JPH0611014Y2 - ハイパーサーミア療法に用いる温度センサーアンテナ挿入用シース装置 - Google Patents

ハイパーサーミア療法に用いる温度センサーアンテナ挿入用シース装置

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JPH0611014Y2
JPH0611014Y2 JP11642788U JP11642788U JPH0611014Y2 JP H0611014 Y2 JPH0611014 Y2 JP H0611014Y2 JP 11642788 U JP11642788 U JP 11642788U JP 11642788 U JP11642788 U JP 11642788U JP H0611014 Y2 JPH0611014 Y2 JP H0611014Y2
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JP
Japan
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sheath
temperature sensor
sensor antenna
puncture
hyperthermia therapy
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一豊 西村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、癌のハイパーサーミア療法を行う際に患部及
び患部周辺に挿入する温度センサーアンテナの挿入用シ
ースの改良に関する。
(従来技術) 癌のハイパーサーミア療法を行う際には、治療効果を高
めるために患部を常時42.5℃前後に加温しておかなけれ
ばならない。そのときの患部及び患部周辺の正常な細胞
の温度管理が不可欠であることから、患部及び患部周辺
に温度センサーアンテナを挿入して温度の測定を行う。
そして前記温度センサーアンテナを挿入するときには、
該温度センサーアンテナを患部及び患部周辺に導くため
のシースが用いられる。
従来、温度センサーアンテナ用のシースは、例えば第10
図に示すように、金属製のスタイレットaが合成樹脂製
のシースbの穿刺側の先端cから突出した一般の留置カ
テーテルと同様の形状であるオープンエンド型と呼ばれ
るものや、第11図に示すように、合成樹脂製のシースd
の穿刺側の先端eが閉塞して鋭利に形成された所謂クロ
ーズドエンド型と呼ばれるものが使用されている。
これらのシースb,dの使用法は、シースb,dにスタ
イレットa,fを内挿して身体に穿刺した後、スタイレ
ットa,fだけを抜き取ってシースb,dを留置させ、
シース針基g,hに温度センサーアンテナを案内させて
シースb,d内に挿入する。
このとき、オープンエンド型シースbは、スタイレット
aがシースbの穿刺側の先端cから突出しているため穿
刺し易い構造となっているが、身体に穿刺した後スタイ
レットaを抜き取って温度センサーアンテナを挿入する
とシースbの穿刺側先端cが開口していることにより該
温度センサーアンテナが血液や体液で汚染される不都合
がある。
また、クローズドエンド型シースdは、その穿刺側先端
eが閉塞しており温度センサーアンテナが血液や体液に
直接触れることがないので汚染されないが、シースdが
合成樹脂製であるためその穿刺側先端eが鋭利に成形さ
れてあっても患部に穿刺しずらい不都合がある。このた
め、金属の針で予め一度穿刺し、該針を抜き取った後に
スタイレットfを内挿したシースdを穿刺するといった
二回の穿刺が必要となっていた。
(解決すべき課題) かかる不都合を解消すべく、本考案は、一回の穿刺で患
部にシースが挿入でき、穿刺後シース内の温度センサー
アンテナが血液や体液で汚染されることのないハイパー
サーミア療法に用いる温度センサーアンテナ挿入用シー
ス装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成すべく、本考案は、スタイレット又は
温度センサーアンテナを開口する基端部から挿入自在と
し、身体に穿刺する側の先端を閉塞したシースと、該シ
ースを着脱自在に内挿する穿刺側先端を鋭利に形成した
管状針体とから成ることを特徴とするものである。
また、前記シースの基端部に着脱自在の筒状のガイド用
端子を備えていることを特徴とするものである。
(作用) 前記シースにその基端部の開口からスタイレットを挿入
すると共にこれらを前記管状針体に内挿した後、該管状
針体の鋭利な先端部より身体に穿刺し、続いてシースを
留置させてスタイレットと管状針体を抜き取ることによ
り、一回の穿刺で前記シースが患部に挿入される。
また、その後身体に留置された前記シースの基端部から
温度センサーアンテナを挿入する際、該シースが細く柔
らかく形成されており、該温度センサーアンテナが挿入
しずらい場合は、前記ガイド用端子を前記シースの基端
部に連結することにより、該ガイド用端子が温度センサ
ーアンテナを前記シース内に案内して挿入し易くする。
(実施例) 本考案の実施例を図面に従って説明すれば次の通りであ
る。
第1図は本実施例のハイパーサーミア療法に用いる温度
センサーアンテナ挿入用シースを示す平面図であり、第
2図は第1図に示した本実施例の分解図である。
1は穿刺側先端が閉塞されたクローズドエンド型のフッ
素樹脂製のシースを示し、2はシース1に内挿可能な太
さとしたステンレス製のスタイレットを示し、3はシー
ス1の内挿を可能とする太さとしたステンレス製の管状
針体を示す。
該管状針体3は、その基板部に針基4を備え、穿刺側先
端5は開口して鋭利に成形されている。
また、ロース1の穿刺側先端6は必ずしも鋭利に成形す
る必要はない。
以上の構成からなる本実施例の使用方法を説明する。
先ず、スタイレット2をシース1に内挿し、該シース1
を管状針体3に内挿して第1図示した状態で第3図示の
ように身体Aに穿刺する。このとき金属製の管状針体3
の鋭利に成形された穿刺側先端5により容易に身体Aに
穿刺される。
そして、該管状針体3の穿刺側先端5が患部もしくはそ
の周辺に到達した後、第4図示のようにスタイレット2
とシース1とを留置させたまま管状針体3のみを身体A
から引き抜く。
次に、第5図示のようにスタイレット2をシース1から
抜き取り、身体Aにはシース1のみを留置させる。
続いて身体Aに留置されたままのシース1に温度センサ
ーアンテナ7を挿入する。このようにして挿入された温
度センサーアンテナ7は、シース1の穿刺側先端が閉塞
されていることにより身体Aから血液や体液がシース1
内に侵入することがないので汚染されることがない。
また、第7図示したガイド用端子8は、シース1の基端
部に着脱自在に連結することができる。
該ガイド用端子8は、シース1からスタイレット2を抜
き取った後、第8図示のように身体Aに留置したシース
1の基端部に連結させて使用する。
そして第9図示するように、ガイド用端子8からシース
1内に向けて温度センサーアンテナ7を挿入する。該ガ
イド用端子8によってフッ素樹脂製の細く柔らかいシー
ス1の基端部の開口に温度センサーアンテナ7を案内し
て容易に挿入することができて温度センサーアンテナ7
の挿入作業を円滑に行うことができる。
(効果) 以上のことから、本考案によれば、温度センサーアンテ
ナが血液や体液で汚染されることのないクローズドエン
ド型のシースを使用して、該シースをスタイレットと共
に管状針体に内挿し、該管状針体の鋭利な先端で身体を
穿刺すると同時に前記シースが患部に案内されるので、
一回の穿刺で患部に前記シースを挿入することができる
ハイパーサーミア療法に用いる温度センサーアンテナ挿
入用シースを提供することができる。
また、穿刺後身体に留置した前記シースに温度センサー
アンテナを挿入する際、該シースの開口部が細く柔らか
くて温度センサーアンテナが挿入しずらいときに、前記
ガイド用端子を前記シースの基端部に連結することによ
って、該シースの開口部に温度センサーアンテナを確実
に案内し、温度センサーアンテナのシース内への挿入が
容易にできるハイパーサーミア療法に用いる温度センサ
ーアンテナ挿入用シースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は第1図
示の実施例の分解平面図、第3図乃至第6図は本実施例
の穿刺手順を示す説明図、第7図はガイド用端子の実施
例のを示す平面図、第8図及び第9図は第7図示のガイ
ド用端子の使用手順を示す説明図、第10図は従来のオー
プンエンド型シースを示す平面図、第11図は従来のクロ
ーズドエンド型シースを示す平面図である。 1…………シース 2……スタイレット 3……管状針体 7……温度センサーアンテナ 8……ガイド用端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタイレット又は温度センサーアンテナを
    開口する基端部から挿入自在とし、身体に穿刺する側の
    先端を閉塞したシースと、該シースを着脱自在に内挿す
    る穿刺側先端を鋭利に形成した管状針体とから成ること
    を特徴とするハイパーサーミア療法に用いる温度センサ
    ーアンテナ挿入用シース装置。
  2. 【請求項2】前記シースの基端部に着脱自在の筒状のガ
    イド用端子を備えていることを特徴とする請求項1記載
    のハイパーサーミア療法に用いる温度センサーアンテナ
    挿入用シース装置。
JP11642788U 1988-09-06 1988-09-06 ハイパーサーミア療法に用いる温度センサーアンテナ挿入用シース装置 Expired - Lifetime JPH0611014Y2 (ja)

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JPH0237603U JPH0237603U (ja) 1990-03-13
JPH0611014Y2 true JPH0611014Y2 (ja) 1994-03-23

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