JPH0610515B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0610515B2
JPH0610515B2 JP60213938A JP21393885A JPH0610515B2 JP H0610515 B2 JPH0610515 B2 JP H0610515B2 JP 60213938 A JP60213938 A JP 60213938A JP 21393885 A JP21393885 A JP 21393885A JP H0610515 B2 JPH0610515 B2 JP H0610515B2
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JP
Japan
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fastening
male connector
claw
female connector
connector body
Prior art date
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JP60213938A
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JPS6275192A (ja
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洋 野田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS6275192A publication Critical patent/JPS6275192A/ja
Publication of JPH0610515B2 publication Critical patent/JPH0610515B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、管と管とを結合、分離させる管継手として
のコネクタに関するものである。
(従来技術) 従来、管と管とを結合、分離させる管継手として使われ
るコネクタには、締結爪が使われ結合させる場合は押し
込むだけで、また分離させる場合は工具等で締結爪を押
し広げるだけで、瞬時に結合、分離ができるというワン
タッチコネクタがあった。(特公昭50-3207号公報参
照。) (発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、管と管とを分離させる場合、
瞬時に分離するため、管の中を高圧状態で封入されてい
る気体、液体等の流動体がその圧力で噴出したり、その
噴出で勢いよくコネクタが飛んだりして、作業者にとっ
て非常に危険であり、またその流動体が流出すること
で、流動体系統内の流動体が減ってしまうので、その所
定量を確保する管理が大変であるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来技術に存する問題点に鑑みてなされ
たものであり、雄コネクタは、筒体状の雄コネクタ本体
を有し、該雄コネクタ本体の外周面には鈍角に折曲され
た複数の爪部を持った締結爪をその先端が前記雄コネク
タの先端と反対方向に延在して設け、かつ前記締結爪と
前記雄コネクタの先端との間にOリングを嵌着して設け
ており、雌コネクタは、筒体状の雌コネクタ本体を有
し、該雌コネクタ本体の外周面には前記締結爪を掛止す
る係合部を有する締結筒が接続方向に進退自在に螺着さ
れ、該締結筒は、前記Oリングが前記雌コネクタ本体と
係合しない位置と、該雌コネクタ本体と係合して押圧さ
れる位置との間を移動自在にされている構成とし、結合
はワンタッチで分離は緩やかにできるコネクタを提供す
ることにある。
(作用) 上記の如く構成によれば、雌コネクタに雄コネクタを押
し込むと、雄コネクタ本体部と雌コネクタ本体部とによ
ってOリングが押圧され密封されると共に、締結爪が締
結筒の係合部に発入してワンタッチで結合され、分離す
る場合には締結筒を回転させ結合を緩めると、流動体等
が高圧で封入されている場合には、両コネクタを互いに
押し離すようにしてOリングを雌コネクタ本体との押圧
から離脱させ、締結爪と締結筒との係合部が係合したま
ま緩やかに分離をさせる。
(実施例) 次に本発明を図面に基づいて説明する。第1図〜第6図
はこの発明の一実施例を示す図である。
図中、10は雄コネクタであり、20は雌コネクタであり、
この両者10,20からコネクタが構成されている。
雄コネクタ10は筒体状の雄コネクタ本体11を有し、雄コ
ネクタ本体11は、図のようにパイプ部14を別体にして、
例えばロー付けなどにより接合してもよく、あるいは一
体に一部品で製作(例えばパイプ先端を加工)してもよ
い。雄コネクタ本体11の外周面の溝11aには、雄コネク
タ10の先端11bから少々離れた位置に締結爪12が設けら
れている。この締結爪12は雄コネクタ本体11を貫通させ
る孔を有した環状部12bに放射状に複数の爪部12cが設
けられて形成されている。爪部12cは鈍角に折曲されて
おり、雄コネクタ本体11に締結爪12がかしめ等により装
着された際には爪部12cの先端が雄コネクタ10の先端11
bと反対方向に延在して設けられている。また、締結爪
12と雄コネクタ10の先端11bとの間の外周面11dに環状
の溝11cが設けられ、この溝11cにOリング13が外筒面
11dから所定量突出して嵌入されている。
一方、雌コネクタ20は筒体状の雌コネクタ本体21を有
し、雌コネクタ本体21は、内周面が図のようにパイプ部
23を雌コネクタ本体21の一部として接続している。この
パイプ部23は第1図に示す雌コネクタ本体21の左端近傍
に先端を有していても、右端から突出していてもよい。
この例の接続はパイプ部23の先端をフレア加工状に広げ
て接着あるいはロー付けなどが施されている。また、雌
コネクタ本体21の外周面にはフランジ部21bを突設し、
フランジ部21bより先端を雄ね21aとしている。この雄
ねじ21aには、内周に雄ねじ22aおよび係合部22bが形
成されている締結筒22がフランジ部21bに当接するまで
接続方向に進退自在に螺着されている。係合部22bは締
結筒22の内周面に環状の溝として形成されている。この
締結筒22は、雄コネクタ本体11の溝11cに嵌入されてい
るOリング13の外周面11aから突出した部分が、雌コネ
クタ本体21と係合しない位置、例えば第2図、第3図、
第4図の位置から雌コネクタ本体21と係合して押圧され
る位置、例えば第1図の位置との間を締結筒22が移動自
在にされている。以上述べた、雄コネクタ10を雌コネク
タ20に押し込み結合させた構成図が第1図であり、締結
筒22はほぼフランジ21bに当接する位置まで雌コネクタ
本体21の雌ねじ21aにねじ込まれており、締結筒22の内
周部に設けられている係合部22bの環状の溝には、雄コ
ネクタ本体11の外周に設けられている締結爪12の爪部12
cが掛止していると同時に、Oリング13は雄コネクタ本
体11と雌コネクタ本体21との間で押圧され密封されるの
であるが、この実施例に示すように雌コネクタ本体21の
一部がパイプ部23とされている場合のように、また図示
しないがパイプ部23が押圧されるOリング13の位置に到
達しない程度の場合でもよい。
以上が本実施例の構成であるが、次に作用を説明する。
第2図のように、まず雌コネクタ本体21の外周に締結筒
22をフランジ21bにほぼ当接するように雄ねじ21aいっ
ぱいまで、あるいはねじ部21aを少し残した状態までね
じ込み螺着させる。この状態の雌コネクタ20に雄コネク
タ10を挿入すると、第1図にようにOリング13は雄コネ
クタ本体11と雌コネクタ本体21との間で押圧され密封さ
れる。同時に締結爪12の爪部12cが締結筒22の係合部22
bの端部で撓まされて後溝内に弾発して入り係合部22b
に掛止される。このように雄コネクタ10を押し込むこと
により、自ずとワンタッチで係合接続を完了する。
また、修理、点検のため、結合された雄コネクタ10と雌
コネクタ20を分離しようとする場合は、雌コネクタ本体
21の外周に螺着されている締結筒22を回動させ緩める。
雄コネクタ本体11と雌コネクタ本体21とはOリング13に
よる密封を保って接続する場合と、高圧ガス等の高圧に
より瞬時に接続が解除される方向に抜けていく場合とが
ある。前者の場合は第3図に示すような位置で締結筒22
を緩めるのを中止して強制的に両コネクタ本体11,21を
引き離すと密封されているガス等の流動体は徐々に逃げ
ていく、それにともない圧力も低下していく。後者の場
合には、爪部12cが係合部22bに係合したまま雄コネク
タ本体11が抜けだしていくので、第3図の状態で前者と
同様に抜けていく。したがって、この循環系内に高圧、
高温または危険な流動体等が充填されていた場合でも、
危険を伴なわず分離作業ができる。また、高圧流動体を
徐々に流出させることもできるので、一度に外れてしま
うものに比べ、流動体を飛散させてしまうおそれはな
く、量的損失もない。
このように第3図の状態を一時的に保った後に、さらに
締結筒22を緩めて第4図のような状態にすることによ
り、完全に系内に流動体等を除去し、圧、温度を除去す
る。完全に分離しなくてもよい場合には、この図で完了
となる。完全に分離する場合には締結筒22を雌コネクタ
本体21から完全に取り外してしまうか、爪部12cをこじ
る等して分離させることができる。
再度接続するときには、第2図のような状態にしておい
て雄コネクタ10と雌コネクタ20とを互に接近させて装着
することにより、第1図のようにワンタッチで接合を完
了する。また、第4図のような状態で分離を中止してい
る場合には、そのまま締結筒22を締め付けていくことに
より、第1図の状態に接続を完了することができる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、結合はワンタッチで
行うので操作性がよい。また分離は締結筒を回動させ螺
合を緩めて、緩やかに分離できるように行うので、コネ
クタを通過する高圧、高温等の状態で封入されている気
体、液体等の流動体が少しずつ抜け高温、高圧が解除さ
れたのち分離されるので、作業者に対して危険性がない
という優れた効果がある。さらに、流動体が飛散してし
まうことがないので、流動体の量的な管理も容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの発明にかかるコネウタの一実施例
を示すもので、第1図は装着完了時の断面図、第2図は
装着前の断面図、第3図は分離中の断面図、第4図は分
離後完了時の断面図、第5図は装着前の全体斜視図、第
6図は第5図の反対方向から見た装着前の全体斜視図で
ある。 10……雄コネクタ、20……雌コネクタ 11……雄コネクタ本体 21……雌コネクタ本体 11a……溝、21a……雄ねじ 12……締結爪、22……締結筒 13……Oリング、22a……雌ねじ 22b……係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄コネクタは、筒体状の雄コネクタ本体を
    有し、該雄コネクタ本体の外周面には鈍角に折曲された
    複数の爪部を持った締結爪をその先端が前記雄コネクタ
    の先端と反対方向に延在して設け、かつ前記締結爪と前
    記雄コネクタの先端との間にOリングを嵌着して設けて
    おり、 雌コネクタは、筒体状の雌コネクタ本体を有し、該雌コ
    ネクタ本体の外周面には前記締結爪を掛止する係合部を
    有する締結筒が接続方向に進退自在に螺着され、該締結
    筒は、前記Oリングが前記雌コネクタ本体と係合しない
    位置と、該雌コネクタ本体と係合して押圧される位置と
    の間を移動自在にされていることを特徴とするコネク
    タ。
JP60213938A 1985-09-27 1985-09-27 コネクタ Expired - Lifetime JPH0610515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60213938A JPH0610515B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 コネクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60213938A JPH0610515B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275192A JPS6275192A (ja) 1987-04-07
JPH0610515B2 true JPH0610515B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=16647528

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60213938A Expired - Lifetime JPH0610515B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 コネクタ

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JP (1) JPH0610515B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275080A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Denso Corp 配管部材接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008275080A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Denso Corp 配管部材接続装置

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Publication number Publication date
JPS6275192A (ja) 1987-04-07

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