JPH0611077U - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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Publication number
JPH0611077U
JPH0611077U JP001893U JP189392U JPH0611077U JP H0611077 U JPH0611077 U JP H0611077U JP 001893 U JP001893 U JP 001893U JP 189392 U JP189392 U JP 189392U JP H0611077 U JPH0611077 U JP H0611077U
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JP
Japan
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bill
banknote
sorting
bills
false
Prior art date
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Pending
Application number
JP001893U
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English (en)
Inventor
一雄 布施
靖浩 細江
Original Assignee
株式会社三陽電機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社三陽電機製作所 filed Critical 株式会社三陽電機製作所
Priority to JP001893U priority Critical patent/JPH0611077U/ja
Publication of JPH0611077U publication Critical patent/JPH0611077U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙幣として検知されない場合に、その紙幣を
戻し、かつつまりが生じ難い。 【構成】 紙幣入口12へ挿入された紙幣は紙幣識別器
19で識別され、真と判定されると、紙幣振分機構21
の振分搬送路23、案内路31、紙幣搬送部32を通り
金庫18に収納される。偽の紙幣と判定されると、ソレ
ノイド29が付勢されて、振分搬送路23の出側端が引
き上げられ、紙幣識別器19を通過した紙幣は振分搬送
路23、案内路33を通り紙幣出口16へ突出され、こ
れを抜き取ることができる。紙幣を紙幣入口12側へ逆
送りしないためつまり難い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はワンマンバスに設置される運賃箱、巻売器、自動販売機などで紙幣 が挿入され、その紙幣の真、偽を識別し、その識別結果に応じた処理を行う紙幣 処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばワンマンバスの運賃箱において、乗客が紙幣を挿入した場合に、その紙 幣が汚れていたり、しわくちゃになっていたりなどにより、真として識別されず 、偽として識別されると、その紙幣は紙幣挿入口に戻される。この紙幣を戻す際 に、つまり(ジャム)が発生すると、その紙幣の戻しを中止するか、または正送 り(順送り)として金庫内にその紙幣を収納する。即ち挿入された紙幣を挿入口 に戻そうとすると、つまりが発生し易く、つまりが発生しても挿入時と同一方向 に紙幣を送るように制御すると、つまることなく紙幣を送ることができることが よくある。従って戻す際につまりが発生すると順送りとして、その紙幣を金庫内 に収納することにより、運賃箱の内部を開けて、つまった紙幣を探し、その紙幣 を取出してつまりを解消する、面倒な作業をする必要がなくなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の紙幣処理装置では、挿入された紙幣が偽と識別されると、その紙幣を挿 入口へ戻すが、その際につまりが生じると、その紙幣を順方向に送って収納部( 金庫)に収容してしまう。従ってその収納部へ収容された紙幣が真のものである こと、またその金額を乗務員(掛員)が確認することができず、乗客にその金額 を聞かなくてはならず乗務員と乗客との間にトラブルが起ることがあった。また つまりが発生して順送りとしてもそのつまりが解消しないことがあり、その場合 は、その紙幣による支払が不能となり、また路線バスでは運行中に紙幣と貨幣と の両替が頻繁に行われるが、両替が不能になることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、紙幣識別器の出口に紙幣振分機構が設けられ、その紙幣振 分機構は紙幣識別器を通過した紙幣を収納部と紙幣出口との何れかに振分け供給 するものであり、紙幣識別器が偽と検知すると、その検知出力により紙幣振分機 構が紙幣を紙幣出口へ供給するように制御される。
【0005】
【実施例】
この考案を運賃箱に適用した実施例について図面を参照して説明する。 図1に示すように運賃箱11はその一端面の上部に紙幣入口12が設けられ、 上面の一端部に両替用硬貨投入口13が設けられ、また上面中央部に券類、硬貨 投入口14が設けられ、側面に払出し口15が設けられている。更にこの考案で は運賃箱11の上面の券類、硬貨投入口14の近くに紙幣出口16が設けられる 。
【0006】 図2Aに示すように、券類、硬貨投入口14に投入された券類、硬貨中の硬貨 は硬貨識別器17で金種が識別され、金種ごとに種銭蓄積部に収納され、これよ りあふれた硬貨は収納部としての金庫18に収納される。紙幣入口12に紙幣が 挿入されると、紙幣識別器19でその紙幣が真のものか、真の場合は何れの金額 の紙幣であるかの識別がなされ、あるいは紙幣として検知されない、つまり偽と 識別される。紙幣識別器19を通過した紙幣はこの考案では紙幣振分機構21へ 送られる。
【0007】 紙幣振分機構21は送られて来た紙幣を金庫18か、紙幣出口16の何れかへ 振分け供給する。紙幣振分機構21は通常は紙幣を金庫18へ供給する。紙幣識 別器19が金額を検知すると、これが制御部22へ通知され、制御部22は硬貨 識別器17内の種銭蓄積部を制御して、その検知金額に対応した硬貨を、払出し 口15へ払出す。両替用硬貨投入口13に硬貨が投入されると、その硬貨は硬貨 識別器17で識別され、その金額に応じて制御部22は種銭蓄積部から硬貨を払 出し口15へ払出す。
【0008】 紙幣識別器19が偽と検知すると、これが通知された制御部22は紙幣振分機 構21を制御して、その偽と検知された紙幣を紙幣出口16へ供給する。 紙幣振分機構21は例えば図2Bに示すように構成される。即ち、紙幣識別器 19の出口に一端が位置し、紙幣識別器19内の紙幣の搬送方向とほぼ同一方向 に延長した振分搬送路23が設けられる。振分搬送路23は例えば2本の無端ベ ルト23a,23bで紙幣を挟んで搬送するように構成される。無端ベルト23 aはローラ24,25間に架張され、無端ベルト23bはローラ26,27間に 架張される。紙幣識別器19側の1つのローラ24はモータ28によりベルト駆 動されて、無端ベルト23aが回転され、これに伴って無端ベルト23bも回転 する。
【0009】 振分搬送路23はローラ24の回転軸心を中心にわずか回動して、振分搬送路 23の紙幣識別器19と反対側の端、つまり出側端は、上下の二つの位置の何れ かを取ることができる。つまり常時は下の位置にあるが、プランジャソレノイド 29が付勢されると、プランジャソレノイド29によりローラ27が引き上げら れて、上の位置をとる。振分搬送路23の端部が下の位置をとっている状態で、 その振分搬送路23の出側端と対向し、これより送り出される紙幣を下方へ案内 する案内路31の入口が設けられる。その案内路31の出口よりの紙幣は紙幣搬 送部32により金庫18内へ送られる。
【0010】 一方振分搬送路23の出側端が上の位置をとっている状態でその出側端と対向 して、これより送り出される紙幣を上方へ案内して紙幣出口16へ導びく案内路 33の入口が設けられる。案内路31,33には必要に応じて各一対の送りロー ラ34,35が設けられて、振分搬送路23よりの紙幣を送るようにされる。案 内路33にセンサ36が設けられ、紙幣が紙幣出口16から半分程度突出すると 、センサ36より紙幣の通過が検出され、そのセンサ36の検出出力により、送 りローラ35の送りが停止され、突出した紙幣を、乗客が抜き取ることができる ようにされる。
【0011】 従って常時は、紙幣識別器19で供給された紙幣が真の紙幣と識別され、紙幣 識別器19を通過した紙幣は振分搬送路23を通り、更に案内路31、紙幣搬送 部32を通り、金庫18に収納される。紙幣識別器19で偽の紙幣と判別される と、制御部22はソレノイド29を付勢し、紙幣識別器19を通過した紙幣は振 分搬送路23を通り、更に案内路33を通り紙幣出口16より突出する。よって 乗客はその突出した紙幣を抜き取り、その紙幣を前回の挿入時とは裏返しにして 、あるいはしわをのばして再び紙幣入口12へ挿入して、紙幣識別器19で真の 紙幣と判別されるようにすることができる。あるいはその紙幣を乗務員に識別し てもらうこともできる。
【0012】 なお紙幣識別器19で偽と判定されると、まずその紙幣を紙幣入口12側へ戻 す操作を行い、その際につまりが生じると、その紙幣を順方向、つまり紙幣振分 機構21側へ送り、これより紙幣出口16へ送るようにしてもよい。 この考案は運賃箱の両替用紙幣の処理や、運賃支払用紙幣の処理や回数券購入 用紙幣の処理などの他に、一般の各種自動販売機などにおける紙幣処理にも適用 できる。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、紙幣識別器で偽と判定されると、その紙 幣を紙幣入口に戻すことなく紙幣出口16へ送り出すため、つまりが生じ難い。 また次々と紙幣を処理することができる。更に、偽と判定された紙幣が取り出さ れるため、掛員とのトラブルが発生するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用した運賃箱の実施例を示す外観
斜視図。
【図2】Aは図1の実施例の要部の機能ブロック図、B
は紙幣振分機構21の具体例を示す側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された紙幣を紙幣識別器により、そ
    の紙幣の真、偽を識別し、その識別結果に応じた処理を
    行う紙幣処理装置において、 上記紙幣識別器の出口に設けられ、その紙幣識別器を通
    過した紙幣を収納部と、紙幣出口との何れかへ振分け供
    給する振分機構と、 上記紙幣識別器が挿入された紙幣を偽として検知した出
    力により上記振分機構を紙幣が上記紙幣出口へ供給され
    るように制御する手段と、 を設けたことを特徴とする紙幣処理装置。
JP001893U 1992-01-23 1992-01-23 紙幣処理装置 Pending JPH0611077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP001893U JPH0611077U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 紙幣処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP001893U JPH0611077U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 紙幣処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611077U true JPH0611077U (ja) 1994-02-10

Family

ID=11514266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP001893U Pending JPH0611077U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 紙幣処理装置

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JP (1) JPH0611077U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923263U (ja) * 1972-05-30 1974-02-27
JPS54127417U (ja) * 1978-02-25 1979-09-05

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180794A (ja) * 1983-03-31 1984-10-13 富士通株式会社 紙弊鑑別方式

Patent Citations (1)

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