JPH06101853B2 - カラー撮像装置 - Google Patents

カラー撮像装置

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JPH06101853B2
JPH06101853B2 JP3158470A JP15847091A JPH06101853B2 JP H06101853 B2 JPH06101853 B2 JP H06101853B2 JP 3158470 A JP3158470 A JP 3158470A JP 15847091 A JP15847091 A JP 15847091A JP H06101853 B2 JPH06101853 B2 JP H06101853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー撮像装置に関
し、特に自動ホワイトバランス調整を行うカラー撮像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビカメラ、特に家庭用小型テ
レビカメラは、近来電子回路技術の進歩により、小型軽
量、高性能化が進められている。特に、回路の無調整化
と操作の自動化により、専門的知識が無くても誰にでも
簡単に撮影出来るカラーテレビが製品化され普及しつつ
ある。
【0003】このようなカラーテレビカメラにおいて、
撮影した場合、最も多い失敗は色調整、特にホワイトバ
ランスの調整不良である。カラーテレビカメラは原理
上、白色を撮影した際、その出力テレビジョン信号に含
まれる3原色R(赤)、G(緑)、B(青)の成分比が
1:1:1となるように調整されていないと、テレビジ
ョン画面に再生される像の色再現が悪くなる。そのた
め、撮影前に撮影場所の照明光に合せて、色信号の利得
を調整するホワイトバランスが必要である。
【0004】ホワイトバランスも従来は、モニターテレ
ビ、波形モニター等により操作者が直接回路定数あるい
は光学フィルタを調整することにより行っていたが、最
近はほとんどが自動調整いわゆるオートホワイトバラン
スになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオート
ホワイトバランスでは、使用する条件によって、誤差が
大きかったり、誤動作の可能性が大きく一般の人が操作
した場合、満足のいく映像が得られないことも多い。
【0006】特に、 (1)設定忘れが起きやすい。 (2)白色被写体に向けて設定しないと誤差が大きくな
る。 (3)設定後照明の条件が変化しても、再設定を行わな
ければ追従しない。 等多くの欠点がある。
【0007】本発明は、上述従来例の短所を除去し、被
写体の状態や照明の状態に係らず的確なホワイトバラン
スの制御が行え、且、誤操作等に伴う撮影ミスを防止す
ることのできるカラー撮像装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明のカラー撮像装置においては、光学像を電気的画
像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段の出力中に含
まれる各色信号成分の状態に応じてホワイトバランスを
制御する為の第1の制御信号を形成する第1の制御信号
形成手段と、前記撮像手段とは別に設けられ、被写体の
色温度状態を検出する為の色温度検出用受光手段と、該
色温度検出用受光手段の出力に応じてホワイトバランス
を制御する為の第2の制御信号を形成する第2の制御信
号形成手段と、前記撮像手段の出力中に含まれる色信号
成分の利得を所定の固定値にする為の第3の制御信号形
成手段と、前記第1、第2の制御信号の状態を判別する
判別手段と、前記第1、第2、第3の制御信号を組み合
わせて前記撮像手段の出力中の色信号成分の利得を制御
すると共に、前記判別手段の出力に応じて前記第1、第
2、第3の制御信号の組み合わせを変える制御手段と、
を有する構成とした。
【0009】
【作用】上述の如く構成することにより、照明の状態や
被写体の状態が様々に変化しても的確なホワイトバラン
スの制御が行え、且、誤操作等に因る撮影ミスを防止で
きるカラー撮像装置を得ることが可能になった。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
【0011】図1は本発明の実施例のカラー撮像装置に
係るホワイトバランスの制御を説明するためのカラー撮
像装置のブロック図である。
【0012】図1において1は撮影レンズ系、2は色温
度変換光学フィルタ、3は光学像を電気的画像信号に変
換する撮像手段としての撮像管、プリアンプを含む撮像
部である。
【0013】4は輝度信号の処理を行う輝度プロセス回
路、5はテレビジョン信号を形成、出力するエンコー
ダ、6はR信号とB信号を分離する色分離回路、7、8
はそれぞれR信号、B信号の利得を可変制御する利得制
御手段としての利得可変アンプ、9、10はそれぞれR
信号、B信号の処理を行う色系プロセス回路、11、1
2はそれぞれ色差信号R−Y、B−Yを作る減算回路、
13、14はそれぞれR−Y、B−Yの平衡変調回路、
15は加算器である。
【0014】16、17はそれぞれR−Y、B−Yの平
均値を検出する平均回路、18、19はそれぞれR−
Y、B−Yの平均値と零レベルとのレベルを比較判別す
るコンパレータ、20、21はアップダウンカウンタ、
22、23はそれぞれR、Bの利得可変電圧を発生する
D/A変換器、24はオートホワイトバランス設定スイ
ッチ、25は映像信号出力端子、34は電圧補正回路、
100は色温度検出回路、35、36は加算器である。
【0015】レンズ系1を通って入射された光学像は光
学フィルタ2により色温度変化され、撮像部3により電
気信号に変換される。この電気信号のうち輝度成分は輝
度系プロセス回路4により処理され輝度信号Yと低域輝
度信号YLが得られる。一方色成分は、色分離回路6に
よりRとBに分離され、利得可変アンプ7、8をそれぞ
れ通った後、色系プロセス回路9、10により信号処理
され、更にYLを減算し色差信号R−Y、B−Yとな
る。R−Y、B−YはサブキャリアSC1、SC2により
平衡変調されクロマ信号Cとなり、Yと共にエンコーダ
5に供給されることにより、映像信号が得られる。
【0016】色差信号は平均回路16、17により平均
され、コンパレータ18、19によって零レベルと比較
される。オートホワイトバランススイッチ24が押され
ると、コンパレータ18、19の出力によりU/Dカウ
ンタ20、21が制御され、クロックと共に加減算を行
う。アップダウンカウンタ20、21の出力は、D/A
変換器22、23により電圧に変換され、利得可変アン
プ7、8の利得を制御する。
【0017】このオートホワイトバランス装置は基本的
には利得可変アンプ7、8からD/A変換22、23ま
での閉ループ回路により、R−Y、B−Yの色差信号の
平均が0になるように働く。一方色温度、輝度等の被写
体の状態を検出する検出回路100からの検出データに
基づき補正手段としての電圧補正回路34を制御する。
これにより(R−Y)用の補正信号Sd1、(B−Y)
用の補正信号Sd2を形成し、この補正電圧信号を夫々
加算器35、36においてD/A変換器22、23の出
力Sa1、Sa2と加算する。
【0018】又、アップダウンカウンタ20、21には
色温度T0におけるアンプ7、8の利得制御信号がプリ
セットされている。
【0019】尚、撮像手段としては固体イメージセンサ
ーであっても良い。
【0020】図2は図1に示す色温度検出回路100の
構成の一例を示すブロック図であり、図中26は外周光
を取り入れるレンズ、27は赤色フィルタ、28は青色
フィルタ、29、30は光ダイオード、31、32は直
流アンプ、33はR/Bを演算するアナログ割算器、3
4はR及びBの利得可変電圧を発生する電圧補正回路で
ある。
【0021】レンズ26を通して入った外周光は赤色フ
ィルタ27、青色フィルタ28を通して光ダイオード2
9、30に入り、外周光の赤、青の成分に応じた電圧が
得られる。この電圧は直流アンプ31、32により増幅
され、割算器33により青成分と赤成分の比が得られ
る。この出力は電圧補正回路34に入り、利得可変アン
プ7、8を制御する為の補正電圧Sd1、Sd2が得られ
る。
【0022】図3は図1のカラー撮像装置の動作を説明
するための図である。図3に於て縦軸はR利得可変アン
プの利得、横軸は色温度、37は最適補正カーブ、38
は信号Sa1、Sa2のみによりアンプ7、8を制御する
従来例による補正特性曲線、40は図1のカラー撮像装
置による補正特性曲線である。
【0023】従来例の信号Sa1、Sa2のみによる補正
特性38は設定点T1付近では精度が良いが例えば照明
光の色温度がT1からT2に変化した場合、T2において
補正値を再び設定し直さなければ誤差が増加する。
【0024】図1の装置による補正特性曲線40では、
設定点T1付近では上述の従来例と同様に精度が良く、
しかも照明光の色温度がT1→T2へ変わった時はこれに
追従して補正するため誤差の増加が少ない。
【0025】さらに設定を忘れて使用した場合もアップ
ダウンカウンタの出力は標準設定点T0にプリセットし
てあるので39の補正特性曲線で補正される。従って、
大きな失敗が防止出来る。
【0026】以上R信号について述べたが、B信号につ
いても同様である。
【0027】図4は本発明の実施例のカラー撮像装置を
示すブロック図である。41はマイクロコンピュータ、
42はメモリー、43、44はA/D変換器、45は警
告用発光ダイオードである。図4中、図1と同一の構成
要件には同一番号を付す。
【0028】マイクロコンピュータ41には、コンパレ
ータ18、19の出力、A/D変換器43、44の出
力、オートホワイトバランススイッチ24、メモリー4
2、警告用発光ダイオード45、D/A変換器22、2
3が夫々接続されている。
【0029】以上の構成においてマイクロコンピュータ
41の動作例を図5に示すモード遷移の模式図を用いて
以下に説明する。
【0030】マイクロコンピュータ41により設定され
るホワイトバランスの動作モードは図のように大きく5
つに分かれる。すなわち (1)モード1(標準設定状態、第3のモード) R、Bの利得を標準設定値に固定する。この標準設定値
は色温度4000°K〜5000°K程度に対応する値
とするモード。 (2)モード2(標準追尾状態、第2のモード) A/D変換器43、44の出力に応じ、標準設定値出力
を補正するモード。 (3)モード3(設定状態) R、Bの利得をホワイトバランス設定時の値に固定する
モード。 (4)モード4(設定追尾状態、第1のモード) ホワイトバランス設定時の値をA/D変換器43、44
の出力に応じ補正するモード。 (5)モード5(ホワイトバランス設定、第1のモー
ド) ホワイトバランススイッチ24が押されたことを検知し
て、R、Bの利得を可変して色差信号が0となるように
ホワイトバランス設定を行うモード。
【0031】又、センサー出力異常とは、光ダイオード
29、30の出力の少なくともどちらかが所定値より小
さくなるか、あるいは2つの出力の比が所定の値より大
きく又は小さくなった場合等、外周光の状態を正常に検
出していないと考えられる状態である。
【0032】設定異常とは利得可変アンプ7、8の利得
の可変範囲では色差信号R−Y、B−Yを0に調整出来
ない状態である。
【0033】設定完了とはホワイトバランス設定が完了
した状態で例えばD/A変換器22、23の最下位ビッ
トの変化に応じてコンパレータ18、19の出力が反転
する状態で、色差信号の平均値がほぼ0になったと判断
出来る状態である。
【0034】図5に示す如く、ホワイトバランス設定ス
イッチ24の状態及びセンサー出力異常正常が常に監視
され、状態が変化し次第他のモードに移る。
【0035】例えば、ホワイトバランス設定スイッチ2
4がONしていない時にはモード1又はモード2の状態
であり、このモード1、2はセンサー出力が異常か正常
かで切り換わる。
【0036】この状態から設定スイッチ24をONする
とモード5に切り換わり、色差信号の平均値がほぼ0に
なるようにアンプ7、8の利得が制御される。
【0037】この制御が完了すると自動的にモード4に
移行し、色温度検出回路出力により利得が補正される。
【0038】又、モード4に於てセンサー出力が異常な
時にはモード3に切り換わる。
【0039】図6〜図10はこのようなモード1〜5に
おける動作を説明するフローチャートであって、図中
(1)はモード1へ切り換えるステップ、(2)はアン
プ7、8の利得が例えば色温度4500°Kにおいて色
差信号がゼロになるよう制御する為の標準電圧値を出力
させるステップ、この時この標準電圧値によりアンプ
7、8の利得を制御する。(3)は警告用発光ダイオー
ドを点灯又は点滅させるステップで、センサー出力が異
常である事を表示する。
【0040】(4)はホワイトバランス設定スイッチ2
4がONしているか否かを判別するステップで、YES
の場合にはモード5に切り換わり、後述のステップ(1
0)に移行する。一方、NOの場合にはステップ(5)
に進む。ステップ(5)ではセンサー29と30の出力
比又は出力レベルを所定の値と比較し、異常か否かを判
断する。
【0041】センサー出力が異常であれば引き続きステ
ップ(1)に戻りモード1を選択する。一方、センサー
出力が正常であれば図7のステップ(6)に進みモード
2を選択する。次いでステップ(7)において標準電圧
値を出力させると共に、A/D変換器43、44の出力
と加算した制御信号によりアンプ7、8の利得を制御す
る。
【0042】次いで設定スイッチ24がONか否かを判
別し、ONであればステップ(10)に進み、OFFで
あればステップ(9)でセンサー出力が正常か否か判別
し、正常であればステップ(6)に戻り、異常であれば
ステップ(1)に移る。
【0043】図8に於てステップ(10)に移るとモー
ド5に切り換わる。次いでステップ(11)でコンパレ
ータ18、19の出力が夫々ハイレベルか否かを判別
し、ハイレベルの場合にはステップ(12)でアンプの
ゲインを落とし、ローレベルの場合にはステップ(1
3)でアンプのゲインを増大させる。その後ステップ
(14)でホワイトバランスの設定が完了したか否かを
前述のようにして判別し、完了していなければ再びステ
ップ(10)に戻り、完了していればステップ(15)
に進む。
【0044】ステップ(15)で設定異常か否かを判別
し、前述のようにアンプ7、8のゲインを調整しても色
差信号が0にならない場合にはステップ(16)におい
て発光ダイオードによる警告表示を行った後ステップ
(6)に移る。
【0045】又、設定が異常でない場合にはステップ
(17)においてこの設定値をメモリ42に記憶し、次
いで図9のステップ(18)に進みモード4を選択す
る。
【0046】次いでステップ(19)においてメモリ4
2内の設定電圧値とA/D変換器43、44の出力を加
算してからD/A変換器20、21に導きアンプ7、8
のゲインをコントロールする。
【0047】次いで設定スイッチ24がONか否か判別
し、ONのときはステップ(10)に戻り、OFFのと
きはステップ(21)に進んでセンサー出力が正常か否
か判別する。正常の場合には再びステップ(18)に戻
り、異常の場合にはステップ(22)に移る。
【0048】図10のステップ(22)においてモード
3が選択されるとステップ(23)でメモリ42に記憶
された設定値がマイクロコンピュータ41から出力さ
れ、D/A変換器22、23を介してアンプ7、8のゲ
インを制御する。
【0049】更に設定スイッチ24が新たにONされて
いるか否かをステップ(24)で判別し、ONされてい
ればステップ(10)に進み、OFFのままであればス
テップ(25)に移る。
【0050】ステップ(25)においてセンサー出力が
異常であるか判別し、異常であれば再びステップ(2
2)に戻り、正常であればステップ(18)に戻る。
【0051】以上の構成において、オートホワイトバラ
ンスの実際の動作例を図11に示すフローチャートに従
い説明する。
【0052】電源ON時(ステップ(26))では、モ
ード2になる(ステップ(27))。センサー出力異
常、正常により、モード1(ステップ(28))モード
2の間を切り替わる。ホワイトバランススイッチを押す
と(ステップ(29))モード5(ステップ(30))
を経て、モード4(ステップ(31))になる。モード
4が最も精度の良い状態である。この後は、センサー出
力異常正常によりモード3(ステップ(32))、モー
ド4の間を切り替わる。
【0053】警告用発光ダイオードは、モード1の時及
びモード5において設定異常が検出された時に点灯又は
点滅により操作者に警告する。
【0054】以上の実施例によれば、撮影者は特に高い
色再現が必要ない時は何も操作する必要はなく、又、ホ
ワイトバランススイッチを押して、設定を行えば、高い
精度のホワイトバランスが行える。さらに照明光の状態
が変化した場合も追尾して補正が行われるので、誤差の
増加が少ない。その他、レンズ26を誤って覆ってしま
うような誤操作に対しても少ない誤差で対処されるので
失敗が少ない。
【0055】尚、上記実施例中ではマイクロコンピュー
タを用いたが、一部又は全部を同様な動作を行うディジ
タル信号処理回路に置き換えても良い。
【0056】又、マイクロコンピュータへの入力とし
て、他に輝度信号レベル比較出力、光学フィルタ切換検
出出力を加え、輝度信号レベルが一定以下の時に、ホワ
イトバランス設定を行った場合やホワイトバランス設定
後光学フィルタの切換を行った場合に、モード切換指示
表示あるいは、警告表示を行うように構成してもよい。
更に又、その場合にアンプ7、8のゲインを補正するよ
うにしても良い。
【0057】例えば被写体の輝度レベルが所定値よりも
低い場合には色温度も低いとみなせるから、3000°
K等の低い色温度に対応する予め定めた設定値でアンプ
7、8のゲインを制御する。
【0058】又、モード切換は自動で行う他に、モード
切換スイッチを設けて、撮影者が切り換えられるように
構成してもよい。
【0059】又、警告表示に多数個の表示器を設けて、
各種警告を行うか、さらにキャラクタジェネレータ等を
用いて電子ビューファインダ又は、表示パネル等に文字
により動作状態、警告表示を行うよう構成してもよい。
【0060】又、ディジタル処理の一部をアナログ演算
回路に置き換えることも可能である。
【0061】又、モード間の切り換えを瞬時に行わず、
一定の時間変化によりスムーズに変化させることによ
り、画質の急激な変化を防止出来る。
【0062】又、実施例中の全てのモードを持たずに、
1あるいは2つのモードを省くことも可能である。
【0063】又、マイクロコンピュータを使用した場
合、メモリー42が回路電源を切った後も通電されるよ
うに構成すれば、再び電源が入った時に、前の状態に復
帰することが可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー撮
像装置においては、光学像を電気的画像信号に変換する
撮像手段と、該撮像手段の出力中に含まれる各色信号成
分の状態に応じてホワイトバランスを制御する為の第1
の制御信号を形成する第1の制御信号形成手段と、前記
撮像手段とは別に設けられ、被写体の色温度状態を検出
する為の色温度検出用受光手段と、該色温度検出用受光
手段の出力に応じてホワイトバランスを制御する為の第
2の制御信号を形成する第2の制御信号形成手段と、前
記撮像手段の出力中に含まれる色信号成分の利得を所定
の固定値にする為の第3の制御信号形成手段と、前記第
1、第2の制御信号の状態を判別する判別手段と、前記
第1、第2、第3の制御信号を組み合わせて前記撮像手
段の出力中の色信号成分の利得を制御すると共に、前記
判別手段の出力に応じて前記第1、第2、第3の制御信
号の組み合わせを変える制御手段と、を有するので、様
々な撮影状態において的確なホワイトバランスの制御が
行え、且つ、誤操作による撮影ミスを防止できるカラー
撮像装置を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るホワイトバランスの制御
を説明するためのカラー撮像装置のブロック図である。
【図2】図1に示す色温度検出回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1のカラー撮像装置の動作を説明する為の図
である。
【図4】本発明のカラー撮像装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図5】図2のカラー撮像装置のホワイトバランスモー
ドの変移を説明するための模式図である。
【図6】図2のカラー撮像装置のモード1におけるマイ
クロコンピュータの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】図2のカラー撮像装置のモード2におけるマイ
クロコンピュータの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】図2のカラー撮像装置のモード5におけるマイ
クロコンピュータの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】図2のカラー撮像装置のモード4におけるマイ
クロコンピュータの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図10】図2のカラー撮像装置のモード3におけるマ
イクロコンピュータの動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】図2のカラー撮像装置のホワイトバランスモ
ードの変移動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
7、8 利得可変アンプ 16、17 平均回路 18、19 コンパレータ 22、23 D/A変換器 31、21 直流アンプ 41 マイクロコンピュータ 42 メモリ 43、44 A/D変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を電気的画像信号に変換する撮像
    手段と、該撮像手段の出力中に含まれる各色信号成分の
    状態に応じてホワイトバランスを制御する為の第1の制
    御信号を形成する第1の制御信号形成手段と、前記撮像
    手段とは別に設けられ、被写体の色温度状態を検出する
    為の色温度検出用受光手段と、該色温度検出用受光手段
    の出力に応じてホワイトバランスを制御する為の第2の
    制御信号を形成する第2の制御信号形成手段と、前記撮
    像手段の出力中に含まれる色信号成分の利得を所定の固
    定値にする為の第3の制御信号形成手段と、前記第1、
    第2の制御信号の状態を判別する判別手段と、前記第
    1、第2、第3の制御信号を組み合わせて前記撮像手段
    の出力中の色信号成分の利得を制御すると共に、前記判
    別手段の出力に応じて前記第1、第2、第3の制御信号
    の組み合わせを変える制御手段と、を有することを特徴
    とするカラー撮像装置。
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