JPH06104531B2 - 吊下具の自動取付け方法及び装置 - Google Patents

吊下具の自動取付け方法及び装置

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JPH06104531B2
JPH06104531B2 JP62180579A JP18057987A JPH06104531B2 JP H06104531 B2 JPH06104531 B2 JP H06104531B2 JP 62180579 A JP62180579 A JP 62180579A JP 18057987 A JP18057987 A JP 18057987A JP H06104531 B2 JPH06104531 B2 JP H06104531B2
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一紀 山形
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株式会社山形グラビヤ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、袋体への吊下具の新規な自動取付け方法及び
装置に関する。さらに詳しくいえば、物品を合成樹脂製
袋体に収納して持ち運ぶ場合や、陳列する場合などに便
利であるよう、既に物品が納められている袋体又は未だ
物品が納められていない袋体に吊下具を自動的に取付け
る、量産に適した工業的な方法及びこの方法を実施する
為の装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、合成樹脂製袋体に物品を収納して陳列したり、持
ち運んだりする場合に便利であるように、該袋体の上部
に吊下具を取付けたものが知られている。
この吊下具を該袋体に取付ける方法としては、通常、予
め吊下げや持ち運びに適する形状の打抜部を有する合成
樹脂製ヘッダーを用意し、このヘッダーを該袋体の上端
部に重合して接着剤を用いて貼合するか、あるいは熱溶
着するという手作業によっていた。
しかしながら、このような従来の方法では、工程が煩雑
であり、かつ量産に適していないため、製造コストの上
昇を免れないという問題点がある。
そこで、発明者は、この吊下具の取付け作業を手作業に
よることなく、機械作業によって自動化する方法を考
え、既に提案している。
すなわち、この吊下具の自動取付け方法は、合成樹脂製
袋体をコンベアに載置して、そのシールされた上端部が
吊下用ヘッダー取付位置にくるようワンピッチ間歇移送
運動で搬送し、次いで合成樹脂ヘッダー用シートを、コ
ンベアの流れに対して直角の方向からその先端部が、該
袋体の上端部のほぼ中央に重合するように同じく間歇移
動にて前面に送り出して、該袋体に熱溶着させると同時
に、該ヘッダー用シートを切断して、該袋体の上端部に
所望の幅を有する吊下用ヘッダーを設けたのち、このヘ
ッダー付袋体を前記ワンピッチ間歇移送運動で移動さ
せ、該ヘッダーを所望の形状に打抜くことを特徴とする
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この既に提案した吊下具の自動取付方法では、該ヘッダ
ーへの吊下げ用透孔の打抜き作業は、ヘッダーの袋体へ
の熱接着工程の後、合成樹脂製袋体移送用のコンベアの
間歇移送によって、少なくともワンピッチ分移送された
後に行われる。このことは次に示す大きな問題点を生ず
る。
すなわち、ヘッダーの袋体への熱溶着工程後のコンベア
間歇移送では、上記ヘッダー付袋体の移送を正確に常に
定まった位置に送ることがきわめて困難である。従っ
て、ヘッダーの停止位置が正確には定まらず、その結果
打抜かれる吊下げ用透孔の位置が定まらないという問題
点がある。
本発明は、このような問題点を解決し、袋体に取付けら
れるヘッダーには、正しい位置に正確に、吊下用透孔が
打抜かれるヘッダー付袋体の量産化を可能とする、吊下
具の新規な自動取付け方法及び装置を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この為に本発明では、合成樹脂製袋体をコンベアによっ
て1ケの袋体分だけ移送する袋体間歇移送工程と、ヘッ
ダー用シートを該袋体の移送方向に対して平面上直角の
方向から間歇移送させ、ヘッダー用シートの先端部を上
記合成樹脂製袋体の一部に重合させるよう送り込むヘッ
ダー用シートの間歇送り込み工程と、ヘッダー用シート
の間歇送り込み工程の停止状態で該シートにヘッダー用
の吊下用透孔を予め打抜く打抜き工程と、同じく袋体の
間歇移送工程及びヘッダー用シートの間歇移送工程の停
止状態で、上記袋体へのヘッダー用シート先端部を熱溶
着する溶着工程及び吊下用透孔を含むヘッダー用シート
先端部を該シートから切離す切断工程とからなることを
特徴とする吊下具の自動取付け方法を提供するものであ
り、更には、合成樹脂製袋体の単体又は連続体を1ケの
袋体分だけ間歇的に移送するコンベアと、ロール状のヘ
ッダー用シートの保持部から該ヘッダー用シートの先端
部を上記コンベア上の袋体の一部に重合させるよう該ヘ
ッダー用シートを間歇的に送り込む移送ローラーとを設
け、上記移送ローラーによって間歇移送されるヘッダー
用シートの移送中途位置に該シートに吊下用透孔を打抜
く打抜き機構を設けると共に、コンベア上の袋体とヘッ
ダー用シート先端部との重合部に位置付けて該重合部を
溶着するヒートシーラーと、1ケの吊下用透孔を含むヘ
ッダー用シートの先端部を該シートから切離すカッター
とを設けてなることを特徴とする吊下具の自動取付け装
置も提供するものである。
本発明において用いる合成樹脂製袋体の素材については
特に制限はなく、従来袋体に慣用されているもの、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフイン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレ
ンなどの熱可塑性樹脂フイルムを用いることができる。
これらのフイルムは、通常用いられている各種添加剤、
例えば酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、
帯電防止剤、ブロッキング防止剤などを添加したもので
あってもよい。
また、該袋体としては、横ピロー方式や縦ピロー方式、
あるいはその他の方法で物品を収納してシールしたもの
であってもよいし、物品収納前の開口部を有するサイド
シール袋などであってもよい。
さらに、袋体形成前の連続帯状の袋体用原反であっても
よい。この場合は、吊下具シートをヘッダー部に取付け
てから袋体の幅毎に融断して、袋体毎に切り離すととも
に袋体のサイドシールを行い袋体を形成する。このよう
に袋体形成前の連続フイルム帯に吊下具を取付ける方法
も本発明の重要な実施態様である。
このような連続袋体の場合のワンピッチ間歇移送運動
は、袋体の文字又は図柄を光電管で検知して行う。ま
た、個別に切り離された袋体の場合は、コンベアに区切
りの仕切り板を設けその間隔毎にワンピッチ間歇移送運
動を行わせることができる。
一方、本発明方法において、吊下用ヘッダーに用いるシ
ートの素材としては、前記の熱可塑性樹脂を挙げること
ができるが、熱溶着性の点から、該袋体と同一素材のも
のが好適である。また、該シートは、吊下げや持ち運び
のために適度の剛性を有するものであれば、その厚さに
ついては特に制限はない。また幅についても特に制限は
なく、適当な幅を有するものを選択して用いることがで
きる。
〔作用〕
本発明方法及び装置では、合成樹脂製袋体に吊下具を取
付けるに際して、長尺状のヘッダー用シートを間歇送り
込み移送させ、その先端部を袋体に重合させて溶着す
る。そしてこのヘッダー用シートの間歇送り込み移送の
停止状態位置にて、該シートに定間隔となるよう吊下用
透孔を予め打抜くものである。従って、ヘッダー用シー
トの横方向の位置ずれのない状態で、定間隔に透孔を穿
設することができる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例により、本発明方法及び装置の
詳細を説明する。
図中1がコンベアで、公知のコンベアが用いられる。こ
のコンベアは、合成樹脂製袋体2をその1ケ分だけ間歇
的に送るようにしてある。従って連続された合成樹脂製
袋体を移送する場合には、合成樹脂製袋体1ケ分だけ間
歇移送され、単体の袋体を移送する場合には、1ケの袋
体が載置されているコンベア部分だけ間歇的に移送され
るようにしてある。
3が長尺状のヘッダー用シートで、ロール4にしてあ
り、ロール保持部5に保持されてこれから送り出される
ようにしてある。6,6がこのヘッダー用シート3を間歇
的に送り込む移送ローラーで、上記袋体2の移送方向に
対して平面上直角の方向から送り込み、このヘッダー用
シート3の先端部3′を上記袋体2の一端中央部に重合
させるようにしてある。
図中7がヘッダー用シート3に吊下用透孔8を打抜く打
抜き機構で、間歇移送されるヘッダー用シートの移送中
途位置に位置付けられており、架台9に支持された打抜
き用受台10と打抜きカッター11からなり、架台9に支持
したシリンダー12によって該カッター11を上下動可能に
支持させてある。
更に図中13がヒートシーラーで、コンベア1上の袋体2
とヘッダー用シート3の先端部3′との重合部に位置付
けて設けてあり、該重合部を熱溶着するものである。そ
してこのヒートシーラーは、架台14に支持されたヒータ
ー受台15と、架台14に支持されたシリンダー16によって
上下動可能に支持されたヒーターヘッド17とから構成さ
れている。
上記架台14には、上記ヘッダー用シート3から吊下具18
を切り離すカッター19も設けてある。すなわち図中20が
架台14に支持したカッター受台であり、21が架台14に支
持されたシリンダー22によって上下動可能に支持された
カッターヘッドであり、このカッターヘッド21とカッタ
ー受台20とによって上記カッター19が構成されている。
この他図中23はヘッダー用シートの為のガイドローラ
ー、24はカッター19によって切り落される切落し部であ
る。又上記打抜き機構7の打抜きカッター11及び切離し
用のカッター19は機械的な打抜きあるいは切離しカッタ
ーでもよいし、加熱手段を併用するヒーターカッターで
もよい。
上記の通りの構成からなる装置において、コンベア1に
よる袋体2の間歇移送と、移送ローラー6,6によるヘッ
ダー用シート3の間歇移送は、同期して行われることが
望ましい。すなわち、コンベア1が作動して袋体2が移
送している際には、同時にヘッダー用シート3も移送
し、コンベア1が停止して袋体2が停止すると同時にヘ
ッダー用シート3も停止し、その先端部3′が袋体2の
一部に重合される。
そしてこの停止している際に、打抜き機構7の打抜きカ
ッター11が下動し、シート3に吊下用透孔8を穿設す
る。それと同時に、ヒートシーラー13のヒーターヘッド
17が下動して、上記重合部を熱溶着し、カッター19のカ
ッターヘッド21が下動して、ヘッダー用シート3から吊
下具18を切り離す。
上記図示した実施例では、ヘッダー用シート3の先端部
3′を袋体1の下方に送り込むものを示したが、該先端
部3′を袋体1の上方に送り込むようにしてもよい。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明方法及び装置では、吊下具(ヘッダ
ー)を袋体に自動的に取付けることができるものである
が、特に本発明では、吊下具の吊下用透孔の打抜き作業
をヘッダー用シートの間歇移送の停止状態で、予め穿設
形成するようにしたから、吊下具の袋体への取付け作業
を量産化するに適した機械作業下において、該透孔の位
置を正確且つ均一にすることができた利点を有し、よく
所期の目的を達し得た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施した装置の一例を示すもので、
第1図はその正面図、第2図は袋体と吊下具の作業上の
流れを図式化して示した平面図、第3図は袋体に吊下具
を取付けた完成品を示す図である。 1……コンベア、2……合成樹脂製袋体 3……ヘッダー用シート、3′……先端部 4……ロール、5……ロール保持部 6……移送ローラー、7……打抜き機構 8……吊下用透孔、11……打抜きカッター 13……ヒートシーラー、19……カッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製袋体をコンベアによって1ケの
    袋体分だけ移送する袋体間歇移送工程と、ヘッダー用シ
    ートを該袋体の移送方向に対して平面上直角の方向から
    間歇移送させ、ヘッダー用シートの先端部を上記合成樹
    脂製袋体の一部に重合させるよう送り込むヘッダー用シ
    ートの間歇送り込み工程と、ヘッダー用シートの間歇送
    り込み工程の停止状態で該シートにヘッダー用の吊下用
    透孔を予め打抜く打抜き工程と、同じく袋体の間歇移送
    工程及びヘッダー用シートの間歇移送工程の停止状態
    で、上記袋体へのヘッダー用シート先端部を熱溶着する
    溶着工程及び吊下用透孔を含むヘッダー用シート先端部
    を該シートから切離す切断工程とからなることを特徴と
    する吊下具の自動取付け方法。
  2. 【請求項2】合成樹脂製袋体の単体又は連続体を1ケの
    袋体分だけ間歇的に移送するコンベアと、ロール状のヘ
    ッダー用シートの保持部から該ヘッダー用シートの先端
    部を上記コンベア上の袋体の一部に重合させるよう該ヘ
    ッダー用シートを間歇的に送り込む移送ローラーとを設
    け、上記移送ローラーによって間歇移送されるヘッダー
    用シートの移送中途位置に該シートに吊下用透孔を打抜
    く打抜き機構を設けると共に、コンベア上の袋体とヘッ
    ダー用シート先端部との重合部に位置付けて該重合部を
    溶着するヒートシーラーと、1ケの吊下用透孔を含むヘ
    ッダー用シートの先端部を該シートから切離すカッター
    とを設けてなることを特徴とする吊下具の自動取付け装
    置。
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JPS5425468A (en) * 1977-07-26 1979-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Molding and mounting device for electronic parts
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JPS6134563U (ja) * 1984-07-31 1986-03-03 輝雄 米澤 連続伝票磁気テ−プ貼着装置

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