JPH06111708A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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Publication number
JPH06111708A
JPH06111708A JP25625792A JP25625792A JPH06111708A JP H06111708 A JPH06111708 A JP H06111708A JP 25625792 A JP25625792 A JP 25625792A JP 25625792 A JP25625792 A JP 25625792A JP H06111708 A JPH06111708 A JP H06111708A
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JP
Japan
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case
overcurrent trip
current transformer
handle
phase current
Prior art date
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Pending
Application number
JP25625792A
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English (en)
Inventor
Takashi Araki
貴志 荒木
Eiji Kanamori
栄治 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH06111708A publication Critical patent/JPH06111708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースの長手方向の小形化を図る。 【構成】 3個の過電流引外し装置26,27,28の
うち、ハンドル24と対応していない第1及び第3の過
電流引外し装置26,28を、ケース21内においてハ
ンドル24と対応する第2の過電流引外し装置27より
も高い位置に配置して、第1及び第3の過電流引外し装
置26,28とケース本体22の底部22aとの間に収
容スペース39,40を形成し、それら収容スペース3
9,40に零相変流器29及び漏電検出部30を配置し
た構成とする。この構成によれば、零相変流器及び漏電
検出部を過電流引外し装置の横に配置していた従来構成
に比べて、ケース21の長手方向の小形化を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、零相変流器及び漏電検
出部の配置構造を改良した漏電遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】漏電遮断器の従来構成を図4に示す。こ
のものにおいては、絶縁材製のケース1内に、ハンドル
2の操作に基づき主回路を開閉する開閉機構部3、3相
分の3個の過電流引外し装置4、並びに零相変流器5を
含む漏電検出部6等を配設した構成となっている。この
場合、零相変流器5を含む漏電検出部6は、ケース1内
における過電流引外し装置4と負荷側端子7との間の収
容スペース8内に配設されている。
【0003】而して、上記過電流引外し装置4は、オイ
ルダッシュポット9と、主回路に接続されてオイルダッ
シュポット9を巻回するように配置された過電流引外し
用コイル10と、アングル11と、可動鉄片12とによ
り構成されていて、主回路に過電流が発生すると、過電
流引外し用コイル10による磁界が増加して可動鉄片1
2の一端部12aがオイルダッシュポット9の上面に吸
引され、可動鉄片12がピン13を中心に矢印イ方向へ
回動し、これに伴い可動鉄片12の他端部12bが開閉
機構部3のトリップレバー14を矢印ロ方向へ押圧す
る。すると、トリップレバー14はピン13を中心に矢
印ロ方向へ回動し、図示しないキャッチとの係合が外れ
て開閉機構部3がトリップ動作し、これに伴い主回路が
開放されるようになっている。
【0004】また、上記零相変流器5には主回路に接続
された3本の導体15(図では1本のみ示す)が貫通し
ていて、この導体15を一次側導体としている。漏電検
出部6は、その零相変流器5と接続されていて、零相変
流器5の二次側電流に基づき漏電を検出すると、図示し
ない漏電引外しコイルを介して開閉機構部3をトリップ
動作させ、これに伴い主回路を開放させるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成の漏電遮断器では、零相変流器5を含む漏電検出
部6が過電流引外し装置4の負荷側端子7側に配設され
ているため、配線用遮断器(MCCB)に比べて、その
漏電検出部6を配設する収容スペース8の分だけケース
1が長手方向(図4中横方向)に大きくなり、ケース1
の長手方向の小形化を図ることはできないものであっ
た。
【0006】また、斯様な漏電遮断器におけるケース1
の長手方向寸法を配線用遮断器と同一寸法サイズにする
ために、例えば3個の過電流引外し装置4を上方(図4
中ハンドル2側)に配置して、それらとケース1の底部
との間に収容スペースを形成するようにし、その収容ス
ペースに零相変流器5及び漏電検出部6を収容すること
が考えられる。ところが、このように構成しようとする
と、過電流引外し装置4のうちの一つがハンドル2と干
渉してしまうという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、ケースの長手方
向の小形化を図ることができ、これに伴いケースを配線
用遮断器のケースと同一サイズにすることが可能とな
り、ひいては配線用遮断器に使用する部品と部品の共用
化も可能になる漏電遮断器を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースと、こ
のケース内に設けられハンドル操作に基づき主回路を開
閉する開閉機構部と、前記ケース内に並べて設けられ前
記主回路の過電流に基づき前記開閉機構部を介して主回
路を開放させる複数の過電流引外し装置と、前記主回路
に接続された導体を一次側導体とする零相変流器と、こ
の零相変流器の二次側電流に基づき漏電を検出して主回
路を開放させる漏電検出部とを備えた漏電遮断器におい
て、前記複数の過電流引外し装置のうち前記ハンドルと
対応するもの以外のものを、前記ケースの底部からの離
間距離がハンドルと対応するものよりも大きくなるよう
に設定してケースの底部との間に収容スペースを形成す
るように配置し、その収容スペースに前記零相変流器及
び漏電検出部を配置するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、複数の過電流引外し装
置のうちハンドルと対応するもの以外のものは、ケース
の底部からの離間距離がハンドルと対応するものよりも
大きくなるように設定してケースの底部との間に収容ス
ペースを形成するように配置し、その収容スペースに零
相変流器及び漏電検出部を配置するのであるから、零相
変流器及び漏電検出部を過電流引外し装置の横の収容ス
ペースに配置していた従来構成に比べて、ケースの長手
方向の小形化を図ることができ、これに伴いケースを配
線用遮断器のケースと同一サイズにすることが可能とな
る。
【0010】このとき、ハンドルと対応する過電流引外
し装置は、ハンドルと干渉しない位置に配置することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
3を参照して説明する。ケース21は、それぞれ絶縁材
製のケース本体22とカバー23とを組み合わせて構成
され、このケース21内に、ハンドル24の回動操作に
基づき主回路を開閉する周知構成の開閉機構部25、3
相分の第1ないし第3の過電流引外し装置26,27,
28、並びに零相変流器29及び漏電検出部30等を配
設した構成となっている。
【0012】而して、上記第1ないし第3の各過電流引
外し装置26,27,28は、完全電磁式と呼ばれるも
ので、それぞれオイルダッシュポット31と、主回路に
接続されてオイルダッシュポット31を巻回するように
配置された過電流引外し用コイル32と、アングル33
と、このアングル33に回動可能に取り付けられた可動
鉄片34と、この可動鉄片34とアングル33との間に
設けられた引張コイルばねから成る復帰ばね35(図2
及び図3参照)とにより構成されていて、図1に示すよ
うにケース21内に3個並べて配設されている。
【0013】これら第1ないし第3の各過電流引外し装
置26,27,28は、主回路に過電流が発生すると、
図2及び図3に示すように、過電流引外し用コイル32
による磁界が増加して可動鉄片34の一端部34aがオ
イルダッシュポット31の上面に吸引され、可動鉄片3
4が支点36を中心に矢印A方向へ回動し、これに伴い
可動鉄片34の他端部34bが開閉機構部25のトリッ
プレバー37を矢印B方向へ押圧する。すると、トリッ
プレバー37はピン38を中心に矢印B方向へ回動し、
キャッチとの係合が外れて開閉機構部25がトリップ動
作し、これに伴い主回路が開放されるようになってい
る。
【0014】ここで、第1ないし第3の過電流引外し装
置26〜28のうち、ハンドル24と対応する中央部の
第2の過電流引外し装置27は、図1及び図2に示すよ
うに、これの可動鉄片34がハンドル24と干渉しない
ように、例えば配線用遮断器の過電流引外し装置と同一
の高さに配置している。
【0015】これに対して、ハンドル24と対応してい
ない第1及び第3の過電流引外し装置26,28は、図
1及び図3に示すように、ケース21の底部、すなわち
ケース本体22の底部22aからの離間距離が中央部の
第2の過電流引外し装置27よりも大きくなるように設
定して、換言すれば第2の過電流引外し装置27よりも
高くなるように設定して、ケース本体22の底部22a
との間に収容スペース39,40を形成するように配置
している。
【0016】そして、収容スペース39,40のうち、
第1の過電流引外し装置26の下方の収容スペース39
に上記零相変流器29を配置し、第3の過電流引外し装
置28の下方の収容スペース40に漏電検出部30を配
置している。
【0017】零相変流器29には主回路に接続された3
本の導体41が貫通していて、この導体41を一次側導
体としている。漏電検出部30は、その零相変流器29
と図示しないリード線により接続されていて、零相変流
器29の二次側電流に基づき漏電を検出すると、図示し
ない漏電引外しコイルを介して開閉機構部25をトリッ
プ動作させ、これに伴い主回路を開放させるようになっ
ている。
【0018】なお、42はケース21に設けられた3個
の負荷側端子で、それぞれ過電流引外し用コイル32の
一端部と接続されている。
【0019】上記した構成によれば、3個の過電流引外
し装置26〜28のうち、ハンドル24と対応していな
い第1及び第3の過電流引外し装置26,28を、ケー
ス21内においてハンドル24と対応する第2の過電流
引外し装置27よりも高い位置に配置して、第1及び第
3の過電流引外し装置26,28とケース本体22の底
部22aとの間に収容スペース39,40を形成し、そ
れら収容スペース39,40に零相変流器29及び漏電
検出部30を配置する構成としたから、零相変流器及び
漏電検出部を過電流引外し装置の横の収容スペースに配
置していた従来構成に比べて、ケース21の長手方向の
小形化を図ることができる。
【0020】これに伴いケース21を配線用遮断器のケ
ースと同一サイズにすることが可能となり、ひいては配
線用遮断器に使用する部品と部品の共用化も可能とな
る。
【0021】また、ハンドル24と対応する第2の過電
流引外し装置27は、第1及び第3の過電流引外し装置
26,28よりも低い位置に配置していることにより、
ハンドル24と干渉することはない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の過電流引外し装置のうちハンドルと対
応するもの以外のものは、ケースの底部からの離間距離
がハンドルと対応するものよりも大きくなるように設定
してケースの底部との間に収容スペースを形成するよう
に配置し、その収容スペースに零相変流器及び漏電検出
部を配置する構成としたことにより、零相変流器及び漏
電検出部を過電流引外し装置の横の収容スペースに配置
していた従来構成に比べて、ケースの長手方向の小形化
を図ることができ、これに伴いケースを配線用遮断器の
ケースと同一サイズにすることが可能となり、ひいては
配線用遮断器に使用する部品と部品の共用化も可能とな
る。また、このとき、ハンドルと対応する過電流引外し
装置は、ハンドルと干渉しない位置に配置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、負荷側端子側
から見た要部の縦断側面図
【図2】第2の過電流引外し装置部分を示した破断正面
【図3】第1の過電流引外し装置部分を示した破断正面
【図4】従来構成を示す破断正面図
【符号の説明】
21はケース、22はケース本体、22aは底部、24
はハンドル、25は開閉機構部、26は第1の過電流引
外し装置、27は第2の過電流引外し装置、28は第3
の過電流引外し装置、29は零相変流器、30は漏電検
出部、39,40は収容スペース、41は導体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に設けられハン
    ドル操作に基づき主回路を開閉する開閉機構部と、前記
    ケース内に並べて設けられ前記主回路の過電流に基づき
    前記開閉機構部を介して主回路を開放させる複数の過電
    流引外し装置と、前記主回路に接続された導体を一次側
    導体とする零相変流器と、この零相変流器の二次側電流
    に基づき漏電を検出して主回路を開放させる漏電検出部
    とを備えた漏電遮断器において、 前記複数の過電流引外し装置のうち前記ハンドルと対応
    するもの以外のものを、前記ケースの底部からの離間距
    離がハンドルと対応するものよりも大きくなるように設
    定してケースの底部との間に収容スペースを形成するよ
    うに配置し、その収容スペースに前記零相変流器及び漏
    電検出部を配置するようにしたことを特徴とする漏電遮
    断器。
JP25625792A 1992-09-25 1992-09-25 漏電遮断器 Pending JPH06111708A (ja)

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JP25625792A JPH06111708A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 漏電遮断器

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JPH06111708A true JPH06111708A (ja) 1994-04-22

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JP25625792A Pending JPH06111708A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 漏電遮断器

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JP (1) JPH06111708A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100606A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Mitsubishi Electric Corp 漏電遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100606A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Mitsubishi Electric Corp 漏電遮断器

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