JPH0611394A - 室内の温度分布測定装置 - Google Patents

室内の温度分布測定装置

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Publication number
JPH0611394A
JPH0611394A JP16959992A JP16959992A JPH0611394A JP H0611394 A JPH0611394 A JP H0611394A JP 16959992 A JP16959992 A JP 16959992A JP 16959992 A JP16959992 A JP 16959992A JP H0611394 A JPH0611394 A JP H0611394A
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JP
Japan
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temperature distribution
room
shaped body
distribution measuring
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16959992A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Arimizu
浩司 有水
Yoshihiro Ohira
義博 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP16959992A priority Critical patent/JPH0611394A/ja
Publication of JPH0611394A publication Critical patent/JPH0611394A/ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ迅速に室内で設置でき、設置に要す
るスペースが少なくて済み、また、設置後に外力による
転倒などを防止可能な温度分布測定装置を得る。 【構成】 室内の天井1および床2にそれぞれ当接する
一対の当接部3、4と、これらの当接部3、4間に介設
される伸縮可能な縦棹状体5と、この縦棹状体5の所定
高さ位置にそれぞれ取付けられる折り畳み可能な横棹状
体6、7と、上部の横棹状体6にそれぞれ所定間隔をお
いて取付けられる温度センサ8a〜8dと、下部の横棹
状体7にそれぞれ所定間隔をおいて取付けられる温度セ
ンサ8e〜8hとを備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の空調を行なう空
調装置などに備えられ、その室内の温度分布状況を測定
する室内の温度分布測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の温度分布状況を時間経過と
ともに把握しようとする場合には、例えば三脚などの支
持体を床面に配置し、この支持体に取付けられた支柱に
温度センサを固定して、この温度センサにより温度を測
定するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の室内の温度分布測定装置では、三脚などの支持体を
開いて床面上に載置したり、この支持体に支柱を取付け
る作業にかなりの手間がかかるとともに、上記の三脚な
どの支持体は比較的大きな設置スペースを要し、さら
に、このような支持体の開脚部分などに測定者がつまづ
くことが懸念された。また、上記の支持体を床面上に載
置したのみであるため、この支持体や支柱が設置後に外
力により転倒したり、所定位置からずれることも懸念さ
れていた。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、室内での設置が
簡単かつ迅速であるとともに、設置に要する床面のスペ
ースが少なく、また、設置後に外力による転倒やずれを
防止することのできる室内の温度分布測定装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、室内の温度分布状況の測定を行なう室内の
温度分布測定装置において、前記室内の天井および床に
それぞれ当接する一対の当接部と、これらの当接部間に
介設される伸縮可能な縦棹状体と、この縦棹状体の所定
高さ位置に取付けられ、折り畳み可能な少なくとも1つ
の横棹状体と、この横棹状体にそれぞれ所定間隔をおい
て取付けられる複数の温度センサとを備えた構成にして
ある。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、各温度セ
ンサを所定の測定点に配置する際、縦棹状体を縮んだ状
態から伸長させて、両端の当接部を室内の天井および床
にそれぞれ当接させることにより、この縦棹状体を室内
に立設した後、この縦棹状体の所定高さ位置に取付けら
れる横棹状体を折り畳んだ状態から水平に広げるように
なっている。これによって、三脚などの支持体を床面上
に載置する従来の場合と比べて、室内での設置を簡単か
つ迅速に行なうことができる。
【0007】また、上記のように床面上に当接部を介し
て縦棹状体を配置するようになっているので、設置に要
する床面のスペースが少なくて済む。また、上記のよう
に室内の天井および床の両方に対して一対の当接部がそ
れぞれ当接しているので、縦棹状体や横棹状体が設置後
に外力により転倒したり、所定位置からずれることを防
止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の室内の温度分布測定装置の実
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の室内の温
度分布測定装置の一実施例を示す正面図、図2は図1の
温度分布測定装置の収納状態を示す説明図、図3は図1
の温度分布測定装置に備えられる当接部の構成を示す要
部断面図である。
【0009】本実施例の室内の温度分布測定装置は、図
1に示すように、室内の天井1および床2にそれぞれ当
接する一対の当接部3、4と、これらの当接部3、4間
に介設される伸縮可能な縦棹状体5と、この縦棹状体5
の所定高さ位置にそれぞれ取付けられ、折り畳み可能な
2本の横棹状体6、7と、上部の横棹状体6にそれぞれ
所定間隔をおいて取付けられる第1の温度センサ8a、
第2の温度センサ8b、第3の温度センサ8cおよび第
4の温度センサ8dと、下部の横棹状体7にそれぞれ所
定間隔をおいて取付けられる第5の温度センサ8e、第
6の温度センサ8f、第7の温度センサ8gおよび第8
の温度センサ8hと、これらの温度センサ8a〜8hの
それぞれの前部に配置され、半円筒状に湾曲した反射板
9a〜9hとからなっている。
【0010】上述した縦棹状体5は、図2に示すよう
に、上部伸縮ポール5aと、下部伸縮ポール5bとから
構成され、上部伸縮ポール5aの下端より突出するねじ
部5cが、下部伸縮ポール5bの上端のねじ孔5dに螺
合することにより互いに連結される。
【0011】上述した上部の横棹状体6は、下部伸縮ポ
ール5bを中心として左右両側の水平方向にそれぞれ突
出する第1のU字体6aおよび第2のU字体6bと、各
U字体6a、6bの先端、すなわち折曲端に回動可能に
取付けられる第1の横棒6cおよび第2の横棒6dとか
らなっている。上記の第2のU字体6bは、例えば50
cmの長さ寸法を有し、図示しないねじをゆるめること
により、図1の破線で示すように下方へ回動可能であ
る。上記の第2の横棒6dは、例えば30cmの長さ寸
法を有し、上記のU字体6bのU字溝部分に収納可能で
ある。なお、第1のU字体6aおよび第1の横棒6cも
それぞれ同様である。
【0012】上述した第1の温度センサ8aは、第1の
横棒6cの先端近傍に設けられる図示しない第1の取付
孔に取付けられる。上述した第2の温度センサ8bは、
第1の取付孔より例えば50cmをおいて第1のU字体
6aに設けられる図示しない第2の取付孔に取付けられ
る。上述した第3の温度センサ8cは、第2の取付孔よ
り例えば50cmをおいて第2のU字体6bに設けられ
る図示しない第3の取付孔に取付けられる。上述した第
4の温度センサ8dは、第3の取付孔より例えば50c
mをおいて第2の横棒6dの先端近傍に設けられる図示
しない第4の取付孔に取付けられる。
【0013】上述した下部の横棹状体7も同様に、第3
のU字体7aおよび第4のU字体7bと、第3の横棒7
cおよび第4の横棒7dとからなっている。上記の第4
のU字体7bは、図示しないねじをゆるめることによ
り、図1の破線で示すように上方へ回動可能である。上
記の第4の横棒7dも、U字体7bのU字溝部分に収納
可能である。なお、第3のU字体7aおよび第3の横棒
7cもそれぞれ同様である。
【0014】上述した第5の温度センサ8eは、第3の
横棒7cの先端近傍に設けられる図示しない第5の取付
孔に取付けられる。上述した第6の温度センサ8fは、
第5の取付孔より例えば50cmをおいて第3のU字体
7aに設けられる図示しない第6の取付孔に取付けられ
る。上述した第7の温度センサ8gは、第6の取付孔よ
り例えば50cmをおいて第4のU字体7bに設けられ
る図示しない第7の取付孔に取付けられる。上述した第
8の温度センサ8hは、第7の取付孔より例えば50c
mをおいて第4の横棒7dの先端近傍に設けられる図示
しない第8の取付孔に取付けられる。
【0015】上述した上方の当接部3は、図3に示すよ
うに、上部伸縮ポール5aの上端が挿入される開口3a
を有する基部3bと、開口3a内に設けられ、上部伸縮
ポール5a上端に当接するばね3cと、基部3bおよび
天井1間に介設される上部座板3dとからなっている。
また、下方の当接部4は、図1に示すように、下部伸縮
ポール5bの下端に固定される板体4aと、この板体4
aおよび床2間に介設される下部座板4bとからなって
いる。
【0016】この実施例にあっては、図2に示す収納状
態から設置する際、まず、ねじ部5cをねじ孔5dに螺
合させることにより伸縮ポール5a、5bを互いに連結
した後、これらの伸縮ポール5a、5bを伸長させるこ
とにより、各上端、下端を当接部3、4を介して室内の
天井1および床2にそれぞれ当接させる。このとき、横
棹状体6、7の各根元をそれぞれ所定の高さ位置、例え
ば床2より150cm、45cmだけ上方に配置する。
次いで、上部のU字体6a、6bを図2に示す折り畳ん
だ状態から上方へ回動させて水平状態まで広げて、図示
しないねじを締め込むことによりU字体6a、6bを水
平状態で固定した後、各U字体6a、6bに収納される
横棒6c、6dをそれぞれ回動させて水平状態まで広げ
る。同様に、下部のU字体7a、7bを図2に示す折り
畳んだ状態から下方へ回動させて水平に広げて、図示し
ないねじを締め込むことによりU字体7a、7bを水平
状態で固定した後、各U字体7a、7bに収納される横
棒7c、7dをそれぞれに回動させて水平状態に広げ
る。次いで、温度センサ8a〜8hを各取付孔に取付け
るようになっている。
【0017】このように構成した実施例では、三脚など
の支持体を載置したり支柱を取付ける従来の場合と比べ
て、室内での設置を簡単かつ迅速に行なうことができ
る。また、設置に要する床面のスペースが下部の当接部
4の面積のみであり、このスペースが少なくて済む。ま
た、室内の天井1および床2に対してそれぞれ当接部
3、4が当接するとともに、上部の当接部3のばね3c
により縦棹状体5が弾性的に保持されることから、この
縦棹状体5や横棹状体6、7が設置後に外力により転倒
したり、所定位置からずれることを防止できる。
【0018】なお、本実施例では2本の横棹状体6、7
を設けたが、必要により1本のみ、あるいは3本以上の
横棹状体を設けることもできる。また、本実施例では8
個の温度センサ8a〜8hを設けたが、必要により他の
個数の温度センサを設けることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、三
脚などの支持体を載置したり支柱を取付ける作業を要す
る従来の場合と比べて、室内での設置が簡単かつ迅速で
あり、したがって、この設置作業を容易に行なうことが
でき、測定者の労力を軽減できる。また、設置に要する
床面のスペースが少なく、測定時に測定者が動きやすく
なるとともに、測定者がつまづく事故を防止でき、した
がって、測定作業を円滑に行なうことができる。また、
縦棹状体や横棹状体が設置後に外力により転倒したり、
所定位置からずれることが防止でき、したがって、温度
センサが測定中に移動することがないので温度分布状況
の測定を確実に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室内の温度分布測定装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1の温度分布測定装置の収納状態を示す説明
図である。
【図3】図1の温度分布測定装置に備えられる当接部の
構成を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 天井 2 床 3、4 当接部 5 縦棹状体 5a、5b 伸縮ポール 6、7 横棹状体 6a、6b、7a、7b U字体 6c、6d、7c、7d 横棒 8a〜8h 温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の温度分布状況の測定を行なう室内
    の温度分布測定装置において、前記室内の天井および床
    にそれぞれ当接する一対の当接部と、これらの当接部間
    に介設される伸縮可能な縦棹状体と、この縦棹状体の所
    定高さ位置に取付けられ、折り畳み可能な少なくとも1
    つの横棹状体と、この横棹状体にそれぞれ所定間隔をお
    いて取付けられる複数の温度センサとを備えたことを特
    徴とする室内の温度分布測定装置。
JP16959992A 1992-06-26 1992-06-26 室内の温度分布測定装置 Pending JPH0611394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16959992A JPH0611394A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 室内の温度分布測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16959992A JPH0611394A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 室内の温度分布測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611394A true JPH0611394A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15889483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16959992A Pending JPH0611394A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 室内の温度分布測定装置

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JP (1) JPH0611394A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020044436A1 (ja) * 2018-08-28 2021-08-10 東京電力ホールディングス株式会社 空間温度スキャナおよび空間温度の表示方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020044436A1 (ja) * 2018-08-28 2021-08-10 東京電力ホールディングス株式会社 空間温度スキャナおよび空間温度の表示方法

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