JPH061098Y2 - 餅搗き用うす - Google Patents

餅搗き用うす

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JPH061098Y2
JPH061098Y2 JP1990401701U JP40170190U JPH061098Y2 JP H061098 Y2 JPH061098 Y2 JP H061098Y2 JP 1990401701 U JP1990401701 U JP 1990401701U JP 40170190 U JP40170190 U JP 40170190U JP H061098 Y2 JPH061098 Y2 JP H061098Y2
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JP
Japan
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molded body
thin molded
rice
weight
rice cake
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JP1990401701U
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JPH0493043U (ja
Inventor
昭一 藤江
Original Assignee
昭一 藤江
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、餅を搗く際に用いら
れる餅搗き用うす、とくに一般家庭でも手軽に餅搗きを
行うことができると共に漬物石としても使用しうる搗き
用うすに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】 従来、餅を搗くための道具とし
て杵とうすが用いられていたが、古くから用いられてき
た杵とうすは、それらの取扱い、保管がいささか面倒で
あった。すなわち、杵は、力のない婦女子が振り上げ、
振り下しするには困難なほどの重量がある一方、うすも
大人の男性が一人では持ち抱え難いほどの重量がある。
また、うすは直径が50〜60cmほどあり、杵も長さ
が70〜80cmはあるので、平均的な居住面積の家庭
ではその保管スペ―スを確保することが困難である。さ
らには餅搗き後に、杵やうすが上記のような重量、大き
さであれば洗浄も行い難い。
【0003】そのために、最近では一般家庭で手軽に餅
を作ることのできる電動の餅搗機が用いられているが、
このような電動の餅搗機は、操作が簡単である反面、上
記杵とうすとを用いた餅搗きに較べると面白みや風情に
欠けるという難点がある。
【0004】この考案は、上記のような事情に鑑みてな
されたもので、従来のうすと杵とを用いた餅搗きと同様
の感覚で餅搗きを行うことができ、かつ取扱が便利であ
ると共に、さらに漬物石としても用いることのできる餅
搗き用うすを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】而して、この考案に係る
餅搗き用うすは、上記目的を達成するために、上面にく
り抜き凹部を有する重り体と、この重り体に被せられ前
記くり抜き凹部に対応する凹部を備えたうす成形体とよ
りなり、このうす成形体と前記重り体とが分離・結合自
在に組合されてなる構成を採用するものである。
【0006】
【実施例】
以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
【0007】(1)は、コンクリ―ト製の重り体で、円
板状に形成され、上面にくり抜き凹部(2)が設けられ
る一方、周面に逆L字状の係合凹条部(3)が、その上
端が上面の周縁部を切欠いた態様で、所定間隔を置いて
3カ所に設けられると共に、周面に手指を挿入しうる大
きさの持運び用手指挿入凹部(4)が対称位置に設けら
れている。この重り体(1)の重量は婦女子でも簡単に
持上げることのできる3〜5kgであることが望まし
い。重り体(1)が余り軽すぎると、餅搗きを行ってい
る最中に、餅がうす成形体の凹部(6)と杵(K)とに
ねばり付くことにより、杵を振り上げる際に餅搗き用う
すが浮き上がり、餅搗きがスム―ズに行えなくなり、重
り体(1)が重すぎると、持運び難くなって手軽に餅搗
きを楽しめなくなるからである。
【0008】(5)は、硬質合成樹脂からなり、前記重
り体(1)に被せられるうす成形体で、重り体(1)の
くり抜き凹部(2)に対応する凹部(6)を備えると共
に、図2に断面図で示すように重り体(1)の外面に密
着状態に被せられるような形状に形成されている。
【0009】(7)はうす成形体(5)の周壁内面に突
設された係合突起で、重り体(1)の逆L字状係合凹条
部(3)の水平部(3a)との対応位置に突設されてお
り、逆L字状係合凹条部(3)に嵌まり込みかつ係合凹
条部(3)内を移動できる大きさに形成されている。
【0010】上記構成を有する餅搗き用うすは、餅搗き
を行わない時は、重り体(1)とうす成形体(5)とを
図1に示すように分離させて重り体(1)を漬物石とし
て用いる。
【0011】また、餅搗きを行う際には、上記分離状態
からうす成形体(5)の各係合突起(7)(7)(7)
を、重り体(1)の逆L字状係合凹条部(3)(3)
(3)に上方から嵌め込みながら、うす成形体(5)を
重り体(1)に被せ、うす成形体(5)を時計回りに少
し回転させて係合突起(7)(7)(7)を係合凹条部
(3)(3)(3)の水平部(3a)(3a)(3a)
に嵌め込み、うす成形体(5)と重り体(1)とを固定
一体化する。そして、予め蒸して置いた餅米をうす成形
体(5)の凹部(6)に放り込み、別途用意された小型
の杵(K)あるいはすりこぎ等を用いて、餅米を搗き、
捏ねる。ある程度搗き、捏ねられて粘着力が生じた餅米
が、くり抜き凹部(2)および杵(K)の両方に粘り付
くことにより、杵(K)を振り上げようとすると、同時
にうす本体(1)もそれに追随しようとする。しかし、
うす成形体(5)の係合突起(7)(7)(7)が重り
体(1)の逆L字状係合凹条部(3)(3)(3)の水
平部(3a)(3a)(3a)に係合しているので、う
す成形体(5)と重り体(1)とが不本意に分離した
り、この餅搗き用うすの上方への浮き上がりが発生した
りすることもなく、餅搗きをスム―ズに行うことができ
る。
【0012】餅搗きの完了後、うす成形体(5)を時計
回りの反対方向に回転させ、係合突起(7)(7)
(7)を、逆L字状係合凹条部(3)(3)(3)内を
上方に移動させるようにして、うす成形体(5)を持上
げてやれば、うす成形体(5)と重り体(1)とを簡単
に分離させることができる。このような分離状態で、う
す成形体(5)の洗浄を行えば、洗浄も行い易く、うす
成形体(5)を清潔に保つことができる。
【0013】なお、この餅搗き用うすの形状は実施例の
ものに限定されるものではなく、例えば、重り体(1)
を立方体とし、うす成形体(5)をこれとの対応形状と
して、うす成形体(5)の周壁の複数箇所に貫通孔を設
ける一方、重り体(1)の対応位置に小孔を設け、この
小孔及び貫通孔にピンを差込むことによりうす成形体
(5)と重り体(1)とを固定一体化しても良い。
【0014】
【考案の効果】この考案に係る餅搗き用うすは、上面に
くり抜き凹部(2)を有する重り体(1)と、この重り
体(1)に被せられ前記くり抜き凹部(2)に対応する
凹部(6)を備えたうす成形体(5)とが、分離・結合
自在に組合されているから、重り体(1)の重量を力の
ない婦女子でも持上げることができる程度の重量とする
ことにより、卓上等で手軽に餅搗きを行うことのできる
餅搗き用うすを提供しうる。また、餅搗き完了後は、う
す成形体(5)と重り体(1)とを容易に分離させるこ
とができるので、うす成形体(5)の洗浄も行い易く、
うす成形体(5)を清潔に保つことができる。さらに、
重り体(1)を漬物石としても用いることができ、有効
に活用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る餅搗き用うすの全体斜視図であ
る。
【図2】II−II線断面図である。
【符号の説明】
1…重り体 2…くり抜き凹部 5…うす成形体 6…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にくり抜き凹部を有する重り体と、
    この重り体に被せられ前記くり抜き凹部に対応する凹部
    を備えたうす成形体とよりなり、このうす成形体と前記
    重り体とが分離・結合自在に組合されてなることを特徴
    とする餅搗き用うす。
JP1990401701U 1990-12-25 1990-12-25 餅搗き用うす Expired - Lifetime JPH061098Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0493043U JPH0493043U (ja) 1992-08-13
JPH061098Y2 true JPH061098Y2 (ja) 1994-01-12

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