JPH0610538A - 電柱用支線におけるつる巻防止具装着用操作棒 - Google Patents
電柱用支線におけるつる巻防止具装着用操作棒Info
- Publication number
- JPH0610538A JPH0610538A JP18985992A JP18985992A JPH0610538A JP H0610538 A JPH0610538 A JP H0610538A JP 18985992 A JP18985992 A JP 18985992A JP 18985992 A JP18985992 A JP 18985992A JP H0610538 A JPH0610538 A JP H0610538A
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- JP
- Japan
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- operating rod
- rod
- branch line
- tool
- electric pole
- Prior art date
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電柱用支線に取付けられる蔓や蛇・小動物等
の登はんを防止させる碗形状をしたつる巻防止具の取付
を地上操作により手の届かない高所に取付け固定させ
る。 【構成】 パイプ製の操作棒Bの手元杆10に延長杆1
0a,10bを伸縮調節自在に接続して、該操作棒Bの
先端に電動ラチェットを介してナットランナ14を設
け、電動ラチェットに接続した配線を前記操作棒Bに内
装して、前記手元杆10に設けた握り部15に設けたス
イッチ16と接続して構成した。
の登はんを防止させる碗形状をしたつる巻防止具の取付
を地上操作により手の届かない高所に取付け固定させ
る。 【構成】 パイプ製の操作棒Bの手元杆10に延長杆1
0a,10bを伸縮調節自在に接続して、該操作棒Bの
先端に電動ラチェットを介してナットランナ14を設
け、電動ラチェットに接続した配線を前記操作棒Bに内
装して、前記手元杆10に設けた握り部15に設けたス
イッチ16と接続して構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に、田園や森林地帯,
山間部等に建柱された電柱を支持するための斜めに張設
された支線に、蔦や葛の蔓が巻付いて延びたり、或いは
蛇や野鼠等の小動物がよじ登って、送配電線等に接触し
て惹起する事故等を未然に防止するためのつる巻防止具
を装着する操作棒に関するものである。
山間部等に建柱された電柱を支持するための斜めに張設
された支線に、蔦や葛の蔓が巻付いて延びたり、或いは
蛇や野鼠等の小動物がよじ登って、送配電線等に接触し
て惹起する事故等を未然に防止するためのつる巻防止具
を装着する操作棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなつる巻防止具は、一般
に電柱用支線の地上から手の届かない高さ位置に設置さ
れており、その装着作業はリフトを備えた作業車等を使
って行なわれている。
に電柱用支線の地上から手の届かない高さ位置に設置さ
れており、その装着作業はリフトを備えた作業車等を使
って行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電柱用
支線の設置されている場所は作業車等の乗入れ困難な場
所であったりして、従来のつる巻防止具の装着作業は作
業性の悪いものであった。それ故に本発明の目的は、こ
のような課題を解決し、手の届かない高所につる巻防止
具を装着するのを作業者が地上操作によって容易に行な
える操作棒を提供することにある。
支線の設置されている場所は作業車等の乗入れ困難な場
所であったりして、従来のつる巻防止具の装着作業は作
業性の悪いものであった。それ故に本発明の目的は、こ
のような課題を解決し、手の届かない高所につる巻防止
具を装着するのを作業者が地上操作によって容易に行な
える操作棒を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の操作棒は、手元
杆に複数の延長杆を伸縮調節自在に接続して形成し、該
操作棒の先端に電動ラチェットを介してナットランナを
設けると共に、電動ラチェットに接続した配線を前記操
作棒に内装してその操作棒の手元杆に設けた握り部でス
イッチと接続して構成した。
杆に複数の延長杆を伸縮調節自在に接続して形成し、該
操作棒の先端に電動ラチェットを介してナットランナを
設けると共に、電動ラチェットに接続した配線を前記操
作棒に内装してその操作棒の手元杆に設けた握り部でス
イッチと接続して構成した。
【0005】
【作用】つる巻防止具を電柱用支線に装着し、その軸筒
部に設けたボルト孔に締付ボルトを締付けない程度に仮
り止めさせ、この締付ボルトの頭部に操作棒先端のナッ
トランナを嵌合させて、操作棒を押上げるようにしてつ
る巻防止具を電線用支線の所定高さ位置に持上げる。そ
して、一定の高さで押上動作を中止して操作棒の手元で
スイッチをオンすることで電動ラチェットが作動してナ
ットランナが締付ボルトを締付けてつる巻防止具を支線
の所望の設定高さ位置に固定させる。
部に設けたボルト孔に締付ボルトを締付けない程度に仮
り止めさせ、この締付ボルトの頭部に操作棒先端のナッ
トランナを嵌合させて、操作棒を押上げるようにしてつ
る巻防止具を電線用支線の所定高さ位置に持上げる。そ
して、一定の高さで押上動作を中止して操作棒の手元で
スイッチをオンすることで電動ラチェットが作動してナ
ットランナが締付ボルトを締付けてつる巻防止具を支線
の所望の設定高さ位置に固定させる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1はアクリル樹脂材により碗形状に形成
されるつる巻防止具であり、一対をなす半割体1a,1
bに分割され、一側端を蝶番2で連結すると共に、他側
端にピン等を挿通する係止具3aとその受け具3bとを
設けて合体させるようにしている。そして、各半割体1
a,1bの中心に半円筒体4a,4bを垂直状にかつ対
向させて設け、合体した状態で軸筒部4を形成させる。
前記半円筒体4a,4b(何れか一方のみでもよい)に
締付ボルト5を螺合させるボルト孔5´を穿設してい
る。さらに、軸筒部4にボルト孔5´と貫通するように
ボルト孔6´を設けた固定具6を着脱自在に嵌挿させる
ように形成すると共に各半割体1a,1bには外周壁と
半円筒体4a,4bの中間に半円形の障害壁7a,7b
を垂設して登はん防止効果を増大させるようにしてい
る。
る。図において1はアクリル樹脂材により碗形状に形成
されるつる巻防止具であり、一対をなす半割体1a,1
bに分割され、一側端を蝶番2で連結すると共に、他側
端にピン等を挿通する係止具3aとその受け具3bとを
設けて合体させるようにしている。そして、各半割体1
a,1bの中心に半円筒体4a,4bを垂直状にかつ対
向させて設け、合体した状態で軸筒部4を形成させる。
前記半円筒体4a,4b(何れか一方のみでもよい)に
締付ボルト5を螺合させるボルト孔5´を穿設してい
る。さらに、軸筒部4にボルト孔5´と貫通するように
ボルト孔6´を設けた固定具6を着脱自在に嵌挿させる
ように形成すると共に各半割体1a,1bには外周壁と
半円筒体4a,4bの中間に半円形の障害壁7a,7b
を垂設して登はん防止効果を増大させるようにしてい
る。
【0007】このように形成したつる巻防止具1を各半
割体1a,1bの他側端を若干拡開させた状態で、つる
巻防止具1の各半円筒体4a,4bが電柱と地面との間
に斜めに張設された支線Aに被着するようにつる巻防止
具1の半割体1a,1bを閉合して、半割体1a,1b
の側端に設けた係止具3aと受け具3bとを係合させて
ピン等で固定し、つる巻防止具1の中心に形成された軸
筒部4に固定具6を嵌挿する。そして、軸筒部4のボル
ト孔5´と固定具6のボルト孔6´を合致させて、前記
各孔に締付ボルト5を余り締付けない程度に仮り止め螺
合させる。
割体1a,1bの他側端を若干拡開させた状態で、つる
巻防止具1の各半円筒体4a,4bが電柱と地面との間
に斜めに張設された支線Aに被着するようにつる巻防止
具1の半割体1a,1bを閉合して、半割体1a,1b
の側端に設けた係止具3aと受け具3bとを係合させて
ピン等で固定し、つる巻防止具1の中心に形成された軸
筒部4に固定具6を嵌挿する。そして、軸筒部4のボル
ト孔5´と固定具6のボルト孔6´を合致させて、前記
各孔に締付ボルト5を余り締付けない程度に仮り止め螺
合させる。
【0008】10は前記つる巻防止具1を装着固定させ
る操作棒Bの手元杆で、手元杆10に対して延長杆10
aと10bを伸縮可能に連結して丸パイプ材で形成され
る。この操作棒Bは、手元杆10に延長杆10aが収ま
り、さらに延長杆10aに延長杆10bが収まって全長
が短縮できるように異径パイプを組合わせて構成し、手
元杆10の先端と延長杆10aの夫々先端に連結環1
1,11を取付け、これらの連結環11,11に貫通さ
せたロック部材12,12のロックにより所定の設定長
さで固定させるようにしている。
る操作棒Bの手元杆で、手元杆10に対して延長杆10
aと10bを伸縮可能に連結して丸パイプ材で形成され
る。この操作棒Bは、手元杆10に延長杆10aが収ま
り、さらに延長杆10aに延長杆10bが収まって全長
が短縮できるように異径パイプを組合わせて構成し、手
元杆10の先端と延長杆10aの夫々先端に連結環1
1,11を取付け、これらの連結環11,11に貫通さ
せたロック部材12,12のロックにより所定の設定長
さで固定させるようにしている。
【0009】そして、延長杆10bの先端にねじ止めし
て取付けたハウジング13内に充電式の電動ラチェット
(図示せず)を装填して、その先端にナットランナ14
を接続させる。また、操作棒Bに配線(図示せず)を内
装してその先端を前記電動ラチェットに接続し、配線の
他端は、手元杆10に滑り止めを施こして設けた握り部
15のスイッチ16に接続させる。17はスイッチ16
を不用意にオン動作させないためのスイッチロックであ
る。
て取付けたハウジング13内に充電式の電動ラチェット
(図示せず)を装填して、その先端にナットランナ14
を接続させる。また、操作棒Bに配線(図示せず)を内
装してその先端を前記電動ラチェットに接続し、配線の
他端は、手元杆10に滑り止めを施こして設けた握り部
15のスイッチ16に接続させる。17はスイッチ16
を不用意にオン動作させないためのスイッチロックであ
る。
【0010】このように構成した操作棒Bは、電柱用支
線Aに仮止されたつる巻防止具1の取付高さに合わせて
操作棒Bの延長杆10a,10bの引出し長さを決める
と共に操作棒Bのナットランナ14を電柱用支線Aに仮
止めされたつる巻防止具1の締付ボルト5の頭部に嵌合
させた状態で操作棒Bを押上げることにより、つる巻防
止具1は電柱用支線Aの所定高さ位置まで上昇する。そ
して、つる巻防止具1の操作棒Bに設けたスイッチロッ
ク17のロックを外してスイッチ16をオンし、電動ラ
チェットを作動させて締付ボルト5をナットランナ14
により締付けてつる巻防止具1を電柱用支線Aの所定高
さ位置に固定させる。締付ボルト5の締付けが済めばス
イッチをオフして、ナットランナ14を締付ボルト5よ
り取外して取付け作業が完了する。
線Aに仮止されたつる巻防止具1の取付高さに合わせて
操作棒Bの延長杆10a,10bの引出し長さを決める
と共に操作棒Bのナットランナ14を電柱用支線Aに仮
止めされたつる巻防止具1の締付ボルト5の頭部に嵌合
させた状態で操作棒Bを押上げることにより、つる巻防
止具1は電柱用支線Aの所定高さ位置まで上昇する。そ
して、つる巻防止具1の操作棒Bに設けたスイッチロッ
ク17のロックを外してスイッチ16をオンし、電動ラ
チェットを作動させて締付ボルト5をナットランナ14
により締付けてつる巻防止具1を電柱用支線Aの所定高
さ位置に固定させる。締付ボルト5の締付けが済めばス
イッチをオフして、ナットランナ14を締付ボルト5よ
り取外して取付け作業が完了する。
【0011】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の電柱用支柱
におけるつる巻防止具装着用操作棒は、地上操作にて作
業者が手作業によりすべての操作が行なえるので、リフ
ト付きの作業車等を使用することなく。つる巻防止具を
支線の所定の高さ位置へ押上げ、手元のスイッチ操作で
締付け固定できるから、支線の設置されている場所の制
約は全くなく、どこでも手軽に使用することができてし
かも迅速に作業を完了できる。
におけるつる巻防止具装着用操作棒は、地上操作にて作
業者が手作業によりすべての操作が行なえるので、リフ
ト付きの作業車等を使用することなく。つる巻防止具を
支線の所定の高さ位置へ押上げ、手元のスイッチ操作で
締付け固定できるから、支線の設置されている場所の制
約は全くなく、どこでも手軽に使用することができてし
かも迅速に作業を完了できる。
【図1】つる巻防止具の分解斜視図。
【図2】本発明の操作棒の正面図。
【図3】本発明の操作棒の使用状態の斜視図。
1 つる巻防止具 10 手元杆 10a,10b 延長杆 14 ナットランナー 15 握り部 16 スイッチ A 電柱用支線 B 操作棒
Claims (1)
- 【請求項1】 電柱と地中との間に斜めに張設される電
柱用支線の所要高さ位置に、碗形状に形成したつる巻防
止具を装着する操作棒であって、前記操作棒の手元杆に
複数の延長杆を伸縮調節自在に接続して形成すると共に
該杆体の先端に電動ラチェットを介してナットランナを
設け、前記電動ラチェットに接続した配線を前記操作棒
の杆体に内装して手元杆に設けた握り部でスイッチと接
続して構成した電柱用支線におけるつる巻防止具装着用
操作棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18985992A JPH0772457B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電柱用支線におけるつる巻防止具装着用操作棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18985992A JPH0772457B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電柱用支線におけるつる巻防止具装着用操作棒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610538A true JPH0610538A (ja) | 1994-01-18 |
JPH0772457B2 JPH0772457B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=16248379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18985992A Expired - Lifetime JPH0772457B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電柱用支線におけるつる巻防止具装着用操作棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772457B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205368A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-09 | Meishin Denki Kk | 電柱支線用蔓巻防止具 |
WO2020235832A1 (ko) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | Lee Jong Hee | 텔레스코픽 마스트 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP18985992A patent/JPH0772457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205368A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-09 | Meishin Denki Kk | 電柱支線用蔓巻防止具 |
WO2020235832A1 (ko) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | Lee Jong Hee | 텔레스코픽 마스트 |
US11466472B2 (en) | 2019-05-23 | 2022-10-11 | Jong Hee Lee | Telescopic mast |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0772457B2 (ja) | 1995-08-02 |
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