JPH06104736A - 論理回路 - Google Patents
論理回路Info
- Publication number
- JPH06104736A JPH06104736A JP4278057A JP27805792A JPH06104736A JP H06104736 A JPH06104736 A JP H06104736A JP 4278057 A JP4278057 A JP 4278057A JP 27805792 A JP27805792 A JP 27805792A JP H06104736 A JPH06104736 A JP H06104736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type
- logic circuit
- differential pair
- jfet
- signal
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 n型JFETのSCFLの論理回路におい
て、消費電流を大きくすることなく、動作速度を速くす
る。 【構成】 n型JFETを用いた差動対とレベルシフト
回路とからなり、容量18,19と抵抗16,17によ
り信号の変化を取り出し、取り出された信号により出力
がHighレベルに変化する時にn型JFET8,9に
より負荷容量への充電電流を流す。これにより、消費電
流を大きくすることなく、動作速度を速くする。
て、消費電流を大きくすることなく、動作速度を速くす
る。 【構成】 n型JFETを用いた差動対とレベルシフト
回路とからなり、容量18,19と抵抗16,17によ
り信号の変化を取り出し、取り出された信号により出力
がHighレベルに変化する時にn型JFET8,9に
より負荷容量への充電電流を流す。これにより、消費電
流を大きくすることなく、動作速度を速くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路に関し、特に
n型JFET集積回路における論理回路に関する。
n型JFET集積回路における論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のn型JFETでSCFL(Sou
rce Coupled FET Logic)の論理
回路を図2に示す。
rce Coupled FET Logic)の論理
回路を図2に示す。
【0003】従来のn型JFETでSCFLの論理回路
は、n型JFET1〜7と、ダイオード10〜13と、
抵抗14,15からなる。
は、n型JFET1〜7と、ダイオード10〜13と、
抵抗14,15からなる。
【0004】n型JET1〜3と、抵抗14,15から
なる差動対にて基準電圧に対する入力電圧の正相,逆相
の信号を作り、他の論理回路の入力レベルとインターフ
ェースを得るため、n型JFET4〜7とダイオード1
0〜13とからなるレベルシフト回路によりレベルシフ
トを行って出力する。
なる差動対にて基準電圧に対する入力電圧の正相,逆相
の信号を作り、他の論理回路の入力レベルとインターフ
ェースを得るため、n型JFET4〜7とダイオード1
0〜13とからなるレベルシフト回路によりレベルシフ
トを行って出力する。
【0005】負荷容量がある場合、出力がHighレベ
ルの時、レベルシフト回路の上側のn型JFET4,5
により負荷容量を充電し、出力がLowレベルの時、レ
ベルシフト回路の下側のn型JFET6,7により負荷
容量を放電する。
ルの時、レベルシフト回路の上側のn型JFET4,5
により負荷容量を充電し、出力がLowレベルの時、レ
ベルシフト回路の下側のn型JFET6,7により負荷
容量を放電する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のn型J
FETでSCFLの論理回路は、出力のレベルシフト回
路の電流をn型JFET及びそのバイアス電圧(Vbi
as)で決定し、出力のHigh,Lowレベルによら
ず一定の電流で行っているため、出力の負荷電流により
定電流を大きくしなければならなくなり、電流が増加す
るという問題があった。又、定電流を大きくしないと、
速度が遅くなるという問題があった。
FETでSCFLの論理回路は、出力のレベルシフト回
路の電流をn型JFET及びそのバイアス電圧(Vbi
as)で決定し、出力のHigh,Lowレベルによら
ず一定の電流で行っているため、出力の負荷電流により
定電流を大きくしなければならなくなり、電流が増加す
るという問題があった。又、定電流を大きくしないと、
速度が遅くなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、消費電流を大きくするこ
となく、動作速度を速くした論理回路を提供することに
ある。
となく、動作速度を速くした論理回路を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る論理回路は、差動対と、レベルシフト
回路とを有する論理回路であって、差動対は、基準電圧
に対する入力電圧の正相,逆相の信号を生成するもので
あり、レベルシフト回路は、容量と抵抗の対と、JFE
Tとを有し、他の論理回路の入力レベルとインターフェ
ースを得るため、差動対からの信号をレベルシフトを行
って出力するものであり、容量と抵抗の対は、差動対か
らの信号の変化を取り出すものであり、JFETは、取
り出された信号により出力がHighレベルに変化する
場合に負荷容量への充電電流を流すものである。
め、本発明に係る論理回路は、差動対と、レベルシフト
回路とを有する論理回路であって、差動対は、基準電圧
に対する入力電圧の正相,逆相の信号を生成するもので
あり、レベルシフト回路は、容量と抵抗の対と、JFE
Tとを有し、他の論理回路の入力レベルとインターフェ
ースを得るため、差動対からの信号をレベルシフトを行
って出力するものであり、容量と抵抗の対は、差動対か
らの信号の変化を取り出すものであり、JFETは、取
り出された信号により出力がHighレベルに変化する
場合に負荷容量への充電電流を流すものである。
【0009】また、前記差動対は、2入力のOR(NO
R)ゲートからなる入力端子を有するものである。
R)ゲートからなる入力端子を有するものである。
【0010】
【作用】レベルシフト回路にてHighレベルに変化す
る時にのみ負荷容量への充電電流を増やすことにより動
作速度を速くする。
る時にのみ負荷容量への充電電流を増やすことにより動
作速度を速くする。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図により説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す回路図である。
示す回路図である。
【0013】図1において、本発明は、入力端子にゲー
トが接続されたn型JFET1と、ゲートが基準電圧に
接続されソースがn型JFET1のソースに接続された
n型JFET2と、ドレインがn型JFET1,2のソ
ースに接続されゲートがバイアス電圧に接続されソース
が接地されたn型JFET3と、一端がn型JFET1
のドレインに接続され他端が電源に接続された抵抗14
と、一端がn型JFET2のドレインに接続され他端が
電源に接続された抵抗15とを有している。これらによ
り差動対が構成されている。
トが接続されたn型JFET1と、ゲートが基準電圧に
接続されソースがn型JFET1のソースに接続された
n型JFET2と、ドレインがn型JFET1,2のソ
ースに接続されゲートがバイアス電圧に接続されソース
が接地されたn型JFET3と、一端がn型JFET1
のドレインに接続され他端が電源に接続された抵抗14
と、一端がn型JFET2のドレインに接続され他端が
電源に接続された抵抗15とを有している。これらによ
り差動対が構成されている。
【0014】さらに、ゲートがn型JFET1のドレイ
ンに接続されドレインが電源に接続されたn型JFET
4と、ゲートがn型JFET2のドレインに接続されド
レインが電源に接続されたn型JFET5と、アノード
がn型JFET4のソースに接続されたダイオード10
と、アノードがダイオード10のカソードに接続されカ
ソードが逆相出力端子Q(逆相)に接続されたダイオー
ド11と、ドレインが逆相出力端子Q(逆相)に接続さ
れゲートがバイアス電圧に接続されソースが接地された
n型JFET6と、アノードがn型JFET5のソース
に接続されたダイオード12と、アノードがダイオード
12のカソードに接続されカソードが正相出力端子Q
(正相)に接続されたダイオード13と、ドレインが正
相出力端子Q(正相)に接続されゲートがバイアス電圧
に接続されソースが接地されたn型JFET7と、ドレ
インが電源に接続されソースがダイオード11のアノー
ドに接続されたn型JFET8と、ドレインが電源に接
続されソースがダイオード13のアノードに接続された
n型JFET9と、一端がn型JFET4のソースに接
続され他端がn型JFET8のゲートに接続された容量
18と、一端がn型JFET5のソースに接続され他端
がn型JFET9のゲートに接続された容量19と、一
端がn型JFET8のゲートに接続され他端が逆相出力
端子Q(逆相)に接続された抵抗16と、一端がn型J
FET9のゲートに接続され他端が正相出力端子Q(正
相)に接続された抵抗17とを有する。これによりレベ
ルシフト回路が構成されている。
ンに接続されドレインが電源に接続されたn型JFET
4と、ゲートがn型JFET2のドレインに接続されド
レインが電源に接続されたn型JFET5と、アノード
がn型JFET4のソースに接続されたダイオード10
と、アノードがダイオード10のカソードに接続されカ
ソードが逆相出力端子Q(逆相)に接続されたダイオー
ド11と、ドレインが逆相出力端子Q(逆相)に接続さ
れゲートがバイアス電圧に接続されソースが接地された
n型JFET6と、アノードがn型JFET5のソース
に接続されたダイオード12と、アノードがダイオード
12のカソードに接続されカソードが正相出力端子Q
(正相)に接続されたダイオード13と、ドレインが正
相出力端子Q(正相)に接続されゲートがバイアス電圧
に接続されソースが接地されたn型JFET7と、ドレ
インが電源に接続されソースがダイオード11のアノー
ドに接続されたn型JFET8と、ドレインが電源に接
続されソースがダイオード13のアノードに接続された
n型JFET9と、一端がn型JFET4のソースに接
続され他端がn型JFET8のゲートに接続された容量
18と、一端がn型JFET5のソースに接続され他端
がn型JFET9のゲートに接続された容量19と、一
端がn型JFET8のゲートに接続され他端が逆相出力
端子Q(逆相)に接続された抵抗16と、一端がn型J
FET9のゲートに接続され他端が正相出力端子Q(正
相)に接続された抵抗17とを有する。これによりレベ
ルシフト回路が構成されている。
【0015】入力部の差動対は従来例と同じであるた
め、動作が異なるレベルシフト回路(n型JFET4〜
9、ダイオード10〜13、抵抗16,17、容量1
8,19)について説明する。(図3参照)
め、動作が異なるレベルシフト回路(n型JFET4〜
9、ダイオード10〜13、抵抗16,17、容量1
8,19)について説明する。(図3参照)
【0016】定常状態においては、n型JFET8,9
はOFF状態(Vgs<スレシュホールド電圧)にあり従
来例と同じ状態にある。
はOFF状態(Vgs<スレシュホールド電圧)にあり従
来例と同じ状態にある。
【0017】出力がHighレベルに変化する時、n型
JFET8,9のゲート,ソース間電圧容量結合により
大きくなりON状態となり、負荷容量を充電するための
電流を供給する。変化後、出力の変化及び抵抗16,1
7と容量18,,19の時定数によりn型JFET8,
9のゲート・ソース間電圧が小さくなり、定常状態のO
FF状態となる。
JFET8,9のゲート,ソース間電圧容量結合により
大きくなりON状態となり、負荷容量を充電するための
電流を供給する。変化後、出力の変化及び抵抗16,1
7と容量18,,19の時定数によりn型JFET8,
9のゲート・ソース間電圧が小さくなり、定常状態のO
FF状態となる。
【0018】出力がLowレベルに変化する時、n型J
FET8,9のゲート・ソース間電圧は、小さくなりO
FF状態のまま変化しない。ゲート・ソース間電圧は、
Highレベルに変化した場合と同様に一定時間後に元
に戻る。
FET8,9のゲート・ソース間電圧は、小さくなりO
FF状態のまま変化しない。ゲート・ソース間電圧は、
Highレベルに変化した場合と同様に一定時間後に元
に戻る。
【0019】(実施例2)図4は、本発明の実施例2を
示す回路図である。
示す回路図である。
【0020】本実施例では、差動対は、n型JFET1
〜9,20と、ダイオード10〜13と、抵抗14〜1
7と、容量18,19からなる2入力のOR(NOR)
ゲートとなっている。その他の構成は実施例1と同じで
あり、実施例1と同様な効果がある。
〜9,20と、ダイオード10〜13と、抵抗14〜1
7と、容量18,19からなる2入力のOR(NOR)
ゲートとなっている。その他の構成は実施例1と同じで
あり、実施例1と同様な効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レベルシ
フト回路にてHighレベルに変化する時にのみ負荷容
量への充電電流を増やすことにより、従来の定電流のレ
ベルシフトよりも消費電流を大きくすることなく動作速
度を速くすることができるという効果を有する。
フト回路にてHighレベルに変化する時にのみ負荷容
量への充電電流を増やすことにより、従来の定電流のレ
ベルシフトよりも消費電流を大きくすることなく動作速
度を速くすることができるという効果を有する。
【図1】本発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】本発明の実施例2を示す回路図である。
1〜9,20 n型JFET 10〜13 ダイオード 14〜17 抵抗 18,19 容量
Claims (2)
- 【請求項1】 差動対と、レベルシフト回路とを有する
論理回路であって、 差動対は、基準電圧に対する入力電圧の正相,逆相の信
号を生成するものであり、 レベルシフト回路は、容量と抵抗の対と、JFETとを
有し、他の論理回路の入力レベルとインターフェースを
得るため、差動対からの信号をレベルシフトを行って出
力するものであり、 容量と抵抗の対は、差動対からの信号の変化を取り出す
ものであり、 JFETは、取り出された信号により出力がHighレ
ベルに変化する場合に負荷容量への充電電流を流すもの
であることを特徴とする論理回路。 - 【請求項2】 前記差動対は、2入力のOR(NOR)
ゲートからなる入力端子を有することを特徴とする請求
項1に記載の論理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278057A JP3008697B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278057A JP3008697B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 論理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104736A true JPH06104736A (ja) | 1994-04-15 |
JP3008697B2 JP3008697B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=17592059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278057A Expired - Lifetime JP3008697B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 論理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008697B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11094997B2 (en) | 2017-05-29 | 2021-08-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Nonaqueous electrolyte secondary battery |
KR20220110126A (ko) | 2021-01-29 | 2022-08-05 | 프라임 플래닛 에너지 앤드 솔루션즈 가부시키가이샤 | 올레핀계 수지 다공질체의 제조 방법 |
KR20220111208A (ko) | 2021-02-01 | 2022-08-09 | 프라임 플래닛 에너지 앤드 솔루션즈 가부시키가이샤 | 올레핀계 수지 다공질체의 제조 방법 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4278057A patent/JP3008697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11094997B2 (en) | 2017-05-29 | 2021-08-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Nonaqueous electrolyte secondary battery |
KR20220110126A (ko) | 2021-01-29 | 2022-08-05 | 프라임 플래닛 에너지 앤드 솔루션즈 가부시키가이샤 | 올레핀계 수지 다공질체의 제조 방법 |
KR20220111208A (ko) | 2021-02-01 | 2022-08-09 | 프라임 플래닛 에너지 앤드 솔루션즈 가부시키가이샤 | 올레핀계 수지 다공질체의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3008697B2 (ja) | 2000-02-14 |
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