JPH06106033A - 限外濾過制御装置 - Google Patents

限外濾過制御装置

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JPH06106033A
JPH06106033A JP4255047A JP25504792A JPH06106033A JP H06106033 A JPH06106033 A JP H06106033A JP 4255047 A JP4255047 A JP 4255047A JP 25504792 A JP25504792 A JP 25504792A JP H06106033 A JPH06106033 A JP H06106033A
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幸夫 水野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイアライザへ流入する透析液温度と排出する
透析液温度とを等しくすることにより、ポンプ限外濾過
量を高精度に制御する。 【構成】血液と透析液を半透膜2を介して接触させるダ
イアライザ1と、前記ダイアライザ1内への透析液流入
量と同ダイアライザ内からの透析液排出量を等容量流出
入する等容量ポンプ8とを備えた限外濾過装置におい
て、前記ダイアライザ1内へ流入する透析液の温度を測
定するサーミスタ18と、ダイアライザ1内から排出す
る透析液の排出温度を測定するサーミスタ19と、前記
両サーミスタ18,19とからの測定値に基づき流入温
度と排出温度とを比較する制御回路20と、ダイアライ
ザ1とサーミスタ19間の管路上に設けられるヒータ1
5とを設ける。そして、前記制御回路20の温度比較の
結果、排出温度が流入温度よりも低い時、ヒータ15を
制御して両温度が等温度になるべく温度補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は限外濾過制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から浸透性を有する薄膜を利用して
透析及び限外濾過の原理により液体の濃縮、分離を行う
技術については広く知られている。例えば、血液の浄化
処理に用いる人工透析装置においては、透析及び限外濾
過の原理により血液中の老廃物、水分等を除去するもの
であるが、これらの限外濾過量を正確に制御するため
に、その一例として特公昭56−82号に示す流体分離
装置が提案されている。この装置は血液等の被処理流体
と透析液を浸透性半透膜を介して接触させる流体分離装
置に対して、同分離装置の透析液流入口と透析液流出口
とを等容量計量器にて接続したものである。そして、等
容量計量器は前記透析液流入口に流入する透析液と前記
透析液流出口から流出する透析液量を等容量にて行うよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した装
置では流体分離装置の透析液室へ流入する透析液は被処
理流体との接触により熱交換され、透析液が透析液室に
流入する前の温度と、透析液室6から流出した温度に誤
差が生じた場合、限外濾過量を正確にコントロールでき
ない問題があった。同様に、室内温度等の影響によって
も限外濾過量に誤差を生じる問題があった。この限外濾
過量が正確に得られないと、具体的には人工透析装置に
おいて、限外濾過量としての除水量が多すぎる場合に
は、患者の血圧低下を招いたり、逆に除水量が少なすぎ
る場合には、患者の体にむくみが生じる問題がある。
【0004】そこで、本出願人はこれらの問題点に着目
し、人工透析装置を使って限外濾過量としての除水量の
誤差について調べた。その結果、一回の透析治療に用い
る透析液は120リットルであり、透析液室6へ流入す
る前の温度と、透析液室6から流出した温度差が2°C
あると、透析液は約80ccの容積が減少する。このた
め、この温度差がもとで生ずる除水量の誤差は約80c
cとなり、無視できないものであった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は流体分離器と等容量計量
器間の透析液の流動過程において、流体分離器内へ流入
する前の透析液の流入温度と、流体分離器内から流出さ
れた透析液の流出温度に温度差がある場合でも、除水誤
差をなくして限外濾過量を高精度に制御することができ
る限外濾過制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに第一の発明は、被処理流体と透析液を限外濾過膜を
介して接触させる流体分離器と、前記流体分離器内への
透析液流入量と同流体分離器内からの透析液排出量を等
容量流出入する等容量計量器とを備えた限外濾過装置に
おいて、前記流体分離器内へ流入する透析液の流入温度
を測定する第一温度検出手段と、流体分離器内から排出
する透析液の排出温度を測定する第二温度検出手段と、
前記第一温度検出手段と第二温度検出手段とからの測定
値に基づいて流入温度と排出温度の温度差を比較する比
較手段と、流体分離器と第二温度検出手段間の管路上に
設けられ、流体分離器内から排出した透析液を加熱する
加熱手段と、前記比較手段の比較の結果、排出温度が流
入温度よりも低い時、前記加熱手段を制御して両温度が
等温度になるべく温度補正する第一の制御手段とを設け
たことをその要旨とするものである。
【0007】第二の発明は被処理流体と透析液を限外濾
過膜を介して接触させる流体分離器と、前記流体分離器
内への透析液流入量と同流体分離器内からの透析液排出
量を等容量流出入する等容量計量器とを備えた限外濾過
制御装置において、前記流体分離器内へ流入する透析液
の流入温度を測定する第一温度検出手段と、流体分離器
内から排出する透析液の排出温度を測定する第二温度検
出手段と、前記第一温度検出手段と第二温度検出手段と
からの測定値に基づいて流入温度と排出温度の温度差を
比較する比較手段と、その時々の流入温度と排出温度の
温度差にて減少する透析液の容積データが記憶された記
憶手段と、流体分離器と等容量計量器間の管路に設けら
れ、透析液を系外へ排出又は系外の流体を系内へ導く調
整ポンプと、前記比較手段の比較の結果、排出温度が流
入温度よりも低い時、前記記憶手段に記憶した透析液の
容積データに基づいて調整ポンプの回転制御を行う第二
の制御手段とを設けたことをその要旨とするものであ
る。
【0008】
【作用】このように構成された第一の発明は、比較手段
が第一温度検出手段から入力した透析液の流入温度と、
第二温度検出手段から入力した透析液の排出温度の温度
差を比較する。そして、制御手段は比較手段が流入温度
と排出温度の温度差を比較した結果、排出温度が流入温
度よりも低い時、排出温度と流入温度とが等しくなるよ
うに加熱手段の制御を行う。この結果、両温度差にて生
じる透析液の容積誤差を生じることはなくなり、等容量
計量器からの透析液の排出量と流入量は等しくなる。こ
のため、流体分離器内への透析液流入量と同流体分離器
内からの透析液排出量は一定となり、高精度の限外濾過
量が得られる。
【0009】又、第二の発明については比較手段が第一
温度検出手段から入力した透析液の流入温度と、第二温
度検出手段から入力した透析液の排出温度の温度差を比
較する。そして、制御手段は比較手段が流入温度と排出
温度の温度差を比較した結果、排出温度が流入温度より
も低い時、記憶手段にて記憶した容積データに基づいて
調整ポンプの回転制御を行い、所定量の透析液を系外へ
排出、又は系外から流体を系内に導入する。この結果、
両温度差が生じても、透析液の容積誤差を生じることは
なくなり、等容量計量器からの透析液の排出量と流入量
は等しくなる。このため、流体分離器内への透析液流入
量と同流体分離器内からの透析液排出量は一定となり、
高精度の限外濾過量が得られる。
【0010】
【実施例】
(第一実施例)以下、第一の発明を血液の浄化処理に用
いる透析装置に具体化した第一実施例を図1及び図2に
従って説明する。
【0011】図1に示すように、流体分離器としてのダ
イアライザ1は限外濾過膜としての半透膜2にて、被処
理流体室としての血液室3と、透析液室4とに互いに隔
絶されている。血液室3の流入口3aは血液流入用パイ
プ5を介して、図示しない血液ポンプに接続されてい
る。血液室3の流出口3bは血液排出用パイプ6を介し
て、図示しない血液排出部に接続されている。
【0012】一方、透析液室4の流入口4aは透析液流
入用パイプ7を介して、図示しない一対の等容量ポンプ
等を備えた公知技術である等容量計量器8に接続されて
いる。透析液室4の流出口4bは透析液流出用パイプ9
を介して、前記等容量計測器8に接続されている。この
等容量計測器8は新鮮透析液の流入パイプ10を介し
て、図示しない透析液タンクに接続された新鮮透析液入
口11に接続されている。流入パイプ10上には、透析
液タンクからの新鮮透析液を体温と同温に上昇するため
のヒータ12が設けられている。又、等容量計量器8は
使用済透析液の排出パイプ13を介して、使用済透析液
出口14に接続されている。
【0013】前記透析液流入用パイプ7上には、第一温
度検出手段としての第一サーミスタ18が設けられてい
る。一方、透析液流出用パイプ9上には、使用済透析液
を所定温度に上昇させる加熱手段としての制御ヒータ1
5が設けられている。透析液流出用パイプ9上におい
て、制御ヒータ15と等容量計量器8との間には、第二
温度検出手段としての第二サーミスタ19が設けられて
いる。透析液流出用パイプ9上において、制御ヒータ1
5と透析液室4の流出口4bとの間には、除水パイプ1
6が接続されている。除水パイプ16上には、使用済透
析液から除水するための除水ポンプPが設けられてい
る。除水パイプ16の排出端部には除水量の計量器17
が配設されている。
【0014】そして、前記第一及び第二サーミスタ1
8,19の温度検出信号は比較手段及び制御手段として
の制御回路20へ出力されるようになっている。そし
て、この検出信号に基づいて制御回路20は第一及び第
二サーミスタ18,19から検出された温度を比較演算
し、使用済透析液の温度が新鮮透析液の温度よりも低い
と判断した時には、前記制御ヒータ15を作動させて、
使用済透析液の温度を上昇させて両者の温度差を0°C
に補正するようになっている。
【0015】次に、このように構成された透析装置の作
用を説明する。透析装置を作動させると、透析液はヒー
タ12にて所定温度T1 °Cに上昇され、等容量計量器
8が作動して等容量計量器8内へ流入する。そして、等
容量計量器8から排出された新鮮透析液は、透析液流入
用パイプ7を介して透析液室4内に流入口4aから流入
される。同時に、透析液室4の流出口4bからは、使用
済透析液が透析液流出用パイプ9を介して、使用済透析
液が等容量計量器8内へ流入する。等容量計量器8から
は排出パイプ13を介して使用済透析出口14から排出
される。
【0016】ここで、新鮮透析液の温度T1 °Cは第一
サーミスタ18が検知する。同時に、ダイアライザ1に
よる熱交換、室温等の諸条件にて使用済透析液の温度が
x°C低下した温度(T1 −x)°Cを第二サーミスタ
19が検知する。すると、使用済透析液の温度(T1 −
x)°Cと新鮮透析液の温度T1 °Cを比較し、制御回
路20は制御ヒータ15を作動させ、低下した温度x°
C分を上昇させてもとの温度T1 になるように補正す
る。この結果、等容量計量器8へ流入する使用済透析液
の温度は、等容量計量器8から流出した新鮮透析液の温
度T1 °Cと同温度になる。従って、上述した一連の動
作が繰り返され、除水ポンプPにより除水パイプ16を
介して計量器17に水分が排出される。
【0017】このように第一実施例の透析装置において
は、等容量計量器8から流出する新鮮透析液の温度と、
等容量計量器8へ流入する使用済透析液の温度が制御ヒ
ータ15にて同温度となるように強制的に補正されるた
め、従来と異なり両者の温度差に伴う透析液の容量変化
がなくなる。この結果、温度差により除水量誤差がなく
なり、高精度の除水を行うことができる。
【0018】(第二実施例)次に、第二の発明を前記第
一実施例と同様、透析装置に具体化した一実施例を図2
に従って説明する。但し、前記実施例と同一構成につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】図2に示すように、透析液流入用パイプ7
上において、第一サーミスタ18とダイアライザ1の流
入口4aとの間には、調整ポンプとしての除水ポンプP
1 が設けられ、新鮮透析液の一部を系外へ排出可能にな
っている。又、第二の制御手段としての制御回路20内
には記憶手段としての記憶部25が設けられ、この記憶
部25には第一及び第二サーミスタ18,19の温度差
に基づいて変化する透析液の容積データが記憶されてい
る。例えば、本実施例では2°Cの温度差があると約8
0ccの使用済透析液の容積が減少するように設定され
ている。そして、制御回路20はこの容積データに基づ
いて除水ポンプP1 の回転数を制御して減少分の除水量
を加減制御するようになっている。なお、前記第一実施
例の透析装置で説明した制御ヒータ15は省略されてい
る。
【0020】次に、このように構成された透析装置の作
用を説明する。新鮮透析液の温度T1 は第一サーミスタ
18にて検出され、同時に、温度x°C低下した使用済
透析液の温度(T1 −x)°Cを第二サーミスタ19に
て検出される。すると、制御回路20は各サーミスタ1
8,19の検出データに基づいて使用済及び新鮮透析液
の温度を比較し、記憶部25にて前記温度(T1 −x)
°Cに対応する除水量を割り出す。そして、制御回路2
0は割り出した除水量データに基づいて除水ポンプP1
の回転を加減制御し、新鮮透析液の一部を系外へ排出す
る。この結果、従来と異なり、前記第一実施例と同様
に、使用済透析液の温度が低下しても正確な除水量を得
ることができる。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)前記第一実施例において、制御ヒータ15は制御
回路20にて温度制御したが、これ以外に、制御回路2
0とヒータ12を電気的に接続し、制御回路20にて両
ヒータ15,12を制御し、新鮮透析液と使用済透析液
の温度を等しくなるようにしてもよい。
【0022】(2)前記第一実施例においてヒータ12
を省略し、図3に示すように、透析液流出用パイプ9と
透析液流入用パイプ7を制御ヒータ15の周囲に各々巻
着してもよい。そして、各々のパイプ7,9は諸条件に
よる温度差の平均値に基づいて所定の巻数となってる。
勿論、透析液流入用パイプ7よりも透析液流出用パイプ
9の巻数が多いのはいうまでもない。従って、前記実施
例と同様に各パイプ7,9の流出部の温度Ta,Tbは
等しくなり、等容量計測器8には等容量の透析液が流出
入し、正確な除水量を得ることができる。又、ヒータ1
2を省略したことにより、製造コストを低減することが
できる。
【0023】(3)前記第二実施例では除水ポンプP1
を設けたが、ダイアライザ1の流出口4bと、等容量計
量器8との間の経路に調整ポンプとしての導入ポンプを
設け、使用済及び新鮮透析液の温度差に基づいて、系外
から所定量の透析液を系内に導入する制御回路を設けて
もよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように第一の発明によれ
ば、流体分離器と等容量計量器間の透析液の流動過程に
おいて、流体分離器内へ流入する前の透析液の流入温度
と、流体分離器内から流出された透析液の温度差をなく
すことにより、流体分離器内へ流出入する透析液は等容
積となり、限外濾過量を高精度に制御することができる
という優れた効果を奏する。
【0025】又、第二の発明によれば、流体分離器と等
容量計量器間の透析液の流動過程において、制御手段は
比較手段にて排出温度が流入温度よりも低い時と判別さ
れたとき、記憶手段にて記憶した体積データに基づいて
調整ポンプの制御を行うので、排出温度と流入温度とに
温度差が生じても、流体分離器内へ流出入する透析液は
等容積となり、限外濾過量を高精度に制御することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例における透析装置の概略図である。
【図2】第二実施例における透析装置の概略図である。
【図3】他の実施例におけるヒータに透析液流入用パイ
プと透析液流出用パイプを巻着した正面図である。
【符号の説明】 1…流体分離器(ダイアライザ)、2…半透膜(限外濾
過膜)、8…等容量計量器、15…制御ヒータ(加熱手
段)、18…第一温度検出手段(第一サーミスタ)、1
9…第二温度検出手段(第二サーミスタ)、20…制御
回路(比較手段、第一及び第二の制御手段)、25…記
憶部(記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理流体と透析液を限外濾過膜(2)
    を介して接触させる流体分離器(1)と、前記流体分離
    器(1)内への透析液流入量と同流体分離器(1)内か
    らの透析液排出量を等容量流出入する等容量計量器
    (8)とを備えた限外濾過装置において、 前記流体分離器(1)内へ流入する透析液の流入温度を
    測定する第一温度検出手段(18)と、 流体分離器(1)内から排出する透析液の排出温度を測
    定する第二温度検出手段(19)と、 前記第一温度検出手段(18)と第二温度検出手段(1
    9)とからの測定値に基づいて流入温度と排出温度の温
    度差を比較する比較手段(20)と、 流体分離器(1)と第二温度検出手段(19)間の管路
    上に設けられ、流体分離器内から排出した透析液を加熱
    する加熱手段(15)と、 前記比較手段の比較の結果、排出温度が流入温度よりも
    低い時、前記加熱手段(15)を制御して両温度が等温
    度になるべく温度補正する第一の制御手段(20)とを
    設けたことを特徴とする限外濾過装置。
  2. 【請求項2】 被処理流体と透析液を限外濾過膜(2)
    を介して接触させる流体分離器(1)と、前記流体分離
    器(1)内への透析液流入量と同流体分離器(1)内か
    らの透析液排出量を等容量流出入する等容量計量器
    (8)とを備えた限外濾過制御装置において、 前記流体分離器(1)内へ流入する透析液の流入温度を
    測定する第一温度検出手段(18)と、 流体分離器(1)内から排出する透析液の排出温度を測
    定する第二温度検出手段(19)と、 前記第一温度検出手段(1)と第二温度検出手段(1
    9)とからの測定値に基づいて流入温度と排出温度の温
    度差を比較する比較手段(20)と、 その時々の流入温度と排出温度の温度差にて減少する透
    析液の容積データが記憶された記憶手段(25)と、 流体分離器(1)と等容量計量器(8)間の管路に設け
    られ、透析液を系外へ排出又は系外の流体を系内へ導く
    調整ポンプ(P1 )と、 前記比較手段の比較の結果、排出温度が流入温度よりも
    低い時、前記記憶手段に記憶した透析液の容積データに
    基づいて調整ポンプ(P1 )の回転制御を行う第二の制
    御手段(20)とを設けたことを特徴とする限外濾過装
    置。
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