JPH06101954A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH06101954A
JPH06101954A JP4252500A JP25250092A JPH06101954A JP H06101954 A JPH06101954 A JP H06101954A JP 4252500 A JP4252500 A JP 4252500A JP 25250092 A JP25250092 A JP 25250092A JP H06101954 A JPH06101954 A JP H06101954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
base
absorbing material
sound absorbing
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4252500A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Endo
幸広 遠藤
Susumu Yamazaki
山崎  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4252500A priority Critical patent/JPH06101954A/ja
Publication of JPH06101954A publication Critical patent/JPH06101954A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/12Sound

Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】圧縮機冷却ファンを有する冷蔵庫に於いて、圧
縮機と圧縮機を支持するベース間に圧縮機冷却通風路を
形成するように吸音材を配置する。 【効果】圧縮機の放熱作用を妨害することなく騒音低減
が図れる。又、吸音材を利用して圧縮機冷却用通風路を
作ることが出来るので、圧縮機冷却促進が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ファンを使って圧縮機を冷却する
方式の冷蔵庫に於いては、ファンにより強制冷却された
空気を機械室外に逃がす為の通路(空間)が形成され
る。この通路(空間)を通して冷蔵庫外に放出される音
波が据付面部に当たり、騒音となり使用者に不快感を与
えている。
【0002】本発明は、この不快感を減少させる発明に
関するものである。
【0003】
【従来の技術】冷蔵庫の運転時に圧縮機は通常80℃付
近になる。圧縮機はコンデンサの役目を果たしているこ
とより、この温度を低下させることは冷蔵庫自体の冷凍
能力を向上させるに大きな役割を果たしている。
【0004】通常、この圧縮機はベース上に支持されて
いる訳であるが、圧縮機とベース間の距離は圧縮機支持
部材の強度上の問題及び、圧縮機が設置されている機械
室の背丈を低く抑え、庫内を少しでも大きくしようとす
ることより上記圧縮機とベース間の距離は小さく形成さ
れている。
【0005】かかる状態に於いて、上記冷蔵庫運転時に
圧縮機より発生する騒音に継がる音波の減衰方法として
従来とらえていた方法は、図5に示す如く、吸音材を圧
縮機とベース間に丁度ベースに敷物を敷くような形で取
付けられているのが普通である。
【0006】この図5に示す構造のものであると、圧縮
機下部の冷却が上手くいかない。この為、図6に示すよ
うに冷気取入れ口を設け、圧縮機下部の冷却を少しでも
促進しようとしているが、もともと先に記述した如く圧
縮機とベース間には隙間が十分確保されない為、空気の
流れが十分とれない。何故ならば、吸音材とて使われる
フエルト板、或いはポリエチレンフォーム板は、例えば
20mm程の厚みを持たせなければ、その効果を発揮しな
いからである。
【0007】従って、この種の方法では吸音効果を優先
させれば圧縮機の放熱が犠牲になる問題を内在してい
た。
【0008】尚、上記従来例には実開昭61−4748
9号公報等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例は、圧
縮機から出た音波がベースを共振させ騒音となるのを防
止すべく圧縮機とベース間に敷物を敷くように吸音材を
配設すると、騒音は低減できても圧縮機自体の放熱が上
手く出来ないという問題点があった。
【0010】又、圧縮機とベース間に吸音材を配設する
ものにあっては、圧縮機よりベース側に出る音波は吸音
することが出来るが、音波は圧縮機全周より放出される
ことより、これを吸音することは出来ないという問題点
があった。
【0011】更に上記した従来例に於いては、冷却ファ
ンを用いて圧縮機を強制冷却する構造は示されていない
が、上記圧縮機とベース間に吸音材を配設するものに於
いて圧縮機冷却ファンを用いても、先に記述した如く圧
縮機とベース間に隙間がとれていない為、圧縮機下部を
上手く冷却することが出来ないという問題点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】圧縮機よりベース側に出
る音波はベースの剛性で吸収すべく、ベースを1.0mm
〜2.0mmの肉厚の鉄板等で作ると共に、圧縮機の周縁
より発生する音波の内、乱反射している音波を少しでも
多く吸収するよう圧縮機が設置されている機械室内に敷
物を敷くように置くのではなく縦に設置し、且つその縦
に設置した吸音材で圧縮機下部を冷却する通風路を形成
するようにしたものである。
【0013】
【作用】冷蔵庫運転中に圧縮機からベース側に向って発
生する音波は、ベースを通して外へ出て行こうとするも
のとベースで反射するものに大別される。
【0014】ベースを通って外に出ようとする音波は、
ベース自体を1.0mm〜2.0mmと厚板鉄板を使用してい
ることより、このベース内に吸音されてしまい、騒音と
なって外にあまり出ていかない。
【0015】一方、ベースで反射した音波は圧縮機側に
戻るものと吸音材側に向くものがあるが、吸音材側に向
ったものは吸音材に吸音されるものである。
【0016】又、圧縮機の円周より放出される音波の一
部も機械室内を飛びかうが、この過程で吸音材に当たる
ものは吸音材に吸収されるものである。このことより、
冷蔵庫自体の出す騒音は大幅に低減されるものである。
【0017】一方、圧縮機の放熱については、圧縮機と
ベース間にとられていた従来寸法を圧縮することなく、
しかも冷却ファンにより送風される空気の通路を圧縮機
とベースの間に吸音材を利用して作っているので、この
部分の冷却も十分促進されているものである。
【0018】尚、この時、上記吸音材は圧縮機に対し線
接触の形で当接しているので圧縮機の放熱効果を感じる
ことがないものである。
【0019】
【実施例】図1は、本発明を備えた冷蔵庫の要部断面図 図2は、図1と異なる実施例を示す冷蔵庫の要部断面図 図3は、図1を矢印P方向より見た図 図4は、図1を矢印Q方向より見た図 先ず図1に於いて、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫本体1
の後部下方に形成された機械室に示す。この機械室2
は、ベース3、背面機械室カバー4、それに底板5で囲
まれた部屋を示す。尚、上記ベース3は鉄板等で作ら
れ、その肉厚は1.0mm〜2.0mm位の肉厚を有し、後述
する圧縮機6より放出される音波の内、ベース3を通り
抜けようとする音波は、これを吸収しても共振しない剛
性を持っている。又、上記ベース3は、音波を反射させ
る性質を持っているものである。上記圧縮機6は、先の
ベース3上に図にも示す如く支持部材7a、7b等を介
して取付けられている。Cは圧縮機6とベース3間に作
られる隙間を示す。9は圧縮機冷却用ファンである。こ
の圧縮機冷却用ファン9は、背面機械室カバー4の空気
取入口より取り入れた室内空気を冷蔵庫の運転時約80
℃近辺まで加熱する圧縮機6に強制的に吹き付けるもの
である。10は、ベース3と圧縮機6との間に作られる
隙間Cを、冷却空気の通風路8とすべく、圧縮機6とベ
ース間に図に示す如く配設された吸音材である。この吸
音材10は例えばフエルト板、或いはポリエチレンフォ
ーム板で作られている。又、この吸音材10は、板状の
ものであり、厚み方向がベースに対して例えば鉛直方向
となるよう設置されている。このことにより圧縮機6と
吸音材10との接触関係は板厚分の接触、換言すると線
接触となっているものである。又、通風路8は円筒状圧
縮機6の両端をつなぐように配設された吸音材10と圧
縮機6とベース3の間に形成されるものである。
【0020】かかる構成を有する圧縮機6の設置構造で
あった場合、圧縮機よりベース側に向けて放出される音
波はベースで吸収されると共に、反射し吸音材に当った
音波は吸音材で吸収される。
【0021】一方、圧縮機の冷却は、例え隙間Cが従来
隙間(図5、図6)の吸音材のない状態の隙間であった
としても、吸音材10が通風路8を形成していることに
より、冷却ファンより送風される空気はこの通風路8を
通る。このことにより、従来技術では困難であった圧縮
機下部も十分冷却されるものである。
【0022】次に図2に於いて説明する。図2と図1の
違いは、圧縮機6とベース3間に吸音材10を2ヶ配設
するか、1ヶ配設するかの違いである。図2の場合、図
1で形成した通風路8は1ヶの吸音材10と圧縮機6と
ベース3と背面機械室カバー4とで形成されるものであ
る。この場合、冷却ファンにより圧縮機下面に送られる
空気は、吸音材10の1ヶがなくなった分だけ拡散する
ことになるが、吸音材10の内の1ヶがあることにより
圧縮機下部の冷却効果は促進されるものである。換言す
ると、図2に於いても本願の効果は十分満足するもので
ある。
【0023】次に、図3、図4に於いて説明する。図
3、図4は圧縮機6の冷却方法を示す図である。図に於
いては、背面機械室カバー4に設けられた空気出入りで
あり、11が吸込口、12が吐出口である。冷却ファン
9により吸込口11より吸込まれた空気は、破線の如く
圧縮機6とベース3間を通り吐出口12より吐出される
ものである。このことにより上記圧縮機の冷却が促進さ
れるものである。
【0024】一方、冷蔵庫運転時に圧縮機より機械室内
(通風路8を含む)に放出される音波の内、乱反射して
吸音材に当たるものは全て吸音されるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮機の放熱作用を妨
害することなく騒音低減が図れるものである。
【0026】又、吸音材を利用して圧縮機冷却用通風路
を作ることが出来るので、圧縮機冷却促進が図れるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた冷蔵庫の要部断面図である。
【図2】図1と異なる実施例を示す冷蔵庫の要部断面図
である。
【図3】図1を矢印P方向から見た図である。
【図4】図1を矢印Q方向から見た図である。
【図5】従来例を示す図で圧縮機設置部の説明図であ
る。
【図6】図5と同じく従来例を示す図で、図5とは異な
る実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体、 2…機械室、 3…ベース、 4…背面機械室カバー、 5…底面、 6…圧縮機、7a、 7b…圧縮機支持部材、 8…通風路、 9…圧縮機冷却ファン、 10…吸音材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機冷却ファンを有する冷蔵庫に於い
    て、圧縮機と圧縮機を支持するベース間に圧縮機冷却通
    風路を形成するように吸音材を配置しことを特徴とする
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】吸音材の材質をフエルト板、又は、ポリエ
    チレンフォーム板としたことを特徴とする請求項1記載
    の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】吸音材と圧縮機とベースと背面機械室カバ
    ー間に冷気通風路を形成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】圧縮機を支持するベースを厚さ1.0mm〜
    2.0mmの鉄板等にて作り、ベース上の圧縮機から出る
    音波を反射させるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】円筒上の圧縮機をベース上に横にねせる形
    で設置し、冷却ファンを筒の一端に設けた状態で吸音材
    を上記円筒部に線接触の状態で当接させ、通風路を形成
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
JP4252500A 1992-09-22 1992-09-22 冷蔵庫 Pending JPH06101954A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082606A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082606A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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