JPH0611287A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH0611287A
JPH0611287A JP4169370A JP16937092A JPH0611287A JP H0611287 A JPH0611287 A JP H0611287A JP 4169370 A JP4169370 A JP 4169370A JP 16937092 A JP16937092 A JP 16937092A JP H0611287 A JPH0611287 A JP H0611287A
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JP
Japan
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heat transfer
transfer tubes
heat exchanger
mesh
heat
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JP4169370A
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Inventor
Katsuhiro Kawabata
克宏 川端
Hiroyuki Yamashita
浩幸 山下
Koichi Yasuo
晃一 安尾
Kenichi Suehiro
賢一 末広
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/48Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor using adhesives, i.e. using supplementary joining material; solvent bonding
    • B29C65/52Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor using adhesives, i.e. using supplementary joining material; solvent bonding characterised by the way of applying the adhesive
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    • B29C66/50General aspects of joining tubular articles; General aspects of joining long products, i.e. bars or profiled elements; General aspects of joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; General aspects of joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/06Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts
    • B29K2105/20Inserts
    • B29K2105/206Meshes, lattices or nets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッシュフィンタイプの熱交換器における水
はけ性を向上させる。 【構成】 多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、
該伝熱管1,1・・の外周に対してその管軸と平行に接
合された多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交
換器において、前記各網目状フィン2における網目密度
を、伝熱管1,1・・の中間部より伝熱管1,1・・の近
傍において密となしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、多数平行に配置され
た伝熱管と、該伝熱管の外周に対してその管軸と平行に
接合された多数の網目状フィンとからなるメッシュフィ
ンタイプの熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数平行に配置された伝熱管に対して直
交状に多数の板状フィンを配置して構成されたクロスフ
ィンコイルタイプの熱交換器が従来から多用されてお
り、この種の熱交換器における伝熱性能の向上を図るた
めに、各種のフィン加工(例えば、フィン面に各種形状
の切り起こし片を形成する)が施されているが、このよ
うなフィン加工では伝熱性能向上に限界がある。
【0003】そこで、近年新たな構成の熱交換器である
メッシュフィンタイプの熱交換器の開発が進められるよ
うなってきている(例えば、実開昭61ー192185
号公報参照)。
【0004】このメッシュフィンタイプの熱交換器は、
図11および図12に示すように、多数平行に配置され
た伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周に対し
てその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン2,
2・・とによって構成されている。
【0005】このような構成のメッシュフィンタイプの
熱交換器は、伝熱性能および使用形状の自由度等におい
て優れているが、蒸発器として使用した場合に網目状フ
ィンに付着するドレン水の水はけ性も同時に向上させる
必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の熱
交換器を蒸発器として使用した場合に網目状フィン2,
2・・に付着したドレン水は、伝熱管1,1・・を鉛直
姿勢として使用する場合、毛細管現象により伝熱管1,
1・・近傍に引き寄せられた後、伝熱管1,1・・を伝
わって排出される傾向にあり、また、伝熱管1,1・・
を水平姿勢として使用する場合、伝熱管1,1・・の上
下面のいずれかに集合させた方がドレン水付着のバラン
ス(即ち、ドレン水の表面張力と重量のバランス)が崩れ
易い傾向にある。
【0007】さらに、上記のようなドレン水排出のメカ
ニズムから推量すると、伝熱管1,1・・へのドレン水
引き寄せ量が十分でないと、伝熱管1,1・・の中間部
において網目状フィン2,2・・にドレン水が滞留して
しまうおそれもある。
【0008】上記したような水はけ性の悪化は、通風抵
抗の増大、水飛び、伝熱性能の低下につながるおそれが
あるところから、メッシュフィンタイプの熱交換器にお
いて解決を要する課題とされてきている。
【0009】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、メッシュフィンタイプの熱交換器における水はけ
性を向上させることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱
管1,1・・の外周に対してその管軸と平行に接合され
た多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交換器に
おいて、前記各網目状フィン2における網目密度を、伝
熱管1,1・・の中間部より伝熱管1,1・・の近傍にお
いて密となしている。
【0011】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項1記
載の熱交換器において、前記各伝熱管1の外周面に、多
数の微細溝6,6・・を形成している。
【0012】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項1あ
るいは2記載の熱交換器において、前記伝熱管1,1・
・を鉛直方向に配列するとともに、前記伝熱管1,1・
・の中間部における網目状フィン2に沿って吸水性を有
する線状部材5を挿入している。
【0013】請求項4の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項1あ
るいは2記載の熱交換器において、前記伝熱管1,1・
・を水平配列とするとともに、前記伝熱管1,1・・の
端部を支持する管板3に、吸水性機能を付与している。
【0014】請求項5の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、多数平行に配置
された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周に
対してその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
2,2・・とからなる熱交換器において、前記各伝熱管
1の外周面に、多数の微細溝6,6・・を形成してい
る。
【0015】請求項6の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項5記
載の熱交換器において、前記伝熱管1,1・・を鉛直方
向に配列するとともに、前記伝熱管1,1・・の中間部
における網目状フィン2に沿って吸水性を有する線状部
材5を挿入している。
【0016】請求項7の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項5記
載の熱交換器において、前記伝熱管1,1・・を水平配
列とするとともに、前記伝熱管1,1・・の端部を支持
する管板3に、吸水性機能を付与している。
【0017】請求項8の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、鉛直方向に多数
平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・
・の外周に対してその管軸と平行に接合された多数の網
目状フィン2,2・・とからなる熱交換器において、前
記伝熱管2,2・・の中間部における網目状フィン2に
沿って吸水性を有する線状部材5を挿入している。
【0018】請求項9の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、水平方向に多数
平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・
・の外周に対してその管軸と平行に接合された多数の網
目状フィン2,2・・とからなる熱交換器において、前
記伝熱管1,1・・の端部を支持する管板3に、吸水性
機能を付与している。
【0019】請求項10の発明では、上記課題を解決す
るための手段として、図面に示すように、前記請求項
1、2、3、4、5、6、7、8あるいは9記載の熱交
換器において、前記各伝熱管1の外周面に、親水性処理
を施している。
【0020】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0021】即ち、伝熱管1,1・・近傍における網目
状フィン2,2・・の網目密度が密となっているため、
当該部位における毛細管現象が増大することとなり、伝
熱管1,1・・へのドレン水wの引き寄せ力が大きくなる
という作用が得られる。また、伝熱管1,1・・近傍で
の伝熱性能も向上し、さらに、伝熱管1,1・・と網目
状フィン2,2・・との接合強度も向上するという作用
が得られる。
【0022】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0023】即ち、請求項1の熱交換器における作用に
加えて、伝熱管1,1・・の外周面に形成された微細溝
6,6・・の存在により伝熱管1,1・・のぬれ性が向上
し、伝熱管1,1・・へのドレン水wの引き寄せ力がより
一層大きくなるという作用が得られる。
【0024】請求項3の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0025】即ち、請求項1あるいは2の熱交換器にお
ける作用に加えて、伝熱管1,1・・の中間部における
網目状フィン2,2・・に生ずるドレン水wの水滴が大き
く成長する前に、線状部材5に導かれて下方へ流下する
という作用が得られる。
【0026】請求項4の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0027】即ち、請求項1あるいは2の熱交換器にお
ける作用に加えて、伝熱管1,1・・表面に引き寄せら
れたドレン水wが管板3へたやすく誘導されるという作
用が得られる。
【0028】請求項5の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0029】即ち、伝熱管1,1・・の外周面に形成さ
れた微細溝6,6・・の存在により伝熱管1,1・・のぬ
れ性が向上し、伝熱管1,1・・へのドレン水wの引き寄
せ力が大きくなるという作用が得られる。
【0030】請求項6の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0031】即ち、請求項5の熱交換器における作用に
加えて、伝熱管1,1・・の中間部における網目状フィ
ン2,2・・に生ずるドレン水wの水滴が大きく成長する
前に、線状部材5に導かれて下方へ流下するという作用
が得られる。
【0032】請求項7の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0033】即ち、請求項5の熱交換器における作用に
加えて、伝熱管1,1・・表面に引き寄せられたドレン
水wが管板3へたやすく誘導されるという作用が得られ
る。
【0034】請求項8の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0035】即ち、伝熱管1,1・・の中間部における
網目状フィン2,2・・に生ずるドレン水wの水滴が大き
く成長する前に、線状部材5に導かれて下方へ流下する
という作用が得られる。
【0036】請求項9の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0037】即ち、伝熱管1,1・・表面に引き寄せら
れたドレン水wが管板3へたやすく誘導されるという作
用が得られる。
【0038】請求項10の発明では、上記手段によって
次のような作用が得られる。
【0039】即ち、請求項1、2、3、4、5、6、
7、8あるいは9の熱交換器における作用に加えて、伝
熱管1,1・・自体のぬれ性が向上するという作用が得
られる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、多数平行に配
置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周
に対してその管軸と平行に接合された多数の網目状フィ
ン2,2・・とからなる熱交換器において、前記各網目
状フィン2における網目密度を、伝熱管1,1・・の中
間部より伝熱管1,1・・の近傍において密となして、
伝熱管1,1・・近傍における毛細管現象が増大するよ
うにしたので、蒸発器として使用した場合における伝熱
管1,1・・へのドレン水wの引き寄せ力が大きくなり、
水はけ性が向上するという優れた効果がある。また、伝
熱管1,1・・近傍での伝熱性能も向上するところか
ら、熱交換器のコンパクト化に寄与するという効果もあ
る。さらに、伝熱管1,1・・と網目状フィン2,2・・
との接合強度も向上するところから、熱交換器の耐久性
の向上にも寄与するという効果もある。
【0041】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
熱交換器において、各伝熱管1の外周面に、多数の微細
溝6,6・・を形成して、伝熱管1,1・・のぬれ性が向
上し得るようにしたので、蒸発器として使用した場合に
おける伝熱管1,1・・へのドレン水wの引き寄せ力がよ
り一層大きくなり、請求項1の熱交換器における効果に
加えて、水はけ性がより一層向上するという優れた効果
がある。
【0042】請求項3の発明によれば、請求項1あるい
は2記載の熱交換器において、伝熱管1,1・・を鉛直
方向に配列するとともに、伝熱管1,1・・の中間部に
おける網目状フィン2に沿って吸水性を有する線状部材
5を挿入して、蒸発器として使用した場合に、伝熱管
1,1・・の中間部における網目状フィン2,2・・に生
ずるドレン水wの水滴が大きく成長する前に、線状部材
5に導かれて下方へ流下するようにしたので、請求項1
あるいは2の熱交換器における効果に加えて、水はけ性
がより一層向上するという優れた効果がある。
【0043】請求項4の発明によれば、請求項1あるい
は2記載の熱交換器において、伝熱管1,1・・を水平
配列とするとともに、伝熱管1,1・・の端部を支持す
る管板3に、吸水性機能を付与して、蒸発器として使用
した場合に、伝熱管1,1・・表面に引き寄せられたド
レン水wが管板3へたやすく誘導されるようにしたの
で、請求項1あるいは2の熱交換器における効果に加え
て、より一層の水はけ性の向上が得られるという優れた
効果がある。
【0044】請求項5の発明によれば、多数平行に配置
された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周に
対してその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
2,2・・とからなる熱交換器において、前記各伝熱管
1の外周面に、多数の微細溝6,6・・を形成して、伝
熱管1,1・・のぬれ性が向上し得るようにしたので、
蒸発器として使用した場合における伝熱管1,1・・へ
のドレン水wの引き寄せ力が大きくなり、水はけ性が向
上するという優れた効果がある。
【0045】請求項6の発明によれば、請求項5記載の
熱交換器において、伝熱管1,1・・を鉛直方向に配列
するとともに、伝熱管1,1・・の中間部における網目
状フィン2に沿って吸水性を有する線状部材5を挿入し
て、蒸発器として使用した場合に、伝熱管1,1・・の
中間部における網目状フィン2,2・・に生ずるドレン
水wの水滴が大きく成長する前に、線状部材5に導かれ
て下方へ流下するようにしたので、請求項5の熱交換器
における効果に加えて、水はけ性がより一層向上すると
いう優れた効果がある。
【0046】請求項7の発明によれば、請求項5記載の
熱交換器において、伝熱管1,1・・を水平配列とする
とともに、伝熱管1,1・・の端部を支持する管板3
に、吸水性機能を付与して、蒸発器として使用した場合
に、伝熱管1,1・・表面に引き寄せられたドレン水wが
管板3へたやすく誘導されるようにしたので、請求項5
の熱交換器における効果に加えて、より一層の水はけ性
の向上が得られるという優れた効果がある。
【0047】請求項8の発明によれば、鉛直方向に多数
平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・
・の外周に対してその管軸と平行に接合された多数の網
目状フィン2,2・・とからなる熱交換器において、前
記伝熱管2,2・・の中間部における網目状フィン2に
沿って吸水性を有する線状部材5を挿入して、蒸発器と
して使用した場合に、伝熱管1,1・・の中間部におけ
る網目状フィン2,2・・に生ずるドレン水wの水滴が大
きく成長する前に、線状部材5に導かれて下方へ流下す
るようにしたので、水はけ性が向上するという優れた効
果がある。
【0048】請求項9の発明によれば、水平方向に多数
平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・
・の外周に対してその管軸と平行に接合された多数の網
目状フィン2,2・・とからなる熱交換器において、前
記伝熱管1,1・・の端部を支持する管板3に、吸水性
機能を付与して、蒸発器として使用した場合に、伝熱管
1,1・・表面に引き寄せられたドレン水wが管板3へた
やすく誘導されるようにしたので、水はけ性の向上が得
られるという優れた効果がある。
【0049】請求項10の発明によれば、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8あるいは9記載の熱交換器
において、各伝熱管1の外周面に、親水性処理を施し
て、伝熱管1,1・・自体のぬれ性が向上するようにし
たので、蒸発器として使用した場合における水はけ性が
より一層向上するという優れた効果がある。
【0050】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0051】以下の実施例にかかる熱交換器は、従来技
術の項において説明したメッシュフィンタイプの熱交換
器と全体構造を同じくしている。
【0052】つまり、以下の各実施例にかかる熱交換器
は、多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱
管1,1・・の外周に対してその管軸と平行に接合され
た多数の網目状フィン2,2・・とからなっているので
ある(図11および図12参照)。
【0053】実施例1 図1および図2には、本願発明の実施例1にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び10の発明に対応するものである。
【0054】本実施例の熱交換器においては、伝熱管
1,1・・が鉛直方向に配列されており、各網目状フィ
ン2における網目密度は、伝熱管1,1・・の中間部よ
り伝熱管1,1・・の近傍において密となるようにして
いる。また、本実施例の場合、各伝熱管1の外周面に
は、親水性コート層4が形成されている(図2参照)。符
号3は伝熱管1,1・・の端部を支持するための管板で
ある。
【0055】上記のように構成したことにより、伝熱管
1,1・・近傍における毛細管現象が増大することとな
り、蒸発器として使用した場合に、網目状フィン2に生
じたドレン水wが、伝熱管1,1・・側へ引き寄せられる
力が増大する。従って、水はけ性が大幅に向上すること
となるのである。しかも、本実施例の場合、伝熱管1の
外周面に親水性コート層4を形成しているため、ドレン
水wの伝熱管1側への引き寄せ力がより一層増大するこ
ととなる。
【0056】また、伝熱管1,1・・近傍での伝熱性能
も向上するところから、熱交換器のコンパクト化にも寄
与し、さらに、伝熱管1,1・・と網目状フィン2,2・
・との接合強度も向上するところから、熱交換器の耐久
性の向上にも寄与することとなる。
【0057】なお、本実施例では、伝熱管1を鉛直方向
に配列するようにしているが、伝熱管1を水平方向に配
列するようにしてもよい。
【0058】実施例2 図3および図4には、本願発明の実施例2にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1、
3、6、8および10の発明に対応するものである。
【0059】本実施例の場合、実施例1の熱交換器にお
いて、伝熱管2,2・・の中間部における網目状フィン
2に沿って吸水性を有する線状部材5を挿入配置してい
る。該線状部材5の材質としては、吸水性を有するもの
であればよいが、コスト等を考慮すると、木綿糸等が適
している。
【0060】上記のように構成したことにより、蒸発器
として使用した場合に、伝熱管1,1・・の中間部にお
ける網目状フィン2,2・・に生ずるドレン水wの水滴が
大きく成長する前に、線状部材5に導かれて下方へ流下
することとなり、水はけ性が向上する。その他の作用効
果は実施例1と同様なので説明を省略する。なお、伝熱
管1,1・・のピッチが大きい場合には、線状部材を複
数本用いてもよい。
【0061】実施例3 図5には、本願発明の実施例3にかかる熱交換器の要部
が示されている。本実施例は、請求項1、2、3、5、
6、8および10の発明に対応するものである。
【0062】本実施例の場合、実施例2の熱交換器にお
いて、伝熱管2,2・・の外周面に、その管軸と平行な
多数の微細溝6,6・・を形成している。該微細溝6,6
・・は、伝熱管1のぬれ性を向上させれば足るものであ
り、伝熱管1の管軸に対して傾斜した螺旋溝、螺旋交差
溝あるいは縦横交差溝としてもよい。
【0063】上記のように構成したことにより、伝熱管
1,1・・のぬれ性が向上することとなり、蒸発器とし
て使用した場合における伝熱管1,1・・へのドレン水w
の引き寄せ力が大きくなる。その他の作用効果は実施例
2と同様なので説明を省略する。
【0064】実施例4 図6には、本願発明の実施例4にかかる熱交換器の要部
が示されている。本実施例は、請求項1、2、4、5、
7、9および10の発明に対応するものである。
【0065】本実施例の場合、実施例1の熱交換器にお
いて、伝熱管1,1・・を水平方向に配列するととも
に、伝熱管1,1・・の外周面に、その管軸と直交する
多数の微細溝6,6・・を形成している。また、本実施
例の場合、管板3を、吸水性を有する多孔質材料で構成
している。前記微細溝6,6・・は、伝熱管1のぬれ性
を向上させれば足るものであり、伝熱管1の管軸に対し
て傾斜した螺旋溝、螺旋交差溝あるいは縦横交差溝とし
てもよい。
【0066】上記のように構成したことにより、蒸発器
として使用した場合に、伝熱管1,1・・表面に引き寄
せられたドレン水wが管板3へたやすく誘導されること
となり、水はけ性の向上が得られる。その他の作用効果
は実施例1と同様なので説明を省略する。
【0067】実施例5 図7には、本願発明の実施例5にかかる熱交換器の要部
が示されている。本実施例は、請求項1、2、4、5、
7、9および10の発明に対応するものである。
【0068】本実施例の場合、実施例4の熱交換器にお
いて、管板3に吸水性機能を付与する手段として、管板
3の内面に吸水性を有する多孔質材料からなる排水促進
部材7を配設している。その他の構成および作用効果は
実施例4と同様なので説明を省略する。
【0069】実施例6 図8には、本願発明の実施例6にかかる熱交換器の要部
が示されている。本実施例は、請求項5、6、8および
10の発明に対応するものである。
【0070】本実施例の場合、実施例3の熱交換器にお
いて、網目状フィン2,2・・の網目密度を、全体に均
一ならしめている。従って、本実施例の熱交換器の場
合、網目状フィン2,2・・の網目密度を不均一とした
(即ち、伝熱管1近傍を密としたこと)ことにより得られ
る作用効果は期待できないが、微細溝6,6・・を形成
したことおよび吸水性の線状部材5を挿入配置したこと
により得られる作用効果は期待できる。
【0071】実施例7 図9には、本願発明の実施例7にかかる熱交換器の要部
が示されている。本実施例は、請求項5、7、9および
10の発明に対応するものである。
【0072】本実施例の場合、実施例4の熱交換器にお
いて、網目状フィン2,2・・の網目密度を、全体に均
一ならしめている。従って、本実施例の熱交換器の場
合、網目状フィン2,2・・の網目密度を不均一とした
(即ち、伝熱管1近傍を密としたこと)ことにより得られ
る作用効果は期待できないが、微細溝6,6・・を形成
したことおよび管板3に吸水性機能を付与したことによ
り得られる作用効果は期待できる。
【0073】実施例8 図10には、本願発明の実施例8にかかる熱交換器の要
部が示されている。本実施例は、請求項8および10の
発明に対応するものである。
【0074】本実施例の場合、実施例2の熱交換器にお
いて、網目状フィン2,2・・の網目密度を、全体に均
一ならしめている。従って、本実施例の熱交換器の場
合、網目状フィン2,2・・の網目密度を不均一とした
(即ち、伝熱管1近傍を密としたこと)ことにより得られ
る作用効果は期待できないが、微細溝6,6・・を形成
したことおよび吸水性の線状部材5を挿入配置したこと
により得られる作用効果は期待できる。
【0075】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる熱交換器における
伝熱管の断面図である。
【図3】本願発明の実施例2にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図4】本願発明の実施例2にかかる熱交換器の要部断
面図である。
【図5】本願発明の実施例3にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図6】本願発明の実施例4にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図7】本願発明の実施例5にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図8】本願発明の実施例6にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図9】本願発明の実施例7にかかる熱交換器の要部を
示す側面図である。
【図10】本願発明の実施例8にかかる熱交換器の要部
を示す側面図である。
【図11】一般のメッシュフィンタイプの熱交換器を示
す側面図である。
【図12】一般のメッシュフィンタイプの熱交換器の要
部断面図である。
【符号の説明】
1は伝熱管、2は網目状フィン、3は管板、4は親水性
コート層、5は線状部材、6は微細溝、7は排水促進部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安尾 晃一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 末広 賢一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数平行に配置された伝熱管(1),(1)
    ・・と、該伝熱管(1),(1)・・の外周に対してその管
    軸と平行に接合された多数の網目状フィン(2),(2)・
    ・とからなる熱交換器であって、前記各網目状フィン
    (2)における網目密度を、伝熱管(1),(1)・・の中間
    部より伝熱管(1),(1)・・の近傍において密となした
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記各伝熱管(1)の外周面に、多数の微
    細溝(6),(6)・・を形成したことを特徴とする前記請
    求項1記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記伝熱管(1),(1)・・を鉛直方向に
    配列するとともに、前記伝熱管(1),(1)・・の中間部
    における網目状フィン(2)に沿って吸水性を有する線状
    部材(5)を挿入したことを特徴とする請求項1あるいは
    2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記伝熱管(1),(1)・・を水平配列と
    するとともに、前記伝熱管(1),(1)・・の端部を支持
    する管板(3)に、吸水性機能を付与したことを特徴とす
    る前記請求項1あるいは2記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 多数平行に配置された伝熱管(1),(1)
    ・・と、該伝熱管(1),(1)・・の外周に対してその管
    軸と平行に接合された多数の網目状フィン(2),(2)・
    ・とからなる熱交換器であって、前記各伝熱管(1)の外
    周面に、多数の微細溝(6),(6)・・を形成したことを
    特徴とする熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記伝熱管(1),(1)・・を鉛直方向に
    配列するとともに、前記伝熱管(1),(1)・・の中間部
    における網目状フィン(2)に沿って吸水性を有する線状
    部材(5)を挿入したことを特徴とする請求項5記載の熱
    交換器。
  7. 【請求項7】 前記伝熱管(1),(1)・・を水平配列と
    するとともに、前記伝熱管(1),(1)・・の端部を支持
    する管板(3)に、吸水性機能を付与したことを特徴とす
    る前記請求項5記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 鉛直方向に多数平行に配置された伝熱管
    (1),(1)・・と、該伝熱管(1),(1)・・の外周に対し
    てその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
    (2),(2)・・とからなる熱交換器であって、前記伝熱
    管(2),(2)・・の中間部における網目状フィン(2)に
    沿って吸水性を有する線状部材(5)を挿入したことを特
    徴とする熱交換器。
  9. 【請求項9】 水平方向に多数平行に配置された伝熱管
    (1),(1)・・と、該伝熱管(1),(1)・・の外周に対し
    てその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
    (2),(2)・・とからなる熱交換器であって、前記伝熱
    管(1),(1)・・の端部を支持する管板(3)に、吸水性
    機能を付与したことを特徴とする熱交換器。
  10. 【請求項10】 前記各伝熱管(1)の外周面に、親水性
    処理を施したことを特徴とする前記請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8あるいは9記載の熱交換器。
JP4169370A 1992-06-26 1992-06-26 熱交換器 Pending JPH0611287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0735328A2 (en) * 1995-03-30 1996-10-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner and heat exchanger used therefor
JP4503682B1 (ja) * 2009-04-22 2010-07-14 シャープ株式会社 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機

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