JPH06102040A - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JPH06102040A
JPH06102040A JP4251328A JP25132892A JPH06102040A JP H06102040 A JPH06102040 A JP H06102040A JP 4251328 A JP4251328 A JP 4251328A JP 25132892 A JP25132892 A JP 25132892A JP H06102040 A JPH06102040 A JP H06102040A
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JP
Japan
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distance measuring
distance
zone
stored
image data
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Pending
Application number
JP4251328A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Katsuno
歳康 勝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH06102040A publication Critical patent/JPH06102040A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対のCCDセンサを用い、複数の測距ゾー
ンに分割して前方車両との車間距離を検出する車間距離
検出装置において、優先度の高い測距ゾーンの車間距離
を迅速に検出する。 【構成】 一対のCCDセンサ10,12は複数の測距
ゾーンに分割される。測距ゾーン内の測距ラインからの
画像データはRAM1(14),RAM2(16),R
AM3(18)に振り分けて格納される。各RAMに格
納された画像データは相関演算用ゲートアレイGA1
(20),GA2(22),GA3(24)に供給さ
れ、さらに加算器25にて特定の測距ゾーンの相関量が
算出され、CPU26にて算出された相関量に基づき車
間距離が検出される。特定ゾーン内の測距エリアからの
画像データは各RAMに振り分けて格納されるため短時
間で特定測距ゾーンの測距演算を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車間距離検出装置、特に
鉛直方向に設けられた一対のCCDセンサを用いて車間
距離を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の運転操作低減を図る
べく種々の装置が開発、搭載されており、前方車両との
車間距離を検出する車間距離検出装置もその一つであ
る。車間距離検出装置では、通常車両前部の所定位置に
一対のCCDセンサを所定間隔離間して鉛直方向に配置
し、これらCCDセンサにて得られた画像の位相差を相
関演算で算出することにより、三角測量の原理で車間距
離を検出している(例えば特開平3−165212)。
【0003】CCDセンサはマトリクス状に配置された
複数のフォトダイオード等の受光素子及びこれら受光素
子からの電荷を転送する転送用CCDから構成されてお
り、転送CCDからシーケンシャルに出力された画像デ
ータは適宜間引き処理されてデジタル信号に変換され、
RAM等のメモリに記憶される。そして、格納された画
像データを用いて相関演算を行い、位相差を算出して車
間距離を検出する。
【0004】受光素子はマトリクス状に配置されている
が、これら全ての受光素子からの画像データを測距用の
データとして用いることは迅速処理の観点からは得策で
なく、通常鉛直方向の所定ライン上に配置された受光素
子からの画像データのみを測距用データとして用いる。
これら以外の受光素子からの画像データは間引き回路に
て間引き処理される。
【0005】さらに、夜間においては、前方車両からの
反射光量が昼間に比べて低下するため、CCDセンサに
て得られる前方車両のコントラストが低下するので、個
々の測距ラインで相関演算を行うのではなく、複数ライ
ンをまとめて測距ゾーンとし、この測距ゾーンの相関演
算を行う方法が用いられている。図5には鉛直方向に設
けられた一対のCCDセンサ10,12が示されてお
り、図においては便宜上鉛直方向の測距ラインが9ライ
ンA1,B1,C1,A2,B2,C2,A3,B3,
C3示されている。そして、測距ラインA1,B1,C
1で測距ゾーン3を形成し、測距ラインA2,B2,C
2で測距ゾーン1を形成し、測距ラインA3,B3,C
3で測距ゾーン2を形成している。そして、測距ゾーン
3内の測距ラインからの画像データはRAM1に格納さ
れ、測距ゾーン1内の測距ラインからの画像データはR
AM2に格納され、測距ゾーン2内の測距ラインからの
画像データはRAM3に格納される。RAM1,RAM
2,RAM3それぞれに格納された画像データは、それ
ぞれのメモリにアクセスする相関演算用ゲートアレイに
て相関演算が行われ、位相差が算出される。図6にはR
AM1,RAM2,RAM3に格納された画像データが
測距ラインの番号で示されている。前述したように、測
距ゾーン3内の画像データはRAM1に、測距ゾーン1
内の画像データはRAM2に、測距ゾーン2内の画像デ
ータはRAM3に順次格納される。従って、所定時間a
内には、RAM1には測距ラインA1からの測距データ
が格納され、RAM2には測距ラインA2からの画像デ
ータが格納され、RAM3には測距ラインA3からの画
像データがパラレルに格納される。次の所定時間aにお
いては、RAM1には測距ラインB1からの画像データ
が格納され、RAM2には測距ラインB2からの画像デ
ータが格納され、RAM3には測距ラインB3からの画
像データが格納される。さらに、次の所定時間aにはR
AM1に測距ラインC1からの画像データが格納され、
RAM2には測距ラインC2からの画像データが格納さ
れ、RAM3には測距ラインC3からの画像データが格
納される。従って、所要時間3a後に各メモリRAM
1,RAM2,RAM3にゾーン内の全ての測距ライン
からの画像データが格納されることになる。こうして、
測距ゾーン内の全ての測距ラインからの画像データが各
メモリに格納された後、それぞれの相関演算用ゲートア
レイにて相関演算が行われる。相関量αは、
【数1】 (ただしfiは測距ラインiからの画像データ)で表さ
れ、この相関量αが最少となるnが位相差に相当し、こ
の位相差nが車間距離に反比例することを用いて車間距
離が算出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、測距ゾーン内に存在する全ての測距ラインから
の画像データを格納するのに長時間(図6においては3
a)を要し、従って所定の測距ゾーンにおける車間距離
が算出されるまでには、少なくとも3a+b(bはゲー
トアレイにて相関演算を行い、さらにCPU等により車
間距離を算出するまでの時間)を要することになる。従
って、例えばこれら測距ゾーンのうち、優先的に測距を
行いたいゾーン、例えばCCD10,12の中央部に位
置し、従って自車両と同一車線上を走行している前方車
両像が結像する測距ゾーン1における測距データを得た
い場合においても、少なくとも3a+b時間要してしま
うため、迅速な処理を行うことができない問題があっ
た。
【0007】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は優先度の高い測距ゾー
ンにおける車間距離を迅速に検出することが可能な車間
距離検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車間距離検出装置は、鉛直方向に設けられ
た一対のCCDセンサで得られた画像信号から位相差を
算出して車間距離を検出する車間距離検出装置におい
て、前記CCDセンサは複数の鉛直方向測距ラインから
なる複数の測距ゾーンを含み、前記測距ゾーン内の鉛直
方向測距ラインからの画像信号を振り分けて格納する複
数の記憶手段と、前記記憶手段に格納された鉛直方向測
距ラインから位相差を算出して測距ゾーンにおける車間
距離を検出する演算手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成において、測距ゾーン内の測距ライン
からの画像信号はRAM等の記憶手段に振り分けて格納
される。従って、CCDセンサから間引き処理、及びデ
ジタル化処理が施されてRAM等の記憶手段に格納され
るまでの所定時間aにおいて、測距ゾーン内の全ての測
距ラインからの画像信号が各記憶手段に格納されること
になる。従って、これら複数の記憶手段に格納された画
像信号から相関演算を行うことにより、極めて短時間の
うちに測距を行いたい特定の測距ゾーンの相関演算を行
い、車間距離を検出することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車間距
離検出装置の好適な実施例を説明する。
【0011】図1には本実施例における全体構成ブロッ
ク図が示されている。従来装置と同様に、車両前部の所
定位置に一対のCCDセンサ10,12が所定間隔離間
して設けられる。CCDセンサ10,12からの画像デ
ータは図示しない間引き回路及びA/Dにて処理され、
RAM1(14),RAM2(16),RAM3(1
8)に格納される。なお、本実施例においては、このよ
うに記憶手段としてのRAMが3個設けられているが、
これはCCDセンサ10,12における測距ゾーンが前
述した従来と同様に測距ゾーン1,測距ゾーン2,測距
ゾーン3の3つ存在することに対応したものである。そ
して、各RAMには、格納された画像データを用いて相
関演算を行う相関演算用ゲートアレイGA1(20),
GA2(22),GA3(24)及び加算器25が接続
されている。相関演算用ゲートアレイGA1,GA2,
GA3及び加算器25における相関演算は、従来と同様
の、
【数2】 である。そして、このαを最小にする位相差nが算出さ
れ、この位相差nに基づきCPU26にて車間距離演算
が行われ、距離データとして出力される。
【0012】図2には本実施例におけるCCDセンサ1
0,12の測距ライン、測距ゾーン及び各測距ゾーン内
の測距ラインからの画像データを格納すべきRAMの関
係が示されている。なお、本実施例においても、説明の
便宜上測距ラインは9ラインのみが示されており、測距
ライン3つで1つの測距ゾーンを形成している。すなわ
ち、測距ラインA1,B1,C1により測距ゾーン3が
形成され、測距ラインA2,B2,C2で測距ゾーン1
が形成され、測距ラインA3,B3,C3で測距ゾーン
2が形成される。
【0013】各測距ゾーン内の測距エリアからの画像デ
ータはRAM1,RAM2,RAM3に格納されるが、
本実施例においては、従来装置のように各ゾーン内に存
在する測距エリアからの画像データを対応するRAMに
格納するのではなく、ある測距ゾーン内の測距エリアか
らの画像データを全てのRAMに振り分けて格納するこ
とに特徴がある。すなわち、図2に示されるように、測
距ゾーン3内の測距エリアA1、測距ゾーン1内の測距
ラインA2、測距ゾーン2内の測距ラインA3はRAM
1に格納され、測距ゾーン3内の測距ラインB1、測距
ゾーン1内の測距ラインB2、測距ゾーン2内の測距ラ
インB3はRAM2に格納され、また測距ゾーン3内の
測距ラインC1、測距ゾーン1内の測距ラインC2、測
距ゾーン2内の測距ラインC3はRAMに格納される。
従って、測距ゾーン1だけに着目した場合、測距ゾーン
1内の測距ラインA2,B2,C2はそれぞれRAM
1,RAM2,RAM3に振り分けて格納されることに
なる。
【0014】図3にはCCDセンサ10,12における
測距ゾーン1,2,3と車両前方の測距エリアとの関係
が示されている。CCDセンサ10,12の中央に位置
する測距ゾーン1は自車両と同一車線上の前方測距エリ
アに相当し、CCDセンサ10,12の周辺部に位置す
る測距ゾーン2,3は自車線の隣接車線の測距エリアに
相当する。車間距離検出装置を用いて前方車両との車間
距離を検出し、所定の許容車間距離以下となった場合に
警報を発するシステムなどを構築する場合、隣接車線を
走行する前方車両よりも自車線を走行する自車線前方車
両との車間距離をより優先的に検出する必要がある。す
なわち、CCDセンサ10,12の測距ゾーンにおいて
は、図2における測距ゾーン1を優先的に測距する必要
がある。従来装置においては、前述したように測距ゾー
ン1内の測距エリアA2,B2,C2は同一メモリRA
M2に格納されるため、全てのデータが格納されるのに
3a時間だけ要したが、本実施例においては測距ゾーン
内の測距ラインからの画像データは各RAM1,2,3
に振り分けてパラレルに格納するため、測距ゾーン1内
の測距ラインA2,B2,C2からの画像データは所定
時間a内にRAM1,RAM2,RAM3に格納される
ことになる。従って、各RAMに接続された相関演算用
ゲートアレイGA1,GA2,GA3にて相関演算を行
い、さらに加算器25にて測距ゾーン1内の全ての測距
ラインの相関値をa時間経過後にただちに算出すること
が可能となる。
【0015】図4には本実施例におけるRAM1,RA
M2,RAM3に格納される測距ライン画像データ及び
計算時間が示されている。測距ゾーン1内の測距ライン
A2,B2,C2は所定時間a内に各RAMに格納さ
れ、従ってただちに相関演算が行われる。そして、測距
ゾーン1の演算が行われた後、測距ゾーン2内の測距ラ
インA3,B3,C3が各RAM1,RAM2,RAM
3に格納され、同様にしてただちに相関演算が行われ車
間距離が算出される。従って、本実施例においては特定
の測距ゾーンにおける車間距離はa+b時間で算出され
ることになり、従来の所要時間3a+bに比べて著しく
短縮することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車間
距離検出装置によれば、CCDセンサの各測距ゾーンか
らの画像データを複数の記憶手段に振り分けて格納する
ことにより、優先度の高い測距ゾーンの演算を迅速に行
い、車間距離を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】同実施例におけるCCDセンサの測距ゾーンと
測距ライン及び格納されるRAMとの関係を示す図であ
る。
【図3】同実施例における測距ゾーンと測距エリアとの
関係を示す図である。
【図4】同実施例における各測距ゾーンの測距演算の順
序を示す説明図である。
【図5】従来装置におけるCCDセンサの測距ゾーンと
測距ライン及び格納されるRAMとの関係を示す図であ
る。
【図6】従来装置における各測距ゾーンの測距演算順序
を示す図である。
【符号の説明】
10,12 CCDセンサ 14,16,18 RAM 20,22,24 相関演算用ゲートアレイGA 25 加算器 26 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に設けられた一対のCCDセン
    サで得られた画像信号から位相差を算出して車間距離を
    検出する車間距離検出装置において、 前記CCDセンサは複数の鉛直方向測距ラインからなる
    複数の測距ゾーンを含み、 前記ゾーン内の鉛直方向測距ラインからの画像信号を振
    り分けて格納する複数の記憶手段と、 前記記憶手段に格納された鉛直方向測距ラインから位相
    差を算出して測距ゾーンにおける車間距離を検出する演
    算手段と、 を有することを特徴とする車間距離検出装置。
JP4251328A 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置 Pending JPH06102040A (ja)

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JP4251328A JPH06102040A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置

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JP4251328A JPH06102040A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置

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JPH06102040A true JPH06102040A (ja) 1994-04-12

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ID=17221186

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JP (1) JPH06102040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07294251A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Nippon Soken Inc 障害物検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07294251A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Nippon Soken Inc 障害物検出装置

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