JPH06101635A - 液体クロマトグラフ用ポンプ - Google Patents
液体クロマトグラフ用ポンプInfo
- Publication number
- JPH06101635A JPH06101635A JP4249516A JP24951692A JPH06101635A JP H06101635 A JPH06101635 A JP H06101635A JP 4249516 A JP4249516 A JP 4249516A JP 24951692 A JP24951692 A JP 24951692A JP H06101635 A JPH06101635 A JP H06101635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- plunger
- solenoid valve
- opening
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】プランジャー３を往復運動させるためのカム５
と、カム５を回転させるパルスモータ６が設置されてお
り、吸入した液体の逆流防止のためのチェックバルブ１
とチェックバルブ２が設置されている。チェックバルブ
１の溶液側方向に電磁弁４が設けられている。プランジ
ャーの吸引工程と吐出工程を区別するため、カム位置を
検知するためのカム位置センサー７と電磁弁開閉信号出
力回路８が設けられている。また、送液状態をモニタす
るための、圧力センサ９が設置されている。 【効果】逆流防止方法として電磁弁とチェックバルブを
併用し、電磁弁をプランジャーの吸引工程と吐出工程と
同期させて開閉することで安定性が高く脈流の小さい送
液ができる。
と、カム５を回転させるパルスモータ６が設置されてお
り、吸入した液体の逆流防止のためのチェックバルブ１
とチェックバルブ２が設置されている。チェックバルブ
１の溶液側方向に電磁弁４が設けられている。プランジ
ャーの吸引工程と吐出工程を区別するため、カム位置を
検知するためのカム位置センサー７と電磁弁開閉信号出
力回路８が設けられている。また、送液状態をモニタす
るための、圧力センサ９が設置されている。 【効果】逆流防止方法として電磁弁とチェックバルブを
併用し、電磁弁をプランジャーの吸引工程と吐出工程と
同期させて開閉することで安定性が高く脈流の小さい送
液ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体クロマトグラフ用
の送液ポンプに関するものである。
の送液ポンプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】液体クロマトグラフ用の逆流防止のため
にチェックバルブを用いたプランジャー方式ポンプは、
講談者発行の「高速液体クロマトグラフィー」（Ｊ．
Ｊ．カークランド 編、雁野重威 監訳）に記載された
技術が公知である。
にチェックバルブを用いたプランジャー方式ポンプは、
講談者発行の「高速液体クロマトグラフィー」（Ｊ．
Ｊ．カークランド 編、雁野重威 監訳）に記載された
技術が公知である。
【０００３】プランジャー方式ポンプの動作の概略を示
す。まず、図２の吸引工程では、プランジャー３の引く
動作により、チェックバルブ１が開き、チェックバルブ
２が閉じることで、シリンダ内に液体を吸引する。次
に、吐出工程では、プランジャー３の押す動作により、
チェックバルブ１が閉じ、チェックバルブ２が開くこと
で、シリンダ内に液体を吐出する。吸引工程と吐出工程
を、連続して繰り返すことにより、液体を送液する。
す。まず、図２の吸引工程では、プランジャー３の引く
動作により、チェックバルブ１が開き、チェックバルブ
２が閉じることで、シリンダ内に液体を吸引する。次
に、吐出工程では、プランジャー３の押す動作により、
チェックバルブ１が閉じ、チェックバルブ２が開くこと
で、シリンダ内に液体を吐出する。吸引工程と吐出工程
を、連続して繰り返すことにより、液体を送液する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図３に示すように、吸
引工程から吐出工程に変わったとき、チェックバルブ１
が完全に閉じるのまでの間に吐出されるべき液体が、チ
ェックバルブ１より洩れ、送液が不安定性となり、脈流
が発生する原因と成っていた。
引工程から吐出工程に変わったとき、チェックバルブ１
が完全に閉じるのまでの間に吐出されるべき液体が、チ
ェックバルブ１より洩れ、送液が不安定性となり、脈流
が発生する原因と成っていた。
【０００５】本発明の目的は、送液が安定性で、脈流の
少ない液体クロマトグラフ用の送液ポンプを提供するこ
とを目的とするものである。
少ない液体クロマトグラフ用の送液ポンプを提供するこ
とを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は、逆流防止方
法として、電磁弁とチェックバルブを併用し、電磁弁の
開閉制御を、プランジャーの吸引吐出行程と同期させる
ことにより達成される。
法として、電磁弁とチェックバルブを併用し、電磁弁の
開閉制御を、プランジャーの吸引吐出行程と同期させる
ことにより達成される。
【０００７】
【作用】逆流防止のために、電磁弁とチェックバルブを
併用したプランジャー方式のポンプで、吸引行程の終了
をカム位置センサにより検知し、電磁弁を閉じることに
より、チェックバルブが完全に閉じるのまでの間に、吐
出されるべき液体が、吸引側より洩れることを防止でき
る。また、吐出行程の終了をカム位置センサにより検知
し、電磁弁を開けることにより液体を吸引できる。吸引
行程と吐出行程に電磁弁の開閉を同期させることによ
り、脈流の少ない送液ができる。
併用したプランジャー方式のポンプで、吸引行程の終了
をカム位置センサにより検知し、電磁弁を閉じることに
より、チェックバルブが完全に閉じるのまでの間に、吐
出されるべき液体が、吸引側より洩れることを防止でき
る。また、吐出行程の終了をカム位置センサにより検知
し、電磁弁を開けることにより液体を吸引できる。吸引
行程と吐出行程に電磁弁の開閉を同期させることによ
り、脈流の少ない送液ができる。
【０００８】また、電磁弁の開閉動作のための時間とカ
ム位置を換算して電磁弁開閉信号を出力する制御回路を
用いることにより、電磁弁とチェックバルブを併用した
プランジャー方式のポンプは、安定性した送液ができ
る。
ム位置を換算して電磁弁開閉信号を出力する制御回路を
用いることにより、電磁弁とチェックバルブを併用した
プランジャー方式のポンプは、安定性した送液ができ
る。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を概略的に表わし
たものである。
たものである。
【００１０】プランジャー３を往復運動させるためのカ
ム５と、カム５を回転させるパルスモータ６が設置され
ており、吸入した液体の逆流防止のためのチェックバル
ブ１とチェックバルブ２が設置されている。チェックバ
ルブ１の溶液側方向に電磁弁４が設けられている。プラ
ンジャーの吸引工程と吐出工程を区別するため、カム位
置を検知するためのカム位置センサー７と電磁弁開閉信
号出力回路８が設けられている。また、送液状態をモニ
タするための、圧力センサ９が設置されている。
ム５と、カム５を回転させるパルスモータ６が設置され
ており、吸入した液体の逆流防止のためのチェックバル
ブ１とチェックバルブ２が設置されている。チェックバ
ルブ１の溶液側方向に電磁弁４が設けられている。プラ
ンジャーの吸引工程と吐出工程を区別するため、カム位
置を検知するためのカム位置センサー７と電磁弁開閉信
号出力回路８が設けられている。また、送液状態をモニ
タするための、圧力センサ９が設置されている。
【００１１】次に、本実施例の動作について説明する。
【００１２】パルスモータ６によりカム５が回転し、カ
ム５によりプランジャー３が往復運動をする。カム５に
取り付けられたカム位置センサ７から、プランジャー３
の吸引工程と吐出工程を区別して検知する。この検知信
号を、電磁弁開閉信号出力回路８から電磁弁４の開閉動
作のための時間分だけ早く電磁弁開閉信号を出力し、プ
ランジャー３の吸引工程と吐出工程に合わせて電磁弁を
動作遅れなく開閉することで、液体を安定に脈流無く送
液する。
ム５によりプランジャー３が往復運動をする。カム５に
取り付けられたカム位置センサ７から、プランジャー３
の吸引工程と吐出工程を区別して検知する。この検知信
号を、電磁弁開閉信号出力回路８から電磁弁４の開閉動
作のための時間分だけ早く電磁弁開閉信号を出力し、プ
ランジャー３の吸引工程と吐出工程に合わせて電磁弁を
動作遅れなく開閉することで、液体を安定に脈流無く送
液する。
【００１３】
【発明の効果】逆流防止方法がチェックバルブのみであ
る従来のプランジャー方式ポンプでは、図４に示す送液
状態である。本発明によれば、逆流防止方法として電磁
弁とチェックバルブを併用し、電磁弁をプランジャーの
吸引工程と吐出工程と同期させて開閉することで、図５
に示す送液状態となり、安定性が高く脈流の小さい送液
ができる。
る従来のプランジャー方式ポンプでは、図４に示す送液
状態である。本発明によれば、逆流防止方法として電磁
弁とチェックバルブを併用し、電磁弁をプランジャーの
吸引工程と吐出工程と同期させて開閉することで、図５
に示す送液状態となり、安定性が高く脈流の小さい送液
ができる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図２】従来のプランジャー方式ポンプの動作の説明図
である。
である。
【図３】従来のプランジャー方式ポンプの動作欠点の説
明図である。
明図である。
【図４】従来のプランジャー方式ポンプの送液状態のデ
ータを示す図である。
ータを示す図である。
【図５】本発明の送液状態のデータを示す図である。
１…吸入側チェックバルブ、２…吐出側チェックバル
ブ、３…プランジャー、４…電磁弁、５…カム、６…パ
ルスモータ、７…カム位置センサ、８…電磁弁開閉信号
出力回路、９…圧力センサ。
ブ、３…プランジャー、４…電磁弁、５…カム、６…パ
ルスモータ、７…カム位置センサ、８…電磁弁開閉信号
出力回路、９…圧力センサ。
Claims (2)
- 【請求項１】プランジャーの往復により送液するプラン
ジャー方式ポンプで、逆流防止方法として電磁弁とチェ
ックバルブを併用し、電磁弁の開閉動作を、プランジャ
ーの吸引吐出工程と同期させることを特徴とする液体ク
ロマトグラフ用ポンプ。 - 【請求項２】電磁弁開閉信号を、電磁弁の開閉動作のた
めの時間分だけ早く出力する制御回路を設けたことを特
徴とする請求項１記載の液体クロマトグラフ用ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4249516A JPH06101635A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 液体クロマトグラフ用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4249516A JPH06101635A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 液体クロマトグラフ用ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101635A true JPH06101635A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17194140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4249516A Pending JPH06101635A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 液体クロマトグラフ用ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101635A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011116633A1 (zh) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | 北京普析通用仪器有限责任公司 | 液路分配阀及安装有该液路分配阀的液相色谱泵 |
| CN102338784A (zh) * | 2010-07-21 | 2012-02-01 | 江苏天瑞仪器股份有限公司 | 一种高效液相色谱仪的控制系统及控制方法 |
| JP2019070355A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 株式会社常光 | ポンプ装置及び微細化装置 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4249516A patent/JPH06101635A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011116633A1 (zh) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | 北京普析通用仪器有限责任公司 | 液路分配阀及安装有该液路分配阀的液相色谱泵 |
| CN102338784A (zh) * | 2010-07-21 | 2012-02-01 | 江苏天瑞仪器股份有限公司 | 一种高效液相色谱仪的控制系统及控制方法 |
| JP2019070355A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 株式会社常光 | ポンプ装置及び微細化装置 |
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