JPH06113644A - 回転式刈払機のカッターコード - Google Patents
回転式刈払機のカッターコードInfo
- Publication number
- JPH06113644A JPH06113644A JP4270093A JP27009392A JPH06113644A JP H06113644 A JPH06113644 A JP H06113644A JP 4270093 A JP4270093 A JP 4270093A JP 27009392 A JP27009392 A JP 27009392A JP H06113644 A JPH06113644 A JP H06113644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monofilament
- cutter
- section
- cord
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/416—Flexible line cutters
- A01D34/4168—Constructional details of the flexible lines
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 芝草や雑草の刈取能力および耐久性が均衡し
てすぐれた回転式刈払機のカッターコードを提供する。 【構成】 断面内に少なくとも一つの角部２を有する平
均直径が０．６〜４．０ｍｍの合成樹脂製異形断面モノ
フィラメント１対し、５〜２００Ｔ／Ｍのねじりをか
け、熱セットすることにより、角部２´がモノフィラメ
ントの外周面長手方向にらせん状に連続するように形成
した賦形モノフィラメント１´からなることを特徴とす
る。
てすぐれた回転式刈払機のカッターコードを提供する。 【構成】 断面内に少なくとも一つの角部２を有する平
均直径が０．６〜４．０ｍｍの合成樹脂製異形断面モノ
フィラメント１対し、５〜２００Ｔ／Ｍのねじりをか
け、熱セットすることにより、角部２´がモノフィラメ
ントの外周面長手方向にらせん状に連続するように形成
した賦形モノフィラメント１´からなることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、芝草や雑草を刈取る回
転式刈払機の回転刃として使用する合成樹脂モノフィラ
メント製のカッターコードに関するものであり、さらに
詳しくは、刈取能力および耐久性を改良した回転式刈払
機のカッターコードに関するものである。
転式刈払機の回転刃として使用する合成樹脂モノフィラ
メント製のカッターコードに関するものであり、さらに
詳しくは、刈取能力および耐久性を改良した回転式刈払
機のカッターコードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】刈払機は、一般家庭、庭園、公園および
各種スポーツ競技場などのの芝草や雑草などの刈取用、
牧場の牧草刈取用、農園やあぜ道の雑草刈取用および道
路や河岸堤防の雑草刈取用などの多方面に広く利用され
ている。
各種スポーツ競技場などのの芝草や雑草などの刈取用、
牧場の牧草刈取用、農園やあぜ道の雑草刈取用および道
路や河岸堤防の雑草刈取用などの多方面に広く利用され
ている。
【０００３】このような刈払機としては、金属製のノコ
ギリ状回転刃を高速回転させて、これを芝草や雑草など
に当てて刈取る型式のものが、従来からもっぱら使用さ
れてきたが、この型式の刈払機は、その刈取能力はすぐ
れているものの、作業中に金属製回転刃が石塊、コンク
リート、ガラス片および金属片などに当った場合に、刃
先の一部が破損し、しかも破損した刃や石片などが飛散
して作業者に怪我を負わすという危険を含んでいる。
ギリ状回転刃を高速回転させて、これを芝草や雑草など
に当てて刈取る型式のものが、従来からもっぱら使用さ
れてきたが、この型式の刈払機は、その刈取能力はすぐ
れているものの、作業中に金属製回転刃が石塊、コンク
リート、ガラス片および金属片などに当った場合に、刃
先の一部が破損し、しかも破損した刃や石片などが飛散
して作業者に怪我を負わすという危険を含んでいる。
【０００４】また、金属製回転刃を有する刈払機を用い
て、石垣、飛び石および植え込みなどの周辺の芝草や雑
草などの刈取作業を行なう場合には、回転刃がこれらの
障害物によって損傷を受けたり、あるいは植込み植物の
根元を切断したりして、能率的な作業を行なうことが困
難であった。
て、石垣、飛び石および植え込みなどの周辺の芝草や雑
草などの刈取作業を行なう場合には、回転刃がこれらの
障害物によって損傷を受けたり、あるいは植込み植物の
根元を切断したりして、能率的な作業を行なうことが困
難であった。
【０００５】そこで最近では、上述した問題を解消し、
安全でしかも植物に傷を付けない回転刃として、合成樹
脂モノフィラメント製カッターコードが開発され、とく
に上記したような金属製回転刃では清掃困難な場所を対
象として使用されている。
安全でしかも植物に傷を付けない回転刃として、合成樹
脂モノフィラメント製カッターコードが開発され、とく
に上記したような金属製回転刃では清掃困難な場所を対
象として使用されている。
【０００６】すなわち、この型式の回転式刈払機は、例
えば特開昭４９−１３１８３４号公報および特公昭５１
−２８５３８号公報などに記載されているように、金属
やプラスチックからなる回転体に、長さ約１０〜２０ｃ
ｍの合成樹脂モノフィラメント、例えばポリアミドモノ
フィラメントからなるカッターコードを、１本ないしは
複数本取付け、これを高速回転させて芝草や雑草などを
打ち払うことによって刈払作業を行なうものである。
えば特開昭４９−１３１８３４号公報および特公昭５１
−２８５３８号公報などに記載されているように、金属
やプラスチックからなる回転体に、長さ約１０〜２０ｃ
ｍの合成樹脂モノフィラメント、例えばポリアミドモノ
フィラメントからなるカッターコードを、１本ないしは
複数本取付け、これを高速回転させて芝草や雑草などを
打ち払うことによって刈払作業を行なうものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来の合成樹脂モノフィラメント製カッターコードは、一
般に円形断面からなるため、それ自体に切削性がなく、
高速回転による回転力によってのみ芝草や雑草を当て切
りするようになっている。
来の合成樹脂モノフィラメント製カッターコードは、一
般に円形断面からなるため、それ自体に切削性がなく、
高速回転による回転力によってのみ芝草や雑草を当て切
りするようになっている。
【０００８】したがって、刈払機の回転速度が大きいほ
ど、刈取能力が高められるが、回転速度が過度になり過
ぎると、カッターコードの折損、割れおよび摩耗などが
顕著になるため、すぐれた刈取能力と耐久性が両立でき
ないという問題があった。
ど、刈取能力が高められるが、回転速度が過度になり過
ぎると、カッターコードの折損、割れおよび摩耗などが
顕著になるため、すぐれた刈取能力と耐久性が両立でき
ないという問題があった。
【０００９】すなわち、刈取能力を高めようとすると、
カッターコードの耐久性が阻害されるために、カッター
コードをしばしば交換する必要を生じ、作業性およびコ
ストの面で不利となる。
カッターコードの耐久性が阻害されるために、カッター
コードをしばしば交換する必要を生じ、作業性およびコ
ストの面で不利となる。
【００１０】また、耐久性を高めようとすると、どうし
ても刈払機の回転力を制限しなくてはならず、刈取能力
をある程度犠牲とせざるを得ない。
ても刈払機の回転力を制限しなくてはならず、刈取能力
をある程度犠牲とせざるを得ない。
【００１１】本発明は、上述した従来の刈払機における
合成樹脂モノフィラメント製カッターコードが有する問
題点を解決するために検討した結果達成されたものであ
る。
合成樹脂モノフィラメント製カッターコードが有する問
題点を解決するために検討した結果達成されたものであ
る。
【００１２】したがって本発明の目的は、芝草や雑草の
刈取能力および耐久性が均衡してすぐれた回転式刈払機
のカッターコードを提供することにある。
刈取能力および耐久性が均衡してすぐれた回転式刈払機
のカッターコードを提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の回転式刈払機のカッターコードは、断面
内に少なくとも一つの角部を有する平均直径が０．６〜
４．０ｍｍの合成樹脂製異形断面モノフィラメントに対
し、５〜２００Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セットするこ
とにより、前記角部が前記モノフィラメントの外周面長
手方向にらせん状に連続するように形成した賦形モノフ
ィラメントからなることを特徴とする。
めに、本発明の回転式刈払機のカッターコードは、断面
内に少なくとも一つの角部を有する平均直径が０．６〜
４．０ｍｍの合成樹脂製異形断面モノフィラメントに対
し、５〜２００Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セットするこ
とにより、前記角部が前記モノフィラメントの外周面長
手方向にらせん状に連続するように形成した賦形モノフ
ィラメントからなることを特徴とする。
【００１４】本発明の回転式刈払機のカッターコード
は、断面内に少なくとも一つの角部を有する合成樹脂製
異形断面モノフィラメントを素材とし、これに５〜２０
０Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セットすることにより、前
記角部が前記モノフィラメントの外周面長手方向にらせ
ん状に連続するように賦形したため、前記モノフィラメ
ントの外周面に存在するらせん状の角部が刃となって、
芝草や雑草の刈取能力に貢献する。
は、断面内に少なくとも一つの角部を有する合成樹脂製
異形断面モノフィラメントを素材とし、これに５〜２０
０Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セットすることにより、前
記角部が前記モノフィラメントの外周面長手方向にらせ
ん状に連続するように賦形したため、前記モノフィラメ
ントの外周面に存在するらせん状の角部が刃となって、
芝草や雑草の刈取能力に貢献する。
【００１５】したがって、従来よりも芝刈機の回転力を
小さく制御しても、上記カッターコードのらせん状角部
からなる刃によって、刈取能力が高められるため、カッ
ターコードの折損、割れおよび摩耗などの発生を抑制す
ることができ、すぐれた刈取能力と耐久性の両立を可能
とすることができる。
小さく制御しても、上記カッターコードのらせん状角部
からなる刃によって、刈取能力が高められるため、カッ
ターコードの折損、割れおよび摩耗などの発生を抑制す
ることができ、すぐれた刈取能力と耐久性の両立を可能
とすることができる。
【００１６】本発明で用いる合成樹脂製異形断面モノフ
ィラメントとは、ナイロン６、ナイロン６６、ナイロン
６１０、ナイロン６１２、ナイロン１１およびナイロン
１２などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ
塩化ビニリデン、ポリ弗化ビニリデンなどのポリハロゲ
ン化炭化水素、ポリオキシメチレンなどのポリエーテル
およびこれらを主成分とする共重合体やポリマブレンド
などの繊維形成性重合体を、異形断面口金を用いて通常
の方法により溶融紡糸し、必要に応じて延伸、熱セット
してなる、平均直径が０．６〜４．０ｍｍの糸条であ
る。
ィラメントとは、ナイロン６、ナイロン６６、ナイロン
６１０、ナイロン６１２、ナイロン１１およびナイロン
１２などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ
塩化ビニリデン、ポリ弗化ビニリデンなどのポリハロゲ
ン化炭化水素、ポリオキシメチレンなどのポリエーテル
およびこれらを主成分とする共重合体やポリマブレンド
などの繊維形成性重合体を、異形断面口金を用いて通常
の方法により溶融紡糸し、必要に応じて延伸、熱セット
してなる、平均直径が０．６〜４．０ｍｍの糸条であ
る。
【００１７】なお上記の重合体の中でも、モノフィラメ
ントの強靭性や紡糸性の面から、とくにポリアミド系重
合体の使用が好ましい。
ントの強靭性や紡糸性の面から、とくにポリアミド系重
合体の使用が好ましい。
【００１８】また上記の合成樹脂モノフィラメントに
は、可塑剤、滑剤、耐熱剤、耐光剤、耐侯剤、帯電防止
剤、砥剤、顔料および染料などの通常の添加剤を必要量
含有せしめることができる。
は、可塑剤、滑剤、耐熱剤、耐光剤、耐侯剤、帯電防止
剤、砥剤、顔料および染料などの通常の添加剤を必要量
含有せしめることができる。
【００１９】ここで、上記モノフィラメントの異形断面
とは、断面内に少なくとも一つの角部を有する形状を意
味し、具体例としては扇形、矩形、菱形、三角形、四角
形、五角形および六角形などの断面形状を意味する。
とは、断面内に少なくとも一つの角部を有する形状を意
味し、具体例としては扇形、矩形、菱形、三角形、四角
形、五角形および六角形などの断面形状を意味する。
【００２０】また、上記異形断面モノフィラメントの平
均直径とは、モノフィラメント断面の（外接円直径＋内
接円直径）／２から導かれた値を意味する。
均直径とは、モノフィラメント断面の（外接円直径＋内
接円直径）／２から導かれた値を意味する。
【００２１】図１に、本発明で用いる代表的な異形断面
モノフィラメントである断面が矩形のモノフィラメント
１の斜視図を示した。
モノフィラメントである断面が矩形のモノフィラメント
１の斜視図を示した。
【００２２】すなわち、図１に示した矩形断面モノフィ
ラメントは、その断面内において４つの角部２を有して
いる。
ラメントは、その断面内において４つの角部２を有して
いる。
【００２３】図２は、図１の断面矩形モノフィラメント
１に対し、１〜２００Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セット
することにより得られた、賦形モノフィラメント１´の
斜視図を示している。
１に対し、１〜２００Ｔ／Ｍのねじりをかけ、熱セット
することにより得られた、賦形モノフィラメント１´の
斜視図を示している。
【００２４】すなわち、図２に示した賦形モノフィラメ
ント１´においては、前記角部２が、モノフィラメント
の外周面長手方向にらせん状に連続した角部２´に変形
しており、モノフィラメントの周面にこれららせん状の
角部２´が連続して多数存在することになる。
ント１´においては、前記角部２が、モノフィラメント
の外周面長手方向にらせん状に連続した角部２´に変形
しており、モノフィラメントの周面にこれららせん状の
角部２´が連続して多数存在することになる。
【００２５】上記賦形モノフィラメント２´は、異形断
面モノフィラメントを、その素材樹脂の軟化点以上の温
度に加熱して、これに撚糸機などを用いて５〜２００Ｔ
／Ｍ、好ましくは１０〜１５０Ｔ／Ｍのねじりをかけ、
次いで緊張ないしは弛緩状態で２００〜２５０℃の温度
で熱セットし、上記ねじりを固定することにより得るこ
とができる。
面モノフィラメントを、その素材樹脂の軟化点以上の温
度に加熱して、これに撚糸機などを用いて５〜２００Ｔ
／Ｍ、好ましくは１０〜１５０Ｔ／Ｍのねじりをかけ、
次いで緊張ないしは弛緩状態で２００〜２５０℃の温度
で熱セットし、上記ねじりを固定することにより得るこ
とができる。
【００２６】ここで、ねじりが５Ｔ／Ｍ以下では刈取能
力の向上効果が小さく、また２００Ｔ／Ｍ以上では逆に
刈取能力が低下する傾向となるため好ましくない。
力の向上効果が小さく、また２００Ｔ／Ｍ以上では逆に
刈取能力が低下する傾向となるため好ましくない。
【００２７】かくして、上記賦形モノフィラメント２´
を刈払機のカッターコードに適用した場合には、回転す
るカッターコードの周面に連続して存在するらせん状角
部２´が刃先としての切断効果を発揮し、しかもカッタ
ーコードの周面全体が刃先として機能することから、芝
草や雑草を均等に刈払うことが可能となり、その刈取能
力がきわめて向上する。
を刈払機のカッターコードに適用した場合には、回転す
るカッターコードの周面に連続して存在するらせん状角
部２´が刃先としての切断効果を発揮し、しかもカッタ
ーコードの周面全体が刃先として機能することから、芝
草や雑草を均等に刈払うことが可能となり、その刈取能
力がきわめて向上する。
【００２８】以下に実施例により、本発明の構成および
効果をさらに説明する。
効果をさらに説明する。
【００２９】
【実施例１】９８％濃硫酸を溶剤として測定した相対粘
度が４．２のナイロン６を、矩形断面口金を用いて２６
０℃の温度で溶融紡糸し、２０℃の冷却水浴で冷却固化
した後、引き続いて９５℃熱水浴中で４倍に延伸し、長
径：３．１ｍｍ、短径：２．２ｍｍ、平均直径：２．７
ｍｍの矩形断面モノフィラメントを得た。
度が４．２のナイロン６を、矩形断面口金を用いて２６
０℃の温度で溶融紡糸し、２０℃の冷却水浴で冷却固化
した後、引き続いて９５℃熱水浴中で４倍に延伸し、長
径：３．１ｍｍ、短径：２．２ｍｍ、平均直径：２．７
ｍｍの矩形断面モノフィラメントを得た。
【００３０】次に、上記矩形断面モノフィラメントに２
５Ｔ／Ｍのねじりをかけながら２４０℃で熱セットする
ことにより、賦形モノフィラメントＡを得た。
５Ｔ／Ｍのねじりをかけながら２４０℃で熱セットする
ことにより、賦形モノフィラメントＡを得た。
【００３１】一方、比較のために、上記ねじりをかけな
い矩形断面モノフィラメントＢ、および上記と同じ素材
を円形ノズルを用いる以外は上記と同様に紡糸、延伸し
て得られた直径：２．４ｍｍの円形断面モノフィラメン
トＣを準備した。
い矩形断面モノフィラメントＢ、および上記と同じ素材
を円形ノズルを用いる以外は上記と同様に紡糸、延伸し
て得られた直径：２．４ｍｍの円形断面モノフィラメン
トＣを準備した。
【００３２】このようにして得られた３種のモノフィラ
メントＡ〜Ｃについて、刈払機にカッターコードとして
着装し、実用試験に供した際の刈取能力を評価し、その
結果を表１に示した。
メントＡ〜Ｃについて、刈払機にカッターコードとして
着装し、実用試験に供した際の刈取能力を評価し、その
結果を表１に示した。
【００３３】なお、刈払機の実用試験は、（株）共立製
“てが−る”ＳＲＭ−１４１Ｆ型（回転数８０００ＲＰ
Ｍ）の専用カセットリ―ルに、モノフィラメントのカッ
ターコードを３ｍ巻付け、先端の１５ｃｍをカセットか
ら引き出して回転刃となし、この刈払機を運転して、夏
期ゴルフ場の約７cm程度に伸びた芝草を刈取ることによ
り行った。
“てが−る”ＳＲＭ−１４１Ｆ型（回転数８０００ＲＰ
Ｍ）の専用カセットリ―ルに、モノフィラメントのカッ
ターコードを３ｍ巻付け、先端の１５ｃｍをカセットか
ら引き出して回転刃となし、この刈払機を運転して、夏
期ゴルフ場の約７cm程度に伸びた芝草を刈取ることによ
り行った。
【００３４】そして、上記実用試験における刈取能力
（単位時間（１０分）当たりの刈取面積）、刈取状況
（刈取後の芝生の状態）およびモノフィラメントの耐久
性（刈取終了後のモノフィラメント摩耗状況）を評価し
た結果を表１に示す。
（単位時間（１０分）当たりの刈取面積）、刈取状況
（刈取後の芝生の状態）およびモノフィラメントの耐久
性（刈取終了後のモノフィラメント摩耗状況）を評価し
た結果を表１に示す。
【００３５】 ［表１］ No 刈取能力（ｍ2 ／１０分） 刈取状況 モノフィラメントの耐久性 Ａ ４７ 平坦 摩耗ほとんどなし Ｂ ２９ 凹凸有り 摩耗激しい Ｃ ２６ 凹凸有り 摩耗激しい
【００３６】表１の結果から明らかなように、本願発明
のモノフィラメント（カッターコード）によれば、芝草
の刈取能力が大幅に向上し、しかも芝草を平坦に刈取す
ることが可能で、カッターコードの耐久性もすぐれてい
る。
のモノフィラメント（カッターコード）によれば、芝草
の刈取能力が大幅に向上し、しかも芝草を平坦に刈取す
ることが可能で、カッターコードの耐久性もすぐれてい
る。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転式刈
払機のカッターコードによれば、芝刈機の回転力を小さ
く制御しても、カッターコードのらせん状角部からなる
刃によって、刈取能力が高められるため、カッターコー
ドの折損、割れおよび摩耗などの発生を抑制することが
でき、すぐれた刈取能力と耐久性の両立を可能とするこ
とができる。
払機のカッターコードによれば、芝刈機の回転力を小さ
く制御しても、カッターコードのらせん状角部からなる
刃によって、刈取能力が高められるため、カッターコー
ドの折損、割れおよび摩耗などの発生を抑制することが
でき、すぐれた刈取能力と耐久性の両立を可能とするこ
とができる。
【図１】図１は異形断面（矩形断面）モノフィラメント
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図２は図１のモノフィラメントにねじり加工を
施した賦形モノフィラメントの斜視図である。
施した賦形モノフィラメントの斜視図である。
１……異形断面（矩形断面）モノフィラメント… ２……角部 １´…賦形モノフィラメント ２´…らせん状角部
Claims (1)
- 【請求項１】 断面内に少なくとも一つの角部を有する
平均直径が０．６〜４．０ｍｍの合成樹脂製異形断面モ
ノフィラメントに対し、５〜２００Ｔ／Ｍのねじりをか
け、熱セットすることにより、前記角部が前記モノフィ
ラメントの外周面長手方向にらせん状に連続するように
形成した賦形モノフィラメントからなることを特徴とす
る回転式刈払機のカッターコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4270093A JPH06113644A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回転式刈払機のカッターコード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4270093A JPH06113644A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回転式刈払機のカッターコード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06113644A true JPH06113644A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17481437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4270093A Pending JPH06113644A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回転式刈払機のカッターコード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06113644A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2741776A1 (fr) * | 1995-11-30 | 1997-06-06 | Speed France | Fil de coupe pour debrouissailleuses et taille-bordures |
| WO1997043469A1 (de) * | 1996-05-10 | 1997-11-20 | Klaus Bloch | Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines mähfadens |
| KR100976093B1 (ko) * | 2008-05-26 | 2010-08-16 | 김정규 | 예초기용 커터 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4270093A patent/JPH06113644A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2741776A1 (fr) * | 1995-11-30 | 1997-06-06 | Speed France | Fil de coupe pour debrouissailleuses et taille-bordures |
| WO1997043469A1 (de) * | 1996-05-10 | 1997-11-20 | Klaus Bloch | Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines mähfadens |
| KR100976093B1 (ko) * | 2008-05-26 | 2010-08-16 | 김정규 | 예초기용 커터 |
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