JPH06106389A - 構造物用パネルの位置決め装置 - Google Patents

構造物用パネルの位置決め装置

Info

Publication number
JPH06106389A
JPH06106389A JP4283999A JP28399992A JPH06106389A JP H06106389 A JPH06106389 A JP H06106389A JP 4283999 A JP4283999 A JP 4283999A JP 28399992 A JP28399992 A JP 28399992A JP H06106389 A JPH06106389 A JP H06106389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
roller conveyor
box girder
roller
roller conveyors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4283999A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Takahata
清治 高畑
Ken Fujimura
憲 藤村
Shigeru Ohaku
茂 尾栢
Tadaaki Kuwamura
忠明 桑村
Atsuo Yomo
淳夫 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP4283999A priority Critical patent/JPH06106389A/ja
Publication of JPH06106389A publication Critical patent/JPH06106389A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動溶接を行う際のパネルの位置決めが容易
且つ確実に行える。 【構成】 自動溶接工程におけるパネル搬送用ローラコ
ンベア16と、ローラコンベア16間に設けられた、パネル
をローラコンベア16と直交する方向に移動させるための
昇降自在な横ローラ17と、ローラコンベア16上に、ロー
ラコンベア16と直交する方向に移動自在に設けられた一
対の押付けバー18、19と、押付けバー18、19の、パネル
の搬送方向上流端に昇降自在に設けられたストッパー20
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、構造物用パネルの位
置決め装置、特に、橋梁用箱桁パネル等の構造物用パネ
ルの製造設備における自動溶接工程に設置される、自動
溶接を行う際のパネルの位置決めが容易且つ確実に行え
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁用箱桁とは、図3に示すように、鋼
板に補強材を溶接したものから構成される上フランジ用
箱桁パネル1および下フランジ用箱桁パネル2の両端部
に、鋼板に補強材を溶接したものからなるウェブ用箱桁
パネル3がそれぞれ垂直に溶接され、全体として箱型に
形成されたものである。図示の箱桁は、湾曲した箱桁の
例である。
【0003】近年、上述した橋梁用箱桁パネルの自動製
造設備として、図4に示すような設備が構築され注目を
集めている。この設備について説明する。図4におい
て、Aは、上下フランジ用箱桁パネルの鋼板4に縦リブ
5を自動的に仮付けする自動仮付溶接工程、Bは、仮付
けされた縦リブ5を複数台の多関節溶接ロボット6によ
り自動的に溶接する本溶接工程、Cは、縦リブ5の溶接
により生じた歪を歪取機7によって取る歪取工程、そし
て、Dは、歪取りされた鋼板4の所定位置に孔明機8に
よって自動的に孔を明ける孔明工程であり、次の仕上工
程において、孔明けされた鋼板4の所定位置に横リブ9
が溶接される。これらの工程を経て、フランジ用箱桁パ
ネルが製作される。
【0004】図4に示した、箱桁パネルの自動製造設備
は、上述したフランジ製造ラインとは別に、ウェブ製造
ラインが併設されている。このウェブ製造ラインにおい
て、aは、箱桁パネルのウェブ用鋼板10に仮付けされた
バーティカルスティフナ11およびホリゾンタルスティフ
ナ12の本溶接を複数台の多関節溶接ロボット13によって
自動的に行う溶接工程、bは、溶接歪を歪取機14によっ
て取る歪取工程、そして、cは、歪取りされた鋼板10の
所定位置に孔明機15によって自動的に孔を明ける孔明工
程である。これらの工程を経て、ウェブ用箱桁パネルが
製作される。
【0005】このようにして、フランジおよびウェブ用
箱桁パネルが製作されたら、これらを箱状に溶接して、
図3に示すような橋梁用箱桁が製造される。
【0006】上述した自動製造設備による、例えば、ウ
ェブ用箱桁パネルの製造工程において、鋼板10にバーテ
ィカルスティフナ11およびホリゾンタルスティフナ12を
溶接ロボット13によって自動的に本溶接するには、本溶
接に先立って、鋼板10にスティフナ11および12が仮付け
されたパネルの位置決めを行う必要がある。
【0007】パネルの位置決めを行う方法として、座標
変換方法(以下、先行技術という)がある。この先行技
術は、図5に示すように、パネルP上の例えば2点A、
Bをテレビカメラによって読み込み、この2点を結ぶ直
線の、NCの基準線に対する平行線に対する角度と、2
点間距離と基準値との間の誤差を求め、この誤差に基づ
いて2点間距離に修正を加えた寸法によって、パネルの
座標系を把握し、溶接ロボット13側のNC情報をパネル
の座標系にコンピュータを介して変換するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術は、製造するパネル毎にコンピュータを介して座標変
換を行う必要があるので、変化のためのソフトの開発に
多額のコストを要するばかりか、変換処理に時間がかか
り、パネル製造ラインのタクト時間が長くなって、稼働
率の低下を招く。
【0009】従って、この発明の目的は、構造物用パネ
ルの自動溶接を行うに際して、パネル用鋼板の位置決め
を座標変換することなく短時間に容易且つ確実に行え
る、構造物用パネルの位置決め装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、構造物用パ
ネルの製造設備における自動溶接工程に設置される、前
記パネルの位置決め装置であって、前記パネルの前記自
動溶接工程におけるローラコンベアと、前記ローラコン
ベア間に設けられた、前記パネルを前記ローラコンベア
と直交する方向に移動させるための昇降自在な横ローラ
と、前記ローラコンベア上に、前記ローラコンベアと直
交する方向に移動自在に設けられた一対の押付けバー
と、前記押付けバーの、前記パネルの搬送方向上流端に
昇降自在に設けられたストッパーとからなることに特徴
を有するものである。
【0011】次に、この発明の、構造物用パネルの位置
決め装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明す
る。
【0012】図1は、この発明の、構造物用パネルの位
置決め装置のローラーコンベアにウェブ用パネルを搬送
した状態を示す平面図、図2は、この発明の、構造物用
パネルの位置決め装置によってウェブ用パネルの位置決
めが完了した状態を示す平面図である。
【0013】図1および図2において、16は、自動溶接
工程におけるパネル3の搬送用ローラコンベア、17は、
ローラコンベア16間に設けられた、パネル3をローラコ
ンベア16と直交する方向に移動させるための昇降自在な
横ローラ、18、19は、ローラコンベア16上に、ローラコ
ンベア16と直交する方向に移動自在に設けられた一対の
押付けバーであり、18は、位置決めの基準となる基準押
付けバーである。20は、押付けバー18、19の、パネル3
の搬送方向上流端に昇降自在に設けられたストッパーで
ある。
【0014】このように構成されている、構造物用パネ
ルの位置決め装置によれば、次のようにして、ウェブ用
パネル3の位置決めが行われる。即ち、図1に示すよう
に、ストッパー20を上昇させておき、ローラコンベア16
によってパネル3をその先端がストッパー20に当接する
まで搬送する。次に、横ローラ17を上昇させる。次に、
基準押付けバー18を基準位置までパネル3を押しながら
移動させる。次に、もう一方の押付けバー19を移動させ
てパネル3を基準押付けバー18に密着させる。これによ
って、図2に示すように、パネル3の位置決めが完了す
る。次に、ストッパー20、横ローラ17および両方の押付
けバー18、19を下降させる。これによってウェブ用パネ
ル3の位置決めが行われる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンピュータによる座標変換を行うことなく、自動
溶接に先立ってパネルの位置決めが容易且つ短時間に行
えるので、パネル製造ラインのタクト時間が短縮される
といった有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、構造物用パネルの位置決め装置の
ローラーコンベアにウェブ用パネルを搬送した状態を示
す平面図である。
【図2】この発明の、構造物用パネルの位置決め装置に
よってウェブ用パネルの位置決めが完了した状態を示す
平面図である。
【図3】橋梁用箱桁の部分斜視図である。
【図4】箱桁の製造設備の概略斜視図である。
【図5】先行技術によるパネルの位置決め法を示す平面
図である。
【符号の説明】
1:上フランジ用箱桁パネル、 2:下フランジ用箱桁パネル、 3:ウェブ用箱桁パネル、 4、10:鋼板、 5:縦リブ、 6、13:溶接ロボット、 7、14:歪取機、 8、15:孔明機、 9:横リブ、 11:バーティカルスティフナ、 12:ホリゾンタルスティフナ、 16:ローラコンベア、 17:横ローラ、 18、19:押付けバー、 20:ストッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑村 忠明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 四方 淳夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物用パネルの製造設備における自動
    溶接工程に設置される、前記パネルの位置決め装置であ
    って、前記パネルの前記自動溶接工程におけるローラコ
    ンベアと、前記ローラコンベア間に設けられた、前記パ
    ネルを前記ローラコンベアと直交する方向に移動させる
    ための昇降自在な横ローラと、前記ローラコンベア上
    に、前記ローラコンベアと直交する方向に移動自在に設
    けられた一対の押付けバーと、前記押付けバーの、前記
    パネルの搬送方向上流端に昇降自在に設けられたストッ
    パーとからなることを特徴とする、パネル用鋼板の位置
    決め装置。
JP4283999A 1992-09-29 1992-09-29 構造物用パネルの位置決め装置 Pending JPH06106389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4283999A JPH06106389A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 構造物用パネルの位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4283999A JPH06106389A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 構造物用パネルの位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06106389A true JPH06106389A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17672983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4283999A Pending JPH06106389A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 構造物用パネルの位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06106389A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207479876U (zh) 一种薄板焊接生产线及其控制系统
CN104308447A (zh) 一字型钢管束结构构件自动翻转装置
CN104353937A (zh) 一字型钢管束自动拼装焊接装置
CN104400430A (zh) 钢管束组合结构构件的自动化生产工艺及其设备
KR100234320B1 (ko) 로봇의 작업선 추적제어방법
JPH06106389A (ja) 構造物用パネルの位置決め装置
US3791020A (en) Inverted tube mill method
CN204321594U (zh) 钢管束组合结构构件的自动化生产设备
JP2679554B2 (ja) 構造物用パネルの溶接歪取機
JPH0671433A (ja) 鋼構造物用パネルの自動溶接装置
JP2853073B2 (ja) 鋼構造物用パネルの自動溶接装置
CN204235053U (zh) 一字型钢管束结构构件自动翻转装置
CN207464592U (zh) 板单元制作工艺装备
CN107971702B (zh) 板单元制作工艺以及工艺装备
JP2864900B2 (ja) 構造物用パネルの溶接歪矯正後のパネル歪量測定装置
JPS62230423A (ja) 多連装連続歪矯正装置
JP2679553B2 (ja) 歪取プレス装置
CN219358358U (zh) 一种电动代步车焊接自动化生产线
KR0164003B1 (ko) 고정도 빌트-업재의 제작을 위한 용접복합화 장치
JPH06106356A (ja) 構造物用パネルの自動溶接時に使用するアース
JPS6233070A (ja) パネル自動溶接装置
JPH0857687A (ja) 構造物の水平位置決め装置
JP3200103B2 (ja) 板材加工ライン装置
JPH04331053A (ja) 板材加工ライン
JP3313349B2 (ja) 梱包用天枠の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051005

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051012

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20051111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912