JPH06102271A - 水質測定検出器 - Google Patents

水質測定検出器

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Publication number
JPH06102271A
JPH06102271A JP25174092A JP25174092A JPH06102271A JP H06102271 A JPH06102271 A JP H06102271A JP 25174092 A JP25174092 A JP 25174092A JP 25174092 A JP25174092 A JP 25174092A JP H06102271 A JPH06102271 A JP H06102271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge port
detector
water
pipe
sludge
Prior art date
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Pending
Application number
JP25174092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Hayashi
巧 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の水質測定検出器は、管状でその下部
に排出口11を備えた検出器1の排出口11に対向した
上部に開口可能な点検口7が設けられ、この点検口7を
シールされて貫通し排出口11まで到達する長さを有し
排出口11への挿入および管内から避退する引抜きが可
能で且つ先端から水を噴出できる水噴出パイプ9が設け
られたことを特徴とする。 【効果】 検出器1内の汚泥および夾雑物の排出を水噴
出パイプ9からの水の噴出によりエジェクタ効果を利用
して強制的に行なうので、排出口11が閉塞することな
くスムーズな排出ができる。また、夾雑物により排出口
11が閉塞した場合でも、水噴出パイプ9をもう一段押
し下げての押し出し排出も容易にでき、簡単な操作で排
出口11の閉塞を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理場等で使用さ
れる水質測定検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】下水処理場等の水質測定検出器に汚泥濃
度計がある。図3(a),(b)が汚泥濃度計の検出器
の外観図であり、その配管取付例が図2である。
【0003】図3(a),(b)において、検出器1は
配管を兼ねており、その側面に検出センサ4、下部に排
水用手動バルブ2、上部に水道水供給および大気開放切
換用手動バルブ17が設けられている。また、図2に示
すように、検出器1のバイパス配管16および検出器1
の上流および下流には汚泥の供給,停止用の手動弁1
4,15が設けられている。
【0004】汚泥濃度計のゼロ点調整をする場合、検出
器1のバイパス配管16の手動弁14を開き、検出器1
の上流、下流の手動弁15を閉じ、検出器1での汚泥の
流れを止め、検出器1下部の排水用手動バルブ2を開
く。水道水供給および大気開放切換用手動バルブ17を
大気開放側にして検出器1内部を大気開放にし、検出器
1内部の汚泥を配管径程度のわずかな水頭差により抜
く。次に、水道水供給および大気開放切換用手動バルブ
17を水道水側に切り換え、検出器1内部を水道水で充
満し、ゼロ点調整を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のゼロ点調整にお
ける排水用手動バルブ2による検出器1内部の汚泥排出
は、汚泥内の夾雑物が排出口11を閉塞してスムーズに
はできない。このような場合は、排水管3を除き、排水
用手動バルブ2を開き、バルブ側から閉塞物を除去して
いる。この除去直後は排水できるが、またしばらくする
と閉塞が起る。このように、閉塞物の除去と再度の閉塞
を繰り返して汚泥の排出を行なわなければならないので
非常に面倒である。
【0006】そこで本発明は、汚泥中の夾雑物が存在し
ても、排出口の閉塞を起さずにスムーズな排出が可能な
水質測定検出器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の水質測定検出器
は、管状でその下部に排出口を備えた検出器において、
前記排出口に対向した上部に開口可能な点検口が設けら
れ、この点検口をシールされて貫通し前記排出口まで到
達する長さを有し排出口への挿入および管内から避退す
る引抜きが可能で且つ先端から水を噴出できる水噴出パ
イプが設けられたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の水質測定検出器においては、検出器内
の液を排出するときには、水噴出パイプを排出口手前近
傍まで挿入し水道水を流す。水噴出パイプからの水の噴
出によるエジェクタ効果により汚泥および夾雑物を強制
的に排出できる。また、この途中で排出口が夾雑物で閉
塞した場合は、水噴出パイプを排出口内へ貫入するよう
に挿入することにより閉塞物を押し出し除去することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
【0010】図1(a),(b),(c)に本発明の一
実施例の水質測定検出器を示す。図1(a)は水質測定
検出器の一例である汚泥濃度計検出器の側面図であり、
図1(b)は図1(a)のA矢視図であり、図1(c)
は要部の断面図である。
【0011】図1(a),(b),(c)において、検
出器1は管状で配管を兼ねており、側面部に検出センサ
4,下部に排水用手動バルブ2が設けられている。排水
用手動バルブ2には排水管3が接続され、排水管3の端
末は排水溝等で大気開放され排水される。
【0012】検出器1の上部には、排出口11に対向し
て開口可能な点検口7が設けられ、この点検口7に、排
出口11まで到達できる長さを有し、排出口11への挿
入および管内から避退する引抜きが可能な水噴出パイプ
9が設けられ、この水噴出パイプ9に水道水供給用手動
バルブ5,水道水供給用フレキシブルパイプ8が接続さ
れている。水噴出パイプ9は、排出口11を貫通してい
る部分でOリング12によりシールされ、外部に汚泥が
漏れないように、また、配管内部圧力で水噴出パイプ9
が抜けないように水噴出パイプ9の先端部10手前にス
トッパ13が取着されている。さらに、検出器1の上部
には、検出器1内を排液するときに検出器1内を大気開
放にするための大気開放用手動バルブ6が設けられてい
る。
【0013】上記のように構成された本発明一実施例の
水質測定検出器においては、計器のゼロ点調整をする場
合、配管取付状態を示す図2における検出器1のバイパ
ス配管16の手動弁14を開き、検出器1の上流および
下流の手動弁15を閉じ、検出器1における汚泥の流れ
を止め、検出器1下部の排水用手動バルブ2を開く。
【0014】次に、大気開放用手動バルブ6を開き、検
出器1内部を大気開放にする。上部の点検口7近傍の測
定時のノズル先端位置Mへ引抜かられている水噴出パイ
プ9を、その先端が排出口11近傍に来る排水時の所定
位置Nまで挿入し、水道水供給用手動バルブ5を開き、
水噴出パイプ9の先端10から水を噴出し、そのエジェ
クタ効果で汚泥を強制的に排出する。また、この排出途
中で排出口11が夾雑物で閉塞した場合は、水噴出パイ
プ9をもう一段挿入し排出口11内へ貫入させることで
閉塞物を押し出し除去する。
【0015】排出口11から水道水のみが排出され始め
ると汚泥の排出が完了したと判断できるので、排水用手
動バルブ2を閉じ、検出器1内を水道水で充満した上、
水道水供給用手動バルブ5,大気開放用手動バルブ6を
閉じてゼロ点調整を行なう。
【0016】このように、本発明一実施例の水質測定検
出器によれば、汚泥中に夾雑物が存在しても排出口11
の閉塞を、水噴出パイプ9からの水噴出および水噴出パ
イプ9の排出口11への貫入という簡単な操作により解
消することができ、水質測定検出器のゼロ点調整作業の
効率化を図れる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、管
状でその下部に排出口を備えた検出器において、前記排
出口に対向した上部に開口可能な点検口が設けられ、こ
の点検口をシールされて貫通し前記排出口まで到達する
長さを有し排出口への挿入および管内から避退する引抜
きが可能で且つ先端から水を噴出できる水噴出パイプが
設けられたことを特徴とする水質測定検出器を実現した
ことにより、汚泥および夾雑物の排出を水噴出パイプか
らの水の噴出によるエジェクタ効果を利用して強制的に
行なうので、排出口が閉塞することなくスムーズな排出
ができる。また、夾雑物により排出口が閉塞した場合で
も、水噴出パイプをもう一段押し下げての押し出し排出
も容易にでき、簡単な操作で排出口の閉塞を解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b),(c)は本発明一実施例
の水質測定検出器を示し、図1(a)は側面図であり、
図1(b)は図1(a)のA矢視図であり、図1(c)
は要部の断面図である。
【図2】図2は水質測定検出器の配管取付例を示す側面
図である。
【図3】図3(a),(b)は従来の水質測定検出器を
示し、図3(a)は側面図であり、図3(b)は図3
(a)のB矢視図である。
【符号の説明】
1…検出器 4…検出センサ 5…水道水供給用手動バルブ 7…点検口 9…水噴出パイプ 11…排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状でその下部に排出口を備えた検出器
    において、前記排出口に対向した上部に開口可能な点検
    口が設けられ、この点検口をシールされて貫通し前記排
    出口まで到達する長さを有し排出口への挿入および管内
    から避退する引抜きが可能で且つ先端から水を噴出でき
    る水噴出パイプが設けられたことを特徴とする水質測定
    検出器。
JP25174092A 1992-09-22 1992-09-22 水質測定検出器 Pending JPH06102271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25174092A JPH06102271A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 水質測定検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25174092A JPH06102271A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 水質測定検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06102271A true JPH06102271A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17227232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25174092A Pending JPH06102271A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 水質測定検出器

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JP (1) JPH06102271A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107238516A (zh) * 2017-05-17 2017-10-10 长江水利委员会水文局 一种双桶悬移质泥沙及水质样品采样器
JP2018132479A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 配管部材、水質検査方法及び水処理装置

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