JPH06102904B2 - ボトムダンプ式バケットの輸送方法 - Google Patents

ボトムダンプ式バケットの輸送方法

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JPH06102904B2
JPH06102904B2 JP60270709A JP27070985A JPH06102904B2 JP H06102904 B2 JPH06102904 B2 JP H06102904B2 JP 60270709 A JP60270709 A JP 60270709A JP 27070985 A JP27070985 A JP 27070985A JP H06102904 B2 JPH06102904 B2 JP H06102904B2
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JP
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JP60270709A
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武雄 笹森
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、大型のローダショベルのボトムダンプ式バケ
ットをトレーラ輸送する方法に関する。
(従来の技術) 従来、ローダショベルを輸送する場合、ボトムダンプ式
バケットはフロントから分離してそれぞれ輸送し、現地
にて組立てていたが、バケットの容量が例えば17m3のよ
うに超大型のものになると、トレーラ輸送する場合の高
さ、幅が輸送制限値を超えてしまう。そこで、バケット
のフロントバケットとリアバケットとの連結しているピ
ンを抜いてこれらを分離し、別々に輸送し、現地で組立
てることが考えられるが、このピンは耐摩耗性等の関係
から複雑な構造を有することと、組立て時に高いリアバ
ケットとフロントバケットとの間に相対的な高い位置決
め精度が要求される等の理由により、現場における組立
てが極めて困難であり、また、分解、組立てに要する労
力、時間および費用がかかり、さらに梱包費等の輸送費
も高くなるという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ボトム
ダンプ式バケットのリアバケットとフロントバケットと
を分離することなく連結したままで、バケットを荷台に
固定するロープに無理な力がかかることなく、長距離に
わたりガタが生せず、安定して輸送できる方法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるボトムダンプ式バケットの輸送方法は、リ
アバケットとフロントバケットの各上部をピンにより連
結し、油圧シリンダによりフロントバケットをリアバケ
ットに対して前記ピンを中心として回動させることによ
り、底部が開閉される構造を有し、フロントバケットの
前部に複数個の爪を取付けてなる大容量のボトムダンプ
式バケットを輸送する場合、前記フロントバケットの爪
を取外し、かつリアバケットとフロントバケットとを前
記ピンにより連結したままで、前傾斜したバケット受面
を持つ台を用い、リアバケットの底面を、トレーラの荷
台上に設けた台の前傾斜したバケット受面で受けると共
に、フロントバケットの底面の少なくとも前部を荷台で
受けることにより、リアバケットが前傾姿勢となるバケ
ット姿勢にしてバケット幅、高さ共に輸送制限値以内に
納めるか、または、後傾斜したバケット受面を持つ台を
用い、フロントバケットの底面の前部を、トレーラの荷
台上に設けた台の後傾斜したバケット受面で受けると共
に、リアバケットの底面部を荷台で受けることにより、
リアバケットが後傾姿勢となるバケット姿勢にしてバケ
ット幅、高さ共に輸送制限値以内に納めることを特徴と
するものであり、リアバケットとフロントバケットとが
連結された状態で輸送されるので、分解、組立てに要す
る労力、時間および費用が爪の部分のみですみ、さらに
梱包費等の輸送費も廉価ですむ。また、台のリアバケッ
トまたはフロントバケットにする接する受面を、前傾斜
面または後傾斜面として、バケットをリアバケットの底
面とフロントバケットの底面の少なくとも前部、または
フロントバケットの底面の前部とリアバケットの底面と
の2箇所で、しかも面接触で支持したので、バケットを
荷台に固定するロープに無理な力がかかることなく、バ
ケットが荷台上に安定して支持される。また、バケット
を傾斜面で受けることにより、バケットが荷台上でロー
プにより締め付けて搭載され、輸送の途中で振動が加わ
っても、台の変形が生じることなく、また、変形により
ロープが弛み、さらに振動振幅が増大するという事態が
発生することなく、長距離輸送にいおても、安定して輸
送される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例であり、輸送姿勢について示
している。ボトムダンプ式バケット1は、リアバケット
2とフロントバケット3の各上部をピン4により連結
し、油圧シリンダ5によりフロントバケット3をリアバ
ケット2に対して前記ピン4を中心として回動させるこ
とにより、底部が開閉される構造を有する。また、リア
バケット2の後面にはブラケット6を有し、該ブラケッ
ト6にはアームおよびバケットシリンダ(いずれも図示
せず)に連結するピンをそれぞれ挿入するピン穴7,8を
有する。
また、第2図に示すように、フロントバケット3の前部
には、複数個の爪9を、摩耗による交換あるいは修理を
考慮して着脱可能に取付けてなるものである。この例に
いては、フロントバケット3の先端フレーム3aに爪9取
付け用ブロック10を溶接し、該ブロック10に設けた穴10
aと爪9に設けた穴9aに金具11を挿入し、楔12を穴10a,9
a内に前記金具11およびこれらの穴10a,9aの内面に圧接
するように圧入することにより、爪9を取付け用ブロッ
ク10に固定する構造を有する。
本実施例においては、第1図に示すように、前記フロン
トバケット3から爪9を取外し、かつリアバケット2と
フロントバケット3とを前記ピン4により連結したまま
で、フロントバケット3の底面3bをトレーラの荷台13に
図示のように直接に、または何らかの敷物等を介して間
接的に着床した姿勢として輸送する。図示例において
は、前傾斜したバケット受面14aを持つ台14を用い、リ
アバケット3の底面2aを、トレーラの荷台13上に設けた
台14の前傾斜したバケット受面14aで受けると共に、フ
ロントバケット3の底面3bを荷台13で受けることによ
り、リアバケット2が前傾姿勢となるバケット姿勢にし
ている。なお、輸送時には、バケット1のずれや落下を
防ぐために、ロープによりバケット1を荷台13上に固定
するが、そのロープについては図示していない。
このような姿勢で輸送するようにすれば、輸送時におけ
る道路15からバケット頂部までの高さは、荷台13の高さ
H1とバケット1の高さH2とを加えた高さ(H1+H2)とな
り、2点鎖線に示すように、リアバケット2の底面2aと
フロントバケット3の底面3bとに偏りなく着床され場合
の高さに比較し、ΔHだけ輸送高さを低くすることがで
き、荷台13からの輸送制限高さH′(=3.75m)以内に
容易におさめることができる。また、爪9を取外し、か
つ最大幅を形成する部分を結ぶ線lが荷台13に対して傾
斜した姿勢で輸送することにより、輸送時の幅をΔWだ
け小さい幅W1にすることができ、輸送制限幅W′(=3.
5m)以内におさめることができる。また、台14のリアバ
ケット2の受面を前傾斜面として、その受面とフロント
バケット3の底面の少なくとも前側部分との2箇所で、
しかも面で支持したので、バケットを荷台に固定するロ
ープに無理な力がかかることなく、バケット1が荷台13
上に安定して支持される。また、リアバケット2を傾斜
面14aで受けることにより、バケット1が荷台上でロー
プにより締め付けて搭載され、輸送の途中で振動が加わ
っても、バケット1の荷重が台14の広い面で受けられ、
台14の変形が生じることなく、また、変形によりロープ
が弛み、さらに振動振幅が増大するという事態が発生す
ることなく、長距離輸送においても、安定して輸送され
る。
第3図は本発明の他の実施例であり、本実施例は、フロ
ントバケット3の底面3bの前部を、トレーラの荷台13上
に設けた台16の後傾斜したバケット受面16aで受けると
共に、リアバケット2の底面2aを荷台13で受けることに
より、リアバケット2が後傾姿勢となるバケット姿勢に
して搭載したものであり、本実施例によっても輸送高さ
H3を低くし、かつ最大幅を形成する部分を結ぶ線lが荷
台13に対して前記と反対に傾斜した姿勢となることによ
り、幅W2を輸送制限幅W′以内におさめることができ
る。また、このように、フロントバケット3側を台16で
支持しても、前記同様に台16に変形を生じることなく、
長距離にわたり、安定して輸送できる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の輸送方法によれば、リアバ
ケットとフロントバケットとが連結された状態で輸送さ
れるので、リアバケットとフロントバケットとの困難な
分解、組立てが不要であり一方、爪の着脱は楔等により
比較的簡単に行なえるので、輸送に要する労力、時間お
よび費用が軽減され、梱包費等の輸送費も廉価ですむ。
また、台のリアバケットまたはフロントバケットに接す
る受面を前傾斜面または後傾斜面として、バケットをリ
アバケットの底面とフロントバケットの底面の少なくと
も前部、またはフロントバケットの底面の前部とリアバ
ケットの底面との2箇所で、しかも面接触で支持したの
で、バケットを荷台に固定するロープに無理な力がかか
ることなく、バケットが荷台上に安定して支持される。
また、バケットを傾斜面で受けることにより、バケット
が荷台上でロープにより締め付けて搭載され、輸送の途
中で振動が加わっても、台の変形が生じることなく、ま
た、変形によりロープが弛み、さらに振動振幅が増大す
るという事態が発生することなく、長距離輸送において
も、安定して輸送される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であり、バケットを輸送状態
にて示す背面図、第2図は爪の取付け構造の一例を示す
断面図、第3図は本発明の他の実施例であり、バケット
輸送状態を示す背面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアバケットとフロントバケットの各上部
    をピンにより連結し、油圧シリンダによりフロントバケ
    ットをリアバケットに対して前記ピンを中心として回動
    させることにより、底部が開閉される構造を有し、フロ
    ントバケットの前部に複数個の爪を取付けてなる大容量
    のボトムダンプ式バケットを輸送する場合、 前記フロントバケットの爪を取外し、かつリアバケット
    とフロントバケットとを前記ピンにより連結したまま
    で、前傾斜または後傾斜したバケット受面を持つ台を用
    い、 リアバケットの底面を、トレーラの荷台上に設けた台の
    前傾斜したバケット受面で受けると共に、フロントバケ
    ットの底面の少なくとも前部を荷台で受けることによ
    り、リアバケットが前傾姿勢となるバケット姿勢にして
    バケット幅、高さ共に輸送制限値以内に納めるか、また
    は、 フロントバケットの底面の前部を、トレーラの荷台上に
    設けた台の後傾斜したバケット受面で受けると共に、リ
    アバケットの底面を荷台で受けることにより、リアバケ
    ットが後傾姿勢となるバケット姿勢にしてバケット幅、
    高さ共に輸送制限値以内に納める ことを特徴とするボトムダンプ式バケットの輸送方法。
JP60270709A 1985-12-03 1985-12-03 ボトムダンプ式バケットの輸送方法 Expired - Lifetime JPH06102904B2 (ja)

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JPS62133219A JPS62133219A (ja) 1987-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3896569A (en) * 1974-04-09 1975-07-29 Marion Power Shovel Co Earth working implement and tooth assembly therefor
JPS6050257U (ja) * 1983-09-09 1985-04-09 日立建機株式会社 ボトムダンプ式ロ−ダバケット

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JPS62133219A (ja) 1987-06-16

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