JPH06109029A - クラッチ制御装置 - Google Patents

クラッチ制御装置

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JPH06109029A
JPH06109029A JP26528192A JP26528192A JPH06109029A JP H06109029 A JPH06109029 A JP H06109029A JP 26528192 A JP26528192 A JP 26528192A JP 26528192 A JP26528192 A JP 26528192A JP H06109029 A JPH06109029 A JP H06109029A
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clutch
cylinder
signal
circuit
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JP26528192A
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Takeya Yoshitomi
健也 吉冨
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オートマチック車のクラッチ部にあたるトル
クコンバーターは、トルクの伝達効率が悪く、貨物自動
車等には不向きである。よって、クラッチ部に伝達効率
の高い従来のディスク型クラッチを用いて、操作を一部
自動制御することにより、貨物自動車等の運転操作を出
来るだけ軽減させることを目的とする。 【構成】 電動機・油圧・空気圧等動力で作動する第3
シリンダー3と、クラッチペタル21を踏み込む事で作
動する第2シリンダー4a,4bを並列に配置し、その
いずれかのシリンダーが作動する事により、受け盤9を
通して第1シリンダー6のピストン7を作動させ、その
油圧でレリースシリンダー31を駆動してクラッチを制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のクラッチ制御
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクラッチ制御は (イ)エンジンの出力を変速機に伝達するために、左足
でクラッチペタルを踏み込み、その深さを加減すること
でマスターシリンダー(図21の22)とレリーズシリ
ンダー(図21の31)を作動させ、クラッチ盤を断か
ら半クラッチ、そして接状態にして操作するクラッチ盤
方式がある。しかし、この方法では信号の多い市街地の
道路や交通渋滞の道路では、発進、停止を繰り返す毎に
ひんぱんにクラッチペタルを踏込まなければならなかっ
た。 (ロ)オートマチック車ではトルクコンバーターを用い
てエンジンの回転トルクを変速機に伝達する方法を用い
ている。この方法は、クラッチ盤を必要とせす(イ)項
の問題点は解決され、しかも自動変速機化されている。
しかし、エンジン出力が流体(油)を介して伝わるので
伝達効率が悪く、高いトルクを必要とするトラック等の
自動車には不向きである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンから変速機へ
動力を伝達する場合、クラッチペタルを必要としないト
ルクコンバーター等の流体クラッチ方式、及びクラッチ
ペタルを必要とし、クラッチディスクで直接接触結合さ
せるクラッチ盤方式がある。この発明に於ては高い伝達
効率を必要とする貨物自動車等のクラッチ制御のため
に、クラッチ盤方式の制御を対象とする。 (イ)従来のクラッチ制御は人間の左足でクラッチペタ
ルを踏み込む方式であったが、左足の変わりに他の動力
を用いて制御する方式を併用する。 (ロ)発進時は、アクセルを踏むと即スムースな発進を
するように、クラッチ盤の接触状態を自動制御する。但
し、変速ギャーの選択は手動で行う。 (ハ)停止時は即クラッチ断となるように自動制御す
る。 (ニ)変速ギャーチェンジ時のクラッチ操作は、簡単な
スイッチ機構で手動操作であるが、他の動力を用いて制
御する。 (ホ)従来のクラッチペタルを踏み込む方式も併用して
常時使用可能とする。 (ヘ)このクラッチ制御装置の使用・不使用の選択は、
この装置の電源スイッチの操作で常時任意に出来るもの
とする。 (ト)このクラッチ制御装置を高速走行時、使用状態に
していても、運転操作上なんら支障のないものとする。 以上要約すると、この発明が解決しょうとする課題は、
変速ギャーチェンジは従来どおり手動で行うが、本発明
のクラッチ制御装置を使用する事により自動車の発進及
び、停止時に於てクラッチは自動制御される事。又、変
速ギャーチェンジ時のクラッチ操作は、クラッチペタル
の変わりに、クラッチスイッチを手動操作して、他の動
力によりクラッチを制御する事で、信号の多い市街地の
道路や交通渋滞した道路に於て、運転者の運転操作の負
担を出来るだけ軽減する、クラッチ制御装置を提供する
事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
図1に示すように、マスターシリンダー(22)とレリ
ースシリンダー(31)の間に本発明のクラッチ制御装
置を設けて、下記のような制御をさせる。但し、変速ギ
ャー位置の選択は、従来通り運転者が手動で行うことを
前提とする。 (イ)電動機で駆動する第3シリンダー(3)を中央
に、クラッチペタルを踏む事で駆動する第2シリンダー
(4a.4b)を並列に分割して配置し、第1シリンダ
ー(6)に対してバランス良く力を加える。又、これら
のシリンダーは各々独立した機構であるため、クラッチ
ペタル又は、電動機のどちらでもクラッチを制御でき
る。 (ロ)発進時には、エンジン回転数・車の走行速度・ブ
レーキ等の信号を検出し、第3シリンダーを相応な駆動
速度に制御して、スムースな発進をさせる。又、走行速
度がある一定以下(実施例では5Km/h以下)でブレ
ーキを踏むとクラッチを即、自動的に断位置に移動して
停止に備える。 (ハ)第3シリンダーのクラッチ断位置は、断停止位置
検出器を運転席より遠隔操作して、半クラッチになる寸
前に設定する。このように設定する事により、即発進状
態に移行が可能となる。 (ニ)走行速度がある一定以上(実施例では5Km/h
以上)になると、自動的にクラッチを接位置に移動す
る。 (ホ)ギャーチェンジ時のクラッチ操作は、クラッチス
イッチを設け(実施例ではフットスイッチを使用)他の
動力を用いて手動で任意に操作する。又、クラッチペタ
ルも併用可能である。 (ヘ)後で紹介する各実施例のように、油圧、空気圧等
を動力として第3シリンダーを駆動させ、クラッチを制
御する方法もある。そして後で紹介する実施例のよう
に、クラッチペタルを踏む事で駆動する第2シリンダー
を中央に、その両側に油圧の力で駆動する第3シリンダ
ーを分割したように、配置を交換した形も可能である。
【0005】
【作用】本発明の作用をフローチャートを用いて記述す
る。 (イ)図14のフローチャートでは、現時点の走行速度
(車速度)の判別と電源がオフとなる条件のフローが主
である。フロー(501、502)について、電源スイ
ッチをオンする事により、本発明のクラッチ制御装置の
電源がオンとなり、同時にリセット信号が出力され、制
御回路中の記憶回路をリセットする。フロー(503)
について、クラッチ強制接信号(MS)が“1”となる
には条件があるが、イエスとなるフローについて後で述
べるとしてこれらの条件が皆無の場合はノーとなる。フ
ロー(504)は、車速度Vが5Km/h以下であれば
イエスで、1A(509)より図15のチャートを経て
1B(506)にもどる。車速度Vが5Km/h以上で
あればノーとなる。フロー(505)は、車速度Vが5
Km/hと20Km/hの間であればイエスで、2A
(510)より図16のチャートを経て2B(507)
にもどる。車速度Vが20Km/h以上であればノーと
なり3A(511)より図17のチャートを経て3B
(508)にもどる。次にフロー(503)のイエスつ
いて、クラッチ強制接信号(MS)が“1”となるに
は、電源スイッチをオフ、車のキースイッチオフ、及
び、エンスト検知のいずれかの信号が“1”となる事で
ある。フロー(513)以降について、(MS)が
“1”となるとクラッチが接停止位置でない場合、接方
向へM3速(断と接間を約0.5秒の高速で移動する第
3シリンダーの移動速度)で移動(514)し、接停止
位置に到達した後(515)電源をオフ(516)にし
て終了(517)する。 (ロ)図15のフローチャートでは、車速度Vが5Km
/h以下におけるエンジン回転数、エンジン回転加速
度、ブレーキ等に対するクラッチの動きを示したもので
ある。14図の1A(509)より15図の1A(50
9)へ。フロー(520、521)は、車速度Vが5K
m/h以上から5Km/h以下に降下した場合又は、既
にクラッチ接状態である場合、ブレーキを踏まない限り
クラッチ接位置を保持させるためであり、停止状態から
の発進では(520)はノーである。ブレーキを踏むと
ブレーキ信号(BR)“1”となり発進条件の記憶は解
除(522)され、クラッチは断方向へM3速で移動
(523)して断停止位置で停止(524)する。つま
り車速度Vが5Km/h以下でブレーキを踏むとクラッ
チが断となり車が停止するであろう状態に備える。フロ
ー(525)はアクセル操作なしに何等かの原因により
除々にエンジン回転数Nが上昇し、1800RPMを越
えた場合の危険防止策で、アラームを発生(535)し
てクラッチ断位置に停止する。フロー(526、52
7、528)について、アクセルをふかすとエンジンの
回転が上昇する。発進を記憶し(529)、クラッチを
接方向へ移動させるための条件として、エンジン回転加
速度(AN)が設定値L以上でしかもエンジン回転数が
1000RPM以上、という同時にふたつの条件満たす
事である。そのわけは、発進をスムースに行うため出来
るだけ低い回転数で発進条件を判別するので、エンジン
回転数のみで判別した場合、アイドリング中の回転数と
判別がつかなくなるためである。これらの条件が満たさ
れると(529)発進を記憶する。フロー(530)に
ついて、この装置ではクラッチ断停止位置を、運転席よ
り遠隔操作出来るため、断停止位置は半クラッチ状態に
なる寸前に設定し、アクセルを踏むと即、半クラッチ状
態に入らせるため、T3秒間(実施例では0.1秒の短
時間)M3速の高速でクラッチを接方向へ移動して、エ
ンジンの空ふかしを回避する。フロー(531)につい
て、もし急発進をせねばならない状況であれば、アクセ
ルを強く踏み込むためエンジン回転が上昇し1800R
PM以上になると、M2速(断と接間を約1.2秒の中
速で移動する第3シリンダーの移動速度)で移移動する
(534)。1800RPM以下であればM1速(断と
接間を約3.0秒の低速で移動する第3シリンダーの移
動速度)で移動し(532)クラッチ接停止位置で停止
する(533)。15図の1B(506)より14図の
1B(506)へ。 (ハ)図16のフローチャートは車速度Vが5Km/h
から20Km/hの範囲におけるクラッチの動きを示し
たものである。14図の2A(510)より16図の2
A(510)へ。フロー(540)においてブレーキを
踏まない場合ノーであり、クラッチは接停止位置でなけ
ればM2速で接方向へ移動して(542)接停止位置に
停止する(543)。又、フロー(540)において、
ブレーキを踏んだ場合イエスであり、フロー(545)
に移行する。フロー(545)は車の速度の減速度(−
加速度)の判別で減速度AVが設定値D以下であればノ
ーであり、ブレーキの操作に関係なくクラッチは接方向
へ移動する。減速度AVが設定値D以上であればイエス
となり、その間だけクラッチは断方向へM3速で移動す
る(546)。つまりこの車速度範囲のクラッチの動き
は、急ブレーキを踏んだ時のみ断方向へ、それ以外はア
クセルの操作に関係なく自動的にM2速で接方向へ移動
する。16図の2B(507)より14図の2B(50
7)へ。 (ニ)図17のフローチャートは車速度Vが20Km/
h以上でのクラッチの動きを示したものである。14図
の3A(511)より17図の3A(511)へ。フロ
ー(550)のクラッチが接停止位置でなければ接方向
へM3速で移動(551)し、接停止位置に停止する
(552)。つまりこの車速度でのクラッチ動きは、ブ
レーキやアクセルの操作に関係なく自動的にM3速で接
方向へ移動する。17図の3B(508)より14図の
3B(508)へ。以上、これら一連の動きを見ると、
本発明のクラッチ制御装置において、車速度が5Km/
h以下では、クラッチはその断と接のストローク間を、
たえず繊細な動きをする。5Km/hから20Km/h
の間では急ブレーキの場合を除いて接方向へ移動する。
20Km/h以上では接方向へのみ移動する。つまり、
車速度が上がれば、クラッチは接方向へのみ移動する単
純な動きとなる。これは車を発進、停止する上において
人間がするであろうクラッチの操作を、出来るだけ忠実
に再現させたものである。ただし、変速ギャーチェンジ
時のクラッチ操作は、従来のクラッチペタル方式又は、
本発明のクラッチ制御装置の動力を利用してクラッチス
イッチで手動操作する方式で行う。
【0006】
【実施例】
実施例1 図1,2,3,4,5,10,11,12,13,1
8,19,20及び表1に基づいて実施例1を説明す
る。尚、論理回路については正諭理“1”“0”で表現
する。 (イ)図1に於てモーター(1)でスクリューネジ軸
(2)を回転させる事で作動する第3シリンダー(3)
と、クラッチペタル(21)を踏み込む事で作動する第
2シリンダー(48,4b)を並列に配置し、そのいず
れかのシリンダーが作動する事により、受け盤(9)を
押して第1シリンダー(6)のピストン(7)を作動さ
せ、その油圧でレリースシリンダー(31)を駆動して
クラッチを制御する。つまり従来のクラッチ制御方式は
図中(20)のクラッチペタル機構と、(30)のクラ
ッチ機構により構成されていたが、本発明はその間にク
ラッチ制御装置を挿入する形をとる。尚、図2はスクリ
ューネジ軸(2)と第3シリンダー(3)の拡大図であ
る。 (ロ)モーター駆動によるクラッチ断の場合の動作を図
3に示す。クラッチ断信号によりモーター(1)が断方
向に回転すると、スクリューネジ軸(2)により第3シ
リンダー(3)は盤(9)を押し、第1シリンダー
(6)のピストン(7)を作動させ、その油圧でレリー
スシリンダー(31)を駆動してクラッチを制御する。
又、クラッチ接信号ではモーターは断方向の回転と逆に
回転するため第3シリンダー(3)はクラッチ接方向へ
移動する。この時のクラッチ断、及び接方向移動時の第
3シリンダー(3)の停止位置検出器について図4に示
す。第3シリンダー(3)に固定されている検出板(7
3)により断方向停止時は断停止位置検出器(71)か
ら断停止位置信号(SR)が出力される。又、接方向停
止時は接停止位置検出器(72)からは接停止位置信号
(SF)が出力される。これらの信号を受けて制御回路
により、それぞれの停止位置に停止させる。尚、制御回
路については後で説明する。又、断停止位置検出器(7
1)は小型モーター(SM)により移動調整を可能とす
る。その理由は、クラッチ断停止位置を半クラッチにな
る寸前に設定して、アクセルを踏むと即、半クラッチ状
態にするためである。又、その操作は運転席(62)に
設けられたスイッチ(SW1)とドライバー(SMD)
で小型モーター(SM)を回転させて断停止位置を調整
する。その条件はアンド回路(61)によりブレーキ信
号(B1)=“1”、つまりブレーキを踏んだ状態で調
整する。又、スイッチ(SW1)を断方向に移動した時
のみ調整用信号(SP)を出力して制御回路へ送る。 (ハ)次に図5に於て、人間の左足(23)でクラッチ
ペタル(21)を踏むと、マスターシリンダー(22)
の油圧がパイプ(14)を通り第2シリンダー(48,
4b)のピストン(5a,5b)を押す。その時シリン
ダー(48,4b)の連結板(8)及び受け盤(9)が
第1シリンダー(6)のピストン(7)を押し、パイプ
(13)を通して油圧をレリースシリンダー(31)に
伝えてクラッチを制御する。尚、第2シリンダーを(4
8),(4b)と2分割してあるのは、第1シリンダー
(6)に対してバランス良く力を加えるためである。以
上、実施例1の機構について説明したが、その制御は人
間の左足でクラッチペタルを動かす従来の方法と、モー
ターの動力による方法を併用している。モーターの動力
によるクラッチ制御は、エンジン回転速度及び加速度、
車の走行速度等の量とブレーキ信号等を検出し、人間が
行うであろうクラッチ操作により近い状態を制御回路で
作り出す。 (ニ)はじめに制御回路全体のブロック図を図10で説
明する。モーターの動力で動く第3シリンダー(3)の
制御は、エンジン回転数(EN)、車速度パルス(V
P)、ブレーキ信号(BR)等で決定される。シリンダ
ー移動速度設定回路(103)はその状況に応じて低速
移動信号(M1)、中速移動信号(M2)、高速移動信
号(M3)の出力は“1”“0”の信号で出力して、シ
リンダー制御回路(104)でレベルシフトさたアナロ
グ値のシリンダーの速度信号(MQ)となる。第3シリ
ンダーの移動方向を決定する断方向信号(MR)、接方
向信号(MF)も出力され、ドライバー(105)によ
りモーターを回転させて第3シリンダー(3)を駆動す
る。第3シリンダーの停止位置はクラッチの断停止位置
信号(SR)と、接停止位置信号(SF)を出すセンサ
ーの設定位置できまる(106)。断停止位置信号(S
R)を、半クラッチになる寸前の位置に調整するため、
モーター(SM)の制御回路(62)は運転席に設置し
て適時操作調整する。その理由は、クラッチ盤の摩耗等
により、半クラッチになる寸前に調整されていた設定位
置がずれるため、適時操作調整が必要となる。クラッチ
スイッチ(FS)は運転席に設置して、任意にクラッチ
の操作を可能とする。電源はバッテリーより電源回路
(107)を通してドライバー及び各制御回路へ供給さ
れる。スイッチ(401)は運転席より操作する。 (ホ)図11のシリンダー移動速度設定回路は、M1信
号制御回路(221)と、車速度検出回路(222)及
び、M2,M3信号出力回路(223)より構成され
る。そしてそれら出力は、エジン回転数(EN)、ブレ
ーキ信号(BR)、走行速度(車速度)パルス(VP)
の入力信号の状態で変化する。電源を入れるとリセット
パルス(RP)により、記憶回路(FF1)カウンター
(CNT)、D記憶回路(DFF)をリセットする。 (ヘ)図11中のM1信号制御回路(221)につい
て。エンジン回転数(EN)は増幅器(AMP)で増幅
設定され比較器の入力信号(209)となる。微分回路
(AN1)の出力はエンジン回転加速度信号で比較器
(CP1)の入力となり、設定器(LR1)で設定値L
以上になると(CP1)の出力は“1”となる。比較器
(CP2)はエンジン回転数が1000RPM以上で出
力が“1”となるように設定器(LR2)で設定する。
比較器(CP1)及び、比較器(CP2)の出力はアン
ド回路(200)の入力となる。つまり比較器(CP
1)及び、比較器(CP2)の両方の出力が“1”の時
アンド回路(200)の出力は“1”となりオアー回路
(201)を通りり、ナンド回路(202)の入力とな
り、ブレーキ信号(BR)とクラッチスイッチ(FS)
が“0”の場合ナンド回路(202)の入力は総て
“1”で、出力は“0”となる。よって記憶回路(FF
1)の出力Qは“1”となり、シリンダー低速移動信号
(M1)は“1”、ブレーキ信号2(B2)は“0”と
なる。エンジン回転数が1800RPM以上で比較器
(CP3)が“1”の場合、記 ”となりアラーム発生でクラッチは断位置に停止、(F
F1)の出力Qが“1”の時はアンド回路(215)の
出力は“1”となりM2速で接方向となる。(FF1)
の出力Qが“1”の時は(DS)が“1”の時のみアン
ド回路(207)の入力ゲートは開き、ワンショットマ
ルチ(H1)よりワンパルス出力され、その間だけオア
ー回路(254)を通りシリンダー高速移動信号(M
3)は“1”となる。これは半クラッチになる寸前にク
ラッチ断位置を設定してあり、発進指令が出ると即、半
クラッチ状態にするためである。一方、ノット回路(2
04)の入力(M2)は車速5Km/h以下では“0”
であるため、その出力は“1”である。ブレーキ信号
(BR)はフォトカップラー(PC)で絶縁された信号
として、アンド回路(205)の入力信号及び、(B
1)信号となる。つまり、車速5Km/h以下でブレー
キを踏むと、アンド回路(205)の出力は“1”、ノ
アー回路(206)の出力は“0”となり、記憶回路
(FF1)の出力Qは“0”、よって(M1)は
“0”、(B2)は“1”となる。ここではアクセルを
踏むと(M1)は“1”、(B2)は“0”でクラッチ
は接方向へ、ブレーキを踏むとその逆で(M1)は
“0”、(B2)は“1”でクラッチは断方向へ移動す
る信号をつくる。もし車が停止状態であればナンド回路
(250)が“1”となり、クラッチスイッチ(FS)
“1”でアンド回路(208)の出力が“1”となり
(M1)は“0”で(B2)は“1”となる。エンジン
回転数が300RPM以下では比較器(CP4)の出力
が“1”となり、その状態が2秒以上連続するとタイマ
ー(TD1)が“1”でエンスト検出信号(ES)が
“1”となる。尚、(LR3,LR4)は設定器を示
す。 (ト)図11中の車速度検出回路(222)について。
低速度(0〜20Km/h)で走行する車の速度を応答
良く検出するため、クロツクパルス(CP)を車速パル
ス(VP)の立上り時間でカウントしてそのパルス数に
比例したアナログ値を出力して車速度とする。クロック
パルス発生器(CPG)のパルス(CP)はカウンター
(CNT)でカウントされ、表1に示すような4ビット
のコード出力A,B,C,Dとなる。一方、車速パルス
(VP)の立上がりでT記憶回路(TFF)の出力は反
転する(図19の257)ため、出力Qの立上り時のコ
ード出力をD記憶回路(DFF)に記憶して、DAコン
バーター(DAC)でアナログ出力する。但し、車速パ
ルス(VP)の立上がり時、ワンショットマルチ(H
2)よりワンパルス出力しカウンターをリセットするた
め図19の(257)に示されるように、(DFF)が
(CP)をカウントするのは(TFF)の出力が“0”
の時間のみとなる。車速パルス(VP)の立上がり周期
は、車の速度が上がると短くなるのでクロックパルスの
カウント数は少なくなり、DAコンバーター(DAC)
のアナログ出力も小さくなる。尚、カウンター(CN
T)及びDAコンバーター(DAC)は8ビットで回路
を構成することも可能である。図19のグラフに示すよ
うに、その出力は車の速度に反比例したものとなる。
又、車が停止している時は車速パルス(VP)の立上が
りが無いので、カウンター(CNT)のコード出力が総
て“1”になる最終カウント数をナンド回路(250)
で検出し、車速パルスとしてD記憶回路(DFF)に記
憶させる。図19の(210)は、最終カウント数によ
る(DAC)の出力を示す。タイマー(TD2)は、カ
ウンター(CNT)のコード出力をD記憶回路(DF
F)に記憶させた後、カウンターをリセットするための
遅延タイマーである。 (チ)図11中のM2,M3信号出力回路(223)に
ついて。DAコンバーター(DAC)のアナログ出力
(256)は比較器(CP5,CP6,CP7)の入力
となり、M2,M3信号を出力する。車速5Km/h以
上になると比較器(CP5)の出力が“1”となり、オ
アー回路(253)が“1”でシリンダー中速移信号
(M2)が“1”となる。車速20Km/h以上になる
と比較器(CP6)の出力が“1”となり、オアー回路
(254)が“1”でシリンダー高速移動信号(M3)
が“1”となる。オアー回路(254)が“1”でオア
ー回路(253)も“1”、そしてオアー回路(20
1)も“1”で(M1,M2,M3)が“1”となる。
つまり、(M3)が“1”のときは(M1,M2,M
3)が“1”、(M2)が“1”のときは(M1,M
2)が“1”、そして(M1)のみ“1”の時は(M
1)が“1”となる。尚、(LR5,LR6,LR7)
は設定器を示す。クラッチ強制接信号(MS)が“1”
となった場合も同様、シリンダー高速移動信号(M3)
が“1”となる。又、急ブレーキ等で車が急速に減速し
た場合、微分回路(AV7)の出力が比較器(CP7)
の設定値より大ならば、滅速度信号(VD)は“1”と
なる。 (リ)図12のシリンダー制御回路は、シリンダー速度
(MQ)をアナログ値で出力するシリンダー移動速度設
定回路(351)と、断方向信号(MR)を出力する断
方向制御回路(352)、それに接方向信号(MF)を
出力する接方向制御回路(353)、それと第3シリン
ダーを停止位置に止めるシリンダー停止位置制御回路
(354)及び、リフレッシュ回路(355)で構成さ
れる。 (ヌ)図12中のシリンダー移動速度設定回路(35
1)について。ここでは主に、シリンダー移動速度信号
(M1,M2,M3)の“1”“0”信号をレベルシフ
ト(300)でそれに相応するシリンダー速度信号(M
Q)としてアナログ値で出力する回路である。ノット回
路(307)の入力が“1”で出力“0”の場合、アン
ド回路(301,302,303)及びアンド回路(3
08)は入力ゲートを閉じて、オアー回路(306)の
出力(M11)のみ“1”となり、レベルシフト(30
0)の出力(MQ)はM1速に相応するアナログ信号を
出力する。ノット回路(307)の入力“0”で出力
“1”の場合、アンド回路(301,302,303)
及び(308)の入力ゲートを開くため、(M1,M
2,M3)の信号がレベルシフトの入力となる。又、オ
アー回路(309)の二つの入力のどちらか一つが
“1”の場合、出力も“1”となり、アンド回路(30
8)を通りオアー回路(304,305,306)の出
力がすべて“1”となり、M3速に相応するアナログ信
号を出力する。又、オアー回路(310)の出力が
“1”の時、(LS)も“1”となりレベルシフトの入
力(M11,M21,M31)に相応したアナログ出力
(MQ)を得られる。もし(LS)が“0”の場合、入
力の有無に拘らずレベルシフトのアナログ出力(MQ)
は“0”となる。 (ル)図12中の断方向信号制御回路(352)につい
て。ここでは主に、シリンダー移動速度信号(M1,M
2,M3)とブレーキ信号(B1,B2)を組合せて制
御し、シリンターを断方向へ移動する信号(MR)を出
力する回路である。車速が5Km/h以下であれば(M
2)は“0”であるのでノット回路(320)の出力は
“1”、ブレーキを踏むと(B2)“1”となりアンド
回路(322)の出力は“1”となる。車速が20Km
/h以下であれば(M3)は“0”でノット回路(32
1)の出力は“1”、ブレーキを踏むと(B1)“1”
となるが車速の滅速度信号(VD)“1”でなければア
ンド回路(323)の出力は“1”とならない。この車
速度(5〜20Km/h)では急ブレーキ状態の時、ア
ンド回路(323)の出力は“1”となる。よって、オ
アー回路(324)の入力中、どれかが“1”になると
出力が“1”となる。アンド回路(325)の出力を
“1”にするには、あとは強制接信号(MS) アンド回路(325)の出力が“1”となればオアー回
路(326)及び、断方向信号(MR)が“1”とな
る。又、オアー回路(309)を通してレベルシフトの
入力(M11,M21,M31)がすべて“1”となる
ため第3シリンダーはM3速のはやい速度で断方向へ移
動する。スイッチ(311)は実施例1のモーター駆動
方式ではオンであり、(LS)が“1”でレベルシフト
はM3速に相応したアナログ出力が得られる。後に紹介
する実施例では、油圧又は空気圧駆動方式をとるため、
断方向信号ではバルブの開閉のみでアナログ制御は行わ
ないので、スイッチ(311)はオフで(LS)
“0”、アナログ出力は零レベルとなる。 (オ)図12中の接方向信号制御回路(353)につい
て。ここでは主に、シリンダー移動速度信号(M1,M
2,M3)を検出してシリンダーを接方向へ移動する信
号(MF)を出力する回路である。シリンダー移動速度
信号(M1,M2,M3)のいすれかが“1”となると
オアー回路(330)の出力が“1”となる。よってノ
ット回路(346)の出力が“1”、オアー回路(33
4)の出力が“1”の場合、アンド回路(331)の出
力が“1”となりオアー回路(332)を通り、接方向
信号(MF)の出力“1”となる。ここで、クラッチ強
制接信号(MS)は、電源スイッチ又はキースイッチを
オフにすると“1”になるが、通常は“0”である。よ
ってオアー回路(334)の出力を“1”とするには、
オアー回路(324)の出力が“0”であることが条件
である。つまり断方向のオアー回路(324)がインタ
ーロックとなっている。オアー回路(332)の出力が
“1”となれば、(LS)が“1”となりレベルシフト
(300)は入力(M11,M21,M31)に相応し
たアナログ値を出力する。又、断停止位置信号(SR)
が“1”でアンド回路(331)の出力が“1”の場
合、アンド回路(335)の出力が“1”となりレベル
シフト(300)の出力はM3速で接方向ヘ移動するア
ナログ値を出力する。 (ワ)図12中のシリンダー停止位置制御回路(35
4)について。ここでは主に、断停止位置信号(SR)
及び接停止位置信号(SF)を検出して断方向信号(M
R)及び接方向信号(MF)を制御し、クラッチを断停
止位置及び接停止位置に停止させる制御回路である。 トを開く。以下、第3シリンダーの動きの軌跡を図20
に示す。断方向信号(MR)が“1”になると、第3シ
リンダーがM3速の早い速度で移動して、断停止位置信
号(SR)が“1”となり、ノット回路(344)の出 そして、断方向アンド回路(325)のゲートを閉じる
が第3シリンダーはオーバーランした状態になる。そこ
で、オーバーランした分を後戻りさせるため、断停止位
置信号(SR)が“1”となると同時にオアー回路(3
32)の入力が“1”、そしてアンド回路(343)と
オアー回路(340)の出力が“1”となり、第3シリ
ンダーはM1速の遅い速度で接方向へ移動して、断停止
位置信号(SR)が“0”になると停止する位置が断停
止位置である。断停止位置は半クラッチになる寸前に設
定する。なせなら、次の接信号で即、半クラッチ状態に
するため、正確な断停止位置が必要である。接方向信号
が(MF)が“1”になると、第3シリンダーが接方向
へ移動して接停止位置信号(SF)が“1”、ノット回
路(346)の出力が“0”となり接方向のアンド回路
(331)のゲートを閉じて接方向信号(MF)を
“0”にする。以上の動きを図20に示す。次に第3シ
リンダーがオーバーランした時点で接方向の信号が出た
場合、アンド回路(331)の出力が“1”になると、
ノアー回路(347)、アンド回路(343)及び、オ
アー回路(340)の出力が“0”、そしてアンド回路
(335)の出力が“1”となり、断停止位置信号(S
R)が“0”になるまでM3速で接方向へ移動する。断
停止位置パルス(DS)については断停止位置信号(S
R)が“1”でノット回路(344)出力が“0”とな
り、図11中のアンド回路(207)のゲートを閉じ
る、(SR)が“0”となるとアンド回路(207)の
ゲートが開く、つまり断位置にオーバーランした時点
で、図11中の記憶回路(FF1)の出力(Q)が
“1”となっても断停止位置信号(SR)が“0”とな
るまではアンド回路(207)のゲートを閉じておく。
(SR)が“0”になると、(H1)よりパルスを発生
する。断停止位置調整信号(SP)については図4と図
12を参照されたい。断停止位置調整信号(SP)は図
4中、断位置センサー(71)をモーター(SM)で位
置設定する時の信号で、ブレーキを踏んだ状態で行う。
まず、ブレーキを踏むとクラッチは断停止位置に移動す
る。次にスイッチ(SW1)を接方向に入れると、モー
ター(SM)が回転して断位置センサー(71)を接方
向へ移動する。再び検出板(73)により断位置センサ
ー信号(SR)が“1”となると、接方向信号(MF)
が“1”となり第3シリンダー(3)が接方向に移動す
ることで、検出板(73)も移動して(SR)が“0”
となって停止する。しかし、スイッチ(SW1)を断方
向に入れ、断位置センサー(71)を断方向へ移動して
も(SR)は“0”のままであり、第3シリンダー
(3)と検出板(73)は停止したまま移動せず、検出
板との距離は離れて行く。そこで、その対策として断停
止位置調整信号(SP)を設けた。図4中のスイッチ
(SW1)を断方向に入れると、(SP)が“1”そし
て図12中のオアー回路(340)の出力が“1”でM
1速を指定する。断位置センサー信号(SR)は“0”
ままであり、ノット回路(342)及び、アンド回路
(341)の出力は“1”となり、断方向オアー回路
(326)の入力及び断方向信号(MR)が“1”とな
る。そして、第3シリンダー(3)は断方向へM1速で
移動して、再び検出板(73)が断位置センサー(7
1)中に入り、断停止位置信号(SR)が“1”とな
る。但しこの時、第3シリンダー(3)を、断位置セン
サー(71)の移動に応答良く追従させるため、断位置
センサー(71)の移動速度は、この時の第3シリンダ
ー(3)の移動速度(M1速)より遅くする事が条件と
なる。 (カ)図12中のリフレッシュ回路(355)につい
て。第3シリンダーによりクラッチを長時間、図20に
示す断停止位置に停止していると、後の実施例で述べる
油圧駆動、空気圧駆動型の第3シリンダーに於ては油又
は、空気の微量の漏れ等により、接方向へずれる可能性
がある。クラッチ断停止位置は、半クラッチになる寸前
に設定するため、微小のずれでも半クラッチに入る可能
性があり、この対策としてリフレッシュ回路(355)
を設けた。クラッチ断方向信号(MR)が“1”になる
と、第3シリンダーは断方向へ移動して断停止位置信号
(SR)“1”となり停止するが、断方向へオーバーラ
ンした分を今度は接方向信号(MF)で接方向へ戻し
て、断停止位置信号(SR)“0”となった位置で停止
する。その断停止位置信号(SR)“1”の時点で、記
憶回路(FF2)の出力(Q)が“1”となり、タイマ
ー(TD4)の設定時間を越えると(TD4)の出力が
“1”、ノット回路(349)の出力が“0”で、記億
回路(FF5)の出力(Q)が“1”となり、ノアー回
路(347)の出力を“0”で記憶回路(FF2)の出
力(Q)は“0”となる。同時に断方向信号(MR)が
“1”でクラッチは再び断方向へ移動する。断停止位置
信号(SR)が“1”になると、記憶回路(FF2)の
出力(Q)は再び“1”となる。断停止位置信号(S
R)又は、アンド回路(331)の出力が“1”の時、
ノアー回路(348)の出力が“0”となり記憶回路
(FF5)をリセットする。つまり車の停止時間が長く
なった場合等、タイマー(TD4)の設定時間(実施例
では3分)毎の周期で一度、断停止位置信号(SR)が
“1”になる位置まで戻し、第3シリンダーが断停止位
置からずれないようにリフレッシュする回路である。
尚、スイッチ(311)はモーター駆動の時オンとす
る。 (ヨ)図13の電源回路について。電源回路は、本発明
のクラッチ制御装置の電源のオン・オフ制御及び、アラ
ームを出力する回路である。キースイッチ(KS)をオ
ンにするとダイオード(D1)を通り点線枠内(40
2)回路に電源(VCC)が供給される。クラッチ制御
装置の中でもこの(402)の回路に限り、キースイッ
チ(KS)から電源を供給する。はじめに、運転席(4
01)にある電源スイッチ(SW2)をオンにすると、
ワンショットマルチ(H4)よりワンパルス出力され、
オアー回路(403)の出力が“1”になるとリレード
ライバー(404)により、リレー(S)の励磁コイル
(405)に電圧が印加され、主接点(406)がオン
となり、クラッチ制御装置の電源(DC)が入る。同時
にリセットスイッチ(RS)とワンショットマルチ(H
3)によりリセットパルス(RP)を出力する。又、電
源(DC)はダイオード(D2)を通り点線枠内(40
2)回路に電源(VCC)を供給する。二つのダイオー
ド(D1,D2)を通して電源を供給しているのは、キ
ースイッチ(KS)をオフとした場合、点線枠内(40
2)回路の電源を(DC)から供給するためである。
又、ワンショットマルチ(H4)よりの出力パルスはノ
ット回路(412)の出力を“0”にして、記憶回路
(FF3,FF4)をセットする。 又(FF4)の出力(Q)は“1”で、オアー回路(4
03)の出力を保持する。尚、電源スイッチ(SW2)
は中間リターン型スイッチで手を離せば中間点に戻るた
め、オアー回路(403)の出力を保持する必要があ
る。次に電源スイッチ(SW2)をオフにすると、ノア
ー回路(407)の出力が S)が“1”となり、ナンド回路(411)の入力ゲー
トを開く。その時、第3シリンダー(3)はM3速で接
方向へ移動して接位置センサー信号(SF)が“1”に
なるとナンド回路(411)の出力及び、記憶回路(F
の出力は“0”でリレー(S)の励磁コイル(405)
の電圧に印加した電圧が遮断されて主接点(406)が
オフとなり、クラッチ制御装置の電源(DC)がオフと
なる。つまり、クラッチを接位置に戻した後、電源(D
C)オフにする。又、キースイッチ(KS)をオフにす
ると、ノット回路(408)の出力が“1”でノアー回
路(407)の出力が“0”となり、電源スイッチ(S
W2)をオフにしたのと同じ動きをする。車がエンスト
を起こし、エンスト検出信号(ES)が“1”になった
場合も又、同様の動きをする。アラームについては、接
方向信号(MF)及び断方向信号(MR)、モーター過
電流信号(OC)のいずれかの信号が“1”でオアー回
路(410)の出力が“1”となりタイマー(TD3)
の入力となる。そして、タイマーの設定時間以上過ぎる
と、出力が“1”となりアラーム信号(AL)が“1”
となる。尚、エンジン回転数が1800RPMより高く
且つ、M1=“0”の場合もアラーム信号(AL)が
“1”となる。スターターリレーインターロック接点
(413)はリレー(S)の接点で、クラッチ制御装置
の電源(DC)が切れている時だけ、スターターが起動
出来るインターロック接点である。
【0007】実施例2 図6,7に基づいて実施例2を説明する。実施例1では
第3シリンダーの駆動はモーターで行っていたが、実施
例2では油圧シリンダーに置き換えた。その他制御回路
等については実施例1と同様である。クラッチ断方向信
号(MR)が“1”になると、バルブ(50)は開、そ
してノット回路(56)によりバルブ(51)は閉とな
る。その時接方向信号(MF)は“0”であるので、バ
ルブ(52)は閉である。よって、油の流れはバルブ
(50)及び、管(42)を通り、第3シリンダー(4
0)のピストン(41)を押し、更に受け盤(9)を押
すことで、第1シリンダー(6)のピストン(7)を作
動させる。クラッチが断方向へ移動して断停止位置信号
(SR)が“1”になると、断方向信号(MR)は
“0”となりバルブ(50)は閉、そしてバルブ(5
1)は開となり、油の流れはバルブ(51)を通り油タ
ンクへと流れる。その時バルブ(50)及び、バルブ
(52)は閉であるため、第3シリンダー(40)内の
油は流出せず、ピストン(41)は断停止位置を保持し
たままとなる。次に接方向信号(MF)が“1”になる
と、バルブ(52)は開となり第3シリンダー(40)
内に溜っていた油は、油流速調整ポンフ(53)を通り
油タンクへと流れ、クラッチは接方向へと移動し接停止
位置信号(SF)が“1”になると、バルブ(52)は
閉となる。その時バルブ(50)は閉、バルブ(51)
は開となり、油の流れはバルブ(51)を通り油タンク
へと流れる。つまりクラッチが接又は断方向へ移動中以
外は、バルブ(51)は開の状態であるため、油はバル
ブ(51)を通り油タンクへと流れる。図7は油流速調
整ポンプを示す、バルブ(52)より流れ出る油はスク
リュウ(53)の回転速度により流速が制御される。
(53C)はポンプのカバー、(54)は駆動用のモー
ターでシリンダー移動速度信号(MQ)により制御され
る。その回転方向は油を矢印の方向へ流出させる方向の
みであるので、図12のスイッチ(311)はオフとし
て、断方向信号はシリンダー移動速度制御を行わないも
のとする。
【0008】実施例3 図8に基づいて実施例3を説明する。ここでは、第3シ
リンダーの駆動に空気圧で動くエアーシリンダーを使用
したもので、排気圧も含まれる。その他の制御回路等に
ついては実施例1と同様である。クラッチ断方向信号
(MR)が“1”になるとバルブ(57)は開、そして
バルブ(58)は閉であるので、空気の流れはバルブ
(57)及び、管(47)を通り、第3シリンダー(4
5)のピストン(46)を押し、更に受け盤(9)を押
すことで第1シリンダー(6)のピストン(7)を作動
させる。クラッチが断方向へ移動して断停止位置信号
(SR)が“1”になると、断方向信号(MR)は
“0”となりバルブ(57)は閉、そしてバルブ(5
8)も閉であるため第3シリンダー(45)内の空気は
流出せすピストン(46)は断停止位置を保持したまま
となる。次に接方向信号(MF)が“1”になると、バ
ルブ(58)が開となり第3シリンダー(45)内の空
気は、空気流調整器(59)を通り放出され、クラッチ
は接方向へと移動し接停止位置信号(SF)が“1”に
なると、バルブ(58)は閉となり、接停止位置に停止
する。空気流調整器(59)の空気の流れの調整は、シ
リンダー移動速度信号(MQ)により自動制御される。
その空気の流出方向は矢印の方向へ放出させるのみであ
るので、図12のスイッチ(311)はオフとして、断
方向信号はシリンダー移働速度制御を行わないものとす
る。
【0009】実施例4 図9に基づいて実施例4を説明する。ここでは、クラッ
チペタルを踏む事で駆動する第2シリンダーを中央に、
その両側に油圧の力で駆動する第3シリンダーを分割し
た配置である。つまり、実施例2の配置とは逆で、配置
交換した形になる。油圧の力で駆動する第3シリンダー
(40a,40b)を分割して配置する。油圧によりピ
ストン(41a,41b)が、連結板(8)及び受け盤
(9)を押してピストン(7)を作動させクラッチを制
御する。人間の左足(23)でクラッチペタル(21)
を踏むと、マスターシリンダー(22)の油圧がパイプ
(14)を通り、第2シリンダー(4)のピストン
(5)を押すことにより、盤(9)を押してピストン
(7)を作動させる。
【0010】実施例5 これよりの実施例は請求項2の内容となる。図22,2
3,24に基づいて実施例5を説明する。 (イ)図22中、人間の左足により作動させるクラッチ
ペタル機構(20)より、油圧を管(14)を通してク
ラッチ機構(30)の第1レリーズシリンダー(31)
を動作させクラッチを制御する事は、従来の技術と同様
である。ここでは、電動機を駆動源とした第3シリンダ
ー(3)により、第1シリンダー(6)を作動させ、油
圧を管(13)を通して第2レリーズシリンダー(3
9)を動作させクラッチを制御する。つまり、第1レリ
ーズシリンダー(31)と、第2レリーズシリンダー
(39)は別系統であるが、クラッチ機構(30)のシ
フターフォーク(32)によって双方の動作を受入てい
る。請求項1の実施例1では図1に示すように、従来の
技術に当発明のクラッチ制御装置を直列に挿入する形で
あるが、請求項2の実施例5では図22に示すように、
並列に挿入する形となる。尚、制御回路等については請
求項1の実施例1と同じである。 (ロ)モーター駆動によるクラッチ断の場合の動作を図
23に示す。クラッチ断信号によりモーター(1)が断
方向に回転すると、スクリューネジ軸(2)により第3
シリンダー(3)は第1シリンダー(6)のピストン
(7)を作動させ、その油圧は管(13)を通りレリー
スシリンダー(39)を駆動してクラッチを制御する。
以降の動作は請求項1の実施例1(ロ)項と同じであ
る。 (ハ)次に図24に於て、人間の左足(23)でクラッ
チペタル(21)を踏むと、マスターシリンダー(2
2)の油圧がパイプ(14)を通り、レリースシリンダ
ー(31)に伝えてクラッチを制御する。これは従来の
技術である。以上、実施例5の機構について説明した
が、その制御は人間の左足でクラッチペタルを動かす従
来の方法と、モーターの動力による方法を併用してい
る。
【0011】実施例6 図25に基づいて実施例6を説明する。実施例5では第
3シリンダーの駆動はモーターで行っていたが、実施例
6では油圧シリンダーに置き換えた。クラッチ断方向信
号(MR)が“1”になると、バルブ(50)は開、そ
してノット回路(56)によりバルブ(51)は閉とな
る。その時接方向信号(MF)は“0”であるので、バ
ルブ(52)は閉である。よって、油の流れはバルブ
(50)及び、管(42)を通り、第3シリンダー(4
0)のピストン(41)を押し、第1シリンダー(6)
のピストン(7)を作動させる。以降の動作及び、制御
回路等については請求項1の実施例2と同じである。
【0012】実施例7 図26に基づいて実施例7を説明する。ここでは、第3
シリンダーの駆動に空気圧で動くエアーシリンダーを使
用したもので、排気圧も含まれる。クラッチ断方向信号
(MR)が“1”になるとバルブ(57)は開、そして
バルブ(58)は閉であるので、空気の流れはバルブ
(57)及び、管(47)を通り、第3シリンダー(4
5)のピストン(46)を押し第1シリンダー(6)の
ピストン(7)を作動させる。以降の動作及び、制御回
路等については請求項1の実施例3と同じである。
【0013】実施例8 図27に基づいて実施例8を説明する。ここでは、図2
5に示す第3シリンダー(40)と、第1シリンダー
(6)を一緒にしたような油圧の第1シリンダーB(6
B)で構成される。これは、管(42)を通る油圧が、
直接ピストン(7B)を駆動する事で、油圧が管(1
3)を通り第2レリーズシリンダー(39)を制御す
る。これは、フォークリフト等のシリンダーと同じ構造
となるが、ピストン軸には大きな力は加わらないので、
太い軸は必要としない。クラッチ断方向信号(MR)が
“1”になると、バルブ(50)は開、そしてノット回
路(56)によりバルブ(51)は閉となる。その時接
方向信号(MF)は“0”であるので、バルブ(52)
は閉である。よって、油の流れはバルブ(50)及び、
管(42)を通り、第1シリンダーB(6B)のピスト
ン(7)を作動させる。以降の動作及び、制御回路等に
ついては実施例6と同じである。
【0014】
【発明の効果】オートマチック車のクラッチ部にあたる
トルクコンバーターは、油を介してトルクを変換してい
るため、トルクの伝達効率が悪く、高いトルクを必要と
する貨物自動車等には不向きである。本発明のクラッチ
制御装置は、伝達効率の高い従来のクラッチ盤方式のク
ラッチを、制御することを対象としている。 (イ)車の発進・停止時にはエンジン回転数、車の走行
速度(車速度)、ブレーキ信号等を検出して、クラッチ
を自動制御するため、変速ギヤーのチェンジ時以外は、
クラッチの操作は不要となる。 (ロ)変速ギヤーチェンジ時のクラッチの操作は、クラ
ッチスイッチを手動操作により、他の動力を用いてシリ
ンダーの駆動を行うため、クラッチペタルを踏み込む操
作を必要としない。 (ハ)車速度が5Km/h以上になると、クラッチは自
動的に接位置に移動するので、高速運転時なんら支障は
ない。 (ニ)本発明のクラッチ制御装置は常時使用状態でも差
し支えないが、使用、不使用はこの装置の電源のオン、
オフで任意に選択できる。 (ホ)本発明のクラッチ制御装置を使用中でも、従来の
クラッチペタル方式も併用して、使用可能であるので選
択が自由にできる。 (ヘ)乗用車を運転する人で、マニュアル車を好むが、
渋滞時の運転操作に負担が多い、と考えている人のニー
ズに合う。 等、従来のクラッチ盤方式のクラッチを制御する上にお
いて、交通渋滞時や信号の多い市街地の道路を運転操作
する時の負担が、かなり軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の動作説明図で、クラッチ接
状態を示す。
【図2】本発明の拡大図で、実施例1の第3シリンダー
部を示す。
【図3】本発明の実施例1の動作説明図で、クラッチ断
状態を示す。
【図4】本発明の実施例1の動作説明図で、シリンダー
とセンサーの位置を示す。
【図5】本発明の実施例1の動作説明図で、クラッチペ
タルによる操作を示す。
【図6】本発明の実施例2の動作説明図で、クラッチ接
状態を示す。
【図7】本発明の実施例2の拡大図で、油流速調整ポン
フを示す。
【図8】本発明の実施例3の動作説明図で、クラッチ接
状態を示す。
【図9】本発明の実施例4の動作説明図で、クラッチ接
状態を示す。
【図10】本発明のブロック図で、クラッチ制御装置の
全体図を示す。
【図11】本発明の回路図で、シリンダー移動速度設定
回路を示す。
【図12】本発明の回路図で、シリンダー制御回路を示
す。
【図13】本発明の回路図で、電源回路を示す。
【図14】本発明のフローチャートで、全体のフローを
示す。
【図15】本発明のフローチャートで、車速度V≦5K
m/hのフローを示す。
【図16】本発明のフローチャートで、5Km/h≦V
≦20Km/hのフローを示す
【図17】本発明のフローチャートで、20Km/h≦
Vのフローを示す。
【図18】本発明のグラフで、シリンダーの移動速度を
示す。
【図19】本発明のグラフで、車速度とDAコンバータ
ー出力を示す。
【図20】本発明の動作説明図で、第3シリンダーの動
作軌跡を示す。
【図21】従来の技術の動作説明図で、クラッチ断状態
を示す。
【図22】本発明の実施例5の動作説明図で、クラッチ
接状態を示す。
【図23】本発明の実施例5の動作説明図で、クラッチ
断状態を示す。
【図24】本発明の実施例5の動作説明図で、クラッチ
ペタルによる操作を示す。
【図25】本発明の実施例6の動作説明図で、クラッチ
接状態を示す。
【図26】本発明の実施例7の動作説明図で、クラッチ
接状態を示す。
【図27】本発明の実施例8の動作説明図で、クラッチ
接状態を示す。
【表1】本発明のクロックパルスとコード出力を示す。
【符号の説明】
AL アラーム信号 B1 ブレーキ信号1 B2 ブレーキ信号 2 BR フットブレーキ信号 DC クラッチ制御装置電源 DS 断停止位置パルス EN エンジン回転数 ES エンスト検出信号 FS クラッチスイッチ KS キースイッチ信号 M1 シリンダー(低速)移動信号 M2 シリンダー(中速)移動信号 M3 シリンダー(高速)移動信号 MF 接方向信号 MQ シリンダー移動速度信号 MR 断方向信号 MS クラッチ強制接信号 OC モーター過電流検出 RP リセットパルス SF 接停止位置信号 SP 断停止位置 調整信号 SR 断停止位置信号 VD 減速度信号 VP 車速パルス 1 モーター 2 スクリューネジ軸 3 第3シリンダー(電動) 4a 第2シリンダー 4b 第2シリンダー 5a 第2シリンダーピストン 5b 第2シリンダーピストン 6 第1シリンダー 6B 第1シリンダーB 7 第1シリンダーピストン 7B 第1シリンダーBピストン 8 連結板 9 受け盤 10 支え金具 11 支え金具 12 取付板 13 管(油圧用) 14 管(油圧用) 15 検出板取付軸 20 クラッチペタル機構 21 クラッチペタル 22 マスターシリンダー 23 人の左足 30 クラッチ機構 31 第1レリーズシリンダー 32 シフターフォーク 33 レリーズベアリング 34 クラッチスプリング 35 プレッシャープレート 36 クラッチディスク 37 エンジン側 38 変速機側 39 第2レリーズシリンダー 40 第3シリンダー(油圧) 41 第3シリンダー(油圧)ピストン 42 管(油圧用) 45 第3シリンダー(空気圧) 46 第3シリンダー(空気圧)ピストン 47 管(空気圧) 50 バルブ 51 バルブ 52 バルブ 53 油流速調整ポンプ 57 バルブ 58 バルブ 59 空気流調整器 71 断停止位置検出器 72 接停止位置検出器 73 検出板
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】本発明の実施例8の動作説明図で、クラッチ
接状態を示す。
【符号の説明】 AL アラーム信号 B1 ブレーキ信号1 B2 ブレーキ信号2 BR フット ブレーキ信号 DC クラッチ制御装置電源 DS 断停止位置パルス EN エンジン回転数 ES エンスト検出信号 FS クラッチスイッチ KS キースイッチ信号 M1 シリンダー(低速)移動信号 M2 シリンダー(中速)移動信号 M3 シリンダー(高速)移動信号 MF 接方向信号 MQ シリンダー移動速度信号 MR 断方向信号 MS クラッチ強制接信号 OC モーター過電流検出 RP リセットパルス SF 接停止位置信号 SP 断停止位置調整信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチペタルを踏む事により作動する第
    2シリンダーと、電動機・油圧・空気圧等の動力で作動
    する第3シリンダーと、第2シリンダー又は、第3シリ
    ンダーが作動すると作動する第1シリンダーとで構成さ
    れた機構及び、その制御回路を有するクラッチ制御装
    置。
  2. 【請求項2】従来方式のクラッチペタルを踏む事で、マ
    スターシリンダーの油圧により作動する第1レリーズシ
    リンダー。電動機・油圧・空気圧等の動力で作動する第
    3シリンダーと第1シリンダーにより作動する第2レリ
    ーズシリンダー。その第1レリーズシリンダーと第2レ
    リーズシリンダーを並列に設置してクラッチ機構のシフ
    ターフォークを動かすように構成された機構。
JP26528192A 1992-06-22 1992-08-21 クラッチ制御装置 Pending JPH06109029A (ja)

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JP26528192A JPH06109029A (ja) 1992-06-22 1992-08-21 クラッチ制御装置

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JP20587692 1992-06-22
JP4-205876 1992-06-22
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834669A3 (en) * 1996-08-28 1999-03-31 Eaton Corporation Actuator system for vehicular automated clutches with electric motor actuator and pressurized fluid override
CN107901757A (zh) * 2017-11-17 2018-04-13 颐和轩智能农机(深圳)有限公司 履带机挂档装置及其方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834669A3 (en) * 1996-08-28 1999-03-31 Eaton Corporation Actuator system for vehicular automated clutches with electric motor actuator and pressurized fluid override
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