JPH06106704A - スクリーン印刷機による印刷方法および装置 - Google Patents

スクリーン印刷機による印刷方法および装置

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JPH06106704A
JPH06106704A JP7555592A JP7555592A JPH06106704A JP H06106704 A JPH06106704 A JP H06106704A JP 7555592 A JP7555592 A JP 7555592A JP 7555592 A JP7555592 A JP 7555592A JP H06106704 A JPH06106704 A JP H06106704A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
laminated sheet
printing
continuous laminated
upper opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7555592A
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English (en)
Inventor
Michio Konno
道雄 紺野
Arata Kasai
新 河西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 版汚れ、印刷不良等の格下げ品発生を著しく
防止できるスクリーン印刷方法および装置 【構成】 スクリーン印刷機による連続積層シートの印
刷において、印刷テーブルの前および/または後に吸引
装置を配置し、好ましい吸引装置の上部は、連続積層シ
ートとの接触がほぼ線および/または点となるような構
造であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷機によ
る連続積層シートの印刷において、版汚れ、印刷不良等
を発生させる事なく、効率良く印刷を行う事の出来る方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属箔とプラスチックフイルムを接着剤
を用いて加熱、接着、積層した連続積層シート(以降シ
ートと略記)の金属箔面に、スクリーン印刷法によって
回路を印刷し、印刷後、エッチングする事により、プラ
スチックフイルム上に金属箔回路を形成した転写シート
を作成するが、シートは、積層時の加熱、接着によって
変形が生じ、変形量は、スクリーンマスクと印刷テーブ
ルとのクリアランスより大きくなる場合が多く、この変
形に起因し、シートの印刷面が印刷後印刷機の板等に接
触し、版汚れ、印刷不良等の格下げ品を発生させる問題
がある。
【0003】発生の過程を説明すると、シートが印刷テ
ーブル上にもたらされて真空吸引後印刷され印刷終了
後、吸引が解除されシート移動が行われる工程の繰り返
しとなるが、真空吸引解除によってシートの変形は元に
復帰し、シート移動時印刷された回路が印刷機の板等に
接触し、版汚れ、印刷不良等が発生する。
【0004】シートの変形矯正は、印刷テーブル前シー
トプレスローラー、印刷後のシートエッジプレスローラ
ーで行われるが、線プレスであること、印刷後はインク
硬化する位置までは線プレス出来ない事から効果的な方
法は得られておらず、エージング等の再加熱処理で工程
を追加してシートの変形を矯正した後、印刷を行ってい
るのが現状である。この場合、工程増加の問題がある。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前期問題点
の解消すなわち変形のあるシートが印刷機に供給された
場合、工程を増加せず変形を矯正し、その結果、格下げ
品の発生が極めて少ない製品を得る方法および装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、前期問題点を解決する方法および装置を発明し
た。すなわち、本発明の方法は、スクリーン印刷機によ
る連続積層シートの印刷において、印刷テーブルの前お
よび/または後に吸引装置を配置することを特徴とす
る。
【0006】また、本発明の装置は、印刷テーブルの前
および/または後に吸引装置を配置することを特徴とす
る。
【0007】スクリーン印刷機は、パターン印刷、ソル
ダーマスク印刷、シンボル印刷等の方式を含み、例え
ば、桜井製作所、パイロット万年筆、村上スクリーン、
小野測器、ニューロング精密工業、SVECIA、CH
EMCUT等のメーカーの印刷機に適用可能である。
【0008】吸引装置は、上部開口部を有し、好ましく
はシート幅方向に、シート幅の長さにわたり上部開口部
を有し、任意の位置に、真空発生装置との連結部を有し
ており、シートを吸引し、吸引装置上部開口部にシート
を保持出来るものであれば良く、好ましくは、吸引装置
の上部開口部は、シートとの接触がほぼ線および/また
は点となるような構造で, シート走行時、シートとの動
摩擦抵抗の小さいものがよい。例えば上部開口部に2本
のガイドバーをシートの幅方向およびシートと平行に設
けたもの、上部開口部にシートと平行に網を設けたも
の、上部開口部に、シートの方向に突起を持った網状構
造物をシートと平行に設けたもの等があげられる。
【0009】吸引装置の位置は、任意であるが、印刷テ
ーブルに近い方が好ましい。また印刷テーブルの前およ
び後に設置するのが好ましい。
【0010】吸引圧は、任意であるが、好ましい吸引圧
は吸引装置の上部開口部の構造により異なるが、真空発
生装置との連結部の位置で20〜500mm水柱の吸引
圧が好ましく、特に好ましくは80〜200mm水柱で
ある。吸引圧が低すぎるとシートの変形を矯正する効果
が少なく、高すぎるとエネルギーを多く消費し、経済的
に好ましくない。
【0011】シートの種類としては、樹脂と金属の積層
であればよく、樹脂としては、成形性、機械特性、寸法
安定性、電気特性、コスト面等から、ポリイミド、ポリ
エチレンテレフタレート等が、金属としては、電気特
性、接着性、はんだぬれ性、コスト面等から、銅、アル
ミニウム等が、それぞれ好ましい。
【0012】
【作用】連続積層シート1は、吸引装置2上部に設置さ
れたガイドバー3に接触しながら移動する。したがって
移動時、ガイドバー3上の連続積層シート1の変形はほ
ぼ完全に矯正されており、また、両ガイドバー3の中間
点付近では連続積層シート1の変形は完全に矯正されて
いないが、その変形量は著しく減少しているので連続積
層シート1の移動時に例えば図2に示されるような印刷
機との接触による版汚れ、印刷不良等の格下げ品の発生
を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のー実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1において、連続積層シート1
は、スクリーン印刷機に図のように通される。印刷は、
印刷テーブル4上昇(上矢印方向)、連続積層シート1
真空吸引、スキージ7下降後(下矢印方向)、前後に移
動してスクリーンマスク5よりインクが回路部において
のみ押し出され、連続積層シート1の金属泊面への印刷
が完了する。次ぎにスキージ7上昇(上矢印方向)、連
続積層シート1真空吸引解除、印刷テーブル4下降(下
矢印方向)後シートフィードローラー11により設定ピ
ッチ量フィードされ、印刷の準備が完了する。
【00014】設定ピッチ量フィード時および/または
常時連続積層シート1は、吸引装置2により吸引されて
おり、設定ピッチ量フィード時は、吸引装置2上部に設
置されたガイドバー3に接触しながら移動する。このこ
とによってスクリーン枠6と連続積層シート1の間隔は
ほぼ一定に保たれる。また、連続積層シート1の変形量
が、スクリーン枠6と連続積層シート1の走行ラインと
の間隔以上であっても吸引装置2による吸引によって変
形を矯正できるため、印刷後、印刷テーブル4の連続積
層シート1真空吸引解除により連続積層シート1が変形
を復帰した場合においても、図2に示されるような版こ
すれによる汚れ現象を皆無とすることができる。
【00015】例えば、35μm厚の銅泊と50μm厚
のポリイミドフイルムを接着剤を用いて加熱接着した場
合の変形量は、上下方向で4mmであった。スクリーン
印刷機の印刷テーブルとスクリーンマスクとのクリアラ
ンスは4mm、この印刷機を用いて100回印刷を行っ
た所、吸引装置2を設置しない従来の印刷機では55%
の格下げ品が発生したが、本発明の吸引装置2を印刷テ
ーブルの前および後に設置すると、格下げ品の発生はゼ
ロであった。
【00016】
【発明の効果】請求項1および請求項3の発明による
と、シートの変形を確実かつ効果的に矯正でき、変形に
起因して起こる版汚れ、印刷不良等の格下げ品の発生を
皆無とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーン印刷機の要部の説明図であ
る。
【図2】従来のスクリーン印刷機の要部の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 連続積層シート 2 吸引装置 3 ガイドバー 4 印刷テーブル 5 スクリーンマスク 6 スクリーン枠 7 スキージ 8 印刷テーブル前ガイドローラー 9 印刷テーブル前シートプレスローラー 10 印刷テーブル後ガイドローラー 11 シートエッヂフィードローラー 12 シートエッヂプレスローラー 13 真空吸引口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷機による連続積層シート
    の印刷において、印刷テーブルの前および/または後に
    吸引装置を配置することを特徴とするスクリーン印刷機
    による印刷方法。
  2. 【請求項2】 該吸引装置の上部開口部は、該連続積層
    シートとの接触がほぼ線および/または点となるような
    構造である請求項1に記載のスクリーン印刷機による印
    刷方法。
  3. 【請求項3】 印刷テーブルの前および/または後に吸
    引装置を配置することを特徴とするスクリーン印刷機。
  4. 【請求項4】 該吸引装置の上部開口部は、該連続積層
    シートとの接触がほぼ線および/または点となるような
    構造である請求項3に記載のスクリーン印刷機。
JP7555592A 1992-02-27 1992-02-27 スクリーン印刷機による印刷方法および装置 Pending JPH06106704A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7555592A JPH06106704A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 スクリーン印刷機による印刷方法および装置

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JPH06106704A true JPH06106704A (ja) 1994-04-19

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JP (1) JPH06106704A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067274A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 New Create Kk 巻出し式スクリーン印刷方法および印刷装置
JP2010264743A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd バンプ印刷装置及びその制御方法
JP2010264744A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd バンプ印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067274A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 New Create Kk 巻出し式スクリーン印刷方法および印刷装置
JP2010264743A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd バンプ印刷装置及びその制御方法
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