JPH06113838A - ヒドロキシラーゼ、その製造方法、ヒドロキシラーゼをコードする遺伝子、ヒドロキシラーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体 - Google Patents

ヒドロキシラーゼ、その製造方法、ヒドロキシラーゼをコードする遺伝子、ヒドロキシラーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体

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JPH06113838A
JPH06113838A JP4297654A JP29765492A JPH06113838A JP H06113838 A JPH06113838 A JP H06113838A JP 4297654 A JP4297654 A JP 4297654A JP 29765492 A JP29765492 A JP 29765492A JP H06113838 A JPH06113838 A JP H06113838A
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Japan
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hydroxylase
cmp
enzyme
neuac
dna
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Akemi Suzuki
明身 鈴木
Takehiro Kawano
武弘 川野
Yasunori Kozutsumi
保則 小堤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMP−NeuAcをCMP−NeuGcに
変換する酵素を単離する。また、当該酵素をコードする
遺伝子、当該酵素と特異的に反応するモノクローナル抗
体を得る。 【構成】 細胞破砕物を遠心分離して取得した細胞質画
分からタンパク質以外の夾雑物を除去した後、シトクロ
ームb5アフィニティーカラムを用いて分離することに
よって、細胞の可溶性分画から、CMP−NeuAcを
CMP−NeuGcに変換する酵素(シチジン一リン酸
N−アセチルヒドロキシラーゼ)を単離した。該酵素の
アミノ酸配列をもとにPCRプライマー又はDNAプロ
ーブを合成し、該酵素をコードするDNAを単離した。
また、精製した酵素を用いて、シチジン一リン酸N−ア
セチルヒドロキシラーゼに特異的に反応するモノクロー
ナル抗体を製造した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシチジン一リン酸N−ア
セチルノイラミン酸ヒドロキシラーゼ、その製造方法、
シチジン一リン酸N−アセチルノイラミン酸ヒドロキシ
ラーゼをコードする遺伝子、該遺伝子の一部分を含有
し、かつ該DNAと特異的にハイブリダイズするDN
A、シチジン一リン酸N−アセチルノイラミン酸ヒドロ
キシラーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体に関
する。
【0002】
【従来の技術】マウスなどの動物細胞の糖鎖において
は、N−アセチルノイラミン酸(NeuAc)とN−グ
リコリルノイラミン酸(NeuGc)が共存している
が、通常健常人の細胞の糖鎖にはN−グリコリルノイラ
ミン酸(NeuGc)は存在しない。ところが、ヒト細
胞であっても、ある種の癌細胞の糖鎖にはNeuGcが
見出されることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すように、シ
チジン一リン酸N−グリコリルノイラミン酸(CMP−
NeuGc)は、シチジン一リン酸N−アセチルノイラ
ミン酸(CMP−NeuAc)の5位のN−アセチル基
が水酸化されて生合成されるが、その生合成に関与する
酵素の存在は知られていなかった。
【0004】本発明の目的はCMP−NeuGc生合成
に関与する酵素を精製することにある。また、本発明の
目的は該酵素をコードする遺伝子をクローニングするこ
とにある。更に、本発明の目的は、該酵素に特異的に結
合するモノクローナル抗体を製造することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本願発明者は、
マウス細胞でNeuGcが生成される場合には、当該C
MP−NeuGcの生成に先だってその5位のN−アセ
チル基を水酸化する酵素(シチジン一リン酸N−アセチ
ルノイラミン酸ヒドロキシラーゼ、以下CMP−Neu
Acヒドロキシラーゼと記す)が発現し、この酵素によ
って1段階でヒドロキシル化が行われることを発見し
た。そして、細胞の可溶性分画からCMP−NeuAc
ヒドロキシラーゼを精製した。
【0006】本発明においては、この酵素の精製にあた
って、少なくともシトクロームb5アフィニティーカラ
ムを用いることを特徴とする。すなわち本発明において
は、細胞の可溶性分画から蛋白質以外の夾雑物を除去し
た後、シトクロームb5アフィニティーカラムでCMP
−NeuAcヒドロキシラーゼの活性を有する画分を分
画することによって、CMP−NeuAcヒドロキシラ
ーゼを精製することを特徴とする。
【0007】また、本発明においては、精製されたCM
P−NeuAcヒドロキシラーゼを切断してその断片の
アミノ酸配列を決定し、このアミノ酸配列を基にして合
成されたオリゴヌクレオチドをDNAのプローブとして
用い、このDNAプローブによりCMP−NeuAcヒ
ドロキシラーゼをコードするDNAをクローニングする
ことを特徴とする。更にこのDNAが導入された形質転
換細胞によってCMP−NeuAcヒドロキシラーゼの
大量生産が行われ、また、クローニングされたDNA
は、アンチセンス技術や遺伝子破壊技術による酵素発現
の抑制にも用いられる。
【0008】更に本発明においては、精製されたCMP
−NeuAcヒドロキシラーゼを用いて当該CMP−N
euAcヒドロキシラーゼと特異的に反応するモノクロ
ナール抗体が製造されることを特徴とする。そして、こ
のモノクロナール抗体によって、血清や摘出組織中に存
在するCMP−NeuAcヒドロキシラーゼの検出が行
われる。
【0009】因みに、このCMP−NeuAcヒドロキ
シラーゼを用いることによって、CMP−NeuAcか
ら廉価にCMP−NeuGcが得られる。
【0010】以下実施例として、マウス肝細胞からのC
MP−NeuAcヒドロキシラーゼの精製、CMP−N
euAcヒドロキシラーゼをコードするDNAのクロー
ニング、CMP−NeuAcヒドロキシラーゼと特異的
に反応するモノクローナル抗体の製造を挙げるが、本願
発明の技術的範囲がこの実施例に限定されないことはい
うまでもない。
【0011】
【実施例】
実施例1 CMP−NeuAcヒドロキシラーゼの精製 1−1 マウス肝200gに4倍容の0.1mMジチオスレイト
ール(DTT)を含む0.1mMトリス塩酸バッファを
加え、氷冷下にホモジナイズした。ホモジネートから4
0〜60%飽和硫安画分を取得し、濃縮・透析後、ホス
ホセルロースのオープンカラムを通し、夾雑物をカラム
に吸着させることによって除去した。各画分のタンパク
量は280nmの吸光度で測定した。また、酵素活性は
図2に示す方法で測定した。
【0012】すなわち、細胞ホモジネートから得た酵素
分画0.5μlを、シトクロームb5(5μM)、成分
X分画(50μg/ml)、基質としてCMP−Neu
Ac(40μM)、補酵素としてNADH(0.7m
M)、酸化防止剤としてDTT(1mM)を含む10m
Mトリス塩酸バッファ10μlに加え、37゜Cで30
分から120分間インキュベーションした後、氷冷エタ
ノールを加えて反応を停止させた。なお、シトクローム
b5及び成分X画分は、本酵素活性を補助するために必
須な因子または画分である。これを遠心し、その上清を
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)にかけ、以下
の条件で分析した。
【0013】HPLC条件: カラム:ODS−80TM(直径4.6mm、長さ25
0mm、東ソー) 溶離液:50mM NH4H2PO4、 流速:0.5mm/min 分析装置:ポンプ;SP8700(Spectra P
hisics社) 検出器;UVIDEC(日本分光) レコーダ;CR5A(島津製作所) 検出波長;271nm 定量法:ピーク面積比法 このHPLCのクロマトグラムを図3に示した。2本の
ピークが検出され、それらの溶出位置はCMP−Neu
Ac及びCMP−NeuGcの標準品の溶出位置と一致
した。基質であるCMP−NeuAcからCMP−Ne
uGcへの変換率は、CMP−NeuAc及びCMP−
NeuGcのピーク面積の比より定量化した。変換率の
計算式を以下に示す。
【0014】変換率(%)=(CMP−NeuGcの面
積)×100/(CMP−NeuAcの面積+CMP−
NeuGcの面積) また、1ユニットは1分間に1μモルのCMP−Neu
AcをCMP−NeuGcに変換する酵素量として定義
した。分画ごとの測定値を図4に示した。ホスホセルロ
ースカラムの溶出条件は下記の通りである。
【0015】カラム;Cellulose phosp
hate P11(ガラスカラム)(直径50mm、長
さ250mm、Whatman) 溶離液; (1)スターティングバッファ(starting b
uffer)組成 12.5% グリセロール 0.1mM DTTを含む10mMリン酸ナトリウムバ
ッファ pH=7.0 (2)イリューションバッファ(elution bu
ffer)組成 前記スターティングバッファにさらに0.5M NaC
lを加えたもの 1画分の量;200ml/fr. ホスホセルロースカラムを通したところ、吸光度、変換
活性共に溶出量2リットルまでの画分で高くなってい
た。
【0016】1−2 ホスホセルロースカラムの溶出画分のうち活性を有する
溶出量2リットルまでの画分を、DEAE−セファロー
スカラムにかけ、リニア・グラジエント法で分画し、各
画分の吸光度を280nmで測定した。各画分より0.
5μlをとって変換活性を測定した。結果を図5に示し
た。DEAE−セファロースカラムの溶出条件は以下の
通りである。
【0017】カラム;DEAE−Sepharose
CL−6B(直径50mm、長さ160mm) 分析装置:FPLCシステム(ファルマシア) 検出波長;280nm 溶離液; (1)スターティングバッファ組成 50mM NaCl 12.5% グリセロール 0.1mM DTTを含む10mMトリス塩酸バッファ
pH=7.5 (2)図7中点AからBの間に、NaCl濃度を50m
Mから0.2Mへとリニアに変化させるリニア・グラジ
エントをかけ、活性画分を溶出させた。点Bにおいて、
塩濃度を1M NaClまで急速に上げ、残存タンパク
を溶出した。
【0018】図5には、DEAEセファロースカラムの
溶出プロファイルを、CMP−NeuAcからCMP−
NeuGcへの変換率と、280nmの吸光度で示し
た。前記変換率のプロファイルより、溶出量5リットル
から6.5リットルの間に前記変換活性が高いことが示
された。
【0019】1−3 DEAE−セファロースカラムから溶出された溶出量5
リットルから6.5リットル間の変換活性が高い画分を
回収して、レッド−セファロースカラムにかけた。ステ
ップ・グラジエント法で分画し、各画分のタンパク量を
定量し、各画分より0.5μlをとって変換活性の測定
を行った。DEAE−セファロースカラムの溶出プロフ
ァイルを図6に示す。タンパク量は、BCAプロテイン
・アッセイ・キットで測定した。レッド−セファロース
カラムの溶出条件は以下の通りであった。
【0020】カラム;レッド−セファロースカラム(直
径25mm,長さ60mm) ポンプ;ペリスタポンプ(アトー) 溶離液;図8中、点A、Bでバッファを以下のように切
り換えた。
【0021】(1)スターティングバッファ組成 70mM NaClを含む10mMトリス塩酸バッファ
pH=7.5 (2)点Aで190mM NaClを含む10mMトリ
ス塩酸バッファpH=7.5に切り換えた。
【0022】(3)点Bで40μM CMP−NeuA
c、190mM NaClを含む10mMトリス塩酸バ
ッファ pH=7.5に切り換えた。
【0023】流速;0.11〜0.33ml/min 1画分の量;10ml/fr. インジェクション量;100ml 図6に示した溶出プロファイルより、前記酵素の変換率
は、溶出量400mlから600mlの間で高くなって
いた。
【0024】1−4 レッド−セファロースカラムから溶出された溶出量40
0mlから600mlの間の変換活性が高い画分を回収
し、シトクロームb5アフィニティーカラムで分画を行
った。シトクロームb5アフィニティーカラムは、ウマ
血清より精製した(Yasunori Kozutsu
mi,et.al,J.Biochem.110,42
9−435(1991))シトクロームb5を、臭化シ
アン活性化セファロース(CNBr−activate
d−Sepharose)に固定化して、作製した。分
画ごとのタンパク量と前記変換活性を測定した。レッド
セファロースカラムの溶出プロファイルを図7(a)に
示す。タンパク量は、BCAプロテイン・アッセイ・キ
ットで測定した。シトクロームb5アフィニティーカラ
ムでの溶出条件は以下の通りであった。
【0025】カラム;シトクロームb5アフィニティー
カラム(直径9mm,長さ44mm) 溶離液;0.1mM CMP−NeuAcを含む10m
Mトリス塩酸バッファpH=7.5 分析装置:FPLCシステム(ファルマシア) 流速;0.05ml/min 1画分の量;0.8ml/fr. インジェクション量;0.22ml 図7(a)に示した溶出プロファイルでは、活性部分は
溶出量4−10mlの部分に集中していることが認めら
れた。
【0026】活性ピークを5.15%グラジエントゲル
によるポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PA
GE)で分離したところ、図7(b)に示されるような
65Kダルトンの単一バンドを示し、前記酵素が単一の
タンパクとして精製されたことが示され、その精製標品
の比活性は6.8U/mgであった。
【0027】1−5 精製標品の等電点を以下の方法で測定した。条件は以下
の通りである。
【0028】ゲル及びゲル濃度; 5% アクリルアミド 2% アンフォライト(pI4〜6.5) 12.5% グリセロール 50μM CMP−NeuAc をTEMEDと過硫酸アンモニウムで重合させて調製し
た。
【0029】泳動条件;200V 細い帯状のレクタンゲルに試料をチャージして、等電点
電気泳動を行った後、各レーンを5mmずつ切り出し、
断片を作成した。各断片それぞれに、100μlの溶出
液(0.1mM CMP−NeuAc、12.5% グ
リセロールを含む0.2Mトリス塩酸バッファ、pH=
7.5)を加え、一夜静置してゲル内のタンパクを溶出
させた。タンパク溶出後、それぞれの活性を測定した。
活性ピークの位置と、並行して泳動したpIマーカー
(バイオラッド)の泳動位置との比較より、図8に示す
ごとくpIは4.65〜5.1の間であると結論され
た。
【0030】1−6 前記酵素の熱安定性を以下の試験にて調べた。
【0031】試料としては、DEAEセファロースカラ
ムで分画した粗精製画分を用いた。基本バッファとし
て、10mMトリス塩酸バッファを使用し、CMP−N
euAc、CMP、NeuAc、グリセロールの酵素活
性の失活阻止作用を検討した。
【0032】試料約30μUを、基本バッファ、或いは
各試薬を図9に示した終濃度となるように加えた基本バ
ッファに溶かし、試料溶液量を40μlとした。これを
20μlずつ二つに分け、一方のみ加熱処理を行った。
熱処理の条件は、基本バッファのみを用いたときに、前
記酵素活性が50%失活する条件として、55゜C・1
0分と設定した。55゜Cで10分間処理を行った加熱
試料溶液を氷冷し、その1/10量をとって、図2に従
ってアッセイを行った。加熱処理を行っていない試料溶
液も、同様にアッセイを行った。
【0033】加熱に対する前記酵素の安定性は以下の式
により表した。
【0034】熱安定性(%)=熱処理後の試料溶液の酵
素活性×100/未処理の試料溶液の酵素活性 図9に示したように、基本バッファでは55゜C・10
分の処理で試料溶液の酵素活性に約50%の失活が見ら
れたが、CMP−NeuAcまたはグリセロールを加え
た場合酵素活性の失活が阻止され、これらの化合物が酵
素の安定化作用を持つことが示されたが、CMPのみあ
るいはNeuAcのみを加えても、酵素の失活は阻止さ
れなかった。失活阻止の程度はCMP−NeuAcの濃
度に依存した。
【0035】その他、図示はしていないが各種の界面活
性剤、食塩、NADH、フラビン、DTT等についても
検討したが、いずれも酵素の失活阻止活性を示さなかっ
た。
【0036】1−7 CMP−NeuAcに対するKM 値は、精製酵素21n
g/mlを用いて以下のように求めた。CMP−Neu
Acの終濃度を図10に示したように変化させて、図2
に示したアッセイを行った。ただし、シトクロームb5
を節約するため、シトクロームb5の添加量を通常の1
/5とし、反応時間を10分ないし30分とした。結果
を図10に示した。
【0037】横軸にCMP−NeuAc濃度を、縦軸に
反応の初速度をプロットしたところ、通常のミカエリス
ーメンテン型の飽和曲線を示した。イーディ・ホフステ
ィ・プロット(図10中の囲みの中に示す)を行い、K
M 値を求めると5.0μMであった。
【0038】実施例2 CMP−NeuAcヒドロキシ
ラーゼをコードするDNAのクローニング 2−1 CMP−NeuAcヒドロキシラーゼの精製標品約6〜
12μg(0.1〜0.2nmol)を0.1%ラウリ
ル硫酸ナトリウム(SDS)に対して透析して塩を除去
し、タンパクシークエンサ470A(アプライド・バイ
オ・システムズ(ABI)社)にかけて、N末の40個
のアミノ酸の配列を決定した。決定されたアミノ酸の配
列を図11に示す。
【0039】2−2 タンパク質のリシン残基部分を選択的に切断するため、
タンパク質をいくつかのペプチドに分解するリシルエン
ドペプチダーゼを使用した。まず、本酵素の精製標品約
45μg(0.7nmol)を8M尿素で処理し変性さ
せた後、0.15Mトリス塩酸バッファpH9.0で5
倍希釈し、0.4μgのリシルエンドペプチダーゼ(l
ysyl endo peptidase)を作用さ
せ、37゜Cで一夜処理し(反応体積0.2ml)、本
酵素をいくつかのペプチドに分解した(図12
(a))。図12(b)には、リシルエンドペプチダー
ゼ処理後のこれらのペプチドを逆相カラムで分画した結
果を示した。これらピークのうち、14個について、A
BI社のタンパクシークエンサにかけてアミノ酸配列を
決定した。決定されたアミノ酸配列の内2つを、図13
及び図14にそれぞれMZ22とMZ28として示し
た。
【0040】2−3 前記ヒドロキシラーゼのアミノ酸配列から予想される塩
基配列を二つのペプチドの下に示した(図13及び図1
4)。ポリメラーゼ・チェイン・リアクション(pol
ymerase chain reaction、以下
PCRと略す)を用いてDNAの増幅を行うため、図1
3及び図14中の比較的縮重度の低い部分についてプラ
イマーを合成した。HZ22の部分についてセンス・プ
ライマー(sense primer)であるプライマ
ー2(64通りの混合プライマー)を、同様にMZ28
の部分についてアンチ・センス・プライマー(anti
−sense primer)であるプライマーC,プ
ライマーD(プライマーCについては48通り、プライ
マーDについては96通りの混合プライマー)を作成し
た(図13及び図14)。マウスの肝臓のcDNAを鋳
型として、PCR法によってプライマー2とプライマー
C及びプライマー2とプライマーDとの間のcDNAを
それぞれ増幅させ、その塩基配列を決定した。増幅に用
いた反応条件は図15に示す。
【0041】図17には、図16に示されるプライマー
2とプライマーC、およびプライマー2とプライマーD
の組み合わせで増幅されたDNAの2%アガロースゲル
電気泳動像を示した。サイズマーカーとしては、λ−E
coT14I(Takara)を用い、120V定電圧
で45分間泳動を行い、エチジウムブロマイド(eth
idium bromide)によりDNAを染色して
検出した。マウス脳のcDNAをネガティブコントロー
ルとした。なお、本願発明者は、マウス脳細胞ではCM
P−NeuAcヒドロキシラーゼが発現しないことを見
いだしている。図17に示したバンドのうち、矢印のつ
いていないバンドは脳でも現れているか、プライマーD
だけを用いた増幅でも現れているので、非特異的なバン
ドであり、その他の矢印の2本のバンドが、目的とする
CMP−NeuAcヒドロキシラーゼをコードするDN
A断片である。
【0042】これらのDNA断片のうちサイズの大きい
断片について塩基配列を決定した。塩基配列の決定は図
18に示した方法により行った。
【0043】決定されたMZ22とMZ28に挟まれる
領域のアミノ酸をコードするDNAの塩基配列(プライ
マー部分を除いて123bp、41アミノ酸)を図19
に示す。この123bpの塩基配列をもとに合成した複
合プライマーと、ポリAテイル(poly A tai
l)にハイブリダイズするオリゴdTプライマーを用い
て、同様にしてPCR法によりC末側のcDNAを増幅
し、約700bpのCMP−NeuAcヒドロキシラー
ゼのC末側をコードするDNA断片を得た。
【0044】さらに、ここで得られた123bpの塩基
配列をもとに合成した複合プライマーと、図14に示し
たN末のアミノ酸配列から予想される塩基配列に基づい
て合成した複合プライマーを用いて、PCR法でN末側
cDNAを増幅し約1.5KbpのCMP−NeuAc
ヒドロキシラーゼのN末側をコードするDNA断片を得
た。
【0045】さらに、CMP−NeuAcヒドロキシラ
ーゼをコードするDNAのスタートコドンと、図11に
示したN末のアミノ酸配列から予想される塩基配列に基
づいて合成した複合プライマーとで挟まれる領域のDN
Aは、判明したN末のアミノ酸配列とオプティマルコド
ンをもとに合成した。
【0046】これらの方法によりCMP−NeuAcヒ
ドロキシラーゼのコーディング領域(coding r
egion)全体約2.3KbpにわたってDNAを単
離した。
【0047】2−4 マウス肝臓より常法に従い、mRNAを単離した。これ
にウイルス由来の逆転写酵素を作用させて、cDNAを
得た。さらに、大腸菌由来のRNaseH、及びDNA
ポリメラーゼを作用させ、二本鎖DNAを調整した。こ
のDNAにEcoRIアダプターを付加した後、λgt
10ベクターのEcoRI部位に組み込んだ。こうして
得られたリコンビナントベクターを用いてλファージを
再構成しcDNAライブラリーとした。
【0048】上記のように作成したλgt10ライブラ
リーを1シャーレあたり約2×101 個になるようにま
き、プラークを形成させニトロセルロース膜に転写し
た。次に、PCRで得られた123bpのcDNA断片
をランダムプライマー法を用いて32Pで標識してプロー
ブとし、既に得たニトロセルロース膜に対して情報に従
ったプラークハイブリダイゼーション行った。全部で2
×106 個のファージをスクリーニングして3個の陽性
クローンを得、λmZ -1,λmZ -2,λmZ-3と
した。これらのクローンの内、最も長いインサートを有
するλmZ -2についてそのDNA配列を決定したとこ
ろ、予想されるNeuAcのオープンリーディングフレ
ームのすべてを含有していた。
【0049】実施例3 CMP−NeuAcヒドロキシ
ラーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体の製造 3−1 モノクローナル抗体は梅田らの方法(実験医学第6巻1
0号(1988))に従い、以下のようにして作製し
た。
【0050】精製酵素約100μlをニトロセルロース
膜に直接吸着させた。
【0051】免疫動物としては、10〜12週齢のウィ
スターラットを用い、ネンブタール原液(50mg/m
l)を150〜200μlを腹腔内に投与した。
【0052】抗原溶液は、上記のようにタンパクを吸着
させたニトロセルロースをはさみで細切後にホモジナイ
ズして懸濁液とし、この0.2mlを脾内投与した。5
〜10μg/ラットの抗原量で最初の免疫後26日目、
30日目に2度ブーストし、免疫グロブリン(IgG)
を形成させた。
【0053】このIgGを用いて、ハイブリドーマを作
製した。ミエローマ細胞としては、P3−X63−Ag
8.653を使用した。脾細胞浮游液に予め洗浄してお
いたミエローマを脾細胞と1:10の割合で加え、50
%ポリエチレングリコールで細胞を集めた後に96ウェ
ルプレートに200μl/ウェルずつまき、5%CO2
インキュベータ中37゜Cで培養した。10〜14日
後、コロニーが肉眼で観察されるようになった後、EL
ISAにより抗体のスクリーニングを行った。以上の操
作により、CMP−NeuAcヒドロキシラーゼと特異
的に反応するモノクローナル抗体が得られた。
【0054】ニトロセルロース膜上では、上記の抗原は
変性した状態にあるため、通常より免疫原性が高く、ま
た、ウェスタン・ブロットを行った際にCMP−Neu
Acヒドロキシラーゼと特異的に反応する選択性の高い
抗体が得られた。
【0055】3−2 本酵素のcDNAの全長及びその一部をベクターに組み
込んで大腸菌に導入し、本酵素タンパク及びその一部を
発現させた。これらを抗原として動物を免疫し、3−1
と同様の方法により、CMP−NeuAcヒドロキシラ
ーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体を得た。
【0056】なお、上記実施例1に記載の方法と同様な
方法によって、様々な生物種のCMP−NeuAcヒド
ロキシラーゼを単離することが可能である。
【0057】また、上記実施例2によって得られたDN
A断片をプローブとして様々な生物種のDNAライブリ
ーをスクリーニングすることにより様々な生物種のCM
P−NeuAcヒドロキシラーゼをコードするCMP−
NeuAcヒドロキシラーゼする遺伝子がクローニング
できる。また、本実施例で得られたDNAをプローブと
して用いれば、ノーザンブロッティングによる分析で容
易に癌細胞の検出ができる可能性がある。癌細胞でCM
P−NeuAcヒドロキシラーゼが発現していれば、対
応するメッセンジャーRNAが製造されているのに対
し、通常の細胞はCMP−NeuAcヒドロキシラーゼ
が発現しておらず、対応するメッセンジャーRNAが製
造されていないからである。
【0058】また、本発明によってCMP−NeuAc
ヒドロキシラーゼをコードするDNAがクローニングさ
れたため、アンチセンス技術や細胞の遺伝子破壊技術に
用いるDNAを容易に作成できる。そして、アンチセン
ス技術や細胞の遺伝子破壊技術を用いてCMP−Neu
Acヒドロキシラーゼの発現を抑え、CMP−NeuA
cヒドロキシラーゼを産生しない培養細胞を作成し、糖
鎖のデザインを行うことができる。
【0059】更に、上記実施例3で得られる抗体や抗血
清を用いて、患者の血清や摘出組織中に存在するCMP
−NeuAcヒドロキシラーゼの検出を感度良く行うこ
とができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によって得られるC
MP−NeuAcヒドロキシラーゼを用いて従来CTP
とNeuGcから合成されていたCMP−NeuGc
を、CMP−NeuAcを原料として廉価に合成するこ
とができる。
【0061】さらに、本発明により得られる抗体や抗血
清を利用することにより、所定の癌の早期発見を行うこ
とも可能となる。
【0062】また、本発明で得られるDNAにより、容
易に遺伝子診断を行うことができると共に、アンチセン
ス技術または細胞の遺伝子破壊技術による発現の抑制
や、これに伴う糖鎖デザインを行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基質であるCMP−NeuAcが水酸化されて
CMP−NeuGcが生産される反応を示す図である。
【図2】前記酵素のアッセイ法を示す図である。
【図3】基質であるCMP−NeuAcを水酸化してC
MP−NeuGcを産生させたときの、HPLC分析の
クロマトグラムである。
【図4】ホスホセルロースカラムP11を用いたときの
クロマトグラムを示した図である。
【図5】DEAEーセファロースカラムを用いたときの
クロマトグラムを示した図である。
【図6】レッドーセファロースカラムを用いたときのク
ロマトグラムを示した図である。
【図7】図7(a)は、シトクロームb5アフィニティ
ーカラムを用いたときのクロマトグラムを示した図であ
り、図7(b)はシトクロームb5アフィニティーカラ
ムを用いたときのポリアクリルアミドゲル電気泳動結果
を示した写真である。
【図8】CMP−NeuAcヒドロキシラーゼの変換率
(%)と標準pIマーカーの移動位置で決定したpIを
示した図である。
【図9】CMP−NeuAcヒドロキシラーゼの熱安定
性を調べた結果を示した図である。
【図10】CMP−NeuAcヒドロキシラーゼの熱安
定性に対するCMP−NeuAc濃度の影響を調べた結
果を示した図である。グラフの囲み中は、イーディ・ホ
フスティ・プロットである。
【図11】CMP−NeuAcヒドロキシラーゼのN末
のアミノ酸配列及び対応する塩基配列を示した図であ
る。
【図12】リシルエンドペプチダーゼによるCMP−N
euAcヒドロキシラーゼ精製製品の限定加水分解の手
順(a)とその限定加水分解産物のHPLC分析結果
(b)とを示した図である。
【図13】MZ22のアミノ酸配列及び対応DNA配列
を示した図である。
【図14】MZ28のアミノ酸配列及び対応DNA配列
を示した図である。
【図15】PCR法の反応条件を示した図である。
【図16】CMP−NeuAcヒドロキシラーゼ全長に
対応するPCRプライマーの位置を示した図である。
【図17】肝臓及び脳のプライマー2とプライマーC、
プライマー2とプライマーDとを用い、PCR法で増幅
させたときに発現された前記酵素のDNA断片の電気泳
動の結果を示す図である。
【図18】シークエンシングの手順を示した図である。
【図19】PCR法で使用したプライマー部分とそれら
のプライマー部分の間で増幅されたDNAの塩基配列を
示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/08 8214−4B // C12N 15/08 (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 川野 武弘 千葉県習志野市津田沼3−16−14−501 (72)発明者 小堤 保則 京都市右京区嵯峨朝日町11−1 ルミエー ル嵐山311

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シチジン一リン酸N−アセチルノイラミ
    ン酸(CMP−NeuAc)の5位のN−アセチル基を
    水酸化し、N−グリコリル基に変換するシチジン一リン
    酸N−アセチルノイラミン酸ヒドロキシラーゼ。
  2. 【請求項2】 下記の工程を含むことを特徴とするシチ
    ジン一リン酸N−アセチルノイラミン酸ヒドロキシラー
    ゼの製造方法、 1)細胞破砕物を遠心分離し、細胞質画分を分離する工
    程、 2)細胞質画分から蛋白質以外の夾雑物を除去する工
    程、 3)少なくともシトクロームb5アフィニティーカラム
    を用いて、シチジン一リン酸N−アセチルノイラミン酸
    ヒドロキシラーゼの活性を有する画分を分画する工程。
  3. 【請求項3】 シチジン一リン酸N−アセチルノイラミ
    ン酸ヒドロキシラーゼをコードする遺伝子を含有するD
    NA。
  4. 【請求項4】 シチジン一リン酸N−アセチルノイラミ
    ン酸ヒドロキシラーゼをコードする遺伝子の少なくとも
    一部分を含有し、かつシチジン一リン酸N−アセチルノ
    イラミン酸ヒドロキシラーゼをコードするDNAと特異
    的にハイブリダイズするDNA。
  5. 【請求項5】 シチジン一リン酸N−アセチルノイラミ
    ン酸ヒドロキシラーゼと特異的に反応するモノクローナ
    ル抗体。
JP4297654A 1992-10-08 1992-10-08 ヒドロキシラーゼ、その製造方法、ヒドロキシラーゼをコードする遺伝子、ヒドロキシラーゼと特異的に反応するモノクローナル抗体 Pending JPH06113838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0752474A1 (en) * 1995-07-07 1997-01-08 Boehringer Mannheim Gmbh Nucleic acid coding for CMP-N-acetyl-neuraminic acid hydroxylase and its use for the production of modified glycoproteins
WO1997003200A1 (en) * 1995-07-07 1997-01-30 Boehringer Mannheim Gmbh Nucleic acid coding for cmp-n-acetyl-neuraminic acid hydroxylase and its use for the production of modified glycoproteins
US7368284B2 (en) 2003-06-06 2008-05-06 University Of Pittsburgh Porcine CMP-N-Acetylneuraminic acid hydroxylase gene

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WO1997003200A1 (en) * 1995-07-07 1997-01-30 Boehringer Mannheim Gmbh Nucleic acid coding for cmp-n-acetyl-neuraminic acid hydroxylase and its use for the production of modified glycoproteins
US7368284B2 (en) 2003-06-06 2008-05-06 University Of Pittsburgh Porcine CMP-N-Acetylneuraminic acid hydroxylase gene

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