JPH06102988A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

Info

Publication number
JPH06102988A
JPH06102988A JP4254258A JP25425892A JPH06102988A JP H06102988 A JPH06102988 A JP H06102988A JP 4254258 A JP4254258 A JP 4254258A JP 25425892 A JP25425892 A JP 25425892A JP H06102988 A JPH06102988 A JP H06102988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
characters
assigned
character
input device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4254258A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ono
晋一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4254258A priority Critical patent/JPH06102988A/ja
Publication of JPH06102988A publication Critical patent/JPH06102988A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】文字数に対し略半分のキーで済むようにしたキ
ーボードを用いた入力装置に関し、キー1つ当りのサイ
ズを大きさをあまり小さくせずに、既存のキー配列をそ
のまま継承しながらに小形化を図るようにする。 【構成】キーボード10には、複数のキーを行方向及び
列方向に複数配列し、行方向又は列方向に連続する記号
を含む複数の文字を1つのキーに2つずつ組にして割当
て、一方の文字の入力操作は割当キーを単独で打鍵し、
他方の文字の入力操作は割当キーと隣接キーの同時に打
鍵する。キーボード入力手段100からのの出力信号か
らキーコード発生手段200が単一の打鍵操作か2つの
キーの同時打鍵操作かを識別して対応する文字を示すキ
ーコード信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボードを使用して
情報を入力する入力装置に関し、特に、文字数に対し略
半分のキーで済むようにした入力装置に関する。近年、
ラップトップ型のパーソナルコンピュータが普及し、携
帯可能とすると共に装置の小形化が進められており、装
置を小形化しても従来装置と同じ操作感を継承した装置
であることが望まれる。
【0002】
【従来の技術】従来、長い間、ディスクトップで使用す
るコンピュータ装置の入力装置としては、フルサイズの
キーボードが主流であった。しかし最近、情報機器の携
帯化に伴い、装置本体、ディスプレイおよびキーボード
等の各部を小形化する必要性が出てきており、そのため
キーボードを用いた入力装置においても、さまざまなキ
ー配列を工夫したものや、既存のキー配列を継承し、キ
ーサイズを縮小化したものが作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯式
の情報処理装置に使用する入力装置として、従来よりデ
ィスクトップ型のコンピュータ上の入力装置を使用して
きた者にとって、全く新しいキー配列をもった入力装置
を受け入れることは、心理的にも大きな抵抗感がある。
そこで、従来のキーの配列をそのまま縮小化してキーサ
イズを小さくすることも試みられているが、キーサイズ
が小さくなると、従来より得られていた使用感が損なわ
れ、同時に2つのキーを押すという操作ミスが多発し、
使用感が著しく損なわれるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、キー1つ当りのサイズを
大きさをあまり小さくせずに、既存のキー配列をそのま
ま継承しながらに小形化を図ることのできる入力装置を
提供する。本発明の他の目的は、隣接するキーを同時に
打鍵して1文字を入力するようにした入力装置を提供す
る。
【0005】本発明の他の目的は、2文字を組にして1
つのキーに割当て、1文字は割当キーの単独打鍵で入力
し、他の1文字は隣接キーとの同時打鍵で入力するよう
にした入力装置を提供する。本発明は、文字数が偶数の
場合に、文字数の半分に1を加えた数のキーを設けるよ
うした入力装置を提供する。
【0006】本発明は、文字数が奇数の場合に、文字数
1を加えた数の半分のキーを設けるようした入力装置を
提供する。本発明は、既存のキーボード文字配列を中心
から左右に2分割して重ね合せて得た2文字の組を1つ
のキーに割当てるようにした入力装置を提供する。本発
明の他の目的は、既存のキーボード配列で、左手と右手
の同じ指で操作する2文字の組を1つのキーに割当てる
ようにした入力装置を提供する。
【0007】本発明の他の目的は、1つのキー上に組に
した2文字を並べて表示するようにした入力装置を提供
する。本発明の他の目的は、同時打鍵を必要とする文字
を、割当キーと隣接キーとに掛かるようにキーの境界部
分に表示するようにした入力装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。本発明の入力装置は、キーボード手段100
とキーコード発生手段200で構成される。キーボード
手段100は、複数のキーを行方向(横方向)及び列方
向(縦方向)に複数配列し、行方向又は列方向に連続す
る記号を含む複数の文字を1つのキーに2つずつ組にし
て割当て、一方の文字の入力操作は割当キーを単独で打
鍵し、他方の文字の入力操作は割当キーと隣接キーを同
時に打鍵して入力する。
【0009】またキーコード発生手段200は、キーボ
ード手段100の出力信号から単一キーの打鍵操作と2
つのキーの同時打鍵操作とを識別して対応する文字を示
すキーコード信号を出力する。ここでキーボード手段1
00は、例えば行方向の文字数nが偶数、例えばn=1
0の場合、文字数n=10の半分に1を加えた6個のキ
ーを配列し、1つのキーに2文字の組を割当てると共に
最後のキーは最終文字の同時打鍵にのみ使用するキーと
する。
【0010】またキーボード手段100は、例えば行方
向の文字数nが奇数、例えばn=9の場合、文字数n=
9に1を加えた半分となる5個のキーを配列し、最終キ
ーを除き1つのキーに文字を2文字の組を割当て、最後
のキーは最終文字の単独打鍵にのみ使用するキーとしす
る。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明の入力装置によ
れば、従来の単独キーの打鍵による文字入力に加え、隣
接キーの同時打鍵で1文字を入力できるようになり、ま
た文字を1つのキー上に2つ隣接して並べて表示するこ
とによって、従来のキーボード面積よりも小さいキーボ
ードを実現する。
【0012】この場合、従来のキーサイズを縮小しなく
とも、キーボードを小形化でき、従来の使用感をそのま
ま維持できる。また1つのキーに2文字の組を割当てて
もキー配列そのものは既存の配列を世襲しており、従来
のキーボードに慣れ親しんだユーザであれば、容易に操
作することができる。
【0013】
【実施例】図2は本発明の第1実施例に関した実施例構
成図である。図2において、10はキーボードユニット
であり、計算機本体12に対し信号線14により接続さ
れている。計算機本体12は内部にMPU,メモリ等を
内蔵しており、前面に液晶あるいはCRTを用いたディ
スプレイ14を備える。
【0014】キーボードユニット10には複数のキー群
18が設けられている。この実施例において、キー群1
8は縦4列に配列されており、キー群18により0〜9
の数字とアルファベット入力ができるようにしている。
このキー群18における数字1,2,3,・・・9,0
およびアルファベットQW,・・・./の配列は既存の
キーボード配列と同じである。
【0015】本発明のキー群18にあっては、1つのキ
ー上に2つの文字を表示している。例えば、左上隅のキ
ー20を例にとると、キー20上には数字「1」と
「2」が表示されている。また、隣接するキー22上に
は数字「3」と「4」が表示されている。数字「1」の
入力操作はキー20を押せばよい。これに対し、次の数
字「2」の入力操作については、キー20と隣接するキ
ー22を同時に押さなければならない。
【0016】更に、キー20,22をもつ1列目の最後
のキー26については文字表示が行われていない。最後
のキー26は1つ前のキー24に表示している文字
「Q」と文字「0」の内、最後の文字「0」の入力操作
において、キー24とキー26を同時操作するためのみ
に設けている。このような1列目のキー構成は2列目、
3列目、4列目についても同じである。
【0017】ここで、図3を参照して本発明の入力装置
における文字配列とキー配列の原理を説明する。図3
(a)は文字配列の一般例を示したもので、任意の数n
の文字C1 ,C2,・・・Cn-1 ,Cn を1つの列とし
ている。この図3(a)の文字配列における文字数nが
偶数の場合には、図3(b)に示すようにキーボードユ
ニット10に配列するキー数KNは KN=(n/2)+1 として求める。
【0018】例えば、図2のキーボードユニット10の
第1列の数字「1,2,・・・9,0」の文字数はn=
10個と偶数であることから、この場合のキー数KNは
KN=(10/2)+1=6個として求まる。図3
(b)のキー配列28は、このようにして求めたキー数
KNに対し2文字ずつ割り当てて表示した状態を示し、
各キーにおける左側の文字C1 ,C3 ,・・・Cn-1
各キーの単独操作で入力でき、各キーの右側の文字C
2 ,C4 ,・・・Cn は割当キーと隣接キーの同時操作
で入力することができる。そして、最後の文字Cn につ
いては隣接する2つのキーの同時操作で入力することか
ら、最後に同時操作のための文字表示を行わないキーを
設けている。
【0019】図3(b)のキー配列30はキー配列28
の変形例であり、最後のキーについて最終文字Cn を単
独入力するキーとして割り当てている。即ち、キー配列
28の場合には、右端の最後のキーは最終文字の隣接キ
ーの同時操作の入力のみに使用されており、単独操作に
よる入力は行われていない。そこで、キー配列30に示
すように、最終文字の入力を右端の最後のキーで単独入
力できるように最終文字Cn を割り当てる。従って、キ
ー配列30の場合には最終文字Cn の単独のキー入力と
なり、キー配列28に比べキー操作がより行い易くでき
る。
【0020】図3(c)は図3(a)の文字配列の文字
数nが奇数の場合のキー配列を示している。文字数nが
奇数の場合のキー数KNは KN=(n+1)/2 として求められる。例えば、文字数nがn=9であった
とすると、キー数KNはKN=(9+1)/2=5とな
る。
【0021】このようにして求めたキー数KNに対する
奇数となる文字数nの割当ては最終文字Cn 以外は2文
字を組として1つのキーに割り当て、各キーに割り当て
た2文字の内、先頭となる左側の文字C1 ,C3 ,・・
・Cn-2 が割当キーの単独操作で入力でき、右側に位置
する2番目の文字C2 ,C4 ,・・・Cn-1 が隣接キー
との同時操作で入力される。最終文字Cn については、
右端の最後のキーの単独入力となる。
【0022】図4は従来のキーボード配列と本発明によ
るキーボード配列を対比して示した説明図である。図4
(a)は従来のキーボード配列を示し、図4(b)およ
び(c)は本発明による文字数nが偶数の場合のキー配
列を示している。即ち、図4(b)は図3(b)のキー
配列28に従っており、また図4(c)は図3(b)の
キー配列30に従っている。
【0023】この図4に示した従来のキーボード配列と
本発明のキーボード配列から明らかなように、本発明に
あっては従来に比べ使用するキーの数を60%に減らす
ことができ、また図4にあっては、1つのキーボードの
大きさは従来とは異なっているが、実際には従来のキー
サイズと同じキーサイズを使用しており、1つのキー上
に図4(b)(c)のように2文字を表示している。
【0024】図5は図2に示したキーボードユニット1
0の回路構成の実施例ブロック図である。図5におい
て、図2のキーボードユニット10に設けた横6×縦4
=24個のキーに対応してスイッチマトリクス回路32
に24個のキー操作でオンするスイッチ接点を設けてい
る。スイッチマトリクス回路32の横方向i本の信号線
は行検出回路34に入力され、また縦方向j本の信号線
は列検出回路36に接続される。但し、i,jは1,
2,3,・・・の整数を示す。
【0025】行検出回路34および列検出回路36はス
イッチマトリクス回路32の中のオンしたスイッチ接点
の位置を示す位置信号Pi ,Pj をキーアドレス検出部
38に出力する。キーアドレス検出部38は行検出回路
34および列検出回路36からの検出信号Pi ,Pj
基づき、スイッチが閉じたキーアドレスAijを検出す
る。
【0026】キーアドレス検出部38で検出されたキー
操作が行われたキーアドレスAijはキー入力バッファ4
0に格納される。同時に、キーアドレス検出部38はタ
イマ42を起動し、タイマ42で定めた一定時間内に次
のキーアドレスが検出されるかどうかをチェック可能と
する。キー入力バッファ40にはタイマ42がタイムア
ップするまでにキーアドレス検出部38で検出された1
または複数のキーアドレスAijが格納される。
【0027】同時打鍵判定部44はタイマ42がタイム
アップした時点でキー入力バッファ40に格納されてい
るキーアドレスを参照し、単一のキーアドレスのみが格
納されている場合には単独キー操作と判定し、2つのキ
ーアドレスが格納されている場合には同時打鍵操作と判
定する。キーコード発生部46は同時打鍵判定部44に
よる単独打鍵または同時打鍵の判定結果に基づき、第1
文字コードテーブル48または第2文字コードテーブル
50を参照して、そのときのキーアドレスAijに対応し
た文字コード、具体的にはアスキーコードを読み出して
出力する。
【0028】第1文字コードテーブル48は単独打鍵用
に設けられており、キーアドレスA ijに割り当てた文字
に1対1に対応してアスキーコードが格納されている。
このアスキーコードを使用した文字コードは通常8ビッ
ト構成であり、16進でX’80’〜X’FF’のキー
コードが割り当てられている。第2文字コードテーブル
50は同時打鍵用に設けられており、同時打鍵の際には
2つのキーアドレスの内の例えば上位キーアドレスを使
用して第2文字コードテーブル50を参照し、同時打鍵
の入力対象となっている文字の文字コードを読み出して
出力する。
【0029】この第2文字コードテーブル50における
テーブル構成としては、2つのキーアドレスの内の上位
アドレスをインデックスとする以外に、下位アドレスを
インデックスとしてもよく、更に2つのキーアドレスを
加算したアドレスをインデックスとしてもよい。当然
に、第2文字コードテーブル50に格納されているキー
コードは図2のキー群18における各キーの右側の文字
コードのみとなる。
【0030】伝送部52はキーコード発生部46よりキ
ーコードを得ると、例えば図6に示すようなブロックデ
ータを作成して計算機本体12側に伝送する。図6のブ
ロックデータは8ビットのデバイス種別54、同じく8
ビットのステータス56、および8ビットのキーコード
58で構成される。デバイス種別54にはキーボード,
バーコードスキャナ,カードリーダ等の種別を示してお
り、本発明にあってはキーボードを示すビットデータが
使用される。また、ステータス56にあっては、シフト
ビット,制御ビット,リピートビット等の予め定めたス
テータスビットに加えて、機器固有のステータス状態を
示す8ビットデータが用いられる。
【0031】図7は図5のキーボードユニットの処理動
作を示したフローチャートである。図7において、まず
ステップS1でキー入力の有無を監視しており、キー入
力があるとステップS2に進み、このときのキーアドレ
ス(Aij1 をキー入力バッファ40に格納する。続い
てステップS3でタイマ42を起動し、ステップS4で
所定時間後のタイムアップを監視する。タイムアップす
るまではステップS5に進んで次のキー入力を監視し、
同時打鍵の場合には連続してキーアドレスが得られるこ
とから、ステップS6で2番目のキーアドレス(Aij
2 をキー入力バッファ40に格納する。
【0032】ステップS4でタイマ42のタイムアップ
を判定するとステップS7に進み、同時打鍵か否か判定
する。即ち、同時打鍵判定部44がキー入力バッファ4
0を参照し、キーアドレスが2つ格納されていれば同時
打鍵と判定し、1つだけであれば単独打鍵と判定する。
単独打鍵であった場合にはステップS8に進み、そのと
きのキーアドレスAijで第1文字コードテーブル48を
参照してキーコード信号を発生し、伝送部52で図6の
ブロックデータを作成して計算機本体12に伝送する。
【0033】一方、同時打鍵であった場合にはステップ
S9に進み、例えば上位キーアドレスで第2文字コード
テーブル50を参照して同時打鍵で入力されたキーコー
ド信号を発生し、ステップS10で図6に示すブロック
データを作成して計算機本体12に伝送する。勿論、ス
テップS10のブロックコードの伝送にあってはパリテ
ィチェックコードの付加が行われる。
【0034】図8は図2の第2実施例の変形例を示した
実施例構成図であり、この実施例にあってはキーボード
ユニット10に設けているキー群18については基本的
に第2図の第1実施例と同じであるが、キー群18の各
キーに対する文字の表示として同時打鍵で入力する文字
については割当キーと隣接するキーの境界部分に掛かる
ように文字を表示するようにしたことを特徴とする。
【0035】この図8のキーボードユニット10のよう
に各キーに対する入力文字の表示が行われていれば、操
作者は文字の表示状態から単独キーによる入力であるか
2つのキーを同時打鍵する入力であるかを容易に認識す
ることができる。図9は図8の変形例を示した実施例構
成図であり、図8の場合には図4(b)に示したよう
に、右端の最後のキーについては文字表示を行っていな
いが、図4(c)に示すように最後のキーを単独キーと
して最終文字に割り当てており、この図4(c)の場合
のキー割当てについて、図9の実施例は2つのキーの同
時打鍵で入力する文字の表示を同時操作する2つのキー
の境界部分に掛かるように表示したことを特徴とする。
【0036】図10は本発明のキー群18のキー配列の
第2実施例を示した実施例構成図である。この図10の
実施例のキー配列は図11(a)に示す従来のキーボー
ド配列について、図11(b)に示すように真中で左右
2つに分け、2つに分けたキーボード配列を矢印を示す
ように横方向にずらして重ね合わせ、同じ重ね合わせた
位置にある2つの文字「1,6」,「2,7」,・・・
「B,/」を組として、図10に示す際に1つのキーに
割り当てるようにしたことを特徴とする。
【0037】この場合にも各キーの左側の先頭文字
「1,2,3,・・・B」については、割当キーの単独
操作で入力でき、これに対し右側に位置する2番目の文
字「6,7,8,・・・/」については割当キーと右側
に隣接するキーとの同時打鍵で入力するようになる。図
12は図10の第2実施例の変形例を示したもので、横
方向の文字数nが偶数の場合には最後のキーは最終文字
の同時打鍵入力にのみ用いるキーとなっていることか
ら、図4(c)に示したと同様にして右端の最後のキー
につき最終文字の単独打鍵に用いるように割り当てたこ
とを特徴とする。
【0038】図13は本発明の第3実施例を示したキー
ボード配列の説明図であり、この実施例にあっては図1
4の従来のキーボード配列に示すように、中心線60に
対し右半分のキーボード配列を固定して左半分を矢印で
示すように折り重ね、重なり合った位置の2つの文字
「6,5」〜「/,Z」を図13に示すように1つのキ
ーに割り当てるようにしたことを特徴とする。
【0039】この図13の第3実施例は図14の従来の
キーボード配列において、右手と左手の同じ指で操作す
るキーに割り当てた2文字を組として1つのキーに割り
当てたことになる。図15は図13の第3実施例の変形
例で、横方向の文字数nが偶数の場合に最終文字を単独
打鍵で入力できるように割り当てたことを特徴とする。
【0040】図16は本発明の第4実施例を示したもの
で、図17の従来のキーボード配列に示すように、中心
線60に対し左半分を固定して右半分を矢印で示すよう
に折り返し、重なった位置の2文字を組として図16に
示すように1つのキーに割り当てたことを特徴とする。
この図16の実施例についても、基本的には図13の場
合と同様、従来のキーボードにおいて右手と左手の同じ
指で操作している2文字を組として1つのキーに割り当
てることになる。
【0041】図18は図16の変形実施例であり、図1
6は横方向の文字数nが偶数であることから、右端の最
後のキーは最終文字の同時打鍵のためのキーとなってい
るので、図18にあっては右端の最後のキーを最終文字
の単独打鍵のキーに割り当てたことを特徴とする。尚、
上記の実施例は従来のキーボード配列における数字およ
びアルファベットを例にとるものであったが、本発明は
これに限定されず、既存のキーボード配列における適宜
のキー配列につきそのまま適用することができる。
【0042】また、上記の実施例は文字列を横方向に見
て2文字ずつ組にして1つのキーに割り当てているが、
他の実施例として既存のキーボード配列の文字列を縦方
向に見て、上下に隣接する2文字を組として縦並びに数
が縮小された1つのキーに2文字の組を割り当て、単独
打鍵と同時打鍵との入力操作を行うようにしてもよい。
【0043】更に、横方向および縦方向の同時について
本発明の2文字の組を1つのキーに割り当て、単独拿捕
権と同時打鍵の入力操作を行うようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、既存のキーボード配列をそのまま世襲してキーの数
を減らすことができ、入力操作に違和感をもつことなく
キーボードを用いた入力装置を小形化できる。また、既
存のキーボードと同じ面積の場合には、キー1つ当りの
サイズを大きくすることができ、既にキーサイズを縮小
しているような携帯機器に適用した場合には操作性を大
幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施例を示した実施例構成図
【図3】本発明の文字数に対するキー配列の原理を示し
た説明図
【図4】本発明のキーボード配列を従来と対比して示し
た説明図
【図5】図2のキーボードユニットの実施例を示した回
路ブロック図
【図6】図5のキーボードユニットから計算機本体に伝
送するブロックデータの構成図
【図7】図5のキーボードユニットの処理動作を示した
フローチャート
【図8】図2の第1実施例の変形例を示した実施例構成
【図9】図2の第1実施例の他の変形例を示した実施例
構成図
【図10】本発明の第2実施例を示したキーボード配列
の説明図
【図11】図10のキーボード配列と従来のキーボード
配列との関係を示した説明図
【図12】図10の第3実施例の変形例を示した説明図
【図13】本発明の第3実施例を示したキーボード配列
の説明図
【図14】図13のキーボード配列と従来のキーボード
配列との関係を示した説明図
【図15】図13の第3実施例の変形例を示した説明図
【図16】本発明の第4実施例を示したキーボード配列
の説明図
【図17】図16のキーボード配列と従来のキーボード
配列との関係を示した説明図
【図18】図16の第4実施例の変形例を示した説明図
【符号の説明】
10:キーボードユニット 12:計算機本体 14:ディスプレイ 16:信号線 18:キー群 20,22,24,26:キー 28,30:キー配列 32:スイッチマトリクス回路 34:行検出回路 36:列検出回路 38:キーアドレス検出部 40:キー入力バッファ 42:タイマ 44:同時打鍵判定部 46:キーコード発生部 48:第1文字コードテーブル 50:第2文字コードテーブル 52:伝送部 54:デバイス種別 56:ステータス 58:キーコード 60:中心線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 13/70 F 7373−5G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のキーを行方向及び列方向に複数配列
    し、行方向又は列方向に連続する記号を含む複数の文字
    を1つのキーに2つずつ組にして割当て、一方の文字の
    入力操作は割当キーを単独で打鍵し、他方の文字の入力
    操作は割当キーと隣接キーを同時に打鍵するキーボード
    手段(100)と、 該キーボード入力手段(100)の出力信号から単一の
    打鍵操作と2つのキーの同時打鍵操作とを識別して対応
    する文字を示すキーコード信号を出力するキーコード発
    生手段(200)と、を備えたことを特徴とする入力装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の入力装置に於いて、前記キ
    ーボード手段(100)は、行方向又は列方向の文字数
    (n)が偶数の場合、該文字数(n)の半分に1を加え
    た数のキーを配列し、最後のキーを除く各キー毎に文字
    を2つずつ組にして割当てると共に最後のキーは最終文
    字の同時打鍵にのみ使用するキーとしたことを特徴とす
    る入力装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の入力装置に於いて、前記キ
    ーボード手段(100)は、行方向又は列方向の文字数
    (n)が偶数の場合、該文字数(n)の半分に1を加え
    た数のキーを配列し、最後のキーを除く各キー毎に文字
    を2つずつ組にして割当て、最後のキーは最終文字の単
    独打鍵にのみ使用するキーとしたことを特徴とする入力
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の入力装置に於いて、前記キ
    ーボード手段(100)は、行方向又は列方向の文字数
    (n)が奇数の場合、該文字数(n)を加えた数の半分
    の数のキーを配列し、最後のキーを除く各キー毎に文字
    を2つずつ組にして割当て、最後のキーは最終文字の単
    独打鍵にのみ使用するキーとしたことを特徴とする入力
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4記載の入力装置に於いて、
    前記キーボード手段(100)は、既存のキーボードの
    文字配列を左から2文字ずつ組にして1つのキーに順次
    割当てたことを特徴とする入力装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4記載の入力装置に於いて、
    前記キーボード手段(100)は、既存のキーボードの
    文字配列を右から2文字ずつ組にして1つのキーに順次
    割当てたことを特徴とする入力装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至4記載の入力装置に於いて、
    前記キーボード手段(100)は、既存のキーボードの
    文字配列を中央から左右に2分割した後に行方向にずら
    して重ねることで2文字ずつの組にして1つのキーに順
    次割当てたことを特徴とする入力装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至4記載の入力装置に於いて、
    前記キーボード手段(100)は、既存のキーボードの
    文字配列において左手と右手の同じ指が受け持っていた
    2文字を組にして1つのキーに順次割当てたことを特徴
    とする入力装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の入力装置に於いて、
    前記キーボード手段(100)は、1つのキーに2文字
    を割当てた場合、割当キーの単独打鍵を行う文字および
    隣接キーとの同時打鍵を行う文字を1つのキー上に並べ
    て表示したことを特徴とする入力装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8記載の入力装置に於い
    て、前記キーボード手段(100)は、1つのキーに2
    文字を割当てた場合、割当キーの単独打鍵を行う文字を
    該割当キー上に表示すると共に、隣接キーとの同時打鍵
    を行う文字を該割当キーと隣接キーとの両方に掛かるよ
    うに境界部分に表示したことを特徴とする入力装置。
JP4254258A 1992-09-24 1992-09-24 入力装置 Withdrawn JPH06102988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4254258A JPH06102988A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4254258A JPH06102988A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06102988A true JPH06102988A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17262481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4254258A Withdrawn JPH06102988A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06102988A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990021849A (ko) * 1995-05-30 1999-03-25 쿠나르 이프바르손 문자 숫자식 키보드
KR20020088601A (ko) * 2001-05-18 2002-11-29 삼성전자 주식회사 키입력시스템
KR20030037953A (ko) * 2001-11-07 2003-05-16 윤동현 한글 자판배열 및 그 입력장치
WO2005048092A1 (fr) * 2003-11-14 2005-05-26 Zhen Liu Clavier et procede d'entree correspondant
US7663510B2 (en) 2001-12-21 2010-02-16 Research In Motion Limited Keyboard arrangement
US20110063787A1 (en) * 2003-12-31 2011-03-17 Griffin Jason T Keyboard arrangement
JP2011518375A (ja) * 2008-03-31 2011-06-23 逸郎 吉元 12キーqwerty文字入力装置
JP2014207655A (ja) * 2013-03-21 2014-10-30 株式会社沖データ 情報処理装置、画像形成装置およびタッチパネル

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990021849A (ko) * 1995-05-30 1999-03-25 쿠나르 이프바르손 문자 숫자식 키보드
KR20020088601A (ko) * 2001-05-18 2002-11-29 삼성전자 주식회사 키입력시스템
KR20030037953A (ko) * 2001-11-07 2003-05-16 윤동현 한글 자판배열 및 그 입력장치
US7663510B2 (en) 2001-12-21 2010-02-16 Research In Motion Limited Keyboard arrangement
US7819598B2 (en) * 2001-12-21 2010-10-26 Research In Motion Limited Keyboard arrangement
WO2005048092A1 (fr) * 2003-11-14 2005-05-26 Zhen Liu Clavier et procede d'entree correspondant
US20110063787A1 (en) * 2003-12-31 2011-03-17 Griffin Jason T Keyboard arrangement
US7938589B2 (en) * 2003-12-31 2011-05-10 Research In Motion Limited Keyboard arrangement
US8419303B2 (en) * 2003-12-31 2013-04-16 Research In Motion Limited Keyboard with overlaid numeric phone keypad
JP2011518375A (ja) * 2008-03-31 2011-06-23 逸郎 吉元 12キーqwerty文字入力装置
JP2014207655A (ja) * 2013-03-21 2014-10-30 株式会社沖データ 情報処理装置、画像形成装置およびタッチパネル
US9626006B2 (en) 2013-03-21 2017-04-18 Oki Data Corporation Information processing apparatus and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08221168A (ja) ソフトキーボードを利用した携帯用情報端末機及び情報入力方法
CA2248292A1 (en) Keypad
JPH1115584A (ja) キーボードによる文字入力方式および電子機器
JPH06214699A (ja) キーボード装置
US6142687A (en) One handed sequential alpha numerical keyboard
JP2000056877A (ja) タッチパネル式レイアウトフリーキーボード
US20030030573A1 (en) Morphology-based text entry system
TW200823725A (en) Input device
JPH06102988A (ja) 入力装置
KR100321322B1 (ko) 휴대용 전자기기의 한글 입력 장치 및 방법
KR100365671B1 (ko) 한글을 숫자 키패드에 배열하는 장치
KR100271375B1 (ko) 제한된 키로 문자를 입력하는 장치, 그 방법및 이를 이용한 전화 단말기
KR100418066B1 (ko) 이동통신 단말기의 문자입력방법
KR100683338B1 (ko) 이동통신 단말기의 한글 입력 방법
JP3328245B2 (ja) キーボードによる文字入力方式、文字入力方法、および記録媒体
JP2003263264A (ja) 文字入力装置、および文字入力方法
JPS60198623A (ja) デ−タ入力装置
KR100538248B1 (ko) 한글 모음 입력 장치 및 그 방법
KR100451206B1 (ko) 이동 통신 단말기의 한글 입력 방법
KR100811358B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 영문자 입력방법
KR19980013987A (ko) 텐키를 이용한 한글신호입력방법
KR20020022973A (ko) 이동통신 단말기의 한글 입력방법
JP3121341B2 (ja) キーボード装置
KR100450586B1 (ko) 발음을 이용한 문자데이터 입력장치
JP2649139B2 (ja) ローマ字入力用のキーボード

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130