JPH0610705B2 - 並列光論理演算素子及び装置 - Google Patents

並列光論理演算素子及び装置

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JPH0610705B2
JPH0610705B2 JP27150887A JP27150887A JPH0610705B2 JP H0610705 B2 JPH0610705 B2 JP H0610705B2 JP 27150887 A JP27150887 A JP 27150887A JP 27150887 A JP27150887 A JP 27150887A JP H0610705 B2 JPH0610705 B2 JP H0610705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、並列光論理演算素子及び装置に関するもので
ある。
〔従来の技術及び問題点〕
近年、光の高速性・並列性を利用した光情報処理が、大
容量の情報を高速で処理するための手段として、さらに
光コンピュータの実現を可能にするものとして、注目を
集めている。
光情報処理の重要な基本技術の一つとして、光演算があ
るが、この光演算は、大別して並列アナログ光演算,時
系列光デジタル演算及び並列デジタル光演算の3種類に
分けられる。これらのうち並列デジタル光演算は、並列
アナログ光演算における汎用性の無さ及び制度の悪さの
点での欠点を排除して、光の並列性を有効に利用し得る
ことから、特に期待されている。
従来、この並列デジタル光演算を行うものとして、種々
の並列光論理演算素子や演算装置が提案されているが、
これらの演算素子及び装置は、演算を行うに際して入力
情報に対して複雑な符号化が必要であることから、構成
が複雑なものとなったり、複数種類の論理演算を同時に
実行することができなかったりするという問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成により複数種類
の論理演算を同時に実行することが可能な並列光論理演
算素子及び演算装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本発明によれば、マトリツクス構造のTN
(ねじれネマティック型)液晶セルのマトリックスを構
成する各画素がそれぞれ対応するように、二層に積層さ
れた二つのTN液晶セルと、このTN液晶セルを上下か
ら挟むように配設された二枚のカラー偏光子とを含んで
おり、上記TN液晶セルの液晶中に二色性色素が混入さ
れていることにより、上記二つのTN液晶セルの各画素
に与えられる2値画素情報が、各画素のオンオフ状態に
変換され、該TN液晶セルによる偏光回転及び二色性色
素の吸収特性に基づいて各画素に関する出力光の明暗情
報として並列デジタル光演算が行なわれるようにした並
列光論理演算素子によって達成される。
本発明による並列光論理演算素子は、好ましくは、前記
カラー偏光子及びTN液晶セルの間、そして前記二つの
TN液晶セルの間のうち、少なくとも一か所に、光を9
0度だけ回転させる液晶セルが配設されている。
さらに、本発明による並列光論理演算素子は、好ましく
は、前記カラー偏光子のうち少なくとも一方が、ホモジ
ニアス配向のGH液晶セルから構成されていた。
この発明によれば、二組の2値情報の論理演算が、二層
に積層されたGH(ゲスト・ホスト型)−TN液晶セル
のそれぞれのマトリックスを構成する各画素のオンオフ
状態に変換され、該GH−TN液晶セルの各画素のオン
オフ状態により、入射偏光に対する偏光方向の回転及び
二色性色素による吸収と、該TN液晶セルの前後に配置
されたカラー偏光子による吸収に基づいて、上記吸収に
おける吸収波長及び非吸収波長と偏光方向の適宜の選択
により同時に並列的な複数の論理演算が行なわれ得るこ
ととなり、入力される2値画像情報に対して特別の複雑
な符号化を必要とせずに、極めて簡単な演算素子構成に
よって、複数の異なる種類の論理演算を同時に実行する
ことができる。
また、上記目的は、本発明によれば、上述した並列光論
理演算素子と、この並列光論理演算素子の後方に配設さ
れていて該並列光論理演算素子からの出力光を受光する
受光素子とから構成され、この受光素子によって検出さ
れた検出信号が、上記並列光論理演算素子の液晶セルを
駆動するためのドライブ回路にフィードバックされるよ
うにした光論理演算装置によって達成される。
この構成によれば、入射光は、適宜にオンオフされた並
列光論理演算素子の液晶セルを通って、2値画像情報に
基づいてオンオフされた並列光論理演算素子を通過し、
好ましくは、さらに適宜にオンオフされた液晶セルを通
った後、受光素子によって検出され、この検出信号がド
ライブ回路にフィードバックされることにより、時系列
電気信号である2値画像情報の光演算を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明をさらに説
明する。
第1図は本発明による並列光論理演算素子10の一実施
例を示している。
この並列光論理演算素子10は、光の入射側から順に、
垂直な偏光方向を有するカラー偏光子11と、それぞれマ
トリックス構造を有し且つこのマトリックスを構成する
各画素がそれぞれ対応するように二層に積層された二つ
のTN液晶セル12,13と、水平な偏光方向を有する
カラー偏光子14とから構成されている。
上記TN液晶セル12,13は、それぞれ液晶中に二色
性色素が混入されており、所謂GH−TN液晶セルとな
っている。各TN液晶セル12,13のマトリックスを
構成する各画素には、それぞれ2値画像情報A,Bが与
えられることにより、各画素のオン状態が2値画像情報
の0、オフ状態が2値画像情報の1に対応する。
本発明による並列光論理演算素子10は以上のように構
成されており、入射光が、並列光論理演算素子10を通
過する際に、二つのGH−TN液晶セル12,13の対
応する各画素に関して、上記2値画像情報A,Bの演算
結果としての出力光となり、各画素毎にA,Bの演算が
行なわれることにより、並列デジタル光演算が行なわれ
得る。
以下に、上記演算の過程を詳細に説明する。
第1図に示すように、入射光及び出力光の垂直偏光成分
をV及びV、水平偏光成分をH及びHとすれ
ば、各成分は明状態である0又は暗状態である1の値を
とる。ここで、通常のTN液晶セルの場合には、オフ状
態、即ちA=0では第2図(A)に示すように、TN液
晶セル内の液晶セルが90度捩られているので、入射光
はその偏光成分が90度回転されるため、入射光と出力
光の偏光成分の関係は、式 で表わされ、また、オン状態、即ちA=1では第2図
(B)に示すように、入射光はそのまま透過するので、
入射光と出力光の偏光成分の関係は、式 で表わされる。従って、式(1)及び(2)を一般式で
表わせば、式 が得られる。ここで、は NOT Aを表わす。
また、二色性色素を混入したGH−TN液晶セル12,
13の場合には、二色性色素による吸収波長における色
素分子の長軸方向の吸収率を100%、それに垂直な方向
の吸収率を0%とすれば、該GH−TN液晶セル12,
13の二色性色素の吸収波長以外の非吸収波長において
は、該GH−TN液晶セル12,13による演算結果
は、通常のTN液晶セルの場合と同様に、式(3)で表
わされるが、二色性色素の吸収波長においては、オフ状
態、即ちA=0では、入射光のうち、GH−TN液晶セ
ル12,13の入射面の液晶配向方向に平行な偏光成分
は、第3図(A)に示すように該二色性色素により吸収
され、それに垂直な偏光成分は第3図(B)に示すよう
に90度回転されて出力されるもので、入射光と偏光成
分の関係は、式 で表わされ、また、オン状態、即ちA=1では通常のT
N液晶セルの場合と同様に式(2)で表わされる。従っ
て、式(2)及び(4)を一般式で表わせば、式 が得られる。ここで、二色性色素の吸収を、二色性色素
の非吸収波長では1(透過)、吸収波長では0(吸収)
の値をとる符号でDで表わせば、二色性色素を混入した
TN液晶セル、即ちGH−TN液晶セルについての関係
式(3)及び(5)は、式 なる一般式で表わされる。
さらに、GH−TN液晶セルを挟む偏光子をそのままに
して、該GH−TN液晶セルをそのセル法線の周りに9
0度回転させた場合には、式(6)の代わりに、式 が得られる。
カラー偏光子11,14については、該カラー偏光子1
1,14の非吸収波長では、偏光成分に対して吸収が行
なわれたいため、入射光と出力光との関係は、式(2)
で表わされるが、吸収波長においては、透過する偏光方
向を垂直方向としたとき、入射光と出力光との関係は、
一般の偏光子と同様に、式 で表わされる。ここで、カラー偏光子の吸収を、カラー
偏光子の非吸収波長では1(透過)、吸収波長では0
(吸収)の値をとる符号Pで表わせば、カラー偏光子に
ついての関係式(2)及び(8)は、式 なる一般式で表わされる。また、透過する偏光方向を水
平方向としたときには、同様にして式(9)の代わり
に、式 が得られる。
第1図の実施例において、入射光と出力光との関係は、
上述のように、各GH−TN液晶セル12,13では、式
(6)又は(7)により、各カラー偏光子11,14で
は、式(9)又は(10)により表わされるので、GH
−TN液晶セル12,13の吸収をそれぞれD,D
で、またカラー偏光子11,14の吸収をそれぞれ
,Pとすれば、並列光論理演算素子10全体の入
射光と出力光との関係は、各画素について、それぞれカ
ラー偏光子11,GH−TN液晶セル12,13及びカ
ラー偏光子14についての行列式の積で与えられるか
ら、式 となる。
式(11)において、入射光と出力光の偏光方向、二つ
のGH−TN液晶セル12,13の二色性色素の吸収波
長、二つのカラー偏光子11,14の吸収波長、及び出力
光の検出すべき波長を適宜に選択し組み合わせることに
よって、各画素におけるGH−TN液晶セル12,13
に与えられた2値画素情報A,Bの論理演算が、第4図
の図表に示すように行なわれ得る。即ち、0,A・B,
A・,・B,A,B, A+B,+B,A+,1という12種類の論理演算
が行なわれ得る。例えば、入射光として垂直・水平偏光
成分を利用し(V=H=1)、出力光のうち水平偏
光成分(H)のみを検出するとすれば、式(11)よ
り、式 H0=(D2A・+D1・B)Vi+P1(A・B+D2・B)Hi (12) となる。ここで、カラー偏光子11,14及び二色性色
素の吸収を、ある波長λにてP=1,D=D
0となり、また他の波長λにてP=0,D=D
=1となるように設定しておけば、波長λでは第4図
の図表における組合せ(37)または(45)に示すようにH
=A・B,波長λでは第4図の図表における組合せ(3
6)または(44)に示すように となり、二つの波長λ及びλにおいてそれぞれ別個
の二種類の論理演算が同時に行なわれることになり、そ
の演算結果は、出力光の検出波長を波長λ又はλ
適宜選択することによって独立して取り出され得る。
尚、この場合、A・Bは半加算器の出力C(キャリー)
に、 は出力S(サム)に相当するので、各画素毎に半加算器
の演算を実行することが可能となる。
さらに、カラー偏光子11,14やGH−TN液晶セル
12,13をそれぞれ90度回転させた場合には、式
(11)は、第5図の図表に示すように、変更されるこ
ととなる。従って、第1図の実施例において、並列光論
理演算素子10を構成するカラー変更子11,GH−T
N液晶セル12,13及びカラー偏光子14の間に、第
6図に示すようにそれぞれTN液晶セル15,16及び
17を挿入しておけば、各TN液晶セル15,16,1
7を適宜にオンオフさせることにより、それぞれのTN
液晶セル15,16,17の後方に配置されているGH
−TN液晶セル12,13及びカラー偏光子14への入
射光が選択的に90度回転されるので、第5図の図表に
示した組合せが任意に選択され得ることとなり、並列光
論理演算素子10の論理演算の組合せがさらに幅広いも
のとなる。
尚、カラー偏光子11,14の代わりに、ホモジニアス
配向のGH液晶セルを使用し、又はGH液晶セル及び該
GH液晶セルと吸収波長の異なるカラー偏光子を組み合
わせることによって、GH液晶セルのオンオフに従っ
て、並列光論理演算素子10の吸収波長を選択的に切換
えることが可能となり、該並列光論理演算素子10の論
理演算の種類が一層幅広いものとなる。
実験例として、二枚のカラー偏光子11,14の代わり
に二枚のホモジニアス配向のGH液晶セルを利用した一
画素分の光論理演算素子を製作し、このGH液晶セルの
二色性色素として、450nm付近にてP=1,P
=D=0となり、また700nm付近にてP=P
=0,D=D=1となるようなものを選択して、上
述の半加算器の演算を行なったところ、第7図に示すよ
うに、450nmでは(A,B)=(1,1)の場合の
み透過率が高く、これによりA・B、即ち半加算器の出
力C演算が行なわれ、700nmでは(A,B)=
(0,1)又は(1,0)の場合に透過率が高く、これ
により 即ち半加算器の出力Sの演算が行なわれることが確認さ
れた。
尚、2値画像情報が一般的な時系列電気信号で与えられ
る場合には、上述した並列光論理演算素子10を利用し
て、第8図に示すように、論理演算システム20を構成
することにより、並列デジタル光演算が行なわれ得る。
即ち、論理演算システム20は、第1図に示した並列光
論理演算素子10の前後にそれぞれGH液晶セル21,
22とTN液晶セル23,24とを配置し、その後方に
斜めにハーフミラー25を配置して、さらにその後方に
該並列光論理演算素子10からの出力光を受光するため
のフォトディテクタアレイ26を設け、また時系列電気
信号である2値画像情報A,Bを、それぞれGH−TN
液晶セル12,13の各画素の駆動信号に変換するドラ
イブ回路27,28を介して、GH−TN液晶セル1
2,13の各画素に入力するようにしており、ドライブ
回路28にはフォトディテクタアレイ26の出力がフィ
ードバックされるようになっている。
この場合、入射光は、適宜にオンオフされたGH液晶セ
ル21及びTN液晶セル23を通って、2値画像情報に
基づいてオンオフされた並列光論理演算素子10を通過
し、さらに適宜にオンオフされたGH液晶セル22及び
TN液晶セル24を通った後、ハーフミラー25を透過
した光は、フォトディテクタアレイ26により検出さ
れ、該検出信号がドライブ回路28にフィードバックさ
れると共に、該ハーフミラー25により反射された光
は、出力光として外部に導かれ、かくして時系列電気信
号である2値画像情報の光論理演算が行なわれることに
なる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明に係る並列光論理演算素子に
よれば、二組の2値情報の論理演算が、二層に積層され
たGH−TN液晶セルのそれぞれのマトリックスを構成
する各画素のオンオフ状態に変換され、該GH−TN液
晶セルの各画素のオンオフ状態により、入射偏光に対す
る偏光方向の回転及び二色性色素による吸収と、該TN
液晶セルの前後に配置されたカラー偏光子による吸収に
基づいて、上記吸収における吸収波長及び非吸収波長と
偏光方向の適宜の選択により同時並列的な複数の論理演
算が行なわれることとなる。
さらに、本発明に係る光論理演算装置によれば、入射光
は、適宜にオンオフされた並列光論理演算素子の液晶セ
ルを通って、2値画像情報に基づいてオンオフされた並
列光論理演算素子を通過し、好ましくは、さらに適宜に
オンオフされた液晶セルを通った後受光素子によって検
出され、該検出信号がドライブ回路にフィードバックさ
れることにより、時系列電気信号である2値画像情報の
光論理演算が行われることになる。
かくして、本発明によれば、入力される2値画像情報に
対して特別の複雑な符号化を必要とせずに、非常に簡単
な演算素子構成により、複数の異なる種類の論理演算を
同時に実行することが可能である、極めて優れた並列光
論理演算素子及び装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による並列光論理演算素子の一実施例を
示す概略斜視図。 第2図(A)は通常のTN液晶セルのオフ状態を、また
第2図(B)は同オン状態を示す。 第3図(A)はGH−TN液晶セルのオフ状態のオフ状
態における垂直偏光成分を、また第3図(B)は同水平
偏光成分に対する動作を示す。 第4図は第1図の並列光論理演算素子による演算の組合
せを示す図表である。 第5図は第1図の並列光論理演算素子の構成要素を選択
的に90度回転させた場合の入射光と出力光との関係式
を示す図表である。 第6図は本発明による並列光論理演算素子の他の実施例
を示す概略側面図。 第7図は第1図の並列光論理演算素子を実際に製作した
実験例における出力光の分光特性を示すグラフ。 第8図は第1図の並列光論理演算素子を利用して時系列
電気信号である2値画像情報の演算を行なうようにした
論理演算システムの構成例を示す概略側面図である。 10……並列光論理演算素子;11,14……カラー偏
光子;12,13……GH−TN液晶セル;15,1
6,17……TN液晶セル;20……論理演算システ
ム;21,22……GH液晶セル;23,24……TN
液晶セル;25……ハーフミラー;26……フォトディ
テクタ;27,28……ドライブ回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス構造のTN液晶セルのマトリ
    ックスを構成する各画素がそれぞれ対応するように、二
    層に積層された二つのTN液晶セルと、該TN液晶セル
    を上下から挟むように配設された二枚のカラー偏光子と
    を含んでおり、上記TN液晶セルの液晶中に二色性色素
    が混入されていることにより、上記二つのTN液晶セル
    の各画素に与えられる2値画像情報が、各画素のオンオ
    フ状態に変換され、該TN液晶セルによる偏光回転及び
    二色性色素の吸収特性に基づいて各画素に関する出力光
    の明暗情報として並列デジタル光演算が行なわれること
    を特徴とする並列光論理演算素子。
  2. 【請求項2】前記カラー偏光子及びTN液晶セルの間、
    そして前記二つのTN液晶セルの間のうち、少なくとも
    一か所に、光を90度だけ回転させる液晶セルが配設さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
    載の並列光論理演算素子。
  3. 【請求項3】前記カラー偏光子のうち少なくとも一方
    が、ホモジニアス配向のGH液晶セルから成ることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の並
    列光論理演算素子。
  4. 【請求項4】マトリックス構造のTN液晶セルのマトリ
    ックスを構成する各画素がそれぞれ対応するように、二
    層に積層された二つのTN液晶セルと、該TN液晶セル
    を上下から挟むように配設された二枚のカラー偏光子と
    を含んでおり、上記TN液晶セルの液晶中に二色性色素
    が混入されていることにより、上記二つのTN液晶セル
    の各画素に与えられる2値画像情報が、各画素のオンオ
    フ状態に変換され、該TN液晶セルによる偏光回転及び
    二色性色素の吸収特性に基づいて各画素に関する出力光
    の明暗情報として並列デジタル光演算が行なわれる並列
    光論理演算素子と、該並列光論理演算素子の後方に配設
    されていて該並列光論理演算素子からの出力光を受光す
    る受光素子とから構成される光論理演算装置であって、 上記受光素子によって検出された検出信号が、上記並列
    光論理演算素子の液晶セルを駆動するためのドライブ回
    路にフィードバックされることを特徴とする光論理演算
    装置。
  5. 【請求項5】前記カラー偏光子及びTN液晶セルの間、
    そして前記二つのTN液晶セルの間のうち、少なくとも
    一か所に、光を90度だけ回転させる液晶セルが配設さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第4項に記
    載の光論理演算装置。
  6. 【請求項6】前記カラー偏光子のうち少なくとも一方
    が、ホモジニアス配向のGH液晶セルから成ることを特
    徴とする、特許請求の範囲第4項又は第5項に記載の光
    論理演算装置。
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