JPH0610682B2 - 光海底ケ−ブルの保管方法 - Google Patents

光海底ケ−ブルの保管方法

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JPH0610682B2
JPH0610682B2 JP16355887A JP16355887A JPH0610682B2 JP H0610682 B2 JPH0610682 B2 JP H0610682B2 JP 16355887 A JP16355887 A JP 16355887A JP 16355887 A JP16355887 A JP 16355887A JP H0610682 B2 JPH0610682 B2 JP H0610682B2
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JP
Japan
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optical submarine
cable
submarine cable
optical
tank
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JP16355887A
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一芳 山内
勇一 大和
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • G02B6/4427Pressure resistant cables, e.g. undersea cables

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 概 要 所定間隔毎に中継器の接続された光海底ケーブルをケー
ブルタンク内に平面状に巻回して平面状コイル層とな
し、この平面状コイル層を複数層積層してケーブルタン
ク内に保管する光海底ケーブルの保管方法において、そ
こで発生するインダクタンスが軽減されるように光海底
ケーブルの平面状コイル層の層間に平面状の導電板を設
けたことを特徴とする。光海底ケーブルと導電板との相
互誘導作用により、光海底ケーブルのインダクタンスを
軽減させて高電圧の発生を押えることが可能であるた
め、ケーブルに接続されている中継器等の損傷を防ぐこ
とができる。
産業上の利用分野 本発明は光海底ケーブルの陸上あるいは船上での保管方
法に関する。
海底同軸ケーブル伝送方式は、国際間および国内の通信
手段として広く採用されているが、これは通信衛星ある
いは従来の短波による無線通信の伝送品質と比較して、
雑音、遅延時間の面で勝れ、機密が保持できる等の理由
による。最近になり、同軸ケーブルに比較して伝送容量
の大きい光ファイバーケーブルを採用した光海底ケーブ
ル伝送方式が脚光を浴びるようになってきた。
光海底ケーブルの伝送方式においては、光海底ケーブル
の伝送特性の劣化を防止し信号を増幅または再生するた
めに所定間隔毎に、例えば50km毎に光海底中継器が設
けられており、この光海底中継器は給電装置により定電
流を供給されて駆動される。
このような光海底ケーブルは、1000kmあるいはそれ
以上の長さになることがあり、そのため光海底ケーブル
を陸上あるいは船上でコンパクトに収納して保管する必
要が生じる。
従来の技術 第4図は一般的な光海底ケーブルの構造図を示してお
り、中心の光ファイバー16を覆っている各種金属によ
り高圧、高張力から光ファイバー16が保護されている
と共に、これら各種金属は光海底中継器14への給電路
としても使用されており、最外層はポリエチレン26に
て被覆されている。
第5図は光海底ケーブル伝送方式の模式図であり、光海
底ケーブル6の途中には所定間隔毎に、例えば50km毎
に光海底ケーブルの伝送特性の劣化を防止し信号を増幅
または再生するための光海底中継器14が設けられてお
り、これらの光海底中継器14には給電装置12により
約2Aの定電流が給電され、光海底中継器14を駆動す
る。光海底ケーブル6の総延長は1000kmあるいはそ
れ以上になることがあり、このため定電流源である給電
装置12には数KV、例えば±7.5KVの電圧が印加
される。
このように総延長が1000km以上にもなる光海底ケー
ブルを陸上に保管する場合、あるいは光海底ケーブルの
敷設等のために船上に保管する場合には、なるべく場所
をとらずにコンパクトに収納して保管する必要がある。
このため第6図に示すような陸上あるいは船上に設置さ
れたケーブルタンク8内に光海底ケーブル6をコイル状
に巻回して、これを数十層あるいは数百層積層して光海
底ケーブル6をコンパクトに保管するようにしている。
ケーブルタンク8は中心円柱壁4および外周円筒壁2を
有する円筒状タンクであり、例えばコンクリートから形
成されている。従来はこのように光海底ケーブル6を同
一方向に巻きこんでケーブルタンク8内にコンパクトに
収納保管した。また海底同軸ケーブル伝送方式において
も、同様に同軸ケーブルをケーブルタンク8内に同一方
向に巻き込んで収納していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのように、陸上あるいは船上に設置されたケー
ブルタンク内に数百km以上の長距離の光海底ケーブルを
巻きこんだ場合、コイル状態となり、その自己インダク
タンスは数千ヘンリ(H)あるいは一万ヘンリを越える
こととなる。このときの電気的等価回路図を第7図に示
す。このように光海底ケーブルをケーブルタンク内に巻
き込んだ状態で、光海底ケーブルの絶縁抵抗試験や、給
電装置により給電を行い伝送特性試験を行うことがよく
ある。これらの試験は陸上あるいは船上のケーブルタン
ク内に光海底ケーブルを保管中、あるいは光海底ケーブ
ルの敷設時等にも行われる。
このように光海底ケーブルをケーブルタンク内に巻き込
んだ状態で、給電の立ち上げを急激に行った場合、急激
な電流変化があるため自己インダクタンスによる高電圧
が発生し、光海底ケーブルに接続されている中継器等の
機器の破壊、または光海底ケーブル自体の絶縁破壊を引
き起こすという問題がある。このようなとき従来はケー
ブルタンク内に海水等の水を満たして、コイル状に形成
された光海底ケーブルによって発生した磁束が変化した
とき、海水等の水の中へ渦電流を流すことにより、光海
底ケーブルのインダクタンスを低減させるようにしてい
た。このときの電気的等価回路図を第8図に示す。図中
のnはコイルの巻数を示している。さらにこの問題は給
電の立ち上げを急激に行った場合のみにならず、例えば
給電中になんらかの原因によりケーブルが切断された場
合には、より急激な電流変化が起こり、コイル状に巻回
された光海底ケーブルの自己インダクタンスにより、よ
り高い電圧が発生し、光海底ケーブルに接続されている
中継器等の機器に損傷を与える恐れがある。
また絶縁抵抗試験において、光海底ケーブルのように給
電路の周囲が絶縁体のみで覆われている構造では、空気
中での給電路の絶縁抵抗が測定できないため、光海底ケ
ーブルが収納されているケーブルタンク内に海水等の水
を満たして絶縁抵抗試験を行っているが、現状ではケー
ブルタンク内へ注水が可能なケーブルタンクは少ないと
いう問題がある。
同軸ケーブルを使用するときは、給電路である中心導体
により形成されるインダクタンスが、同軸ケーブルの外
部導体により相殺されるため、高電圧の発生は起こらな
い。このときの電気的等価回路図を第9図に示す。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、電磁誘導による高電圧が発生しな
いような光海底ケーブルの保管方法を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 所定間隔毎に光海底中継器14の接続された光海底ケー
ブル6をケーブルタンク8内に平面状に巻回して平面状
コイル層を形成し、この平面状コイル層を複数層積層し
て保管する光海底ケーブルの保管方法において、平面状
コイル層が複数層積層された各層間あるいは複数層間
に、互いに接続された平面状の導電板10を配置して保
管する。
作 用 複数層積層された平面状コイル層により形成された光海
底ケーブル6には自己インダクタンスが存在するため、
光海底ケーブル6に電流を流した場合、電流の変化によ
る誘導起電力が発生するが、互いに接続された導電板1
0との相互誘導作用により、光海底ケーブル6のインダ
クタンスを減少させることになる。これによりインダク
タンスに起因する誘導起電力の発生を最小限に押えるこ
とができ、光海底ケーブル6に接続されている中継器等
の機器を保護することが可能である。さらに絶縁抵抗試
験もケーブルタンク6内に海水等を満たすことなく容易
に行うことができる。
実 施 例 以下本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明する
ことにする。
第1図は本発明の光海底ケーブルの保管方法の一実施例
を示す断面図であり、ケーブルタンク8は従来例と同様
に、中心円柱壁4と外周円筒壁2を有する円筒形状であ
り、例えばコンクリートにより形成されている。このよ
うに構成されたケーブルタンク8内に光海底中継器14
の接続された光海底ケーブル6をコイル状に巻回して収
納し、積層された各層間に平面状の導電板10を配置す
る。導電板10は例えば導電ゴム、あるいは金属箔等か
ら形成される。
第2図は第1図の実施例の平面図であり導電板10を明
確に図示するため、光海底ケーブル6と光海底中継器1
4は省略されている。
光海底ケーブル6の各層間に配置された導電板10は互
いに接続されており、且つ導電板10と光海底ケーブル
6の間に静電容量による帯電を防ぐため各導電板10は
接地されている。また光海底ケーブル6をケーブルタン
ク8内に収納時、および敷設時におけるケーブルタンク
8内からの引出し作業時の作業性向上のため導電板10
を扇形に分割して設けることも可能である。この場合に
は、分割された導電板10は互いに確実に接触するよう
に配置されなければならない。
本実施例においてはこのように、平面状コイル層の各層
間に導電板10を配置し、各導電板10は接地して構成
したので、導電板10には渦電流が流れ、これにより光
海底ケーブル6のインダクタンスを減少させて、ケーブ
ルタンク8内を海水で満たした時と同様の効果が得られ
る。各導電板10を接地する目的の一つは、導電板10
とケーブル内導体間に静電容量が形成されるため、万一
帯電した際の人体保安対策である。このときの電気的等
価回路図を第3図に示す。このため光海底ケーブル6を
ケーブルタンク8内に保管した状態で、伝送特性試験に
より給電の立ち上げが急激に行なわれたとしてもインダ
クタンスに起因する誘導起電力の発生が軽減されるため
に、光海底ケーブルに接続されている光海底中継器14
等の機器の損傷を防ぐことが可能である。
発明の効果 本発明の光海底ケーブルの保管方法は、以上詳述したよ
うにケーブルタンク内に光海底ケーブルをコイル状に巻
回し、複数層積層して収納した層間に導電板を配置した
ことにより、光海底ケーブルに急激な電流変化があった
場合にも導電板との相互誘導作用により光海底ケーブル
に高電圧が発生しないため、光海底ケーブルに接続され
た中継器等の機器の破壊を防止することが可能である。
また光海底ケーブルの絶縁抵抗試験も行えるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例により光海底ケーブルをケーブル
タンク内に収納した状態を示す断面図、 第2図は第1図実施例の平面図、 第3図は本発明による導電板を配置した時の光海底ケー
ブルの電気的等価回路図、 第4図は光海底ケーブルの構造図、 第5図は光海底ケーブル伝送方式模式図、 第6図は従来のケーブル保管方法の断面図、 第7図はケーブルタンク内に収納された光海底ケーブル
の電気的等価回路図、 第8図はケーブルタンク内に海水を満たした時の光海底
ケーブルの電気的等価回路図、 第9図はケーブルタンク内に収納された同軸ケーブルの
電気的等価回路図を示している。 2…外周円筒壁、4…中心円柱壁、6…光海底ケーブ
ル、8…ケーブルタンク10…導電板、12…給電装
置、14…光海底中継器、16…光ファイバー、18…
パイプ、20…鉄パイプ、22…坑張力鋼線、24…銅
チューブ、26…ポリエチレン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔毎に光海底中継器(14)の接続され
    た光海底ケーブル(6) をケーブルタンク(8) 内に平面状
    に巻回して平面状コイル層となし、該平面状コイル層を
    複数層積層して保管する光海底ケーブルの保管方法にお
    いて、 複数層積層された平面状コイル層の層間に、互いに接続
    された平面状の導電板(10)を配置したことを特徴とする
    光海底ケーブルの保管方法。
JP16355887A 1987-06-30 1987-06-30 光海底ケ−ブルの保管方法 Expired - Lifetime JPH0610682B2 (ja)

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JP2595980B2 (ja) * 1987-08-20 1997-04-02 国際電信電話株式会社 コイル状ケーブルに誘起する電圧の抑圧構造

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