JPH06104952B2 - エレクトレット繊維及びその製造方法 - Google Patents

エレクトレット繊維及びその製造方法

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JPH06104952B2
JPH06104952B2 JP63126755A JP12675588A JPH06104952B2 JP H06104952 B2 JPH06104952 B2 JP H06104952B2 JP 63126755 A JP63126755 A JP 63126755A JP 12675588 A JP12675588 A JP 12675588A JP H06104952 B2 JPH06104952 B2 JP H06104952B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G7/00Capacitors in which the capacitance is varied by non-mechanical means; Processes of their manufacture
    • H01G7/02Electrets, i.e. having a permanently-polarised dielectric
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    • H01G7/021Electrets, i.e. having a permanently-polarised dielectric having an organic dielectric
    • H01G7/023Electrets, i.e. having a permanently-polarised dielectric having an organic dielectric of macromolecular compounds

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、フィルター、マスク、ワイパーなどに用いら
れるエレクトレット繊維とその製造方法に関する。
〈従来技術〉 従来、エレクトレット化された繊維は、エアフィルター
用素材やマスク用素材として使われているが、これらに
用いられるエレクトレット繊維の多くは、ポリプロピレ
ンやポリエチレンなどの無極性ポリマーからなる繊維を
高電圧下にさらし、ポリマー中に電荷を注入させてなる
ものである。
これらの無極性ポリマーを用いたエレクトレット繊維に
おいては、電荷の注入によってエレクトレット化を行う
ので、大きな表面電荷密度をもつエレクトレット繊維を
得るためには、片面を有効に接地させ、接地側電極から
の補償電荷の注入がおこりやすくする必要がある。しか
るに、繊維形状のものでエレクトレット化を行う場合に
は、接地面積が極めて小さく、そのために補償電荷の注
入が有効におこらないという問題点があった。
この問題点を解決する方法として、特公昭56-47299号公
報、特開昭60-199971号公報、特開昭53-130320号公報な
どに記載される方法が提案されている。
すなわち、特公昭56-47299号公報に記載された方法は、
フィルムをエレクトレット化し、しかる後に該フィルム
を解繊することによってエレクトレット繊維を得るもの
であり、この方法では、フィルム形状においてエレクト
レット化を行うので、繊維形状でエレクトレット化を行
う方法と比較して接地面積が大きく、補償電荷が効率的
に注入されるために大きな表面電荷密度を得ることがで
きる。しかし、この方法では、解繊によって繊維化を行
うことから十分に細い繊維が得られないことや、その使
用にあたって薄く均一なシートが得られないなどの問題
点があった。
また、特開昭60-199971号公報に記載された方法は、中
空の繊維を用い、中空繊維の厚み方向に電圧を印加する
ことにより中空繊維の内面に補償電荷を発生せしめ、内
面と外面がそれぞれ正負に分極した繊維を得るものであ
る。しかし、該方法において中空繊維の内面に補償電荷
を発生せしめ、内面と外面をそれぞれ正負に分極させる
ためには、溶融紡糸時に紡糸口金を電荷として分極処理
を行う必要があり、このため、溶融ポリマー中の分子鎖
の流動により、電荷の移動、消滅が生じやすいばかりで
なく、口金に直接高電圧を印加するため、絶縁の維持が
困難で、電圧を上げられないという問題点があった。
また、特開昭53-130320号公報に記載された方法は、上
述の中空繊維における中空部の代りに体積抵抗率の低い
素材を用いて芯鞘構造とすることにより、補償電荷の注
入を効率的に行わせんとするものである。しかし、この
方法においても、体積抵抗率の小さい芯材を用いて補償
電荷の注入を効率的に行うためには、高電圧の印加時に
該芯材を電気的に接地しておくことが必要であり、鞘部
を体積抵抗率の大きい素材で被覆した連続する繊維にお
いて、この接地を有効に行うことは困難であるという問
題点があった。また、この方法において、芯材に導電性
を付与するために用いられる芯材としては、金属や、樹
脂に導電性の粉体を練り込んだものが用いられるが、こ
れらはいずれも無色ではないために、この複合繊維は有
色の外観を呈すばかりでなく、軽く柔軟性に富み、且つ
実用上の強度を兼ね備えるという合成繊維の長所をも損
うという問題点をあわせ持っていた。
また、上記の2番目と3番目の公報に記載された方法に
おいては、繊維の外側の表面上に単一極性の電荷を保持
させるため、繊維間の反発が著しく、取り扱いが困難で
あるばかりか、繊維の外側表面上にある電荷と逆極性の
電荷を保持する塵埃に対してのみ強い吸着力を示すとい
う問題点もあった。
すなわち、繊維表面上に安定で大きな正負の電荷を持
ち、且つ十分な強度と易加工性を持ったエレクトレット
繊維を従来技術で得ることには限界があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明者らは、上記欠点のないエレクトレット繊維につ
いて鋭意検討した結果、本発明に到達した。本発明は、
特に、繊維表面に安定で大きな正負の電荷を持ち、且つ
実用上十分な強度と加工性を持つエレクトレット繊維及
び該繊維より形成されるエレクトレットシート状物と該
エレクトレット繊維の製造方法を提供せんとするもので
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は次の構成を有する。
すなわち、本発明のエレクトレット繊維は、芯部が体積
抵抗率1012Ωcm以上の極性ポリマーからなり、鞘部が体
積抵抗率1014Ωcm以上の無極性ポリマーからなる実質的
に芯鞘状の繊維横断面形状を有し、かつ鞘部表面に電荷
を有することを特徴とするエレクトレット繊維であり、
また、本発明のエレクトレット繊維の製造方法は、芯部
が体積抵抗率1012Ωcm以上の極性ポリマーからなり、鞘
部が体積抵抗率1014Ωcm以上の無極性ポリマーから実質
的になる芯鞘繊維を用い、かつ該繊維をアース電極に接
触させながら直流電界中でエレクトレット化処理するこ
とを特徴とするエレクトレット繊維の製造方法である。
〈作用〉 本発明は、芯部に用いた極性ポリマーの分子分極を利用
することによって鞘部の表面に注入される電荷を増加さ
せるとともに該電荷を安定化させるものであるが、以
下、さらに詳しく本発明について説明する。
無極性ポリマーからなる繊維の一部を接地された金属板
等に接触させ、該接地電極と、該繊維を介して対面する
位置に設けられた放電極との間に直流の高電圧を印加す
ると、電極間に生じる放電電荷の一部は繊維表面に捕捉
されると同時に接地側電極から補償電荷が注入され、放
電終了後も繊維表面上に電荷の残存するエレクトレット
繊維が得られる。この分極の様子を第1図に示す。すな
わち、放電電荷と補償電荷がそれぞれ表裏面に注入され
ることにより、繊維は正負の表面電荷を持ち得るのであ
る。第1図において、1は接地電極であり、2は繊維断
面、3は放電極である。
しかるに、通常の無極性ポリマーのみからなる繊維の場
合には、補償電荷の注入が十分には行われないことは上
述した通りである。
一方、本発明にかかる芯部が体積抵抗率1012Ωcm以上の
極性ポリマーからなり、鞘部が体積抵抗率1014Ωcm以上
の無極性ポリマーからなる特定の繊維を用いて上記と同
様の印加処理を行うと、無極性ポリマーへの電荷の注入
と並行して、芯部の極性ポリマー中において双極子の配
向及びイオンの移動による分極が起こり、鞘部表面に効
果的な電荷を生じさせることになる。この様子は、第2
図に示されるごときのものであるが、電界中での極性ポ
リマーの分極は、無極性ポリマーの分極と逆の方向性を
持つ(ヘテロ分極)ために、極性ポリマーの分極が無極
性ポリマーの分極に対して補償電荷のごとくに作用し、
無極性ポリマーの分極を安定化させるとともに増大させ
るため、外部に対して強い電界を形成することができる
のである。
また、芯部の極性ポリマーの分極に関しても、鞘部の分
極による電界は、芯部の分極を安定ならしめるものであ
り、これら2つの分極はこのように互いに補い合うこと
により、互いを安定ならしめるのである。
本発明において、極性ポリマーとは、その分子鎖中に2
原子間の結合モーメントが1.0デバイ以上であるような
結合を有するポリマーをいう。このような極性ポリマー
としては、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル、
ポリフッ化ビニリデンなどを挙げることができる。ま
た、本発明において無極性ポリマーとは、上述のような
2原子間の結合モーメントが1.0デバイ以上になる結合
を持たないポリマーをいう。このような無極性ポリマー
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ンなどのポリオレフィンを挙げることができる。上述し
た結合モーメントの具体的な数値例としては、例えば、
「双極子モーメント(高分子実験学講座1)」(高分子
学会編、共立出版発行、第185頁)に記載されている。
本発明のエレクトレット繊維に用いられる芯材として
は、その構成分子鎖中に極性基を含む体積抵抗率1012Ω
cm以上のポリマーであることが必須であり、そのような
材料として、例えば、各種のポリエステル、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデンなどが挙げられる。体積抵抗率が1012Ωcm未満
のものは、芯部の分極の安定性に問題がある。
鞘部を形成する材料としては、その分子鎖中に実質的に
は極性基を含まないポリマーを用いることが重要である
が、本発明の効果を損わない範囲において極性を有する
ポリマーが混入されていてもよい。鞘部を形成する材料
の体積抵抗率としては1014Ωcm以上、好ましくは1016Ω
cm以上がよい。ポリマーの体積抵抗率が1014Ωcm未満で
あると、印加時に注入された電荷が、ポリマー内での移
動により中和するために好ましくない。このような無極
性ポリマーとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリスチレンのようなポリオレフィンが特に有効であ
る。
本発明の芯鞘繊維における芯鞘の断面積比は、特に限定
されるものではないが、好ましくは芯部の断面積が全断
面積の20%以上、特に好ましくは40%以上であるのがよ
い。芯部の断面積が、全断面積の20%よりも小さいと、
無極性ポリマーのみからなる繊維との差が顕著ではなく
なり、本発明の効果が概して乏しくなる。また、全断面
積に対する芯部断面積の比率の上限は、芯鞘構造をとり
得る範囲内で適宜大きな値まで適用が可能なものであ
る。
上述した芯鞘構造よりなるエレクトレット繊維は、実用
上は織編物や不織布などのシート状の形態、あるいは球
形などの繊維塊の形状で用いられる。これらの成形物
は、繊維をエレクトレット化し、しかる後に上記の形状
に成形をしたものであってもよく、あるいは上記の形状
に成形された後、エレクトレット化を行うようにしたも
のであってもよい。成形された後にエレクトレット化す
る方法は、特に妨糸機から直接製布を行う場合などに有
効である。本発明の芯鞘繊維、あるいは芯鞘繊維より構
成されるシート状物をエレクトレット化する際には、少
なくとも該繊維あるいはシート状物の一部を接地された
電極に接触させながら1KV/cm以上の直流電界中で処理す
るのがよい。このとき、印加電極として針状あるいは線
状のものを用いることや、電極の一方もしくは両方に針
状あるいは線状の突起を持たせることは放電電流を増加
させるので好ましい。
本発明において、芯鞘構造は、必ずしも芯と鞘が同心円
状である必要はなく、多芯型タイプのものや、任意の変
形された実質的に芯鞘形状の構造をもつものであっても
よい。
〈発明の効果〉 以上述べた通りの本発明の芯鞘エレクトレット繊維は、
電荷量が大きくかつ安定な表面電荷を保持しているた
め、本発明のエレクトレット繊維を、フィルターやマス
クなどに用いた場合には、圧力損失が小さく、且つ塵埃
の捕集性能に優れたものが得られる。また、鞘部の無極
性ポリマーとして、芯部の極性ポリマーよりも融点もし
くは軟化点の低いものを用いれば、熱接着繊維あるいは
熱接着シートとして用いることもできるため、このよう
な熱接着加工の後にエレクトレット化加工に供すること
によって、より簡易にフィルターやマスクを成形するこ
とが可能になる。
〈実施例〉 実施例 芯部に体積抵抗率1019Ωcmのポリエチレンテレフタレー
ト、また、鞘部に体積抵抗率1016Ωcmのポリエチレンを
用いた芯鞘繊維からなる、繊度3デニール、目付量30g/
m2の不織布を、接地された金属板(アース電極)上に置
き、室温下において5kV/cmの直流高電圧を15秒間印加す
ることによりエレクトレット化し、エレクトレット繊維
シートを得た。このシートを2枚の金属板ではさみ、室
温より5℃/分の速度で昇温しながら両電極間に流れる
電流(脱分極電流)を測定した。このとき、十分に温度
が上昇し、分極が完全に消滅するまでに両電極間を移動
した電荷量は2.5×10-10クーロン/cm2であった。かか
る結果から明らかなように、本発明による繊維シートは
良好なエレクトレット特性を有していることがわかる。
比較例1 平均繊度0.3デニール、目付量25g/m2のポリエチレンメ
ルトブロー不織布を、接地された金属板(アース電極)
上に置き、室温下において5kV/cmの直流高電圧を15秒間
印加することによりエレクトレット化し、エレクトレッ
ト繊維シートを得た。このシートの脱分極電流を上記実
施例と同じ方法で測定した。このとき、十分に温度が上
昇し、分極が完全に消滅するまでに両電極間を移動した
電荷量は1.5×10-10クーロン/cm2であり、上記実施例
品に較べてエレクトレット特性が小さいものであった。
比較例2 ポリエチレンテレフタレートからなる繊度3デニール、
目付量30g/m2の不織布を、接地された金属板(アース電
極)上に置き、室温下において5kV/cmの直流高電圧を15
秒間印加することによりエレクトレット化し、エレクト
レット繊維シートを得た。このシートの脱分極電流を上
記実施例と同じ方法で測定した。このとき、十分に温度
が上昇し、分極が完全に消滅するまでに両電極間を移動
した電荷量は1.9×10-10クーロン/cm2であり、上記実
施例品に較べてエレクトレット特性が小さいものであっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、繊維状物がエレクトレット化される場合の状
態を説明する概略説明モデル図である。 第2図は、特に本発明にかかる芯鞘状横断面構造をもつ
繊維状物がエレクトレット化される場合の状態を説明す
る概略説明モデル図である。 1:接地電極 2:繊維断面 3:放電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 101:30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯部が体積抵抗率1012Ωcm以上の極性ポリ
    マーからなり、鞘部が体積抵抗率1014Ωcm以上の無極性
    ポリマーからなる実質的に芯鞘状の繊維横断面形状を有
    し、かつ鞘部表面に電荷を有することを特徴とするエレ
    クトレット繊維。
  2. 【請求項2】鞘部がポリオレフィンからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載のエレクトレット
    繊維。
  3. 【請求項3】芯部が体積抵抗率1012Ωcm以上の極性ポリ
    マーからなり、鞘部が体積抵抗率1014Ωcm以上の無極性
    ポリマーからなる芯鞘繊維が用いられて形成されてなる
    ことを特徴とするエレクトレットシート状物。
  4. 【請求項4】芯部が体積抵抗率1012Ωcm以上の極性ポリ
    マーからなり、鞘部が体積抵抗率1014Ωcm以上の無極性
    ポリマーから実質的になる芯鞘繊維を用い、かつ該繊維
    をアース電極に接触させながら直流電界中でエレクトレ
    ット化処理することを特徴とするエレクトレット繊維の
    製造方法。
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