接合固定する場合ねじ固
定を最少限必要とするが、ねじの個数が多く、固定分解
に手数を要すること、およびこれらのねじが第6図にも
示すように外方に露呈されており、外観上好ましくない
などの問題点を有する。
D.課題を解決するための手段 本考案ではカバー枠をその切断部が1カ所だけの包囲形
にする。そしてこの切断部には一方端に内方に突設され
たピンに着脱可能に係止する係止部を形成するととも
に、他端には係止状態でねじ止め固定する固定手段を設
ける。
E.作用 カバー枠の切断部が1カ所のみで接合部は半減する。接
合部の固定は内方ピンへの係止と1個のねじ固定により
固定分解が容易となる。ねじはカバー枠1個に1個です
む。
F.実施例 以下図示実施例を説明する。
第1図は本考案によるカバーによって組み立てられたカ
バー装置の外観を示す図で、カバー枠K〜Kが4個
連接された実施例である。それぞれは口径が異なり、従
って包囲される内部機器が伸縮してもその包囲を保証す
る。S〜Sはカバー枠K、K、Kにより形成
される包囲筒にそれぞれ付設された係止片で、各包囲筒
が抜出離脱するのを阻止するようになっている。第1図
は各包囲筒がこれら係止片S〜Sに係止された最大
伸長状態を示している。ただ、本考案はこの係止片S
〜Sの点に要旨があるものではないので、詳細な説明
は省略する。
本考案は各カバー枠K〜Kがそれぞれ包囲筒として
構成されるためのその構造に特徴があり、以下カバー枠
を代表的にとりあげ説明する。
第2図はこのカバー枠Kが包囲筒として形成された状
態を斜視的に示す外観図であるが、その特徴は分割形で
なくて1個のカバー枠でほぼ全周を包囲する形になって
おり、切断部Lは1カ所のみであること、およびこの切
断部Lの両枠の結合を1個のねじNで可能ならしめた
点にある。
すなわち、本考案においては切断部Lの両枠のうち一
方(図示例では左側枠)に連結板Tが例えば溶接によ
って結合されている。この状態は第4図において明らか
であるが、連結板Tの全長域がその幅の半分だけカバ
ー枠Kに溶接結合されている。この連結板Tにはそ
の上端部でカバー枠Kから突出した位置にねじN
よる固定用の孔Hが穿設されている。同時に下端部側
には係止用のフック部Fが形成されている。
第2図から明らかなようにこの連結板Tを案内板とし
て他方側のカバー枠が重ね合わされ、切断部Lが互い
に接合されているが、この接合されたとき孔Hに対応
する位置において他方側のカバー枠に孔Hが穿設され
ており、さらにフック部Fに対応する位置においては
内方に突出するピンPが固設されている。この状態は
第3図から明らかである。第3図は第2図の状態の包囲
筒を向う側からみた斜視図で連結板Tの構造も理解で
きる図である。
第2図第3図は切断部Lを互いに接合して包囲筒を構
成した状態を示しているが、この接合に際しては第4図
に示す状態からまずフック部FにピンPが係止され
るよう両カバー枠を接近させる。ピンPがフック部F
の凹部底に挿入されると切断部Lは互いに接合する
関係になり両孔HとHとが重なり合う。そこでねじ
を両孔HとHに通し固定する。このねじはいわ
ゆる小さいボルト、ナットでもよいが、ビスとか着脱可
能な特殊リベットなども含む概念である。
ねじNで固定するピンと、Pはフック部Fから外
れることは不可能であり、従って切断部におけるカバー
枠Kの上下両端部が固定されたと同じ効能を発揮し得
る。すなわち、1個のねじNで従来と同様の固定が行
なわれるのである。包囲筒を解体するときは、このねじ
を取り外すだけでよい。
他のカバー枠K、K、K、Kにも第1図に示す
ようにそれぞれ連結板T、T、Tが固設されてお
り、フック部F、F、Fが形成されている。また
ピンP、P、Pが内方に向って突設されていて、
それぞれの切断部L、L、Lの接合、固定、解体
がねじN〜Nによって行ない得るようになってい
る。
本考案の特徴は以上詳述したとおりであるが、図示例に
限定されることなく、いくつかの変形例を包含する。例
えば、上記説明では連結板T〜Tをカバー枠とは別
体のものとしてカバー枠に固設する形のものとしたが、
これを第5図に示すようにカバー枠と一体で段を付けて
延設させるようにすることも可能である。また、フック
部の凹部形状も図示例に限定されない。ねじ結合部とフ
ック結合部の設置位置を上下逆にしてもよい。
なお、このカバー装置は内部機器が伸縮する場合であっ
て、内部機器の修理を必要とすると機器、すなわち手術
台に有益であるが、同様に機能、修理等を必要とする他
の各種機器にもその包囲カバー装置として適用可能であ
る。
G.考案の効果 本考案はカバーの構造が簡略になること、カバーの包囲
筒としての形成、解体作業が容易であること、そして固
定ねじは1個ですみ、外観上美しいなど優れた包囲カバ
ー装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による包囲カバー装置の組立体を示す
図、第2図、第3図は1個の包囲筒の外観の斜視図、第
4図は要部を示す図、第5図は変形例を示す図、第6図
は従来の包囲カバー装置を具備した手術台を示す図、第
7図は第6図の包囲カバー装置の一要素を斜視的に示す
図である。 K〜K・・・カバー枠、 T〜T・・・連結板、 P〜P・・・ピン、 F〜F・・・フック部、 H、H・・・孔、 N〜N・・・ねじ、 L〜L・・・切断部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内方の機器等を複数段連接させる形で包囲
    するカバー装置であって、カバーが周囲1カ所のみの切
    断部を有し、この切断部の一端または他端の一方が内方
    に突設されたピンに着脱可能に係止され、このピン係止
    とは反対側端部がねじによって固定されるよう構成され
    ていることを特徴とする包囲カバー装置。
JP12782889U 1989-10-31 1989-10-31 包囲カバー装置 Expired - Lifetime JPH061142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12782889U JPH061142Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 包囲カバー装置

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JP12782889U JPH061142Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 包囲カバー装置

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Publication Number Publication Date
JPH0364626U JPH0364626U (ja) 1991-06-24
JPH061142Y2 true JPH061142Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31675571

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JP12782889U Expired - Lifetime JPH061142Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 包囲カバー装置

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JPH0364626U (ja) 1991-06-24

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