JPH06111447A - ローディング装置 - Google Patents

ローディング装置

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JPH06111447A
JPH06111447A JP4282272A JP28227292A JPH06111447A JP H06111447 A JPH06111447 A JP H06111447A JP 4282272 A JP4282272 A JP 4282272A JP 28227292 A JP28227292 A JP 28227292A JP H06111447 A JPH06111447 A JP H06111447A
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disk
disc
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plate
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスクカートリッジに設けられるカートリ
ッジ位置決め孔に係合するカートリッジ位置決めピンと
スピンドルモータを、該ディスクカートリッジのローデ
ィング動作に伴って昇降駆動するようにしたローディン
グ装置において、ローディング時に、ディスクカートリ
ッジ押圧部材38によって上記ディスクカートリッジを
カートリッジホルダ1に設けられるカートリッジ位置決
め部37に押圧固定する。 【効果】 ローディング時においてディスクカートリッ
ジをカートリッジ位置決め部に確実に位置決めすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、光磁気ディス
クに対して情報信号の記録・再生を行う光磁気ディスク
装置に適用されるローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カートリッジに回転可能に収納
された光磁気ディスクに対して情報信号の書込み及び読
出し或いはいずれか一方を行う光磁気ディスク装置とし
ては、ディスクカートリッジを所定の装着位置に搬送す
るローディング機構と、装着位置において光磁気ディス
クを回転操作する回転駆動機構と、光磁気ディスクに対
し情報信号の書込み,読出しを行う光学ピックアップ装
置と外部磁界発生装置とから構成される。
【0003】上記ローディング機構は、上記ディスクカ
ートリッジを保持するように構成されたカートリッジホ
ルダを有し、これをカム等を用いて移動操作するように
構成されている。かかるローディング機構においては、
カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジ
をシャーシに平行な方向に移動操作して上記回転駆動機
構の真上に搬送した時点で、該ディスクカートリッジを
上記シャーシに対して近接する方向に下降せしめるよう
になされている。そのシャーシに近接する方向に下降せ
しめられたディスクカートリッジ内の光磁気ディスク
は、該シャーシ上に配設された上記回転駆動機構に保持
される。
【0004】上記回転駆動機構は、スピンドルモータ
と、このスピンドルモータのスピンドル軸に固定される
ディスクテーブルとから構成され、上記光磁気ディスク
をこのディスクテーブル上に保持して回転操作するよう
に構成されている。
【0005】一方、光学ピックアップ装置と外部磁界発
生装置は、上記ディスクテーブル上に載置された光磁気
ディスクを挾んで相対向する位置にそれぞれ設けられて
いる。外部磁界発生装置は、上記ディスクカートリッジ
が所定の装着位置へと搬送されてディスクテーブル上に
載置されるまでの間、当該ディスクカートリッジに接触
しないようにアクチュエーター等によって該ディスクカ
ートリッジに対して上下動するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の光磁
気ディスク装置においては、ディスクカートリッジを回
転駆動機構に対して上下動させる必要があるため、その
上下駆動機構が複雑となるばかりか、上下動させるに足
る空間が必要となる。同様に、外部磁界発生装置もディ
スクカートリッジのローディング動作に伴って光磁気デ
ィスクの信号記録面に対して接離操作する必要があり、
やはりその上下駆動機構が複雑なものとなる他、上下動
のための大きな空間を必要とする。
【0007】これらディスクカートリッジや外部磁界発
生装置を上下動させる空間は、いずれもメカデッキの厚
みを厚くさせる要因となる。このため、近年、5インチ
から3.5インチ、2.5インチ等と次第に小型化,薄
型化がなされる光磁気ディスク装置への対応が困難なも
のとなる。
【0008】また、スピンドルモータはシャーシ上に固
定されるために、このスピンドルモータの周波数と、外
部磁界発生装置における周波数とが干渉を起こす。この
結果、光磁気ディスクに対する正確な情報信号の書込み
及び読出し或いはその一方が行えなくなるという不都合
が生ずる。
【0009】このような実情に基づいて本願出願人はさ
らに、ディスクカートリッジを上下動させるのではな
く、シャーシ側に固定したカートリッジホルダに対して
ディスクカートリッジを水平に挿入し、そのローディン
グ動作に伴ってスピンドルモータとカートリッジ位置決
め部材を上昇させるようなローディング装置を提案して
いる。かかる構成とすれば、大型で複雑化するディスク
カートリッジの上下駆動機構が省略できるとともに、光
磁気ディスク装置の薄型化が達成できる。
【0010】しかしながら、ディスクカートリッジを固
定した状態でスピンドルモータを上昇させるようにした
場合には、カートリッジの高さ方向の位置決めを行うカ
ートリッジ位置決め部にディスクカートリッジを保持さ
せることができない。このため、ディスクカートリッジ
を下から押し上げてカートリッジホルダの天板内壁面に
付勢することにより、該ディスクカートリッジの位置決
めを行うことが考えられる。しかし、ディスクカートリ
ッジは、通常スピンドルモータと対向する下面側が高さ
基準面として作製されていることから、当該ディスクカ
ートリッジの下面を基準面とすることはできない。
【0011】そこで本発明は、かかる従来の技術的な課
題を解消するために提案されたものであって、ローディ
ング時においてディスクカートリッジをカートリッジ位
置決め部に確実に位置決めすることができるローディン
グ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクカー
トリッジに設けられるカートリッジ位置決め孔に係合す
るカートリッジ位置決め部材とスピンドルモータを、該
ディスクカートリッジのローディング動作に伴って昇降
駆動するようにしたローディング装置において、ローデ
ィング時に、カートリッジ位置決め孔にカートリッジ位
置決め部材が係合してディスクカートリッジを位置決め
するとともに、押圧手段によって上記ディスクカートリ
ッジを固定部側のカートリッジの高さ方向の位置決めを
行うカートリッジ位置決め部に押圧固定する。
【0013】カートリッジ位置決め部は、カートリッジ
ホルダの下面部に設けられる。
【0014】押圧手段は、ディスクカートリッジを保持
するカートリッジホルダに対して、ローディング動作に
伴ってこのカートリッジホルダ内に出没自在に取付けら
れる。
【0015】そして、上記押圧手段は、板バネ又は回動
部材とこの回動部材を押圧方向に付勢する付勢手段より
構成される。
【0016】
【作用】本発明によれば、ローディング時においては、
カートリッジ位置決め孔にカートリッジ位置決め部材が
係合してディスクカートリッジが位置決めされるととも
に、押圧手段によってディスクカートリッジが、固定部
側のカートリッジの高さ方向の位置決めを行うカートリ
ッジ位置決め部に押し付けられる。したがって、ローデ
ィング時におけるディスクカートリッジの位置決めが確
実なものとなり、該ディスクカートリッジに収納された
記録ディスクに対する良好な記録再生が行える。
【0017】また、押圧手段は、ローディング動作に伴
ってカートリッジホルダに対してこのカートリッジホル
ダ内に出没自在となされているので、アンローディング
時にはカートリッジホルダ内のディスクカートリッジに
対して非接触状態となるように該カートリッジホルダの
内壁面より回避した位置とされ、ローディング時にはデ
ィスクカートリッジの上面をスピンドルモータ側に付勢
する。
【0018】また、押圧手段は、板バネ、又は回動部材
とこの回動部材を押圧方向に付勢する付勢手段からなる
ので、その構成が簡単なものとなり、製造も容易にな
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施
例は、光磁気ディスクに対して記録及び/又は再生する
光磁気ディスク装置に本発明を適用した例である。
【0020】先ず、この光磁気ディスク装置に装着され
る光磁気ディスクが回転可能に収納されたディスクカー
トリッジについて説明する。
【0021】〔1〕ディスクカートリッジの構成 ディスクカートリッジ201は、図20及び図21に示
すように、円盤状となされた光磁気ディスク202と、
この光磁気ディスク202を回転可能に収納するカート
リッジ203とを有して構成される。
【0022】上記光磁気ディスク202は、データ記録
領域に磁気記録層を有してなり、光磁気的な手段によっ
てこの磁気記録層に情報信号の書込み及び読出し或いは
その一方が行えるようになされたものである。この光磁
気ディスク202は、一方の主面部が、信号記録面とな
されている。そして、この光磁気ディスク202の一方
の中央部には、本実施例の光磁気ディスク装置によって
チャッキングされるための金属材料よりなる円盤状をな
すチャッキングハブ202aが設けられている。
【0023】上記カートリッジ203は、上記光磁気デ
ィスク202を内部に収納し得るに足る大きさとなされ
た方形状をなす上下一対の上ハーフ204と下ハーフ2
05とからなり、これら上ハーフ204と下ハーフ20
5とが突合わされ結合されて構成されている。そして、
このカートリッジ203内に、上記光磁気ディスク20
2が回転自在に収納されている。
【0024】上記カートリッジ203を構成する下ハー
フ205には、上記光磁気ディスク202の中央に設け
られたチャッキングハブ202aと、このカートリッジ
203内に収納される光磁気ディスク202の信号記録
面の一部を内外周に亘って外方に臨ませるための第1の
開口部206が開設されている。上記第1の開口部20
6は、上記カートリッジ203の一側面207と他側面
208の左右方向の略中央部に、上記カートリッジ20
3の前面部209側よりその中央部に亘って長穴として
形成されている。
【0025】上記第1の開口部206は、上記ディスク
カートリッジ201が上記光磁気ディスク装置に装着さ
れたときに、上記チャッキングハブ202aを、上記光
磁気ディスク202を回転操作する回転駆動装置のディ
スクテーブルに臨ませるとともに、該光磁気ディスク2
02の信号記録面を、この信号記録面にレーザビームを
照射する光学ピックアップ装置に臨ませるようになって
いる。
【0026】一方、上ハーフ204には、上記下ハーフ
205に設けられた第1の開口部206と相対向する位
置に、第2の開口部216が開設されている。この第2
の開口部216は、上記カートリッジ203の前面部2
09側に寄った位置に設けられ、上記光磁気ディスク2
02の他方の主面部の一部を径方向の内外周に亘って外
方に臨ませるに足る大きさの長方形状として形成されて
いる。そして、この第2の開口部216は、上記ディス
クカートリッジ201が上記光磁気ディスク装置に装着
されたときに、上記光磁気ディスク202の他方の主面
部を、この光磁気ディスク202に外部磁界を印加する
磁気ヘッドに臨ませるようになっている。
【0027】なお、上記カートリッジ203の前面部2
09の上記第1の開口部206と第2の開口部216に
対応する部分には、磁気ヘッド及び光学ピックアップ装
置が上記光磁気ディスク202の各主面部に近接対向し
て容易に進入し得るようになすための切欠き凹部206
a,216aがそれぞれ設けられている。すなわち、上
記カートリッジ203の前面部209近傍の中央部分の
厚みは、上記第1の開口部206と上記第2の開口部2
16に対応する部分でそれぞれ肉薄となされている。こ
れにより、上記ディスクカートリッジ201がローディ
ングされた時に、上記磁気ヘッドと光学ピックアップ装
置に対するカートリッジ203の接触が回避され、これ
らが光磁気ディスク202の信号記録面と近接配置され
る。
【0028】また、上記カートリッジ203には、上記
第1の開口部206及び第2の開口部216を開閉する
シャッタ部材211がスライド可能に取付けられてい
る。このシャッタ部材211は、下ハーフ205の第1
の開口部206を閉蓋する第1のシャッタ板部212
と、この第1のシャッタ板部212に平行に対向配設さ
れて上記上ハーフ204の第2の開口部216を閉蓋す
る第2のシャッタ板部213と、これら第1及び第2の
シャッタ板部212,213の基端側同士を連結する連
結片部214とからなる。
【0029】上記第1のシャッタ板部212は、上記下
ハーフ205の第1の開口部206を閉蓋するに足る幅
狭で長尺な方形体として形成されている。この第1のシ
ャッタ板部212の先端側は、上記下ハーフ205の外
側面に取付けられるシャッタ抑え板215によって押圧
支持され、上記カートリッジ203からの浮き上がりが
防止されている。一方、第2のシャッタ板部213は、
少なくとも上記第2の開口部216を閉蓋するに足る大
きさの幅広の方形体として形成されている。
【0030】そして、上記各シャッタ板部212,21
3を連結する連結片部214は、上記シャッタ部材21
1がスライド操作されて光磁気ディスク202を外方に
臨ませた開蓋状態のときに、この光磁気ディスク202
に対して磁気ヘッドと光学ピックアップ装置を近接状態
となすために肉薄とされた中央部分のカートリッジ20
3の厚みと略等しい厚みに形成されている。また、この
連結片部214には、上記カートリッジ203内に一端
を係止した捩じりコイルバネの他端が係止されている。
すなわち、上記捩じりコイルバネは、上記シャッタ部材
211を、上記第1の開口部206及び第2の開口部2
16を閉蓋する方向に常時移動付勢するよう掛けられて
いる。なお、上記連結片部214は、上記カートリッジ
203の前面部209に沿って摺接するようになされて
おり、上記シャッタ部材211の安定した摺接動作を可
能なものとなす。
【0031】このように構成されたシャッタ部材211
は、上記第1の開口部206及び上記第2の開口部21
6を閉蓋する位置と、これら開口部206,216を開
蓋する位置とに亘って、図20中矢印X方向に移動操作
可能となされている。そして、上記カートリッジ203
の前面部209には、後述するカートリッジホルダに設
けられるシャッタ開放ピンにより上記シャッタ部材21
1が移動操作されたときに、このシャッタ開放ピンが嵌
合して上記第1の開口部206及び上記第2の開口部2
16を開蓋状態となすためのシャッタ開放部材嵌入部2
24が形成されている。このシャッタ開放部材嵌入部2
24は、上記第1の開口部206及び上記第2の開口部
216が開蓋された状態で、上記シャッタ部材211の
連結片部214の先端部219が臨む位置に略コ字状の
切り欠き溝として形成されている。
【0032】また、上記下ハーフ205には、このディ
スクカートリッジ201を光磁気ディスク装置に装着し
たときに、上記ディスクカートリッジ201の水平方向
の装着位置を位置決めするカートリッジ位置決め部材で
あるカートリッジ位置決めピンが係合する一対のカート
リッジ位置決めピン係合孔225,226が設けられて
いる。さらに、上記下ハーフ205には、上記一方のカ
ートリッジ位置決めピン係合孔226の近傍に、上記光
磁気ディスク202への情報信号の書込みの可否を選択
するための誤消去防止部材227が設けられている。さ
らに、上記カートリッジ203の一側面部207の前方
寄りには、このディスクカートリッジ201を上記光磁
気ディスク装置のローディング機構に設けられたカート
リッジホールドピンが嵌入するカートリッジ引込みピン
嵌入用孔228が形成されている。
【0033】次に、上述のように構成されたディスクカ
ートリッジ201に収納される光磁気ディスク202に
対して記録及び/又は再生を行う光磁気ディスク装置に
ついて説明する。
【0034】〔2〕光磁気ディスク装置の概略構成 この光磁気ディスク装置には、図1に示すように、ディ
スクカートリッジ201を所定の装着位置へと引き込む
ディスクローディング機構と、光磁気ディスク202を
回転操作するディスク回転駆動機構と、所定装着位置に
保持されたディスクカートリッジ201に対してこのデ
ィスクカートリッジ201を位置決めするカートリッジ
位置決め手段及びディスク回転駆動機構をこのディスク
カートリッジ201に対して昇降駆動する昇降機構と、
光磁気ディスク202の内外周に亘って径方向に移送操
作し上記光磁気ディスク202に対して情報信号の記録
及び/又は再生を行う光学系と、上記光磁気ディスク2
02に情報信号の記録を行う際に外部磁界を印加する磁
気ヘッド装置等の機構が配設されている。
【0035】〔2−a〕ディスクローディング機構の構
成 ディスクローディング機構は、図2に示すように、ディ
スクカートリッジ201を所定の装着位置へと自動的に
引き込むオートインジェクト機構を備えたカートリッジ
ホルダ1を有してなる。上記カートリッジホルダ1は、
前後方向に貫通して設けられるディスクカートリッジ2
01の挿入口として機能するカートリッジ挿脱口2を有
した断面矩形状の偏平な筐体として形成されている。な
お、上記カートリッジ挿脱口2の周縁部には、ディスク
カートリッジ201の上記カートリッジホルダ1への挿
入を容易なものとなすために、各コーナー近傍部に挿入
ガイド片3,4が複数設けられている。
【0036】上記カートリッジホルダ1に設けられるオ
ートインジェクト機構は、ディスクカートリッジ201
の挿脱方向にスライド自在とされる第1のインジェクト
プレート5と、この第1のインジェクトプレート5の移
動によりディスクカートリッジ201のカートリッジ引
込みピン嵌入用孔228に嵌入してディスクカートリッ
ジ201を引き込む第2のインジェクトプレート6と、
上記第1のインジェクトプレート5を強制的にカートリ
ッジホルダ1の奥行き方向にスライドさせる第3のイン
ジェクトプレート7とから構成される。
【0037】上記第1のインジェクトプレート5は、上
記カートリッジホルダ1のディスクカートリッジ201
の挿入方向における一側縁側の下板部(図示は省略す
る。)に設けられている。かかる第1のインジェクトプ
レート5は、上記カートリッジホルダ1の下板部に植立
される一対のガイド軸8,9に係合して、上記ディスク
カートリッジ201の上記カートリッジホルダ1に対す
る挿入方向に対して図2中矢印Aで示すように進退操作
可能となされている。すなわち、上記第1のインジェク
トプレート5の各ガイド軸8,9に対応した位置には、
ディスクカートリッジ201の挿入方向に沿って形成さ
れる長穴とされた進退操作ガイド溝10,11が設けら
れ、これら進退操作ガイド溝10,11に各ガイド軸
8,9が挿通係合して、当該第1のインジェクトプレー
ト5が進退操作可能となされている。
【0038】そして、この第1のインジェクトプレート
5には、後述する第3のインジェクトプレート7に設け
られるインジェクトプレート操作ピン12と係合する切
欠き部13が設けられている。上記切欠き部13は、上
記第1のインジェクトプレート5のカートリッジ挿脱口
2へと延びる先端側に設けられ、上記インジェクトプレ
ート操作ピン12を臨ませるに足る大きさとなされた一
方を開放した略コ字状の溝として形成されている。ま
た、この第1のインジェクトプレート5の奥行き方向に
は、カートリッジホルダ1に挿入されるディスクカート
リッジ201のシャッタ部材211を当接させるカート
リッジ接触部14が設けられている。上記カートリッジ
接触部14は、上記カートリッジホルダ1の下板部に切
り欠かれる切欠き部(図示は省略する。)よりそのホル
ダ内に臨むように折曲形成されている。
【0039】そしてさらに、この第1のインジェクトプ
レート5の奥行き方向の後端縁部には、カートリッジホ
ルダ1の下板部に設けられるトリガーアーム15に植立
されたトリガーアームピン16と接触するトリガーアー
ム回動操作片17が設けられている。上記トリガーアー
ム回動操作片17は、先のカートリッジ接触部14と同
じく、カートリッジホルダ1の下板部に切り欠かれる切
欠き部よりそのホルダ内に臨むように折曲形成されてい
る。このトリガーアーム回動操作片17と接触するトリ
ガーアーム15は、後述するスライド部材のアンローデ
ィング状態を保持する役目をするもので、上記カートリ
ッジホルダ1の下板部に設けられた支軸18を中心とし
て回動自在に設けられている。上記トリガーアーム15
は、その先端側にスライド部材に設けられる後述のスラ
イド部材係止ピンと係合する係止爪15aを有するとと
もに、上記トリガーアーム回動操作片17と接触する円
柱状をなすトリガーアームピン16を有している。そし
て、このトリガーアーム15は、図8に示す捩じりコイ
ルバネ19によって、常に上記係止爪15aが上記スラ
イド部材係止ピンと係合する方向に弾発付勢されてい
る。
【0040】一方、第2のインジェクトプレート6は、
上記第1のインジェクトプレート5の後端側であって上
記カートリッジホルダ1の下板部に植立される回動軸2
0に対して図2中矢印Bで示す方向に回動可能に取付け
られている。そして、この第2のインジェクトプレート
6には、上記カートリッジ挿脱口2よりカートリッジホ
ルダ1内へと挿入されるディスクカートリッジ201の
カートリッジ引込みピン嵌入用孔228に嵌入係合する
カートリッジホールドピン21が植立されている。かか
るカートリッジホールドピン21は、上記ディスクカー
トリッジ201がカートリッジホルダ1に挿入される前
の状態のときには当該カートリッジホルダ1の外側に位
置するようになされている。そして、上記ディスクカー
トリッジ201がカートリッジホルダ1に挿入され、カ
ートリッジ引込みピン嵌入用孔228とカートリッジホ
ールドピン21とが相対向した位置となると、上記第2
のインジェクトプレート6が回動してこのインジェクト
プレート6に植立したカートリッジホールドピン21を
上記カートリッジ引込みピン嵌入用孔228に入り込ま
せるようになっている。
【0041】すなわち、上記第2のインジェクトプレー
ト6には、アンローディング状態のときにはカートリッ
ジホルダ1の外側に上記カートリッジホールドピン21
を位置させ、ディスクカートリッジ201がカートリッ
ジホルダ1に挿入されてこのディスクカートリッジ20
1に設けられるカートリッジ引込みピン嵌入用孔228
と上記カートリッジホールドピン21とが対向する位置
となったときに、この第2のインジェクトプレート6が
回動して上記カートリッジホールドピン21を上記カー
トリッジ引込みピン嵌入用孔228へと入り込ませるよ
うなカム溝22が形成されている。そして、このカム溝
22には、上記第1のインジェクトプレート5の後方に
設けられる進退操作ガイド溝11より臨むカートリッジ
ホルダ1に植立されたガイド軸9が挿入係合するように
なされている。
【0042】上記第3のインジェクトプレート7は、上
記第1のインジェクトプレート5を強制的にカートリッ
ジホルダ1の奥行き方向へとスライドさせるもので、上
記ディスクカートリッジ201の挿入方向と略直交する
方向に上記カートリッジホルダ1の下板部に支軸23を
中心として回動可能となされている。そして、この第3
のインジェクトプレート7の一端縁部には、上記第1の
インジェクトプレート5に設けられる切欠き部13に係
合するインジェクトプレート操作ピン12が植立されて
いる。また、この第3のインジェクトプレート7の他端
縁部には、後述するスライド部材の一方のスライド片に
設けられるインジェクトプレート保持片131と接触す
るインジェクトプレート保持ピン24が植立されてい
る。そして、この第3のインジェクトプレート7は、イ
ンジェクトプレート操作ピン12と進退操作ガイド溝1
1及びカム溝22に臨むガイド軸9とに亘って掛けられ
た引っ張りコイルバネ25によって常に図2中矢印C方
向に回動するように付勢されている。
【0043】また、上記カートリッジホルダ1には、カ
ートリッジ挿脱口2よりカートリッジホルダ1内へと挿
入されるディスクカートリッジ201のシャッタ部材2
11を自動的に開放するシャッタ開放装置が設けられて
いる。かかるシャッタ開放装置は、主としてカートリッ
ジホルダ1の上板部1aに形成されるカム溝部26と、
このカム溝部26に臨んで移動するシャッタ開放部材た
るシャッタ開放ピン27が設けられた支持部材としての
シャッタ開放ピン支持部材28とから構成される。
【0044】上記カム溝部26は、カートリッジホルダ
1内に挿入されてくるディスクカートリッジ201のシ
ャッタ部材211を、当該ディスクカートリッジ201
の挿入動作と連動して開放するような軌跡を描くように
形成されている。すなわち、上記カム溝部26は、図8
に示すように、ディスクカートリッジ201の挿入方向
(同図中矢印Dで示す方向)に対して斜めに傾斜された
始端側に形成される傾斜部26aと、この傾斜部26a
に連続して設けられる円弧をなす円弧状部26bと、こ
の円弧状部26bに連続して設けられディスクカートリ
ッジ201の挿入方向に対して略平行な後端側に設けら
れる直線部26cとからなる。
【0045】上記カム溝部26の傾斜部26aは、カー
トリッジ挿脱口2よりカートリッジホルダ1内へと挿入
されてくるディスクカートリッジ201のシャッタ部材
211を開放するための分力を発生させる役目をする。
この傾斜部26aの傾斜角度θは、ディスクカートリッ
ジ201の挿入によってシャッタ開放ピン27を回動さ
せる分力を発生させるために、当該ディスクカートリッ
ジ201の挿入方向に対して少なくとも25度以上の角
度を持つことが必要である。
【0046】そして、この傾斜部26aに連続して設け
られる円弧状部26bは、上記シャッタ開放ピン支持部
材28の移動軌跡をできるだけ小さくする役目をする。
かかる部分が直線であると、シャッタ開放ピン支持部材
28の移動軌跡が大きくなり、当該シャッタ開放ピン支
持部材28の後端部28aが上記カートリッジホルダ1
より大きく外側へ膨らんで回動することになり、このカ
ートリッジホルダ1の外側に設けられる他の部材と接触
する事故が生じる。しかしながら、本例のように、カム
溝部26を円弧状となすことにより、上記シャッタ開放
ピン支持部材28の移動軌跡が小さくなり、当該シャッ
タ開放ピン支持部材28の後端縁部28aの上記カート
リッジホルダ1からのはみ出しが極力抑えられる。これ
により、カートリッジホルダ1の外側に設けられる他の
部材を、このカートリッジホルダ1に近接した位置に設
けることが可能となり、光磁気ディスク装置の小型化が
図れることになる。
【0047】一方、上記円弧状部26bと連続して設け
られる直線部26cは、シャッタ部材211を全開させ
た状態でディスクカートリッジ201をカートリッジホ
ルダ1の後端部へと移動させる役目をする。上記シャッ
タ部材211を開放させた状態でディスクカートリッジ
201をカートリッジホルダ1の後端部へと移動させる
ことにより、後述する磁気ヘッド及び光学ピックアップ
装置とディスクカートリッジ201との接触が回避でき
るとともに、上記磁気ヘッドを上下動させる機構を省略
できる。
【0048】上記シャッタ開放ピン支持部材28は、先
端部28bと後端部28aがいずれも円弧状となされた
平面略長方形状をなす板状体として形成され、その先端
部28bに上記カム溝部26に臨むシャッタ開放ピン2
7を有している。かかるシャッタ開放ピン27は、円柱
状をなすピンとして形成され、上記カム溝部26を介し
て上記カートリッジホルダ1内に垂下されている。ま
た、このシャッタ開放ピン支持部材28には、その後端
部28aより略中央部に亘って長穴形状をなすスライド
溝29が形成されている。このスライド溝29には、上
記カートリッジホルダ1に形成されるガイド部30に沿
って移動自在となされる被係合部たる移動ガイドピン3
1が係合するようになっている。かかるガイド部30
は、上記カム溝部26の直線部26cと平行に設けた長
穴形状をなす溝として形成され、上記移動ガイドピン3
1を移動自在に臨ませるようになっている。一方、移動
ガイドピン31は、上記ガイド部30に臨み移動自在と
なるに足る大きさの円柱状をなすピンの上下端部に円盤
状のフランジが設けられたものである。
【0049】そして、上記のように構成されたシャッタ
開放ピン支持部材28は、引っ張りコイルバネ32によ
り、図2中矢印Eで示す上記シャッタ開放ピン27をカ
ム溝部26の始端側に位置せしめる方向に常時付勢され
ている。すなわち、上記引っ張りコイルバネ32は、一
端部を上記シャッタ開放ピン支持部材28に設けたバネ
係止片33に係止し、他端部をカートリッジホルダ1の
上板部1aに切り起こし形成されたバネ係止片34に係
止させることにより、上記シャッタ開放ピン27を上記
カム溝部26の始端位置、つまり傾斜部26aの初期位
置に位置させている。
【0050】また、上記カートリッジホルダ1の上板部
1aには、このカートリッジホルダ1に挿入されるディ
スクカートリッジ201が所定の装着位置であるローデ
ィング位置よりもさらに内方向に挿入されないように位
置規制するためのカートリッジ挿入位置規制部材35が
形成されている。このカートリッジ挿入位置規制部材3
5は、上記上板部1aの後端縁よりさらに後方に突出す
る形で設けられ、その先端部がカートリッジホルダ1の
内方向に垂下するように屈曲形成されている。また、こ
のカートリッジホルダ1には、後述の磁気ヘッド及び光
学ピックアップ装置が臨む切欠き部36が設けられてい
る。
【0051】そしてさらに、このカートリッジホルダ1
には、ローディング時にディスクカートリッジ201を
該カートリッジホルダ1に設けられたカートリッジの高
さ方向の位置決めを行うカートリッジ位置決め部37に
押圧固定する押圧手段たるディスクカートリッジ押圧部
材38が設けられている。かかるディスクカートリッジ
押圧部材38は、上記カートリッジホルダ1のディスク
カートリッジ201の挿入方向における両側壁1b,1
cの略中央部に、上記上板部1aの一部に亘って切り欠
かれた切欠き部39,40にそれぞれ設けられている。
これらディスクカートリッジ押圧部材38は、図5にそ
の一方を拡大して示すように、カートリッジホルダ1の
下板部に固定される支持部41と、ローディング時にの
みディスクカートリッジ201の上面201aに接触し
てこのディスクカートリッジ201をカートリッジ位置
決め部37側へ弾発付勢するカートリッジ押圧部42
と、アンローディング状態のときに上記カートリッジ押
圧部42をディスクカートリッジ201に対して非接触
位置に回避させるカートリッジ回避部43とから構成さ
れている。
【0052】上記ディスクカートリッジ押圧部材38
は、薄い金属板よりなる板バネを所定形状に折曲形成す
ることにより一体的に形成されている。上記支持部41
は、平面略長方形として形成され、その略中央部分を境
として段差を持った階段形状とされている。そして、こ
の支持部41は、上記カートリッジホルダ1の下板部に
対してその基端側をリベット44,45等によって固定
されることにより、先端側をフリー状態としたいわゆる
片持ち梁状態に支持されている。
【0053】上記カートリッジ押圧部42は、片持ち梁
状態とされる支持部41の先端側に連結される連結部4
2aと、この連結部42aの先端側に設けられる押圧部
42bとから構成されている。上記連結部42aは、カ
ートリッジホルダ1内に挿入されてくるディスクカート
リッジ201と接触しないように、該カートリッジホル
ダ1の側壁1cよりも外側であって、上記支持部41に
対して垂直に設けられている。一方、押圧部42bは、
上記連結部42aの先端にこの連結部42aと略直交し
て設けられ、上記切欠き部40内に臨むようになされて
いる。かかる押圧部42bは、ローディング時にはカー
トリッジホルダ1に挿入されたディスクカートリッジ2
01の上面201aに接触して、このディスクカートリ
ッジ201を該カートリッジホルダ1に設けられたカー
トリッジ位置決め部37に押圧固定し、アンローディン
グ時にはディスクカートリッジ201と接触しないよう
に回避された位置に設けられる。
【0054】上記カートリッジ回避部43は、上記支持
部41とカートリッジ押圧部42の連結部分よりディス
クカートリッジ201の挿入方向に延在するようにして
平面略長方形状として設けられている。このカートリッ
ジ回避部43には、後述するスライド部材に設けられる
カートリッジ押圧部操作突起がアンローディング状態の
ときに接触し、ローディング状態では接触しないように
なっている。なお、上記カートリッジ回避部43と反対
側の上記支持部41とカートリッジ押圧部42との連結
部分には、ローディング状態からアンローディング状態
に移行する際に、上記カートリッジ押圧部操作突起が上
記ディスクカートリッジ押圧部材38に引っ掛からない
ようにするための折曲げ部46が設けられている。
【0055】そして、このように形成されたディスクカ
ートリッジ押圧部材38においては、アンローディング
状態のときに上記カートリッジ押圧部操作突起が上記カ
ートリッジ回避部43に接触することにより、カートリ
ッジ押圧部42が上方に持ち上げられ、該カートリッジ
押圧部42の押圧部42bが上記カートリッジホルダ1
内に挿入されるディスクカートリッジ201及びシャッ
タ開放ピン支持部材28と接触しない位置に設けられ
る。一方、ローディング状態のときには、カートリッジ
押圧部操作突起が上記カートリッジ回避部43と非接触
とされ、上記カートリッジ押圧部42の支えが解除され
て、このカートリッジ押圧部42の押圧部42bがカー
トリッジホルダ1内に臨んで上記ディスクカートリッジ
201の上面201aに接触し、該ディスクカートリッ
ジ201をカートリッジホルダ1のカートリッジ位置決
め部37に弾発付勢する。つまり、上記ディスクカート
リッジ押圧部材38は、上記カートリッジホルダ1に対
して、ローディング動作に伴ってこのカートリッジホル
ダ1内に上記カートリッジ押圧部42の押圧部42bを
出没自在となしている。なお、カートリッジホルダ1の
他方の側壁1bに設けられるディスクカートリッジ押圧
部材38も全く同じ構成であるのでその説明は省略す
る。
【0056】ところで、上述のように構成されたオート
インジェクト機構及びシャッタ開放装置を備えたカート
リッジホルダ1は、図4に示すシャーシ47の底面47
aより所定高さとされたカートリッジホルダ取付固定部
48上に下板部が載置され、ネジ止めされることにより
固定されている。したがって、上記シャーシ47の底面
47aよりカートリッジホルダ1のカートリッジ位置決
め部37までの高さが、ディスクカートリッジ201の
基準高さとなる。
【0057】〔2−b〕ディスク回転駆動機構 ディスク回転駆動機構は、図3に示すように、後述する
昇降機構により上記ディスクカートリッジ201に対し
て接離方向に昇降駆動されるスピンドルモータ49を有
してなる。上記スピンドルモータ49は、図6に示すよ
うに、円柱状をなすスピンドル支持部材50内に回転駆
動モータ(図示は省略する。)を内蔵して構成されてい
る。このスピンドル支持部材50においては、シャーシ
47と対向する側とは反対側の円環状をなす平坦面50
aが、上記ディスクカートリッジ201内に収納される
光磁気ディスク202を載置するディスク載置面となっ
ている。そして、このスピンドル支持部材50には、上
記ディスク載置面50aより下がった位置に円形の窪み
として形成される凹部51に上記光磁気ディスク202
のチャッキングハブ202aを磁気吸着力によって保持
し得るようになすためのディスク吸着用のマグネット5
2が配設されている。上記マグネット52は、上記凹部
51内に収納され得るに足る大きさの円盤として形成さ
れ、そのセンターにスピンドル軸53を挿通させるスピ
ンドル軸挿通孔を有している。なお、上記スピンドルモ
ータ49のスピンドル軸53は、上記凹部51のセンタ
ーに上記ディスク載置面50aよりも突出して設けられ
ている。
【0058】そして、このスピンドルモータ49は、ロ
ーディング動作に伴って昇降機構によりディスクカート
リッジ201に対して接離方向に昇降駆動される昇降板
54に取付けられている。すなわち、上記スピンドルモ
ータ49は、シャーシ47と対向するスピンドル支持部
材50の下端側外周縁部に円盤状をなすスピンドル取付
部55を有し、このスピンドル取付部55に設けられた
円形の取付け穴56に上記昇降板54に設けられたスピ
ンドル取付け穴57を一致させてボルト等によって固定
されている。
【0059】また、このスピンドルモータ49のスピン
ドルモータ取付部55には、スピンドル支持部材50の
中心を通る相対向する位置にそれぞれ円形状をなすスピ
ンドル昇降用ガイド孔58が設けられている。かかるス
ピンドル昇降用ガイド孔58には、上記シャーシ47に
設けられた複数(本例では3つ)のリブ59によって所
定高さ位置に支持された円環状をなすスピンドル高さ位
置決め部材60のスピンドル昇降用ガイドピン61が挿
通するようになっている。すなわち、上記スピンドルモ
ータ49は、上記スピンドル高さ位置決め部材60に設
けられる一対のスピンドル昇降用ガイドピン61にスピ
ンドル昇降用ガイド孔58を挿通させることによって、
このスピンドル昇降用ガイドピン61に沿って昇降自在
となされている。
【0060】上記スピンドル高さ位置決め部材60は、
図4に示すように、中央にスピンドル支持部材50を挿
通させるに足る大きさの円形状をなす貫通孔として設け
られるスピンドル挿通用孔62を有した円環体として形
成されている。そして、このスピンドル高さ位置決め部
材60の外周縁部には、上記シャーシ47に設けられた
リブ59と相対向する位置に、該スピンドル高さ位置決
め部材60を上記リブ60上に固定するための取付け部
63が設けられている。なお、上記スピンドル高さ位置
決め部材60の円環状をなす下面60aは、昇降機構に
よって上昇せしめられた昇降板54が当接して上記スピ
ンドルモータ49の高さを規制するスピンドル高さ基準
面となされている。つまり、スピンドルモータ49が取
付けられた昇降板54が昇降機構によって上昇せしめら
れ、この昇降板54が上記スピンドル高さ位置決め部材
60の下面60aと接触した位置が、上記スピンドルモ
ータ49の高さ基準位置となる。
【0061】〔2−c〕昇降機構の構成 昇降機構は、図3に示すように、シャーシ47の底面4
7aに配設され、前述のディスクローディング機構によ
ってカートリッジ装着位置に保持されたディスクカート
リッジ201に対して、このディスクカートリッジ20
1を位置決めするカートリッジ位置決め手段とディスク
回転駆動機構が設けられた昇降板54を、該ディスクカ
ートリッジ201のローディング動作に伴って昇降駆動
するスライド部材64を有してなる。
【0062】上記昇降板54は、図3及び図6に示すよ
うに、スピンドルモータ49が取付けられる部分が突出
した平面略T字状をなす平板として形成されている。こ
の昇降板54には、上記スピンドルモータ49が取付け
られる部分に対応する位置に、該スピンドルモータ49
のスピンドル支持部材50を挿通させる円形状をなすス
ピンドル支持部材挿通孔65が設けられている。さら
に、このスピンドル支持部材挿通孔65に連通するよう
にして、上記スピンドル高さ位置決め部材60に設けら
れたスピンドル昇降用ガイドピン61を挿通させる長穴
66が設けられている。これら長穴66は、上記スピン
ドル昇降用ガイドピン61と相対向する位置にそれぞれ
設けられている。
【0063】また、上記昇降板54には、スピンドルモ
ータ49を昇降駆動させるための第1の昇降駆動部を構
成する第1のピン67,68が設けられている。これら
第1のピン67,68は、円筒状をなす胴体部67a,
68aと、この胴体部67a,68aの先端側に設けら
れ、該胴体部67a,68aよりも大径とされた円形の
フランジ部67b,68bを有してなる。そして、これ
ら第1のピン67,68は、上記長穴66の両側にシャ
ーシ47側へ折り曲げ形成されたピン取付け部69,7
0に回転可能に取付けられている。このように回転可能
に取付けられた第1のピン67,68は、その胴体部6
7a,68aを図4に示すシャーシ47の底面47aに
所定間隔隔てて設けられた一対の支柱71,72間に設
けられることにより、これら支柱71,72にガイドさ
れながら昇降するようになされている。このとき、第1
のピン67,68には、胴体部67a,68aよりも大
径とされたフランジ部67b,68bが設けられている
ので、昇降板54の図6中矢印F方向のずれが規制され
る。
【0064】また、上記昇降板54には、ディスクカー
トリッジ201に設けられるカートリッジ位置決めピン
係合孔225,226に係合してこのディスクカートリ
ッジ201の水平方向における装着位置を位置決めする
カートリッジ位置決め手段たるカートリッジ位置決めピ
ン73,74が設けられている。これらカートリッジ位
置決めピン73,74は、上記カートリッジ位置決めピ
ン係合孔225,226と相対向する位置にそれぞれ設
けられ、これらカートリッジ位置決めピン係合孔22
5,226へのスムーズな係合を図るためにその先端部
73a,74aが円錐状となされている。そしてさら
に、このカートリッジ位置決めピン73,74には、上
記カートリッジ位置決めピン係合孔225,226の開
口周縁部と接触しストッパーとして機能する円盤状のフ
ランジ部73b,74bが設けられている。
【0065】さらに、上記昇降板54には、上記カート
リッジ位置決めピン73,74を昇降駆動させるための
第2の昇降駆動部を構成する第2のピン75,76が設
けられている。これら第2のピン75,76は、上記カ
ートリッジ位置決めピン73,74に近接した位置であ
って、上記シャーシ47側へ折り曲げ形成されたピン取
付け部77,78に回転可能に取付けられている。そし
てさらに、上記昇降板54には、温度センサー79と、
ディスクカートリッジ201に設けられる誤消去防止部
材227の位置を検出するライトプロテクトスイッチ8
0が設けられている。温度センサー79は、一方のカー
トリッジ位置決めピン74に近接する位置に設けられ、
ライトプロテクトスイッチ80は他方のカートリッジ位
置決めピン73に近接する位置に設けられている。な
お、上記昇降板54には、上記カートリッジホルダ1に
設けられる第3のインジェクトプレート7を回動自在に
支持する支軸23との干渉を防止するための平面略矩形
状をなす切欠き81が設けられている。
【0066】一方、スライド部材64は、図3に示すよ
うに、シャーシ47の所定位置に固定されるガイド軸8
2,83,84,85にガイドされてこのシャーシ47
上をスライド自在となされている。かかるスライド部材
64は、スピンドルモータ49を挾んでその両側に相平
行して設けられる一対のスライド片86,87と、これ
らスライド片86,87の先端部同士を連結する連結片
88とから構成されている。上記スライド片86,87
には、シャーシ47に固定されるガイド軸82,83,
84,85と対応する位置にそれぞれ長穴形状とされた
ガイド軸スライド溝89,90,91,92が形成され
ている。
【0067】また、上記スライド片86,87には、上
記第1のピン67,68と係合してスピンドルモータ4
9をディスクカートリッジ201に対して接離方向に昇
降駆動する第1の昇降駆動部を構成する第1のカム9
3,94が設けられている。これら第1のカム93,9
4は、図13及び14に示すように、上記第1のピン6
7,68と係合するカム溝95,96を有している。上
記カム溝95,96は、シャーシ47に対して所定の傾
斜角度で傾斜した傾斜部95a,96aと、シャーシ4
7と平行な平行部95b,96bとからなる。上記傾斜
部95a,96aは、スピンドルモータ49を上昇させ
る役目をする部分に相当し、平行部95b,96bは、
スピンドルモータ49を最大高さ位置となす役目をする
部分に相当する。上記平行部95b,96bに第1のピ
ン67,68が到達すると、スピンドルモータ49が取
付けられた昇降板54がスピンドル高さ位置決め部材6
0に当接し該スピンドルモータ49が所定高さ位置とさ
れる。このとき、上記第1のピン67,68は、スピン
ドルモータ49の正確な高さ位置を確保するために、上
記平行部95b,96bと相対向する上端面95c,9
6cと接触しないようになっている。
【0068】そして、これら第1のカム93,94に隣
接した位置には、スピンドルモータ49の上昇位置での
確実な位置決めを行うためのバネ部材97,98が設け
られている。これらバネ部材97,98は左右同一形状
であるため、その片方についてのみ以下に説明する。上
記バネ部材98は、図7に示すように、バネ性を有する
薄い金属板を折曲形成してなるもので、立上がり片部9
9aと基端片部99bとによって断面略L字状となされ
た取付け部99のうち立上がり片部99aが、第1のカ
ム94の側壁面94aにリベット等によってかしめられ
ることにより固定されている。そして、この基端片部9
9bの先端側には、スピンドルモータ49の上昇方向に
沿って延びる垂直部100と、この垂直部100の先端
側より第1のカム94の平行部96b側へと緩やかな円
弧を描くように形成された湾曲部101が設けられてい
る。
【0069】上記湾曲部101は、アンローディング状
態では、第1のピン68が傾斜部96aを登り詰めて平
行部96bに到達した時点で始めてこの第1のピン68
と接触するようになされ、しかもその先端側が平行部9
6bよりも若干飛び出るようになっている。したがっ
て、上記第1のピン68が平行部96bに到達しこの平
行部96bに沿って転がると、該第1のピン68が湾曲
部101と接触し、この湾曲部101をその曲率が小さ
くなる方向に撓ませる。このときの湾曲部101の図7
中矢印G方向への弾発力によって、上記第1のピン68
を支持する昇降板54がスピンドル高さ位置決め部材6
0に押し付けられる。この結果、スピンドルモータ49
は、確実にその上昇位置で位置決めされるとともに、そ
の状態が安定に保持されることになる。
【0070】さらに、上記スライド片86,87には、
ローディング動作に伴ってディスクカートリッジ押圧部
材38をディスクカートリッジ201内に出没自在とな
すカートリッジ押圧部操作突起102,103が設けら
れている。これらカートリッジ押圧部操作突起102,
103は、上記第1のカム93,94の斜め後方に上記
スライド片86,87と略直交して外方に延在するよう
にして設けられる階段状とされた延在部104,105
の先端に円弧状をなす突起として形成されている。かか
るカートリッジ押圧部操作突起102,103は、上記
ディスクカートリッジ押圧部材38に設けられるカート
リッジ回避部43に対し、アンローディング時には接触
し、ローディング時には非接触とされることにより、上
記ディスクカートリッジ押圧部材38をディスクカート
リッジ201内に出没自在となす。
【0071】また、一方のスライド片87の後端縁部に
は、図13に示すように、スライド部材64をアンロー
ディング位置からローディング位置へと強制的にスライ
ドさせるためのスライドプレート戻しバネ106が掛け
られるバネ引っ掛け部107が設けられている。かかる
スライドプレート戻しバネ106は、一端がこのバネ引
っ掛け部107に掛けられ、他端がシャーシ47に設け
られた先端側のガイド軸84に掛けられることにより、
上記スライド部材64を常にローディング位置に弾発付
勢するようになっている。さらに、この一方のスライド
片87の後端縁部には、ローディングモータ108によ
って上記スライドプレート戻しバネ106の付勢力に抗
してローディング位置からアンローディング位置へとス
ライド部材64を強制的に引き戻すためのプレート引き
戻し片109が設けられている。上記プレート引き戻し
片109は、ローディングモータ108の回転を伝達す
る伝達ギヤ110に設けられた円柱状をなす係合ピン
(図示は省略する。)と係合するようになっている。す
なわち、上記ローディングモータ108が回転すること
により、伝達ギヤ110が回転し、その伝達ギヤ110
に植立された係合ピンが上記プレート引き戻し片109
と係合して、上記スライド部材64をローディング位置
からアンローディング位置へと引き戻すようになってい
る。
【0072】そして、上記ローディングモータ108に
よってスライド部材64がアンローディング位置となさ
れたときには、図12に示すように、カートリッジホル
ダ1に回動可能に取付けられたトリガーアーム15の係
止爪15aが、他方のスライド片86の後端縁部に設け
られる円柱状のスライド部材係止ピン111と係合して
上記スライド部材64のアンローディング状態を保持す
るようになっている。
【0073】一方、連結片88には、ディスクカートリ
ッジ201を位置決めするカートリッジ位置決めピン7
3,74を昇降させるための第1の昇降駆動部を構成す
る第2のカム112,113が設けられている。これら
第2のカム112,113は、先の第1のカム93,9
4と同様、図13及び14に示すように、上記第2のピ
ン75,76と係合するカム溝114,115を有して
いる。上記カム溝114,115は、シャーシ47に対
して所定の傾斜角度で傾斜した傾斜部114a,115
aと、シャーシ47と平行な平行部114b,115b
とからなる。上記傾斜部114a,115aは、カート
リッジ位置決めピン73,74を上昇させる役目をする
部分に相当し、平行部114b,115bは、このカー
トリッジ位置決めピン73,74を最大高さ位置となす
役目をする部分に相当する。
【0074】上記平行部114b,115bに第2のピ
ン75,76が到達すると、昇降板54に設けられたカ
ートリッジ位置決めピン73,74がディスクカートリ
ッジ201のカートリッジ位置決めピン係合孔225,
226に嵌合し、当該ディスクカートリッジ201を位
置決めする。このとき、上記第2のピン75,76は、
ディスクカートリッジ201の正確な位置決めを確実な
ものとなすために、上記平行部114b,115bと相
対向する上端面114c,115cと接触しないように
なっている。
【0075】そして、特にこの第2のカム112,11
3の傾斜部114a,115aの傾斜角度は、上記スピ
ンドルモータ49よりもカートリッジ位置決めピン7
3,74を先行させて上昇させるために、前記第1のカ
ム93,94の傾斜部95a,96aの傾斜角度よりも
大とされている。したがって、上記第1のピン67,6
8が第1のカム93,94の平行部95b,96bに到
達する前に、先行して第2のピン75,76が第2のカ
ム112,113の平行部114b,115bに到達
し、前記カートリッジ位置決めピン73,74により上
記ディスクカートリッジ201が位置決めされる。そし
てその後、スピンドルモータ49が所定高さ位置に位置
決めされる。
【0076】なお、上記第1のカム93,94と第2の
カム112,113を全く同一のカム形状として、上記
第1のカム93,94に第1のピン67,68が接触す
るタイミングよりも第2のカム112,113に第2の
ピン75,76が接触するタイミングが早くなるよう
に、これら第1のカム93,94と第2のカム112,
113の位置をずらすようにしてもよい。このようにす
れば、上記カートリッジ位置決めピン73,74をスピ
ンドルモータ49に先行させて上昇させることができ、
ディスクカートリッジ201を確実に位置決めした状態
で正確なチャッキング動作が行える。
【0077】〔2−d〕光学系及び磁気ヘッド装置の構
成 光学系は、スピンドルモータ49によって回転操作され
る光磁気ディスク202の信号記録面に、レーザビーム
を集光して射出する対物レンズ116を有してなる光学
ピックアップ装置117から構成される。かかる光学ピ
ックアップ装置117は、光磁気ディスク202の径方
向に配された一対の平行なガイドレルー118,119
に沿って移送操作自在となされたキャリッジ120に設
けられている。そして、この光学ピックアップ装置11
7は、上記ガイドレール118,119の両側に設けら
れたマグネット121,122とヨーク123,124
及び駆動コイル125,126より構成されるリニアモ
ータ127,128によって、光磁気ディスク202の
信号記録面と相対向して径方向に移動操作されるように
なっている。
【0078】一方、磁気ヘッド装置は、上記光磁気ディ
スク202の信号記録面に所定強度の外部磁界を印加す
る磁界発生用のコイルを備えた磁気ヘッド129を有し
てなる。かかる磁気ヘッド129は、上記光磁気ディス
ク202を挾んで対物レンズ116と相対向する位置に
設けられるように、上記キャリッジ120に基端部を固
定したヘッド支持アーム130の先端部に取付けられて
いる。したがって、光学ピックアップ装置117が上記
光磁気ディスク202の径方向に送られると、これと同
期して上記磁気ヘッド129が対物レンズ116と相対
向する姿勢を保持しながら上記光磁気ディスク202の
内外周に亘って径方向に移送操作される。
【0079】〔3〕ディスクカートリッジの装着操作の
説明 上述のように構成された光磁気ディスク装置に前述した
ディスクカートリッジ201を装着する動作について説
明する。先ず、ディスクカートリッジ201を、正規の
向きとして上記カートリッジホルダ1のカートリッジ挿
脱口2よりその内部へと挿入する。すると、図8に示す
ように、ディスクカートリッジ201の前面部209に
初期位置に保持せしめられたシャッタ開放ピン27が当
接する。
【0080】そしてこの状態からさらに、上記ディスク
カートリッジ201をカートリッジホルダ1の内方向へ
挿入すると、このディスクカートリッジ201に押され
てシャッタ開放ピン27に分力が発生し、当該シャッタ
開放ピン27が上記カム溝部26の傾斜部26aに沿っ
て移動せしめられる。すなわち、ディスクカートリッジ
201がカートリッジホルダ1の内方向へと押し込まれ
ることにより、シャッタ開放ピン支持部材28が当該カ
ートリッジホルダ1とに亘って掛けられた引っ張りコイ
ルバネ32の付勢力に抗して、上記カートリッジホルダ
1に設けられるガイド部30の一端側である初期位置に
ある移動ガイドピン31を中心として回動し、その先端
部28bに設けたシャッタ開放ピン27をカム溝部26
の直線部26aに沿って移動せしめる。
【0081】この結果、シャッタ部材211は、カート
リッジ203内に内蔵される捩じりコイルバネの付勢力
に抗して、図9中矢印Hで示す上記ディスクカートリッ
ジ201の開口部206,216を開放する方向に移動
される。
【0082】そしてさらに、上記ディスクカートリッジ
201をカートリッジホルダ1の内方向へと挿入する
と、カム溝部26の円弧状部26bに沿ってシャッタ開
放ピン27が移動し、上記シャッタ部材211をさらに
移動せしめる。この円弧状部26bに沿ってシャッタ開
放ピン27が移動する際には、上記シャッタ開放ピン支
持部材28は、先の傾斜部26aに沿ってシャッタ開放
ピン27が移動したときと同じく初期位置にある移動ガ
イドピン31を中心に回動することになる。つまり、傾
斜部26aから円弧状部26bに亘ってシャッタ開放ピ
ン27が移動する範囲では、シャッタ開放ピン支持部材
28にスライド溝29が形成されていることから、移動
ガイドピン31は初期位置にあることになる。したがっ
て、傾斜部26aから円弧状部26bに至る範囲では、
上記シャッタ開放ピン支持部材28の移動軌跡は極めて
小さなものとなり、その後端部28aがディスクカート
リッジ201より外方へほとんど飛び出すことがないよ
うになっている。
【0083】そして、上記シャッタ開放ピン27が円弧
状部26bの後端縁に達すると、図10に示すように、
当該シャッタ開放ピン27がカートリッジ203に設け
られたシャッタ開放部材嵌入部224に入り込む。この
結果、ディスクカートリッジ201の開口部206,2
16が全開し、上記カートリッジ203内に収納された
光磁気ディスク202が露出する。
【0084】さらに、上記ディスクカートリッジ201
をカートリッジホルダ1の内方向へと挿入すると、今度
はディスクカートリッジ201の前面部209に移動ガ
イドピン31が当接する。そして、上記ディスクカート
リッジ201がカートリッジホルダ1の内方向へさらに
移動すると、このディスクカートリッジ201と共に上
記シャッタ開放ピン支持部材28が、図10の状態を保
持しながら上記ガイド部30に沿って移動せしめられ
る。
【0085】そして、その中途部において、上記ディス
クカートリッジ201は、図12ないし図15に示すよ
うに、カートリッジホルダ1にスライド自在に設けられ
た第1のインジェクトプレート5のカートリッジ接触部
14に当接する。この状態からさらに、上記ディスクカ
ートリッジ201を内方向へと挿入すると、このディス
クカートリッジ201と共に上記第1のインジェクトプ
レート5が、カートリッジホルダ1に固定されたガイド
軸8,9に沿って図12中矢印Iで示すディスクカート
リッジ201の挿入方向へとスライドする。
【0086】このとき、上記第1のインジェクトプレー
ト5のスライド動作に伴って第2のインジェクトプレー
ト6がこの第1のインジェクトプレート5と共にディス
クカートリッジ201の挿入方向へと移動せしめられる
とともに、上記第2のインジェクトプレート6に設けら
れたカム溝22に沿って当該第2のインジェクトプレー
ト6が図12中矢印J方向に回動する。
【0087】この結果、上記第2のインジェクトプレー
ト6に設けられたカートリッジホールドピン21が、回
動操作に伴って次第に上記ディスクカートリッジ201
のカートリッジ引込みピン嵌入用孔228に入り込んで
行く。
【0088】そしてさらに、上記ディスクカートリッジ
201がカートリッジホルダ1の内方向へと挿入される
と、上記第1のインジェクトプレート5の後端縁部に設
けられたトリガーアーム回動操作片17が、カートリッ
ジホルダ1に回動自在に取付けられたトリガーアーム1
5のトリガーアームピン16と接触する。そして、上記
第1のインジェクトプレート5がさらに後方端側へと移
動することに伴い、上記トリガーアーム15が支軸18
を中心として図12中矢印K方向へと回動し、スライド
部材64上に固定されたスライド部材係止ピン111と
の係合が解除せしめられる。
【0089】この結果、スライド部材64は、このスラ
イド部材64をガイドする一つのガイド軸84とに亘っ
て張架されたスライドプレート戻しバネ106によっ
て、上記シャーシ47に固定されたガイド軸82,8
3,84,85にガイドされながら図12中矢印Lで示
すカートリッジ挿脱口2側へとシャーシ47上をスライ
ドし始める。
【0090】すると、上記スライド部材64に設けられ
たインジェクトプレート保持片131と上記第3のイン
ジェクトプレート7のインジェクトプレート保持ピン2
4との係合が解除され、上記第1のインジェクトプレー
ト5をガイドするガイド軸9との間に亘って張架されて
いた引っ張りコイルバネ25によって上記第3のインジ
ェクトプレート7が、強制的に支軸23を中心として図
16中矢印M方向に回動する。そして、この第3のイン
ジェクトプレート7が回動すると、その先端側に植立さ
れたインジェクトプレート保持ピン24が上記第1のイ
ンジェクトプレート5を、図16中矢印Nで示すディス
クカートリッジ201の挿入方向へとスライドせしめ
る。
【0091】この結果、この時点では既に上記第2のイ
ンジェクトプレート6のカートリッジホールドピン21
がディスクカートリッジ201のカートリッジ引込みピ
ン嵌入用孔228に入り込んでいることから、上記ディ
スクカートリッジ201がカートリッジホルダ1の奥行
き方向へと自動的に引き込まれて行く。そして、最終的
にカートリッジホルダ1に設けられるカートリッジ挿入
位置規制部材35にディスクカートリッジ201のシャ
ッタ部材211が当接し、当該ディスクカートリッジ2
01の装着位置が決まる。
【0092】また、上記スライド部材64がカートリッ
ジ挿脱口2側へとスライドすることにより、このスライ
ド部材64に設けられたカートリッジ押圧部操作突起1
02,103とディスクカートリッジ押圧部材38のカ
ートリッジ回避部43との係合が解除されることによ
り、図13ないし図15で示すディスクカートリッジ2
01のカートリッジホルダ1への挿入を可能とする状態
から、該ディスクカートリッジ押圧部材38の押圧部4
2bがカートリッジホルダ1内に入り込み、上記ディス
クカートリッジ201の上面201aを下方に弾発付勢
する。
【0093】この結果、ディスクカートリッジ201
は、図17ないし図19に示すように、上記ディスクカ
ートリッジ押圧部材38の弾発力によってカートリッジ
ホルダ1のカートリッジ位置決め部37に押し付けら
れ、所定の高さ位置に保持されることになる。
【0094】また、上記スライド部材64がカートリッ
ジ挿脱口2側へとスライドすることにより、このスライ
ド部材64に設けられた第1のカム93,94に第1の
ピン67,68が、第2のカム112,113に第2の
ピン75,76がそれぞれ係合する。そして、上記スラ
イド部材64がカートリッジ挿脱口2側へとさらにスラ
イドせしめられると、第1のカム93,94の傾斜部9
5a,96a上を第1のピン67,68が回転しながら
上昇し、第2のカム112,113の傾斜部114a,
115a上を第2のピン75,76が回転しながら上昇
して行く。
【0095】このとき、上記第2のカム112,113
の傾斜部114a,115aの傾斜角度が、上記第1の
カム93,94の傾斜部95a,96aの傾斜角度に対
して大となされているため、上記第2のピン75,76
の方が第1のピン67,68よりも早く、上記第2のカ
ム112,113の平行部114b,115b上に到達
する。
【0096】この結果、昇降板54の先端側が後端側よ
り先に上昇し、その先端側に設けられたカートリッジ位
置決めピン73,74がスピンドルモータ49よりも先
行して上昇することになる。これにより、カートリッジ
位置決めピン73,74が上記ディスクカートリッジ2
01のカートリッジ位置決めピン係合孔225,226
に嵌入し、上記ディスクカートリッジ201を位置決め
する。
【0097】しかる後、第1のピン67,68が上記第
1のカム93,94の平行部95b,96bに到達し、
スピンドルモータ49が上昇せしめられてスピンドル高
さ位置決め部材60に昇降板54が接触する。すると、
第1のカム93,94に近接配設されたバネ部材97,
98によって、上記スピンドルモータ49が所定高さ位
置に弾発付勢された状態で保持される。
【0098】この結果、ディスクカートリッジ201に
収納された光磁気ディスク202のチャッキングハブ2
02aにスピンドルモータ49のスピンドル軸53が入
り込み、当該光磁気ディスク202を正確にチャッキン
グせしめる。
【0099】なお、エジェクトは、ローディングモータ
108を駆動することにより、このローディングモータ
108の回転を伝達する伝達ギヤ110に植立された係
合ピンが、上記スライド部材64に設けられたプレート
引き戻し片109と係合して、当該スライド部材64を
ローディング位置からアンローディング位置へとスライ
ドプレート戻しバネ106の付勢力に抗して引き戻す。
【0100】この結果、先のローディング動作と全く逆
の動作がなされ、上記カートリッジ位置決めピン73,
74が上記スピンドルモータ49より先行してシャーシ
47側へ下降せしめられるとともに、上記スライド部材
64のスライド動作に伴って第3のインジェクトプレー
ト7が回動せしめられ、これに連結される第1のインジ
ェクトプレート5がアンローディング状態へと強制的に
スライドさせられて、最終的にディスクカートリッジ2
01が強制的にカートリッジホルダ1より排出される。
【0101】〔4〕他の実施例1 〔4−a〕押圧手段の変形例 前述の実施例では、板バネの有する弾発力によってディ
スクカートリッジ201をカートリッジ位置決め部37
に押圧固定する構成としたが、例えば図22に示すよう
に、カートリッジホルダ1に対して回動自在に支持され
る回動部材132と、この回動部材132を弾発付勢す
る付勢手段たる捩じりコイルバネ133より構成するよ
うにしても同様の作用効果が得られる。
【0102】回動部材132は、図23及び図24に示
すように、カートリッジホルダ1の両側壁1c,1dに
固定された回動支持ピン134に支持されることにより
回動自在とされる回動片135を有している。この回動
片135には、カートリッジホルダ1に切り欠かれた切
欠き部39,40内に臨み、ディスクカートリッジ20
1をカートリッジ位置決め部37に押圧固定するカート
リッジ押圧部136が設けられている。上記カートリッ
ジ押圧部136は、先端側が切欠き部39,40へと臨
むように屈曲され、側面形状が略J字状となされてい
る。このカートリッジ押圧部136の先端部136a
は、カートリッジホルダ1内に挿入されるディスクカー
トリッジ201の上面201aと接触するようになって
いる。
【0103】また、上記回動片135には、スライド部
材64に設けられたカートリッジ押圧部操作突起10
2,103と接触してアンローディング時に上記カート
リッジ押圧部136を、カートリッジホルダ1内に挿入
されてくるディスクカートリッジ201と接触しない上
昇位置に保持するためのカートリッジ回避部137が設
けられている。かかるカートリッジ回避部137は、上
記スライド部材64がアンローディング位置にあるとき
に、上記カートリッジ押圧部操作突起102,103と
相対向する位置に設けられている。
【0104】また、このカートリッジ回避部137は、
上記カートリッジ押圧部136が回動支持ピン134を
中心として図23中矢印O方向に回動してアンローディ
ング状態となったときに、このカートリッジ押圧部13
6がカートリッジホルダ1の上板部1aより大きく飛び
出ないようにするために、水平線に対してθなる角度を
有している。さらに、このカートリッジ回避部137に
は、ローディング状態からアンローディング状態へとス
ライド部材64が引き戻されたときに、カートリッジ押
圧部操作突起102,103がこのカートリッジ回避部
137の端縁に引っ掛からないようにするための折曲げ
部138が設けられている。
【0105】そして、このように形成された回動部材1
32は、図23及び図25に示すように、回動支持ピン
134によって回動自在に支持されるとともに、カート
リッジホルダ1の両側壁1c,1dにそれぞれ固定され
たバネ係止ピン139に係止された捩じりコイルバネ1
33によって常に、図22中矢印Pで示す方向に付勢さ
れている。上記捩じりコイルバネ133は、その一端1
33aがカートリッジホルダ1の両側壁1c,1dに切
り起こし形成されたバネ係止片140に係止され、他端
133bが回動片135に設けられたバネ係止片141
のスリットに臨んで係止されている。
【0106】上述のように回動部材132をカートリッ
ジホルダ1に設けることにより、アンローディング状態
では図25に示すように、スライド部材64に設けられ
たカートリッジ押圧部操作突起102,103によって
カートリッジ押圧部136がカートリッジホルダ1内に
挿入されてくるディスクカートリッジ201と接触しな
い上昇位置に保持され、ローディング状態ではカートリ
ッジ回避部137とカートリッジ押圧部操作突起10
2,103との接触が解除されて捩じりコイルバネ13
3により上記カートリッジ押圧部136がディスクカー
トリッジ201をカートリッジ位置決め部37に押圧固
定する。これにより、ディスクカートリッジ201が所
定高さ位置に保持される。
【0107】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るローディング装置においては、カートリッジホ
ルダに、このカートリッジホルダに対してローディング
動作に伴って出没自在とされる押圧手段が設けられてい
るので、ディスクカートリッジがローディングされる
と、この押圧手段によって該カートリッジホルダに設け
られるカートリッジ位置決め部に上記ディスクカートリ
ッジが押圧固定せしめられ、ローディング時におけるデ
ィスクカートリッジの位置決めが確実なものとなり、該
ディスクカートリッジに収納された記録ディスクに対し
て記録再生を良好に行うことができる。
【0108】また、本発明のローディング装置において
は、押圧手段が板バネ、又は回動部材とこの回動部材を
押圧方向に付勢する付勢手段からなるので、その構成が
極めて簡単であり、製造が容易なものとなる。
【0109】また、本発明のローディング装置において
は、スピンドルモータの上昇よりもカートリッジ位置決
め部材が先行して上昇するので、上記ディスクカートリ
ッジがカートリッジ位置決め部材によって位置決めされ
た後に、該スピンドルモータが上昇して記録ディスクの
センターハブに正確に入ることになり、このスピンドル
モータにより回転操作される記録ディスクの正確なチャ
ッキングを行うことができる。したがって、このスピン
ドルモータによって回転操作される記録ディスクに対す
る安定した情報信号の記録再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスク装置全体を示す分解斜視図であ
る。
【図2】カートリッジホルダの斜視図である。
【図3】カートリッジ位置決め手段とディスク回転駆動
機構を昇降駆動する昇降機構の斜視図である。
【図4】シャーシの斜視図である。
【図5】押圧手段を拡大して示す要部拡大斜視図であ
る。
【図6】スピンドルモータの昇降板に対する取付け状態
を示す分解斜視図である。
【図7】第1のカムに近接配置されるバネ部材を拡大し
て示す要部拡大斜視図である。
【図8】ディスクカートリッジのカートリッジホルダに
対する装着状態におけるシャッタ開放ピンとディスクカ
ートリッジとの係合状態を示す平面図である。
【図9】ディスクカートリッジのカートリッジホルダに
対する装着状態におけるシャッタ開放ピンによりシャッ
タ部材が開放され始める状態を示す平面図である。
【図10】ディスクカートリッジのカートリッジホルダ
に対する装着状態におけるシャッタ開放ピンによりシャ
ッタ部材が開放された状態を示す平面図である。
【図11】ディスクカートリッジのカートリッジホルダ
に対する装着状態におけるシャッタ開放ピンによりシャ
ッタ部材が全開した状態を示す平面図である。
【図12】アンローディング状態における昇降機構の動
作状態を示す平面図である。
【図13】アンローディング状態における昇降機構の右
側面図である。
【図14】アンローディング状態における昇降機構の左
側面図である。
【図15】アンローディング状態における昇降機構の正
面図である。
【図16】ローディング状態における昇降機構の動作状
態を示す平面図である。
【図17】ローディング状態における昇降機構の動作状
態を示す右側面図である。
【図18】ローディング状態における昇降機構の動作状
態を示す左側面図である。
【図19】ローディング状態における昇降機構の動作状
態を示す正面図である。
【図20】上ハーフ側より見たときのディスクカートリ
ッジの斜視図である。
【図21】下ハーフ側より見たときのディスクカートリ
ッジの斜視図である。
【図22】変形例の押圧手段をカートリッジホルダに設
けた状態の斜視図である。
【図23】変形例の押圧手段の側面図である。
【図24】変形例の押圧手段の平面図である。
【図25】変形例の押圧手段が設けられた光磁気ディス
ク装置のアンローディング状態を示す右側面図である。
【符号の説明】
1・・・カートリッジホルダ 5・・・第1のインジェクトプレート 6・・・第2のインジェクトプレート 7・・・第3のインジェクトプレート 15・・・トリガーアーム 27・・・シャッタ開放ピン 28・・・シャッタ開放ピン支持部材 38・・・ディスクカートリッジ押圧部材 47・・・シャーシ 49・・・スピンドルモータ 54・・・昇降板 64・・・スライド部材 67,68・・・第1のピン 73,74・・・カートリッジ位置決めピン 75,76・・・第2のピン 93,94・・・第1のカム 102,103・・・カートリッジ押圧部操作突起 112,113・・・第2のカム 116・・・対物レンズ 129・・・磁気ヘッド 132・・・回動部材 133・・・捩じりコイルバネ 201・・・ディスクカートリッジ 202・・・光磁気ディスク 202a・・・チャッキングハブ 211・・・シャッタ部材 225,226・・・カートリッジ位置決めピン係合孔 228・・・カートリッジ引込みピン嵌入用孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジに設けられるカー
    トリッジ位置決め孔に係合するカートリッジ位置決め部
    材とスピンドルモータを、該ディスクカートリッジのロ
    ーディング動作に伴って昇降駆動するようにしたローデ
    ィング装置において、 ローディング時に、カートリッジ位置決め孔にカートリ
    ッジ位置決め部材が係合してディスクカートリッジを位
    置決めするとともに、押圧手段によって上記ディスクカ
    ートリッジを固定部側のカートリッジの高さ方向の位置
    決めを行うカートリッジ位置決め部に押圧固定すること
    を特徴とするローディング装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジ位置決め部は、カートリッ
    ジホルダの下面部に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のローディング装置。
  3. 【請求項3】 押圧手段は、ディスクカートリッジを保
    持するカートリッジホルダに対して、ローディング動作
    に伴ってこのカートリッジホルダ内に出没自在に取付け
    られていることを特徴とする請求項1記載のローディン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 押圧手段は、板バネからなることを特徴
    とする請求項3記載のローディング装置。
  5. 【請求項5】 押圧手段は、回動部材とこの回動部材を
    押圧方向に付勢する付勢手段よりなることを特徴とする
    請求項3記載のローディング装置。
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