JPH06105334A - フィールド変換装置 - Google Patents

フィールド変換装置

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JPH06105334A
JPH06105334A JP4249176A JP24917692A JPH06105334A JP H06105334 A JPH06105334 A JP H06105334A JP 4249176 A JP4249176 A JP 4249176A JP 24917692 A JP24917692 A JP 24917692A JP H06105334 A JPH06105334 A JP H06105334A
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JP
Japan
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signal
output
circuit
input
field number
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Pending
Application number
JP4249176A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoaki Owashi
仁朗 尾鷲
Kyoichi Hosokawa
恭一 細川
Kazuhiko Yoshizawa
和彦 吉澤
Miyoko Yoshikoshi
美代子 吉越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4249176A priority Critical patent/JPH06105334A/ja
Publication of JPH06105334A publication Critical patent/JPH06105334A/ja
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は2Fロックモードで絵柄シフトや、解
像度劣化などの画質劣化のほとんどない信号処理装置を
提供することにある。 【構成】再生複合映像信号をY/C分離回路10で輝度
信号と搬送色信号に分離し、搬送色信号をBPF20で
帯域制限し、再生フィールド番号と出力フィールド番号
を比較し60、その結果に応じて搬送色信号の位相合わ
せを行い30、輝度信号に加算して出力する。 【効果】走査線変換処理を行っていないため、解像度劣
化などの画質劣化を最小限に押さえることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関
し、特に、複合映像信号を記録再生する映像信号のフィ
ールド変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の標準方式として、例
えばNTSC方式がある。NTSC方式ではインタレー
ス走査するため、2フィールドで、1フレームの映像を
構成する。さらに、色副搬送波の周波数が1/2水平走
査周波数の奇数倍になっているため、同一走査線では、
1フレーム毎に色幅搬送波の位相は反対になる。従っ
て、複合映像信号は4種類のフィールドを持つ。このた
め、業務用のビデオテープレコーダ(以下VTRと記
す)では、この4種類のフィールド毎に異なるコントロ
ール信号をテープ端部に記録している。
【0003】VTRを外部からの同期信号に同期して運
転する場合には、この4種類のコントロール信号から再
生するフィールドの番号と外部からの同期信号のフィー
ルドの番号を合わせて再生を行なう。外部同期信号と、
テープに記録されている信号のフィールドを合わせて再
生するモードを4Fロックモードと呼ぶことにする。こ
れに対し、2つのVTRで再生された映像信号を編集し
てつないだ場合などで、その接続部分で4フィールド周
期が守られていない場合がある。このようなテープを4
Fロックモードで再生すると、その不連続部分で、テー
プ走行制御系のサーボ回路が乱れるため、一瞬再生画像
が乱れる。これを防ぐために、テープ走行制御系のサー
ボ回路を走査線だけが一致するようにフレーム単位でロ
ックするように制御する2Fモードを設けている。
【0004】2Fモードでは、外部同期信号とテープか
ら再生されたフィールドの搬送色信号の位相が反対にな
る場合があるため、さらに2種類のモードを設けてい
る。その一つは、外部同期信号と再生信号のフィールド
番号が不一致の場合には、再生映像信号の絵柄を色幅搬
送波の半周期分だけ水平方向にシフトして色相を合わせ
る2サンプルずらしモードである。もう一つは、クロマ
プロセスと呼ばれるスロー再生の場合の信号処理モード
にして再生するモードである。
【0005】クロマプロセスモードの信号処理に関して
は、例えば特開平2ー132984号公報や、「コッン
ポジットディジタルVTRに於ける再生ビデオプロセス
の一方式」と題するテレビジョン学会技術報告、14
巻、47番、第13頁から18頁に述べられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】2Fロック、2サンプ
ルずらしモードでは、不連続部分で、絵柄が水平方向に
シフトする問題がある。
【0007】クロマプロセス信号処理では、スロー再生
などを考慮にいれているので、走査線変換信号処理と、
色位相を合わせる信号処理を行なっている。このため、
クロマプロセスモードで再生を行なうと、通常再生にも
かかわらず、走査線変換に伴い解像度が劣化するという
問題がある。
【0008】本発明の目的は、絵柄のシフトもなく、解
像度の劣化もほとんどない2Fロックモードの信号処理
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では再生映像信号を輝度信号と搬送色信号に
分離し、出力信号のフィールドを決めるフィールド番号
と再生映像信号のフィールド番号を比較し、不一致の場
合には分離した搬送色信号の位相を出力フィールドの色
副搬送波に応じて合わせ、位相合わせした後の複合色信
号と分離した輝度信号を加算して出力する。
【0010】
【作用】再生映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離
し、再生映像信号のフィールド番号と、出力信号のフィ
ールドを決めるフィールド番号を比較し、不一致の場合
には、搬送色信号の位相を出力フィールドの色副搬送波
に応じて合わせているため、色相は一致し、また、走査
線変換を行なっていないため、解像度劣化もほとんど生
じることはない。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。図1において、1は再生複合映像信号の入力端
子、2はフィールド変換後の映像信号の出力端子、5は
再生映像信号のフィールド番号を示す再生フィールド番
号の入力端子、6は出力映像信号のフィールド番号を示
す出力フィールド番号の入力端子、10は入力された複
合映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離するY/C分
離回路、20は帯域通過フィルタ(以下BPFと記
す)、30は位相合わせ回路、40は加算回路、50は
切り換え回路である。
【0012】端子1から入力された再生された複合映像
信号はY/C分離回路10に入力され、輝度信号Yと搬
送色信号Cに分離される。分離された輝度信号Yは加算
回路50に入力される。分離された搬送色信号CはBP
F20に入力され、帯域制限された後、位相合わせ回路
30に入力される。位相合わせ回路30では再生された
映像信号の搬送色信号の位相を出力フィールドの色副搬
送波に合うように位相を合わせる。位相合わせ回路30
の出力信号は加算回路40に入力される。加算回路40
では分離された輝度信号Yと位相合わせされた搬送色信
号が加算され、フィールド変換された複合映像信号が得
られる。加算回路40の出力信号は切り換え回路50に
入力される。切り換え回路50の他の入力端子には端子
1から入力された再生複合映像信号が入力される。切り
換え回路50の出力信号はフィールド変換された複合映
像信号として端子2より出力される。
【0013】一方、端子5より入力された再生フィール
ド番号、端子6より入力された出力フィールド番号は制
御回路60に入力される。再生フィールド番号と出力フ
ィールド番号が一致した場合には制御回路60からの制
御信号が切り換え回路50に入力され、切り換え回路5
0では再生複合映像信号が選択されて出力される。
【0014】再生フィールド番号と出力フィールド番号
が不一致の場合には制御回路60より制御信号が位相合
わせ回路30に入力される。位相合わせ回路30では、
制御回路60からの制御信号に従い、出力フィールド番
号の色副搬送波に応じた位相になるように合わせられ
る。そして、この場合には切り換え回路50は加算回路
40からの複合映像信号が選択されて出力される。
【0015】図1の位相合わせ回路30は、入力複合映
像信号がNTSC方式の場合には、色副搬送波の位相は
一致するか反転するかのいずれかなので、位相反転回路
と切り換え回路で構成することができる。入力映像信号
がPAL方式の場合には、フレーム間で色幅搬送波の位
相は90度ずれるので、90度、180度、270度の
移相回路と切り換え回路で構成することができる。
【0016】また、BPF20の帯域は、Y/C分離回
路10の搬送色信号分離帯域に対し狭く設定する。これ
は、Y/C分離回路10で、誤分離があり搬送色信号に
輝度信号が混入した場合、搬送色信号の位相が位相合わ
せ回路で位相反転ないしは位相シフトして、加算回路4
0で輝度信号に加算されると、輝度信号の解像度が劣化
するため、Y/C分離回路の誤分離の影響を小さくする
ためである。
【0017】Y/C分離回路をフレームくし形フィルタ
を用いて誤分離なく分離する場合には、BPF20は不
要としてもよい。
【0018】本実施例に従えば、再生フィールド番号と
出力フィールド番号が一致する場合には、再生複合映像
信号が直接出力されるため、絵柄のずれや、画質の劣化
は一切ない。また、不一致の場合には搬送色信号の位相
シフトを行っているだけなので、解像度劣化はほとんど
なく、画質劣化を最小限におさえることができる。
【0019】図2は本発明をスロー再生などに使用する
クロマプロセス信号処理と兼用した場合の実施例であ
る。図2は一部図1に示すブロック図と共通であり、そ
の共通部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略す
る。図2において、7はモード信号の入力端子、61は
制御回路、70は輝度信号の走査線変換回路、71は搬
送色信号の走査線変換回路、80、81は切り換え回
路、90はモード制御回路である。
【0020】Y/C分離回路10で分離された輝度信号
Yは輝度信号の走査線変換回路70と切り換え回路80
に入力される。分離された搬送色信号Cは搬送色信号の
走査線変換回路71と切り換え回路81に入力される。
走査線変換回路70、71では、例えば上記公報に記述
されているような走査線変換信号処理が行なわれる。輝
度信号の走査線変換回路70の出力信号は切り換え回路
80に入力される。搬送色信号の走査線変換回路71の
出力信号は切り換え回路81に入力される。
【0021】端子7から入力されたモード信号はモード
制御回路90に入力される。スローなどの走査線変換が
必要なモードの場合には切り換え回路80、81は走査
線変換回路70、71の出力信号を選択し、2Fロッ
ク、クロマプロセスモードではY/C分離回路で分離さ
れた輝度信号Y、搬送色信号Cを選択して出力する。
【0022】また、モード制御回路90からモード制御
信号が制御回路61に入力され、制御回路61から切り
換え回路50を切り換え制御する。即ち、スローなどの
走査線変換が必要なモードの場合には切り換え回路50
を加算回路40からの出力を選択する。2Fロック、ク
ロマプロセスモードで、再生フィールド番号と出力フィ
ールド番号が一致する場合には端子1から入力される再
生複合映像信号が選択され、不一致の場合には加算回路
40からの出力信号が選択される。
【0023】以上により、スローなどの可変速再生モー
ドでは、従来同様にフィールド変換処理を行うことがで
き、2Fロック、クロマプロセスモードでは走査線変換
を行うことなく、搬送色信号の位相を出力色副搬送波に
合わせることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、絵柄のシフトもなく、
解像度の劣化もほとんどない2Fロックモードの信号処
理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である.
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である.
【符号の説明】 10 … Y/C分離回路 20 … BPF 30 … 位相合わせ回路 40 … 加算回路 60、61 … 制御回路 70 … 輝度信号の走査線変換回路 71 … 搬送色信号の走査線変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉越 美代子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力複合映像信号のフィールド番号を出力
    複合映像信号のフィールド番号に変換するフィールド変
    換装置において、 入力フィールド番号と出力フィールド番号を比較する比
    較手段と、 複合映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離するY/C
    分離手段と、 上記分離された搬送色信号を上記比較手段からの制御信
    号に基づき上記出力フィールド番号の色副搬送波の位相
    に合わせる位相合わせ手段と、 上記分離された輝度信号と上記位相合わせ手段の出力信
    号を加算する加算手段と、 上記入力複合映像信号と上記加算手段の出力信号を上記
    比較手段からの制御信号に基づき切り換える切り換え回
    路とを有し、 上記入力フィールド番号と上記出力フィールド番号が一
    致する場合には上記切り換え回路は上記入力複合映像信
    号を選択して出力することを特徴とするフィールド変換
    装置。
  2. 【請求項2】上記分離された搬送色信号の帯域を制限す
    る帯域通過フィルタを有し、 上記帯域通過フィルタの出力信号を上記色合わせ手段に
    入力することを特徴とする請求項1記載のフィールド変
    換装置。
JP4249176A 1992-09-18 1992-09-18 フィールド変換装置 Pending JPH06105334A (ja)

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JP4249176A JPH06105334A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 フィールド変換装置

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