JPH06103161A - データを組合せるためのデータ・フィールド合成器 - Google Patents

データを組合せるためのデータ・フィールド合成器

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JPH06103161A
JPH06103161A JP5140134A JP14013493A JPH06103161A JP H06103161 A JPH06103161 A JP H06103161A JP 5140134 A JP5140134 A JP 5140134A JP 14013493 A JP14013493 A JP 14013493A JP H06103161 A JPH06103161 A JP H06103161A
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JP5140134A
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J Barry Shackleford
ジェイ・バリー・シャックルフォード
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Hewlett Packard Co
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/76Arrangements for rearranging, permuting or selecting data according to predetermined rules, independently of the content of the data
    • G06F7/762Arrangements for rearranging, permuting or selecting data according to predetermined rules, independently of the content of the data having at least two separately controlled rearrangement levels, e.g. multistage interconnection networks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/76Arrangements for rearranging, permuting or selecting data according to predetermined rules, independently of the content of the data

Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択フィールドを記憶する記憶素子を必要と
することなく効率良くデータを組み合わせることのでき
るデータ・フィールド合成器を提供する。 【構成】 開始選択入力信号(14)の論理レベルと終
了選択入力信号(16)の論理レベルが同じてある場合
は保守選択入力信号(12)と同じ論理レベルの保守選
択出力信号(22)を出力し,開始選択入力信号(1
4)の論理レベルと終了選択入力信号(16)の論理レ
ベルが異なる場合は保守選択入力信号(12)と異なる
論理レベルの保守選択出力信号(22)を出力し,保守
選択入力信号(12)の論理レベルと開始選択入力信号
(14)の論理レベルが同じ場合は,第1データ入力節
点(17)に入力されるデータ(18)を被選択出力信
号(24)として出力し,保守選択入力信号(12)の
論理レベルと開始選択入力信号(14)の論理レベルが
異なる場合は,第2データ入力節点(19)に入力され
るデータ(20)を被選択出力信号(24)として出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデータ処理システ
ムに関し、特にフィールド合成器、すなわちデータ・フ
ィールドを組合わせるデータ処理回路に関する。図1に
示すように、フィールド合成器は語B内のフィールドF
を選択し、選択されたフィールドFを語Aに組合せて語
Cを構成する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の装置がフィールド合成器
として利用されてきた。図2は従来装置の機能を示して
おり、これは少なくとも選択されたフィールドFのサイ
ズを備えた中間記憶素子Iを必要とする。選択されたフ
ィールドFは語Bから中間記憶素子Iに一時的に記憶さ
れる。次に、選択されたフィールドFを語Aに組合せ
て、語Cを形成する。語Aと選択されたフィールドFの
サイズが増大するとともに、回路は著しく複雑になる。
何故ならば、語Bからのデータを中間記憶素子Iに送
り、次に中間記憶素子Iと語Aから語Cに送る必要があ
るからである。選択されたフィールドFが大きくなる
と、中間記憶素子Iにはさらに大きい記憶空間も必要に
なる。
【0003】フィールド合成器を実現する別の従来方式
では合成される語と同じサイズの中間記憶素子が必要で
ある。中間記憶素子は既定の2進語を記憶し、その場
合、1(2進数の「1」)のロケーション(ビット位
置)が第2の語と組合わされる第1の語の選択フィール
ドを決定する。図3はこの方式を示している。既定の語
Iは第1の語Aと論理積演算され、一方、既定の語の補
数が第2の語Bと論理積演算される。2つの論理積演算
の結果は互いに論理和されて、組合された語Cが構成さ
れる。この場合も、組合わされた語Cのサイズが増大す
るとともに、既定語Iに余分の記憶空間が必要であるだ
けではなく、回路も著しく複雑になる。何故ならば、既
定語を生成し、組合わせた語を構成するためにその語と
その補数を異なるロケーションに送る必要があるからで
ある。
【0004】フィールド合成器として利用できる種々の
装置が古くから知られ、その例として、このような装置
の幾つかの例が下記の米国特許明細書に開示されてい
る。D.G.グレゴリー他の米国特許明細書第4,90
3,228号「単一周期の組合せ/論理装置」は中間記
憶素子を用いて単一マシーンサイクルで組合せ演算を行
う方法を開示している。
【0005】A.E.リーパの米国特許明細書第4,5
20,439号「可変フィールドの部分書込みデータの
組合せ」は書込まれる選択フィールドの長さを単一ビッ
トから全記憶語を書込む範囲まで変更できる書込み動作
を開示している。この動作は選択フィールドに含まれな
いビット位置を保護するために既定語を利用する。
【0006】H.T.ハオ他の米国特許明細書第4,5
69,016号「プリミティブ命令セット計算システム
において単一マシーンサイクルでマスキング及び回転命
令を実行可能な実現する機構」は既定語の制御の下で循
環桁移動することによって、単一のマシーンサイクル内
で回転、マスキング及びマージングを含む多数のコンピ
ュータ演算を行う機構を開示している。
【0007】D.J.デスモンド他の米国特許明細書第
3,906,459号「コンピュータ用の多重機能能力
を有する2進データ処理回路」は2つのオペランドを合
成するために語の既定と、組合せ演算を利用して2進デ
ータを処理する回路を開示している。
【0008】M.J.ミラー他の米国特許明細書第4,
760,517号「32ビット、ビット分割プロセッ
サ」はデータを既定語生成器とマージするような複雑な
演算を単一周期で実行する32ビット・プロセッサを開
示している。
【0009】フィールド合成器はこれまで遺伝子アルゴ
リズム機械用に利用されてきた。遺伝子アルゴリズムの
概論はゴールドベルク著「探索、最適化及び装置学習に
おける遺伝子アルゴリズム」に記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】組合わされるべく選択
フィールドFのサイズ、又は組合わされた語自体のサイ
ズに依存する既定語を生成し、記憶する必要なく、語を
組合せられる(マージできる)フィールド合成器が必要
とされている。更に、合成器のサイズが増大しても回路
の複雑さがそれに対応して増さないように、正則構造を
利用して体系的且つ規則的な態様で実現できるフィール
ド合成器も必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は新たなデータ・
ピースを合成するために効率よくデータを組合わせる規
則的且つ体系的な構造を有するフィールド合成器を提供
するものである。このフィールド合成器では組合せられ
る選択フィールドFのサイズ、又は組合わせられた語の
サイズに応じて任意の既定語を生成し、それを記憶する
必要がない。このフィールド合成器は基本セルから始ま
って、組合わされる語内のデータの数と同じ数の基本セ
ルを互いに接続することによって実現される。そのよう
にすることにより、ビット数の増大に伴って回路が複雑
になることがなく、データを規則的に合成器に送ること
ができる極めて規則的な構造が得られる。このフィール
ド合成は、大多数の従来技術のフィールド合成器よりも
記憶装置の記憶空間が少なくてすむだけではなく、構成
において反復的な性質を有しているので、集積回路技術
を利用して実現するのに特に適している。
【0012】本発明の第1実施例のフィールド合成器
は、3つの異なる入力制御信号のセット、すなわち保守
選択入力信号と、複数の開始選択入力信号と、複数の終
了選択入力信号との論理レベルに基づいて、第1又は第
2のデータ・セットのいずれかからデータを選択するこ
とによって語を合成する。この合成器は5つの入力節点
と、2つの出力節点とを有する初期基本セルを有してい
る。上記の節点はそれぞれ、保守選択入力信号を受け取
る保守選択入力節点と、最初の開始選択入力信を受け取
る開始選択入力節点と、最初の終了選択入力信号を受け
取る終了選択入力節点と、第1のデータ・セット内の最
初のデータを受け取る第1データ入力節点と、第2のデ
ータ・セット内の最初のデータを受け取る第2データ入
力節点と、保守選択出力節点と、被選択出力節点であ
る。このセルは2つの出力信号、すなわち保守選択出力
信号と、被選択出力信号を生成するように動作する。
【0013】開始選択入力信号の論理レベルが終了選択
入力信号の論理レベルと同じである場合は、保守選択出
力信号の論理レベルは保守選択入力節点における信号の
論理レベルと同じであり、同じでない場合は、保守選択
出力信号の論理レベルは保守選択入力節点における信号
の論理レベルと逆である。保守選択入力節点に供給され
た信号の論理レベルが開始選択入力信号の論理レベルと
同じである場合は、被選択出力信号は第1データ入力節
点に供給されるデータによって決定され、同じではない
場合は、被選択出力信号は第2データ入力節点に供給さ
れるデータによって決定される。
【0014】この合成器は直線アレイに配列された最初
の基本セルと同じ構造を各々が有する複数個の体系的に
カスケード接続された基本セルによって、所望の任意の
サイズの語を合成することができる。直線アレイは直前
に先行するセルの保守選択出力節点に接続された最初の
セルに続いて各セルの保守選択入力節点を設けることに
よって構成される。続くセルの第1データ入力節点は第
1データ・セット内の続くデータを受け取るように接続
され、同様に第2データ入力節点は第2データ・セット
内の続くデータを受け取るように接続される。
【0015】開始選択入力信号、終了選択入力信号及び
保守選択入力信号の論理レベルを介して、第1データ・
セット又は第2データ・セットからのデータが選択され
て、被選択出力節点に合成された語が供給される。第1
と第2のデータ・セットが2進ビットである第1の実施
例では、基本セルは2つの排他的論理和ゲート、1つの
インバータ、2つの論理積ゲート及び1つの論理和ゲー
トだけで簡単に実施できる。
【0016】本発明の第2の実施例は第1実施例と同様
であるが、以下の点が異なっている。すなわち、基本セ
ルの構造が異なっていて、保守選択入力節点にある信号
を一度だけ“排他的論理和”をとることによって、保守
選択出力節点に信号を生成し、その結果、保守選択入力
信号の伝播時間が短縮され、回路が出力語をより高速に
供給できる構成にされている。
【0017】本発明の第3の実施例は基本セルが二次元
アレイを構成するようにされた点を除いては第1の実施
例と同様である。開始選択入力信号は開始行選択入力信
号と開始列選択入力信号との論理積の出力によって決定
される。同様にして、終了選択入力信号は終了行選択入
力信号と終了列選択入力信号との論理積の出力によって
決定される。第2の行内の最初のセルの保守選択入力は
第1の行内の最後のセルの保守選択出力に接続され、以
下同様である。あるいは、語を合成するのに必要な時間
を短縮するために、全ての行の先頭セル用に保守選択入
力節点に供給される全信号を保守選択先取りモジュール
が供給する。本発明の他の概念と利点は本発明の原理を
例示した添付図面を参照して以下の詳細な説明によって
明らかにされる。
【0018】
【実施例】説明のための図面に示すように、本発明は、
データを極めて効率良く組合わせるフィールド合成器を
実現するために規則的且つ体系的な構造を採用してい
る。従来技術のフィールド合成器では、組合わされるフ
ィールドのサイズと少なくとも等しいサイズの既定語を
複雑で不規則的な回路によって生成し、記憶し、伝送す
る必要があった。
【0019】本発明によれば、このフィールド合成器は
従来の装置と比較して記憶空間が少なくてすみ、回路も
複雑ではない。本発明は組合わされる選択フィールドの
サイズ、又は組合わされた語のサイズによって依存する
既定語の生成および記憶を必要とせずに,語を組合わせ
て合成語を構成する。本発明は合成を達成するため、基
本セルを基準としている。極めて規則的な構造の2つ以
上の基本セルを接続するだけで、より大きい合成語が得
られる。経路指定の問題は大幅に軽減され、このような
構造は集積回路技術で容易に実現できる。
【0020】図4は本発明に従ったフィールド合成器の
第1の実施例を示している。このフィールド合成器は第
1又は第2のデータ・セットのいずれかからデータを選
択することによって語を合成する。この選択は3つの異
なる入力制御信号のセット、すなわち保守選択入力信号
と、複数の開始選択入力信号と、複数の終了選択入力信
号との論理レベルに基づいて行われる。2進システムの
場合は、論理レベルは高レベル又は低レベルのいずれか
である。
【0021】合成器の中心構造は5つの入力節点と、2
つの出力節点とを有する最初の基本セル10であり、セ
ルの境界部分の黒丸は入力節点を表し、白丸は出力節点
を表している。セルと接触してはいるが黒丸も白丸もな
い線はこの線がセルを通過するだけであることを意味し
ている。5つの入力節点は、保守選択入力信号12を受
け取る保守選択入力節点11と、最初の開始選択入力信
号14を受け取る開始選択入力節点13と、最初の終了
選択入力信号16を受け取る終了選択入力節点15と、
第1のデータ・セット30内の先頭データ18を受け取
る第1データ入力節点17と、第2のデータ・セット3
4内の先頭データ20を受け取る第2データ入力節点1
9である。2つの出力節点は保守選択出力節点21と、
被選択出力節点23である。
【0022】セル10は2つの出力信号、すなわち保守
選択出力信号22と被選択出力信号24とを生成して、
保守選択出力信号22は保守選択出力節点21に供給さ
れ、被選択出力信号24は被選択出力節点23に供給さ
れる。保守選択出力信号22の論理レベルは開始選択入
力信号14と終了選択入力信号16に依存する。開始選
択入力信号14の論理レベルが終了選択入力信号16の
論理レベルと同じである場合は、保守選択出力信号22
の論理レベルは保守選択入力節点12における信号の論
理レベルと同じであり、同じではない場合は、保守選択
出力信号22の論理レベルは保守選択入力節点12にお
ける信号の論理レベルと逆である。
【0023】被選択出力信号24は、保守選択入力節点
12と開始選択入力節点14に供給される信号の論理レ
ベルに応じて、第1データ・セット30からの先頭デー
タ18、又は第2データ・セット34の先頭データ20
から選択された出力信号である。
【0024】保守選択入力節点12に供給される信号の
論理レベルが開始選択入力信号14の論理レベルと同じ
である場合は、被選択出力信号は第1データ入力節点に
供給されるデータによって決定され、同じでない場合は
被選択出力信号24は第2データ入力節点19に供給さ
れる先頭データ20によって決定される。
【0025】図5は図4の基本セルの動作の論理テーブ
ルである。本発明の合成器は基本セルを相互に体系的に
カスケード接続することによって任意のサイズの語を合
成することができる。
【0026】図6は5つのデータを有する語の合成例を
示している。合成器は5つの基本セル71,72,7
3,74及び75を体系的にカスケード接続して、線形
アレイ80を構成する。各基本セルは先頭の基本セル7
0と同じ構造である。合成器はより多数の基本セルを有
する直線アレイにより任意のサイズの語を合成すること
ができる。直線アレイ80は、その先頭セル70の保守
選択出力節点65に第2のセル71の保守選択入力節点
76を接続するように、直前に先行するセルの保守選択
出力節点に接続された最初のセルに続いて、各セルの保
守選択入力節点を設けることによって構成される。続く
セルの第1データ入力節点は第1データ・セット内の続
くデータを受け取る。例えば、第2セル71の第1デー
タ入力節点83は直前に先行するセル、すなわち先頭セ
ル70によってデータ18が受け取られのに続いて、第
1データ・セット30内の続くデータ46を受け取る。
同様に、続くセルの第2データ入力節点は第2データ・
セット内の続くデータを受け取る。例えば、第2セル7
1の第2データ入力節点84が直前に先行するセル、す
なわち先頭セル70によって受け取られたデータ20に
続いて、第2データ・セット34内の続くデータ47を
受け取る。
【0027】複数の開始選択入力信号42,44,4
8,52及び56、複数の終了選択入力信号43,4
5,49,53及び57、及びセル70,71,72,
73及び74と結合された保守選択入力節点41,7
6,77,78及び79に供給された複数の信号の論理
レベルを介して、第1データ・セット30からのデータ
18,46,50,54及び58、又は第2データ・セ
ット34からのデータ20,47,51,55及び59
が選択されて、被選択出力節点91,92,93,94
及び95に出力が供給され、語65が合成される。
【0028】図5の最初の4行の論理レベルは特定の入
力信号レベルを示し、それにより図6の基本セルの線形
アレイは動作する。ここに、各セルについてMi は保守
選択入力節点に供給される信号を表し、Mi+1 はこれも
後続のセルの保守選択入力節点に供給される保守選択出
力信号を表しており、Bi は開始選択入力信号を表し、
Ei は終了選択入力信号を表し、ai は第1データ・セ
ットからのデータを表し、bi は第2データ・セットか
らのデータを表している。
【0029】第1行は図6に示した先頭セル70を説明
している。3つの選択入力信号41,42及び43は全
て低の論理レベルにある。その結果、第1データa0 の
値が第1データ入力81に供給されて、被選択出力節点
91に結合される。更に、低論理レベルにあるM1 が生
成され、これが保守選択出力節点65に供給される。
【0030】第2行は次のセル71を説明している。先
行するセル70の節点65からの低論理レベルM1 はセ
ル71の保守選択入力節点76と結合される。B1 、す
なわち信号44は高信号レベルにあり、E1 、すなわち
信号45は低論理レベルにある。その結果、第2データ
の値b1 が第2データ入力84に供給されて、被選択出
力節点92に結合される。更に高論理レベルにあるM2
が生成され、保守選択出力節点66に供給される。
【0031】第3行は次のセル72を説明している。先
行するセル71の節点66からの高論理レベル信号M2
はセル72の保守選択入力節点77と結合される。B2
、すなわち信号48は低論理レベルにあり、E2 、す
なわち信号49も低論理レベルにある。その結果、第2
のデータ値b2 が第2データ入力86に供給されて、被
選択出力節点93と結合される。更に、高論理レベルに
あるM3 が生成され、保守選択出力節点67に供給され
る。
【0032】第4行は次のセル73を説明している。先
行するセル72の節点67からの高論理レベル信号M3
はセル73の保守選択入力節点78と結合される。B3
、すなわち信号52は低論理レベルにあり、E3 、す
なわち信号53は高論理レベルにある。その結果、第2
のデータ値b3 が第2データ入力88に供給されて、被
選択出力節点94と結合される。更に、高論理レベルに
あるM4 が生成され、保守選択出力節点68に供給され
る。
【0033】次のセル74のそれぞれの制御入力に供給
される制御信号は第1のセル70に供給される信号と同
じ値を有している。従って、セル74の第1データ入力
89に供給される第1のデータa4 は被選択出力節点9
5と結合される。
【0034】このように、前述のようなそれぞれの入力
制御信号の設定によって、第2データ語34の中間の3
つのビットb1 ,b2 及びb3 が出力データ語65のよ
うに第1データ語30と結合される効果が得られる。説
明の目的上、種々の入力ビットに対して特定の論理値を
示しているが(第1の語の全てのビットは低論理レベ
ル、すなわち“0”、又、第2の語の全てのビットは高
論理レベル、すなわち“1”)、選択された入力データ
によって処理された任意の値が対応する出力と結合され
る論理値であることが明らかであろう。
【0035】また、図示および説明されている実施例で
は、選択された入力データの値は出力と結合される。別
の実施例では、出力値はある種の別の方法で選択された
入力値によって決定される。例えば、出力値を決定する
ための手順で、選択された入力値を反転し、又はその他
の修正を行うことができる。語65の合成は中間記憶素
子を必要としないで単一の処理(単一クロック周期)で
実行することができる。上記の例では“111”である
フィールドFは中間記憶素子によるのではなく、左右の
境界によって特定される。更に、第2データ・セットか
ら複数のフィールドを抽出し、非連続のロケーションで
第1データ・セットに組入れて、合成語を生成すること
ができる。
【0036】図5の論理テーブルの第5行と第6行はB
i とEi が双方とも高レベルにある特殊な場合を説明し
ている。Mi が高論理レベルにある場合は、セルは被選
択出力節点にbi を供給する。Mi が低論理レベルにあ
る場合は、被選択出力節点にai が供給される。第5と
第6の行の双方とも、Mi+1 はMi と同じレベルに保た
れる。
【0037】第7行はEi が高論理レベルにあり、Bi
が低論理レベルにある状態を説明している。セルはMi+
1 が高論理レベルに設定されたデータai を選択する。
このように、Bi での指標がEi での指標よりも大きい
か否かに関わりなく、データ・セットから無作為のフィ
ールドを選択することができる。このことは、本発明の
実施例と、2つの独立した乱数生成器を使用し、一方を
開始選択入力節点に接続し、他方を終了選択入力節点に
接続することによってクロスオーバー再構成の手順を実
行できる遺伝子アルゴリブムには有利である。開始選択
入力での指標が終了選択入力での指標よりも小さい必要
がないので、乱数生成器の設計は大幅に簡略化され、
又、計算速度は大幅に高くなる。
【0038】第8行はBi が高論理レベルにあり、Ei
が低論理レベルにあり、一方、Miが高論理レベルにあ
る状態を説明している。セルは低論理レベルに設定され
たMi+1 とともにデータai を選択する。基本セルは
標準形の論理ゲートによって実施することができる。
【0039】図7A−7Dは以後説明する論理関数のI
EEE規格による記号を示す。図7Aは“AND”(論
理積)ゲートであり、図7Bは“OR”(論理和)ゲー
トであり、図7Cは“インバータ”であり、図7Dは
“排他的OR”(排他的論理和)ゲートである。
【0040】図8は第1データ・セット30と第2デー
タ・セット34が2進データである場合に、論理ゲート
を利用して第1の実施例の基本セルを実施する一方法を
示している。基本セルは2つの排他的論理和ゲートと、
一つのインバータと、2つの論理積ゲートと、一つの論
理和ゲートとから成っている。
【0041】2つの入力97,98と一つの出力99と
を有する第1の排他的論理和ゲート96は、その入力の
一つ97が保守選択入力節点11に接続され、別の入力
98が開始選択入力節点13に接続されている。入力1
01と出力102を有するインバータ100は、入力1
01が第1排他的論理和ゲート96の出力99に接続さ
れている。2つの入力104,105と、一つの出力1
06とを有する第1論理積ゲート103は、その入力の
一つ104がインバータ100の出力102に接続さ
れ、別の入力105が第1データ入力節点17に接続さ
れている。2つの入力108,109と、一つの出力1
10とを有する第2論理積ゲート107は、その入力の
一つ108が第1排他的論理和ゲート96の出力99に
接続され、別の入力109が第2データ入力節点19に
接続されている。2つの入力112,113と、一つの
出力114を有する論理和ゲート111は、その入力の
一つ112が第1論理積ゲート103の出力106に接
続され、第2の入力113が第2論理積ゲート107の
出力106に接続されている。論理和ゲート111の出
力114は被選択出力節点23に接続されている。2つ
の入力116,117と、一つの出力118を有する第
2排他的論理和ゲート115は、その一つの入力116
が終了選択入力節点15に接続され、別の入力117が
第1排他的論理和ゲート96の出力99に接続されてい
る。第2排他的論理和ゲート115の出力118は保守
選択出力節点21に接続されている。保守選択出力節点
21上の信号は保守選択入力節点11上の信号を2度の
“排他的論理和”に依存することに留意されたい。
【0042】図9は本発明のフィールド合成器の第2の
実施例を示している。本発明の第2の実施例は、保守選
択入力節点上の信号を一度だけ“排他的論理和”をとる
ことによって保守選択出力節点で信号を生成するため
に、基本セルの構造が異なっていることを除いては第1
の実施例と同様である。基本セルのアレイでは、最後の
セルの被選択出力信号を生成するために、最初のセルの
保守選択入力信号が全てのセルを通過しなければならな
い。各セルごとに保守選択入力節点に供給される信号か
ら保守選択出力信号を生成するために一度だけしか“排
他的論理和”をとる必要がないことにより、信号伝播の
遅延時間が短縮され、回路はより迅速に出力語を供給す
ることができる。
【0043】第2の実施例でも、フィールド合成器は第
1又は第2のデータ・セットのいずれかからデータを選
択することによって語を合成する。この選択は3つの異
なる入力制御信号のセット、すなわち保守選択入力信号
と、複数の第1選択入力信号と、複数の第2選択入力信
号との論理レベルに基づいて行われる。この実施例の合
成器の中心構造は5つの入力節点と、2つの出力節点と
を有する最初の基本セル132である。5つの入力節点
は、保守選択入力信号120を受け取る保守選択入力節
点125と、最初の開始選択入力信号121を受け取る
第1選択入力節点126と、最初の第2選択入力信号1
22を受け取る第2選択入力節点122と、第1のデー
タ・セット30内の先頭データ18を受け取る第1デー
タ入力節点128と、第2のデータ・セット34内の先
頭データ20を受け取る第2データ入力節点129であ
る。2つの出力節点は保守選択出力節点130と、被選
択出力節点131である。
【0044】セル132は2つの出力信号、すなわち保
守選択出力信号123と被選択出力信号124とを生成
する。保守選択出力信号123は保守選択出力節点13
0に供給され、被選択出力信号124は被選択出力節点
131に供給されるようにされる。
【0045】保守選択出力信号123の論理レベルは第
1選択入力信号121と第2選択入力信号122とに依
存する。第1選択入力信号121の論理レベルが第2選
択入力信号122の論理レベルと同じである場合は、保
守選択出力信号123の論理レベルは保守選択入力信号
120の論理レベルと同じであり、同じでない場合は、
保守選択出力信号123の論理レベルは保守選択入力信
号120の信号の論理レベルと逆である。
【0046】被選択出力節点131で供給される被選択
出力信号124は、保守選択入力信号120と、第1選
択入力信号121と、第2選択入力信号122に供給さ
れる信号の論理レベルに応じて、第1データ・セット3
0からの先頭データ18から、又は第2データ・セット
34からの先頭データ20から選択される。保守選択入
力信号120と、第1選択入力信号121と、第2選択
入力信号122の群からの偶数の入力制御信号が高レベ
ルにある場合は(ゼロは偶数とみなされる)、被選択出
力信号124は、第1データ入力節点128で供給され
る第1データ・セットの先頭データ18によって決定さ
れる。しかし、保守選択入力信号120と、第1選択入
力信号121と、第2選択入力信号122の群からの奇
数の入力制御信号が高レベルにある場合は、被選択出力
信号124は、第2データ入力節点129で供給される
第2データ・セットの先頭データ20によって決定され
る。
【0047】図10は図9に示した基本セルの処理手順
の論理テーブルを示している。合成器は基本セルを相互
に体系的にカスケード接続することによって任意のサイ
ズの語を合成することができる。
【0048】図11は5つのデータを有する語の合成例
を示している。合成器は5つの基本セル170,17
1,172,173及び174を体系的にカスケード接
続して、直線アレイ180を構成する。各基本セルは最
初の基本セル170と同じ構造である。合成器はより多
数の基本セルを有する直線アレイを有することによって
任意のサイズの語を合成することができる。直線アレイ
180は直前のセル、すなわち最初のセル170の保守
選択出力節点165に接続された第2のセル171の保
守選択入力節点176のような、直前のセルの保守選択
出力節点に接続された先頭基本セル170に続いて、各
セルの保守選択入力節点を設けることによって構成され
る。続くセルの第1データ入力節点は第1データ・セッ
ト内の続くデータを受け取る。例えば、第2セル171
の第1データ入力節点183が先頭セル170によって
受け取られるデータ18に続いて、第1データ・セット
30内の続くデータ46を受け取る。同様に、続くセル
の第2データ入力節点は第2データ・セット内の続くデ
ータを受け取る。例えば、第2セル171の第2データ
入力節点184が先頭セル170によって受け取られる
データ20に続いて、第2データ・セット34内の続く
データ47を受け取る。
【0049】複数の第1選択入力信号142,144,
148,152及び156、複数の第2選択入力信号1
43,145,149,153及び157、及びセル1
70,171,172,173及び174と結合された
保守選択入力節点141,176,177,178及び
179に供給された複数の信号の論理レベルを介して、
第1データ・セット30からのデータ18,46,5
0,54及び58、又は第2データ・セット34からの
データ20,47,51,55及び59が選択されて、
被選択出力節点191,192,193,194及び1
95に出力が供給されて、語165が合成される。
【0050】図10の最初の4行の論理レベルは特定の
入力信号レベルを示す。それにより図11の基本セルの
線形アレイは動作する。各セルについてMi は保守選択
入力節点に供給される信号を表し、Mi+1 はセルの保守
選択出力信号と、後続のセルの保守選択入力節点に供給
される保守選択出力信号の双方を表しており、Baiは第
1選択入力信号を表し、Bbiは第2選択入力信号を表
し、ai は第1データ・セットからのデータを表し、b
i は第2データ・セットからのデータを表し、Ci は被
選択出力信号を示している。
【0051】第1行は図11に示した先頭セル170を
説明している。3つの選択入力信号141,142及び
143は全て低の論理レベルにある。その結果、第1デ
ータa0 の値が第1データ入力181に供給されて、被
選択出力節点191と結合される。更に低論理レベルに
あるM1 が生成され、これが保守選択出力節点165に
供給される。
【0052】第2行は次のセル171を説明している。
先行するセル170の節点165からの低論理レベルM
1 はセル171の保守選択入力節点176と結合され
る。Ba1 、すなわち信号144は低論理レベルにあ
り、Bb1、すなわち信号145は高論理レベルにある。
その結果、第2データの値b1 が第2データ入力184
に供給されて、被選択出力節点192と結合される。更
に高論理レベルにあるM2が生成され、保守選択出力節
点166に供給される。
【0053】第3行は次のセル172を説明している。
先行するセル171の節点166からの高論理レベル信
号M2 はセル172の保守選択入力節点177と結合さ
れる。Ba2、すなわち信号148は低論理レベルにあ
り、Bb2 、すなわち信号149も低論理レベルにあ
る。その結果、第2のデータ値b2 が第2データ入力1
86に供給されて、被選択出力節点193と結合され
る。更に、高論理レベルにあるM3 が生成され、保守選
択出力節点167に供給される。
【0054】第4行は次のセル173を説明している。
先行するセル172の節点167からの高論理レベル信
号M3 はセル173の保守選択入力節点178と結合さ
れる。Ba3、すなわち信号152は高論理レベルにあ
り、Bb3、すなわち信号153は高論理レベルにある。
その結果、第2のデータ値b3 が生じ、これは第2デー
タ入力188に供給されて、被選択出力節点194と結
合される。更に、高論理レベルにあるM4 が生成され、
保守選択出力節点168に供給される。次のセル174
のそれぞれの制御入力に供給される制御信号は第1のセ
ル170に供給される信号と同じ値を有している。従っ
て、セル174の第1データ入力189に供給される最
初のデータa4 は被選択出力節点195と結合される。
【0055】このように、前述のような種々の入力制御
信号の設定によって、第2データ語34の中間の3つの
ビットb1 ,b2 及びb3 が出力データ語165のよう
に第1データ語30と結合されるという効果が得られ
る。説明の目的上、種々の入力ビットに対する論理値を
示しているが(第1の語の全てのビットは低高論理レベ
ル、すなわち“0”、又、第2の語の全てのビットは高
論理レベル、すなわち“1”)、選択される入力データ
によって処理される任意の値が対応する出力に結合され
る論理値となることは明らかである。
【0056】更に、図示および説明している実施例で
は、選択された入力データの値は出力と結合される。別
の実施例では、出力値はある種の別の方法で選択された
入力値によって決定される。例えば、出力値を決定する
ための手順で、選択された入力値を反転もしくは修正さ
れてもよい。
【0057】語165の合成は中間記憶素子の必要なく
単一の処理(単一クロック周期)で実行することができ
る。上記の例では“11”であるフィールドFは中間記
憶素子によるのではなく、左右の境界によって特定され
る。更に、第2データ・セットから複数のフィールドを
抽出し、非連続のロケーションで第1データ・セットに
組入れて、合成語を生成することができる。
【0058】図10の論理テーブルの第5行と第6行は
BaiとBbiが双方とも高レベルにある特殊な場合を説明
している。Mi が高論理レベルにある場合は、セルは被
選択出力節点にbi を供給する。Mi が低論理レベルに
ある場合は、被選択出力節点にai が供給される。第5
と第6の行の双方とも、Mi+1 はMi と同じレベルに保
たれる。
【0059】第7行はBaiが高論理レベルにあり、Bbi
が低論理レベルにある状態を説明している。セルはMi+
1 が高論理レベルになるデータai を選択する。このよ
うに、Baiでの指標がBbiでの指標よりも大きいか否か
に関わりなく、データ・セットから無作為にフィールド
を選択することができる。この場合も、このことは、遺
伝子アルゴリズムには有利である。
【0060】第8行はBbiが高論理レベル、Baiが低論
理レベルにあり、一方、Mi が高論理レベルにある状態
を説明している。セルはMi+1 が低論理レベルに設定さ
れたデータai を選択する。
【0061】図12は第1データ・セット30と第2デ
ータ・セット34が2進データである場合に、論理ゲー
トを利用して第1の実施例の基本セルを実施する一方法
を示している。2つの入力197,198と一つの出力
199とを有する第1の排他的論理和ゲート196は、
その入力の一つ197が第1選択入力節点126に接続
され、別の入力198が第2選択入力節点127に接続
されている。2つの入力197,198と出力199を
有する第2排他的論理和ゲート215は、入力216の
一つが保守選択節点125に接続され、第2入力217
が第1排他的論理和ゲート196の出力199に接続さ
れている。第2排他的論理和ゲート215の出力218
は保守選択出力節点130に接続されている。入力20
1と出力201とを有するインバータ200は入力20
1が第2排他的論理和ゲート215の出力218に接続
されている。2つの入力204,205と、一つの出力
206とを有する第1論理積ゲート203は、その入力
の一つ204がインバータ200の出力202に接続さ
れ、別の入力205が第1データ入力節点128に接続
されている。2つの入力208,209と、一つの出力
210とを有する第2論理積ゲート207は、その入力
の一つ208が第2排他的論理和ゲート215の出力2
18に接続され、別の入力209が第2データ入力節点
129に接続されている。2つの入力212,213
と、一つの出力214を有する論理和ゲート211は、
その入力の一つ212が第1論理積ゲート203の出力
206に接続され、第2の入力213が第2論理積ゲー
ト207の出力206に接続されている。論理和ゲート
211の出力214は被選択出力節点131に接続され
ている。保守選択出力節点21上の信号は保守選択入力
節点125上の信号を1度だけ“排他的論理和”をとる
ことに依存することに留意されたい。
【0062】図13は本発明のフィールド合成器の第3
の実施例を示している。この実施例は、図13に示すよ
うに、セル間で経路指定できる複数個の基本セルを二次
元方式で規則的に配列できるので、集積回路技術で特に
容易に実施することができる。二次元アレイを構成する
この基本セルは、基本セルが受け取られた開始行選択入
力信号と、開始列選択入力信号と、行終列選択入力信号
から開始選択入力信号と終了入力選択信号を生成するこ
とを除いては、第1の実施例と同様である。
【0063】この実施例でも、これまでの実施例と同様
に、フィールド合成器は第1又は第2のデータ・セット
のいずれかからデータを選択することによって語を合成
する。この選択は5つの異なる入力制御信号のセット、
すなわち保守選択入力信号と、複数の開始行選択入力信
号と、複数の開始列選択入力信号と、複数の終了行選択
入力信号と、複数の終了選択入力信号との論理レベルに
基づいて行われる。
【0064】合成器の中心構造は7つの入力節点と、2
つの出力節点とを有する先頭基本セル240である。7
つの入力節点は、保守選択入力節点227と、終了行選
択入力節点228と、開始行選択入力節点229と、開
始列選択入力節点230と、終了列選択入力節点231
と、第1データ入力節点232と、第2データ入力節点
233とである。2つの出力節点は保守選択出力節点2
34と、被選択出力節点235である。保守選択入力節
点227は保守選択入力信号220を受け取る節点であ
る。終了行選択入力節点228は最初の終了行選択信号
221を受け取る節点である。開始行選択入力節点22
9は最初の開始行選択信号222を受け取る節点であ
る。開始列選択入力節点230は最初の開始列選択信号
223を受け取る節点である。行終列選択入力節点23
1は最初の行終列選択信号224を受け取る節点であ
る。基本セルは第1と第2の論理素子を有している。第
1の論理素子は受け取られた開始行選択入力信号222
と、受け取られた開始列選択入力信号223とを論理積
して、開始選択入力信号を生成する。第2の論理素子は
受け取られた終了行選択入力信号221と、受け取られ
た行終列選択入力信号224とを論理積して、終了選択
入力信号を生成する。第1データ入力節点232は第1
のデータ・セット30内の先頭データ18を受け取るた
めの節点である。第2データ入力節点233は第2のデ
ータ・セット34内の先頭データ20を受け取るための
節点である。
【0065】セル240は2つの出力信号、すなわち保
守選択出力信号225と被選択出力信号226とを生成
する。保守選択出力信号225は保守選択出力節点23
4に供給され、被選択出力信号226は被選択出力節点
235に供給される。保守選択出力信号225の論理レ
ベルは開始選択入力信号と終了選択入力信号とに依存す
る。開始選択入力信号の論理レベルが終了選択入力信号
の論理レベルと同じである場合は、保守選択出力信号2
25の論理レベルは保守選択入力信号220の論理レベ
ルと同じであり、同じでない場合は、保守選択出力信号
225の論理レベルは保守選択入力信号220の信号の
論理レベルとは逆である。
【0066】被選択出力節点226は、保守選択入力信
号220と、開始選択入力信号の論理レベルに応じて、
第1データ・セット30からの先頭データ18から、又
は第2データ・セット34からの先頭データ20から選
択される。保守選択入力信号の論理レベル220が開始
選択入力信号の論理レベルと同じである場合は、被選択
出力信号226は第1データ入力節点232から受け取
られた最初のデータによって決定され、同じではない場
合は、被選択出力信号226は第2データ入力節点23
3から受け取られた最初のデータによって決定される。
【0067】図14は図9に示した基本セルの処理手順
の論理テーブルを示している。合成器は基本セルを相互
に体系的に構成して二次元の配列を形成することによっ
て任意のサイズの語を合成するようにことができる。図
15は5つの基本セル271,272,273,274
及び275を有する実施例を示しており、各基本セルは
各々が先頭基本セル270と同じ構造を有しており、二
次元アレイ280を形成する。
【0068】アレイ280は基本セル270,271,
及び272の最初の行281を有しており、この行は直
前のセル、すなわち最初のセル270の保守選択出力節
点269に接続された第2のセル271の保守選択入力
節点290のような、セルの保守選択出力節点に接続さ
れた最初の基本セル270に続いて、各セルの保守選択
入力節点を設けることによって構成される。
【0069】続くセルの第1データ入力節点は第1デー
タ・セット内の続くデータを受け取る。例えば、第2セ
ル271の第1データ入力節点300が最初のセル27
0によって受け取られるデータ18に続いて、第1デー
タ・セット260内の続くデータ46を受け取る。同様
に、連第2データ入力節点は第2データ・セット261
内の続くを受け取る。例えば、第2セル271の第2デ
ータ入力節点311が最初のセル270によって受け取
られるデータ20に続いて、第2データ・セット261
内の続くデータ47を受け取る。
【0070】先頭セル270の開始行選択入力節点31
3における第1の開始行選択入力信号243は、例えば
第2のセル271の開始行選択入力節点315のような
第1行の各セルの開始行選択入力節点に供給される。同
様にして、先頭セル270の終了行選択入力節点312
における第1の終了行選択入力信号242は、例えば第
2のセル271の終了行選択入力節点315のような第
1行の各セルの開始行選択入力節点に供給される。
【0071】アレイ280は一行以上の基本セルの行を
有しており、各行は第1行281と同じ構造である。第
1行の後の各行のそれぞれの先頭セルの保守選択入力節
点は直前の行の最後のセルの保守選択出力節点に結合さ
れる。例えば、第2行320の先頭セル273の保守選
択入力節点294は直前の行、すなわち第1行281の
最後のセル272の保守選択出力節点293に結合され
る。
【0072】第1行の後の各行のそれぞれの先頭セルの
第1選択入力節点は第1のデータ・セットから、直前の
行の最後のセルによって受け取られたデータの直後のデ
ータを受け取るように接続されている。例えば、第2行
320の先頭セル273の第1のデータ入力節点321
は直前の行、すなわち第1行281の最後のセル272
によってデータ50が受け取られた後に、第1データ・
セット260内のデータ54を受け取るように接続され
る。
【0073】第1行の後の各行のそれぞれの先頭セルの
第2データ入力節点は第2のデータ・セットから、直前
の行の最後のセルによって受け取られたデータの直後の
データを受け取るように接続されている。例えば、第2
行320の先頭セル273の第2のデータ入力節点32
2は直前の行、すなわち第1行281の最後のセル27
2によってデータ51が受け取られた後に、第2データ
・セット261内のデータ55を受け取るように接続さ
れる。
【0074】第1行の後の各行のそれぞれの先頭セルの
開始列選択入力節点は第1行の先頭セルの開始列選択入
力節点と結合される。例えば、第2行320の先頭セル
273の開始列選択入力節点323は第1行281の先
頭セル270の開始列選択入力節点244に結合され
る。
【0075】第1行の後の各行のそれぞれの先頭セルの
終了列選択入力節点は第1行の先頭セルの終了列選択入
力節点と結合される。例えば、第2行320の最初のセ
ル273の終了列選択入力節点324は最初の行281
の最初のセル270の終了列選択入力節点245に結合
される。
【0076】第1行281の後の各行の先頭セルの後の
開始行選択入力節点は第1行の対応するセル内の連続す
る開始列選択入力節点と結合される。例えば、第2行3
20の第2のセル274の開始列選択入力節点325は
第1行281の第2のセル271の開始列選択入力節点
246に結合される。
【0077】第1行281の後の各行の先頭セルの後の
各々の連続するセルの終了列選択入力節点は第1行の続
く終了列選択入力節点と結合される。例えば、第2行3
20の第2のセル274の終了列選択入力節点326は
第1行281の終了列選択入力節点247に結合され
る。
【0078】図15の二次元アレイの動作は図6の一次
元アレイの動作と同様である。図14の論理表は図5の
論理表と同様であるが、異なる点は、図14では図5の
開始選択信号と対応するBi と表記された列が図15の
開始行選択信号であるBriと、開始列選択信号であるB
ciの論理積であり、同様に、図5の終了選択信号と対応
するEi と表記された列が図15の終了行選択信号であ
るEriと、終了列選択信号であるEciの論理積であるこ
とである。
【0079】この場合も、図14の最初の4行の論理レ
ベルは、そのように特定された入力信号レベルによる図
15の基本セルの二次元アレイの動作を説明している。
第1行目は第1行281の先頭セル270と、第2行3
20の第3のセル275の動作を説明し、第2行目は第
1行281の第2のセル271と、第2行320の第2
のセル274の動作を説明し、第3行目は第1行第3の
セル272の動作を説明し、第4行目は第2行320の
先頭セル273の動作を説明している。Bri、Bci、E
ri、Eciをどの時点で高レベルに設定するかを定めるこ
とによって、第2のデータ・セット261のデータ(b
1,b2及びb3)を有するフィールドF“111”は第1デ
ータ・セットと組合わされて、合成語“011100”
が生成される。
【0080】語262の合成は中間記憶素子を必要とす
ることなく一度の動作(単一クロック周期)で行うこと
ができる。上記の例では“111”であるフィールドF
は中間記憶装置によってではなく、左右の境界によって
特定される。
【0081】ユニット・セルの規則的な配列と、セルへ
の構造的な配線を有する、任意のサイズのフィールド合
成器を構成するのに単一の種類の基本セルしか必要とし
ない。本発明の規則的で反復的な構成によって、回路を
集積回路として製造することに適し、且つ、シリコン・
コンパイラ及び論理合成システムと統合することが極め
て容易になる。
【0082】図16は第1データ・セット260と第2
データ・セット261が2進データである場合に、論理
ゲートを利用して第3の実施例の基本セルを実施する一
方法を示している。基本セルは2つの排他的論理和ゲー
トと、一つのインバータと、4つの論理積ゲートと、一
つの論理和ゲートとから成っている。前述したように、
セルは2つの追加された論理積ゲート425と430を
除いては図8のセルと同様である。
【0083】2つの入力426,427と一つの出力4
28とを有する第1の論理積ゲート425は、その入力
の一つ426が開始行選択入力節点411に接続され、
別の入力427が開始列選択入力節点412に接続さ
れ、出力428にて開始選択入力信号440を供給す
る。2つの入力431,432と出力433を有する第
2論理積ゲート430は、一つの入力431が終了行選
択入力節点410に接続され、別の入力432が終了列
入力節点413に接続され、出力433にて終了選択入
力信号441を供給する。2つの入力497,498
と、一つの出力499とを有する第1排他的論理和ゲー
ト496は、その入力の一つ497が保守選択入力節点
415に接続され、別の入力498が開始選択入力信号
440を受け取るように接続されている。入力401と
出力402を有するインバータ400は、入力401が
第1排他的論理和ゲート496の出力499に接続され
ている。2つの入力404,405と、一つの出力40
6を有する第3排他的論理和ゲート403は、その一つ
の入力404がインバータ400の出力402に接続さ
れ、別の入力405が第1データ入力節点417に接続
されている。2つの入力408,409と、一つの出力
460を有する第4論理和ゲート407はその一つの入
力408が第1排他的論理和ゲート496に接続され、
別の入力409が第2データ入力節点419に接続され
ている。2つの入力461,462と、一つの出力41
4を有する論理和ゲート459は、その一つの入力46
1が第3論理積ゲート403の出力406に接続され、
別の入力462が第4論理積ゲート407の出力460
に接続されている。論理和ゲート459の出力414は
被選択出力節点423に接続されている。2つの入力4
16,457と一つの出力418を有する第2の排他的
論理和ゲート458は、その一つの入力416が終了選
択入力信号441を受け取るように接続され、別の入力
457が第1排他的論理和ゲート496の出力499に
接続されている。
【0084】第2排他的論理和ゲート458の出力41
8は保守選択出力節点421に接続されている。保守選
択出力節点421上の信号は保守選択入力節点415上
の信号を2度“排他的論理和”とることに依存すること
に留意されたい。
【0085】二次元アレイは第2実施例と同様の構造で
実施することができ、第1選択入力は第1行選択入力と
第1列選択入力との論理積であり、第2選択入力は第2
行選択入力と第2列選択入力との論理積である。そこ
で、このような二次元セルの保守選択出力節点上の信号
はその保守選択入力節点上の信号を一度だけ“排他的論
理和”をとることに依存するであろう。
【0086】第1データ・セットからのデータが第2の
データ・セット内のデータの複数の不連続領域ではな
く、一つの領域だけに併合される場合は、二次元アレイ
において最後のセルの保守選択入力節点にて供給される
信号を生成するのに必要な時間を短縮するのに別の方法
がある。この方法は保守選択先取りモジュール(MSL
M)に基づいており、これは第1行の先頭セル用の保守
選択入力と共に、各行の先頭セルの開始行選択入力と終
了行選択入力とから直接、各行の先頭セル用の保守選択
入力節点に供給される信号を生成する。
【0087】MSLMの原理はつぎのとおりである。開
始行選択入力信号又は終了行選択入力信号が任意の行で
高レベルであるということは、組合わされるフィールド
がその行で開始し、又は終了することを示している。例
えば、図15を参照すると、第2行の先頭セル用の保守
選択入力節点に供給される信号は第1行281内の先頭
セルに供給される信号、すなわち保守選択入力信号24
1と、開始行選択入力信号243と、終了選択入力信号
242から“先取り”することができる。第1行の開始
行選択入力信号243が高レベルであり、第1行用の終
了行選択入力信号242が低レベルにある場合は、第1
行のセルの一つは高レベルの開始列選択入力信号を有
し、これは組合せが開始されるセルである。この場合
は、第2のセル271である。セル271の保守選択出
力信号はその保守選択入力節点に供給される信号とは逆
のレベルになるように設定される。この保守選択出力信
号は次のセル272で持続され、第2行の先頭セル27
3の保守選択入力節点での信号になる。従って、第2行
内の先頭セル用の保守選択入力節点に供給される信号は
第1行の先頭セルに供給される信号から“先取り”する
ことができる。
【0088】図17は図15に示したと同様の二次元ア
レイ480と、保守選択先取りモジュール400とを示
している。
【0089】アレイ480は基本セル270,271及
び272よりなる第1行481を有している。この第1
行481は先頭セル270の後の各セルの保守選択入力
節点を直前のセルの保守選択出力節点に接続せしめるこ
とによって、例えば第2セル271の保守選択入力節点
290を先頭セル270の保守選択出力節点269に接
続せしめることによって形成される。アレイ480は基
本セルによりその他の行を有しており、その一つ420
が図示されている。
【0090】モジュール400は保守選択入力信号24
1を受け取るための保守選択入力節点403を有してい
る。モジュール400は更に各行の先頭セルの複数の開
始行選択入力信号243及び251を受け取るための複
数の入力節点401,404と、各行の各々の先頭セル
の複数の終了行選択入力信号242及び250を受け取
るための複数の入力節点402,405とを有してい
る。モジュール400はアレイ480の第2行420内
の先頭セル273用の出力信号406のような各行内の
先頭セル用に保守選択入力節点に供給される複数の信号
を生成する。
【0091】第1行481の後の各行の各々の先頭セル
はモジュール400から保守選択出力信号を受け取るた
めの保守選択入力節点を有している。例えば、第2行4
20の先頭セル273の保守選択入力節点294はモジ
ュール400からの保守選択出力信号406を受け取
る。図17のアレイの他の構造は図15のアレイと同様
である。
【0092】以下の論理式は図18の16ビット4*4
アレイの行1−3用の保守選択入力Mriを定義したもの
である。論理関数の表現は図7に示してある。
【0093】
【数1】
【0094】一般に、行i用の保守選択入力は次の方程
式で表すことができる。
【0095】
【数2】
【0096】ここにΣは論理和の加算を表し、Πは論理
積を表す。これらの方程式は二次元アレイに必要な行数
を知ることとともに、モジュール400の構造を確定す
る。
【0097】
【発明の効果】これまでの説明から、この新規な方法で
実施される本発明は組合わすデータのサイズに左右され
る余分な中間記憶装置を必要とせずに単一のマシーンサ
イクルでデータ・セットを組合わせられることが理解さ
れよう。更に、本発明は基本セルが極めて規則的に配列
されているので、組合せ動作での信号の経路指定の問題
が軽減され、集積回路技術で容易に実現できる。
【0098】これまで本発明の特定の実施例を説明し、
図示してきたが、本発明は上記の特定の形態又は構成に
限定されるものではなく、本発明の範囲と趣旨から離れ
ることなく変更と修正が可能である。従って、本発明は
添付の特許請求項の範囲内で、特に説明し、図示してき
た実施態様以外でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィールド合成器の作用を示す図である。
【図2】中間記憶素子Iを必要とする従来のフィールド
合成器の作用を示す図である。
【図3】既定語とその補数を必要とする従来のフィール
ド合成器の作用を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の基本セルを示す図であ
る。
【図5】図4に示す基本セルの動作の論理テーブルであ
る。
【図6】図4に示す基本セルの線形アレイである。
【図7】論理関数を選択するためのIEEE標準グラフ
ィック記号を示す図である。図7のAは“AND”(論
理積)ゲートを示す図である。図7のBは“OR”(論
理和)ゲートを示す図である。図7のCは“インバー
タ”を示す図である。図7のDは“排他的OR”(排他
的論理和)ゲートを示す図である。
【図8】図4に示す基本セルの実施に用いる論理ゲート
図である。
【図9】本発明の第2実施例の基本セルを示す図であ
る。
【図10】図9に示す基本セルの動作の論理テーブルで
ある。
【図11】図9に示す基本セルの線形アレイである。
【図12】図9に示す基本セルの実施に用いる論理ゲー
トである。
【図13】本発明の第3実施例の基本セルを示す図であ
る。
【図14】図13に示す基本セルの動作の論理テーブル
である。
【図15】図13に示す基本セルの二次元アレイであ
る。
【図16】図13に示す基本セルの実施に用いる論理ゲ
ートである。
【図17】図13に示す基本セルの2×3の二次元アレ
イと保守選択先取りモジュール図である。
【図18】図13に示す基本セルの4×4の二次元アレ
イと保守選択先取りモジュール図である。
【符号の説明】
10,132,240 基本セル 11,125,227 保守選択入力節点 12,120 保守選択入力信号 13,126 開始選択入力節点 14,121 開始選択入力信号 15,127 終了選択入力節点 16,122 終了選択入力信号 17,128,232 第1データ入力節点 18 第1データセット30内の先頭データ 19,129,233 第2データ入力節点 20 第2データセット34内の先頭データ 21,130,234 保守選択出力節点 22,123,225 保守選択出力信号 23,131,235 被選択出力節点 24,124,226 被選択出力信号 30 第1データセット 34 第2データセット 80 線形アレイ 96,115,196,215,458,496 排他
的論理ゲート 100,201,400 インバータ 103,107,203,207,403,460,4
25,433 論理積ゲート 111,214,459 論理和ゲート 228 終了行選択入力節点 229 開始行選択入力節点 230 開始列選択入力節点 231 終了列選択入力節点 280 二次アレイ 400 保守選択先取りモジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守選択入力信号(12)を入力する保
    守選択入力節点(11)と,開始選択入力信号(14)
    を入力する開始選択入力節点(13)と終了選択入力信
    号(16)を入力する終了選択入力節点(15)と,第
    1データセット(30)のデータ(18)を入力する第
    1データ入力節点(17)と,第2データセット(3
    4)のデータ(20)を入力する第2データ入力節点
    (19)と,保守選択出力信号(22)を出力する保守
    選択出力節点(21)と,被選択出力信号(24)を出
    力する被選択出力節点(23)とを備え,開始選択入力
    信号(14)の論理レベルと終了選択入力信号(16)
    の論理レベルが同じてある場合は保守選択入力信号(1
    2)と同じ論理レベルの保守選択出力信号(22)を出
    力し,開始選択入力信号(14)の論理レベルと終了選
    択入力信号(16)の論理レベルが異なる場合は保守選
    択入力信号(12)と異なる論理レベルの保守選択出力
    信号(22)を出力し,保守選択入力信号(12)の論
    理レベルと開始選択入力信号(14)の論理レベルが同
    じ場合は,第1データ入力節点(17)に入力されるデ
    ータ(18)を被選択出力信号(24)として出力し,
    保守選択入力信号(12)の論理レベルと開始選択入力
    信号(14)の論理レベルが異なる場合は,第2データ
    入力節点(19)に入力されるデータ(20)を被選択
    出力信号(24)として出力することを特徴とするデー
    タを組合わせるためのデータ・フィールド合成器。
JP5140134A 1992-05-27 1993-05-19 データを組合せるためのデータ・フィールド合成器 Pending JPH06103161A (ja)

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