JPH06108038A - クリヤ−防水材の製造方法 - Google Patents
クリヤ−防水材の製造方法Info
- Publication number
- JPH06108038A JPH06108038A JP25304991A JP25304991A JPH06108038A JP H06108038 A JPH06108038 A JP H06108038A JP 25304991 A JP25304991 A JP 25304991A JP 25304991 A JP25304991 A JP 25304991A JP H06108038 A JPH06108038 A JP H06108038A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof material
- clear
- clear waterproof
- waste
- production
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- Pending
Links
Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は現在産業廃棄物として大量に投棄さ
れる発泡スチロ−ルを利用してクリヤ−防水材を製造す
ることを目的とするものである。 【構成】 本発明は発泡スチロ−ルを素材とした産業廃
棄物をラッカ−,シンナ−,ガソリンなどによって分解
溶液化し、これに微粉体状の石炭灰を添加配合してクリ
ヤ−防水材を製造するものである。
れる発泡スチロ−ルを利用してクリヤ−防水材を製造す
ることを目的とするものである。 【構成】 本発明は発泡スチロ−ルを素材とした産業廃
棄物をラッカ−,シンナ−,ガソリンなどによって分解
溶液化し、これに微粉体状の石炭灰を添加配合してクリ
ヤ−防水材を製造するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現在産業廃棄物として大
量に投棄される発泡スチロ−ルを利用し、建築構造物の
防水材およびコンクリ−ト面の防護材としてのクリヤ−
防水材の製造方法に関するものである。
量に投棄される発泡スチロ−ルを利用し、建築構造物の
防水材およびコンクリ−ト面の防護材としてのクリヤ−
防水材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在産業廃棄物の中で発泡スチロ−ルを
素材とした廃棄物の量が急増している。この発泡スチロ
−ルは、焼却すると大量の有毒ガスを発生するために、
埋め立てられており、埋め立て用地の確保が問題となっ
ている。また従来からの防水材としては、現場でアスフ
ァルトを熱溶解して、コンクリ−ト面に流し込んでい
た。しかしその都度、アスファルトを熱溶解しなければ
ならず非常に手間が掛かっていた。
素材とした廃棄物の量が急増している。この発泡スチロ
−ルは、焼却すると大量の有毒ガスを発生するために、
埋め立てられており、埋め立て用地の確保が問題となっ
ている。また従来からの防水材としては、現場でアスフ
ァルトを熱溶解して、コンクリ−ト面に流し込んでい
た。しかしその都度、アスファルトを熱溶解しなければ
ならず非常に手間が掛かっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、大量に投
棄される発泡スチロ−ルを素材とした廃棄物に着目し、
これを利用して従来のようにその都度熱溶解するという
手間の掛からない建築構造物およびコンクリ−ト面の防
水あるいは、防護材としてのクリヤ−防水材を製造する
ことを目的とするものである。
棄される発泡スチロ−ルを素材とした廃棄物に着目し、
これを利用して従来のようにその都度熱溶解するという
手間の掛からない建築構造物およびコンクリ−ト面の防
水あるいは、防護材としてのクリヤ−防水材を製造する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は次の如き
製造方法によって達成できる。即ちその要旨は発泡スチ
ロ−ルを素材とした産業廃棄物をラッカ−,シンナ−,
ガソリンなどの揮発油によって分解溶液化し、これに微
粉体状の石炭灰を添加配合したことを特徴とするクリヤ
−防水材の製造方法である。
製造方法によって達成できる。即ちその要旨は発泡スチ
ロ−ルを素材とした産業廃棄物をラッカ−,シンナ−,
ガソリンなどの揮発油によって分解溶液化し、これに微
粉体状の石炭灰を添加配合したことを特徴とするクリヤ
−防水材の製造方法である。
【0005】
【作用】本発明のクリヤ−防水材は、発泡スチロ−ルを
素材とした産業廃棄物を有効利用するために開発研究を
行ったものであり、発泡スチロ−ルをラッカ−,シンナ
−,ガソリンなどの揮発油によって溶解液化した。この
溶解液化状でも防水性が得られるが、さらに微粉体状の
石炭灰を添加配合することによって、防護性に優れたク
リヤ−防水材を製造することが可能となった。また上記
石炭灰も利用されずに埋め立て廃棄されることから石炭
灰の有効利用にもなる。さらに本発明のクリヤ−防水材
は、建築構造物およびコンクリ−ト面の防水材として活
用される他に、道路舗装材などに活用することができる
ものである。
素材とした産業廃棄物を有効利用するために開発研究を
行ったものであり、発泡スチロ−ルをラッカ−,シンナ
−,ガソリンなどの揮発油によって溶解液化した。この
溶解液化状でも防水性が得られるが、さらに微粉体状の
石炭灰を添加配合することによって、防護性に優れたク
リヤ−防水材を製造することが可能となった。また上記
石炭灰も利用されずに埋め立て廃棄されることから石炭
灰の有効利用にもなる。さらに本発明のクリヤ−防水材
は、建築構造物およびコンクリ−ト面の防水材として活
用される他に、道路舗装材などに活用することができる
ものである。
【0006】
【実施例】以下本発明のクリヤ−防水材の製造方法を詳
述する。まず発泡スチロ−ルをラッカ−,シンナ−,ガ
ソリンのいずれかに漬けこみ溶解させる。そしてこの溶
解液に対して微粉体状の石炭灰を20%〜25%の範囲
内で添加配合する。このようにして製造したクリヤ−防
水材をコンクリ−ト面に塗布した結果、防水性および防
護性に優れていることが判明した。
述する。まず発泡スチロ−ルをラッカ−,シンナ−,ガ
ソリンのいずれかに漬けこみ溶解させる。そしてこの溶
解液に対して微粉体状の石炭灰を20%〜25%の範囲
内で添加配合する。このようにして製造したクリヤ−防
水材をコンクリ−ト面に塗布した結果、防水性および防
護性に優れていることが判明した。
【0007】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、発
泡スチロ−ルを素材とする産業廃棄物を利用することに
よって、安価でしかも防水性および防護性に優れた製品
を開発することが可能となった。また産業廃棄物による
公害も解消され、他に製品にリサイクルされるために資
源の有効利用となるなど種々の効果を奏するものであ
る。
泡スチロ−ルを素材とする産業廃棄物を利用することに
よって、安価でしかも防水性および防護性に優れた製品
を開発することが可能となった。また産業廃棄物による
公害も解消され、他に製品にリサイクルされるために資
源の有効利用となるなど種々の効果を奏するものであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 発泡スチロ−ルを素材とした産業廃棄物
をラッカ−,シンナ−,ガソリンなどの揮発油によって
分解溶液化し、これに微粉体状の石炭灰を添加配合した
ことを特徴とするクリヤ−防水材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25304991A JPH06108038A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | クリヤ−防水材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25304991A JPH06108038A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | クリヤ−防水材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108038A true JPH06108038A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17245775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25304991A Pending JPH06108038A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | クリヤ−防水材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06108038A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010007805A (ko) * | 2000-09-25 | 2001-02-05 | 임형렬 | 방수제 제조 방법 |
WO2006025721A1 (es) * | 2004-09-01 | 2006-03-09 | Angel Eduardo Martinez Leal | Composición impermeabilizante a base de poliestireno y proceso para su fabricación o manufactura |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280324A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-06 | Toshio Nakagawa | Waterproof agent for cement in which waste is utilized |
JPS5630462A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Bruss Ti Kirova | Waterproofing and heat insulating material |
JPS5872426A (ja) * | 1981-10-27 | 1983-04-30 | Shigezo Taguchi | 廃物発泡スチロ−ルの処理と再利用 |
JPH0260987A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Kyowa Densetsu Kaisha Ltd | シールド工法用添加材および泥水材 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP25304991A patent/JPH06108038A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280324A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-06 | Toshio Nakagawa | Waterproof agent for cement in which waste is utilized |
JPS5630462A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Bruss Ti Kirova | Waterproofing and heat insulating material |
JPS5872426A (ja) * | 1981-10-27 | 1983-04-30 | Shigezo Taguchi | 廃物発泡スチロ−ルの処理と再利用 |
JPH0260987A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Kyowa Densetsu Kaisha Ltd | シールド工法用添加材および泥水材 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010007805A (ko) * | 2000-09-25 | 2001-02-05 | 임형렬 | 방수제 제조 방법 |
WO2006025721A1 (es) * | 2004-09-01 | 2006-03-09 | Angel Eduardo Martinez Leal | Composición impermeabilizante a base de poliestireno y proceso para su fabricación o manufactura |
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